JP2000286090A - バックライトおよび表示装置 - Google Patents
バックライトおよび表示装置Info
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- JP2000286090A JP2000286090A JP11091899A JP9189999A JP2000286090A JP 2000286090 A JP2000286090 A JP 2000286090A JP 11091899 A JP11091899 A JP 11091899A JP 9189999 A JP9189999 A JP 9189999A JP 2000286090 A JP2000286090 A JP 2000286090A
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- backlight
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- dimming signal
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- Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バックライトにおける調光率のさらなる低下
を実現し、即ち、最高輝度を高く維持しつつ、かつ、最
低輝度をより低くしたバックライトおよび表示装置を提
供する。 【解決手段】 制御回路7により、バックライトに対し
てPWM調光制御と電圧調光制御とが同時に行われる。
PWM調光信号Dutyの値が最大のときに電圧調光信
号の値が最大となるので、このときのバックライトの輝
度は高い値に維持される。一方、PWM調光信号Dut
yの値が最小のときに電圧調光信号の値が最小となるの
で、このときのバックライトの輝度はより低くなる。こ
のため、このバックライトの調光率が低くなり、このバ
ックライトを使用した表示装置では、昼間の使用時には
十分な輝度が確保されるために表示部が見易くなり、ま
た、夜間の使用時には輝度がより低いために眩しさを感
じることなく表示部が見易くなる。
を実現し、即ち、最高輝度を高く維持しつつ、かつ、最
低輝度をより低くしたバックライトおよび表示装置を提
供する。 【解決手段】 制御回路7により、バックライトに対し
てPWM調光制御と電圧調光制御とが同時に行われる。
PWM調光信号Dutyの値が最大のときに電圧調光信
号の値が最大となるので、このときのバックライトの輝
度は高い値に維持される。一方、PWM調光信号Dut
yの値が最小のときに電圧調光信号の値が最小となるの
で、このときのバックライトの輝度はより低くなる。こ
のため、このバックライトの調光率が低くなり、このバ
ックライトを使用した表示装置では、昼間の使用時には
十分な輝度が確保されるために表示部が見易くなり、ま
た、夜間の使用時には輝度がより低いために眩しさを感
じることなく表示部が見易くなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックライトおよ
びそのバックライトを用いた表示装置に関する。
びそのバックライトを用いた表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車などの表示装置にはバック
ライトが広く使用されている。このような表示装置を見
易くするためには、昼間はバックライトの輝度を十分に
高めることが必要である。一方、夜間はできるだけ輝度
を低くすることが必要である。これは、夜間にバックラ
イトの輝度が高いと、明る過ぎて眩しくなり、表示装置
の表示部が見にくくなるためである。
ライトが広く使用されている。このような表示装置を見
易くするためには、昼間はバックライトの輝度を十分に
高めることが必要である。一方、夜間はできるだけ輝度
を低くすることが必要である。これは、夜間にバックラ
イトの輝度が高いと、明る過ぎて眩しくなり、表示装置
の表示部が見にくくなるためである。
【0003】そこで従来は、バックライトに対して(よ
り正確には、バックライトで使用されている蛍光ランプ
に対して)PWM調光制御を行い、必要に応じて輝度を
変化させている。図4は、PWM調光信号Dutyの値
を変化させてバックライトに対するPWM調光制御を行
ったときのバックライトの輝度を示すグラフである。ま
た、このグラフでは、PWM調光信号Dutyが100
%時のランプ電流“IL”が、5mA、4mA、3mA
Lとなるように電圧を変化させた電圧調光制御について
も示している。表1は、図4に示したグラフのデータを
まとめたものである。
り正確には、バックライトで使用されている蛍光ランプ
に対して)PWM調光制御を行い、必要に応じて輝度を
変化させている。図4は、PWM調光信号Dutyの値
を変化させてバックライトに対するPWM調光制御を行
ったときのバックライトの輝度を示すグラフである。ま
た、このグラフでは、PWM調光信号Dutyが100
%時のランプ電流“IL”が、5mA、4mA、3mA
Lとなるように電圧を変化させた電圧調光制御について
も示している。表1は、図4に示したグラフのデータを
まとめたものである。
【0004】
【表1】
【0005】図4のグラフ、および、表1からわかるよ
うに、PWM調光信号Dutyの値を小さくすることに
よりバックライトの輝度が低下し、また、電圧調光信号
の電圧値を下げることによりバックライトの輝度が低下
する。
うに、PWM調光信号Dutyの値を小さくすることに
よりバックライトの輝度が低下し、また、電圧調光信号
の電圧値を下げることによりバックライトの輝度が低下
する。
【0006】そして、各電圧調光信号において、調光率
(最低輝度/最高輝度)はいずれも約4%前後であるこ
とが判明した。
(最低輝度/最高輝度)はいずれも約4%前後であるこ
とが判明した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】電圧調光信号の電圧値
を一定にしてPWM調光信号Dutyの値のみを変化さ
せたバックライトでは、最高輝度を高くすると最低輝度
も高くなり、そのバックライトを用いた表示装置の表示
部が夜間などにおいて眩しくて見にくくなる。一方、夜
間などにおいて表示装置の表示部を見易くするためにバ
ックライトの最低輝度を低くすると、それに伴なって最
高輝度が低くなり、昼間の使用時に輝度が低くて表示部
が見にくくなる。
を一定にしてPWM調光信号Dutyの値のみを変化さ
せたバックライトでは、最高輝度を高くすると最低輝度
も高くなり、そのバックライトを用いた表示装置の表示
部が夜間などにおいて眩しくて見にくくなる。一方、夜
間などにおいて表示装置の表示部を見易くするためにバ
ックライトの最低輝度を低くすると、それに伴なって最
高輝度が低くなり、昼間の使用時に輝度が低くて表示部
が見にくくなる。
【0008】そこで本発明は、バックライトの調光率を
さらに低下させ、即ち、最高輝度を高く維持しつつ、か
つ、最低輝度をより低くしたバックライトおよび表示装
置を提供することを目的とする。
さらに低下させ、即ち、最高輝度を高く維持しつつ、か
つ、最低輝度をより低くしたバックライトおよび表示装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求機構1記載の発明の
バックライトは、導光ユニットと;前記導光ユニットに
光を入射させる位置に配置された長尺状の蛍光ランプ
と;前記蛍光ランプに接続され、PWM調光信号Dut
yの値が最大のときに電圧調光信号の値が最大となり、
PWM調光信号Dutyの値が最小のときに電圧調光信
号の値が最小となるように前記蛍光ランプに対してPW
M調光制御と電圧調光制御とを同時に行う制御回路と;
を具備する。
バックライトは、導光ユニットと;前記導光ユニットに
光を入射させる位置に配置された長尺状の蛍光ランプ
と;前記蛍光ランプに接続され、PWM調光信号Dut
yの値が最大のときに電圧調光信号の値が最大となり、
PWM調光信号Dutyの値が最小のときに電圧調光信
号の値が最小となるように前記蛍光ランプに対してPW
M調光制御と電圧調光制御とを同時に行う制御回路と;
を具備する。
【0010】したがって、このバックライトに対してP
WM調光制御と電圧調光制御とが同時に行われ、PWM
調光信号Dutyの値が最大のときに電圧調光信号の値
が最大となるので、このときのバックライトの輝度は高
い値に維持される。一方、PWM調光信号Dutyの値
が最小のときに電圧調光信号の値が最小となるので、こ
のときのバックライトの輝度はより低くなる。このた
め、このバックライトの調光率が低くなり、このバック
ライトを使用した表示装置では、昼間の使用時には十分
な輝度が確保されるために表示部が見易くなり、また、
夜間の使用時には輝度がより低いために眩しさを感じる
ことなく表示部が見易くなる。
WM調光制御と電圧調光制御とが同時に行われ、PWM
調光信号Dutyの値が最大のときに電圧調光信号の値
が最大となるので、このときのバックライトの輝度は高
い値に維持される。一方、PWM調光信号Dutyの値
が最小のときに電圧調光信号の値が最小となるので、こ
のときのバックライトの輝度はより低くなる。このた
め、このバックライトの調光率が低くなり、このバック
ライトを使用した表示装置では、昼間の使用時には十分
な輝度が確保されるために表示部が見易くなり、また、
夜間の使用時には輝度がより低いために眩しさを感じる
ことなく表示部が見易くなる。
【0011】本発明および以下の各発明において、導光
ユニットとしては、導光板を用いた導光板方式のもの
と、導光板を用いない中空方式のものとが含まれる。
ユニットとしては、導光板を用いた導光板方式のもの
と、導光板を用いない中空方式のものとが含まれる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載のバ
ックライトにおいて、前記制御回路は、PWM調光制御
の最大PWM調光信号Dutyの値が100%、最小P
WM調光信号Dutyの値が5%以下に設定されてい
る。
ックライトにおいて、前記制御回路は、PWM調光制御
の最大PWM調光信号Dutyの値が100%、最小P
WM調光信号Dutyの値が5%以下に設定されてい
る。
【0013】したがって、PWM調光制御の制御幅に関
して、調光率をより低くするために必要な制御幅が確保
され、請求項1の発明が実現される。
して、調光率をより低くするために必要な制御幅が確保
され、請求項1の発明が実現される。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載のバ
ックライトにおいて、前記制御回路は、電圧調光信号の
最大値に対する最小値が60%以下に設定されている。
ックライトにおいて、前記制御回路は、電圧調光信号の
最大値に対する最小値が60%以下に設定されている。
【0015】したがって、電圧調光制御の制御幅に関し
て、調光率をより低くするために必要な制御幅が確保さ
れ、請求項1の発明が実現される。
て、調光率をより低くするために必要な制御幅が確保さ
れ、請求項1の発明が実現される。
【0016】請求項4記載の発明の表示装置は、請求項
1ないし3のいずれか一記載のバックライトと;前記バ
ックライトにおける前記導光ユニットの光出射面に対向
する位置に配設された表示部と;を具備する。
1ないし3のいずれか一記載のバックライトと;前記バ
ックライトにおける前記導光ユニットの光出射面に対向
する位置に配設された表示部と;を具備する。
【0017】したがって、バックライトの調光率が低く
なり、昼間の使用時には十分な輝度を確保されるために
表示装置の表示部が見易くなり、また、夜間の使用時に
は輝度がより低いために眩しさを感じることなく表示部
が見易くなる。
なり、昼間の使用時には十分な輝度を確保されるために
表示装置の表示部が見易くなり、また、夜間の使用時に
は輝度がより低いために眩しさを感じることなく表示部
が見易くなる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の1実施の形態を図1ない
し図3に基づいて説明する。図1はバックライトの調光
制御を説明するブロック図、図2は調光制御におけるP
WM調光信号Dutyの値と電圧調光信号の電圧値との
関係を示すグラフ、図3はPWM調光制御と電圧調光制
御とを同時に行った場合における、PWM調光信号Du
tyの値とバックライトの輝度との関係を示すグラフで
ある。
し図3に基づいて説明する。図1はバックライトの調光
制御を説明するブロック図、図2は調光制御におけるP
WM調光信号Dutyの値と電圧調光信号の電圧値との
関係を示すグラフ、図3はPWM調光制御と電圧調光制
御とを同時に行った場合における、PWM調光信号Du
tyの値とバックライトの輝度との関係を示すグラフで
ある。
【0019】まず、バックライトについては周知の構造
であるので図示を省略するが、導光板や光拡散シートな
どを備えた導光ユニット、この導光ユニットに光を入射
させる位置に配置された長尺状の蛍光ランプ1、これら
の導光ユニットや蛍光ランプ1を収容するケーシング部
材等により構成されている。そして、このバックライト
から光が出射される側である光拡散シートに対向する位
置に表示部である透過型液晶表示素子などを設置するこ
とにより表示装置が構成されている。
であるので図示を省略するが、導光板や光拡散シートな
どを備えた導光ユニット、この導光ユニットに光を入射
させる位置に配置された長尺状の蛍光ランプ1、これら
の導光ユニットや蛍光ランプ1を収容するケーシング部
材等により構成されている。そして、このバックライト
から光が出射される側である光拡散シートに対向する位
置に表示部である透過型液晶表示素子などを設置するこ
とにより表示装置が構成されている。
【0020】バックライトには、蛍光ランプ1の明るさ
(バックライトの輝度)を調節するための調光操作部2
が設けられており、この調光操作部2にはPWM調光制
御部3と電圧調光制御部4とが接続されている。PWM
調光制御部3と電圧調光制御部4とはインバータ回路5
に接続され、このインバータ回路5にバラストコンデン
サ6を介して蛍光ランプ1が接続されている。そして、
これらのPWM調光制御部3と電圧調光制御部4とイン
バータ回路5とにより、蛍光ランプ1に対してPWM調
光制御と電圧調光制御とを同時に行う制御回路7が形成
されている。
(バックライトの輝度)を調節するための調光操作部2
が設けられており、この調光操作部2にはPWM調光制
御部3と電圧調光制御部4とが接続されている。PWM
調光制御部3と電圧調光制御部4とはインバータ回路5
に接続され、このインバータ回路5にバラストコンデン
サ6を介して蛍光ランプ1が接続されている。そして、
これらのPWM調光制御部3と電圧調光制御部4とイン
バータ回路5とにより、蛍光ランプ1に対してPWM調
光制御と電圧調光制御とを同時に行う制御回路7が形成
されている。
【0021】制御回路7で同時に行われるPWM調光制
御と電圧調光制御とについて、図2のグラフを参照して
説明する。このグラフは、横軸に調光操作部2の操作レ
ベルをとり、右側縦軸にPWM調光信号Dutyの値を
とり、左側縦軸に電圧調光信号の値(電圧値)をとった
ものである。そして、調光操作部2の操作により、同一
縦線上に位置するPWM調光信号Dutyの値と電圧調
光信号の値とが選択され、それらの値に基づいてインバ
ータ回路5で蛍光ランプ1の実効電流が決められる。
御と電圧調光制御とについて、図2のグラフを参照して
説明する。このグラフは、横軸に調光操作部2の操作レ
ベルをとり、右側縦軸にPWM調光信号Dutyの値を
とり、左側縦軸に電圧調光信号の値(電圧値)をとった
ものである。そして、調光操作部2の操作により、同一
縦線上に位置するPWM調光信号Dutyの値と電圧調
光信号の値とが選択され、それらの値に基づいてインバ
ータ回路5で蛍光ランプ1の実効電流が決められる。
【0022】制御回路7で同時に行われるPWM調光制
御と電圧調光制御とは、図2のグラフからわかるよう
に、PWM調光信号Dutyの値が最大のときに電圧調
光信号の値が最大となり、PWM調光信号Dutyの値
が最小のときに電圧調光信号の値が最小となるように行
われる。
御と電圧調光制御とは、図2のグラフからわかるよう
に、PWM調光信号Dutyの値が最大のときに電圧調
光信号の値が最大となり、PWM調光信号Dutyの値
が最小のときに電圧調光信号の値が最小となるように行
われる。
【0023】そして、この制御は、PWM調光制御の最
大PWM調光信号Dutyが100%、最小PWM調光
信号Dutyが0%(請求項2で説明した5%以下)に
設定されている。また、電圧調光信号の最大値に対する
最小値が50%(請求項3で説明した60%以下)に設
定されている。
大PWM調光信号Dutyが100%、最小PWM調光
信号Dutyが0%(請求項2で説明した5%以下)に
設定されている。また、電圧調光信号の最大値に対する
最小値が50%(請求項3で説明した60%以下)に設
定されている。
【0024】図3は、制御回路7での制御が行われた場
合における、PWM調光信号Dutyの値とバックライ
トの輝度を示すグラフである。表2は、図3に示したグ
ラフのデータをまとめたものである。
合における、PWM調光信号Dutyの値とバックライ
トの輝度を示すグラフである。表2は、図3に示したグ
ラフのデータをまとめたものである。
【0025】
【表2】
【0026】図3のグラフ、および、表2からわかるよ
うに、PWM調光信号Dutyの値を小さくする(同時
に、電圧調光信号の電圧も下げる)ことにより輝度が低
下し、その輝度の低下率は電圧調光信号が一定の場合
(図4のグラフに示した場合)よりも大きくなり、調光
率は約2%に低下する。
うに、PWM調光信号Dutyの値を小さくする(同時
に、電圧調光信号の電圧も下げる)ことにより輝度が低
下し、その輝度の低下率は電圧調光信号が一定の場合
(図4のグラフに示した場合)よりも大きくなり、調光
率は約2%に低下する。
【0027】このような構成において、調光操作部2の
操作によりその操作に応じたPWM調光信号Dutyの
値と電圧調光信号の値とが選択され、それらの値に基づ
いてインバータ回路5で蛍光ランプ1の実効電流が決め
られる。このとき、PWM調光信号Dutyの値を小さ
くする(同時に、電圧調光信号の電圧も下げている)こ
とにより、PWM調光信号Dutyの値が100%であ
るときのバックライトの輝度が5000cd/m2、P
WM調光信号Dutyの値が5%であるときのバックラ
イトの輝度が100cd/m2となり、調光率は約2%
となる。
操作によりその操作に応じたPWM調光信号Dutyの
値と電圧調光信号の値とが選択され、それらの値に基づ
いてインバータ回路5で蛍光ランプ1の実効電流が決め
られる。このとき、PWM調光信号Dutyの値を小さ
くする(同時に、電圧調光信号の電圧も下げている)こ
とにより、PWM調光信号Dutyの値が100%であ
るときのバックライトの輝度が5000cd/m2、P
WM調光信号Dutyの値が5%であるときのバックラ
イトの輝度が100cd/m2となり、調光率は約2%
となる。
【0028】したがって、このバックライトを使用した
表示装置では、昼間の使用時には十分な輝度を確保でき
るので表示装置の表示部が見易くなる。また、夜間の使
用時には、輝度が一段と低くなっているために眩しさを
感じることなく表示装置の表示部を見ることができ、表
示部が見易くなる。
表示装置では、昼間の使用時には十分な輝度を確保でき
るので表示装置の表示部が見易くなる。また、夜間の使
用時には、輝度が一段と低くなっているために眩しさを
感じることなく表示装置の表示部を見ることができ、表
示部が見易くなる。
【0029】
【発明の効果】請求機構1記載の発明のバックライトに
よれば、このバックライトに対してPWM調光制御と電
圧調光制御とが同時に行われ、PWM調光信号Duty
の値が最大のときに電圧調光信号の値が最大となるの
で、このときのバックライトの輝度を高い値に維持する
ことができ、一方、PWM調光信号Dutyの値が最小
のときに電圧調光信号の値が最小となるので、このとき
のバックライトの輝度をより低くすることができ、この
バックライトの調光率を低くすることができる。このた
め、このバックライトを使用した表示装置では、昼間の
使用時には十分な輝度を確保して表示部を見易くするこ
とができ、また、夜間の使用時には輝度をより低くして
眩しさを感じることなく表示部を見易くことができる。
よれば、このバックライトに対してPWM調光制御と電
圧調光制御とが同時に行われ、PWM調光信号Duty
の値が最大のときに電圧調光信号の値が最大となるの
で、このときのバックライトの輝度を高い値に維持する
ことができ、一方、PWM調光信号Dutyの値が最小
のときに電圧調光信号の値が最小となるので、このとき
のバックライトの輝度をより低くすることができ、この
バックライトの調光率を低くすることができる。このた
め、このバックライトを使用した表示装置では、昼間の
使用時には十分な輝度を確保して表示部を見易くするこ
とができ、また、夜間の使用時には輝度をより低くして
眩しさを感じることなく表示部を見易くことができる。
【0030】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載のバックライトにおいて、制御回路は、PWM調光制
御の最大PWM調光信号Dutyの値が100%、最小
PWM調光信号Dutyの値が5%以下に設定されてい
るので、PWM調光制御の制御幅に関して、調光率をよ
り低くするために必要な制御幅が確保され、請求項1の
発明を実現することができる。
載のバックライトにおいて、制御回路は、PWM調光制
御の最大PWM調光信号Dutyの値が100%、最小
PWM調光信号Dutyの値が5%以下に設定されてい
るので、PWM調光制御の制御幅に関して、調光率をよ
り低くするために必要な制御幅が確保され、請求項1の
発明を実現することができる。
【0031】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載のバックライトにおいて、制御回路は、電圧調光信号
の最大値に対する最小値が60%以下に設定されている
ので、電圧調光制御の制御幅に関して、調光率をより低
くするために必要な制御幅が確保され、請求項1の発明
を実現することができる。
載のバックライトにおいて、制御回路は、電圧調光信号
の最大値に対する最小値が60%以下に設定されている
ので、電圧調光制御の制御幅に関して、調光率をより低
くするために必要な制御幅が確保され、請求項1の発明
を実現することができる。
【0032】請求項4記載の発明の表示装置によれば、
請求項1ないし3のいずれか一記載のバックライトと、
このバックライトにおける導光ユニットの光出射面に対
向する位置に配設された表示部とを具備するので、この
表示装置では、バックライトの調光率が低くなり、昼間
の使用時には十分な輝度を確保して表示装置の表示部を
見易くでき、また、夜間の使用時には輝度がより低いた
めに眩しさを感じることなく表示部を見易くできる。
請求項1ないし3のいずれか一記載のバックライトと、
このバックライトにおける導光ユニットの光出射面に対
向する位置に配設された表示部とを具備するので、この
表示装置では、バックライトの調光率が低くなり、昼間
の使用時には十分な輝度を確保して表示装置の表示部を
見易くでき、また、夜間の使用時には輝度がより低いた
めに眩しさを感じることなく表示部を見易くできる。
【図1】本発明の1実施の形態のバックライトの調光制
御を説明するブロック図である。
御を説明するブロック図である。
【図2】調光制御におけるPWM調光信号Dutyの値
と電圧調光信号の電圧値との関係を示すグラフである。
と電圧調光信号の電圧値との関係を示すグラフである。
【図3】PWM調光制御と電圧調光制御とを同時に行っ
た場合における、PWM調光信号Dutyの値とバック
ライトの輝度との関係を示すグラフである。
た場合における、PWM調光信号Dutyの値とバック
ライトの輝度との関係を示すグラフである。
【図4】PWM調光制御を単独で行った場合における、
PWM調光信号Dutyの値とバックライトの輝度との
関係を示すグラフである。
PWM調光信号Dutyの値とバックライトの輝度との
関係を示すグラフである。
1:蛍光ランプ 7:制御回路
Claims (4)
- 【請求項1】 導光ユニットと;前記導光ユニットに光
を入射させる位置に配置された長尺状の蛍光ランプと;
前記蛍光ランプに接続され、PWM調光信号Dutyの
値が最大のときに電圧調光信号の値が最大となり、PW
M調光信号Dutyの値が最小のときに電圧調光信号の
値が最小となるように前記蛍光ランプに対してPWM調
光制御と電圧調光制御とを同時に行う制御回路と;を具
備するバックライト。 - 【請求項2】 前記制御回路は、PWM調光制御の最大
PWM調光信号Dutyの値が100%、最小PWM調
光信号Dutyの値が5%以下に設定されている請求項
1記載のバックライト。 - 【請求項3】 前記制御回路は、電圧調光信号の最大値
に対する最小値が60%以下に設定されている請求項1
記載のバックライト。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか一記載のバ
ックライトと;前記バックライトにおける前記導光ユニ
ットの光出射面に対向する位置に配設された表示部と;
を具備する表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11091899A JP2000286090A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | バックライトおよび表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11091899A JP2000286090A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | バックライトおよび表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000286090A true JP2000286090A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=14039426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11091899A Pending JP2000286090A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | バックライトおよび表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000286090A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010016093A (ko) * | 2000-11-01 | 2001-03-05 | 김기대 | 형광등의 자동 밝기조절장치 |
KR100526240B1 (ko) * | 2002-10-09 | 2005-11-08 | 삼성전기주식회사 | 복합디밍제어방식의 냉음극형광램프용 인버터 |
US7521877B2 (en) | 2006-03-03 | 2009-04-21 | Minebea Co., Ltd. | Dimmer circuit for a discharge lighting apparatus |
JP2011507179A (ja) * | 2007-12-14 | 2011-03-03 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 調光可能な光生成装置 |
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1999
- 1999-03-31 JP JP11091899A patent/JP2000286090A/ja active Pending
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