JP2000286981A - インターホンシステム - Google Patents

インターホンシステム

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JP2000286981A
JP2000286981A JP11090593A JP9059399A JP2000286981A JP 2000286981 A JP2000286981 A JP 2000286981A JP 11090593 A JP11090593 A JP 11090593A JP 9059399 A JP9059399 A JP 9059399A JP 2000286981 A JP2000286981 A JP 2000286981A
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floor
unit
fire
dwelling
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隆治 大内
Takatoshi Yamagishi
貴俊 山岸
Takashi Tsuda
崇 都田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 災害時の警報通知を住棟受信機と併用等でき
るようなシステムを得る。 【解決手段】 少なくとも階単位で放送可能なインター
ホン機能を有する防災システムにおいて、出火した住戸
が特定されると、少なくとも出火した住戸が属する階及
びその1つ上の階に対して、インターホン機能を用いて
火災を教示するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば共同住宅に
配置され、出火等を検知するとその災害を教示する、イ
ンターホンシステムに関するものである。特にその教示
メッセージのデータの通知手段として利用するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、共同住宅等に対し、火災報
知、防犯等のような機能を付加し、総合的な警備を行う
システムがある。このようなシステムは、出火を通知す
る際には、火災報知器を鳴動させるだけではなく、各住
戸に配置された装置から合成音声等によるメッセージを
発音させている。
【0003】ここで、火災設備等に関し、消防庁が共同
住宅に設置する消防設備の設置基準を定めて通知をして
いる。この通知に220号の通知(以下、220号通知
という)というのがある。この220号通知は、共同住
宅等に係る消防用設備等の技術上の基準の特例について
通知したものである。この通知には、音声警報機能、メ
ッセージ等についての基準も設けられている。この22
0号通知を満たそうとすれば、廊下型共同住宅等におい
て、ある住戸から出火した場合、出火した住戸(又は共
用室)及び管理人室はもとより、2階以上の階であれ
ば、少なくとも出火した住戸(又は共用室)の階(以
下、出火階という)とその1つ上の階(以下、直上階と
いう)の住人には火災が発生した旨の警報を行うための
設備を備える必要がある旨の規定がある。なぜなら、こ
れらの住人が、火災に関して最も影響が大きいからであ
る。また、1階で出火した場合はその直上階と地階に警
報を発しなければならない。さらに、地階で出火した場
合は、その出火階、直上階及び他の地階に警報を発しな
ければならないと規定されている。この警報、メッセー
ジ等は、住棟受信機を介して行われている。住棟受信機
とは、例えば、住民、消防隊員等が火災の詳細な状況を
把握するために設けられている火災報知設備の火災受信
機である。
【0004】一方、このような総合的な警備を行うシス
テムとして、各住戸と管理室、集合玄関機との間で通話
を行うインターホン機能に火災、防犯、その他の警報機
能を付加したインターホンシステムがある。このような
インターホン機能があれば、住戸、管理室及び共同玄関
との間で音声通話等が可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステムでは、
センサ感知時及び出火時の警報音及びそのメッセージは
住棟受信機を介して行っている。住棟受信機は設置する
ことになっているが、セキュリティ上、何らかの障害が
あった場合にサポート等ができるようにしておく方がよ
り安全である。
【0006】そこで、本発明は、災害時の警報通知を住
棟受信機と併用等できるようなシステムを得ることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るインターホ
ンシステムは、複数の住戸に対し放送可能な機能を有す
るインターホンシステムにおいて、出火した住戸が特定
されると、少なくとも出火した住戸が属する階及び少な
くともその1つ上の階に対して、放送可能な機能を用い
て火災を教示するものである。
【0008】また、本発明に係るインターホンシステム
は、各住戸に設けられた住戸機と、管理室に設けられた
管理室機と、住戸機と管理室機との間で通話を行うため
の通話信号制御を行い、また、住戸機及び管理室機の状
態を把握するための制御データ信号の送受信処理を行う
通話制御装置とを備えたインターホンシステムにおい
て、通話制御装置は、特定した出火住戸に基づいた制御
データ信号を管理室機に伝送する伝送手段を有し、管理
室機は、制御データ信号に基づいて出火住戸が属する階
及び少なくともその1つ上の階に対して作成した警報メ
ッセージを通話信号として送信する送信手段を有し、ま
た、住戸機は、出火住戸が属する階及び少なくともその
1つ上の階に設けられている場合に、受信した通話信号
に基づいて警報メッセージを発音する発音手段とを有し
ている。
【0009】また、本発明に係るインターホンシステム
は、管理室機の送信手段が、出火住戸が属する階及び少
なくともその1つ上の階に対して作成した警報メッセー
ジを送信し、出火住戸が属する階及び少なくともその1
つ上の階に設けられた住戸機の発音手段だけが通話信号
に基づいて警報メッセージを発音する代わりに、管理室
機は各階又は各住戸番号に対応させた警報メッセージの
音データを記憶し、管理室機の送信手段は、出火階又は
出火住戸に対応させて作成した警報メッセージを送信
し、全ての住戸機の発音手段は、通話信号に基づいて、
出火階又は出火住戸番号に対応させた警報メッセージを
発音するものである。
【0010】また、本発明に係るインターホンシステム
は、各住戸に設けられた住戸機と、集合玄関に設けられ
た集合玄関機と、住戸機と集合玄関機との間で通話を行
うための通話信号制御を行い、また、住戸機の状態を把
握するための制御データ信号の送受信処理を行う通話制
御装置とを備えたインターホンシステムにおいて、通話
制御装置は、特定した出火住戸に基づいて、出火住戸が
属する階及び少なくともその1つ上の階に対して作成し
た警報メッセージを通話信号として送信する送信手段を
有し、また、住戸機は、出火住戸が属する階及び少なく
ともその1つ上の階に設けられている場合に、受信した
通話信号に基づいて警報メッセージを発音する発音手段
とを有している。
【0011】また、本発明に係るインターホンシステム
は、通話制御装置の送信手段が、出火住戸が属する階及
び少なくともその1つ上の階に対して作成した警報メッ
セージを送信し、出火住戸が属する階及び少なくともそ
の1つ上の階に設けられた住戸機の発音手段だけが通話
信号に基づいて警報メッセージを発音する代わりに、通
話制御装置は、各階又は各住戸番号に対応させた警報メ
ッセージの音データを記憶し、通話制御装置の送信手段
は、出火階又は出火住戸番号に対応させて作成した警報
メッセージを送信し、全ての住戸機の発音手段は、通話
信号に基づいて、出火階又は出火住戸番号に対応させた
警報メッセージを発音するものである。
【0012】また、本発明に係るインターホンシステム
の住戸機は、出火住戸用の警報メッセージの音データを
記憶し、出火住戸の住戸機が有する発音手段は、通話信
号に関わらず、出火住戸用の警報メッセージの音データ
に基づいた警報メッセージを発音するものである。
【0013】また、本発明に係るインターホンシステム
は、各住戸に設けられた住戸機と、集合玄関に設けられ
た集合玄関機と、住戸機と集合玄関機との間で通話を行
うための通話信号制御を行い、また、住戸機の状態を把
握するための制御データ信号の送受信処理を行う通話制
御装置とを備えたインターホンシステムにおいて、通話
制御装置は、特定した出火住戸の情報を含んだ制御デー
タ信号を伝送する伝送手段を有し、住戸機は、出火住戸
階用及び少なくともその1つ上の階用の警報メッセージ
の音データを記憶し、特定した出火住戸の階又は少なく
ともその1つ上の階に設けられている場合に、出火住戸
階用又は少なくともその1つ上の階用の警報メッセージ
の音データに基づいて警報メッセージを発音する発音手
段を有するものである。
【0014】また、本発明に係るインターホンシステム
は、特定した出火住戸の階及び少なくともその1つ上の
階の住戸機が有する発音手段だけが、制御データ信号に
基づいて、出火住戸階用又は少なくともその1つ上の階
用の警報メッセージの音データに基づいて発音する代わ
りに、全ての住戸機は、各階又は各住戸番号の警報メッ
セージに対応させた音データを記憶し、住戸機の発音手
段は制御データ信号に基づいて、出火階又は出火住戸番
号に対応させた警報メッセージの音データに基づいて警
報メッセージを発音するものである。
【0015】また、本発明に係るインターホンシステム
の住戸機は、出火住戸用の警報メッセージの音データを
記憶し、出火住戸の住戸機が有する発音手段は、制御デ
ータ信号に関わらず、出火住戸用の警報メッセージの音
データに基づいた警報メッセージを発音するものであ
る。
【0016】また、本発明に係るインターホンシステム
の住戸機の発音手段は、警報メッセージに加え、さらに
警報音を発音するものである。
【0017】また、本発明に係るインターホンシステム
は、各住戸の玄関に備えられ、それぞれ各住戸の住戸機
と連動し、警報メッセージに基づいて発音するドアホン
発音手段を有するドアホンをさらに備えたものである。
【0018】また、本発明に係るインターホンシステム
の住戸機は、警報を表示するための表示手段をさらに有
するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】実施形態1.図1は本発明の第1
の実施の形態に係るインターホンシステムのブロック図
である。このシステムは、共同住宅等で用いられている
住宅情報に用いるシステムである。図において、100
は各種制御を行う通話制御装置、2001〜200nは
各住戸に備えられた住戸機、300は管理室に備えられ
た管理室機及び400は共同玄関に備えられた玄関機で
ある。
【0020】LC1、LC2及びLC3は制御データ信
号伝送路である。住戸機2001〜200n、管理室機
300及び玄関機400と通話制御装置100とは、そ
れぞれ制御データ信号伝送路LC1、制御データ信号伝
送路LC2、制御データ信号伝送路LC3により接続さ
れている。またLT1、LT2及びLT3は通話信号を
伝送するための通話信号伝送路である。通話信号伝送路
LT1、LT2及びLT3はそれぞれ2つの伝送路(伝
送路1及び伝送路2)を有しており通話制御装置100
の制御により、別の2通話(例えばある住戸機と管理室
機、別の住戸機と玄関機の通話)を同時に行うことがで
きる。
【0021】図2は通話制御装置100の構成を表すブ
ロック図である。図において、101は通話制御装置制
御部である。通話制御装置制御部101は、例えばマイ
コンを中心に構成され、通話制御装置100を構成する
各部の処理を制御する。102は通話制御装置記憶部で
ある。通話制御装置記憶部102は、通話制御装置制御
部101が行う処理や、その処理の際に用いるデータ等
を記憶する。103は通話制御装置制御データ信号送受
信制御部である。通話制御装置制御データ信号送受信制
御部103は、通話制御装置制御部101が制御データ
信号伝送路LC1、LC2及びLC3を介して、住戸機
2001〜200n、管理室機300又は玄関機400
の制御部と通話、災害特定等を行う際に用いる各種制御
データ信号のやりとりをするための送受信の制御を行
う。104は通話信号制御部である。通話信号送受信制
御部104は、例えば通話信号伝送路LT1、LT2及
びLT3間を電気的に接続する等、伝送路上の通話信号
の伝送を制御する。105は通話制御装置音声合成部で
ある。通話制御装置音声合成部105は、通話制御装置
制御部101からの指示に基づいた音信号を作成し、通
話信号送受信制御部104に送信する。
【0022】図3は住戸機2001〜200n(以下、
特に限定しない限り、住戸機2001をこれらの代表と
する)の構成を表すブロック図である。住戸機2001
において、2011は、例えばマイコンを中心として構
成される住戸制御部である。住戸制御部2011は、住
戸機2001を構成する各部の処理を制御する。202
1は住戸記憶部である。住戸記憶部2021は、住戸制
御部2011が行う処理や、その処理の際に用いるデー
タ等を記憶する。2031は住戸制御データ信号送受信
制御部である。住戸制御データ信号送受信制御部203
1は、住戸制御部2011が制御データ信号伝送路LC
1を介して行う通話制御装置制御部101との制御デー
タ信号の送受信の制御をする。2041は住戸通話信号
送受信制御部である。住戸通話信号送受信制御部204
1は、通話信号伝送路LT1を例えば電気的に接続等を
行い、通話信号として送信される音信号を制御する。2
051は住戸音声合成部である。住戸音声合成部205
1は、住戸制御部2011からの指示に基づいた音信号
を作成し、住戸外部スピーカ部2091に送信する。
【0023】2061は住戸操作部である。住戸操作部
2061は、住戸機2001の盤面上に設けられ、オペ
レータ(居住者)の指示に基づいた入力信号を住戸制御
部2011に送信する。2071は住戸マイク部であ
る。住戸マイク部2071は、音を電気信号である音信
号に変換する。2081は住戸スピーカ部である。住戸
スピーカ部2081は、送信された音信号を音に変換す
る。これら、住戸マイク部2071及び住戸スピーカ部
2081により住戸ハンドセット部2121の一部を構
成する。2091は住戸外部スピーカ部である。住戸外
部スピーカ部2091は、住戸機2001の盤内に内蔵
され、送信された音信号を音に変換する。2101は住
戸通話用スイッチである。住戸通話用スイッチ2101
は、住戸制御部2011からの指示に基づいてスイッチ
を切り替える。住戸通話用スイッチ2101を切り替え
ることにより、通話信号伝送路LT1の伝送路1又は伝
送路2上の通話信号が住戸通話信号送受信制御部204
1に入力される。住戸表示部2111は、住戸機200
1の盤面上に設けられ、住戸制御部2011から送信さ
れる表示指示信号に基づいて、警報時に表示灯の点灯又
は点滅、モニタがある場合にはモニタ表示等を行う。な
お、住戸外部スピーカ部として第2のスピーカ部を住戸
外部スピーカ部2091から分岐させて設け、住戸機2
001の設置箇所と異なる場所に配置するようにしても
よい。
【0024】図4は管理室機300の構成を表すブロッ
ク図である。管理室機300において、管理室記憶部3
02、管理室制御データ信号送受信制御部303、管理
室通話信号送受信制御部304、管理室マイク部30
7、管理室スピーカ部308、管理室外部スピーカ部3
09、管理室通話用スイッチ310、管理室表示部31
1及び管理室ハンドセット部312に関しては、住戸機
2001のそれぞれに対応する各部と同様の処理を行う
ので、説明を省略する。
【0025】管理室音声合成回路部305は、管理室制
御部301からの指示に基づいて、管理室通話信号送受
信制御部304にも作成した音信号を送信する。また、
管理室操作部306は、管理室機300の盤面上に設け
られ、住戸操作部2061が有する入力信号の他に、全
住戸機、各階単位の住戸機への一斉放送等を管理人等の
オペレータが指示できるような例えばボタン等を有して
いる。管理室制御部301は、そのボタンが押される
と、各階単位の住戸機への一斉放送等を通話制御装置1
00に指示できるような制御データ信号を送信する。な
お、管理室機300の盤面上に設けられている管理室表
示部311には、管理室操作部306に対応する表示機
能が追加されている。
【0026】玄関機400についてはその構成及び機能
は、住戸機2001とほぼ同じである。ただ、通話を行
うために、操作者(来客者や居住者等)のテンキー等の
操作による指示に基づいて、住戸機2001〜200n
又は管理室機300に対して呼び出しを行うことができ
る。また、玄関機400は、データの異常等を検出する
機能等はあるが、火災等、警備に関する機能は有してい
ない。
【0027】次に制御データ信号について説明する。通
話制御装置制御部101は、例えば、管理室制御部30
1からの指示で一斉放送を行う場合、ある住戸に障害が
発生したものと判断した場合等に、制御データ信号伝送
路LC1上に、ポーリング方式による制御データ信号
(以下、ポーリングデータという)を伝送する。ポーリ
ングデータは、通話制御装置制御部101だけが作成す
ることができる、送信先のアドレスを特定しない制御デ
ータ信号である。
【0028】ここで、一斉放送を行う場合のポーリング
データ伝送について説明する。管理室機300から一斉
放送のポーリングデータ(以下、このようなポーリング
データを一斉ポーリングデータという)の指示が入力さ
れると、通話制御装置制御部101は、一斉ポーリング
のための特別のアドレス、コマンド等を含めた制御デー
タ信号を制御データ信号伝送路LC1上に3回伝送す
る。3回伝送するのは、住戸制御部2001〜200n
が制御データ信号伝送路LC1上の制御データ信号を1
回でも確実に受信できるようにするためである。その制
御信号をそれぞれの制御データ信号送受信制御部203
1〜203nを介して受信した住戸制御部2011〜2
01nは、例えば伝送路を切り替える。管理室機300
から伝送される放送用の通話信号が、通話信号伝送路L
T1を介してそれぞれ住戸通話信号送受信制御回路部2
041〜204nに入力されて音信号に変換される。さ
らにその音信号は、外部スピーカ部2091〜209n
を介して音に変換されて放送される。
【0029】また、ある住戸に障害が発生した場合のポ
ーリングデータ伝送について説明する。火災等の障害が
発生すると、例えば、居住者の指示又は障害を感知した
センサの判断に基づいて、ある住戸機が、ポーリングデ
ータ伝送を要求するための制御データ信号を制御データ
伝送路LC1上に伝送する。その制御データ信号を受信
した通話制御装置100は、ポーリングデータを伝送路
LC1上に伝送する(以下、このようなポーリングデー
タを緊急ポーリングデータという)。全ての住戸機がそ
の緊急ポーリングデータを受信し、データの内容を判断
する。データの内容を判断した各住戸機は、自分がデー
タを提供すべき事項(障害内容、階、部屋番号等)にあ
らかじめ割り当てられたタイムスロットに合わせて応答
の制御データ信号を制御データ伝送路LC1上に伝送す
る(ほとんどの場合、応答するのは緊急ポーリングデー
タ伝送を要求した住戸機だけである)。応答の制御デー
タ信号を受信した通話制御装置100は、障害内容等を
特定し、その後の処理を行う。この緊急ポーリングデー
タ伝送は、住戸機2001〜200nだけでなく、管理
室機300に対しても行われる。また、火災等の警備に
関する機能を有していない玄関機400に対しても、異
常検出等に行われる。
【0030】ここで、通話制御装置制御部101は、ポ
ーリングデータを示すための特別の送信元アドレスのデ
ータを用いた制御データ信号を伝送する。したがって、
制御データ信号送受信制御部103を介して制御データ
信号を送信された各制御部2011、301等は、その
制御データ信号がポーリングデータかどうかを即座に判
断することができる。緊急ポーリングデータ伝送を要求
するための制御データ信号を特別なものとし、ポーリン
グデータ伝送を他の制御データ信号より優先させること
で、データの衝突を防ぎ、確実に状態を収拾することが
できる。
【0031】また、各制御部101、2011、301
等は、通話の呼び出しの場合等には、制御データ信号伝
送路LC1、LC2又はLC3上に、セレクティング方
式による制御データ信号(以下、セレクティングデータ
という)を伝送する。セレクティングデータとは、送信
先のアドレスを特定する制御データ信号である。本実施
の形態では、通話を行う際の呼び出し、障害住戸を確定
した後のより詳細なデータの収集等を行う際の制御デー
タ信号としてこの方式を用いる。ここで、通話制御装置
制御部101ではセレクティングデータよりもポーリン
グデータを優先させるようにしておく。
【0032】さらに、通話制御装置制御部101及び住
戸制御部2011〜201nは、それぞれ通話制御装置
制御データ信号送受信制御部103及び通話制御装置制
御データ信号送受信制御部2031〜203nを介し
て、自らが伝送した制御データ信号も含め、制御データ
信号伝送路LC1上の制御データ信号を受信する。そし
て、通話制御装置制御部101及び住戸制御部2011
〜201nは、伝送された制御データ信号が自らが処理
すべきものであると判断した場合に、その制御データ信
号の処理を行う。また、これは管理室制御部301及び
玄関制御部401に関しても同様である。
【0033】本実施の形態は、火災が生じた場合に通常
用いる住棟受信機ではなく、共同住宅のインターホン機
能を併用又は単独で用いて出火階及び直上階若しくは直
下階、また、出火階が1階の場合は地下階全部、出火階
が地下階の場合は地下部全部と1階等の少なくとも1つ
の別の階に対して警報通知を行う。緊急ポーリングによ
り出火した住戸を特定し、そのデータに基づいて、管理
室制御部301が管理室音声合成部305に音信号を作
成させ、一斉ポーリングで出火階と直上階に警報音及び
メッセージで警報通知するものである。
【0034】図5は第1の実施の形態に係る制御データ
信号の流れを示す図である。図5に基づいて、本実施の
形態におけるインターホンシステムについて説明する。
ある住戸機(ここでは、住戸機2001とする)と連動
した火災感知器等が作動すると、住戸制御部2011
は、住戸音声合成部2051に、例えば「ピンポン、火
災感知器が作動しました。確認して下さい。」という音
信号を送信させる。その音信号は、住戸外部スピーカ部
2091により警報音及びメッセージとして発音され
る。また、住戸制御部2011は、住戸表示部2111
にも表示指示信号を送信し、表示灯の表示等を行わせ
る。220号通知ではこの情報は管理室機300にも伝
送され、管理室機300においても、同様の処理が行わ
れる。
【0035】警報音及びメッセージが発音され、出火し
ていないことを確認した住居人が、住戸操作部2061
の警報停止復旧ボタンを押したものとすると特に問題は
ない。ここで、一定時間、警報停止復旧ボタンが押され
なかったものと判断した場合又は住戸操作部2061の
非常ボタンが押されたものと判断した場合、住戸制御部
2011は、緊急ポーリングデータを要求する制御デー
タ信号を、制御データ信号伝送路LC1上に伝送する。
【0036】通話制御装置制御部101は、緊急ポーリ
ングデータを要求する制御データ信号を受信すると、緊
急ポーリングデータを制御データ信号伝送路LC1上に
伝送する。緊急ポーリングデータを受信した住戸制御部
2011は、おおまかな障害内容(例えば火災関係、伝
送異常関係等の同レベルに扱うおおまかな区分)、階、
号室を、自らに割り当てられている緊急ポーリングデー
タのタイムスロットに合わせて応答のデータを伝送す
る。
【0037】通話制御装置制御部101は、応答のデー
タが伝送されたタイミングに基づいて、おおまかな障害
内容、階、号室を特定する。そして、特定した住戸機2
001に対して障害内容の詳細(例えば出火かガス漏れ
か)を要求するためのセレクティングデータ(端末状態
要求)を伝送する。そのセレクティングデータを受信し
た住戸制御部2011は、出火を示すデータを含んだセ
レクティングデータ(端末状態)を伝送する。
【0038】通話制御装置制御部101は、出火を示す
データを含んだセレクティングデータ(端末状態)を制
御データ信号伝送路LC2を介して管理室機300に伝
送する。管理室機300では、管理室制御部301がそ
のセレクティングデータを受信したことを示す返答のセ
レクティングデータ(端末状態返答)を伝送する。
【0039】管理室制御部301は、受信したセレクテ
ィングデータに基づいて管理室合成音声部305に、例
えば「フォン・フォン・フォン・フォン、○○号室で火
災です。」という音信号を送信させる。その音信号は、
管理室外部スピーカ部309によりメッセージとして発
音される。また、管理室制御部301は、管理室表示部
311にも表示指示信号を送信し、表示灯の表示等を行
わせる。その処理と共に、受信したセレクティングデー
タに基づいて、出火した住戸の属する階(以下、出火階
という)の住戸機に警報通知を行うために、出火階での
放送を要求するセレクティングデータ(出火階放送要
求)を制御データ信号伝送路LC2を介して通話制御装
置100に伝送する。通話制御装置100では、通話制
御装置制御部101がそのセレクティングデータを受信
したことを示すセレクティングデータ(出火階放送要求
返答)を管理室制御部301に伝送する。その処理と共
に、管理室制御部301は、管理室通話用スイッチ31
0を通話信号伝送路LT1の伝送路1に切り替える。ま
た同様に、出火階の1階上の階である直上階での放送を
要求するセレクティングデータ(直上階放送要求返答)
を制御データ信号伝送路LC2を介して通話制御装置1
00に伝送する。
【0040】通話制御装置制御部101は、出火階での
放送を要求するセレクティングデータを受信すると、制
御データ信号伝送路LC1にそのデータを含んだ一斉ポ
ーリングデータ(出火階放送一斉ポーリングデータ)を
3回伝送する。前述したように、全ての住戸制御部20
11〜201nは制御データ信号伝送路LC1上の制御
データ信号を受信する。したがって、出火階の住戸機で
は、一斉ポーリングデータを1回でも受信すると、住戸
通話用スイッチを通話信号伝送路LT1の伝送路1と接
続するように切り替える。また、一斉ポーリングデータ
中には、伝送路1を用いて通話するようなデータも含め
ておく。したがって、一斉ポーリングデータが伝送され
ると、通話信号伝送路LT1の伝送路1を使って通話を
行っている住戸機があれば、その住戸機は通話を強制的
に終了させる。ここで、出火した住戸の住戸制御部20
11については、住戸操作部2061の非常信号が押さ
れたことを認識しているので、伝送路1には切り替え
ず、住戸合成音声部2051に、例えば「火事です。火
事です。火災が発生しました。安全を確認の上避難して
下さい」という音信号を送信させる。その音信号は、住
戸外部スピーカ部2091によりメッセージとして発音
される。また、住戸制御部2011は、住戸表示部21
11にも表示指示信号を送信し、表示灯の表示等を行わ
せる。また、通話制御装置制御部101は、直上階での
放送を要求するセレクティングデータを受信すると、制
御データ信号伝送路LC1にそのデータを含んだ一斉ポ
ーリングデータ(直上階放送一斉ポーリングデータ)を
3回伝送し、直上階の住戸機に通話信号伝送路LT1の
伝送路1の通話信号を受信させるようにする。
【0041】管理室制御部301は、管理室合成音声部
305に、例えば「火事です。火事です。この近所で火
災が発生しました。安全を確認の上避難して下さい。」
という音信号を作成させ、管理室通話信号送受信制御部
304に送信させる。この音信号は、管理室通話信号送
受信制御部304により通話信号として通話信号伝送路
LT1の伝送路1に伝送される。通話信号伝送路LT1
の伝送路1に伝送された通話信号は、住戸通話信号送受
信制御部2041により音信号に変換され、音信号は住
戸外部スピーカ部2091により音として警報音及びメ
ッセージ通知として発音される。
【0042】警報音及びメッセージ通知がされた各住戸
機及び管理室機において、例えば管理室操作部306の
警報停止復旧ボタンが押されたものと判断すると、警報
音及びメッセージの発音を停止し、管理室表示部311
の表示を中止し、通話制御装置100に対して、その状
態を示すセレクティングデータ(スイッチ状態)を伝送
する。通話制御装置100の通話制御装置制御部101
は、そのセレクティングデータ(スイッチ状態返答)を
受信したことを示す返答のセレクティングデータを、伝
送した管理室機300に伝送する。また、通話制御装置
制御部101は、そのセレクティングデータを受信する
と、制御データ信号伝送路LC1にそのセレクティング
データ(スイッチ状態)を3回伝送し、出火階及び直上
階の住戸機に警報音及びメッセージの発音を停止させ
る。
【0043】以上のように第1の実施の形態によれば、
通話制御装置制御部101が、緊急ポーリングデータを
伝送して出火住戸を特定し、その内容を管理室制御部3
01にセレクティングデータとして伝送する。そのセレ
クティングデータを受信した管理室制御部301は、管
理室外部スピーカ部309を介して、管理室音声合成部
305が作成した音信号に基づいて、管理室に警報音及
びメッセージを発音させる一方、出火階と直上階に対し
て、警報音及びメッセージを発音させるために、出火階
及び直上階(出火階が1階の場合は地下階全部、出火階
が地下階の場合は地下階全部と1階)での放送を要求す
るセレクティングデータを通話制御装置100に伝送す
る。通話制御装置100の通話制御装置制御部101
は、そのセレクティングデータを受けて、出火階と直上
階の住戸機に対して一斉ポーリングデータを送信し、通
話信号伝送路LT1の伝送路1に切り替えさせ、管理室
機300と出火階及び直上階の住戸機との音のやりとり
ができるようにする。そして、管理室音声合成部305
が作成して伝送した放送用の通話信号に基づいて出火階
及び直上階の住戸機の外部スピーカ部から警報音及びメ
ッセージを発音させるようにしたので、住棟受信機と併
用又はシステム単独で火災警報音及びメッセージ通知を
行うことができる。また、住戸機とは違い、設置数の少
ない管理室機300に備えるので、住戸機分の記憶部を
用意するより経済的である。
【0044】実施形態2.図6は本発明の第2の実施の
形態に係る制御データ信号の流れを示す図である。本実
施の形態は、第1の実施の形態のように出火階及び直上
階への警報音及びメッセージの音信号を管理室機300
の管理室音声合成部305で作成するのではなく、通話
制御装置音声合成部105で作成し、出火階及び直上階
に通話信号として伝送するものである。
【0045】本実施の形態の各制御部の処理は、第1の
実施の形態で説明したものとほとんど同じである。た
だ、第1の実施の形態と異なるのは、管理室制御部30
1においては、出火階及び直上階に対して放送を要求す
るセレクティングデータを制御データ信号伝送路LC2
を介して通話制御装置100に伝送する処理を行わな
い。また管理室音声合成部305で音信号を作成して管
理室通話信号送受信制御部304から通話信号として伝
送しないので、管理室通話用スイッチ310は通話信号
伝送路LT1の伝送路1との切替を行わない。すなわ
ち、通話制御装置100は、出火住戸の住戸機から出火
を示すデータを含むセレクティングデータ(端末状態)
を受信すると、そのセレクティングデータ(端末状態)
を管理室300に伝送し、管理室300からセレクティ
ングデータ受信の返答セレクティングデータ(端末状態
返答)を受信すると、住戸機からのセレクティングデー
タに基づいて出火階の住戸機と直上階の住戸機に対して
一斉ポーリングデータを制御データ信号伝送路LC1に
伝送するとともに、通話制御装置音声合成部105を制
御して、出火階の放送用の通話信号と直上階の放送用の
通話信号とを通話信号伝送路LT1に伝送する。このと
き、例えば制御データ信号伝送路LC1の伝送路1に出
火階用の通話信号を伝送し、また伝送路2に直上階用の
通話信号を伝送するようにすると、同時放送が可能とな
る。
【0046】以上のように第2の実施の形態によれば、
通話制御装置100に備えた通話制御装置音声合成部1
05に基づいて警報音及びメッセージを作成し、通話信
号伝送路LT1に伝送するようにしたので、第1の実施
の形態と同じように、住棟受信機と併用又は単独で火災
警報音及びメッセージ通知を行うことができる。また、
住戸機とは違い、設置数の少ない通話制御装置100に
備えるので、住戸機分の記憶部を用意するより経済的で
ある。なお、本実施の形態において、通話制御装置10
0は、出火住戸の住戸機から出火を示すデータを含むセ
レクティングデータ(端末状態)を受信したときに、直
ちに住戸機からのセレクティングデータに基づいて出火
階の住戸機と直上階の住戸機とに対して一斉ポーリング
データを制御データ信号伝送路LC1に伝送するように
構成すると、管理室がなく、通話制御装置100に管理
室機300が接続されていなくても、火災警報音及びメ
ッセージの通知を行うことができる。
【0047】実施形態3.図7は本発明の第3の実施の
形態に係る制御データ信号の流れを示す図である。本実
施の形態は、第1の実施の形態のように出火階及び直上
階への警報音及びメッセージの音信号を管理室機300
の管理室音声合成部305で作成するのではなく、出火
階及び直上階の各住戸機の住戸音声合成部2051で作
成し、住戸外部スピーカ2091で発音させるものであ
る。
【0048】本実施の形態の各制御部の処理は、第2の
実施の形態で説明したものとほとんど同じである。た
だ、第2の実施の形態と異なるのは、伝送路LC1に伝
送する一斉ポーリングデータ中のデータにより、住戸通
話用スイッチ2101を通話信号伝送路LT1の伝送路
1に切り替えて各住戸機が通話信号を受信可能な状態に
するのではなく、出火階及び直上階の住戸制御部201
1に対して、その住戸音声合成部2051に出火階又は
直上階用の警報音及びメッセージを作成させ、住戸外部
スピーカ2091に出力するようにしたものである。し
たがって、通話信号伝送路LT1を使わなくても警報音
及びメッセージの通知が可能である。すなわち、通話制
御装置100は、出火住戸の住戸機から出火を示すデー
タを含むセレクティングデータ(端末状態)を受信する
と、住戸機からのセレクティングデータに基づいて出火
階の住戸機と直上階の住戸機に対して一斉ポーリングデ
ータを制御データ信号伝送路LC1に伝送するととも
に、通話制御装置音声合成部105を制御して出火階の
放送用の通話信号と直上階の放送用の通話信号とを通話
信号伝送路LT1に伝送する。このとき、例えば制御デ
ータ信号伝送路LC1の伝送路1に出火階用の通話信号
を伝送し、また伝送路2に直上階用の通話信号を伝送す
るようにすると、同時放送が可能となる。
【0049】以上のように第3の実施の形態によれば、
出火した際に、出火階及び直上階の各住戸音声合成部で
作成し、住戸外部スピーカで発音させるようにしたの
で、通話信号を介することがなく、警報音及びメッセー
ジの通知を伝送の信頼性の高い制御データ信号伝送路L
C1だけで行うことが可能である。なお、本実施の形態
においても、第2の実施の形態と同様に、通話制御装置
100は、出火住戸の住戸機から出火を示すデータを含
むセレクティングデータ(端末状態)を受信したとき
に、直ちに住戸機からのセレクティングデータに基づい
て出火階の住戸機と直上階の住戸機とに対して一斉ポー
リングデータを伝送路LC1に伝送するように構成する
と、管理室がなく、通話制御装置100に管理室機30
0が接続されていなくても、火災警報音及びメッセージ
の通知を行うことができる。
【0050】実施形態4.上述の実施の形態では、出火
階及び直上階に警報音及びメッセージ通知を行うように
したが、本発明ではそれに限定されるものではなく、例
えば「火事です。火事です。○○階で火災が発生しまし
た。安全を確認の上避難して下さい。」のように、出火
階を特定したメッセージを出火階及び直上階又は全住戸
に発音させてもよい。この場合、音信号を作成する音声
合成部105、305又は2051では、全ての階の音
信号に対応させた音声メッセージデータを記憶しておく
必要があるが、出火階及び直上階又は全住戸に対して、
より詳細な情報を提供することができ、災害安全の面か
ら有用である。
【0051】実施形態5.また、上述の実施の形態で
は、出火階及び直上階に警報音及びメッセージ通知を行
うようにしたが、本発明ではそれに限定されるものでは
なく、例えば「火事です。火事です。○○号室で火災が
発生しました。安全を確認の上避難して下さい。」のよ
うに、出火住戸を特定したメッセージを出火階及び直上
階又は全住戸に発音させてもよい。この場合、音信号を
作成する音声合成部105、305又は2051では、
全ての住戸の音信号に対応させた音声メッセージデータ
を記憶しておく必要があるが、出火階、直上階又は全住
戸に対して、より詳細な情報を提供することができ、災
害安全の面から有用である。
【0052】実施形態6.また、上述の実施の形態で
は、出火階及び直上階で発音させる警報音及びメッセー
ジは同じものとしたが、本発明ではそれに限定されるも
のではなく、出火階では、例えば「火事です。火事で
す。この階で火災が発生しました。安全を確認の上避難
して下さい。」とし、直上階では、例えば「火事です。
火事です。すぐ下の階で火災が発生しました。安全を確
認の上避難して下さい。」のように、別々の警報音及び
メッセージを通知させるようにしてもよい。その際、伝
送路1を用いて出火階の住戸機に警報音及びメッセージ
の通話信号を伝送した後、再度直上階の住戸機に対して
一斉ポーリングデータを伝送し、伝送路1を用いて直上
階の住戸機に警報音(例えば音色の異なる警報音)及び
メッセージの通話信号を伝送してもよいが、直上階の住
戸に対しては、通話信号伝送路LT1の伝送路2に切り
替えるようなデータを有する一斉ポーリングデータを伝
送して、通話信号の伝送路を別々にして伝送することも
可能である。
【0053】実施形態7.また、上述の実施の形態にお
いては、2階以上の住戸から出火した際の警報音及びメ
ッセージの通知に対して説明を行ったが、本発明ではそ
れに限定されるものではなく、220号通知の規定で
は、1階で出火した場合はその直上階と地階に警報通知
しなければならないし、地階で出火した場合は、その出
火階、直上階及び他の地階に警報通知しなければならな
いとされているので、その規定の区域に合わせて警報音
及びメッセージの通知を行うように制御データ信号を対
応させる方がよい。また、2階以上の住戸から出火した
場合にも、その直上階とその直下階の少なくとも一方に
警報通知するようにしてもよい。
【0054】実施形態8.また、メッセージの内容は、
上述の実施の形態で記載したものに限定されるものでは
なく、220号通知の規定に基づいた内容であればよ
い。また、階段室型共同住宅等の場合にも適用できる。
【0055】実施形態9.また、上述の実施の形態で
は、警報音及びメッセージの発音を住戸外部スピーカ部
又は管理室外部スピーカ部とした。本発明ではそれに限
定されるものではなく、例えば、各住戸の玄関部に設け
たドアホンと連動させ、住戸内だけの通知だけでなく、
ドアホンからも戸外に警報音及びメッセージの通知をす
るようにしてもよい。
【0056】実施形態10.上述の実施の形態では、出
火した際の警報音及びメッセージによる警報通知につい
て説明したが、他の災害の際にも本発明のインターホン
システムは適用できる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、少なく
とも階単位で放送可能なインターホンシステムで、火災
教示をインターホン機能を用いて行うようにしたので、
住棟受信機と併用又はシステム単独で火災警報音及びメ
ッセージ通知を行うことができる。
【0058】また、本発明によれば、管理室機が、出火
した住戸が属する階及び少なくともその1つ上の階に対
する警報メッセージを作成し、出火した住戸が属する階
及び少なくともその1つ上の階の住戸機に通話信号とし
て送信して、対応する住戸が警報メッセージを発音する
ようにしたので、住棟受信機と併用又はシステム単独で
火災警報音及びメッセージ通知を行うことができる。ま
た、住戸機とは違い、設置数の少ない管理室機が警報メ
ッセージの通話信号を作成するので、住戸機に警報メッ
セージを作成させるための音データを記憶する手段を各
住戸機に設ける必要がなく、経済的である。
【0059】また、本発明によれば、管理室機が、各階
又は各住戸毎の出火の警報メッセージに対応させた音デ
ータを記憶しておき、出火した住戸が属する階又は出火
した住戸に対応させた警報メッセージを作成して、全て
の住戸機に対して通話信号として送信し、全ての住戸が
警報メッセージを発音するようにしたので、より詳細な
警報メッセージを全住戸に通知することができる。
【0060】また、本発明によれば、通話制御装置が、
出火した住戸が属する階及び少なくともその1つ上の階
に対する警報メッセージを作成し、出火した住戸が属す
る階及び少なくともその1つ上の階の住戸機に通話信号
として送信して、対応する住戸が警報メッセージを発音
するようにしたので、住棟受信機と併用又はシステム単
独で火災警報音及びメッセージ通知を行うことができ
る。また、住戸機とは違い、設置数の少ない通話制御装
置が警報メッセージの通話信号を作成するので、住戸機
に警報メッセージを作成させるための音データを記憶す
る手段を各住戸機に設ける必要がなく、経済的である。
【0061】また、本発明によれば、通話制御装置が、
各階又は各住戸毎の出火の警報メッセージに対応させた
音データを記憶しておき、出火した住戸が属する階又は
出火した住戸に対応させた警報メッセージを作成して、
全ての住戸機に対して通話信号として送信し、全ての住
戸が警報メッセージを発音するようにしたので、より詳
細な警報メッセージを全住戸に通知することができる。
【0062】また、本発明によれば、全ての住戸機に、
出火住戸用の警報メッセージの音データを記憶させてお
き、出火した住戸の住戸機については、出火住戸用の警
報メッセージを発音するようにしたので、出火住戸には
異なる警報メッセージを発音するという規定を満足する
ことができる。
【0063】また、本発明によれば、全ての住戸機は、
出火した住戸が属する階及び少なくともその1つ上の階
用の警報メッセージの音データを記憶しておき、制御デ
ータ信号を受信した出火した住戸が属する階及び少なく
ともその1つ上の階の住戸機は、出火した住戸が属する
階及び少なくともその1つ上の階用の警報メッセージの
音データに基づいて警報メッセージを発音するようにし
たので、全ての住戸機に音データを記憶する記憶手段を
備えなければならないものの、伝送の信頼性が高い制御
データ信号により住戸機に出火した旨が通知されるた
め、安全性が高まる。
【0064】また、本発明によれば、各住戸機が各階又
は各住戸毎の出火の警報メッセージに対応させた音デー
タを記憶しておき、出火した住戸が属する階又は出火し
た住戸に対応させた警報メッセージを作成して、全ての
住戸が警報メッセージを発音するようにしたので、より
詳細な警報メッセージを全住戸に通知することができ
る。
【0065】また、本発明によれば、全ての住戸機に、
出火住戸用の警報メッセージの音データを記憶させてお
き、出火した住戸の住戸機については、出火した住戸の
情報を含んだ制御データ信号に関わらず、出火住戸用の
警報メッセージを発音するようにしたので、出火住戸に
は異なる警報メッセージを発音するという規定を満足す
ることができる。
【0066】また、本発明によれば、警報メッセージに
加え、さらに警報音を発音するようにしたので、安全性
が高まる。
【0067】また、本発明によれば、各住戸の玄関に備
えられたドアホンを、それぞれの住戸機と連動させ、発
音させるようにしたので、廊下や屋外に向けて火災を教
示することができる。
【0068】また、本発明によれば、警報メッセージに
加え、さらに警報表示を表示するようにしたので、視覚
によっても確認することができ、安全性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るインターホン
システムのブロック図である。
【図2】通話制御装置100の構成を表すブロック図で
ある。
【図3】住戸機2001の構成を表すブロック図であ
る。
【図4】管理室機300の構成を表すブロック図であ
る。
【図5】第1の実施の形態に係る制御データ信号の流れ
を示す図である。
【図6】第2の実施の形態に係る制御データ信号の流れ
を示す図である。
【図7】第3の実施の形態に係る制御データ信号の流れ
を示す図である。
【符号の説明】
100 通話制御装置 101 通話制御装置制御部 102 通話制御装置記憶部 103 通話制御装置制御データ信号送受信制御部 104 通話制御装置通話信号送受信制御部 105 通話制御装置音声合成部 2001〜200n 住戸機 2011 住戸制御部 2021 住戸記憶部 2031 住戸制御データ信号送受信制御部 2041 住戸通話信号送受信制御部 2051 住戸音声合成部 2061 住戸操作部 2071 住戸マイク部 2081 住戸スピーカ部 2091 住戸外部スピーカ部 2101 住戸通話用スイッチ 2111 住戸表示部 2121 住戸ハンドセット部 300 管理室機 301 管理室制御部 302 管理室記憶部 303 管理室制御データ信号送受信制御部 304 管理室通話信号送受信制御部 305 管理室音声合成部 306 管理室操作部 307 管理室マイク部 308 管理室スピーカ部 309 管理室外部スピーカ部 310 管理室通話用スイッチ 311 管理室表示部 312 管理室ハンドセット部 400 玄関機 LC1、LC2、LC3 制御データ信号伝送路 LT1、LT2、LT3 通話信号伝送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 都田 崇 東京都千代田区九段南4丁目7番3号 能 美防災株式会社内 Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA40 AA44 AA60 BB03 BB64 BB74 DD04 DD05 DD26 DD36 EE05 EE06 EE08 FF24 GG67 5K038 AA05 CC13 DD11 DD16 DD18 GG01 GG02 5K048 AA15 BA31 BA51 DC03 FB11 HA21

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の住戸に対し放送可能な機能を有す
    るインターホンシステムにおいて、出火した住戸が特定
    されると、少なくとも前記出火した住戸が属する階及び
    少なくともその1つ上の階に対して、前記放送可能な機
    能を用いて火災を教示することを特徴とするインターホ
    ンシステム。
  2. 【請求項2】 各住戸に設けられた住戸機と、管理室に
    設けられた管理室機と、前記住戸機と前記管理室機との
    間で通話を行うための通話信号制御を行い、また、前記
    住戸機及び前記管理室機の状態を把握するための制御デ
    ータ信号の送受信処理を行う通話制御装置とを備えたイ
    ンターホンシステムにおいて、 前記通話制御装置は、特定した出火住戸に基づいた前記
    制御データ信号を前記管理室機に伝送する伝送手段を有
    し、 前記管理室機は、前記制御データ信号に基づいて前記出
    火住戸が属する階及び少なくともその1つ上の階に対し
    て作成した警報メッセージを通話信号として送信する送
    信手段を有し、 また、前記住戸機は、前記出火住戸が属する階及び前記
    少なくともその1つ上の階に設けられている場合に、受
    信した前記通話信号に基づいて前記警報メッセージを発
    音する発音手段とを有することを特徴とするインターホ
    ンシステム。
  3. 【請求項3】 前記管理室機の前記送信手段が、前記出
    火住戸が属する階及び前記少なくともその1つ上の階に
    対して作成した警報メッセージを送信し、前記出火住戸
    が属する階及び少なくとも前記その1つ上の階に設けら
    れた住戸機の前記発音手段だけが前記通話信号に基づい
    て前記警報メッセージを発音する代わりに、 前記管理室機は各階又は各住戸番号に対応させた警報メ
    ッセージの音データを記憶し、前記管理室機の前記送信
    手段は、前記出火階又は出火住戸に対応させて作成した
    警報メッセージを送信し、全ての前記住戸機の発音手段
    は、前記通話信号に基づいて、前記出火階又は出火住戸
    番号に対応させた警報メッセージを発音することを特徴
    とする請求項2記載のインターホンシステム。
  4. 【請求項4】 各住戸に設けられた住戸機と、集合玄関
    に設けられた集合玄関機と、前記住戸機と前記集合玄関
    機との間で通話を行うための通話信号制御を行い、ま
    た、前記住戸機の状態を把握するための制御データ信号
    の送受信処理を行う通話制御装置とを備えたインターホ
    ンシステムにおいて、 前記通話制御装置は、特定した出火住戸に基づいて、前
    記出火住戸が属する階及び少なくともその1つ上の階に
    対して作成した警報メッセージを通話信号として送信す
    る送信手段を有し、 また、前記住戸機は、前記出火住戸が属する階及び前記
    少なくともその1つ上の階に設けられている場合に、受
    信した前記通話信号に基づいて前記警報メッセージを発
    音する発音手段とを有することを特徴とするインターホ
    ンシステム。
  5. 【請求項5】 前記通話制御装置の前記送信手段が、前
    記出火住戸が属する階及び少なくともその1つ上の階に
    対して作成した警報メッセージを送信し、前記出火住戸
    が属する階及び少なくとも前記その1つ上の階に設けら
    れた住戸機の前記発音手段だけが前記通話信号に基づい
    て前記警報メッセージを発音する代わりに、 前記通話制御装置は、各階又は各住戸番号に対応させた
    警報メッセージの音データを記憶し、前記通話制御装置
    の前記送信手段は、出火階又は出火住戸番号に対応させ
    て作成した警報メッセージを送信し、全ての前記住戸機
    の発音手段は、前記通話信号に基づいて、前記出火階又
    は出火住戸番号に対応させた警報メッセージを発音する
    ことを特徴とする請求項4記載のインターホンシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記住戸機は、出火住戸用の警報メッセ
    ージの音データを記憶し、前記出火住戸の住戸機が有す
    る発音手段は、前記通話信号に関わらず、前記出火住戸
    用の警報メッセージの音データに基づいた警報メッセー
    ジを発音することを特徴とする請求項2〜5のいずれか
    に記載のインターホンシステム。
  7. 【請求項7】 各住戸に設けられた住戸機と、集合玄関
    に設けられた集合玄関機と、前記住戸機と前記集合玄関
    機との間で通話を行うための通話信号制御を行い、ま
    た、前記住戸機の状態を把握するための制御データ信号
    の送受信処理を行う通話制御装置とを備えたインターホ
    ンシステムにおいて、 前記通話制御装置は、特定した出火住戸の情報を含んだ
    前記制御データ信号を伝送する伝送手段を有し、 前記住戸機は、前記出火住戸階用及び少なくともその1
    つ上の階用の警報メッセージの音データを記憶し、前記
    特定した出火住戸の階又は少なくとも前記その1つ上の
    階に設けられている場合に、前記出火住戸階用又は前記
    少なくともその1つ上の階用の警報メッセージの音デー
    タに基づいて前記警報メッセージを発音する発音手段を
    有することを特徴とするインターホンシステム。
  8. 【請求項8】 前記特定した出火住戸の階及び前記少な
    くともその1つ上の階の住戸機が有する発音手段だけ
    が、前記制御データ信号に基づいて、前記出火住戸階用
    又は少なくともその1つ上の階用の警報メッセージの音
    データに基づいて発音する代わりに、 全ての前記住戸機は、各階又は各住戸番号の警報メッセ
    ージに対応させた音データを記憶し、前記住戸機の前記
    発音手段は前記制御データ信号に基づいて、前記出火階
    又は出火住戸番号に対応させた警報メッセージの音デー
    タに基づいて前記警報メッセージを発音することを特徴
    とする請求項7記載のインターホンシステム。
  9. 【請求項9】 前記住戸機は、出火住戸用の警報メッセ
    ージの音データを記憶し、前記出火住戸の住戸機が有す
    る発音手段は、前記制御データ信号に関わらず、前記出
    火住戸用の警報メッセージの音データに基づいた前記警
    報メッセージを発音することを特徴とする請求項7又は
    8記載のインターホンシステム。
  10. 【請求項10】 前記住戸機の前記発音手段は、前記警
    報メッセージに加え、さらに警報音を発音することを特
    徴とする請求項2〜9のいずれかに記載のインターホン
    システム。
  11. 【請求項11】 前記各住戸の玄関に備えられ、それぞ
    れ各住戸の住戸機と連動し、前記警報メッセージに基づ
    いて発音するドアホン発音手段を有するドアホンをさら
    に備えたことを特徴とする請求項2〜10のいずれかに
    記載のインターホンシステム。
  12. 【請求項12】 前記住戸機は、警報を表示するための
    表示手段をさらに有することを特徴とする請求項2〜9
    のいずれかに記載のインターホンシステム。
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