JP2002117999A - ライト調光装置及びこれを用いた液晶表示装置 - Google Patents

ライト調光装置及びこれを用いた液晶表示装置

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JP2002117999A
JP2002117999A JP2000310089A JP2000310089A JP2002117999A JP 2002117999 A JP2002117999 A JP 2002117999A JP 2000310089 A JP2000310089 A JP 2000310089A JP 2000310089 A JP2000310089 A JP 2000310089A JP 2002117999 A JP2002117999 A JP 2002117999A
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dimming
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light
liquid crystal
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Hirobumi Ishizeki
博文 石関
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示装置(LCD)のバックライトの調光に
適した広い範囲の調光が可能なライト調光装置を提供す
る。 【解決手段】 調光部1と、ランプ4とを具備したライ
ト調光装置において、調光部1は、電源電圧を供給する
電源部3と、ランプ4の調光及び点灯を制御するランプ
制御部2とを具備し、ランプ制御部2は、調光回路2a
と、インバータユニット2bを有し、インバータユニッ
ト2bに供給される電圧値が、調光部1の外部より入力
される電圧制御信号11に応じて変化すると共に、調光
回路2aを通して電源部3からインバータユニット2b
に供給される電圧信号が、前調光部1の外部より入力さ
れるデューティー制御信号12に応じて、オン・オフ制
御されることにより、ランプ4を点灯させる期間と消灯
させる期間との比を制御するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックライトやフ
ロントライトなどの液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal
Display)に組み込まれる照光装置(ライト)の調光装
置に関し、特に、車載用の液晶表示装置(LCD)のライト
の輝度を広範囲に調光できるライト調光装置及びこれを
用いた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、代表的な液晶表示装置(LCD)を
示す斜視図である。この図7に示す液晶表示装置(LCD)
は、液晶パネル100、ライト200、バックライトの
調光装置300を有する。液晶パネル100は対向する
2枚のガラス基板101、102間に液晶を注入してな
り、ガラス基板101、102の対向面には図示しない
複数の電極が形成されており、ここに印可する電圧を制
御することによって液晶の透過率を変化させる。
【0003】ライト200は、ランプ201、光源を覆
って配置される反射板202、ランプ201からの光を
伝えるとともに平面光源に変換する導光板203を有す
る。液晶パネル100はライト200からの光を透過
し、全面に配置された表示部103に、入力配線104
から入力される所定の画像を表示する。
【0004】ライト200には、図7に示したように、
表示部103と反対側、液晶パネル100の裏面に配置
されるバックライトの他に、表示部103の前面に配置
されるフロントライトなどもあるが、本明細書の発明の
詳細な説明では、バックライトを代表として説明する。
【0005】調光装置300は、ライト200に電圧を
供給して発光させるとともに、発光輝度を変化させる装
置、即ち調光を行うための装置である。調光の方式の例
としては、電圧調光方式、デューティ調光方式、電流調
光方式などが挙げられる。
【0006】図8は、従来の液晶表示装置(LCD)のバッ
クライトにおける調光制御方式を説明する概略ブロック
図であり、(a)電圧調光方式、(b)デューティー調
光方式、(c)電流調光方式を説明する図である。
【0007】以下、この上記3つの方式について図8を
用いて説明する。
【0008】まず、電圧調光方式は、図8の(a)に示
すように、バックライト用のランプ61に、例えば、4
0KHz〜200KHzの高調波電源を与えるためのインバ
ータユニット62と、電源64の間に調光回路63を設
けたものである。
【0009】そして、調光回路63によって電源64か
らインバータユニット62に供給される電圧値を電圧制
御信号に応じて制御することによって、調光できるよう
にしたものである。
【0010】つまり、電圧を降下させることによりラン
プの輝度を暗くするものであるが、あまり電圧を下げす
ぎるとランプの点灯自体ができなくなる。このため、得
られる調光範囲は、最高電圧におけるランプの輝度を1
00%として、約30%〜100%程度である。
【0011】デューティー調光方式は図8の(b)に示
すように、バックライト用のランプ61に、例えば、4
0KHz〜200KHzの高調波電源を与えるためのインバ
ータユニット62と、電源64の間に調光回路63を設
けたものである。
【0012】この調光回路63によって電源64からイ
ンバータユニット62に供給される電圧信号を、デュー
ティ回路(図示せず)からのデューティ信号に応じてオ
ン・オフ制御(チョッパー制御)して、ランプが点灯す
る期間と消灯する期間との比を制御することによってラ
ンプの輝度を制御するものである。この制御において、
ランプが消灯する期間を長くしすぎると、連続したラン
プ点灯が維持できなくなる(ランプが点滅する)ため、
得られる調光範囲は、常時ランプを点灯させた場合にお
けるランプの輝度を100%として、約3%〜100%
程度である。
【0013】電流調光方式は、図8の(c)に示すよう
に、バックライト用のランプ61に40KHz〜200KH
zの高調波電源を与えるためのインバータユニット62
と電源64の間に調光回路63を設けたものである。
【0014】この調光回路63によって電源64からイ
ンバータユニット62に供給される電流をランプ電流可
変信号に応じて制御するものである。
【0015】つまり、電流を小さくすることによりラン
プの輝度を暗くするものであるが、あまり電流を小さく
するとランプの点灯自体ができなくなる。このため、得
られる調光範囲は、基準電流におけるランプの輝度を1
00%として、約10%〜100%程度である。
【0016】そして、調光回路とインバータユニットに
よって蛍光ランプを用いた液晶表示装置(LCD)のバック
ライト制御装置としての具体的な例としては、特開平1
1−122937号公報に開示されたバックライト制御
装置がある。
【0017】図9は、上記特開平11−122937号
公報に記載された蛍光ランプを用いた液晶表示装置(LC
D)のバックライト制御回路図である。
【0018】また、図10は調光制御回路71および入
力電圧制御回路72の動作を説明するための波形図であ
り、(a)は調光制御回路71のインバータ発振波形と
制御する調光制御回路出力信号、(b)は入力電圧制御
回路72のインバータ発振波形と入力電圧制御回路出力
信号である。
【0019】以下、このバックライト制御装置を図9及
び図10を用いて説明する。
【0020】なお、図9において、71は調光制御回
路、72は入力電圧制御回路、73は論理回路、74は
蛍光ランプ、Q71はトランジスタ、L71〜L75は
コイル、C71,C72,C73はコンデンサ、D71
はダイオード、R71〜R76は抵抗、Vconは調光電
圧、Vinは入力電圧である。
【0021】図9に示すバックライト制御回路におい
て、蛍光ランプ74に流れる電流を抵抗74で電圧に変
換し、ダイオードD71とコンデンサC3で整流して平
均電圧を取り出す。この平均電圧と調光電圧Vconを抵抗
R1とR2により分圧して調光制御回路71に与える。
【0022】調光制御回路71では、入力された電圧に
よりトランジスタQ71を図10の(b)に示すよう
に、インバータ回路の発振周波数の数分の一から数十分
の一の周波数でデューティ制御するオン・オフする信号
を出力して、トランジスタQ71においてインバータ回
路に入力される電圧の制御を行なう。
【0023】すなわち、調光電圧Vconを下げると調光制
御回路71に入力される電圧が下がり、調光制御回路7
1はトランジスタQ71のオンしている期間を長くし、
蛍光ランプ74に電流が流れている期間を増加させるよ
うに動作する。
【0024】また、逆に調光電圧Vconを上げると調光制
御回路71に入力される電圧が上がり、調光制御回路7
1はトランジスタQ71のオンしている期間を短くし、
蛍光ランプ74に電流が流れている期間を減少させるよ
うに動作する。
【0025】このとき、蛍光ランプ74が点灯している
期間と消灯している期間の比によって、バックライトの
明るさを変化させることによって、蛍光ランプ74の調
光範囲を広くすることが可能である。
【0026】また、図9に示す回路においては、インバ
ータ回路に入力される電圧を抵抗R75とR76とで分
圧した電圧として取り出し、この検出電圧を入力電圧制
御回路72に入力する。入力電圧制御回路72では図1
0の(d)に示すように、この電圧によりトランジスタ
Q71をインバータ回路の発振出力(図10の(c))
の周波数の2倍の周波数でデューティ制御するオン・オ
フ信号を出力し、トランジスタQ71においてインバー
タ回路に入力される電圧を予め設定した値に制限を行な
う。
【0027】このように図9に示す回路では、調光制御
回路71と入力電圧制御回路72から出力されるオン・
オフ信号を図10の(a)に示すように論理回路73で
論理和をとることにより、異なる制御を1個のトランジ
スタQ71のみで行なうことができる。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかし、車載用の液晶
表示装置(LCD)においては、自動車の走行時の環境によ
って、その周囲の明るさが極端に変化するため、液晶表
示装置(LCD)の近辺の照度は、晴天時には50000lux
程度以上であるのに対して、夜間は100lux程度以下
というように差が激しく、この照度比は500:1程度
と大きなものとなってしまう。
【0029】したがって、表示された情報に対する運転
者の視認性を良くするために、液晶表示装置(LCD)の近
辺の照度に応じてバックライトの調光を行なった場合、
上述のような500:1程度の照度比に対応した調光範
囲である0.2%〜100%の調光を行う必要がある。
【0030】しかし、従来のバックライトの調光範囲
は、前述の3つの調光方式(電圧調光方式、デューティ
調光方式、電流調光方式)のうち、広いものでもデュー
ティ調光方式による3%〜100%でしかなく、これで
は車載用の液晶表示装置(LCD)に要求される調光範囲を
満たすことができないものであった。
【0031】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、液晶表示装置(LCD)のバックライト
の調光に適した広い範囲の調光が可能であり、特に、車
載用の液晶表示装置(LCD)においては、晴天時と夜間の
照度比である約500:1に対応した調光範囲である
0.2%〜100%の調光が可能なライト調光装置及び
これを用いた液晶表示装置を提供することを目的とす
る。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係るライト調光装置は、液晶表
示装置に用いられるバックライトもしくはフロントライ
トを調光するライト調光装置であって、調光信号に応じ
て前記バックライトもしくはフロントライトのランプの
調光及び点灯を制御するランプ制御部を具備し、前記ラ
ンプ制御部は、前記ランプに前記調光信号に応じた電圧
を供給するとともに、前記ランプの点灯する期間と消灯
する期間の比を前記調光信号に応じた比でオン、オフす
る電圧を供給することを特徴とする。
【0033】このようにライト調光装置が構成されたこ
とにより、電圧調光方式とデューティー調光方式とを併
せて行うことができ、2つの調光方式を複合させること
による効果により、電圧調光方式またはデューティー調
光方式どちらか一方のみで調光を行った場合の調光範囲
よりも広い範囲の調光が可能になる。
【0034】請求項2に係るライト調光装置は、調光信
号が入力され、この調光信号に応じて電圧制御信号及び
デューティー制御信号を生成する調光信号変換部をさら
に具備し、前記ランプ制御部には、前記電圧制御信号及
びデューティー制御信号が入力され、前記ランプ制御部
は、前記電圧制御信号に応じて前記ランプに供給する電
圧を制御し、デューティー制御信号に応じて前記ランプ
の点灯する期間と消灯する期間の比を制御することを特
徴とする。
【0035】このように、調光信号に応じて電圧制御信
号及びデューティー制御信号を生成する調光信号変換部
を具備したことにより、2つの制御信号を切換える必要
がないので、輝度がステップ的に変化することが無くな
る。
【0036】請求項3に係るライト調光装置は、前記ラ
ンプ制御部が、所定の最高電圧からこの最高電圧よりも
低い所定の最低電圧まで電圧を変化させ、かつ、前記ラ
ンプの点灯する期間と消灯する期間の比を所定の最高比
からこの最高比よりも小さい所定の最低比まで変化さ
せ、前記最高電圧でかつ前記最高比である電圧が供給さ
れた時のランプの輝度に対し、前記ランプに前記最低電
圧でかつ前記最高比である電圧が供給されたときの前記
ランプの輝度は1/Xであり、前記ランプに前記最高電
圧でかつ前記最低比である電圧が供給されたときの前記
ランプの輝度は1/Yであるとすると、前記ランプに前
記最低電圧でかつ前記最低比である電圧が供給されたと
きの前記ランプの輝度は、1/(X×Y)未満であるこ
とを特徴とする。
【0037】このようなランプ制御部により、最低電圧
まで電圧を変化させ、かつ、ランプの点灯する期間と消
灯する期間の比を最低比に変化させたときのランプの輝
度低下は、これら2種類の調光制御の結果を単純に掛け
合わせた以上の結果となるため、より広範囲の調光範囲
を得ることができるものである。
【0038】請求項4に係るライト調光装置は、前記ラ
ンプ制御部が、外部の照度に応じた照度情報が入力さ
れ、この照度情報に応じて前記調光信号を生成する調光
信号発生部をさらに有することを特徴とする。
【0039】これにより、外部の照度に合わせた見やす
い輝度に調光することができ、また、連続的にきめ細か
く調光できるため、人間の目の順応速度に充分合わせる
ことができるものである。
【0040】請求項5に係る液晶表示装置は、光の透過
率を制御する液晶パネルと、前記液晶パネルに照光する
ライトとを有する液晶表示装置であって、請求項1乃至
4のいずれかに記載のライト調光装置を備えたことを特
徴とする。
【0041】これにより、上記請求項1乃至4に係るラ
イト調光装置の特徴を備えた液晶表示装置を得ることが
できる。
【0042】請求項6に係る液晶表示装置は、光の透過
率を制御する液晶パネルと、前記液晶パネルに照光する
ライトとを有する車載用液晶表示装置であって、車内の
照度に基づいて照度情報を出力する照度検出部と、請求
項3に記載のライト調光装置と、を備えたことを特徴と
する。
【0043】このように車載用とすることによって、車
載用の液晶表示装置の近辺の照度は晴天時には5000
0lux以上であるのに対して、夜間は100lux以下であ
るように大きく変化する用途に対しても良好な調光がで
きる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態に係るライト調光装置及びこれを用いた液晶
表示装置について詳細に説明する。
【0045】本発明の実施の形態の液晶表示装置の構成
の一例としては、前述の従来の技術において説明した図
7のような、液晶パネル100、ライト200、バック
ライトの調光装置300等を有する液晶表示装置(LCD)
が挙げられ、本発明の実施の形態は、以下、説明するバ
ックライト調光装置を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0046】なお、液晶表示装置の構成としては、図7
の構成以外のものでも良く、異なる構成のバックライト
や、表示部103の前面にフロントライトを配置した構
成などでも良い。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形
態に係るバックライト調光装置を説明するための概略ブ
ロック図である。
【0047】図1に示すように、バックライト調光装置
10は、調光部1と、ランプ4とを具備するものであ
り、調光部1は、電源電圧13を供給する電源部3と、
ランプ4の調光及び点灯を制御するランプ制御部2とを
具備し、このランプ制御部2は、調光回路2aと、イン
バータユニット2bを有している。
【0048】そしてこの調光部1は、例えば40KHz〜
200KHzの高調波電源からなる電源部3から供給され
る電圧を、調光回路2a,インバータユニット2bから
なるランプ制御部2が制御することにより、ランプ駆動
電圧14を出力して、ランプ4の調光および点灯を制御
する。
【0049】このランプ制御部2に対しては、調光部1
の外部より電圧制御信号11を入力し、インバータユニ
ット2bに供給される電圧を、この電圧制御信号に応じ
て変化させることにより、所定の最高電圧からこの最高
電圧よりも低い所定の最低電圧まで電圧を変化させるこ
とができる。
【0050】この最高電圧が供給された時のランプの輝
度に対し、最低電圧が供給されたときのランプの輝度を
1/Xとすると、ランプの点灯が不可能になる限界は約
X=3.3のときである。つまり、最高電圧に対するラ
ンプ4の輝度を100%とすると、最低電圧のときの輝
度は30%(1/3.3)である。
【0051】よって、この電圧制御信号による調光によ
れば、30%〜100%の範囲で調光できる。なおこれ
は、デューティー制御信号による調光は考慮していない
場合、つまり、デューティー制御における最高比の状態
である。
【0052】また、上述の電圧制御信号11による調光
と並行して、デューティー制御信号12を調光部1の外
部より入力し、調光回路2aを通して電源部3からイン
バータユニット2bに供給される電圧を、このデューテ
ィー制御信号12に応じて、オン・オフ制御(チョッパ
ー制御)してランプが点灯する期間と消灯する期間との
比を制御することにより、ランプを常時点灯させた場合
を最高比として、この最高比よりも小さい所定の最低比
まで制御することができる。
【0053】この最高比に制御された時のランプの輝度
に対し、上記電圧制御における最高電圧でかつ最低比で
ある電圧が供給されたときのランプの輝度を1/Yとす
ると、連続したランプ点灯が維持できる限界は約Y=3
3.3のときである。つまり、最高比に対するランプ4
の輝度を100%とすると、最低比のときの輝度は3%
(1/33.3)である。
【0054】よって、このデューティー制御信号による
調光によれば、3%〜100%の範囲で調光できる。
【0055】本実施の形態に係るバックライト調光装置
は、以上2つの制御信号(電圧制御信号11、デューテ
ィー制御信号12)を入力できる構成となっており、さ
らに2つの調光制御を平行して行うことができる構成で
あることから、2つの調光制御を複合させることによる
効果によって、ランプに最低電圧でかつ最低比である電
圧が供給されたときのランプの輝度は、1/(X×Y)
未満となることがわかっており、上記電圧制御による調
光の限界値約X=3.3と、デューティー制御による調
光の限界値約Y=33.3とにより、ランプ4の輝度
は、この式から1/(3.3×33.3)=0.09と
なり、つまり、0.9%未満にまで下げられることが可
能となる。
【0056】次に、本実施の形態に係るバックライト調
光装置の調光を実際に行った一具体例を示す。電圧制御
信号11による輝度の調光範囲(30%〜100%)
と、デューティー制御信号12による輝度の調光範囲
(3%〜100%)とを平行して行い、入力電力6W
(相対電力100%)から調光を行った。この結果を、
表1の入力電力と輝度(相対輝度)の関係として示す。
【0057】
【表1】
【0058】上記表1に示すように、得られた調光範囲
は0.2%〜100%となっている。さらに、この表1
の結果を入力電力と輝度(相対輝度)のグラフとして、
図2に示す。
【0059】図2において、表1で示した測定結果を実
線で示し、相対輝度と相対電力が等しくなった場合を点
線で示している。入力電力が6Wから3W付近までは相
対輝度と相対電力が等しいが、入力電力が3W付近以下
からは、上記点線を下回っている。この原因は、放電に
必要な最低電力(0.2W〜0.3W程度)が必要なた
め、及び、バックライト装置内での光量の損失があるた
め、相対電力に見合った輝度よりも実際の輝度が小さく
なり、このような最低電力に近い低電力の領域において
は、ランプの発光効率が低下するからである。
【0060】よって、このランプ発光効率の低下によ
り、電圧制御信号11と、デューティー制御信号12と
を合わせて制御すること、つまり2つの調光制御を複合
させることにより、図2の実線の輝度で調光できるの
で、ランプ4の輝度を0.2%〜100%の広範囲で調
光できる。
【0061】本実施の形態では、ランプ4として特に、
冷陰極管であれば効果が顕著となる。 (第2の実施の形態)図3は、本発明の第2の実施の形
態に係るバックライト調光装置を説明するための概略ブ
ロック図である。
【0062】図3に示すように、バックライト調光装置
20は、調光部1と、ランプ4とを具備するものであ
り、調光部1は、電源電圧13を供給する電源部3と、
ランプ4の調光及び点灯を制御するランプ制御部2とを
具備し、このランプ制御部2は、調光回路2aと、イン
バータユニット2bを有している。
【0063】そしてこの調光部1は、例えば40KHz〜
200KHzの高調波電源からなる電源部3から供給され
る電圧を、調光回路2a,インバータユニット2bから
なるランプ制御部2が制御することにより、ランプ駆動
電圧14を出力して、ランプ4の調光および点灯を制御
する。
【0064】本実施の形態においては、調光部1の外部
に調光信号変換部5を有しており、この調光信号変換部
5は、使用者が設定した表示輝度に応じた調光信号15
が入力され、この調光信号15よって、電圧制御信号1
1と、デューティー制御信号12とを生成するように構
成されている。
【0065】そして、この生成された電圧制御信号11
は、例えば、約60KHzの周波数でオン・オフするデュ
ーティー比の信号となり、この信号により、最高電圧を
100%として、30%〜100%の範囲で電圧を可変
することができ、一方、デューティー制御信号12は、
約200HZの周波数でオン・オフするデューティー比の
信号を生成することによってランプ4の輝度をランプを
常時点灯させた場合(最高比)におけるランプの輝度を
100%として、3%〜100%の範囲で調光できる。
【0066】これにより、1つの制御信号で第1の実施
の形態と同様に、ランプ4の輝度を0.2%〜100%
の広範囲で調光できるものである。
【0067】なお、前述の第1の実施の形態では、ラン
プ制御部2に対して電圧制御信号11及びデューティー
制御信号12という2つの制御信号を外部からそれぞれ
入力する必要があったため、この2つの制御信号による
それぞれのランプ制御の切換時に、ランプ4の輝度がス
テップ的に変化してしまうという問題があったが、本実
施の形態においては、外部から入力する1つの制御信号
(調光信号15)のみで、第1の実施の形態と同様にラ
ンプ4の調光を行うことができるので、この問題が生じ
ることはない。 (第3の実施の形態)図4は、本発明の第3の実施の形
態に係るバックライト調光装置を説明するための概略ブ
ロック図である。
【0068】図4に示すように、バックライト調光装置
30は、調光部1と、ランプ4とを具備するものであ
り、調光部1は、電源電圧13を供給する電源部3と、
ランプ4の調光及び点灯を制御するランプ制御部2とを
具備し、このランプ制御部2は、調光回路2aと、イン
バータユニット2bを有している。
【0069】そしてこの調光部1は、例えば40KHz〜
200KHzの高調波電源からなる電源部3から供給され
る電圧を、調光回路2a,インバータユニット2bから
なるランプ制御部2が制御することにより、ランプ駆動
電圧14を出力して、ランプ4の調光および点灯を制御
する。
【0070】本実施の形態は、液晶表示装置(LCD)の近
辺に照射された照射光17を、照度検出部7(液晶表示
装置(LCD)の近辺に設置した照度検出手段)により検出
し、照度情報16を調光信号発生部6に送信する。この
調光信号発生部6は、例えば、所定のプログラムに応じ
て動作するマイコンであって、照度情報16及び使用者
が任意に設定する輝度に応じた輝度設定信号18が入力
される。調光信号発生部6は、照度情報16及び輝度設
定信号18に基づいた所定の処理を行い、調光信号15
を出力する。調光信号発生部6の処理としては、例え
ば、図5に一点鎖線で示したように、輝度設定信号18
に応じて最高輝度及び最低輝度を設定し、この範囲内で
照度情報16に応じた調光信号15を出力する。さら
に、この調光信号15は、調光信号変換部に入力し、電
圧制御信号11と、デューティー制御信号12とが生成
される。
【0071】そして、前述の第2の実施の形態と同様
に、生成された電圧制御信号11は、例えば、約60KH
zの周波数でオン・オフするデューティー比の信号とな
り、この信号により、最高電圧を100%として、30
%〜100%の範囲で電圧を可変することができ、一
方、デューティー制御信号12は、約200HZの周波数
でオン・オフするデューティー比の信号を生成すること
によってランプ4の輝度をランプを常時点灯させた場合
(最高比)におけるランプの輝度を100%として、3
%〜100%の範囲で調光制御できる。
【0072】これにより、1つの制御信号で第1の実施
の形態と同様に、ランプ4の輝度を0.2〜100%の
広範囲で調光できるものである。
【0073】なお、車載用の液晶表示装置(LCD)におい
ては、調光する場合に具体的には、自動車のヘッドラン
プまたはフォグランプ等に連動させて、2段階の調光
(もしくは2段階及びその微調整の調光)をする方法が
一般的である。
【0074】しかし、車載用の液晶表示装置(LCD)の近
辺の照度は晴天時には50000lux以上であるのに対
して、夜間は100lux以下となってしまい、その比は
500:1程度もあるため、ヘッドランプまたはフォグ
ランプ等の点灯に連動して、液晶表示装置(LCD)のバッ
クライトの輝度を100%から0.2%のような最低の
輝度に急激に変更した場合には、この急激な輝度の変化
に人間の目が順応できないという問題がある。
【0075】本実施の形態は、上述のように構成されて
おり、液晶表示装置(LCD)の近辺に設置した照度検出手
段等によって、連続的にきめ細かく、液晶表示装置(LC
D)のバックライトの輝度を調光するため、人間の目の順
応速度に充分合わせることができるものである。
【0076】この液晶表示装置(LCD)の近辺の照度と、
液晶の表面上の輝度との関係を図5のグラフに示す。
【0077】この図5に示すように、 液晶(LCD)表示
装置の近辺の表面の照度100〜50000luxに対し
て、液晶の表面上の白色の輝度範囲を運転者に視認性が
良い1〜500cd/m2 で線形に変化していることがわ
かる。
【0078】次に、第3の実施の形態の一具体例を図6
を用いて詳細に説明する。
【0079】図6は、本発明の第3の実施の形態の一具
体例を示す概略ブロック図である。
【0080】図6に示すように、電源部として用いてい
る外部電源41は、+12Vの直流電源である。
【0081】また、バックライト調光装置用のランプ4
4としてここでは、冷陰極蛍光管が用いられている。
【0082】また、図4におけるランプ制御部2は、こ
こでは、バックライト用電源部42、インバータユニッ
ト部43、デューティー調光部45で、以下のように構
成されている。
【0083】バックライト用電源部42は、外部電源4
1から供給される+12Vの直流電圧51を周波数60K
Hzのデューティー比信号55によってオン・オフ制御
(チョッパー制御)して+3〜+10Vの範囲で可変で
きる直流電圧52に変換するものである。つまり、図4
における調光回路2aの機能の内の電圧制御信号11に
応じた調光機能が含まれている。
【0084】インバータユニット部43は、ランプ(冷
陰極蛍光管)44に40KHz〜200KHzの高調波電源を
与えるためのインバータユニットで構成され、周波数2
00Hzのデューティー調光用のチョッパー制御信号54
に応じてオン・オフ制御(チョッパー制御)してランプ
が点灯する期間と消灯する期間との比を制御する(調光
機能の一部が含まれている)ものである。
【0085】デューティー調光部45は、デューティー
比信号56をインバータユニット部43に与えてオン・
オフ制御(チョッパー制御)してランプが点灯する期間
と消灯する期間との比を制御するための周波数200Hz
のチョッパー制御信号54に変換するものである。
【0086】調光信号変換部46は、調光信号発生部4
7によって発生された調光信号57を電源電圧調光用の
30〜100%の範囲内でインバータユニット部43に
供給される電圧をバックライト用電源部42で可変する
ための周波数60KHzのデューティー比信号55と、デ
ューティー調光用のための周波数200Hzのデューティ
ー比信号56に変換するものである。
【0087】調光信号発生部47は、図5のグラフに示
されるような車内の液晶表示装置(LCD)の近辺の表面の
照度と、液晶の表面上の輝度との関係を示すデータによ
って、液晶表示装置(LCD)の近辺の表面の照度100〜
50000luxに対して、液晶の表面上の白色の輝度範
囲を運転者に視認性が良い1〜500cd/m2で線形に変
化するように調光信号57を発生させるものである。
【0088】照度検出部(フォトセンサー)48は、車
内の液晶表示装置(LCD)の近辺の表面の照度を検出する
回路である。
【0089】次に、動作について説明する。
【0090】まず、自動車に搭載された液晶表示装置(L
CD)の近辺の表面に照度を測定する照度検出部(フォト
センサー)48によって測定された検出出力58を調光
信号発生部47に入力する。
【0091】調光信号発生部47では、液晶表示装置(L
CD)の近辺の表面の照度100〜50000luxに対し
て、液晶の表面上の白色の輝度範囲を運転者に視認性が
良い1〜500cd/m2 で線形に変化させるための調光
信号57を発生させる。
【0092】この調光信号57は1〜500cd/m2の輝
度範囲で変化させるためのものなので、デューティー比
0.2%〜100%の信号である。
【0093】この0.2%〜100%のデューティー比
の調光信号57は調光信号変換部46に入力されて、電
源電圧調光用の30〜100%の範囲内で前記インバー
タユニット部に供給される電圧を前記バックライト用電
源部で可変するための周波数60KHzのデューティー比
信号55と、インバータユニット部43に与えてオン・
オフ制御(チョッパー制御)してランプが点灯する期間
と消灯する期間との比を制御するための周波数200Hz
のデューティー比信号56に変換する。
【0094】変換された一方の周波数60KHzのデュー
ティー比信号は前記インバータユニット部43の前段に
設けられたバックライト用電源部42に対するオン・オ
フとして与えられて、インバータユニット部43に供給
される直流電圧52を+3〜+10Vの範囲で変化させ
ることができる。
【0095】また、変換された他方の周波数200Hzの
デューティー比信号56は、デューティー調光部45に
よって、デューティー調光用のチョッパー制御信号54
となり、インバータユニット部43に与えられて周波数
200Hzでオン・オフが繰り返されることによって、ラ
ンプ(冷陰極蛍光管)44が点灯する期間と消灯する期
間との比を3〜100%の範囲で制御する。
【0096】このようにして、図6に示すような第3の
実施の形態の具体例では、人間の目の順応速度に合わせ
るために、自動車に搭載された液晶表示装置(LCD)の近
辺の表面に照度を測定する手段を設けたものである。
【0097】そして、この照度を測定する手段である照
度検出部(フォトセンサー)48によって測定された照
度に応じたデューティー制御信号を得る。
【0098】これにより、液晶表示装置(LCD)の近辺の
表面の照度100〜50000luxに対して、液晶(LC
D)の表面上の白色の輝度範囲を運転者に視認性が良い1
〜500cd/m2 の範囲で、線形に変化するように、ラ
ンプ(冷陰極蛍光管)44の輝度を調光することができ
る。
【0099】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明では、液晶表示装置に用いられるバックライトもしく
はフロントライトを調光するライト調光装置であって、
調光信号に応じて前記バックライトもしくはフロントラ
イトのランプの調光及び点灯を制御するランプ制御部を
具備し、前記ランプ制御部は、前記ランプに前記調光信
号に応じた電圧を供給するとともに、前記ランプの点灯
する期間と消灯する期間の比を前記調光信号に応じた比
でオン、オフする電圧を供給することを特徴とすること
により、電圧調光方式とデューティー調光方式とを併せ
て行うことができ、2つの調光方式を複合させることに
よる効果により、電圧調光方式またはデューティー調光
方式どちらか一方のみで調光を行った場合の調光範囲よ
りも広い範囲の調光が可能なライト調光装置を提供でき
る。
【0100】請求項2に記載の発明では、調光信号が入
力され、この調光信号に応じて電圧制御信号及びデュー
ティー制御信号を生成する調光信号変換部をさらに具備
し、前記ランプ制御部には、前記電圧制御信号及びデュ
ーティー制御信号が入力され、前記ランプ制御部は、前
記電圧制御信号に応じて前記ランプに供給する電圧を制
御し、デューティー制御信号に応じて前記ランプの点灯
する期間と消灯する期間の比を制御することにより、2
つの制御信号を切換える必要がないので、輝度がステッ
プ的に変化することが無いライト調光装置を提供でき
る。
【0101】請求項3に記載の発明では、前記ランプ制
御部が、所定の最高電圧からこの最高電圧よりも低い所
定の最低電圧まで電圧を変化させ、かつ、前記ランプの
点灯する期間と消灯する期間の比を所定の最高比からこ
の最高比よりも小さい所定の最低比まで変化させ、前記
最高電圧でかつ前記最高比である電圧が供給された時の
ランプの輝度に対し、前記ランプに前記最低電圧でかつ
前記最高比である電圧が供給されたときの前記ランプの
輝度は1/Xであり、前記ランプに前記最高電圧でかつ
前記最低比である電圧が供給されたときの前記ランプの
輝度は1/Yであるとすると、前記ランプに前記最低電
圧でかつ前記最低比である電圧が供給されたときの前記
ランプの輝度は、1/(X×Y)未満であることによ
り、最低電圧まで電圧を変化させ、かつ、ランプの点灯
する期間と消灯する期間の比を最低比に変化させたとき
のランプの輝度低下は、これら2種類の調光制御の結果
を単純に掛け合わせた以上の結果となるため、より広範
囲の調光範囲を持つライト調光装置を提供できる。
【0102】請求項4に記載の発明では、前記ランプ制
御部が、外部の照度に応じた照度情報が入力され、この
照度情報に応じて前記調光信号を生成する調光信号発生
部をさらに有することにより、外部の照度に合わせた見
やすい輝度に調光することができ、また、連続的にきめ
細かく調光できるため、人間の目の順応速度に充分合わ
せることが可能なライト調光装置を提供できる。
【0103】請求項5に記載の発明では、光の透過率を
制御する液晶パネルと、前記液晶パネルに照光するライ
トとを有する液晶表示装置であって、請求項1乃至4の
いずれかに記載のライト調光装置を備えたことにより、
上記請求項1乃至4に係るライト調光装置の特徴を備え
た液晶表示装置を提供できる。
【0104】請求項6に係る液晶表示装置は、光の透過
率を制御する液晶パネルと、前記液晶パネルに照光する
ライトとを有する車載用液晶表示装置であって、車内の
照度に基づいて照度情報を出力する照度検出部と、請求
項4に記載のライト調光装置と、を備えたことによっ
て、車載用の液晶表示装置の近辺の照度は晴天時には5
0000lux以上であるのに対して、夜間は100lux以
下であるように大きく変化する用途に対しても良好な調
光が可能な液晶表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るライト調光装
置を説明するための概略ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における具体例の入
力電力と輝度(相対輝度)のグラフである。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るライト調光装
置を説明するための概略ブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係るライト調光装
置を説明するための概略ブロック図である。
【図5】液晶表示装置(LCD)の近辺の表面の照度と液晶
の表面上の輝度との関係を示すグラフである。
【図6】本発明の第3の実施の形態の一具体例を示す概
略ブロック図である。
【図7】代表的な液晶表示装置(LCD)を示す斜視図であ
る。
【図8】従来の液晶表示装置(LCD)のバックライトにお
ける調光制御方式を説明する概略ブロック図であり、
(a)電圧調光方式、(b)デューティ調光方式、
(c)電流調光方式を説明する図である。
【図9】従来のバックライト調光回路の具体例を示す図
である。
【図10】図9の動作を説明するための波形図である。
【符号の説明】 1 調光部 2a 調光回路 2b インバータユニット 2 ランプ制御部 3 電源部 4 ランプ 5 調光信号変換部 6 調光信号発生部 7 照度検出部 10,20,30 バックライト調光装置 11 電圧制御信号 12 デューティー制御信号 13 電源電圧 14 ランプ駆動電圧 15 調光信号 16 照度情報 17 照射光 18 輝度設定信号 41 外部電源 42 バックライト用電源部 43 インバータユニット部 44 ランプ 45 デューティー調光部 46 調光信号変換部 47 調光信号発生部 48 照度検出部 51,52 直流電圧 54 チョッパー制御信号 55,56 デューティー比信号 57 調光信号 58 検出出力
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/34 G09G 3/34 J 3/36 3/36 H05B 37/02 H05B 37/02 D Fターム(参考) 2H093 NC02 NC21 NC42 NC49 NC55 NC73 ND02 ND07 NG03 3K073 AA14 AA53 BA28 CC02 CE17 CF13 CG10 CJ16 CL14 CM07 3K098 CC44 DD22 DD35 EE16 EE32 FF09 5C006 AB03 BF27 EA01 EC09 5C080 AA10 DD01 DD30 EE28 JJ02 JJ05 JJ06 KK20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示装置に用いられるバックライト
    もしくはフロントライトを調光するライト調光装置であ
    って、 調光信号に応じて前記バックライトもしくはフロントラ
    イトのランプの調光及び点灯を制御するランプ制御部を
    具備し、 前記ランプ制御部は、前記ランプに前記調光信号に応じ
    た電圧を供給するとともに、前記ランプの点灯する期間
    と消灯する期間の比を前記調光信号に応じた比でオン、
    オフする電圧を供給することを特徴とするライト調光装
    置。
  2. 【請求項2】 調光信号が入力され、この調光信号に応
    じて電圧制御信号及びデューティー制御信号を生成する
    調光信号変換部をさらに具備し、 前記ランプ制御部には、前記電圧制御信号及びデューテ
    ィー制御信号が入力され、 前記ランプ制御部は、前記電圧制御信号に応じて前記ラ
    ンプに供給する電圧を制御し、デューティー制御信号に
    応じて前記ランプの点灯する期間と消灯する期間の比を
    制御することを特徴とする請求項1に記載のライト調光
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ランプ制御部は、所定の最高電圧か
    らこの最高電圧よりも低い所定の最低電圧まで電圧を変
    化させ、かつ、前記ランプの点灯する期間と消灯する期
    間の比を所定の最高比からこの最高比よりも小さい所定
    の最低比まで変化させ、 前記最高電圧でかつ前記最高比である電圧が供給された
    時のランプの輝度に対し、 前記ランプに前記最低電圧でかつ前記最高比である電圧
    が供給されたときの前記ランプの輝度は1/Xであり、 前記ランプに前記最高電圧でかつ前記最低比である電圧
    が供給されたときの前記ランプの輝度は1/Yであると
    すると、 前記ランプに前記最低電圧でかつ前記最低比である電圧
    が供給されたときの前記ランプの輝度は、1/(X×
    Y)未満であることを特徴とする請求項1に記載のライ
    ト調光装置。
  4. 【請求項4】 前記ランプ制御部は、外部の照度に応じ
    た照度情報が入力され、この照度情報に応じて前記調光
    信号を生成する調光信号発生部をさらに有することを特
    徴とする請求項1に記載のライト調光装置。
  5. 【請求項5】 光の透過率を制御する液晶パネルと、 前記液晶パネルに照光するライトとを有する液晶表示装
    置であって、 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のライト調光装
    置を備えたことを特徴とする液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 光の透過率を制御する液晶パネルと、 前記液晶パネルに照光するライトとを有する車載用の液
    晶表示装置であって、 車内の照度に基づいて照度情報を出力する照度検出部
    と、 請求項4に記載のライト調光装置と、を備えたことを特
    徴とする液晶表示装置。
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