JP2000287085A - 画像処理装置の変換特性設定装置 - Google Patents
画像処理装置の変換特性設定装置Info
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Abstract
対応したデータに変換するのに用いる変換特性を、画像
形成装置の画像形成条件に応じて正確に設定でき、設定
時には任意の測色計を用いることができるようにする。 【解決手段】 変換特性設定装置は、各種測色計に対応
したテストチャートを形成させるための測色計リスト、
及び、各種画像形成条件に対応した基本特性データを記
憶しており、変換特性設定時には、これら各データに基
づき、使用者に対して、使用する測色計,画像形成条
件,及びテストチャートのパッチ数を指定させ(S100〜
S150)、その指定された各条件に対応したテストチャー
トを画像形成装置に形成させる(S160〜S180)。また、
このテストチャートを測色計で測色した測色データが入
力されると、その測色データを用いて変換特性を演算
し、その後画像データの変換に用いる変換特性データと
して保存する(S190〜S230)。この結果、所望の測色計
を使って画像形成条件に対応した変換特性を設定でき
る。
Description
形成装置に画像形成データを出力することにより記録紙
等の所定の記録媒体に画像を形成させる画像処理装置に
関する。
ンタ等の画像形成装置に所望の画像を形成させる際に
は、その画像データを、予め画像形成装置の画像形成特
性に応じて設定された変換特性データを用いて、画像形
成用のデータ(画像形成データ)に変換し、これを画像
形成装置に出力するようにされている。
するのに使用される変換特性データを固定していると、
使用環境変化等に伴う画像形成装置側の画像形成特性の
変化によって、画像形成装置による形成画像が、本来形
成すべき画像とは異なる色彩になってしまうことがあ
る。
特性データを画像形成装置の画像形成特性に対応させる
ために、画像形成装置に対して、測色用のテストチャー
トを形成させ、そのテストチャートの階調特性を測色計
を使って計測し、計測により得られた測色データと、テ
ストチャートの画像データとに基づき、変換特性データ
を更新するための変換特性設定装置を内蔵したものも知
られている(例えば、特許公報第2755300号等参
照)。
性設定装置には、その装置に対応した特定の測色計を使
って測色データを取り込むためのテストチャートしか記
憶されていなかった。このため、使用者は、既に他の機
種に対応した測色計を所有していても、その測色計が新
たに導入した画像処理装置(換言すれば変換特性設定装
置)に対応していなければ、それに対応する測色計を新
たに導入しなければならず、使用者が所有している測色
計が無駄になるとか、使用者に無駄な出費を強要してし
まうという問題があった。
種別(例えば、普通記録紙、表面をコート処理した光沢
紙(コート紙)、OHP(over head projector)フィル
ム等)や、画像形成材料の種別(例えば、標準インク、
フォトインク等)、或いは、渦巻き型ディザパターン,
ベイヤー(Bayer型ディザパターン等)といった画
像形成時の記録形式等、各種画像形成条件を適宜選択し
て使用できるようにされているが、従来の変換特性設定
装置では、測色用のテストチャートを画像形成装置に形
成させる際には、画像形成装置を予め設定された画像形
成条件で動作させるようにされていた。
て、画像処理装置の変換特性データを更新させる際に
は、使用者は、画像形成装置の画像形成条件をテストチ
ャート形成用の特定の画像形成条件に設定し直す必要が
あり、変換特性データ更新時の作業性が悪いという問題
があった。
た際の画像形成装置の画像形成条件と、実際に所望画像
を形成させる際の画像形成装置の画像形成条件とが異な
る場合には、テストチャートの測色データとテストチャ
ートの画像データとに基づき設定・更新される変換特性
データが、実際の画像形成条件と一致しなくなるので、
測色データから求めた変換特性データを、実際の画像形
成条件に対応するように更に補正する必要があり、変換
特性データ設定のための演算処理が複雑になるとか、変
換特性データを真の画像形成条件に対応させることがで
きず、画像形成装置を実際の画像形成条件に対応して最
適動作させることができなくなる、という問題もあっ
た。
のであり、画像処理装置が画像データを画像形成用のデ
ータに変換するのに使用する変換特性データを設定する
変換特性設定装置において、変換特性データを実際の画
像形成条件に対応して正確に設定でき、また、変換特性
設定用のテストチャートを異なる測色計を使って測色で
きるようにすることを目的とする。
明の効果】かかる目的を達成するためになされた請求項
1に記載の変換特性設定装置は、画像データを外部の画
像形成装置の画像形成特性に対応した画像形成データに
変換する変換手段と、前記変換手段が前記画像データを
変換するのに使用される変換特性データを記憶する変換
特性記憶手段と、前記画像形成データを前記画像形成装
置に出力するための出力手段とを備えた画像処理装置に
おいて、前記変換特性を前記画像形成装置の画像形成特
性に応じて設定するための変換特性設定装置であって、
外部の測色計を用いて画像形成後の色彩特性を測定する
ために前記画像形成装置に形成させるテストチャートの
画像データを、テストデータとして複数記憶するテスト
データ記憶手段と、前記テストデータを外部から選択す
るための選択手段と、前記選択手段にて前記テストデー
タが選択された場合に、該テストデータに基づいてテス
ト画像形成データを生成し、前記出力手段から前記画像
形成装置に出力させるテスト画像形成データ生成手段と
を備えたことを特徴とする。
設定装置においては、テストデータ記憶手段に、複数の
テストデータが記憶され、しかも、そのテストデータは
選択手段にて選択可能に構成されている。そのため、使
用者は複数のテストデータの中から所望のテストデータ
を選択し、そのテストデータに基づくテストチャートを
画像形成装置にて形成させることが可能となる。
のテストデータの中から、使用する測色計や画像形成装
置の実際の画像形成条件に対応したテストデータを選択
して、画像形成装置にテストチャートを形成させれば、
形成後のテストチャートを、使用者が所有する任意の測
色計を使って測色でき、しかも、所望の画像形成条件に
対応した変換特性データが設定されることになり、変換
特性データを極めて効率良く設定できることになる。
に記載のように、テストデータ記憶手段に対して、予
め、複数の測色計に対応したテストチャートを記憶して
おけば、使用者は、自身が所有する測色計に対応したテ
ストデータを選択することにより、その測色計を用いて
測色するのに最適なテストチャートを画像形成装置に形
成させることができ、例えば、請求項3に記載のよう
に、テストデータ記憶手段に対して、予め画像形成装置
側で設定変更可能な複数の画像形成条件に対応したテス
トチャートを記憶しておけば、使用者は、自身が適宜設
定した画像形成条件に対応するテストデータを複数のテ
ストデータの中から選択し、そのテストデータに基づい
て画像形成装置にテストチャートを形成させることがで
き、そのテストチャートの測色データから、所望の画像
形成条件で画像形成装置を動作させるのに最適な変換特
性データを設定できるようになる。
ば、従来のものに比べて、使い勝手を向上でき、しか
も、得られる変換特性データも画像形成装置を使って画
像を形成するのにより最適な変換特性となる。尚、テス
トデータ記憶手段に記憶されるテストデータ個々は、複
数の各種データから構成され、このようなデータとして
は、テストチャート自体の形状や、テストチャート上に
形成されるパッチの形状、配置、配色に関するもの等が
挙げられる。
パッチに配色される色の数が多ければ多いほど、正確な
変換特性データの補正が可能となる。しかし、色数が多
ければ、測色計における測色時間が増大し、膨大な測色
結果に基づく変換特性データの補正にも多量の時間を費
やすことになる。
濃度値を各256階調に分け、各色(合計計768色)
を縦横2mmの正方形のパッチ上に配色し、このパッチ
を1mm間隔にて直列に配置したテストチャートを形成
すると、直列方向の長さが約2.3mにも達する。ま
た、テストチャート上の各パッチの位置座標を手入力に
て変更しつつ、全てのパッチを使用者がボタン操作等に
より測色するように構成されたマニュアル測色計を使用
する場合には、赤、緑、青、各256階調色分を測色す
るのに膨大な時間を費やすことになる。
像形成装置にて各種色彩に着色させるための平面空間を
表すパッチの数を外部から指定するためのパッチ数指定
手段を備え、前記テスト画像形成データ手段は、前記パ
ッチ数指定手段を介して外部からパッチ数が指定される
と、前記選択手段にて選択されたテストデータを、該指
定されたパッチ数でテストチャートを形成するためのテ
ストデータに変換し、該変換後のテストデータから前記
画像形成データを生成して、前記出力手段から前記画像
形成装置に出力させるようにするとよい。
が適宜にテストチャート上のパッチ数を適宜の数に設定
することができるので、上記のようにマニュアル測色計
を用いても短時間で測色を終えることが可能となる。ま
た、パッチ数を指定すると、指定されたパッチ数に応じ
てパッチに配色する色を自動的に設定することが可能で
あるため、例えば、赤、緑、青、各256階調色の間を
パッチ数分に均等分割し、それを実現する各階調色をパ
ッチに配色するようにすることが可能となる。そのた
め、このようにパッチを配色したテストチャートを用い
ても、変換特性データをほぼ正確に補正することができ
るため、画像データに基づいた忠実な階調画像を安定し
て形成することが可能となる。
定装置は、パーソナルコンピュータ、モニタ、キーボー
ド、マウス等を備えた周知のコンピュータシステムに画
像処理装置と共に組み込むのが操作性の点から好まし
い。即ち、モニタを測色計等の選択表示用とし、キーボ
ードまたはマウスを選択用あるいは入力用として使用す
るものである。また、選択されたパラメータから各種演
算処理等からテスト画像形成データの出力、測色結果の
入力から変換特性データの補正までを一貫して行うこと
が可能となる。
明(請求項1〜4)の変換特性設定装置を組み込んでも
よいが、その場合には、選択手段(例えば、モニタ、選
択ボタン等)を内蔵させる必要がある。尚、画像形成装
置に変換特性設定装置を組み込んでおけば、即座にテス
トチャートを形成することが可能となる。
る。図1は、本発明が適用された一実施例のパーソナル
コンピュータ2の主要ブロック図を表す。
という)2の主体をなすコンピュータ部4は、CPU1
0、ROM12、RAM14、HDD(ハードディスク
ドライブ)16から構成されている。尚、HDD16
は、バス18及びインターフェース20を介して、CP
U10、ROM12、RAM14接続されている。ま
た、コンピュータ部4のバス18にはインタフェース2
2を介し、キーボード30と、マウス32と、モニタ3
4と、画像形成装置であるプリンタ36と、測色計38
とが接続されている。
任意の画像データを、予め設定された変換特性データに
基づき、プリンタ36を用いた画像形成用(印刷用)の
画像形成データ(印刷データ)に変換して、プリンタ3
6に出力し、プリンタ36により所定の記録用紙に画像
を印刷させる画像形成処理や、変換特性データの更新の
ためのテストチャートをプリンタ36に印刷させたり、
印刷後のテストチャートを測色計38を用いて測色した
測色データを取り込み、その取り込んだ測色データを用
いて変換特性データを更新する、後述の変換特性設定処
理等、CPU10に実行させるための各種プログラムが
格納されている。また、HDD16には、CPU10が
画像形成処理や変換特性設定処理を実行するのに必要な
変換特性データやテストチャート印刷用のテストデータ
等も、対応するプログラムと一緒に記憶されている。
1記載の変換特性記憶手段及びテストデータ記憶手段と
して機能し、このHDD16に記憶された画像形成処理
用のプログラムをCPU10が実行することにより、請
求項1記載の画像処理装置における変換手段及び出力手
段としての機能が実現される。
行する際にプリンタ36に印刷させるテストチャートの
画像形成データ(テストデータ)は、テストチャートの
測色に用いる測色計38の種類や、プリンタ36側の印
刷条件(画像形成条件)に対応して、最適なテストチャ
ートを印刷できるようにするために、以下に説明するデ
ータ形式にてHDD16に記憶されている。
処理を実行することにより、プリンタ36に形成させる
ことができる代表的なテストチャートを表し、(a)は
正方形パッチを1次元配列させたテストチャートT1、
(b)は正方形パッチを2次元配列させたテストチャー
トT2、(c)は手動による測色を行うマニュアル測色
計用のテストチャートT3である。
(例えば、縦横共に2mm)のパッチを一定間隔(例え
ば、1mm間隔)で計768個(パッチNo.P1〜P
768)を配置させたものである。従って、テストチャ
ートT1には、赤(R)、緑(G)、青(B)について
各256階調色を配色することが可能である。尚、テス
トチャートT1において、パッチ配列方向は、本テスト
チャート1に対応する測色計の紙送り方向に相当する
(即ち、P1から順にP768までを測色していく)。
えば、縦横共に2mm)のパッチを縦24個×横32個
の計768個(パッチNo.P1〜P768)を間隔な
しに長方形状に配列したものである。このテストチャー
トT2は、テストチャートT1と同様に、赤(R)、緑
(G)、青(B)について各256階調色を配色するこ
とが可能である。尚、テストチャートT2は、P1から
順にP768まで、チャート上を蛇行するように測色す
る測色計に対応している。
えば、縦横共に4mm)のパッチをP1〜P383まで
の第1列と、P343〜P768までの第2列とを平行
して配列したものである。このテストチャートT3は、
各パッチの位置座標を手入力にて変更しながら、全ての
パッチを使用者がボタン操作等により測色するように構
成されたマニュアル測色計用のテストチャートであり、
テストチャートT3は、印刷時に、各パッチの上または
下に相当する位置にそのパッチの番号(即ち、P1〜P
768)が印字される。
ートT1〜T3をプリンタ36にて印刷させるためにH
DD16に記憶された測色計リスト40を表す。測色計
リスト40は、各種測色計夫々に対応するテストチャー
トをプリンタ36にて形成させるために、各測色計毎
に、テストチャートを構成する各パッチP1〜768の
位置を表す座標(パッチ座標;x,y)を記述したもの
であり、HDD16に記憶されている。尚、テストチャ
ートの大きさ、パッチ座標の原点位置等を示すその他の
データ(図示略)についても、測色計リスト40に付随
してHDD16に記憶されている。
印刷条件に対応させて各パッチを配色するのに用いる基
本特性データ42を表す。基本特性データ42は、プリ
ンタ36にて使用可能な記録媒体である用紙の種別(例
えば、普通紙、コート紙、OHPフィルム等)、同じく
インクの種別(例えば、標準インク、フォトインク
等)、画像印刷時の解像度(例えば、300[dp
i]、600[dpi]等)、画像印刷時の面積階調法
(例えば、ベイヤー(Bayer)法、渦巻き法等)、
といった各種印刷条件に対応させて各パッチを配色する
ためのテストデータを記述したものであり、HDD16
にLUT(ルックアップテーブル)44として記憶され
ている。
テストチャートを印刷させるための基本的なテストデー
タであり、図5に示すように、赤(R)、緑(G)、青
(B)の各色について、本来テストチャート上に配され
るべき色の濃度値(以下、相対濃度値Cという)と、そ
の相対濃度値Cでプリンタ36に画像を形成させるため
の画素値iとの関係を表す所謂ドットゲインカーブを数
値化したものである。そして、このLUT44は、上記
各印刷条件毎に夫々設定され、HDD16に記憶されて
いる。
テストチャート印刷用のデータを用いて、CPU10
が、プリンタ36に実際にテストチャートを印刷させ、
変換特性データを更新する、変換特性設定処理について
説明する。尚、この変換特性設定処理は、使用者が、こ
の処理のプログラムの実行指令を外部から入力した際
に、CPU10において実行されるものである。
と、まずS100(Sはステップを表す)にて、HDD
16から測色計リスト40を読み出して、RAM14に
書き込み、これをモニタ34への表示用の画像データに
変換し、測色計リスト選択メニューとしてモニタ34に
表示させる。その際、単に測色計名のみを表示するよう
にしてもよく、その場合には、使用者が測色名を選択す
ると、測色名に対応した測色計リストをRAM14に読
み出すようにすればよい。
示した測色計リスト選択メニューに従って使用者が測色
計リストを選択したか否かを判断することにより、測色
計リストが選択されるのを待つ。そして、測色計リスト
が選択されると、S120に移行して、HDD16から
基本特性データ42を読み出し、RAM14に書き込
み、これをモニタ34への表示用の画像データに変換
し、基本特性データ選択メニューとしてモニタ34に表
示させる。
媒体→普通紙、インク→フォトインク、解像度→60
0、面積階調法→渦巻き、というように、使用者に対し
て上述の各種印刷条件を夫々設定させるためのものであ
り、続くS130では、モニタ34に表示した基本特性
データ選択メニューに従って使用者がこれら各印刷条件
を設定したか否かを判断することにより、印刷条件が設
定されるのを待つ。
れたと判断されると、続くS140に移行して、その設
定された印刷条件に対応したLUT44をHDD16か
ら読み出し、これをRAM14に書き込むと共に、テス
トチャートのパッチ数を使用者に指定させるためのパッ
チ数指定メニューをモニタ34に表示させる。
数指定メニューに従ってパッチ数を入力してきたか否か
を判断することにより、パッチ数nが指定されるのを待
ち、パッチ数nが指定されると、S160に移行して、
指定されたパッチ数nでテストチャートを印刷するのに
必要な、各パッチ毎の赤(R)、緑(G)、青(B)の
相対濃度値C及び画素値iを設定する演算処理を行い、
その結果得られるテストチャート印刷用のテストデータ
をRAM14に書き込む。
は、例えば、まず、図5のLUT44の各色毎に、相対
濃度値C255と相対濃度値C0との差分C255−C
0を数値n−1にて均等に分割するために、演算式「K
=(C255−C0)/n−1」を用いて数値Kを算出
し、次に、この数値Kに基づき、Cj=KL(但し、L
は、1〜n−2の整数)を計算することにより、各パッ
チ毎に、各色の相対濃度値Cjを求め、更に、その求め
られた各相対濃度値Cjに対応する画素値i(Cj)
を、図5に示した各色のドットゲインカーブに従い設定
する、といった手順で実行される。
数である必要がある。そして、例えば、パッチ数nが3
の時は、通常、相対濃度値C255、相対濃度値C0、
相対濃度値C128に相当する色が設定され、各相対濃
度値に対応した画素値i(Cj)が設定されることにな
る。
対濃度値Cの最低値がC0とはならず、最高値について
もC255とはならない場合には、相対濃度値Cの最高
値Cmaxと最低値Cminとの差分Cmax−Cmi
nを、数値n−1にて均等に分割{K=(Cmax−C
min)/n−1}し、この数値Kに基づき、Cj′=
KLを求め、この値Cj′に相対濃度値Cの最低値Cm
inを加えることにより、相対濃度値Cj(Cj=Cj
+Cmin)を求めるようにすればよい。
ッチ毎に求められた各色の相対濃度値Cj及びこれに対
応した画素値i(Cj)は、図7に示す如く、測色計リ
スト選択メニューに従って使用者が選択した測色計リス
トのパッチ番号(P1〜P768)に対応付けて、パッ
チ番号の小さい順に、各パッチの座標データと一緒にR
AM14内に格納される。尚、このようにRAM14内
に格納されたデータは、テストチャート印刷用のテスト
データ46となる。また、図7は、パッチ数nとして値
5が入力された場合のテストデータ46であり、この場
合には、各パッチ毎に、赤(R)、緑(G)、青(B)
の各色の相対濃度値C及び画素値iが設定されるため、
パッチ番号P1〜P15の合計15個のデータが設定さ
れることになる。
定されると、続くS170に移行して、テストデータ4
6を、プリンタ36が記録用紙上に各パッチを印刷する
ことのできる印刷データに変換し、S180にて、この
印刷データをプリンタ36に出力する。
タに従い、使用者が設定した印刷条件で所望の印刷用紙
にテストチャートを印刷する。すると、使用者は、測色
計38を操作することにより、その印刷後のテストチャ
ートを測色させ、測色計38からテストチャートの測色
データをPC2に入力させる。
色計38を操作することにより測色データを入力してく
るのを待ち、測色データの入力が開始されると、S20
0に移行して、この測色データの取り込みを開始する。
そして、更に、続くS210では、使用者からの測色デ
ータの入力が終了したか否かを判断することにより、測
色データの取り込みが完了するのを待ち、測色データの
取り込みが完了すると、S220に移行して、今回取り
込んだ測色データと、S160で求めたテストデータと
に基づき、現在設定されている印刷条件下での変換特性
データを求め、続くS230にて、現在の印刷条件に対
応したRAM14内の変換特性データを、今回求めた最
新の変換特性データに書き換え、当該処理を終了する。
ンタ36を用いて所望の画像を印刷する際の印刷条件に
対応した基本特性データ、及び、テストチャートの測色
に用いる測色計の種類に対応したパッチの配置を表す測
色計リストを、予めHDD16に記憶しておき、使用者
が、プリンタ36の印刷条件及び測色に用いる測色計3
8の種類に応じて、テストチャート印刷用のテストデー
タを設定できるようにされている。
は、プリンタ36に対して、使用者が設定するプリンタ
36の印刷条件及び使用する測色計38に最も適したテ
ストチャートを印刷させることができ、そのテストチャ
ートを測色計38で測色することにより、そのときのプ
リンタ36の印刷条件に対応した変換特性データを設定
することが可能になる。
理装置のように、その装置に対応した測色計を準備する
必要がなく、使用者の負担を軽減することができると共
に、変換特性データも印刷条件に対応した最適な変換特
性に設定できるので、画像形成装置であるプリンタ36
の画像の再現性を向上できる。
ンタの印刷条件に対応したテストチャートを印刷できる
だけでなく、そのテストチャートのパッチ数も適宜変更
できることから、例えば、変換特性データの更新に利用
できる時間が短い場合に、パッチ数を少なくして、変換
特性データの更新時間を短くする、というように、使用
者側の都合で変換特性データの更新時間を変更すること
が可能であり、使い勝手を向上することができる。
換特性設定処理において実行される各処理の内、S10
0〜S130の処理が請求項1記載の選択手段として機
能し、S140,S150の処理が請求項4記載のパッ
チ数指定手段として機能し、S160〜S180の処理
が、請求項1,請求項4記載のテスト画像データ生成手
段として機能する。
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の態様を採ることができる。例えば、PC2のHDD
16には、複数の測色計リストに対応した測色計リスト
ファイルのみをテストデータ記憶手段として格納するよ
うにしてもよい。但し、その場合には、テストデータを
標準的なプリンタ36の画像形成条件に対応させておく
必要がある。
測色計に対応したテストチャートをプリンタ36に形成
させることが可能となる。そのため、使用者が既に保有
している測色計が無駄にならない。また、HDD16に
は、複数の画像形成条件に対応した基本特性データを記
憶する基本特性データファイルのみをテストデータ記憶
手段として格納するようにしてもよい。但し、その場合
には、対応する測色計は代表的な測色計1つに限られる
ことになる。
形成条件にプリンタ36が設定された場合に、その画像
形成条件に見合ったテストチャートを形成することが可
能となり確実に変換特性データを補正することが可能と
なる。また、HDD16には、測色計リストファイル、
あるいは基本特性データファイルのいずれかと、テスト
チャート上のパッチ数が指定された場合に、そのパッチ
数に応じた色を各パッチに配するためのパッチ数指定手
段であるパッチ数指定プログラムとを格納するようにし
てもよい。
数指定プログラムとが格納された場合には、指定された
パッチ数に基づき、各種測色計リストに対応したテスト
チャートのパッチに配する色を指定させることが可能と
なる。そのため、所定のパッチ数よりも少なく指定すれ
ば、プリンタ36に形成させるテストチャートを所定の
テストチャートよりも小さく形成させることが可能とな
る。また、パッチ数を指定したテストチャートを用いて
も変換特性データの補正を正確に行うことが可能であ
る。
ログラムとが格納された場合には、パッチ数が指定さ
れ、しかも、使用者は所望する画像形成条件となるよう
に基本特性データを選択することが可能となる。そのた
め、所定のパッチ数よりも少なく指定すれば、プリンタ
36に形成させるテストチャートを所定のテストチャー
トよりも小さく形成させることが可能となり、しかも、
使用者が所望する画像形成条件に対応したテストチャー
トを形成することができるので、このようなテストチャ
ートを用いるとより正確に変換特性データの補正を行う
ことが可能となる。
は、各印刷条件毎にHDD16に格納するものとして説
明したが、変換特性データは、変換特性設定処理にて設
定された最新の変換特性データを1個、又は所定個だけ
記憶し、それ以外は、消去するようにしてもよい。この
ようにすれば、HDD16の変換特性データの記憶領域
を少なくできる。
装置及び変換特性設定装置としての機能を、プリンタ3
6に画像形成データを出力して所定の記録用紙に画像を
形成させるパーソナルコンピュータ2に組み込んだ場合
について説明したが、プリンタや複写機等の画像形成装
置自体に、本発明の変換特性設定装置としての機能を組
み込むようにしても良い。
である。
トを表す説明図である。
めの測色計リストを表す説明図である。
タを表す説明図である。
表す説明図である。
トデータを表す説明図である。
0…CPU、12…ROM、14…RAM、16…HD
D、18…バス、20,22…インターフェース、30
…キーボード、32…マウス、34…モニタ、36…プ
リンタ、38…測色計、40…測色計リスト、42…基
本特性データ、44…LUT、46…テストデータ、T
1,T2,T3…テストチャート。
Claims (4)
- 【請求項1】 画像データを外部の画像形成装置の画像
形成特性に対応した画像形成データに変換する変換手段
と、 前記変換手段が前記画像データを変換するのに使用され
る変換特性データを記憶する変換特性記憶手段と、 前記画像形成データを前記画像形成装置に出力するため
の出力手段とを備えた画像処理装置において、前記変換
特性を前記画像形成装置の画像形成特性に応じて設定す
るための変換特性設定装置であって、 外部の測色計を用いて画像形成後の色彩特性を測定する
ために前記画像形成装置に形成させるテストチャートの
画像データを、テストデータとして複数記憶するテスト
データ記憶手段と、 前記テストデータを外部から選択するための選択手段
と、 前記選択手段にて前記テストデータが選択された場合
に、該テストデータに基づいて画像形成データを生成
し、前記出力手段から前記画像形成装置に出力させるテ
スト画像形成データ生成手段とを備えたことを特徴とす
る変換特性設定装置。 - 【請求項2】 前記テストデータ記憶手段にテストデー
タとして記憶される複数のテストチャートは、夫々複数
の測色計に対応していることを特徴とする請求項1に記
載の変換特性設定装置。 - 【請求項3】 前記テストデータ記憶手段にテストデー
タとして記憶される複数のテストチャートは、前記画像
形成装置において変更可能な複数の画像形成条件の各々
に対応していることを特徴とする請求項1または請求項
2に記載の変換特性設定装置。 - 【請求項4】 前記画像形成装置にて各種色彩に着色さ
せるための平面空間を表すパッチの数を外部から指定す
るためのパッチ数指定手段を備え、 前記テスト画像形成データ手段は、前記パッチ数指定手
段を介して外部からパッチ数が指定されると、前記選択
手段にて選択されたテストデータを、該指定されたパッ
チ数でテストチャートを形成するためのテストデータに
変換し、該変換後のテストデータから前記画像形成デー
タを生成して、前記出力手段から前記画像形成装置に出
力させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
に記載の変換特性設定装置。
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---|---|---|---|
JP08721899A JP3867435B2 (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 画像処理装置の変換特性設定装置 |
US09/534,026 US6804025B1 (en) | 1999-03-24 | 2000-03-24 | Calibration data preparing system |
Applications Claiming Priority (1)
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JP08721899A JP3867435B2 (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 画像処理装置の変換特性設定装置 |
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JP3867435B2 JP3867435B2 (ja) | 2007-01-10 |
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Family Applications (1)
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JP08721899A Expired - Fee Related JP3867435B2 (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-29 | 画像処理装置の変換特性設定装置 |
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JP (1) | JP3867435B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008066813A (ja) * | 2006-09-05 | 2008-03-21 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム |
US7722149B2 (en) | 2005-07-08 | 2010-05-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Printer and print control apparatus and method thereof, and printer driver |
-
1999
- 1999-03-29 JP JP08721899A patent/JP3867435B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2008066813A (ja) * | 2006-09-05 | 2008-03-21 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム |
JP4706602B2 (ja) * | 2006-09-05 | 2011-06-22 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム |
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JP3867435B2 (ja) | 2007-01-10 |
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