JP2000288607A - 丸棒鋼のサイジング圧延方法 - Google Patents

丸棒鋼のサイジング圧延方法

Info

Publication number
JP2000288607A
JP2000288607A JP11092555A JP9255599A JP2000288607A JP 2000288607 A JP2000288607 A JP 2000288607A JP 11092555 A JP11092555 A JP 11092555A JP 9255599 A JP9255599 A JP 9255599A JP 2000288607 A JP2000288607 A JP 2000288607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diameter
roll
rolling
pass
arc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11092555A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kuboki
孝 久保木
Koichi Kuroda
浩一 黒田
Koichiro Kawakami
浩一郎 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP11092555A priority Critical patent/JP2000288607A/ja
Publication of JP2000288607A publication Critical patent/JP2000288607A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Metal Rolling (AREA)
  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】偏径差が小さく、サイズフリー圧延の可能領域
が広い丸棒鋼のサイジング圧延方法を提供する。 【解決手段】少なくとも2パス目の3ロール圧延機の各
ロールのカリバを、素材の直径よりも1〜21%小さい
直径の円弧と適当な逃がし部を配した形状にして、異な
った製品径の丸棒鋼に圧延する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上流側の粗圧延機
群とその圧延機群の下流側に設置された仕上げ圧延機群
により断面形状が円形の鋼材を製造する方法に関する。
より詳しくは、同一の孔型ロール(以下、単にロールと
いう)を用いるとともに、ロールの圧下位置を無段階に
変更して仕上げ圧延後の製品径を無段階に変更できるよ
うにした無段階連続圧延方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、線材や棒材などの断面形状が円
形の金属材は、圧延などの「1次加工」によって所望の
寸法(直径)に仕上げられた後、さらに、所謂「2、3
次加工」が施されて所望の形状を有する最終的な産業用
製品に仕上げられる。
【0003】このため、「1次加工」における仕上げ圧
延ままの製品には、「2、3次加工」での歩留まりと作
業能率の向上を図るために、細かい寸法(直径)ピッチ
で、しかも高い寸法精度を有するものが要求される。
【0004】したがって、断面形状が円形の金属材を圧
延する場合、一般に圧延製品の寸法(直径)毎にロール
を準備し、仕上げ直径(以下、単に仕上げ径という)の
わずかな変更に応じてロール替えを実施することが行わ
れてきた。しかし、この一般的な圧延方法の場合、ロー
ル替えのために生産能率が低下する他、数多くのロール
を保有する必要がある。
【0005】こうした問題を解決するために、同一のロ
ールを用いてロールの圧下位置を無段階に調整し、これ
によって仕上げ径を無段階で変更できる所謂「サイズフ
リー圧延」に関する種々の方法が提案されている。
【0006】例えば、特開昭62−199206号公報
には、仕上げ圧延に2台の4ロール圧延機を用い、1パ
ス目と2パス目のカリバを素材の直径の100〜120
%にする方法が提案されている。また、特開平3−50
601号公報や同4−322801号公報には、仕上げ
圧延に2台の3ロール圧延機を用い、1パス目と2パス
目のカリバを素材の直径の100〜110%にする方法
が提案されている。
【0007】上記の方法によれば、2ロールスタンドが
90゜位相で連続配置された通常の2ロール圧延機を用
いる圧延法(以下、この圧延法を2ロール圧延法とい
う)に比べた場合、製品の偏径差(同一断面における最
大直径と最小直径の差)が減少し、そのサイジング可能
範囲は確かに拡大する。例えば、許容偏径差を2.0%
とした場合、そのサイジング可能範囲は、前者の方法で
は素材の直径の100〜83%、後者の方法では素材の
直径の100〜90%の範囲に拡大する。
【0008】しかし、上記従来の3ロール圧延機を用い
る方法のサイジング可能範囲は、4ロール圧延機を用い
る方法に比べて狭く、不十分である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、3ロ
ール圧延機を用いる方法において、そのサイジング可能
範囲を従来以上に広くすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、次の丸棒鋼の
サイジング圧延方法にある。
【0011】断面がほぼ円形に圧延された素材に対し
て、圧下方向を相互に60度ずらした2台の3ロール圧
延機によって圧延する丸棒鋼のサイジング圧延方法にお
いて、少なくとも2パス目の3ロール圧延機の各ロール
のカリバを、素材の直径よりも1〜21%小さい直径の
円弧と適当な逃がし部を配した形状にして、異なった製
品径の丸棒鋼に圧延する丸棒鋼のサイジング圧延方法。
【0012】一般に、2ロール圧延機は減面率の増加に
伴って幅広がりが増加する傾向にあり、4ロール圧延機
は幅広がりが減少する傾向にある。これに対して、3ロ
ール圧延機は減面率を増加させても幅広がりは変化せ
ず、ほぼ一定になる傾向があるので、寸法の制御が容易
である。また、3ロール圧延機は、4ロール圧延機に比
べてロール数が少ないために、メンテナンスが容易であ
る。
【0013】本発明者らは、減面率変化に対して幅広が
りがほとんどなくほぼ一定であり、しかも4ロール圧延
機に比べてメンテナンスが比較的容易であるという特徴
を持つ3ロール圧延機に注目し、そのサイジング可能範
囲を従来以上に広くする方法について鋭意研究を行った
結果次のことを知見し、本発明を完成させた。
【0014】すなわち、少なくとも2パス目の3ロール
圧延機の各ロールのカリバを、素材の直径よりも1%以
上小さい直径の円弧と適当な逃がし部を配した形状にす
れば、サイジング可能な範囲が前述した従来方法の約2
倍になる。ただし、前記円弧の直径を素材の直径の21
%を超えて小さくすると、材料噛み出しが発生しやすく
なる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の方法について、添
付図面を参照して詳しく説明する。
【0016】図1は、本発明の方法に用いる3ロール圧
延機の基本的な構成を示す図で、同図(a)は1パス
目、同図(b)は2パス目の3ロール圧延機を示し、1
パス目の3ロール圧延機の圧下方向と2パス目の3ロー
ル圧延機の圧下方向とは位相が60゜ずれている。
【0017】上記のように構成された2台の3ロール圧
延機によってサイジング圧延する場合の製品形状は、1
パス目のカリバ形状と2パス目のカリバ形状とを幾何学
的に重ね合わせた形状に近い形に整形され、結果として
6角形に近い円になる。この時、2台の3ロール圧延機
のロール間隙を調整することにより製品径が変更され
る。
【0018】図2は、前述した従来の方法を説明する模
式図であり、図に示すように、2パス目(同図の
(b))のカリバの溝底部の円弧1−2の直径dC が同
図の(a)に示す素材2の直径d0 の100〜110%
と大きい場合、同図の(c)に斜線を付して示す形状
で、ロール溝底に接する円の直径hが肩寸法sと同じ
か、または小さな製品が得られる。
【0019】しかし、この従来方法の場合には、製品径
を小さくすればするほど、直径hが肩寸法sに比べてよ
り小さくなり、偏径差が大きくなる。したがって、許容
偏径差を2.0%とした場合のサイジング可能な範囲が
素材の直径の100〜90%にしかならないのである。
なお、図中の符号3−1および3−2は、ロール溝底に
接する円の直径hよりも大きな曲率半径の接線円弧など
の適当な形状に形成された逃がし部(自由表面、所謂幅
部)である。
【0020】図3は、本発明の方法を説明する模式図で
あり、図に示すように、2パス目(同図の(b))のカ
リバの溝底部の円弧1−2の直径dC を同図の(a)に
示す素材2の直径d0 よりも1%以上小さく設定する場
合には、同図の(c)に斜線を付して示す形状の製品が
得られ、下記の3つのサイズフリー領域が存在するよう
になる。なお、図3は、本発明の特徴をわかりやすく示
すために、その形状が誇張されて示されている。
【0021】ケース1:ロール溝底に接する円の直径h
がカリバ円弧1−2の直径dC より小さい時には、ロー
ル溝底に接する円の直径hが肩寸法sよりも小さくなる
(「dC >hの時、h<s」)。
【0022】ケース2:ロール溝底に接する円の直径h
がカリバ円弧1−2の直径dC と等しい時には、ロール
溝底に接する円の直径hが肩寸法sと等しくなる(「h
=dC の時、h=s」)。
【0023】ケース3:ロール溝底に接する円の直径h
がカリバ円弧1−2の直径dC より大きい時には、ロー
ル溝底に接する円の直径hが肩寸法sよりも大きくなる
(「h>dC の時、h>s」)。
【0024】そして、得られた製品の偏径差は、ケース
2の時、すなわち、ロール溝底に接する円の直径hが肩
寸法sと等しい時に最も小さくなる。
【0025】ところが、前述した図2に示す従来の方法
では、2パス目のカリバの溝底部の円弧1−2の直径d
C が素材2の直径d0 と同じか、または大きい(dC
0)ために、ケース3の設定ができない。
【0026】これに対し、本発明では、上記したよう
に、ケース1〜3の全ての設定が可能であるので、サイ
ズフリー圧延が可能な範囲が従来方法の約2倍以上に拡
大するのである。
【0027】なお、得られた製品の偏径差は、前述した
ように、ケース1の場合に最も小さく、製品径が太径側
(ケース3)または細径側(ケース1)になるのに従っ
て大きくなることはいうまでもない。
【0028】1パス目のカリバ円弧1−1の直径と2パ
ス目のカリバ円弧1−2の直径dCの大きさは、材料噛
み出しが発生しない範囲で決定する必要がある。その理
由は次のとおりである。すなわち、3ロール圧延機にお
いては、1パス目のカリバ円弧1−1の直径と2パス目
のカリバ円弧1−2の直径dC を素材2の直径d0 より
も小さくすればするほど材料噛み出しが発生しやすくな
って表面疵の原因になるからである。
【0029】そこで、本発明者らは、3ロール圧延機の
1パス目のカリバ円弧1−1の直径と2パス目のカリバ
円弧1−2の直径dC を種々変化させて実験を行った。
その結果、本発明の方法による場合には、1パス目のカ
リバ円弧1−1の直径と2パス目のカリバ円弧1−2の
直径dC 、なかでも2パス目のカリバ円弧1−2の直径
C を、素材2の直径d0 よりも素材2の直径d0 の2
1%を超えて小さくすると材料噛み出しが発生するが、
素材2の直径d0 の21%以下の範囲内の値だけ素材2
の直径d0 よりも小さい値に設定すれば、材料噛み出し
が発生しなくなることを確認した。このため、本発明で
は、少なくとも2パス目のカリバ円弧1−2の直径dC
を、素材の直径よりも1〜21%小さい直径にすること
とした。
【0030】ここで、2パス目のカリバ円弧1−2の直
径dC を上記のように定めた場合、1パス目のカリバ円
弧1−1の直径には適正値が存在する。そして、その適
正値は、2パス目の3ロール圧延機を構成するロールの
カリバ溝底部でのロール直径をD2 (前述の図1参照)
とした時、(D2/d0)で求められるロール径比によっ
て異なる。
【0031】これは、2パス目の3ロール圧延機を構成
するロールのロール径比(D2/d)が異なると、2
パス目の圧延における材料の幅広がり量が変動し、そこ
に供給される材料の断面寸法、換言すれば1パス目のカ
リバ円弧1−1の直径が適切でないと、目標とする偏径
差が確保できなくなるだけでなく、加工不足に起因する
筋疵が発生するようになるからである。
【0032】すなわち、2パス目の圧延における材料の
幅広がり量は、2パス目の3ロール圧延機を構成するロ
ールのロール径比(D/d0)が小さい場合には少な
く、大きい場合には多い。このため、そこに供給される
材料4の断面寸法が適切でないと、前者の場合には、図
4(a)に示すように、逃がし部3−2部分での材料4
の変形が少なすぎて該部の曲率半径ρが大きくなり、目
標とする偏径差が確保できなくなるだけでなく、A部に
加工不足起因の筋疵が発生する。また、後者の場合に
は、図4(b)に示すように、逃がし部3−2部分での
材料4の変形が多すぎて該部の曲率半径ρが極端に小さ
くなり、目標とする偏径差が確保できなくなる。
【0033】したがって、1パス目のカリバ円弧1−1
の直径は、2パス目の3ロール圧延機を構成するロール
のロール径比(D2/d0)と目標とする偏径差に応じて
定めることが肝要である。
【0034】ちなみに、上記のロール径比(D2/d0
と目標とする偏径差に応じた1パス目のカリバ円弧1−
1の直径の適正範囲の一例を示せば、表1に示すとおり
である。
【0035】
【表1】
【0036】以下、実施例により本発明をさらに詳しく
説明する。
【0037】
【実施例】《実施例1》素材直径25mmに対して、1
パス目と2パス目のカリバの円弧の曲率半径が12.5
mmのラウンド孔型である3ロール圧延機を用いる従来
の方法で圧延する場合の偏径差と、1パス目と2パス目
のカリバの円弧の曲率半径が11.3mm(素材直径よ
りも9.6%小さい)のラウンド孔型である3ロール圧
延機を用いる本発明の方法で圧延する場合の偏径差とを
幾何学的に求めた。なお、ロール溝底に接する円の直径
hと肩寸法sとの差の絶対値が偏径差になると仮定し
た。以下、このようにして求めた偏径差を幾何学的偏径
差という。
【0038】図5に求めた幾何学的偏径差を示した。な
お、図中、L2は従来の方法によった場合、PTは本発
明の方法によった場合である。
【0039】図5からわかるように、従来の方法では、
仕上げ径、つまり製品径の変化に応じて幾何学的偏径差
は破線L2で示すように変化する。このため、例えば幾
何学的偏径差を0.2mm以下に抑え得るサイズフリー
な圧延可能領域は25〜23mmの間の2mmの範囲に
なることがわかる。
【0040】これに対し、本発明の方法による場合に
は、仕上げ径、つまり製品径の変化に応じて幾何学的偏
径差は実線PTで示すように変化する。このため、例え
ば幾何学的偏径差を0.2mm以下に抑え得るサイズフ
リーな圧延可能領域は25〜21の間の4mmの範囲に
なり、従来方法の2倍に拡大することがわかる。
【0041】《実施例2》通常の方法で溶製、分塊圧延
して作製したJIS G 4051に規定されるS45
Cのビレットを、通常の方法によって2ロール圧延機群
で圧延した外径25mmの素材を準備した。
【0042】そして、表2に示す寸法仕様のラウンド孔
型を有する2台の3ロール圧延機を用いる従来の方法
と、本発明の圧延方法とによって仕上げ径(製品径)2
2〜24.9mmに仕上げ圧延し、得られた製品の偏径
差を調べ、その結果を図6〜8に示した。なお、表2中
のロール径とは、カリバ溝底部での直径であり、D1
よびD2 (前述の図1参照)を意味する。
【0043】
【表2】
【0044】図6は従来の方法によった場合、図7と図
8は本発明の方法によった場合の結果を示すが、これら
の図からわかるように、実機で圧延した場合の偏径差
は、幾何学的偏径差よりも少し大きいことがわかる。
【0045】そして、従来の方法では、偏径差0.2m
mの製品が得られるサイズフリーな圧延可能領域はわず
か0.8mmにしかすぎなかった。
【0046】これに対し、本発明の方法によった場合の
偏径差0.2mmの製品が得られるサイズフリーな圧延
可能領域は、ロール径が100mmの場合では2.4m
m、ロール径が500mmの場合では2.0mmであ
り、従来の方法に比べて2.5倍以上と極めて広かっ
た。
【0047】
【発明の効果】本発明の方法によれば、最終の仕上げ圧
延機である3ロール圧延機によって偏径差が小さく、し
かも広いサイズフリー領域を有する実用的なサイズフリ
ー圧延を行うことができる。このためロール保有数を削
減できる他、ロール替えの省略が可能なため圧延作業能
率を大幅に高めることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧延方法を説明するための図で、
同図(a)は1パス目の3ロール圧延機、同図(b)は
2パス目の3ロール圧延機を示す図である。
【図2】2台の3ロール圧延機を用いた従来の圧延方法
を説明するための模式図で、同図(a)は1パス目の3
ロール圧延機のロール孔型、同図(b)は2パス目の3
ロール圧延機のロール孔型、同図(c)は1パス目と2
パス目の圧延によって得られる製品形状を示し、製品の
ロール溝底に接する円の直径hがカリバ円弧の直径dC
よりも小さい場合の図である。
【図3】2台の3ロール圧延機を用いた本発明の圧延方
法を説明するための模式図で、同図(a)は1パス目の
3ロール圧延機のロール孔型、同図(b)は2パス目の
3ロール圧延機のロール孔型、同図(c)は1パス目と
2パス目の圧延によって得られる製品形状を示し、製品
のロール溝底に接する円の直径hがカリバ円弧の直径d
C よりも大きい場合の図である。
【図4】2パス目の圧延での幅広がりと自由表面(幅
部)の変形態様を説明するための図である。
【図5】2台の3ロール圧延機を用いた従来の圧延方法
と本発明の圧延方法とで圧延した場合に得られる製品径
(仕上げ径)と幾何学的に求めた偏径差との関係を示す
図である。
【図6】実施例の結果を示す図で、2台の3ロール圧延
機を用いた従来の圧延方法によった場合の製品径(仕上
げ径)と偏径差との関係を示す図である。
【図7】実施例の結果を示す図で、ロール径がいずれも
100mmの2台の3ロール圧延機を用いた本発明の圧
延方法によった場合の製品径(仕上げ径)と偏径差との
関係を示す図である。
【図8】実施例の結果を示す図で、ロール径がいずれも
500mmの2台の3ロール圧延機を用いた本発明の圧
延方法によった場合の製品径(仕上げ径)と偏径差との
関係を示す図である。
【符号の簡単な説明】
1−1:1パス目のカリバ円弧、 1−2:2パス目のカリバ円弧、 2:素材、 3−1:1パス目の逃がし部、 3−2:2パス目の逃がし部、 4:1パス目の圧延後の材料。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 浩一郎 福岡県北九州市小倉北区許斐町1番地住友 金属工業株式会社小倉製鉄所内 Fターム(参考) 4E002 AC12 BB06 CA19 CB09 4E016 AA04 BA10 DA06

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面がほぼ円形に圧延された素材を、圧下
    方向を相互に60度ずらした2台の3ロール圧延機によ
    って異なった製品径の丸棒鋼に圧延する丸棒鋼のサイジ
    ング圧延方法において、少なくとも2パス目の3ロール
    圧延機の各ロールのカリバを、素材の直径よりも1〜2
    1%小さい直径の円弧と逃がし部を配した形状とするこ
    とを特徴とする丸棒鋼のサイジング圧延方法。
JP11092555A 1999-03-31 1999-03-31 丸棒鋼のサイジング圧延方法 Pending JP2000288607A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11092555A JP2000288607A (ja) 1999-03-31 1999-03-31 丸棒鋼のサイジング圧延方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11092555A JP2000288607A (ja) 1999-03-31 1999-03-31 丸棒鋼のサイジング圧延方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000288607A true JP2000288607A (ja) 2000-10-17

Family

ID=14057669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11092555A Pending JP2000288607A (ja) 1999-03-31 1999-03-31 丸棒鋼のサイジング圧延方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000288607A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111495984A (zh) * 2020-05-10 2020-08-07 江苏联峰实业有限公司 一种变径圆棒轧钢的生产方法
CN113083889A (zh) * 2021-03-30 2021-07-09 天津钢铁集团有限公司 基于Ф55mm~Ф75mm圆钢共用孔型系统轧制工艺方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111495984A (zh) * 2020-05-10 2020-08-07 江苏联峰实业有限公司 一种变径圆棒轧钢的生产方法
CN113083889A (zh) * 2021-03-30 2021-07-09 天津钢铁集团有限公司 基于Ф55mm~Ф75mm圆钢共用孔型系统轧制工艺方法
CN113083889B (zh) * 2021-03-30 2022-05-17 天津钢铁集团有限公司 基于Ф55mm~Ф75mm圆钢共用孔型系统轧制工艺方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000288607A (ja) 丸棒鋼のサイジング圧延方法
JP7184109B2 (ja) 継目無鋼管の圧延制御方法及び製造方法
EP0543014B2 (en) Six-stage rolling mill
JP3309807B2 (ja) 外周部の断面形状が円形の金属材の製造方法及びその製造装置
JP3228868B2 (ja) サイジング圧延装置及び圧延方法
JP3266062B2 (ja) 断面形状が円形の金属材の製造方法及びその製造装置
JP3267198B2 (ja) 断面形状が円形の金属材の製造方法及びその製造装置
JP3365348B2 (ja) 金属管の圧延方法
CN110991078A (zh) 一种可降低轴向力的工作辊辊型设计方法
JP2900971B2 (ja) 丸棒鋼のサイジング圧延方法
JP2021098215A (ja) 継目無鋼管の製造方法
JP3064870B2 (ja) 形鋼の圧延装置およびその装置を用いた形鋼の圧延方法
JPH07284801A (ja) H形鋼の圧延方法
JPH10137804A (ja) 丸鋼、線材の圧延設備およびその圧延方法
JP3339466B2 (ja) H形鋼とその圧延方法
JPH09174118A (ja) 管圧延機およびロール位置設定方法
JP2812213B2 (ja) 管圧延方法
JP3606825B2 (ja) 棒鋼及び線材の精密圧延方法
JP2626330B2 (ja) H形鋼圧延用エッジャー圧延機
JP4333261B2 (ja) 管の絞り圧延方法
JP2005021960A (ja) 鋼板の製造方法および製造装置
JPH07178404A (ja) 鋼製連壁用形鋼の製造方法
JP2000158005A (ja) 異形線材・棒鋼の製造方法
JP2976831B2 (ja) 管圧延方法
SU1255233A1 (ru) Прокатна клеть трубоэлектросварочного агрегата