JP2000288432A - 塗装ロボット - Google Patents
塗装ロボットInfo
- Publication number
- JP2000288432A JP2000288432A JP11094396A JP9439699A JP2000288432A JP 2000288432 A JP2000288432 A JP 2000288432A JP 11094396 A JP11094396 A JP 11094396A JP 9439699 A JP9439699 A JP 9439699A JP 2000288432 A JP2000288432 A JP 2000288432A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- gun
- teaching
- coating gun
- coordinate system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Manipulator (AREA)
- Spray Control Apparatus (AREA)
Abstract
軌跡を容易かつ速やかに確認可能とすることにより、教
示終了までに必要な時間を短縮することができる塗装ロ
ボットの提供。 【解決手段】 撮影対象を撮影し画像として入力させる
画像入力手段28と、該画像入力手段28で入力させた
画像を表示させる画像表示手段30と、操作手段15で
入力された塗装ガン25の位置情報に基づく該塗装ガン
25に関わる位置を表す像を、画像入力手段28に対応
した像に変換する変換手段13と、該変換手段13で変
換された塗装ガン25に関わる位置を表す像を、画像入
力手段28で入力させた画像に重ねて画像表示手段30
に表示させる表示制御手段13とを具備する。
Description
装ロボットに関する。
は、移動軌跡上の複数の教示点を教示する、いわゆるP
TP(Point to Point)方式で塗装ガン
の移動軌跡が教示されることになり、再生時は、このよ
うに教示された教示点を直線や円弧で補間することによ
り、連続する移動軌跡に変換して動作するようになって
いる。そして、教示中に移動軌跡を確認したい場合に
は、最後に教示した教示点から数ポイント前の教示点に
戻して、再生を行って、教示点間を連続動作させること
になる。
おいては、教示中は塗装ガンの現在までの教示点の位置
が分からないため、塗装ガンの教示点を結ぶ移動軌跡に
うねりを生じやすい。このように塗装ガンの移動軌跡に
うねりがあると塗装の「たれ」や「すけ」等、塗装品質
の低下を生じてしまうことになる。このため、教示した
データが塗装ガンの移動軌跡にうねりを生じさせるもの
であるかどうかを、上記のように再生を行って確認しな
ければならず、また、塗装ガンの移動軌跡のうねりがあ
った場合には、教示点を修正する必要がある。よって、
教示・再生・修正を繰り返し行わなければならず、教示
終了までに多くの時間を要し、特に生産ライン上で教示
を行っている場合、ライン停止時間が長くなり生産性が
低下してしまうという問題があった。本発明は、教示中
において塗装ガンに関わる位置の移動軌跡を容易かつ速
やかに確認可能とすることにより、教示終了までに必要
な時間を短縮することができる塗装ロボットの提供を目
的とする。
め、本発明の請求項1記載の塗装ロボットは、塗料を噴
出させる塗装ガンと、該塗装ガンを移動させるマニピュ
レータと、操作入力がなされる操作手段とを有するもの
であって、撮影対象を撮影し画像として入力させる画像
入力手段と、該画像入力手段で入力させた画像を表示さ
せる画像表示手段と、前記操作手段で入力された前記塗
装ガンの位置情報に基づく該塗装ガンに関わる位置を表
す像を、前記画像入力手段に対応した像に変換する変換
手段と、該変換手段で変換された前記塗装ガンに関わる
位置を表す像を、前記画像入力手段で入力させた画像に
重ねて前記画像表示手段に表示させる表示制御手段と、
を具備することを特徴としている。これにより、変換手
段が、操作手段で入力された塗装ガンの位置情報に基づ
く該塗装ガンに関わる位置を表す像を、画像入力手段に
対応した像に変換するとともに、表示制御手段が、変換
手段で変換された塗装ガンに関わる位置を表す像を、画
像入力手段で入力させた画像に重ねて画像表示手段に表
示させることになる。
塗料を噴出させる塗装ガンと、該塗装ガンを移動させる
マニピュレータと、操作入力がなされる操作手段とを有
するものであって、画像を投影する画像投影手段と、前
記操作手段で入力された前記塗装ガンの位置情報に基づ
く該塗装ガンに関わる位置を表す像を、前記画像投影手
段に対応する像に変換する変換手段と、該変換手段で変
換された前記塗装ガンに関わる位置を表す像を、前記画
像投影手段から投影させる投影制御手段と、を具備する
ことを特徴としている。このように、変換手段が、操作
手段で入力された塗装ガンの位置情報に基づく該塗装ガ
ンに関わる位置を表す像を、画像投影手段に対応した像
に変換するとともに、投影制御手段が、変換手段で変換
された塗装ガンに関わる位置を表す像を、画像投影手段
で例えばワーク上に表示させることになる。
請求項1または2記載のものに関し、前記塗装ガンに関
わる位置を表す像が、該塗装ガン自体の移動軌跡を表す
像であることを特徴としている。これにより、変換手段
が、操作手段で入力された塗装ガンの位置情報に基づく
該塗装ガン自体の移動軌跡を表す像を、画像入力手段に
対応した像に変換するとともに、表示制御手段が、変換
手段で変換された塗装ガン自体の移動軌跡を表す像を、
画像入力手段で入力させた画像に重ねて画像表示手段に
表示させ、あるいは、変換手段が、操作手段で入力され
た塗装ガンの位置情報に基づく該塗装ガン自体の移動軌
跡を表す像を、画像投影手段に対応した像に変換すると
ともに、投影制御手段が、変換手段で変換された塗装ガ
ン自体の移動軌跡を表す像を、画像投影手段で例えばワ
ーク上に表示させることになる。
請求項1または2記載のものに関し、前記塗装ガンに関
わる位置を表す像が、該塗装ガンの塗装の狙い先の移動
軌跡を表す像であることを特徴としている。これによ
り、変換手段が、操作手段で入力された塗装ガンの位置
情報に基づく該塗装ガンの塗装の狙い先の移動軌跡を表
す像を、画像入力手段に対応した像に変換するととも
に、表示制御手段が、変換手段で変換された塗装ガンの
塗装の狙い先の移動軌跡を表す像を、画像入力手段で入
力させた画像に重ねて画像表示手段に表示させ、あるい
は、変換手段が、操作手段で入力された塗装ガンの位置
情報に基づく該塗装ガンの塗装の狙い先の移動軌跡を表
す像を、画像投影手段に対応した像に変換するととも
に、投影制御手段が、変換手段で変換された塗装ガンの
塗装の狙い先の移動軌跡を表す像を、画像投影手段で例
えばワーク上に表示させることになる。
施の形態を図1〜図5を参照して以下に説明する。この
塗装ロボット10は、図1に示すように、多軸のマニピ
ュレータ11と、該マニピュレータ11にケーブル12
を介して接続されて該マニピュレータ11の各軸の作動
等を制御するコントローラ13と、該コントローラ13
にケーブル14を介して接続されるとともにマニピュレ
ータ11に対する動作教示や塗装作業に伴う塗料吐出量
の設定などのデータ作成の操作入力がオペレータにより
なされるティーチングペンダント(操作手段)15とを
有している。
等に設置固定される固定ベース17と、この固定ベース
17上に鉛直軸回りに図示せぬサーボモータの駆動で回
転するように設けられた旋回ベース18と、該旋回ベー
ス18に一端側が水平軸回りに回転自在に支持されると
ともに旋回ベース18に設けられた図示せぬサーボモー
タの駆動で回転する第1アーム20と、該第1アーム2
0の他端側に一端側が水平軸回りに回転自在に支持され
るとともに第1アーム20の他端側に設けられた図示せ
ぬサーボモータの駆動で回転する第2アーム22とを有
している。これにより第2アーム22は3自由度を有し
ている。
22の他端側に取り付けられる3自由度の回転運動が可
能な手首部23と、手首部23の先端側に取り付けられ
る、塗料をワークWに向け噴出させる塗装ガン25とを
有している。以上のマニピュレータ11は、合計6自由
度を持つことになる。また、マニピュレータ11の先端
に取り付けられた塗装ガン25は、マニピュレータ11
の動作範囲内であれば任意の位置および姿勢をとること
が可能となる。
ュレータ11の塗装ガン25で塗装作業が行われる作業
対象物であるワークWが配置されることになる。該ワー
クWの上方には、塗装ブースに位置固定で配置された雲
台27が設けられており、この雲台27の上には、撮影
対象としてのワークWを撮影しその像を捉えて画像とし
て入力させるカメラ(画像入力手段)28が設けられて
いる。雲台27は、コントローラ13にケーブル29を
介して接続されており、該コントローラ13により制御
されてカメラ28を鉛直軸回りおよび水平軸回りに回転
させるようになっている。ここで、カメラ28は、ワー
クWの塗装対象部分(この場合上面)の全体像およびそ
の周囲を撮影範囲に含むように配置されている。
ル29を介して接続されており、撮影した像のビデオ信
号をコントローラ13に導入させるようになっている。
コントローラ13の上にはモニタ(画像表示手段)30
が載置されており、コントローラ13は、このモニタ3
0の画面に、カメラ28で撮影した画像やコントローラ
13で生成した像を表示させる。
マニピュレータ11、ティーチングペンダント15、カ
メラ28、雲台27およびモニタ30が接続されてお
り、これらに対し情報や電力の伝達を行うようになって
いる。すなわち、コントローラ13は、マニピュレータ
11内のモータを駆動することによりマニピュレータ1
1の姿勢を変化させたり、雲台27内のモータを駆動す
ることにより雲台27すなわちカメラ28の水平に対す
る角度および鉛直に対する角度を変化させたり、ティー
チングペンダント15を介してのオペレータからの入力
を受け取って処理したり、必要な情報をティーチングペ
ンダント15の表示部に表示させたり、カメラ28から
の画像を取り込んで処理し記憶したり、モニタ30に画
像を出力し表示させたり等を行うことになる。
ース座標系と、塗装ガン25の座標系となるガン座標系
と、カメラ28の座標系であるカメラ座標系とが塗装ロ
ボット10の制御に用いられる主要な座標系となってい
る。ベース座標系は、塗装ガン25やカメラ28の位置
および姿勢を表す基準となる座標系であり、塗装ブース
に固定された静座標系である。ガン座標系は、塗装ガン
25に固定され塗装ガン25とともに動く動座標系であ
る。カメラ座標系は、カメラ28に固定された座標系で
あり、雲台27の動作に伴って動く動座標系である。
制御装置(変換手段、表示制御手段)32と、画像入力
装置(画像入力手段)33と、画像出力装置(画像表示
手段)34と、雲台ドライバ35と、サーボドライバ3
6と、記憶装置37とから構成されている。
ト15、画像入力装置33、画像出力装置34、雲台ド
ライバ35、サーボドライバ36および記憶装置37が
接続されており、これらは制御装置32によりそれぞれ
の動作が制御される。画像入力装置33は、カメラ28
から出力されるビデオ信号をディジタル化した画像デー
タに変換し制御装置32に出力する。画像出力装置34
は、制御装置32から画像データが送られてくると、該
画像データに基づく画像をモニタ30に表示させる。
駆動指令によって雲台27のモータを駆動する。サーボ
ドライバ36は、制御装置32から送られるマニピュレ
ータ11への位置指令信号に基づいて該マニピュレータ
11を位置指令に追従するように各モータをサーボ制御
する。記憶装置37は、画像データおよび教示データを
記憶させる。
は、ティーチングペンダント15で入力された塗装ガン
25の教示データ(位置情報)に基づく該塗装ガン25
に関わる位置を表す像を、カメラ28および画像入力装
置33に対応した像に変換する。具体的には、ティーチ
ングペンダント15で入力された塗装ガン25の教示デ
ータ(位置情報)に基づく該塗装ガン25自体の位置を
表す像、塗装ガン25自体の姿勢を表す像、塗装ガン2
5自体の移動軌跡を表す像および作業情報を表す像を、
カメラ28および画像入力装置33に対応した像(カメ
ラ28で見たと仮定した場合の像)に変換する。
れた塗装ガン25に関わる位置を表す像を、カメラ28
および画像入力装置33で入力させた画像に重ね、画像
出力装置34を介してモニタ30に表示させる。具体的
には、変換した塗装ガン25自体の位置を表す像、塗装
ガン25自体の姿勢を表す像、塗装ガン25自体の移動
軌跡を表す像および作業情報を表す像を、カメラ28お
よび画像入力装置33で入力させた画像に重ね、画像出
力装置34を介してモニタ30に表示させる。なお、塗
装ガン25の位置および移動軌跡は、その先点の位置お
よび移動軌跡とされる。
画面表示例を示すものである。モニタ30の画面には、
ワークWと、塗装ガン25のすでに教示された各教示点
の位置および姿勢を示す各教示点におけるガン座標系4
0と、各教示点の教示点番号41と、各教示点から補間
により生成された教示軌跡のうち塗装ガン25をON状
態とする教示軌跡42と、各教示点から補間により生成
された教示軌跡のうち塗装ガン25をOFF状態とする
教示軌跡43と、現在の塗装ガンの位置および姿勢を示
すガン座標系44と、教示中の塗装ガン25のガン先点
の移動軌跡45とが表示されている。ここで、教示軌跡
のうち塗装ガン25をON状態とする教示軌跡42と、
塗装ガン25をOFF状態とする教示軌跡43とは、線
種を異ならせることで区別されている。
御装置32の制御内容を説明するが、その前に、3つの
座標系であるベース座標系、ガン座標系、カメラ座標系
の関係について説明する。ベース座標系から見たガン座
標系は、以下の4行4列の行列で表される。
系から見たガン座標系のx,y,z軸方向の単位ベクト
ル、BpGは、ベース座標系から見たガン座標系の原点位
置を表す変位ベクトルである。これらの各ベクトルは、
3行1列の縦ベクトルである。行列およびベクトルの左
上に付されている添字は見ている座標系を、右下に付さ
れている添字は対象とする座標系を表している。すなわ
ち、添字のBはベース座標系を、添字のGはガン座標系
を、添字のCはカメラ座標系をそれぞれ表している。
節角度から演算できる。マニピュレータ11の6つの関
節角度θ1〜θ6を、 θ=[θ1 θ2 θ3 θ4 θ5 θ6]T とベクトルで表すと、B TG=f(θ) の関係が成り立つ。ここで、添字Tは転置を表す。関数
f(θ)は運動学関数でありマニピュレータ11の自由
度構成に基づき誘導される。この関数の誘導法ならびに
具体的な式は既知であるのでここでは省略する。ベース
座標系から見たカメラ座標系は、以下で表される。
系から見たカメラ座標系のx,y,z軸方向の単位ベク
トル、BpCは、ベース座標系から見たカメラ座標系の原
点位置を表す変位ベクトルである。この行列BTCは、雲
台27の設置位置と雲台27の鉛直軸回りと水平軸回り
の回転角の関数である。この関数は容易に誘導できるの
で具体的な式の形は省略する。このとき、カメラ座標系
から見たガン座標系は、以下で表される。
BTG,BTCから次のように誘導される。C TG=(BTC)-1・BTG カメラ座標系から見たガン座標系の原点位置CpGは、 pG=fP(CpG) という透視変換によってカメラ28の画像面上の位置p
Gに変換される。透視変換の関数fP(p)は既知である
ので省略する。
画像面上の像になっているので、この像に上記の方法で
求めたガン座標系の原点位置の像pGを重ね合わせ、モ
ニタ30に出力するとカメラ28が捉えた画像上にガン
座標系の原点位置が表示されることになる。同様に、カ
メラ座標系から見たガン座標系のx,y,z軸方向の単
位ベクトルの先端位置ベクトルCpG+CxG,CpG+
CyG,CpG+CzGを透視変換してカメラ28の画像面上
の像を求めることによりモニタ30にガン座標系を表示
させることができる。
御装置32の制御内容を、図4に示すPAD図に基づ
き、ステップ毎に説明する。なお、図4にPAD図で示
される処理は一定サンプリング周期毎に実行される。
与えられた位置指令値に移動させるようにサーボドライ
バ36に信号を出力する。 {ステップSA2}記憶装置37にある1サンプリング
前のガン座標系の画像を消去する。 {ステップSA3}現在のガン座標系のカメラ座標系か
ら見た像を生成し記憶装置37に記憶する。
前のガン座標系原点とを結ぶ像(すなわち塗装ガン25
自体の移動軌跡)を生成し記憶装置37に記憶する。 {ステップSA5}記憶装置37にあるカメラ28が捉
えた画像に、現在のガン座標系の画像と、ガン座標系原
点を結ぶ像とを重ね、画像出力装置34を介してモニタ
30に出力する。
ピュレータ11を動かすとそれに伴ってモニタ30上に
現在のガン座標系44と教示中の塗装ガン25の先点の
移動軌跡45がリアルタイムで表示される。
ペンダント15の「画像入力キー」を押下することによ
り画像入力装置33でディジタル化され記憶装置37に
記憶される(後述する)。このとき、マニピュレータ1
1をカメラ28の視野の外に移動させておけば、ワーク
Wだけの像を記憶させることができる。このようにワー
クWだけの像を記憶させておくと、マニピュレータ11
のアーム20,22や手首部23により塗装ガン25が
隠れて見にくくなるような教示位置においても、モニタ
30ではワークWに対するガン座標系の関係が、マニピ
ュレータ11のアーム20,22や手首部23等の障害
物に遮られることなく確認できることになる。
のキー入力があった場合、制御装置32は、図5のPA
D図に示す制御内容を実行する。この制御内容をステッ
プ毎に説明する。 {ステップSB1}操作入力されたキーが「画像入力キ
ー」、「カメラ移動キー」、「マニピュレータ移動キ
ー」および「教示点キー」のいずれであるかを判定し、
「画像入力キー」が操作入力された場合はステップSB
2を、「カメラ移動キー」が操作入力された場合はステ
ップSB3を、「マニピュレータ移動キー」が操作入力
された場合はステップSB8を、「教示点キー」が操作
入力された場合はステップSB9を、それぞれ実行す
る。
る画像を画像入力装置33によりディジタル化して記憶
装置37に記憶し、処理を終える。
させて移動指令を雲台ドライバ35に出力する。 {ステップSB4}新しいカメラ姿勢に対応させてベー
ス座標系から見たカメラ座標系を表す行列であるBTCを
算出する。 {ステップSB5}カメラ28が捉えている画像を画像
入力装置33によりディジタル化して記憶装置37に記
憶する。
れている教示点および教示軌跡の画像を新しいカメラ座
標系に対する画像に変換する。 {ステップSB7}記憶装置37にあるカメラ28が捉
えた画像に、新しいカメラ座標系に対する教示点および
教示軌跡の画像を重ね画像出力装置34に出力しモニタ
30に表示させて、処理を終える。
メラ座標系が変更されても、ティーチングペンダント1
5で入力された塗装ガン25の教示データに基づく該塗
装ガン25自体の位置および姿勢を表す像および塗装ガ
ン25自体の移動軌跡を表す像を、カメラ座標系と対応
するカメラ28および画像入力装置33に対応した像に
変換する。
ータ移動キーに対応させて位置指定値を生成し、処理を
終える。 {ステップSB9}現在のガン座標系、動作情報(教示
点間の補間方法、移動速度、塗装ガン25のON/OF
F情報等)および教示点番号を教示点情報として記憶装
置37に記憶する。
点情報から教示点間を結ぶ教示軌跡を生成する。 {ステップSB11}生成した教示軌跡をカメラ座標系
から見た画像に変換し記憶装置37に記憶する。 {ステップSB12}記憶装置37にあるカメラ28が
捉えた画像に、生成した教示軌跡の画像を重ね画像出力
装置34に出力しモニタ30に表示させて、処理を終え
る。
上記のようにカメラ28および画像入力装置33に対応
した像に変換され記憶装置37に記憶された塗装ガン2
5自体の位置および姿勢を表す像および塗装ガン25自
体の移動軌跡を表す像を、カメラ28および画像入力装
置33で入力させた画像に重ねて画像出力装置34を介
してモニタ30に表示させる。
点間を結ぶ教示軌跡が確定しているので、これらの教示
点および教示軌跡と、現在のガン座標系とをモニタ30
に表示することができる。
制御装置32が、ティーチングペンダント15で入力さ
れた塗装ガン25の位置情報に基づく該塗装ガン25自
体の位置および姿勢を表す像と塗装ガン25の移動軌跡
を表す像とを、カメラ28および画像入力装置33に対
応した像に変換するとともに、このように変換された塗
装ガン25自体の位置および姿勢を表す像と塗装ガン2
5の移動軌跡を表す像とを、カメラ28および画像入力
装置33で入力させた画像に重ねて画像出力装置34を
介してモニタ30の画面上に表示させることになる。
自体の移動軌跡を表示することになり、よって、教示中
において塗装ガン25自体の移動軌跡を容易かつ速やか
に確認可能となり、よって、移動軌跡にうねりがあるか
どうかを容易かつ速やかに確認できるため、塗装ガン2
5を滑らかに移動させる教示データを作成するのに必要
な時間を短縮することができる。これにより、教示のた
めのライン停止時間が短くなり生産性を向上させること
ができる。
し、塗装ピッチを一定間隔にし易いので、「たれ」や
「すけ」の少ない高品質な塗装が簡単に実現できる。さ
らに、教示後に何度も試し塗りと修正をする必要がない
ので、試し塗りの塗料の使用量を減らすことができる。
タ30とを各1台ずつとしているが、それぞれ複数台設
けてもよい。この場合、ベース座標系から見たカメラ座
標系を表す行列BTCをカメラ28の台数分計算し、ガン
座標系をそれぞれのカメラ座標系から見た像に変換して
対応するモニタ30に出力することになる。複数台のカ
メラ28を設けることによっていろいろな角度から塗装
ガン25の位置や塗装ガン25の姿勢が確認できるよう
になる。
めに専用のモニタ30を設けたが、この画像をティーチ
ングペンダント15の表示部に表示してもよい。この場
合、操作部と画像表示部とが一体となって持ち運べるの
で、マニピュレータ11を操作しながら教示軌跡を確認
できる。
の形態を図6〜図12を参照して第1の実施の形態との
相違部分を中心に以下に説明する。なお、第1の実施の
形態と同様の部分には同一の符号を付しその説明は略
す。第2の実施の形態において、図6に示すように、ワ
ークWの上方には、塗装ブースの壁面等に固定されてプ
ロジェクタ(画像投影手段)50が設けられている。こ
のプロジェクタ50は、液晶やレーザを用いて画像を外
部に投影する装置である。なお、プロジェクタ50は、
ワークWの塗装対象部分(この場合上面)の全体および
その周囲を画像投影範囲に含み、かつ投影した画像がワ
ークWの塗装対象部分で最も鮮明となるように位置や焦
点距離が調整されている。
1、ティーチングペンダント15およびプロジェクタ5
0が接続されており、これらに対し情報や電力の伝達を
行うようになっている。すなわち、コントローラ13
は、マニピュレータ11内のモータを駆動することによ
りマニピュレータの姿勢を変化させたり、ティーチング
ペンダント15を介してのオペレータからの入力を受け
取って処理したり、必要な情報をティーチングペンダン
ト15の表示部に表示させたり、プロジェクタ50への
画像を出力したり等を行うことになる。
ース座標系と、塗装ガン25の座標系となるガン座標系
と、プロジェクタ50の座標系であるプロジェクタ座標
系とが塗装ロボット10の制御に用いられる主要な座標
系となっている。ベース座標系は、塗装ガン25やプロ
ジェクタ50の位置および姿勢を表す基準となる座標系
であり、塗装ブースに固定された静座標系である。ガン
座標系は、塗装ガン25に固定され塗装ガン25ととも
に動く動座標系である。プロジェクタ座標系は、プロジ
ェクタ50に固定された座標系であり、塗装ブースに固
定された静座標系である。
制御装置(変換手段、投影制御手段)51と、画像出力
装置(画像投影手段)52と、サーボドライバ53と、
記憶装置54とから構成されている。制御装置51に
は、ティーチングペンダント15、画像出力装置52、
サーボドライバ53および記憶装置54が接続されてお
り、これらは制御装置51によりそれぞれの動作が制御
される。
像データが送られてくると、該画像データに基づく画像
をプロジェクタ50から投影させる。サーボドライバ5
3は、制御装置51から送られるマニピュレータ11へ
の位置指令信号に基づいてマニピュレータ11を位置指
令に追従するようにマニピュレータ11の各モータをサ
ーボ制御する。記憶装置54は、投影画像データおよび
教示データを記憶させる。
は、ティーチングペンダント15で入力された塗装ガン
25の教示データ(位置情報)に基づく該塗装ガン25
に関わる位置を表す像を、画像出力装置52およびプロ
ジェクタ50に対応する像に変換する。具体的には、テ
ィーチングペンダント15で入力された塗装ガン25の
教示データ(位置情報)に基づく該塗装ガン25の塗装
の狙い先である狙い点の位置を表す像および塗装ガン2
5の塗装の狙い先である狙い点の移動軌跡を表す像を、
プロジェクタ50および画像出力装置52に対応した像
(プロジェクタ50から見たと仮定した場合の像)に変
換する。
れた塗装ガン25に関わる位置を表す像を、画像出力装
置52を介してプロジェクタ50から投影させる。具体
的には、変換した塗装ガン25の狙い先である狙い点の
位置を表す像および塗装ガン25の狙い先である狙い点
の移動軌跡を表す像を表す像を、画像出力装置52を介
してプロジェクタ50から位置既定のワークWに投影さ
せる。
50の画像投影例を示すものである。ここで、塗装ガン
25の狙い先である狙い点60は塗装ガン25のガン先
から一定の距離進んだ位置にあるものとする。この距離
は塗装ガン25を用いて最適な塗装ができるガン先から
ワークWまでの距離Lに相当する。教示中にこの距離を
正確に保つのが難しい場合には教示用治具(後述する)
を用いてもよい。
グペンダント15上の各種のマニピュレータ移動キーを
押下することにより移動する。最新の狙い点60に対応
したガン座標系を現在のガン座標系61とする。狙い点
60を移動させると狙い点の移動軌跡62がワークWの
外面に投影される。この狙い点の移動軌跡62は制御装
置51で計算され画像出力装置52を通してプロジェク
タ50から投影された像である。狙い点60が教示位置
63であるならば、ティーチングペンダント15上の教
示点キーを押下することにより、この位置を記憶装置5
4に記憶させる。また、一点前の教示点から現在の教示
点までの移動速度や塗装ガン25の動作情報(塗料のO
N・OFF等)をティーチングペンダント15から入力
し、記憶装置54に記憶させる。制御装置51は教示点
間の情報を基に教示点間の軌道を生成する。その軌道が
塗料を出す軌道であるならば、制御装置51は狙い点の
教示軌跡64を生成し、画像出力装置52を通してプロ
ジェクタ50から像をワークWの塗装対象部分である上
面に投影する。狙い点の教示軌跡64には一定時間毎の
速度ベクトルが分かるように矢印が付加してある。
像のキャリブレーション方法を説明する図である。塗装
ガン25の先には、ガン先から狙い位置までの距離に相
当する長さを持った棒状の教示用治具55が設けられて
いる。この教示用治具55の先端点をワークWの特徴点
に持って行き、ワークW上の複数の特徴点を教示する。
図9のような箱型のワークWならばそれぞれの頂点位置
を特徴点の教示位置66として教示する。この教示位置
66を結ぶ軌道の狙い点軌跡は狙い点の教示軌跡67の
ように生成される。狙い点の教示軌跡67は必ずしも教
示位置66を結ぶ軌道の狙い点軌跡と一致しない。図9
に示すようにずれる場合がある。このような場合、ティ
ーチングペンダント15上の拡大・縮小、平行移動、回
転移動に関するそれぞれのキーを押下することにより、
プロジェクタ50から投影される狙い点の教示軌跡67
を教示位置66を結ぶ軌道の狙い点軌跡に近づけること
ができる(後述する)。
御装置51の制御内容を説明するが、その前に、3つの
座標系であるベース座標系、ガン座標系、プロジェクタ
座標系の関係について説明する。ベース座標系から見た
ガン座標系は、以下の4行4列の行列で表される。
系から見たガン座標系のx,y,z軸方向の単位ベクト
ル、BpGは、ベース座標系から見たガン座標系の原点位
置を表す変位ベクトルである。これらの各ベクトルは、
3行1列の縦ベクトルである。行列およびベクトルの左
上に付されている添字は見ている座標系を、右下に付さ
れている添字は対象とする座標系を表している。すなわ
ち、添字のBはベース座標系を、添字のGはガン座標系
を、添字のPはプロジェクタ座標系をそれぞれ表してい
る。
節角度から演算できる。マニピュレータ11の6つの関
節角度θ1〜θ6を、 θ=[θ1 θ2 θ3 θ4 θ5 θ6]T とベクトルで表すと、B TG=f(θ) …(2) の関係が成り立つ。ここで、添字Tは転置を表す。
レータ11の自由度構成に基づき誘導される。この関数
の誘導法ならびに具体的な式は既知であるのでここでは
省略する。ベース座標系から見たプロジェクタ座標系
は、
Pは、ベース座標系から見たプロジェクタ座標系のx,
y,z軸方向の単位ベクトル、BpPは、ベース座標系か
ら見たプロジェクタ座標系の原点位置を表す変位ベクト
ルである。プロジェクタ50は塗装ブースに固定されて
いるので、BxP,ByP,BzP,BpPは、定数ベクトルで
あり、プロジェクタ50の設置条件より決定される。こ
の値は記憶装置54内に記憶されている。このとき、プ
ロジェクタ座標系から見たガン座標系は、
誘導される。P TG=(BTP)-1・BTG …(4)
装ガン25の位置・姿勢は、マニピュレータ11の6つ
の関節角度θ1〜θ6の関数として求められる。マニピュ
レータ11のアーム20,22の長さ等のパラメータ
は、運動学関数f(θ)に含まれ、プロジェクタ50に
関するパラメータは、4つの定数ベクトルBxP,ByP,
BzP,BpPになっている。一般に運動学関数に含まれる
パラメータは正確に測定され誤差は少ないが、プロジェ
クタ50の設置条件より決定されるパラメータにはある
程度の誤差が含まれる場合が多い。
装ガン25の狙い点をPpWとすると、P pW=PpG+L・PxG …(5) で与えられる。
ジェクタ50の画像面上の平面位置pWは、透視変換の
関数fP(p)を用いて、 pW=fP(PpW) …(6) と求めることができる。透視変換の関数fP(p)に
は、パラメータとして、プロジェクタ50の焦点距離λ
が含まれる。この関数の形は既知であるので省略する。
御装置51の制御内容を、図10に示すPAD図に基づ
き、ステップ毎に説明する。なお、図10にPAD図で
示される処理は一定サンプリング周期毎に実行される。
与えられた位置指令値に移動させるようにサーボドライ
バ53に信号を出力する。 {ステップSC2}現在の狙い点を式(2)から式
(5)を用いプロジェクタ座標系から見た位置に変換し
記憶装置54に記憶する。
い点を記憶装置54から読み出し、現在の狙い点と結ぶ
線分(すなわち塗装ガン25の狙い点の移動軌跡)を生
成する。 {ステップSC4}生成された線分を式(6)により透
視変換し、画像出力装置52に出力し、プロジェクタ5
0から投影させる。
ピュレータ11を動かすとそれに伴ってワークWの上面
上に現在の塗装ガン25の狙い点60と塗装ガン25の
狙い点の移動軌跡62とがリアルタイムで表示される。
のキー入力があった場合、制御装置51は、図11のP
AD図に示す制御内容を実行する。この制御内容をステ
ップ毎に説明する。 {ステップSD1}操作入力されたキーが「マニピュレ
ータ移動キー」、「教示点キー」、「拡大・縮小キ
ー」、「平行移動キー」および「回転移動キー」のいず
れであるかを判定し、「マニピュレータ移動キー」が操
作入力された場合はステップSD2を、「教示点キー」
が操作入力された場合はステップSD3を、「拡大・縮
小キー」が操作入力された場合はステップSD7を、
「平行移動キー」が操作入力された場合はステップSD
9を、「回転移動キー」が操作入力された場合はステッ
プSD11を、それぞれ実行する。
ータ移動キーに対応させて位置指定値を生成し、処理を
終える。
作情報(教示点間の補間方法、移動速度、塗装ガン25
のON/OFF情報等)および教示点番号を教示点情報
として記憶装置54に記憶する。 {ステップSD4}記憶装置54から現在と1つ前の教
示点情報を読み出し、これら教示点間を結ぶ軌跡を生成
し、記憶装置54に記憶する。
塗装ガン25をONするか否かを判定し、塗装ガン25
がONのときステップSD6へ移動し、塗装ガン25が
ONでないときは処理を終える。 {ステップSD6}記憶装置54にある教示軌道から狙
い点軌跡を生成し、プロジェクタ50を用いて像を投影
し(具体的な処理手順は後述する)、処理を終える。
応じてプロジェクタ50の焦点距離λを変更する。すな
わち、拡大のときは焦点距離λを小さくし、縮小のとき
は焦点距離λを大きくする。 {ステップSD8}記憶装置54にある教示軌道から狙
い点軌跡を生成し、プロジェクタ50を用いて像を投影
し、処理を終える。
応じてプロジェクタ50の原点位置ベクトルBpPを以下
の式(7)により変更する。
グペンダント15から入力されたx方向,y方向,z方
向の平行移動量である。 {ステップSD10}記憶装置54にある教示軌道から
狙い点軌跡を生成し、プロジェクタ50を用いて像を投
影し、処理を終える。 {ステップSD11}押下されているキーに応じて、プ
ロジェクタ50の姿勢を表す3つの単位ベクトルBxP,
ByP,BzPを以下の式(8)により変更する。
ダント15から入力されたx軸,y軸,z軸回りの回転
移動量である。 {ステップSD12}記憶装置54にある教示軌道から
狙い点軌跡を生成し、プロジェクタ50を用いて像を投
影し、処理を終える。
教示軌跡から狙い点軌跡を生成し、プロジェクタ50を
用いて像を投影する具体的な処理手順について図12の
PAD図を参照してステップ毎に説明する。 {ステップSE1}記憶装置54から教示軌跡を読み出
し、式(4)および式(5)を用いプロジェクタ座標系
から見た狙い点の軌跡に変換する。
間毎の移動量に対して矢印を付加し、記憶装置54に記
憶する。 {ステップSE3}記憶装置54から狙い点軌跡を読み
出し、式(6)により透視変換して、画像出力装置52
に出力し、プロジェクタ50により投影させる。
制御装置51が、ティーチングペンダント15で入力さ
れた塗装ガン25の位置情報に基づく該塗装ガン25の
狙い先である狙い点の位置を表す像および塗装ガン25
の狙い先である狙い点の移動軌跡を表す像を、プロジェ
クタ50および画像出力装置52に対応した像に変換す
るとともに、このように変換された塗装ガン25の狙い
先である狙い点の位置を表す像および塗装ガン25の狙
い先である狙い点の移動軌跡を表す像を、画像出力装置
52を介してプロジェクタ50でワークWに投影させワ
ークW上に表示させることになる。
の狙い先である狙い点の移動軌跡を表示することにな
り、よって、教示中において塗装ガン25の狙い先であ
る狙い点の移動軌跡を容易かつ速やかに確認可能とな
り、よって、移動軌跡にうねりがあるかどうかを容易か
つ速やかに確認できるため、塗装ガン25を滑らかに移
動させる教示データを作成するのに必要な時間を短縮す
ることができる。これにより、教示のためのライン停止
時間が短くなり生産性を向上させることができる。
し、塗装ピッチを一定間隔にし易いので、「たれ」や
「すけ」の少ない高品質な塗装が簡単に実現できる。さ
らに、教示後に何度も試し塗りと修正をする必要がない
ので、試し塗りの塗料の使用量を減らすことができる。
加えて、教示中に移動軌跡を確認するためワークWの狙
い位置から目を離す必要がないので、教示作業が中断さ
れず、作業効率が上がる。
を1台としているが、複数台設けてもよい。この場合、
ベース座標系から見たプロジェクタ座標系を表す行列B
TPをプロジェクタ50の台数分計算し、ガン座標系を
それぞれのプロジェクタ座標系から見た像に変換して対
応するプロジェクタ50から出力することになる。複数
台のプロジェクタ50を設けることによって立体的なワ
ークWに対しても塗装ガン25の狙い点軌跡を表示させ
ることができるようになる。
記載の塗装ロボットによれば、変換手段が、操作手段で
入力された塗装ガンの位置情報に基づく該塗装ガンに関
わる位置を表す像を、画像入力手段に対応した像に変換
するとともに、表示制御手段が、変換手段で変換された
塗装ガンに関わる位置を表す像を、画像入力手段で入力
させた画像に重ねて画像表示手段に表示させることにな
る。したがって、教示中において塗装ガンに関わる位置
の移動軌跡を表示可能となり、よって、教示中において
塗装ガンに関わる位置の移動軌跡を容易かつ速やかに確
認可能となり、教示終了までに必要な時間を短縮するこ
とができる。
れば、変換手段が、操作手段で入力された塗装ガンの位
置情報に基づく該塗装ガンに関わる位置を表す像を、画
像投影手段に対応した像に変換するとともに、投影制御
手段が、変換手段で変換された塗装ガンに関わる位置を
表す像を、画像投影手段で例えばワーク上に表示させる
ことになる。したがって、教示中において塗装ガンに関
わる位置の移動軌跡を表示可能となり、よって、教示中
において塗装ガンに関わる位置の移動軌跡を容易かつ速
やかに確認可能となり、教示終了までに必要な時間を短
縮することができる。
れば、変換手段が、操作手段で入力された塗装ガンの位
置情報に基づく該塗装ガン自体の移動軌跡を表す像を、
画像入力手段に対応した像に変換するとともに、表示制
御手段が、変換手段で変換された塗装ガン自体の移動軌
跡を表す像を、画像入力手段で入力させた画像に重ねて
画像表示手段に表示させ、あるいは、変換手段が、操作
手段で入力された塗装ガンの位置情報に基づく該塗装ガ
ン自体の移動軌跡を表す像を、画像投影手段に対応した
像に変換するとともに、投影制御手段が、変換手段で変
換された塗装ガン自体の移動軌跡を表す像を、画像投影
手段で例えばワーク上に表示させることになる。したが
って、教示中において塗装ガン自体の移動軌跡を表示す
ることになり、よって、教示中において塗装ガン自体の
移動軌跡を容易かつ速やかに確認可能となり、教示終了
までに必要な時間を短縮することができる。
れば、変換手段が、操作手段で入力された塗装ガンの位
置情報に基づく該塗装ガンの塗装の狙い先の移動軌跡を
表す像を、画像入力手段に対応した像に変換するととも
に、表示制御手段が、変換手段で変換された塗装ガンの
塗装の狙い先の移動軌跡を表す像を、画像入力手段で入
力させた画像に重ねて画像表示手段に表示させ、あるい
は、変換手段が、操作手段で入力された塗装ガンの位置
情報に基づく該塗装ガンの塗装の狙い先の移動軌跡を表
す像を、画像投影手段に対応した像に変換するととも
に、投影制御手段が、変換手段で変換された塗装ガンの
塗装の狙い先の移動軌跡を表す像を、画像投影手段で例
えばワーク上に表示させることになる。したがって、教
示中において塗装ガンの塗装の狙い先の移動軌跡を表示
することになり、よって、教示中において塗装ガンの塗
装の狙い先の移動軌跡を容易かつ速やかに確認可能とな
り、教示終了までに必要な時間を短縮することができ
る。
示す側面図である。
制御系を示すブロック図である。
教示作業中におけるモニタの画面表示例を示す図であ
る。
教示時に一定サンプリング間隔毎に実行される制御装置
の制御内容を示すPAD図である。
教示時にティーチングペンダントからのキー入力があっ
た場合の制御装置の制御内容を示すPAD図である。
示す側面図である。
制御系を示すブロック図である。
教示作業中におけるモニタの画面表示例を示す図であ
る。
プロジェクタから投影される像のキャリブレーション方
法を示す図である。
の教示時に一定サンプリング間隔毎に実行される制御装
置の制御内容を示すPAD図である。
の教示時にティーチングペンダントからのキー入力があ
った場合の制御装置の制御内容を示すPAD図である。
の教示時に制御装置が教示軌跡から狙い点軌跡を生成し
像を投影する制御内容を示すPAD図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 塗料を噴出させる塗装ガンと、該塗装ガ
ンを移動させるマニピュレータと、操作入力がなされる
操作手段とを有する塗装ロボットにおいて、 撮影対象を撮影し画像として入力させる画像入力手段
と、 該画像入力手段で入力させた画像を表示させる画像表示
手段と、 前記操作手段で入力された前記塗装ガンの位置情報に基
づく該塗装ガンに関わる位置を表す像を、前記画像入力
手段に対応する像に変換する変換手段と、 該変換手段で変換された前記塗装ガンに関わる位置を表
す像を、前記画像入力手段で入力させた画像に重ねて前
記画像表示手段に表示させる表示制御手段と、を具備す
ることを特徴とする塗装ロボット。 - 【請求項2】 塗料を噴出させる塗装ガンと、該塗装ガ
ンを移動させるマニピュレータと、操作入力がなされる
操作手段とを有する塗装ロボットにおいて、 画像を投影する画像投影手段と、 前記操作手段で入力された前記塗装ガンの位置情報に基
づく該塗装ガンに関わる位置を表す像を、前記画像投影
手段に対応する像に変換する変換手段と、 該変換手段で変換された前記塗装ガンに関わる位置を表
す像を、前記画像投影手段から投影させる投影制御手段
と、を具備することを特徴とする塗装ロボット。 - 【請求項3】 前記塗装ガンに関わる位置を表す像が、
該塗装ガン自体の移動軌跡を表す像であることを特徴と
する請求項1または2記載の塗装ロボット。 - 【請求項4】 前記塗装ガンに関わる位置を表す像が、
該塗装ガンの塗装の狙い先の移動軌跡を表す像であるこ
とを特徴とする請求項1または2記載の塗装ロボット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09439699A JP4257468B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 塗装ロボット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09439699A JP4257468B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 塗装ロボット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000288432A true JP2000288432A (ja) | 2000-10-17 |
JP4257468B2 JP4257468B2 (ja) | 2009-04-22 |
Family
ID=14109116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09439699A Expired - Fee Related JP4257468B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 塗装ロボット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4257468B2 (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009186973A (ja) * | 2008-02-01 | 2009-08-20 | Boeing Co:The | 爆発性環境でのレーザ投影のための装置および方法 |
CN107520088A (zh) * | 2016-06-15 | 2017-12-29 | 精工爱普生株式会社 | 机器人、控制装置及机器人系统 |
WO2018185890A1 (ja) * | 2017-04-05 | 2018-10-11 | 株式会社ニコン | 塗装補助装置、塗装装置、塗装作業補助方法、塗装物の製造方法、および塗装補助プログラム |
JP2018192550A (ja) * | 2017-05-16 | 2018-12-06 | タクボエンジニアリング株式会社 | 塗装ロボットのティーチング方法 |
JP2019000947A (ja) * | 2017-06-16 | 2019-01-10 | タクボエンジニアリング株式会社 | 塗装ロボットにおける軌道データのシミュレーション方法 |
JP2019093491A (ja) * | 2017-11-24 | 2019-06-20 | ファナック株式会社 | ロボットの教示操作を行う教示装置および教示方法 |
JP2019098405A (ja) * | 2017-11-28 | 2019-06-24 | 株式会社デンソーウェーブ | 教示データ表示装置、教示データ表示方法 |
JP2019126861A (ja) * | 2018-01-23 | 2019-08-01 | セイコーエプソン株式会社 | 教示装置、ロボット制御装置、ロボット、及びロボットシステム |
CN110665707A (zh) * | 2019-10-18 | 2020-01-10 | 马鞍山远荣机器人智能装备有限公司 | 一种自动喷涂机器人 |
JP2020019127A (ja) * | 2018-08-03 | 2020-02-06 | ファナック株式会社 | 協調動作支援装置 |
JP2020116509A (ja) * | 2019-01-23 | 2020-08-06 | 旭サナック株式会社 | 塗装用プログラム作成装置、塗装用プログラムの作成方法 |
CN112207836A (zh) * | 2020-10-30 | 2021-01-12 | 通道鹏达炭业有限责任公司 | 基于三维扫描识别的投影示教枪 |
CN114227677A (zh) * | 2021-12-15 | 2022-03-25 | 成都飞机工业(集团)有限责任公司 | 工业机器人喷涂作业规划方法、装置、设备以及存储介质 |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP09439699A patent/JP4257468B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009186973A (ja) * | 2008-02-01 | 2009-08-20 | Boeing Co:The | 爆発性環境でのレーザ投影のための装置および方法 |
CN107520088A (zh) * | 2016-06-15 | 2017-12-29 | 精工爱普生株式会社 | 机器人、控制装置及机器人系统 |
WO2018185890A1 (ja) * | 2017-04-05 | 2018-10-11 | 株式会社ニコン | 塗装補助装置、塗装装置、塗装作業補助方法、塗装物の製造方法、および塗装補助プログラム |
JP2018192550A (ja) * | 2017-05-16 | 2018-12-06 | タクボエンジニアリング株式会社 | 塗装ロボットのティーチング方法 |
JP2019000947A (ja) * | 2017-06-16 | 2019-01-10 | タクボエンジニアリング株式会社 | 塗装ロボットにおける軌道データのシミュレーション方法 |
US11173601B2 (en) | 2017-11-24 | 2021-11-16 | Fanuc Corporation | Teaching device for performing robot teaching operations and teaching method |
JP2019093491A (ja) * | 2017-11-24 | 2019-06-20 | ファナック株式会社 | ロボットの教示操作を行う教示装置および教示方法 |
JP2019098405A (ja) * | 2017-11-28 | 2019-06-24 | 株式会社デンソーウェーブ | 教示データ表示装置、教示データ表示方法 |
JP2019126861A (ja) * | 2018-01-23 | 2019-08-01 | セイコーエプソン株式会社 | 教示装置、ロボット制御装置、ロボット、及びロボットシステム |
JP7035555B2 (ja) | 2018-01-23 | 2022-03-15 | セイコーエプソン株式会社 | 教示装置、及びシステム |
JP2020019127A (ja) * | 2018-08-03 | 2020-02-06 | ファナック株式会社 | 協調動作支援装置 |
US11458618B2 (en) | 2018-08-03 | 2022-10-04 | Fanuc Corporation | Collaborative operation support device |
JP2020116509A (ja) * | 2019-01-23 | 2020-08-06 | 旭サナック株式会社 | 塗装用プログラム作成装置、塗装用プログラムの作成方法 |
JP7201168B2 (ja) | 2019-01-23 | 2023-01-10 | 旭サナック株式会社 | 塗装用プログラム作成装置、塗装用プログラムの作成方法 |
CN110665707B (zh) * | 2019-10-18 | 2021-12-14 | 马鞍山远荣机器人智能装备有限公司 | 一种自动喷涂机器人 |
CN110665707A (zh) * | 2019-10-18 | 2020-01-10 | 马鞍山远荣机器人智能装备有限公司 | 一种自动喷涂机器人 |
CN112207836A (zh) * | 2020-10-30 | 2021-01-12 | 通道鹏达炭业有限责任公司 | 基于三维扫描识别的投影示教枪 |
CN114227677A (zh) * | 2021-12-15 | 2022-03-25 | 成都飞机工业(集团)有限责任公司 | 工业机器人喷涂作业规划方法、装置、设备以及存储介质 |
CN114227677B (zh) * | 2021-12-15 | 2024-02-20 | 成都飞机工业(集团)有限责任公司 | 工业机器人喷涂作业规划方法、装置、设备以及存储介质 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4257468B2 (ja) | 2009-04-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10980606B2 (en) | Remote-control manipulator system and method of operating the same | |
JP7490349B2 (ja) | 入力装置、入力装置の制御方法、ロボットシステム、ロボットシステムを用いた物品の製造方法、制御プログラム及び記録媒体 | |
JP2000288432A (ja) | 塗装ロボット | |
JP4167954B2 (ja) | ロボット及びロボット移動方法 | |
JPH0212504A (ja) | マニピュレータ用の視覚シーム追跡方法および装置 | |
US20080316368A1 (en) | Method and Device For Moving a Camera Disposed on a Pan/Tilt Head Long a Given Trajectory | |
JP2005106825A (ja) | 受像装置の位置および方向づけの決定方法および装置 | |
WO1997024206A1 (fr) | Systeme robotique composite de detection | |
JP2013049102A (ja) | ロボットの制御装置及びロボットの姿勢決定方法 | |
JP2001060108A (ja) | ロボット動作教示装置および動作教示方法 | |
JP5729226B2 (ja) | ロボットの位置姿勢補間方法及びロボットの制御装置 | |
JP2022183308A (ja) | ロボットシステム、ロボットシステムの制御方法、ロボットシステムを用いた物品の製造方法、制御装置、操作装置、操作装置の制御方法、撮像装置、撮像装置の制御方法、制御プログラム及び記録媒体 | |
JPH08154321A (ja) | 遠隔操作ロボット | |
CN112423947B (zh) | 机器人系统 | |
JP2654899B2 (ja) | 操作型マニピュレータの教示装置および操作型マニピュレータによる自動作業方法 | |
JP2004009209A (ja) | ロボットの教示装置 | |
JP2019150930A (ja) | 溶接ロボット動作教示システム、溶接ロボット動作教示方法およびプログラム | |
US20230088582A1 (en) | Welding system, welding robot control program creation device, and welding robot control program creation method | |
JP2000042960A (ja) | マニピュレータの遠隔操作装置 | |
JP2001315080A (ja) | 遠隔地観測装置 | |
JP3175623B2 (ja) | ロボットの制御装置 | |
JPH05197416A (ja) | ロボット動作点教示装置 | |
JPH0430981A (ja) | 遠隔操縦型ロボットのテレビカメラ制御装置 | |
JPH08194512A (ja) | ロボットの制御装置 | |
KR20240030730A (ko) | 짐벌 기구를 이용한 로봇 매니퓰레이터 제어 장치 및 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20041004 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050811 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080401 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080711 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080903 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081113 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081209 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090107 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090120 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120213 Year of fee payment: 3 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081209 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120213 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130213 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140213 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150213 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |