JP2000315597A - 調光方法,記録媒体,調光装置,照明装置,液晶表示装置 - Google Patents

調光方法,記録媒体,調光装置,照明装置,液晶表示装置

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JP2000315597A
JP2000315597A JP12516199A JP12516199A JP2000315597A JP 2000315597 A JP2000315597 A JP 2000315597A JP 12516199 A JP12516199 A JP 12516199A JP 12516199 A JP12516199 A JP 12516199A JP 2000315597 A JP2000315597 A JP 2000315597A
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Shigeo Sakurai
繁生 櫻井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いずれのタイプの液晶パネルにも適用でき、
雑音の発生を低減して広範囲に調光を行なう。 【解決手段】 ランプ負荷42A,42Bのいずれもが
最大輝度100%から40%までについては、調光制御
回路44によって、PWM制御回路24A,24Bを制
御し、コンバータ回路20A,20Bの出力電圧レベル
を可変することで調光を行なう。輝度40%以下につい
ては、いずれか一方,例えばランプ負荷42Bを消灯す
るとともに、他方のランプ負荷42Aを輝度80%とす
る。すなわち、調光制御回路44は、制御スイッチ40
BをOFFとするとともに、PWM制御回路24Aによ
ってランプ負荷42Aの輝度を80%とする。そして、
調光制御回路44によってPWM制御回路24Aを制御
し、ランプ負荷42Aの輝度を80%から40%まで可
変すれば、全体として40〜20%の範囲で輝度が調整
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の光源を用い
る多灯照明装置に好適な調光技術に関し、例えば、多灯
バック・ライト方式の液晶表示装置の調光に好適な調光
手法の改良に関するものである。
【0002】
【背景技術】ノート型のパーソナルコンピュータや携帯
用の情報端末などでは、バックライト方式の液晶パネル
が広く用いられている。従来の液晶パネルは、冷陰極蛍
光管などの放電管を備えており、パネルの大きさも3〜
13インチ程度の小型〜中型のものが大半である。そし
て、輝度をリニアに連続的に調整する手法として、管電
流を可変することで40〜100%の範囲で連続的に輝
度を制御する電流帰還方式が採用されている。
【0003】図6には、この電流帰還方式の調光装置の
一例が示されている。なお、図6の例は、放電管の駆動
回路をA,Bの2系統備えている例である。各放電管の
駆動回路は同一であり、並列的に同時駆動される。A系
統について説明すると、入力端子100には、直流電圧
Vccが印加されている。この直流電圧は、コンバータ回
路110Aのトランジスタ112Aのエミッタに供給さ
れている。トランジスタ112AのベースにはPWM制
御回路114Aが接続されており、これによって入力直
流電圧Vccの電圧レベルが制御されている。トランジス
タ112Aのコレクタ出力は、電力を供給するための並
列接続ダイオード116Aを介してインバータ回路12
0Aに供給されている。
【0004】インバータ回路120Aの入力側には、フ
ィルタとなるコイル122Aが設けられており、これに
DC/ACインバータ124Aが接続されている。レベ
ルが調整された入力電圧は、DC/ACインバータ12
4Aによって所定周波数の交流電圧に変換され、冷陰極
管などのランプ負荷130Aに供給される。ランプ負荷
132Aには、負荷電流検出用の抵抗132Aが直列接
続されており、検出された負荷電流の値は上述したPW
M制御回路114Aに供給されている。
【0005】ランプ負荷130Aの輝度が高くなると、
流れる負荷電流は単調増加する関係にある。ランプ負荷
130Aの電流が変動すると、それが抵抗132Aによ
って検出され、PWM制御回路114Aに伝達される。
PWM制御回路114Aでは、負荷電流の変動に応じ
て、トランジスタ112Aのベース側を制御し、直流電
圧レベルを制御する。すると、DC/ACインバータ1
24Aにおける交流電圧が変化し、ランプ負荷130A
の負荷電流の変動が抑制されるように負帰還制御が行わ
れる。このように、ランプ負荷130Aの負荷電流を検
出するとともにPWM制御回路114Aに負帰還するこ
とで、ランプ負荷130Aに流れる負荷電流を一定に保
つ定電流制御が行われる。
【0006】この場合において、ランプ負荷130Aの
輝度を可変するときは、PWM制御回路114Aに調光
信号を供給し、これに基づいてコンバータ回路112A
の直流出力電圧を制御する。すると、インバータ回路1
20AのDC/ACインバータ124Aの出力交流電圧
が変化し、ランプ負荷130Aを流れる負荷電流も変化
する。すると、ランプ負荷130Aの輝度も変化し、明
暗の調光が行われることになる。B系統についても同様
である。
【0007】この場合に、負荷電流を減らしていくと、
ランプ負荷である冷陰極管などの性質上、放電が不安定
になる。このような点から、前記電流帰還方式による調
光は、ランプ負荷の最大輝度に対して100〜40%の
範囲に限られてしまう。
【0008】一方、最近は、液晶パネルも14〜18イ
ンチと大型化する傾向にあり、最大輝度を確保するため
多灯方式となっている。そして、調光方式としては、最
小輝度を低く押さえる市場要求から、管電流を断続する
とともにそのデューティ比を可変することで20〜10
0%の範囲で輝度を制御するバースト方式が採用されて
いる。
【0009】このバースト調光方式の従来技術として
は、例えば特開平5−198384号公報に開示された
バックライトの輝度調整回路がある。これによれば、イ
ンバータ回路が変換動作を停止するためのスイッチング
トランジスタを含んでいる。そして、スイッチングトラ
ンジスタを調光制御回路によって周期的に調光信号に応
じてオフ状態とする。このときのオフ状態の割合を変え
ることによって、冷陰極管に供給する電力量が変化し、
輝度調整が行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような背景技術には次のような不都合がある。 (1)電流帰還方式は、液晶の映像信号の駆動方式がT
FT及びSTNのいずれのタイプの液晶パネルにも適用
でき、液晶パネルの機種毎に適応するための開発も容易
である。しかし、全てのランプ負荷を同時に調光するた
め、調光範囲が最大輝度の約40〜100%と狭く、最
小調光時でも40%であり、液晶パネル画面が眩しく感
じられる。 (2)バースト方式は、安価なSTN方式の液晶パネル
に対して適用するための技術が必ずしも確立していると
はいえない状況にある。また、TFT方式に対しても、
画像がちらつくなどの不都合があり、他機種への展開調
整に時間がかかる。更に、バースト方式特有の音鳴りが
あり、必ずしも満足し得るものとはいえない。加えて、
トランスから発生する雑音を抑制するためにトランスに
シリコンを充填したり、あるいはトランス形状が限定さ
れたりするため、コスト的にも不利となる。
【0011】本発明は、以上の点に着目したもので、い
ずれのタイプの液晶パネルにも適用でき、雑音の発生を
低減して広範囲に調光可能な調光方法,記録媒体,調光
装置,照明装置,液晶表示装置を提供することを、その
目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の光源を
含む照明装置の輝度を制御する調光方法において、前記
複数の光源の輝度を同時に一定範囲で調光するステッ
プ;前記複数の光源のうち、いずれかを消灯し、いずれ
かを一定範囲で調光するステップ;を含むことを特徴と
する。他の調光方法は、最も高い輝度で点灯している光
源全体によって得られる最高輝度と、安定して点灯でき
る最も低い輝度で点灯している光源全体によって得られ
る最低輝度との範囲で、各光源を調光するステップ;前
記最低輝度において、いずれかの光源を消灯するととも
に、いずれかの点灯している光源の輝度を増大し、点灯
している光源全体の輝度が前記ステップにおける最低輝
度となるように制御するステップ;を含むことを特徴と
する。
【0013】本発明の記録媒体は、前記いずれかの調光
方法に基づいて調光制御を行なうプログラムを格納した
ことを特徴とする。本発明の調光装置は、前記各光源毎
に設けられており、他の光源から独立して一定範囲で該
当する光源を調光する調光手段;前記各光源毎に設けら
れており、他の光源から独立して該当する光源の点灯・
消灯を制御するスイッチ手段;前記調光手段による調光
と前記スイッチ手段による点灯・消灯の制御を組み合わ
せて調光制御を行う調光制御手段;を備えたことを特徴
とする。
【0014】本発明の照明装置は、前記調光装置を備え
たことを特徴とする。本発明の液晶表示装置は、前記照
明装置を液晶パネルのバックライトとして備えたことを
特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点
は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。最初に、図1及び図2を参照して、
本発明の実施形態1について説明する。図1には、本形
態にかかる調光方法を適用した液晶パネル用バックライ
トの点灯装置の構成が示されている。この例は、ランプ
負荷が2つの例である。
【0016】同図に示すように、ランプ負荷数に対応し
てA,Bの2系統となっており、両系統は同一の構成と
なっている。電源の直流電圧Vccが供給される入力端子
10は、コンバータ回路20A,20Bにそれぞれ接続
されている。これらコンバータ回路20A,20Bは、
インバータ回路30A,30Bにそれぞれ接続されてい
る。インバータ回路30A,30Bは、制御スイッチ4
0A,40Bをそれぞれ介してランプ負荷42A,42
Bにそれぞれ接続されている。コンバータ20A,20
Bは同一の回路構成となっており、インバータ20A,
20Bも同一の回路構成となっているので、以下A系統
について説明する。
【0017】入力端子10は、コンバータ回路20Aの
トランジスタ22Aのエミッタに接続されている。トラ
ンジスタ22Aのベースには、PWM制御回路24Aが
接続されている。トランジスタ22Aのコレクタには、
ダイオード26Aが並列に接続されている。そして、こ
のトランジスタ22Aのコレクタ側がコンバータ回路2
0Aの出力となっており、インバータ回路30Aに接続
されている。
【0018】インバータ回路30Aは、入力側にコイル
32Aが直列に接続されており、更にDC/ACインバ
ータ34Aが直列に接続されている。このインバータ3
4Aの出力側がインバータ回路30Aの出力となってお
り、制御スイッチ40Aを介してランプ負荷42Aに接
続されている。ランプ負荷42Aには、負荷電流検出用
の抵抗43Aが接続されている。
【0019】更に、各系統のPWM制御回路24A,2
4B、制御スイッチ40A,40B、電流検出用抵抗4
3A,43Bは、いずれも調光制御回路44に接続され
ている。この調光制御回路44には、輝度を示す調光信
号が供給されている。
【0020】以上の各部のうち、コンバータ回路20
A,20B、インバータ回路30A,30Bの動作は、
上述した背景技術と同様である。制御スイッチ40A,
40Bは、調光制御回路44の制御信号に基づいて、ラ
ンプ負荷42A,42Bに対する通電のON,OFFの
制御を行うためのものである。調光制御回路44は、調
光信号に基づいて、制御スイッチ40A,40BのO
N,OFF制御,PWM制御回路24A,24Bの制御
を行う機能を備えており、図2に示すような制御を行
う。また、抵抗43A,43Bによって検出された負荷
電流に基づいて上述した定負荷電流制御も行う。続い
て、図2も参照して本形態の動作を説明する。
【0021】100〜40%……ランプ負荷42A,
42Bのいずれもが最大輝度の状態を100%とする。
この最大輝度100%から40%までについては、上述
した背景技術と同様にして調光を行なう。すなわち、調
光制御回路44によって、PWM制御回路24A,24
Bを制御し、コンバータ回路20A,20Bの出力電圧
レベルを可変する。電圧レベルを最大の電源レベルVcc
とすれば最大輝度100%となり、その40%とすれば
輝度40%となる。
【0022】40〜20%……次に、輝度40%以下
については、上述したようにランプ負荷42A,42B
における放電が不安定となる。そこで、図2に示すよう
に、いずれか一方,例えばランプ負荷42Bを消灯する
とともに、他方のランプ負荷42Aを輝度80%とす
る。すなわち、調光制御回路44は、制御スイッチ40
BをOFFとするとともに、PWM制御回路24Aによ
ってランプ負荷42Aの輝度を80%とする。これによ
り、全体としては、輝度40%となる。この状態で、調
光制御回路44によってPWM制御回路24Aを制御
し、輝度を80%から40%まで可変すれば、全体とし
て40〜20%の範囲で輝度が調整される。なお、調光
制御回路44によって制御スイッチ40AをOFFとす
れば、ランプ負荷42Aも消灯して輝度0%となる。
【0023】このように、本形態によれば、100〜4
0%については、PWM制御によって調光が行なわれ
る。それ以下の40〜20%については、一つのランプ
を消灯し、他のランプを80〜40%の範囲でPWM制
御することで調光が行なわれる。
【0024】このため、 バースト調光のようなビート音の発生がない。 基本的には電流帰還方式であるため、他の周辺ユニッ
トに与える影響は、上述した背景技術と同等程度であ
る。しかし、調光範囲として、バースト調光と同等の範
囲を確保できる。 TNT方式のみならず、STN方式の液晶パネルに対
しても適用可能である。 ランプ数を変更することで調光範囲を変更でき、各種
の液晶パネルに対する応用設計に要する開発時間を短縮
できる。という利点がある。なお、ランプの光は、導光
板によって液晶パネル側に導かれるので、本形態のよう
に一つのランプを消灯しても輝度ムラが生ずる恐れはな
い。
【0025】次に、図3及び図4を参照しながら、本発
明の実施形態2について説明する。上述した実施形態1
では、2つのランプを利用して100〜20%の範囲で
調光を行なったが、本形態では、4つのランプを利用し
て100〜10%の範囲で調光が行なわれる。
【0026】図3には、本形態にかかる調光方法を適用
した液晶パネル用バックライトの点灯装置の構成が示さ
れている。同図に示すように、本形態は、点灯回路がA
〜Dの4系統となっており、各系統のPWM制御回路2
4A〜24D、制御スイッチ40A〜40D、電流検出
用抵抗43A〜43Dは、いずれも調光制御回路50に
接続されている。続いて、図4も参照して本形態の作用
を説明する。
【0027】100〜40%……ランプ負荷42〜4
2Dのいずれもが最大輝度の状態を100%とする。こ
の最大輝度100%から40%までについては、上述し
た背景技術と同様にして調光を行なう。すなわち、調光
制御回路50によって、PWM制御回路24〜24Dを
制御し、コンバータ回路20〜20Dの出力電圧レベル
を可変する。電圧レベルを最大の電源レベルVccとすれ
ば最大輝度100%となり、その40%とすれば輝度4
0%となる。
【0028】40〜30%……次に、輝度40%以下
については、上述したようにランプ負荷42A〜42D
における放電が不安定となる。そこで、図4に示すよう
に、いずれか一つ,例えばランプ負荷42Dを消灯す
る。また、ランプ負荷42A,42Bを輝度40%一定
とするとともに、他のランプ負荷42Cを輝度80%と
する。すなわち、調光制御回路50は、制御スイッチ4
0DをOFFとするとともに、PWM制御回路24A,
42Bによってランプ負荷24A,24Bの輝度を40
%とし、PWM制御回路24Cによってランプ負荷42
Cの輝度を80%とする。これにより、全体としては、
輝度40%となる。この状態で、調光制御回路50によ
ってPWM制御回路24Cを制御し、輝度を80%から
40%まで可変すれば、全体として40〜30%の範囲
で輝度が調整される。
【0029】30〜20%……次に、輝度30%以下
については、更にいずれか一つ,例えばランプ負荷42
Cを消灯する。また、ランプ負荷42Aを輝度40%一
定とするとともに、他のランプ負荷42Bを輝度80%
とする。すなわち、調光制御回路50は、制御スイッチ
40CをOFFとするとともに、PWM制御回路24A
によってランプ負荷24Aの輝度を40%とし、PWM
制御回路24Bによってランプ負荷42Bの輝度を80
%とする。これにより、全体としては、輝度30%とな
る。この状態で、調光制御回路50によってPWM制御
回路24Bを制御し、輝度を80%から40%まで可変
すれば、全体として30〜20%の範囲で輝度が調整さ
れる。
【0030】20〜10%……次に、輝度20%以下
については、更にいずれか一つ,例えばランプ負荷42
Bを消灯する。また、残りのランプ負荷42Aを輝度8
0%とする。すなわち、調光制御回路50は、制御スイ
ッチ40BをOFFとするとともに、PWM制御回路2
4Aによってランプ負荷24Aの輝度を80%とする。
これにより、全体としては、輝度20%となる。この状
態で、調光制御回路50によってPWM制御回路24A
を制御し、輝度を80%から40%まで可変すれば、全
体として20〜10%の範囲で輝度が調整される。な
お、調光制御回路50によって制御スイッチ40AをO
FFとすれば、ランプ負荷42Aも消灯して輝度0%と
なる。
【0031】このように、本形態によれば、バースト方
式のような音鳴りを生ずることなく、0%及び10〜1
00%の広い範囲で調光可能である。
【0032】次に、図5を参照しながら、実施形態3に
ついて説明する。この実施形態3は、上述した実施形態
2の変形例で、切り換え点における各ランプ負荷の輝度
を平均化したものである。例えば、全体の合計輝度を4
0〜30%の範囲で調整する場合、前記実施形態2で
は、図4に示したように、ランプ負荷42A,42Bを
輝度40%一定とするとともに、他のランプ負荷42C
を輝度80%とした。これに対し、本形態では、ランプ
負荷42A,42Bを輝度40〜50%の範囲で調整
し、ランプ負荷42Cを輝度40〜60%の範囲で調整
することとしている。また、全体の合計輝度を30〜2
0%の範囲で調整する場合、ランプ負荷42A,42B
を輝度60〜40%の範囲で調整することとしている。
この例のように、各ランプ負荷の輝度調整範囲は、必要
に応じて適宜設定してよい。
【0033】本発明には数多くの実施形態があり、以上
の開示に基づいて多様に改変することが可能である。例
えば、次のようなものも含まれる。 (1)前記形態では、連続的に輝度を変更したが、段階
的に輝度を切り換えるようにしてもよい。 (2)光源としては冷陰極放電管が好適な例であるが、
調光可能なものであれば、白熱電球など各種のものに適
用可能である。 (3)前記形態では、光源の数を2,4としたが、光源
数は必要に応じて適宜増減してよい。 (4)消灯する光源と輝度を増大する光源を、各光源の
配置を考慮して設定するようにしてもよい。例えば、液
晶パネルの一方の側面に光源A,Bが配置されており、
他方の側面に光源C,Dが配置されているような場合で
あって、光源Aを消灯する場合には、光源Aと同一側面
に配置されている光源Bの輝度を増大させるという具合
である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
調光可能な複数の光源を使用して照明を行なう際に、い
ずれかの光源の点灯・消灯の制御と、点灯している光源
の輝度制御とを組み合わせることとしたので、いずれの
タイプの液晶パネルにも適用でき、雑音の発生を低減し
て広範囲に調光を行なうことができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】前記実施形態1の調光制御の手順を示す図であ
る。
【図3】本発明の実施形態2の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】前記実施形態2の調光制御の手順を示す図であ
る。
【図5】前記実施形態3の調光制御の手順を示す図であ
る。
【図6】従来技術の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…入力端子 20A〜20D…コンバータ回路 22A…トランジスタ 24A〜24D…PWM制御回路 26A…ダイオード 30A〜30D…インバータ回路 32A…コイル 34A…DC/ACインバータ 40A〜40D…制御スイッチ 42A〜42D…ランプ負荷 43A〜43D…電流検出用抵抗 44,50…調光制御回路 Vcc…電源直流電圧

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光源を含む照明装置の輝度を制御
    する調光方法において、 前記複数の光源の輝度を同時に一定範囲で調光するステ
    ップ;前記複数の光源のうち、いずれかを消灯し、いず
    れかを一定範囲で調光するステップ;を含むことを特徴
    とする調光方法。
  2. 【請求項2】 複数の光源を含む照明装置の輝度を制御
    する調光方法において、 最も高い輝度で点灯している光源全体によって得られる
    最高輝度と、安定して点灯できる最も低い輝度で点灯し
    ている光源全体によって得られる最低輝度との範囲で、
    各光源を調光する第1のステップ;前記最低輝度におい
    て、いずれかの光源を消灯するとともに、いずれかの点
    灯している光源の輝度を増大し、点灯している光源全体
    の輝度が前記第1のステップの最低輝度となるように制
    御する第2のステップ;を含むことを特徴とする調光方
    法。
  3. 【請求項3】 コンピュータ読み取り可能な記録媒体で
    あって、請求項1又は2記載の調光方法に基づいて調光
    制御を行なうプログラムを格納したことを特徴とする記
    録媒体。
  4. 【請求項4】 複数の光源を含む照明装置の輝度を制御
    する調光装置において、 前記各光源毎に設けられており、他の光源から独立して
    一定範囲で該当する光源を調光する調光手段;前記各光
    源毎に設けられており、他の光源から独立して該当する
    光源の点灯・消灯を制御するスイッチ手段;前記調光手
    段による調光と前記スイッチ手段による点灯・消灯の制
    御を組み合わせて調光制御を行う調光制御手段;を備え
    たことを特徴とする調光装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の調光装置を備えたことを
    特徴とする照明装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の照明装置を液晶パネルの
    バックライトとして備えたことを特徴とする液晶表示装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100454423B1 (ko) * 2002-03-19 2004-10-26 주식회사 그린씨앤씨텍 냉음극관 밝기 제어장치
CN100383851C (zh) * 2003-03-20 2008-04-23 Lg电子株式会社 在lcd中控制转换器脉宽调制频率的装置和方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100454423B1 (ko) * 2002-03-19 2004-10-26 주식회사 그린씨앤씨텍 냉음극관 밝기 제어장치
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