JP2000289256A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JP2000289256A JP2000289256A JP9861899A JP9861899A JP2000289256A JP 2000289256 A JP2000289256 A JP 2000289256A JP 9861899 A JP9861899 A JP 9861899A JP 9861899 A JP9861899 A JP 9861899A JP 2000289256 A JP2000289256 A JP 2000289256A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、手動によって移動させることによ
り記録を行うインクジェット記録装置において、簡易な
構成により、記録ヘッドの被記録媒体に対する角度を安
定させる構成を提案することを目的としている。 【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明に係
るインクジェット記録装置は、インクジェット方式で画
像を記録する記録ヘッド2を有し、手動にて移動させつ
つ被記録媒体Sに記録を行うインクジェット記録装置1
であって、被記録媒体Sに対し少なくとも3つのローラ
3を有し、各ローラ3に前記被記録媒体Sとの接触を検
知する接触センサ4を設けたことを特徴とする。
り記録を行うインクジェット記録装置において、簡易な
構成により、記録ヘッドの被記録媒体に対する角度を安
定させる構成を提案することを目的としている。 【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明に係
るインクジェット記録装置は、インクジェット方式で画
像を記録する記録ヘッド2を有し、手動にて移動させつ
つ被記録媒体Sに記録を行うインクジェット記録装置1
であって、被記録媒体Sに対し少なくとも3つのローラ
3を有し、各ローラ3に前記被記録媒体Sとの接触を検
知する接触センサ4を設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被記録媒体に対し
手動により移動させることで所定の記録を行うインクジ
ェット記録装置に関するものである。
手動により移動させることで所定の記録を行うインクジ
ェット記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、被記録媒体の任意の位置に記
録を行うことを目的として、手動によって移動させるこ
とにより記録を行う記録装置が提案されている。また、
このような記録装置の記録タイミング制御に関しても、
様々な提案が成されている。
録を行うことを目的として、手動によって移動させるこ
とにより記録を行う記録装置が提案されている。また、
このような記録装置の記録タイミング制御に関しても、
様々な提案が成されている。
【0003】例えば特開平6-340122には、接触方式の記
録部を有する記録装置に於いて、記録部が被記録媒体に
接触したことにより記録開始や停止の制御を行う構成が
提示されている。また特開平9-314845には、接触部であ
るローラにエンコーダを設け、記録部の速度差により発
生する記録ムラの低減を行う構成が提示されている。
録部を有する記録装置に於いて、記録部が被記録媒体に
接触したことにより記録開始や停止の制御を行う構成が
提示されている。また特開平9-314845には、接触部であ
るローラにエンコーダを設け、記録部の速度差により発
生する記録ムラの低減を行う構成が提示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、非接触方式の
記録ヘッドをこのような記録装置に用いた場合に、記録
ヘッドの被記録媒体に対する角度を安定させる手段に関
する提案はなく、例えばインクジェットヘッドを用いた
場合、被記録媒体に対する角度差により被記録媒体上へ
のインク液滴の着弾精度が不安定となり、画像に悪影響
を与えるという欠点があった。
記録ヘッドをこのような記録装置に用いた場合に、記録
ヘッドの被記録媒体に対する角度を安定させる手段に関
する提案はなく、例えばインクジェットヘッドを用いた
場合、被記録媒体に対する角度差により被記録媒体上へ
のインク液滴の着弾精度が不安定となり、画像に悪影響
を与えるという欠点があった。
【0005】図2に模式的に記録部の被記録媒体に対す
る傾きを示し、その弊害について説明する。理想状態に
あるインクジェット記録装置50aの記録ヘッド51aから
吐出されたインク滴52aが被記録媒体Sの理想位置53a
に着弾するとすれば、理想状態から角度θ傾斜した記録
装置50bから吐出されたインク滴52bの着弾位置53bは
理想位置53aからlのずれを生じる。
る傾きを示し、その弊害について説明する。理想状態に
あるインクジェット記録装置50aの記録ヘッド51aから
吐出されたインク滴52aが被記録媒体Sの理想位置53a
に着弾するとすれば、理想状態から角度θ傾斜した記録
装置50bから吐出されたインク滴52bの着弾位置53bは
理想位置53aからlのずれを生じる。
【0006】例えば記録ヘッド51と被記録媒体Sとの間
隔が1.5mm、傾きθが3°であった場合、インク滴52の
速度vと記録装置50の速度を無視したとしても、0.079m
mのずれを生じる。このずれは360dpi(dpi:1インチあ
たりのインクドット数)の画像を記録した場合のドット
間理想距離0.039mmの2倍以上となり、画像に深刻な悪
影響を与えることは明白である。
隔が1.5mm、傾きθが3°であった場合、インク滴52の
速度vと記録装置50の速度を無視したとしても、0.079m
mのずれを生じる。このずれは360dpi(dpi:1インチあ
たりのインクドット数)の画像を記録した場合のドット
間理想距離0.039mmの2倍以上となり、画像に深刻な悪
影響を与えることは明白である。
【0007】そこで本発明は、手動によって移動させる
ことにより記録を行うインクジェット記録装置におい
て、簡易な構成により、記録ヘッドの被記録媒体に対す
る角度を安定させる構成を提案することを目的としてい
る。
ことにより記録を行うインクジェット記録装置におい
て、簡易な構成により、記録ヘッドの被記録媒体に対す
る角度を安定させる構成を提案することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るインクジェット記録装置は、インクジ
ェット方式で画像を記録する記録手段を有し、手動にて
移動させつつ被記録媒体に記録を行うインクジェット記
録装置であって、被記録媒体に対し少なくとも3つの接
触部を有し、各接触部に前記被記録媒体との接触を検知
する接触検知手段を設けたことを特徴とする。
に、本発明に係るインクジェット記録装置は、インクジ
ェット方式で画像を記録する記録手段を有し、手動にて
移動させつつ被記録媒体に記録を行うインクジェット記
録装置であって、被記録媒体に対し少なくとも3つの接
触部を有し、各接触部に前記被記録媒体との接触を検知
する接触検知手段を設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係るインクジェット記録
装置の一実施形態について、図を用いて説明する。図1
は本実施形態に係るインクジェット記録装置の概略斜視
図である。
装置の一実施形態について、図を用いて説明する。図1
は本実施形態に係るインクジェット記録装置の概略斜視
図である。
【0010】図に示すインクジェット記録装置1は被記
録媒体Sに対し手動により移動させることで所定の記録
を行うものであり、内部にインクジェット方式の記録ヘ
ッド2を有している。記録ヘッド2の吐出口2aは装置
下面に露出しており、被記録媒体Sに対向して配置され
ている。
録媒体Sに対し手動により移動させることで所定の記録
を行うものであり、内部にインクジェット方式の記録ヘ
ッド2を有している。記録ヘッド2の吐出口2aは装置
下面に露出しており、被記録媒体Sに対向して配置され
ている。
【0011】このインクジェット記録装置1には被記録
媒体Sへの接触部であるローラ3が四つ備えられてお
り、夫々記録ヘッド2から略等しい距離に配置されてい
る。これにより、記録ヘッド2の被記録媒体Sに対する
傾きを防止している。なお本実施形態においてはローラ
3、すなわち接触部を四つ設けて説明しているが、三つ
の接触部にて構成した場合であっても本発明を適用する
ことができる。
媒体Sへの接触部であるローラ3が四つ備えられてお
り、夫々記録ヘッド2から略等しい距離に配置されてい
る。これにより、記録ヘッド2の被記録媒体Sに対する
傾きを防止している。なお本実施形態においてはローラ
3、すなわち接触部を四つ設けて説明しているが、三つ
の接触部にて構成した場合であっても本発明を適用する
ことができる。
【0012】各ローラ3には感圧素子などの接触検知手
段である接触センサ4が設けられており、被記録媒体S
に対する接触状態を検知している。またローラ3の軸3
aにはエンコーダ5が設けられており、ローラ3の回転
量を検知してインクジェット記録装置1の移動量を検知
している。
段である接触センサ4が設けられており、被記録媒体S
に対する接触状態を検知している。またローラ3の軸3
aにはエンコーダ5が設けられており、ローラ3の回転
量を検知してインクジェット記録装置1の移動量を検知
している。
【0013】記録装置1の制御手段6には、図示しない
キーボードやホストコンピュータ等の入力手段7から画
像情報や制御信号が入力される。制御手段6はこの入力
手段7からの情報や接触センサ4、エンコーダ5からの
検知情報を基に画像信号を記録ヘッド2に伝達し、吐出
口2aからインクを吐出することにより画像記録を行
う。
キーボードやホストコンピュータ等の入力手段7から画
像情報や制御信号が入力される。制御手段6はこの入力
手段7からの情報や接触センサ4、エンコーダ5からの
検知情報を基に画像信号を記録ヘッド2に伝達し、吐出
口2aからインクを吐出することにより画像記録を行
う。
【0014】また制御手段6には警告手段8が接続され
ており、各ローラ3の接触状態が不十分な場合には使用
者に警告を発し、記録結果への不具合を警告する。
ており、各ローラ3の接触状態が不十分な場合には使用
者に警告を発し、記録結果への不具合を警告する。
【0015】
【発明の効果】上記説明した如く本発明に係るインクジ
ェット記録装置に於いては、被記録媒体に対し少なくと
も3つの接触部を有し、各接触部に前記被記録媒体との
接触を検知する接触検知手段を設けたことにより、記録
手段の傾きを防止し、記録精度の向上を図ることが可能
となる。
ェット記録装置に於いては、被記録媒体に対し少なくと
も3つの接触部を有し、各接触部に前記被記録媒体との
接触を検知する接触検知手段を設けたことにより、記録
手段の傾きを防止し、記録精度の向上を図ることが可能
となる。
【図1】本発明の実施形態に係るインクジェット記録装
置の概略斜視図である。
置の概略斜視図である。
【図2】記録部が被記録媒体に対して傾きを有する場合
の弊害を説明する図である。
の弊害を説明する図である。
S …被記録媒体 1 …インクジェット記録装置 2 …記録ヘッド 2a …吐出口 3 …ローラ 3a …軸 4 …接触センサ 5 …エンコーダ 6 …制御手段 7 …入力手段 8 …警告手段
Claims (2)
- 【請求項1】 インクジェット方式で画像を記録する記
録手段を有し、手動にて移動させつつ被記録媒体に記録
を行うインクジェット記録装置であって、 被記録媒体に対し少なくとも3つの接触部を有すること
を特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項2】 前記接触部に、記録媒体との接触を検知
する接触検知手段を設けたことを特徴とする請求項1記
載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9861899A JP2000289256A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9861899A JP2000289256A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000289256A true JP2000289256A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14224559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9861899A Pending JP2000289256A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000289256A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008093915A (ja) * | 2006-10-11 | 2008-04-24 | Brother Ind Ltd | 印字装置 |
JP2020055236A (ja) * | 2018-10-03 | 2020-04-09 | カシオ計算機株式会社 | 塗布装置、塗布方法及びプログラム |
-
1999
- 1999-04-06 JP JP9861899A patent/JP2000289256A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008093915A (ja) * | 2006-10-11 | 2008-04-24 | Brother Ind Ltd | 印字装置 |
JP2020055236A (ja) * | 2018-10-03 | 2020-04-09 | カシオ計算機株式会社 | 塗布装置、塗布方法及びプログラム |
JP7147443B2 (ja) | 2018-10-03 | 2022-10-05 | カシオ計算機株式会社 | 塗布装置 |
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