JPH11139562A - 密閉系用粉粒体供給装置 - Google Patents
密閉系用粉粒体供給装置Info
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- JPH11139562A JPH11139562A JP31906997A JP31906997A JPH11139562A JP H11139562 A JPH11139562 A JP H11139562A JP 31906997 A JP31906997 A JP 31906997A JP 31906997 A JP31906997 A JP 31906997A JP H11139562 A JPH11139562 A JP H11139562A
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- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
Abstract
給装置では、粉粒体の秤量のために構造が複雑化し大型
化し設置スペース的に設備コスト的に不利であり、粉粒
体の秤量の精度も低くなる。 【解決手段】 粉粒体供給部2のホッパー4には粉粒体
が収容され、払出し部3には圧力容器からなる耐圧ケー
ス5とその内部のベルトコンベヤ8とベルトコンベヤ8
で輸送中の粉粒体を秤量する秤量機構9とが設けられ、
ホッパー4内の粉粒体が導入口6からベルトコンベヤ8
上へ投入され、導出口7から還元炉に供給される。ホッ
パー4には粉粒体供給口と締切り弁11と粉粒体供給時
のガス置換の為のガス放出系20と不活性ガス充填系2
5と締切り弁13とが設けられ、耐圧ケース5のベルト
コンベヤ8の下側に落ちた粉粒体を導出口7へ吹き飛ば
したり内部ガスのパージの為の不活性ガス吹き込み系4
0が設けられている。
Description
給装置に関し、特に、粉粒体供給部から供給される粉粒
体を払い出す払出し部に、耐圧ケースと、その内部に配
設された輸送手段とを設け、必要に応じて輸送手段で輸
送中の粉粒体を秤量する為の秤量手段を設けたものに関
する。
プラント、石炭ガス化プラント、真空脱ガス化プラント
等の種々のプラントでは、反応炉内で有毒ガスや可燃性
ガスが発生したり、反応炉内へ有毒ガスや可燃性ガスを
供給する場合が多く、この種のプラントでは、反応炉へ
粉粒体を供給するのに外界に密閉系を維持したまま粉粒
体を供給する粉粒体供給装置が適用される。
適用する為に、図8に示すように、粉粒体投入部101 、
粉粒体供給ホッパー102 、振動フィーダ103 、粉粒体供
給ホッパー102 とともに粉粒体を秤量するロードセル10
4 、シュート105 等を備え、粉粒体投入部101 に投入さ
れた粉粒状の鉄鉱石や石炭等の粉粒体を、粉粒体供給ホ
ッパー102 に収容して秤量し、振動フィーダ103 で下流
側へ輸送し、シュート105 を介して炉等の供給対象部へ
供給する粉粒体供給装置100 を提案している。
投入部101 と粉粒体供給ホッパー102 は、締切り弁111
と金属製伸縮継手112 を設けた投入通路110 を介して接
続され、粉粒体供給ホッパー102 と振動フィーダ103
は、ゴム製伸縮継手114 を設けた導入通路113 を介して
接続され、振動フィーダ103 とシュート105 は、ゴム製
伸縮継手116 と締切り弁117 を設けた導出通路115 を介
して接続されている。
体の重量をロードセル104 により秤量する為に、金属製
伸縮継手112 が設けられ、粉粒体供給ホッパー102 はロ
ードセル104 に支持されている。振動フィーダ103 の一
端部分はゴム製伸縮継手114を介して粉粒体供給ホッパ
ー102 に支持され、振動フィーダ103 の振動を吸収する
為にゴム製伸縮継手114,116 が設けられている。粉粒体
供給ホッパー102 と振動フィーダ103 は、均圧弁120 を
設けたガス通路121 で接続され、秤量の際に粉粒体供給
ホッパー102 と振動フィーダ103 の内部を均圧に調整
し、秤量精度が低下しないようにしてある。
給ホッパー130 から、一定間隔(例えば、約40m)隔
てて設けられた2つの粉粒体供給部131,132 (炉)に粉
粒体を供給する場合、粉粒体をシュート133,134 を介し
て円滑に供給する為に、シュート133,134 を水平から一
定角度(例えば、約50度)以上傾けて設ける必要があ
るので粉粒体供給ホッパー130 は地上数10m(例え
ば、50m)の高さに設置されることになる。
秤量タンクをロードセルを介して支持するとともに、そ
の下部に固定体に設けられた支持台をベローズで支持
し、このベローズと秤量タンクを加圧ラインで接続し、
均圧弁により秤量タンクの内圧を調整することで、秤量
誤差を低下させないようにロードセルで粉粒体等を秤量
するようにした粉粒体等の秤量輸送装置が記載されてい
る。また、特開昭54−129684号公報には、複数
の粉粒貯槽からベルトコンベヤにより搬送しながら秤量
する粉粒物の定量切出方法が記載されているが、外界に
対して密閉された密閉系を維持して粉粒物を供給耐圧部
へ供給するものでない。
100 では、粉粒体供給ホッパー102 と共に粉粒体を秤量
する為に金属製伸縮継手が必要であり、振動フィーダ10
3 の振動吸収の為にゴム製伸縮継手114,116 が必要であ
り、秤量精度の低下防止の為に均圧弁120 付きのガス通
路121 が必要である。それ故粉粒体供給装置の構造が複
雑になり大型化し設備コストが高価になるという問題が
ある。
体の重量を秤量するため秤量精度が低くなる。特に粉粒
体供給ホッパー102 の容量が大きい場合には秤量誤差が
非常に大きくなる。例えば、容量が500tonの粉粒体供給
ホッパーの場合、秤量精度が0.5 %であると粉粒体の秤
量誤差は2.5tonにもなる。また、振動フィーダ103 の振
動により秤量精度が低下するという問題もある。
供給装置からガスが外界へ漏れないように、振動フィー
ダ103 の振動に耐え得るものを適用する必要がある。し
かし、ゴム製伸縮継手114,116 からのガス漏れを全くな
くすことは不可能であり、特にそのガスが可燃性や毒性
を有する場合には、耐久性の乏しいゴム製伸縮継手114,
116 等を適用するには問題がある。
給ホッパー130 から2つの炉131,132 に粉粒体を供給す
る場合、粉粒体供給ホッパー130 を高い位置に設置し、
粉粒体供給ホッパー130 と2つの炉131,132 を接続する
シュート133,134 が非常に長いものになるため、シュー
トを含む粉粒体供給装置の設置スペースが非常に大きく
なり、設備コストも非常に高価になる。
において、構造を簡単化すること、秤量精度を高めるこ
と、密閉性を高めること、小型化して設置スペースを小
さくすること、設備コスト的に有利にすること、等であ
る。
粒体供給装置は、粉粒体を収容する粉粒体供給部と、粉
粒体供給部から供給される粉粒体を払い出す払出し部と
を備え、外界に対して密閉された密閉系を維持して粉粒
体を供給対象部へ供給する密閉系用粉粒体供給装置にお
いて、前記払出し部が、粉粒体供給部に通ずる導入口と
粉粒体を導出する為の導出口とを有する耐圧ケースと、
この耐圧ケースの内部に配設され導入口から導入される
粉粒体を導出口へ輸送する輸送手段とを有することを特
徴とするものである。尚、前記輸送手段としてはベルト
コンベヤを適用してもよく、前記耐圧ケースとして圧力
容器を適用してもよく、輸送手段に粉粒体を秤量する秤
量手段を設けてもよい。
して密閉された密閉系を維持して粉粒体を供給対象部へ
供給することができるので、溶融還元製鉄プラント、直
接還元製鉄プラント、石炭ガス化プラント、真空脱ガス
化プラント等の種々のプラントに適用できる。耐圧ケー
ス内にベルトコンベヤが配設されており、粉粒体供給部
に収容された粉粒体は、導入口から耐圧ケース内に導入
され、ベルトコンベヤにより導出口へ輸送され、導出口
から導出されて供給対象部へ供給される。
耐圧ケースを固定的に設けることができ、耐圧ケースの
導入口と粉粒体供給部との接続部、耐圧ケースの導出口
と供給対象部との接続部等に伸縮継手等の特別な継手を
設ける必要がないので、構造が非常に簡単化するし、こ
れら接続部からのガス漏れを確実に防止できる。また、
粉粒体をベルトコンベヤで輸送するため振動と騒音が格
段に低減する。尚、輸送手段の速度を調節することで供
給速度を調節でき、輸送手段を停止させることで、供給
対象部への粉粒体の供給を停止できる。
求項1の発明において、前記輸送手段がベルトコンベヤ
からなることを特徴とするものである。ベルトコンベヤ
は簡単な構造の小型のものに構成できるため、耐圧ケー
ス内に組み込むのに有利であり、輸送中の粉粒体を秤量
する面でも有利である。その他請求項1と同様の作用を
奏する。
求項1又は2の発明において、前記耐圧ケースが筒状の
胴部材とこの胴部材の両端部を塞ぐ1対の鏡板とからな
る正圧または負圧に耐える圧力容器であることを特徴と
するものである。耐圧ケースが圧力容器であるので、密
閉性と耐圧性に優れ、破損しにくく、構造的に有利で小
型化可能である。その他請求項1又は2と同様の作用を
奏する。
求項1〜3の何れか1項の発明において、前記耐圧ケー
ス内に、輸送手段で輸送される粉粒体を秤量する為の秤
量手段を設けたことを特徴とするものである。秤量手段
として例えばロードセルを適用できる。特に、輸送手段
をベルトコンベヤで構成する場合、ベルトコンベヤの1
又は複数のキャリアローラをロードセルで支持し、輸送
中の粉粒体を秤量することができる。秤量手段で秤量す
る際、粉粒体以外には、ベルトコンベヤの比較的軽量な
一部分のみを秤量するため、秤量精度を格段に向上でき
る。その他請求項1〜3の何れか1項と同様の作用を奏
する。
求項1〜4の何れか1項の発明において、前記耐圧ケー
ス内にこぼれた粉粒体の移送または内部ガスのパージの
為の不活性ガスを吹き込むガス吹込み手段を設けたこと
を特徴とするものである。ガスを吹込むことで、耐圧ケ
ース内の輸送手段の下側に落ちた粉粒体を導出口へ移送
することができ、こぼれた粉粒体が堆積するのを防止で
きる。或いは、ガスを吹込むことで、耐圧ケース内の内
部ガスをパージすることができる。その他請求項1〜4
の何れか1項と同様の作用を奏する。
求項1〜5の何れか1項の発明において、前記粉粒体供
給部は1つの粉粒体供給ホッパーを有し、この粉粒体供
給ホッパーの下部の導入通路を開閉可能な締切り弁手段
を設けたことを特徴とするものである。締切り弁手段で
導入通路を開くと、粉粒体供給ホッパー内の粉粒体が導
入通路を通って導入口から耐圧ケース内に導入される。
締切り弁手段で導入通路を閉じると、粉粒体供給ホッパ
ー内の粉粒体が導入口から耐圧ケース内に導入されなく
なる。尚、締切り弁手段を閉じた状態で、粉粒体供給ホ
ッパー内のガスを不活性ガスで置換し、粉粒体供給ホッ
パーに外部から粉粒体を投入可能になる。その他請求項
1〜5の何れか1項と同様の作用を奏する。
求項1〜5の何れか1項の発明において、前記粉粒体供
給部は複数の粉粒体供給ホッパーを有し、耐圧ケースは
複数の粉粒体供給ホッパーに通ずる複数の導入口を有
し、各粉粒体供給ホッパーの下部の導入通路を開閉可能
な締切り弁手段を設けたことを特徴とするものである。
各粉粒体供給ホッパーの下部の導入通路を締切り弁手段
で開くと、粉粒体が導入通路を通って導入口から耐圧ケ
ース内に導入され、導入通路を締切り弁手段で閉じると
粉粒体が導入口から耐圧ケース内に導入されなくなる。
この締切り弁手段を閉じた状態で、粉粒体供給ホッパー
内のガスを不活性ガスで置換し、粉粒体供給ホッパーに
粉粒体を投入することが可能になる。
粉粒体を収容でき、これら複数種類の粉粒体のうちの全
部又は一部の種類の粉粒体を耐圧ケース内に適宜投入
し、輸送手段により導出口へ輸送して、供給対象部へ供
給できるようになる。その他請求項1〜5の何れか1項
と同様の作用を奏する。
求項1〜7の何れか1項の発明において、前記耐圧ケー
スの導出口に接続された導出通路を開閉可能な締切り弁
手段を設けたことを特徴とするものである。締切り弁手
段により導出通路を開けると、導出口から導出された粉
粒体を供給対象部へ供給でき、締切り弁手段により導出
通路を閉じることで、払出し部と供給対象部とを遮断す
ることができる。また、締切り弁手段より導出通路を閉
じた状態で、粉粒体供給ホッパー内のガスを不活性ガス
で置換し、粉粒体供給ホッパーに外部から粉粒体を投入
することが可能になる。その他請求項1〜7の何れか1
項と同様の作用を奏する。
求項7又は8の発明において、前記粉粒体供給ホッパー
に、その粉粒体供給ホッパー内のガスを放出する為のガ
ス放出手段と、粉粒体供給ホッパー内にパージ用ガスを
吹き込むパージ用ガス吹込み手段とを設けたことを特徴
とするものである。締切り弁手段で導入口又は導出口を
閉じた状態において、パージ用ガス吹込み手段により、
粉粒体供給ホッパー内にパージ用ガスを吹き込み、ガス
放出手段により粉粒体供給ホッパー内のガスを放出する
ことで、粉粒体供給ホッパー内のガスをパージ用ガスで
置換することができ、その後粉粒体供給ホッパー内に粉
粒体を投入できる。その他請求項7又は8と同様の作用
を奏する。
複数種類の粉粒体を収容して払い出す複数の粉粒体供給
払出し部を備え、外界に対して密閉系を維持して粉粒体
を供給対象部へ供給する密閉系用粉粒体供給装置におい
て、複数の粉粒体供給払出し部に通ずる複数の導入口部
と粉粒体を導出する為の少なくとも1つの導出口部とを
有する共通耐圧ケースと、この共通耐圧ケースの内部に
配設され複数の導入口部から導入される粉粒体を導出口
部へ輸送する共通輸送手段とを設け、前記各粉粒体供給
払出し部は、粉粒体を収容するホッパーと、このホッパ
ーの導出通路に通ずる導入口と共通耐圧ケースの導入口
部に通ずる導出口とを備えた耐圧ケースと、この耐圧ケ
ース内に配設され導入口から導入される粉粒体を導出口
へ輸送する輸送手段とを備えたものである。
ーには、基本的に、種類の異なる粉粒体が収容される。
各粉粒体供給払出し部において、耐圧ケース内の輸送手
段を作動させると導入口部を介して共通耐圧ケース内へ
粉粒体を供給でき、輸送手段の輸送速度を調節すること
で供給速度を調節でき、輸送手段を停止させれば粉粒体
供給を停止できる。従って、複数の粉粒体供給払出し部
から全部又は一部の種類の粉粒体を供給速度を調節しな
がら共通耐圧ケース内の共通輸送手段上へ投入し、共通
輸送手段で導出口部へ輸送して供給対象部へ供給するこ
とができる。この密閉系用粉粒体供給装置は、外界に対
して密閉された密閉系を維持して粉粒体を供給対象部へ
供給できるので溶融還元製鉄プラント、直接還元製鉄プ
ラント、石炭ガス化プラント、真空脱ガス化プラント等
の種々のプラントに適用できる。
各粉粒体供給払出し部の耐圧ケースを固定的に設けるこ
とができ、耐圧ケースの導入口とホッパーとの接続部、
耐圧ケースの導出口と共通耐圧ケースの導入口部との接
続部等に伸縮継手等の特別な継手を設ける必要がなく、
共通耐圧ケースも固定的に設けることができ、この共通
耐圧ケースにおいても、導出口部と供給対象部との接続
部に伸縮継手等の特別な継手を設ける必要がない。
単化し、耐圧ケースや共通耐圧ケースの高さ寸法もあま
り大きくならないので、装置の全高が小さくなり、装置
の設置スペースの面で有利である。前記の複数の接続部
からのガス漏れを確実に防止できる。また、各耐圧ケー
ス内で粉粒体を輸送手段で輸送するため、また、共通耐
圧ケース内で粉粒体を輸送手段で輸送するため、粉粒体
の輸送の際に発生する振動と騒音が格段に低減する。
の輸送手段で輸送中の粉粒体を秤量する秤量手段を設け
てもよく、各導入口または各導出口を開閉する締切り弁
手段を設けてもよく、共通耐圧ケースの導出口部を開閉
する締切り弁手段を設けてもよい。共通耐圧ケースの両
端部に導出口部を形成すると共に共通ベルトコンベヤの
駆動方向を正方向と逆方向とに切換え可能に構成しても
よい。
請求項10の発明において、共通輸送手段がベルトコン
ベヤからなり、前記各輸送手段がベルトコンベヤからな
ることを特徴とするものである。共通輸送手段としての
ベルトコンベヤも輸送手段としてのベルトコンベヤも、
簡単な構造の小型のものに構成できるため、共通耐圧ケ
ースや耐圧ケース内に組み込むのに有利であり、耐圧ケ
ース内または共通耐圧ケース内で輸送中の粉粒体を秤量
する面でも有利である。その他請求項10と同様の作用
を奏する。
請求項10又は11の発明において、前記共通耐圧ケー
スが筒状の胴部材とこの胴部材の両端部を塞ぐ1対の鏡
板とからなる圧力容器であることを特徴とするものであ
る。共通耐圧ケースが圧力容器であるので、密閉性と耐
圧性に優れ、破損しにくく構造的に有利で小型化可能で
ある。その他請求項10または11と同様の作用を奏す
る。
請求項10〜12の何れか1項の発明において、前記各
耐圧ケースが筒状の胴部材とこの胴部材の両端部を塞ぐ
1対の鏡板とからなる圧力容器であることを特徴とする
ものである。耐圧ケースが圧力容器であるので、密閉性
と耐圧性に優れ、破損しにくく構造的に有利で小型化可
能である。その他請求項10〜12の何れか1項と同様
の作用を奏する。
請求項10〜13の何れか1項の発明において、前記各
耐圧ケース内に、その耐圧ケース内の輸送手段で輸送さ
れる粉粒体を秤量する為の秤量手段を設けたことを特徴
とするものである。秤量手段として例えばロードセルを
適用でき、特に、輸送手段をベルトコンベヤで構成する
場合、ベルトコンベヤの1又は複数のキャリアローラを
ロードセルで支持し、ベルトコンベヤで輸送中の粉粒体
を秤量することができる。秤量手段で秤量する際、粉粒
体以外には、ベルトコンベヤの比較的軽量な一部分のみ
を秤量するため、また、ガス圧の影響も受けないため、
秤量精度を格段に向上できる。その他請求項10〜13
の何れか1項と同様の作用を奏する。
請求項10〜14の何れか1項の発明において、前記共
通耐圧ケースの両端部に導出口部を形成するとともに、
共通輸送手段の駆動方向を正方向と逆方向とに切換え可
能に構成したことを特徴とするものである。それ故、輸
送手段を正方向へ駆動すると粉粒体が一方の導出口部へ
輸送され、また輸送手段を逆方向へ駆動すると粉粒体が
他方の導出口部へ輸送されるから、輸送手段の駆動方向
を切換えることで、2つの供給対象部へ粉粒体を供給す
ることができる。その他請求項10〜14の何れか1項
と同様の作用を奏する。
は、請求項10の発明において、前記共通耐圧ケースの
内部に発生する粉塵を吸引して補足するフィルター手段
を設けたことを特徴とするものである。共通耐圧ケース
内の導出口部付近においては、共通輸送手段から粉粒体
を落下させる際に粉塵が発生する。この粉塵を放置して
おく場合には、共通耐圧ケースの底部に粉塵に徐々に堆
積するため定期的に清掃する必要があるが、共通耐圧ケ
ースの内部に発生する粉塵を吸引して補足するフィルタ
ー手段を設けるので、共通耐圧ケースの底部に粉塵が殆
ど堆積しなくなる。尚、フィルター手段は、この密閉系
用粉粒体供給装置に個別に設け、粉塵と共に吸引されフ
ィルター手段で清浄化されたガス又は空気を再び共通耐
圧ケース内へ還流させるように構成してもよい。或い
は、フィルター手段をその他の密閉系用粉粒体供給装置
と共通に設けてもよい。
て図面を参照して説明する。本実施形態は、製鉄用の溶
融還元製鉄プラントにおいて、外界に対して密閉された
密閉系を維持して、ペレット状の鉄鉱石やコークス等の
粉粒体を供給対象部である反応炉へ供給する密閉系用粉
粒体供給装置に、本発明を適用した一例である。
供給装置1(以下、粉粒体供給装置という)は、外部か
ら供給される粉粒体を収容する粉粒体供給部2と、粉粒
体供給部2から供給される粉粒体を払い出す払出し部3
とを備えている。粉粒体供給部2は1つの粉粒体供給ホ
ッパー4(以下、ホッパーという)を有し、払出し部3
は、耐圧ケース5とその内部に配設されたベルトコンベ
ヤ8(輸送手段に相当する)とを有する。耐圧ケース5
は、円筒状の胴部材とその両端部を塞ぐ1対の鏡板とか
らなる正圧又は負圧に耐える圧力容器で構成され、耐圧
ケース5の右上部にはホッパー4に通ずる導入口6が形
成され、耐圧ケース5の左下部には粉粒体を導出する為
の導出口7が形成されている。ベルトコンベヤ8は、導
入口6から導入される粉粒体を導出口7へ輸送するもの
で、耐圧ケース5内にはベルトコンベヤ8で輸送中の粉
粒体を秤量する秤量機構9が設けられている。
た粉粒体投入通路10を介して粉粒体投入部(図示略)
に接続され、ホッパー4の下部は、締切り弁13を設け
た導入通路12を介して耐圧ケース5の導入口6に接続
され、耐圧ケース5の導出口7は、締切り弁15を設け
た導出通路14を介して供給対象部である反応炉(図示
略)に接続されている。締切り弁11,13,15は遠
隔操作型のもので、粉粒体投入通路10、導入通路1
2、導出通路14を夫々開閉できるように構成してあ
る。但し、締切り弁11,13,15は手動操作型のも
のでもよい。
えば、一酸化炭素や亜硫酸ガス等)を放出する為のガス
放出機構20と、ホッパー4内にパージ用不活性ガスを
吹き込むパージ用ガス吹込み機構25が設けられてい
る。ガス放出機構20は、ホッパー4の上部から延びる
ガス通路21と、ガス通路21に設けられた遠隔操作型
の開閉弁22とを有し、パージ用ガス吹込み機構25
は、窒素ガス供給源から延びホッパー4の下段部に接続
されたガス通路26と、ガス通路26に設けられた遠隔
操作型の開閉弁27とを有する。尚、パージ用ガスとし
ては窒素ガスや二酸化炭素ガス等の不活性ガス以外に、
空気或いはプロセスガス(必要に応じて加圧したプロセ
スガス)を適用してもよい。
左右両端部に配設された前後方向向きの1対のプーリ3
0,31と、これらプーリ31,32に掛け回わされた
所定前後幅のベルト32と、上側のベルト32をプーリ
30,31の上端部と同じレベルに支持する前後方向向
きの複数のキャリアローラ33と、プーリ30(又は3
1)を駆動する駆動モータ(図示略)等を有する。
プーリ31は導入口6の下側かつ右側に配置され、ベル
ト32が矢印の方向へ駆動されて、導入口6から導入さ
れた粉粒体が導出口7へ輸送される。尚、ベルトコンベ
ヤ8を駆動する駆動モータは耐圧ケース5の内部に設け
てもよいし、耐圧ケース5の外部に設けてもよい。尚、
ベルトコンベヤ8や秤量機構9の組み込みやメンテナン
スの為に、耐圧ケース5の少なくとも一方の鏡板はボル
ト締結により固着されている。
導入口6付近において粉粒体の搬送側(左側)へ拡大し
て導入口6に接続されている。導入管12aの下端部は
耐圧ケース5の内部のベルト32の上面付近まで延びて
いる。耐圧ケース5の内部の導出口7の付近には、導出
通路14の導入管14aの左部から略上方へ延びるガイ
ド部35と、導入管14a右部の上側に位置するガイド
部36が設けられ、これらガイド部35,36により、
ベルトコンベヤ8の左端から落ちる粉粒体を導出口7に
案内している。
図2に鎖線で示すキャリアローラ33をロードセルを介
して支持し、ロードセルの検出値から粉粒体の供給量
(単位Kg/min)が検出される。但し、粉粒体の種類と、
ベルトコンベヤ8の搬送速度と、粉粒体の供給量と、ロ
ードセルの検出値との相関特性を予め実験的に又は理論
的に求めておき、ロードセルの検出値をその相関特性に
適用することで粉粒体の供給量を秤量するように構成し
てある。尚、ベルトコンベヤ8の速度を調節することに
より、粉粒体の供給量を調節でき、ベルトコンベヤ8を
停止させることで、粉粒体供給を停止することができ
る。
ルトコンベヤ8の下側に落ちた粉粒体(こぼれた粉粒
体)を導出口7へ移送したり或いは耐圧ケース5内の内
部ガスをパージする為に耐圧ケース5内に不活性ガスを
吹き込むガス吹込み機構40が設けられている。このガ
ス吹込み機構40は、不活性ガス供給源(図示略)から
延び耐圧ケース5の右端下部に接続されたガス通路41
と、ガス通路41に設けられた遠隔操作型開閉弁42を
有する。尚、ガス吹込み機構40から吹込む不活性ガス
としては、窒素ガスや二酸化炭素ガスを適用できるが、
ガス吹込み機構40から吹込むガスとしては空気或いは
プロセスガス(必要に応じて加圧したプロセスガス)を
適用してもよい。
いて説明する。粉粒体を還元炉へ供給する場合、締切り
弁11,13,15で、粉粒体投入通路10、導入通路
12、導出通路14が閉じられた状態から、締切り弁1
3,15を開いて導入通路12と導出通路14を開き、
ベルトコンベヤ8を作動させる。粉粒体投入通路10は
締切り弁11で閉じられているため、ホッパー4、導入
通路12、耐圧ケース5、導出通路14、反応炉に亙っ
て外界に対して密閉された密閉系に維持される。但し、
ホッパー4内が負圧になると粉粒体供給に支承をきたす
ため、ガス通路26から適量の不活性ガスを供給しつつ
粉粒体を供給してもよい。
通路12を通って導入口6から耐圧ケース5内のベルト
コンベヤ8上へ導入され、ベルトコンベヤ8により導出
口7へ輸送され、その輸送中の粉粒体が秤量機構9で秤
量され、導出口7から導出通路14を通って反応炉に供
給される。ベルトコンベヤ8で粉粒体を輸送するとき、
粉粒体の一部がベルトコンベヤ8の下側に落ちることが
あるが、ガス吹込み機構40により、耐圧ケース5内に
窒素ガスを吹き込み、そのこぼれた粉粒体を導出口7へ
移送し反応炉へ供給する。
ンベヤ8の搬送速度を調節することで調節することがで
きる。粉粒体の供給を停止させる場合、ベルトコンベヤ
8の作動を停止させ、締切り弁15で導出通路14を閉
じる。ベルトコンベヤ8が停止すると、粉粒体が導出口
7へ輸送されなくなり、締切り弁15で導出通路14を
閉じることで反応炉と耐圧ケース5とを遮断することが
できる。尚、ベルトコンベヤ8の作動停止後、所定小距
離だけベルトコンベヤ8を逆方向へ駆動してもよい。
尚、締切り弁13で導入通路12を閉じることで粉粒体
の供給を停止してもよい。
合、反応炉への粉粒体の供給を停止した状態から、締切
り弁13で導入通路12を閉じた後、ガス放出機構20
とパージ用不活性ガスが吹き込み機構25の開閉弁2
2,27を開き、ホッパー4内にパージ用不活性ガスを
吹き込みながらホッパー4内のガスを放出させることで
ホッパー4内のガスを不活性ガスで置換する。その後、
開閉弁22,27を閉じてから締切り弁11を開き粉粒
体投入通路10を開けると、粉粒体投入部(図示略)の
粉粒体が粉粒体投入通路10を通ってホッパー4へ充填
される。
量を秤量するように構成したので、ホッパー4と耐圧ケ
ース5を固定的に設け、ホッパー4の導入通路12を耐
圧ケース5の導入口6に直接リジッドに接続できる。そ
れ故、粉粒体投入通路10、導入通路12、導出通路1
4に、伸縮継手等の特別な継手を設けることなく密閉系
として構成できる。その結果、粉粒体供給装置1の構造
が非常に簡単化し、小型化し、設置スペース的にまた設
備コスト的に有利になり、粉粒体投入通路10、導入通
路12、導出通路14等からのガス漏れを確実に防止で
きる。しかも、耐圧ケース5を圧力容器で構成したた
め、密閉性と耐圧性に優れ、破損しにくく、構造的に有
利で小型化可能である。
中の粉粒体の供給量を秤量する秤量機構9を設けるの
で、秤量機構9の構成が簡単化するうえ、秤量の際に粉
粒体以外にはベルトコンベヤ8の一部分を秤量するだけ
であるから、秤量精度を格段に高めることができる。し
かも、ベルトコンベヤ8の振動も小さいため、振動によ
り秤量精度が低下することもない。耐圧ケース5にガス
吹込み機構40を設けたので、耐圧ケース5内のベルト
コンベヤ8の下側に落ちた粉粒体を導出口7へ移送で
き、ベルトコンベヤ8の下側に粉粒体が堆積するのを防
止できる。
締切り弁11と、ホッパー4の下部の導入通路12を開
閉可能な締切り弁13と、ホッパー4内のガスを放出す
る為のガス放出機構20と、ホッパー4内にパージ用不
活性ガスを吹き込むパージ用ガス吹込み機構25を設け
たので、締切り弁13で導入通路12を閉じてホッパー
4内のガスを不活性ガスで置換した後、ホッパー4に粉
粒体を投入することができるし、ホッパー4内のガスを
不活性ガスで能率的に置換することができる。
更形態について説明する。但し前記実施形態と同様の構
成要素には同一符号を付して説明を省略する。 変更形態1・・・・・図3参照 この粉粒体供給装置1Aは、前記実施形態の粉粒体供給
装置1における締切り弁13を省略したものであり、こ
の粉粒体供給装置1Aにおいては、締切り弁15で導出
通路14を開いて、ベルトコンベヤ8を駆動すると、粉
粒体供給ホッパー4から導入通路12Aを通って耐圧ケ
ース5内に導入された粉粒体が、ベルトコンベヤ8で導
出口7へ輸送され、導出口7から導出通路14を通って
反応炉へ供給される。ベルトコンベヤ8の駆動を停止
し、締切り弁15で導出通路14を閉じることで、反応
炉と耐圧ケース5とを遮断することができる。
した状態で、ガス放出機構20とパージ用不活性ガス吹
き込み機構25の開閉弁22,27を開き、ホッパー4
内にパージ用不活性ガスを吹き込んでホッパー4内のガ
スを不活性ガスで置換してから、開閉弁22,27を閉
じた後、締切り弁11で粉粒体投入通路10を開くと、
粉粒体投入部(図示略)に投入された粉粒体が、粉粒体
投入通路10を通ってホッパー4へ充填される。この粉
粒体供給装置1Aにおいては、前記粉粒体供給装置1と
同様の作用・効果を奏する。
出し部3に変更を付加したものであり、払出し部3B
に、前記同様の圧力容器からなる長さの大きな耐圧ケー
ス5Bが設けられ、この耐圧ケース5B内に長さの大き
なベルトコンベヤ8Bが配設され、耐圧ケース5Bの長
さ方向中央部の上端に導入口6が形成されてホッパー4
の導入通路12に接続され、耐圧ケース5Bの両端部の
下端に導出口7が形成され、ベルトコンベヤ8Bが正転
駆動と逆転駆動とに切換え可能に構成され、左右の導出
口7が反応炉へ通ずる導出通路14に夫々接続されてい
る。この粉粒体供給装置1Bによれば、1組の粉粒体供
給装置1Bから1対の反応炉へ粉粒体を供給することが
できるから、設備コスト的にまた設置スペース的に非常
に有利である。その他前記粉粒体供給装置1と同様の作
用、効果を奏する。
が異なる種類の粉粒体(例えば、ペレット状の鉄鉱石と
ペレット状のコークス)を収容する2つのホッパー4を
有し、払出し部3Cの左右に長い耐圧ケース5Cは、2
つの導入口6を有し、2つの導入口6に2つのホッパー
4が接続され、前記密閉系を維持して異なる粉粒体を反
応炉に供給可能に構成したものである。
の構造であり、粉粒体投入通路10には締切り弁11が
設けられ、導入通路12には締切り弁13が設けられ、
ホッパー4内のガスを放出する為のガス放出機構20
と、粉粒体供給ホッパー4内にパージ用不活性ガスを吹
き込むパージ用ガス吹込み機構25が設けられている。
圧力容器からなる耐圧ケース5C内には、ベルトコンベ
ヤ8Cと、ベルトコンベヤ8Cで輸送中の粉粒体を秤量
する秤量機構9が設けられ、導入口6から耐圧ケース5
Cに導入された粉粒体は、ベルトコンベヤ8Cにより導
出口7へ輸送されつつ秤量機構9で秤量され、導出口7
から締切り弁15を設けた導出通路14を通って反応炉
へ供給される。
の供給ホッパー4に異なる種類の粉粒体を収容でき、2
つのホッパー4に収容された2種類の粉粒体のうちの所
望の粉粒体を、そのホッパー4から共通の耐圧ケース5
C内に投入し、ベルトコンベヤ8Cにより導出口7へ輸
送して、反応炉へ供給できる。その他、前記実施形態と
同様の作用・効果を奏する。尚、各ホッパー4に対応す
る締切り弁13に流量調節機能を持たせ、その締切り弁
13を介して各ホッパー4からの供給量を調節するよう
に構成することもできる。右側のホッパー4から供給さ
れる粉粒体供給量を輸送中に秤量する秤量機構をベルト
コンベヤ8Cに追加的に設けてもよい。粉粒体供給部に
2つのホッパー4に限らず3以上のホッパー4を設けて
もよい。
に変更を付加したもので、粉粒体供給部2Dには前記粉
粒体供給部2Cと同様に2つのホッパー4が設けられ、
払出し部3Dの耐圧ケース5Dが右側のホッパー4より
も右方へ延長され、耐圧ケース5Dの両端部に導出口7
が夫々形成され、ベルトコンベヤ8Dは正転方向と逆転
方向とに切換え可能に構成され、3つの秤量機構9が設
けられている。この粉粒体供給装置1Dによれば、2つ
のホッパー4に2種類の粉粒体を収容しておき、これら
2種類の粉粒体を1対の反応炉へ供給することができ
る。尚、耐圧ケース5Dの長さ方向ほぼ中央部の下端側
にガス吹込み機構を接続して、左右両側に向かってガス
を吹込むことで、こぼれた粉粒体を左右両方の導出口7
へ移送させるように構成することが望ましい。
粉粒体供給払出し部45が設けられ、これら粉粒体供給
払出し部45から粉粒体の供給を受ける共通耐圧ケース
50と、その内部の共通ベルトコンベヤ55とが設けら
れている。各粉粒体供給払出し部45は、前記変更形態
の粉粒体供給装置1Aと同じ構造のものであるので、同
様の構成要素に同一符号を付して簡単に説明する。各粉
粒体供給払出し部45について簡単に説明すると、各粉
粒体供給払出し部45は、1つのホッパー4と、導入口
6と導出口7を有する耐圧ケース5と、この耐圧ケース
5の内部に配設されたベルトコンベヤ8(輸送手段に相
当する)と、ベルトコンベヤ8で輸送中の粉粒体の供給
量を秤量する秤量機構9とを備えている。粉粒体投入通
路10には締切り弁11が設けられ、各導入通路12に
は締切り弁が省略されている。
放出する為のガス放出機構20と、粉粒体供給ホッパー
4内にパージ用不活性ガスを吹き込むパージ用ガス吹込
み機構25が設けられ、耐圧ケース5には、耐圧ケース
5内のベルトコンベヤ8の下側に落ちた粉粒体を導出口
7へ移送したり耐圧ケース5内の内部ガスをパージする
為に耐圧ケース5内に不活性ガスを吹き込むガス吹込み
機構40が設けられている。
共通耐圧ケース50が配設され、この共通耐圧ケース5
0の内部には共通ベルトコンベヤ55(共通輸送手段に
相当する)が設けられている。共通耐圧ケース50は、
円筒状の胴部材とその両端部を塞ぐ1対の鏡板とからな
る正圧又は負圧に耐える圧力容器で構成されている。共
通耐圧ケース50の上端には6組の粉粒体供給払出し部
45の6つの導出口7に締切り弁15付きの導出通路1
4を介して接続される6つの導入口部51が形成され、
共通耐圧ケース50の両端部の下端には導出口部52が
夫々形成され、それら導出口部52が反応炉の導出通路
53に夫々接続され、導出通路53には締切り弁54が
設けられている。共通ベルトコンベヤ55は、その駆動
方向を正転方向と逆転方向とに切換え可能に構成されて
おり、6つの粉粒体供給払出し部45と共通耐圧ケース
50とは密閉系になっている。
コンベヤ55の両端付近において粉粒体が共通ベルトコ
ンベヤ55から落下する際に粉塵が発生するが、それを
放置する場合には共通耐圧ケース50の底部に粉塵が堆
積し、定期的に清掃しなければならない。そこで、共通
耐圧ケース50の各端部から吸引する吸引配管56と、
吸引配管56に接続された吸引用の電動ファン57及び
バグフィルター58と、バグフィルター58から延びて
共通耐圧ケース50に接続された還流配管59とが設け
られ、共通耐圧ケース50の内部から粉塵とガスとを吸
引し、バグフィルター58で粉塵を捕捉し、粉塵を除去
したガスを還流配管59により共通耐圧ケース50の内
部へ還流させるように構成してある。尚、バグフィルタ
ー58がフィルター手段に相当する。
のホッパー4に同種又は異種の粉粒体を収容し供給する
ことができる。例えば、左側の2つのホッパー4に石炭
の粉粒体を収容し、真ん中の2つのホッパー4に鉄鉱石
の粉粒体を収容し、右側の2つのホッパー4に石灰の粉
粒体を収容して供給することができる。各粉粒体供給払
出し部45においては、ホッパー4内の粉粒体を耐圧ケ
ース5内のベルトコンベヤ8上へ供給して輸送しつつ秤
量し、耐圧ケース5の導出口7から共通耐圧ケース50
の導入口部51へ供給することができる。このとき、各
耐圧ケース5内のベルトコンベヤ8の搬送速度を調節す
ることで各粉粒体の供給量を調節することができ、ベル
トコンベヤ8を停止させることで粉粒体供給を停止でき
る。尚、共通耐圧ケース50の長さ方向ほぼ中央部の下
端側にガス吹込み機構を接続して、左右両側に向かって
ガスを吹込むことで、こぼれた粉粒体を左右両方の導出
口部52へ移送させるように構成することが望ましい。
複数種類の所望の粉粒体をホッパー4から耐圧ケース5
とベルトコンベヤ8と導出口7と導入口部51を介して
共通耐圧ケース50内に投入し、共通耐圧ケース50内
の共通ベルトコンベヤ55により導出口部52へ輸送
し、導出通路53から反応炉へ供給できる。共通耐圧ケ
ース50の左右両端部に夫々導出口部52を設けたの
で、2つの反応炉へ粉粒体を供給できる。2つの反応炉
が離れている場合でも、共通耐圧ケース50とベルトコ
ンベヤ55を長く形成すればよい。
粉粒体供給装置1と同様に、装置の全体構成が簡単化し
小型化し、設置スペース的にまた設備コスト的に有利で
ある。6種類の粉粒体の夫々の供給量を秤量しつつ供給
量を調節しながら、所望の1又は複数種類の粉粒体を供
給できるので、汎用性に優れる。しかも、2つの反応炉
に粉粒体を供給できるから、設置スペースや設備コスト
の面で格段に有利である。但し、粉粒体供給払出し部4
5の数は6つに限定されず、5つ以下でもよく、7つ以
上でもよい。また、共通耐圧ケース50に1つの導出口
部52を形成してもよいことは勿論である。
な形態で実施することも有る。 1)耐圧ケースや共通耐圧ケースを水平姿勢以外に傾斜
姿勢や鉛直姿勢に配設することもできる。 2)耐圧ケースや共通耐圧ケース内に組み込む輸送手段
としては、ベルトコンベヤ以外にスクリューコンベヤを
適用でき、耐圧ケースや共通耐圧ケースを傾斜姿勢鉛直
姿勢に配設する場合には、輸送手段としてバケットエレ
ベータを適用することもできる。
通耐圧ケースを複数基接続した形態で使用することも可
能である。 4)耐圧ケースや共通耐圧ケースから反応炉(供給対象
部に相当する)へ粉粒体を供給する場合を例として説明
したが、供給対象部は反応炉とは限らず、密閉型粉粒体
貯蔵ホッパーであってもよく、耐圧ケースに輸送手段を
組み込んだ構造の密閉型粉粒体搬送装置でもよい。
らなる密閉系、或いは粉粒体供給ホッパーと耐圧ケース
と共通耐圧ケース等からなる密閉系の系内圧力を0〜4
0Kg/cm 2 G の範囲の正圧に保持することもあるし、系
内圧力を負圧に保持することもある。 6)前記図7の装置において、両方の吸引管56から、
製鉄プラント共通の除塵機へ粉塵とガスとを供給し、そ
の共通の除塵機において粉塵を捕捉するように構成して
もよい。 7)前記「粉粒体」とは、ペレット状の鉄鉱石やペレッ
ト状の石炭等に限定されず、粒状又は粉状の種々の原料
体、粒状又は粉状の種々の物(製品、部品等も含む)等
を意味する。
部から供給される粉粒体を払出し部を介して払い出す粉
粒体供給装置において、払出し部の耐圧ケースの導入口
から輸送手段に粉粒体を投入し、その輸送手段で輸送し
て導出口から粉粒体を導出して供給対象部へ供給する構
成であるので、粉粒体供給部と払出し部の耐圧ケースを
固定的に設けることができ、耐圧ケースと粉粒体供給部
との接続部及び耐圧ケースと供給対象部との接続部に伸
縮継手等の特別な継手を設けることなく粉粒体供給装置
を密閉系として形成でき、耐圧ケース内に輸送手段を設
けるだけでよいので、粉粒体供給装置の構造が著しく簡
単化し小型化し、装置の全高も大きくならず、設置スペ
ース的にも設備コスト的に有利になる。しかも、耐圧ケ
ース内において粉粒体を輸送手段で輸送するため、輸送
手段の輸送速度を調節することで粉粒体供給速度を簡単
に調節でき、振動及び騒音も格段に低減する。また、輸
送手段で輸送中の粉粒体の秤量する手段を設けることも
容易で、その場合は精度よく秤量することができる。
トコンベヤからなるので、輸送手段の構造を簡単化、小
型化、軽量化でき、輸送中の粉粒体を別途設ける秤量手
段で秤量する際には精度よく秤量することができる。そ
の他請求項1と同様の効果を奏する。
部材と1対の鏡板とからなる正圧または負圧に耐える圧
力容器であるので、密閉性と耐圧性に優れ、破損しにく
く、構造的に有利で小型化することができる。その他請
求項1又は2と同様の効果を奏する。
輸送手段で輸送される粉粒体を秤量する為の秤量手段を
設けたので、耐圧ケースを固定的に設置でき、粉粒体供
給量を精度よく秤量することができる。その他請求項1
〜3の何れか1項と同様の効果を奏する。
段により耐圧ケース内にガスを吹き込んで、耐圧ケース
内の輸送手段からこぼれた粉粒体を導出口へ移送するこ
とができ、耐圧ケース内に粉粒体が堆積するのを防止で
きる。或いは、ガス吹き込み手段により耐圧ケース内に
ガスを吹き込んで、耐圧ケース内の内部ガスをパージす
ることができる。その他請求項1〜4の何れか1項と同
様の効果を奏する。
パーの下部の導入通路の締切り弁を開くと、粉粒体供給
ホッパー内の粉粒体を導入口から耐圧ケース内に導入で
き、締切り弁で導入通路を閉じると、粉粒体供給を停止
して粉粒体供給ホッパーと耐圧ケースを遮断できる。こ
の遮断状態において粉粒体供給ホッパー内のガスを不活
性ガスなどのガスで置換した後、外部から粉粒体供給ホ
ッパーに粉粒体を投入できる。その他請求項1〜5の何
れか1項と同様の効果を奏する。
複数の粉粒体供給ホッパーを有し、耐圧ケースは複数の
粉粒体供給ホッパーに通ずる複数の導入口を有し、各粉
粒体供給ホッパーの下部の導入通路を開閉可能な締切り
弁手段を設けたので、各粉粒体供給ホッパーにおいて
は、請求項6と略同様の効果が得られる。しかも、複数
の粉粒体供給ホッパーから複数種類の粉粒体を供給対象
部へ供給できる。その他請求項1〜5の何れか1項と同
様の効果を奏する。
出口に接続された導出通路を開閉可能な締切り弁手段を
設けたので、その締切り弁手段で導出通路を開けば粉粒
体を供給できるし、締切り弁手段により導出通路を閉じ
れば、払出し部と供給対象部とを遮断することができ
る。また、締切り弁手段より導出通路を閉じた状態で、
粉粒体供給ホッパー内のガスを不活性ガスなどのガスで
置換した後、外部から粉粒体供給ホッパーに粉粒体を投
入できる。その他請求項1〜7の何れか1項と同様の効
果を奏する。
パーに、その粉粒体供給ホッパー内のガスを放出する為
のガス放出手段と、粉粒体供給ホッパー内にパージ用ガ
スを吹き込むパージ用ガス吹込み手段とを設けたので、
粉粒体投入の際などにおいて、粉粒体供給ホッパー内の
ガスをパージ用ガスで簡単に置換することができる。そ
の他請求項7又は8と同様の効果を奏する。
供給払出し部から全部又は一部の種類の粉粒体を供給量
を調節しながら共通耐圧ケース内の共通輸送手段へ投入
し、共通輸送手段で導出口部へ輸送して供給対象部へ供
給することができる。この密閉系用粉粒体供給装置で
は、各粉粒体払出し部のホッパーから耐圧ケース内の輸
送手段へ粉粒体を供給し、複数の耐圧ケースから共通耐
圧ケース内の共通輸送手段へ粉粒体を供給し、その共通
耐圧ケースから供給対象部へ粉粒体を供給するようにな
っているため、特殊な伸縮継手等を用いることなく密閉
系をなすように形成でき、種々のプラントに好適の粉粒
体供給装置となる。
各粉粒体供給払出し部の耐圧ケースを固定的に設けるこ
とができ、耐圧ケースの導入口とホッパーとの接続部、
耐圧ケースの導出口と共通耐圧ケースの導入口部との接
続部等に伸縮継手等の特別な継手を設ける必要がなく、
共通耐圧ケースも固定的に設けることができ、この共通
耐圧ケースにおいても、導出口部と供給対象部との接続
部に伸縮継手等の特別な継手を設ける必要がないので、
粉粒体供給装置の構造が非常に簡単化し、耐圧ケースや
共通耐圧ケースの高さ寸法もあまり大きくならず、装置
の全高が小さくなり、装置の設置スペースの面で有利で
ある。前記の複数の接続部からのガス漏れを確実に防止
できる。また、各耐圧ケース内では粉粒体を輸送手段で
輸送するため、また、共通耐圧ケース内でも粉粒体を輸
送手段で輸送するため、粉粒体の輸送により発生する振
動と騒音が格段に低減する。
がベルトコンベヤからなり、各輸送手段がベルトコンベ
ヤからなるので、共通輸送手段と複数の輸送手段の構造
を簡単化、小型化、軽量化でき、製作コストを低減で
き、輸送中の粉粒体を秤量する面でも有利である。その
他請求項10と同様の効果を奏する。
スが圧力容器であるので、密閉性と耐圧性に優れ、破損
しにくく構造的に有利で小型化可能である。その他請求
項10又は11と同様の効果を奏する。請求項13の発
明によれば、各耐圧ケースが圧力容器であるので、密閉
性と耐圧性に優れ、破損しにくく構造的に有利で小型化
可能である。その他請求項10〜12の何れか1項と同
様の効果を奏する。
内に、その耐圧ケース内の輸送手段で輸送される粉粒体
を秤量する為の秤量手段を設けたので、各粉粒体供給払
出し部から供給する粉粒体を秤量手段で秤量できるし、
秤量手段で秤量する際、粉粒体以外には、輸送手段の比
較的軽量な一部分のみを秤量するため、また、ガス圧の
影響も受けないため、秤量精度を格段に向上できる。そ
の他請求項10〜13の何れか1項と同様の効果を奏す
る。
スの両端部に導出口部を形成するとともに、共通輸送手
段の駆動方向を正方向と逆方向とに切換え可能に構成し
たので、輸送手段を正方向へ駆動すると粉粒体が一方の
導出口部へ輸送され、また輸送手段を逆方向へ駆動する
と粉粒体が他方の導出口部へ輸送される。このように、
輸送手段の駆動方向を切換えることで、2つの供給対象
部へ粉粒体を供給することができる。その他請求項10
〜14の何れか1項と同様の作用を奏する。
スの内部に発生する粉塵を吸引して補足するフィルター
手段を設けたため、共通耐圧ケースの内部に粉塵が殆ど
堆積しなくなり、共通耐圧ケースの内部を清掃する作業
負荷が軽減される。その他請求項10と同様の効果を奏
する。
図である。
る。
構成図である。
Claims (16)
- 【請求項1】 粉粒体を収容する粉粒体供給部と、粉粒
体供給部から供給される粉粒体を払い出す払出し部とを
備え、外界に対して密閉された密閉系を維持して粉粒体
を供給対象部へ供給する密閉系用粉粒体供給装置におい
て、 前記払出し部が、粉粒体供給部に通ずる導入口と粉粒体
を導出する為の導出口とを有する耐圧ケースと、この耐
圧ケースの内部に配設され導入口から導入される粉粒体
を導出口へ輸送する輸送手段とを有することを特徴とす
る密閉系用粉粒体供給装置。 - 【請求項2】 前記輸送手段がベルトコンベヤからなる
ことを特徴とする請求項1に記載の密閉系用粉粒体供給
装置。 - 【請求項3】 前記耐圧ケースが筒状の胴部材とこの胴
部材の両端部を塞ぐ1対の鏡板とからなる正圧または負
圧に耐える圧力容器であることを特徴とする請求項1又
は2に記載の密閉系用粉粒体供給装置。 - 【請求項4】 前記耐圧ケース内に、輸送手段で輸送さ
れる粉粒体を秤量する為の秤量手段を設けたことを特徴
とする請求項1〜3の何れか1項に記載の密閉系用粉粒
体供給装置。 - 【請求項5】 前記耐圧ケース内にこぼれた粉粒体の移
送または内部ガスのパージの為のガスを吹き込むガス吹
込み手段を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れ
か1項に記載の密閉系用粉粒体供給装置。 - 【請求項6】 前記粉粒体供給部は1つの粉粒体供給ホ
ッパーを有し、この粉粒体供給ホッパーの下部の導入通
路を開閉可能な締切り弁手段を設けたことを特徴とする
請求項1〜5の何れか1項に記載の密閉系用粉粒体供給
装置。 - 【請求項7】 前記粉粒体供給部は複数の粉粒体供給ホ
ッパーを有し、耐圧ケースは複数の粉粒体供給ホッパー
に通ずる複数の導入口を有し、各粉粒体供給ホッパーの
下部の導入通路を開閉可能な締切り弁手段を設けたこと
を特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の密閉系
用粉粒体供給装置。 - 【請求項8】 前記耐圧ケースの導出口に接続された導
出通路を開閉可能な締切り弁手段を設けたことを特徴と
する請求項1〜7の何れか1項に記載の密閉系用粉粒体
供給装置。 - 【請求項9】 前記粉粒体供給ホッパーに、その粉粒体
供給ホッパー内のガスを放出する為のガス放出手段と、
粉粒体供給ホッパー内にパージ用ガスを吹き込むパージ
用ガス吹込み手段とを設けたことを特徴とする請求項7
又は8に記載の密閉系用粉粒体供給装置。 - 【請求項10】 複数種類の粉粒体を収容して払い出す
複数の粉粒体供給払出し部を備え、外界に対して密閉系
を維持して粉粒体を供給対象部へ供給する密閉系用粉粒
体供給装置において、 複数の粉粒体供給払出し部に通ずる複数の導入口部と粉
粒体を導出する為の少なくとも1つの導出口部とを有す
る共通耐圧ケースと、この共通耐圧ケースの内部に配設
され複数の導入口部から導入される粉粒体を導出口部へ
輸送する共通輸送手段とを設け、 前記各粉粒体供給払出し部は、粉粒体を収容するホッパ
ーと、このホッパーの導出通路に通ずる導入口と共通耐
圧ケースの導入口部に通ずる導出口とを備えた耐圧ケー
スと、この耐圧ケース内に配設され導入口から導入され
る粉粒体を導出口へ輸送する輸送手段とを備えたことを
特徴とする密閉系用粉粒体供給装置。 - 【請求項11】 前記共通輸送手段がベルトコンベヤか
らなり、前記各輸送手段がベルトコンベヤからなること
を特徴とする請求項10に記載の密閉系用粉粒体供給装
置。 - 【請求項12】 前記共通耐圧ケースが筒状の胴部材と
この胴部材の両端部を塞ぐ1対の鏡板とからなる圧力容
器であることを特徴とする請求項10又は11に記載の
密閉系用粉粒体供給装置。 - 【請求項13】 前記各耐圧ケースが筒状の胴部材とこ
の胴部材の両端部を塞ぐ1対の鏡板とからなる圧力容器
であることを特徴とする請求項10〜12の何れか1項
に記載の密閉系用粉粒体供給装置。 - 【請求項14】 前記各耐圧ケース内に、その耐圧ケー
ス内の輸送手段で輸送される粉粒体を秤量する為の秤量
手段を設けたことを特徴とする請求項10〜13の何れ
か1項に記載の密閉系用粉粒体供給装置。 - 【請求項15】 前記共通耐圧ケースの両端部に導出口
部を形成するとともに、共通輸送手段の駆動方向を正方
向と逆方向とに切換え可能に構成したことを特徴とする
請求項10〜14の何れか1項に記載の密閉系用粉粒体
供給装置。 - 【請求項16】 前記共通耐圧ケースの内部に発生する
粉塵を吸引して補足するフィルター手段を設けたことを
特徴とする請求項10に記載の密閉系用粉粒体供給装
置。
Priority Applications (1)
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