JP2000286747A - チャンネル選局装置 - Google Patents

チャンネル選局装置

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JP2000286747A
JP2000286747A JP11089456A JP8945699A JP2000286747A JP 2000286747 A JP2000286747 A JP 2000286747A JP 11089456 A JP11089456 A JP 11089456A JP 8945699 A JP8945699 A JP 8945699A JP 2000286747 A JP2000286747 A JP 2000286747A
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JP
Japan
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frequency
transmission
terminal
pll circuit
channel selection
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JP11089456A
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Teruo Ohashi
照夫 大橋
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Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一つのPLL回路だけで、送信・受信周波数の
チャンネル選局ができ、通信が行なえるようする。 【解決手段】通信を行うとする互いの端末機の送信、受
信の周波数を決める第1端末機301のPLL回路30
4の発振周波数と、第2端末機302のPLL回路32
5の発振周波数の差を、中間周波数(IF)にし、周波
数変換を行うミキサ321、312を備えることによっ
て、一つのPLL回路だけで、送信・受信周波数のチャ
ンネル選局ができ、通信が行なえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チャンネル選局装
置に関し、特に送信側、受信側の周波数の差を中間周波
数(IF)にすることによって、一つのPLL回路だけ
で、送信・受信周波数のチャンネル選局ができるチャン
ネル選局装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来から、チャンネル選局装置として図
3に示すものが提案されている。同図において、端末機
101は、変調信号102の変調信号源102a、第1
のPLL(フェイズロックループ=Phase-Locked Loo
p)回路103と、変調回路104と、フィルタ10
5、送信アンプ106と、ハイブリット107と、受信
アンプ109と、ミキサ110と、第2のPLL回路1
11と、IFフィルタ112と、IFアンプ113と、
復調回路114とを有している。
【0003】端末機101は、伝送路108を介して、
端末機101と同じ構成を有する他の端末機(図示せ
ず)に接続されている。このチャンネル選局装置におい
て、変調信号102は、第1のPLL回路103にて発
生されたfCaなる周波数の被変調信号と変調回路104
にて変調される。ここで周波数fCaは図4に示す周波数
(d)、(e)、(f)を発生する。変調回路104にて
変調された変調信号f2a=fCa(図4(d)の周波数)
は、フィルタ105を通り、送信アンプ106にて増幅
されてハイブリット107を通過した後、伝送路108
に送出される。ここで伝送路108より端末機101が
受信し得る周波数は図4に示す(a)、(b)、(c)で
あり、端末機101と同じ構成を有する他の端末機(図
示せず)から伝送路108を介してハイブリット107
を通過して受信された周波数f1aは、受信アンプ109
にて増幅された後、ミキサ110にて、第2のPLL回
路111から発生された局部発振信号fLaとミキシング
され、f1a±fLaの周波数に変換される。IFフィルタ
112にて高い周波数成分f1a+fLaは除去され、中間
周波数であるfif=f1a−fLaのみが通過し、IFアン
プ113にて増幅された後、復調回路114に送られて
復調される。他の周波数(図4(b)、(c))を受信し
たい時には、第2のPLL回路111のチャンネル周波
数を変化させればチャンネル選局、即ち受信可能であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなチャンネル選局装置構成では、送信系、受信系に各
1つずつPLL回路が必要で、独立させてPLL回路を
制御しなければならなく、コスト高、煩雑性が増すとい
う難点がある。このような難点を解消するため本発明
は、送信周波数と受信周波数の差を中間周波数(IF)
にすることにより、チャンネルを切り替えても送信周波
数と受信周波数の差は一定であり、PLL回路を一つだ
けにすることができるチャンネル選局装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明のチャンネル選局装置は、端末機間で相互に通信
を行なうにあたり、各端末機は、送信、受信の発振周波
数の差を中間周波数(IF)にするPLL回路と、発振
周波数の周波数変換を行なうミキサとを備えている。
【0006】このチャンネル選局装置において、送信周
波数と受信周波数の差を中間周波数(IF)にすること
により、チャンネルを切り替えても送信周波数と受信周
波数の差は一定であり、PLL回路を一つだけにするこ
とができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるチャンネル選
局装置の実施の形態例について、図面を参照して説明す
る。図1に示すように、本発明のチャンネル選局装置
は、第1、第2端末機301、302間で相互に通信を
行なうにあたり、各端末機は、送信、受信の発振周波数
fL、fLbの差fifを中間周波数(IF)にするP
LL(フェイズロックループ=Phase-Locked Loop)回
路304、325と、発振周波数の周波数変換を行なう
ミキサ321、312とを備えている。
【0008】即ち、第1端末機301は、変調信号30
3の変調信号源303a、PLL回路304、変調回路
305、フィルタ306、送信アンプ307、ハイブリ
ット308、受信アンプ320、ミキサ321、IFフ
ィルタ322、IFアンプ323、復調回路324を有
している。第2端末機302は、変調信号316の変調
信号源316b、PLL回路325、変調回路317、
フィルタ318、送信アンプ319、ハイブリット31
0、受信アンプ311、ミキサ312、IFフィルタ3
13、IFアンプ314、復調回路315を有してい
る。
【0009】第1端末機301と第2端末機302は伝
送路309にて接続されている。このチャンネル選局装
置において、第1端末機301の変調信号303は、P
LL回路304にて発生されたfLなる周波数の被変調
信号と変調回路305にて変調される。ここでfL なる
周波数は第2端末機302のPLL回路325の発振周
波数よりも中間周波数(IF)の差だけ低い周波数で発
振させる。変調された変調信号f2=fLはフィルタ3
06を通り、送信アンプ307にて増幅されて、ハイブ
リット308を通過した後、伝送路309に送出され
る。
【0010】ここで伝送路309より第2端末機302
が受信しうる周波数はf2=fLであり、ハイブリット
310を通過して、受信アンプ311にて増幅された
後、ミキサ312にて、PLL回路325から発生され
たfLb=fL+fif(fLb―fL=fif)なる局部発振信号
(送信周波数と受信周波数の差がIFの周波数にしてあ
る)とミキシングされ、f2±fLbの周波数はIFフィ
ルタ313にて高い周波数成分f2+fLbは除去され、
中間周波数であるf2−fLbのみが通過する。ここで、f
2=fL、fLb=fL+fifであるから、|f2−fLb|
=fifとなる。中間周波数であるfifはIFアンプ31
4にて増幅された後、復調回路315に送られ、復調さ
れる。
【0011】次に、第2端末機302の送信系にて、変
調信号316は、PLL回路325にて発生されたfLb
なる周波数と、変調回路317にて変調される。ここで
fLbなる周波数は第1端末機301のPLL回路304
の発振周波数よりも中間周波数(IF)の差だけ高い周
波数で発振させる。変調された変調信号f1=fLbは、
フィルタ318を通り、送信アンプ319にて増幅され
て、ハイブリット310を通過したのち、伝送路309
に送出される。
【0012】第1端末機301の受信系にて、伝送路3
09を通じて、f1=fLbなる周波数は、ハイブリット
308を通過して、受信アンプ320にて増幅された
後、ミキサ321にて、PLL回路304から発生され
たfLなる局部発振信号(送信周波数と受信周波数の差が
IFの周波数にしてある)とミキシングされ、f1± fL
の周波数となり、IFフィルタ322にて高い周波数成
分f1+ fLは除去され、中間周波数であるf1− fLの
みが通過する。ここで、f1=fLb、fLb=fL+fif
であるから、|f1−fL|=fifとなる。中間周波数
であるfifはIFアンプ323にて増幅された後、復調
回路324に送られ、復調される。
【0013】このように第1端末機301からみて送信
周波数と受信周波数(図2(a)、(b)、(c)、
(d)、(e)、(f))の差を常に一定の中間周波数
fifとすることにより一つのPLL回路にて送受信のチ
ャンネル選局ができ、通信が行なえる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のチャンネル選局装置によれば、送信側、受信側の周波
数の差を中間周波数(IF)にすることによって、一つ
のPLL回路だけで、送信・受信周波数のチャンネル選
局でき、通信が行えるため、コスト安、煩雑性が少ない
というメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるチャンネル選局装置の一実施例を
示すブロック構成図。
【図2】(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、
(f)は本発明によるチャンネル選局装置の周波数軸上
のチャンネル選局の状態図。
【図3】従来のチャンネル選局装置のブロック図。
【図4】(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、
(f)は従来のチャンネル選局装置による周波数軸上の
チャンネル選局の状態図。
【符号の説明】
301…………端末機 302…………端末機 304…………PLL回路 325…………PLL回路 321…………ミキサ 312…………ミキサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末機(301、302)間で相互に通信
    を行なうにあたり、各端末機は、送信、受信の発振周波
    数(fL、fLb)の差(fif)を中間周波数(I
    F)にするPLL回路(304、325)と、前記発振
    周波数の周波数変換を行なうミキサ(321、312)
    とを備えたことを特徴とするチャンネル選局装置。
JP11089456A 1999-03-30 1999-03-30 チャンネル選局装置 Withdrawn JP2000286747A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100513177B1 (ko) * 2003-03-07 2005-09-07 주식회사 케이티프리텔 주파수 밴드 변환 중계 장치 및 그 변환 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100513177B1 (ko) * 2003-03-07 2005-09-07 주식회사 케이티프리텔 주파수 밴드 변환 중계 장치 및 그 변환 방법

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060606