JP2000285522A - 光ディスク基板 - Google Patents

光ディスク基板

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JP2000285522A
JP2000285522A JP2000084358A JP2000084358A JP2000285522A JP 2000285522 A JP2000285522 A JP 2000285522A JP 2000084358 A JP2000084358 A JP 2000084358A JP 2000084358 A JP2000084358 A JP 2000084358A JP 2000285522 A JP2000285522 A JP 2000285522A
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depth
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斗燮 尹
Chang-Min Park
彰民 朴
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    • GPHYSICS
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    • G11B11/10Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
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    • G11B11/10578Servo format, e.g. prepits, guide tracks, pilot signals

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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 グルーブ深度が光ピックアップに用いられる
レーザー波長の1/4n乃至1/2n(n:基板の屈折
率)間の値を有するディープグルーブ型光ディスク基板
を提供する。 【解決手段】 傾斜角θで傾いたグルーブ壁を有し、所
定深度で引入形成された多数のディープグルーブと、基
板表面高さで形成された多数のランドとを含んでランド
とグルーブ全てに記録可能になっているとともに、クロ
ストークが最小になるように規格化されたグルーブの深
度Dは以下の式を満足することを特徴とする。 D=0.4022 − 0.4574×A + 0.6458×A2 ここで、A=((NA・TP)/λ)×(1/sin2θ) D=(物理的なグルーブ深度)×(n/λ)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はランド及びグルーブ
が形成された光ディスク基板に係り、詳細にはグルーブ
深度が光ピックアップに用いられるレーザー波長の1/
4n乃至1/2n(n:基板の屈折率)間の値を有するディ
ープグルーブ型光ディスク基板に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、光ディスクは非接触式で情報
の記録/再生を遂行するディスクプレーヤーの情報記録
媒体として採用される。
【0003】制限された記録領域内に記録密度を高める
ために、ランドとグルーブ各々に情報を記録できるよう
になった構造の光ディスク基板が提案されたことがあ
る。
【0004】図1は一般的なランド/グルーブ記録方式
の光ディスク基板を示す概略的な断面図である。示した
ように、光ディスクの基板1は内周から外周側に形成さ
れ、螺旋構造で相互連結された多数のトラック各々には
所定深度で引入された多数のグルーブ3と、光ディスク
の表面高度の多数のランド5が形成されている。
【0005】特に、2.6ギガバイトDVD-RAMフォーマ
ットブックではランドとグルーブとの幅方向広さ比が約
50:50の比率を有する。このように構成されたラン
ド/グルーブ記録の長所としては、ランドとグルーブの
高さ差により隣接トラックから発生する雑音のクロスト
ークを減らしうる点と、ランドとグルーブ全てに記録す
るので記録密度を高められる点及び、プッシュプル(Pu
sh-pull)信号を発生させる光学的トラックピッチがデ
ータトラックピッチの1/2でプッシュプル信号がラン
ドとグルーブ中いずれか一側にのみ記録する方式より相
対的に大きいプッシュプル信号を得られる点が挙げられ
る。
【0006】一方、前記の構造を有する光ディスクの場
合、記録密度を向上させるためにトラックピッチ(TP)
をさらに減らすべきである。この場合、記録再生特性を
維持するためには記録レーザービームサイズも一緒に小
さくなるべきである。しかし、表1に示したようにDVD
光ディスクの記録容量が増えるにつれて記録ビームサイ
ズに対する相対的なトラックピッチが小さくなって、隣
接トラックの信号が消されるクロス消去現象が発生して
記録密度を高めるのに制約になる。
【0007】
【表1】
【0008】ここで、クロス消去の原因としては、照射
される記録ビームによる隣接トラックでの熱吸収と記録
時高温の熱が隣接トラックに伝えられる二つの形態に分
けられる。光ディスクの熱伝逹は主に記録膜を通じてな
されるので、隣接トラック間の距離を遠くすれば熱伝逹
による温度上昇を抑えることができる。
【0009】このような点を勘案して提案されたものと
してディープグルーブ方式の光ディスクがある。この提
案されたディープグルーブ光ディスク基板はグルーブ深
度を通常的な光ディスクのグルーブ深度(Gd)をλ/6n
(ここで、λは光ピックアップ用レーザーの波長、nは
光ディスクの屈折率)近くでさらに深くして、熱伝導距
離を長くすることによって、クロス消去とクロストーク
を同時に抑制できるようになっている。
【0010】しかし、グルーブ深度を深くすれば一定の
深度領域ではトラッキング信号のプッシュプル信号の位
相が逆転される問題がある。
【0011】図2は4.7ギガバイトDVD-RAM条件での
グルーブ深度に従うプッシュプル(PPR)、分割プッシ
ュプル(DPP:Divided Push-Pull)、オントラック比
(OTR:On Track Ratio)測定値を示すグラフである。
【0012】前記プッシュプル信号の位相が逆転される
という意味は、図1を参照して説明された通常のグルー
ブではランドをトラッキングする条件がディープグルー
ブではグルーブをトラッキングする条件になったことで
ある。これは実際ドライブでは混用が不可能な条件で、
図1を参照して説明されたDVD-RAMフォーマットではプ
ッシュプル信号の位相を同一にするためにグルーブ深度
をλ/4n以下と規定した。
【0013】また、前記クロストーク及びプッシュプル
信号はグルーブ壁傾斜角θ(図1参照)に影響を受け
る。ここで、グルーブ壁傾斜角θは図1に示したよう
に、基板の断面でランドまたはグルーブの延長線とグル
ーブ壁の延長線がなす角を意味する。
【0014】図3は光ピックアップ装置の対物レンズ開
口数NAが0.6で、グルーブ壁傾斜角θが60°、80
°の場合のグルーブ深度に従うクロストーク及びプッシ
ュプル信号を示すグラフである。即ち、A、B各々はグル
ーブ傾斜角θが60°と80°の場合、各々に対するグ
ルーブ深度に従うクロストーク信号を示すことである。
そして、C、D各々はグルーブ傾斜角θが60°と80°
の場合各々に対するグルーブ深度に従うプッシュプル信
号を示すことである。
【0015】ここで、グルーブ深度は入射光の波長及び
基板の屈折率を勘案して規格化した値である。図面でプ
ッシュプル信号が0になる地点は光学的にグルーブ深度
がλ/4nになる地点である。一方、示したように同一レ
ーザー波長で物理的な深度が同一でも傾斜角θに従って
光学的深度が変わる。また、前述したようにプッシュプ
ル信号はグルーブ深度λ/4nを中心として反転する。そ
して、ディープグルーブでのプッシュプル信号は傾斜角
θにより変化する。
【0016】図面を調べれば、グルーブ深度が浅い部分
ではグルーブ壁傾斜角θの変換に従うプッシュプル信号
とクロストーク特性の変化量が小さくてグルーブ深度だ
けでプッシュプル信号とクロストーク特性を全て表現で
きる。
【0017】しかし、グルーブ深度が深い部分ではグル
ーブ壁傾斜角θを60°とした場合と80°とした場合
において、プッシュプル信号とクロストーク特性の変化
量が大きくなる問題点がある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
点を勘案して案出されたことであって、グルーブ深度が
波長の1/4n以上のディープグルーブ構造においてクロ
ストークとクロス消去特性に優れるように構造が改善し
た光ディスクを提供することに目的がある。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は傾斜角θで傾いたグルーブ壁を有し、所
定深度で引入形成された多数のディープグルーブと、基
板表面高さで形成された多数のランドとを含んで前記ラ
ンドとグルーブ全てに記録可能になった光ディスク基板
において、クロストークが最小になるように規格化され
たグルーブの深度Dは以下の式を満足することを特徴と
する。
【0020】D=0.4022 − 0.4574×A + 0.6458×A2 ここで、A=((NA・TP)/λ)×(1/sin2θ) D=(物理的なグルーブ深度)×(n/λ) TP: トラックピッチ NA: 開口数 θ: ランドまたはグルーブの延長線とグルーブ壁の延長
線がなす角 λ: 用いられる光ピックアップ用レーザー光の波長 n: 基板の屈折率である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して本
発明の望ましい実施形態に対して詳細に説明する。本発
明に係る光ディスク基板は図1を参照して説明されたよ
うに、所定深度で引入形成された多数のディープグルー
ブと、基板表面高さで形成された多数のランドを含んで
構成される。前記ディープグルーブは傾斜角θで傾いた
グルーブ壁を有する。
【0022】本発明はこのように構成された光ディスク
基板のグルーブ深度及び、傾斜角θを実験結果に基づい
て導出された数式及び条件式で限定することによって、
グルーブ深度がλ/4n以上のディープグルーブ構造でク
ロストーク及びクロス消去特性に優れ、トラッキング特
性を良好にしたことに特徴がある。
【0023】図4はトラックピッチ0.26μm、0.
30μm、0.34μm、0.40μm各々で傾斜角θが
60°と80°の場合、規格化されたグルーブ深度Dの
変化に従うクロストークを示すグラフである。ここで、
実験に使われたレーザー波長は410nmで、開口数NAは
0.65である。
【0024】図5は開口数0.60、0.63、0.6
5、0.67各々で規格化されたグルーブ深度Dの変化
に従うクロストークを示すグラフである。ここで、実験
に使われたレーザー波長は410nmで、トラックピッチ
TPは0.34μmで、傾斜角θは70゜である。
【0025】図4及び図5を参照すれば、本発明に係る
光ディスク基板の重要条件は隣接トラックにより発生す
るクロストークを減らすことであって、クロストークに
影響を与える因子としてはグルーブ深度、グルーブ傾斜
角、トラックピッチ、開口数があることが分かる。これ
らによる影響を定性的に表現すれば次の通りである。
【0026】グルーブ深度はクロストークに一番影響を
たくさん及ぼす因子で浅いグルーブと深いグルーブ二つ
の領域で各々相殺効果が一番良い点に存在する。トラッ
クピッチTPは小さくなるほどクロストーク最小点が浅い
厚さに移動し、グルーブ傾斜角θは角度が大きくなるに
つれてクロストーク最小点が浅い厚さに移動する。開口
数NAは大きくなるにつれてクロストーク最小点が深い厚
さに移動する傾向があり、クロストーク最小点のグルー
ブ深度マージンが広くなる。
【0027】前記のグルーブ深度、トラックピッチ、傾
斜角及び開口数の定性的な関係を数式化すれば次の通り
である。即ち、ディープグルーブ領域でNAを0.6乃至
0.67、TPを0.26μm乃至0.40μm、傾斜角θ
を50°乃至88°の範囲で各々変化させた計算結果に
基づいてクロストーク最小点のグルーブ深度を数式
(1)のように数式化した。
【0028】 D=0.4022 − 0.4574×A + 0.6458×A2 ・・・・・・(1) ここで、D=(物理的なグルーブ深度)×(n/λ) A=((NA・TP)/λ)×(1/sin2θ) θ: ランドまたはグルーブの延長線とグルーブ壁の延長
線がなす角
【0029】前記のように計算結果により算出された値
で絶対基準を設定するには限界があるので、前記の数学
式(1)を満足させるグルーブ深度Dを基準としてプッ
シュプル信号が逆転されない有効グルーブ深度Deffで選
定することが望ましい。即ち、プッシュプル信号が0に
なるグルーブ深度とクロストーク最小点の差が一番小さ
な条件が概略15nm(規格化された値に変えて表現すれ
ば概略0.0844である)であるのでクロストーク最
小点±0.0844・NA領域をディープグルーブでクロ
ストークを相殺する領域として定義できる。従って、有
効グルーブ深度Deffは数式(2)を満足することが望ま
しい。
【0030】 Deff=D±0.0844・NA ・・・・・・(2)
【0031】前記グルーブ傾斜角θ及びトラックピッチ
TPの範囲は次のように決まる。まず、本発明のような光
ディスク基板においてトラックピッチの下限値は理論上
ランドまたはグルーブの記録面が記録マークの幅以上で
あればよい。従って、トラックピッチの下限値はグルー
ブ傾斜角θに従って変化する。
【0032】これを勘案して、最小記録マーク幅に従う
トラックピッチとグルーブ傾斜角θの組合は数学式
(3)の条件を満足すべきである。
【0033】 tanθ≧D/(TP −Wm) ・・・・・・(3) ここで、Wmは最小記録マークの幅である。
【0034】前記グルーブ構造の他の制約条件としては
クロストーク最小深度を挙げられる。ここで、クロスト
ークの最小点はトラックピッチとグルーブ傾斜角θによ
り影響を受けるが、クロストークの最小点が一定の深度
以上になればプッシュプル信号が小さくなってトラッキ
ングができない。即ち、グルーブ深度が135nm以上で
はプッシュプル信号が0.2以下に落ちるため、前記の
数式(2)のマージンを考慮してクロストーク最小点の
深度を120nmで限定することが望ましい。即ち、数式
(4)の条件式を満足することが望ましい。
【0035】 sin2θ≧1.25×((NA・TP)/λ) ・・・・・・(4)
【0036】従って、TP及びグルーブ傾斜角θは、前記
数式(3)及び数式(4)の条件を全て満足する範囲内
で決まることが望ましい。
【0037】一方、前記グルーブ傾斜角θの上限値は9
0°以上になれず、トラックピッチTPの上限値は記録光
学系の光学的限界により決まる。即ち、記録容量、光ピ
ックアップ条件、コード条件により決まる。これを式で
表現すれば数式(5)と同一である。
【0038】 ここで、光ディスク上の記録可能な面積はπ(R0 2−Ri 2)
で、最小バイト長さは((λ/2・NA)/2)÷m×kであり、必
要データ量は使用者データ×余分データ×スペア空間を
意味する。
【0039】そして、Roは光ディスクの記録可能な面積
中外側半径であり、Riは内側半径である。また、mは最
小マーク当りチャンネルビット数で、kはバイト当りチ
ャンネルビット数である。
【0040】4.7ギガバイトDVD-RAM規格に提示され
たセクター構造(2697バイト/セクター)、記録半
径24100μm〜57500μm、3%のスペア空間を
基準とする時、前記の数学式(4)に従う計算によれ
ば、15ギガバイトを貯蔵するためには最大0.473
μmまでトラックピッチを広げることができる。この計
算結果は波長400nm、開口数0.6を有する光ピック
アップを使用した場合に対することである。
【0041】そして、波長400nm、開口数0.65の
光ピックアップを使用した場合、18ギガバイトを貯蔵
するためには最大0.427μmまでトラックピッチを
広げることができる。
【0042】図6及び図7はオシロスコープを通じて測
定したジッタ特性を示す波形図であって、図6は既存構
造の浅い深度を有するグルーブ構造に対することで、図
7はグルーブ傾斜角80°を有するディープグルーブ構
造に対することである。
【0043】表2に示したように同一グルーブ傾斜角に
対してはシェローグルーブとディープグルーブでジッタ
特性が類似に測定されることが分かる。
【0044】一方、本発明のディープグルーブを有する
光ディスク基板において、ディープグルーブによるプッ
シュプル信号の反転に従う4.7ギガバイトDVD-RAMと
の互換性問題はヘッダピットの位置を変えることによっ
て解決できる。
【0045】
【表2】
【0046】
【発明の効果】前記のように構成された本発明に係る光
ディスクは数式(1)乃至数式(4)に示したように、
グルーブ深度及びグルーブ傾斜角を限定することによっ
て、15ギガバイト乃至18ギガバイト容量の光ディス
ク具現時最大トラックピッチを概略0.42μm以上に
広げることができる。また、ディープグルーブ構造でク
ロストーク及びクロス消去特性及びトラッキング特性を
良好にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般的なランド/グルーブ記録方式の光ディ
スク基板を示す部分断面図である。
【図2】 4.7ギガバイトDVD-RAM条件でのグルーブ
深度に従うプッシュプル(PPR)、分割プッシュプル(D
PP:Divided Push-Pull)、オントラック比(OTR:On T
rack Ratio)測定値を示す図である。
【図3】 光ピックアップ装置の対物レンズ開口数NAが
0.6で、グルーブ壁傾斜角θが60°、80°の場合
のグルーブ深度に従うクロストーク及びプッシュプル信
号を示す図である。
【図4】 トラックピッチ0.26μm、0.30μm、
0.34μm、0.40μm各々で傾斜角θが60°と8
0°の場合、規格化されたグルーブ深度Dの変化に従う
クロストークを示す図である。
【図5】 開口数0.60、0.63、0.65、0.
67各々で規格化されたグルーブ深度Dの変化に従うク
ロストークを示す図である。
【図6】 シェロー(shallow)グルーブ構造に対する
オシロスコープを通じて測定したジッタ特性を示す波形
図である。
【図7】 本発明に係るディープグルーブ構造の光ディ
スク基板に対するオシロスコープを通じて測定したジッ
タ特性を示す波形図である。
【符号の説明】
1 基板 5 ランド θ 傾斜角 TP トラックピッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜角θで傾いたグルーブ壁を有し、所
    定深度で引入形成された多数のディープグルーブと、基
    板表面高さで形成された多数のランドとを含んで前記ラ
    ンドとグルーブ全てに記録可能になった光ディスク基板
    において、 クロストークが最小になるように規格化されたグルーブ
    の深度Dは以下の式を満足することを特徴とする光ディ
    スク基板。 D=0.4022 − 0.4574×A + 0.6458×A2 ここで、A=((NA・TP)/λ)×(1/sin2θ) D=(物理的なグルーブ深度)×(n/λ) TP: トラックピッチ NA: 開口数 θ: ランドまたはグルーブの延長線とグルーブ壁の延長
    線がなす角 λ: 用いられる光ピックアップ用レーザー光の波長 n: 基板の屈折率である。
  2. 【請求項2】 有効グルーブ深度Deffは以下の式を満足
    することを特徴とする請求項1に記載の光ディスクの基
    板。 Deff=D±0.0844・NA
  3. 【請求項3】 前記傾斜角θ及びトラックピッチTPは次
    の各条件式を満足することを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の光ディスク基板。 tanθ≧D/(TP −Wm) ここで、Wmは最小記録マークの幅である。 sin2θ≧1.25×((NA・TP)/λ)
JP2000084358A 1999-03-25 2000-03-24 光ディスク基板 Withdrawn JP2000285522A (ja)

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EP (1) EP1039451A3 (ja)
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