JP2000285150A - 陶器レンダリングシステム - Google Patents

陶器レンダリングシステム

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JP2000285150A
JP2000285150A JP11089093A JP8909399A JP2000285150A JP 2000285150 A JP2000285150 A JP 2000285150A JP 11089093 A JP11089093 A JP 11089093A JP 8909399 A JP8909399 A JP 8909399A JP 2000285150 A JP2000285150 A JP 2000285150A
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pottery
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Masahiko Nogami
雅彦 野上
Tetsuya Otani
哲也 大谷
Eiji Ogawa
栄司 小川
Takashi Nakajima
孝 中島
Yasutaro Kawamura
安太郎 河村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価なパソコンを用いて簡単な操作でリアル
な陶器のコンピュータグラフィックシミュレーションが
可能なシステムを提供する。 【解決手段】 クライアント10は陶器の所望の形状と
その外観を入力する手段とを含み、入力された3次元形
状が表示部に表示される。クライアント10からサーバ
50に対してレンダリング命令を行なうと、サーバ50
はレンダリングを行なってその結果をクライアント10
に戻し、クライアント側でCRTに表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は陶器レンダリング
システムに関し、特にユーザ側の設備が安価にでき、簡
単な操作でリアルな陶器レンダリングのできる陶器レン
ダリングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来窯元に対して、いろんな形状や色彩
の陶器の製作を依頼される場合がある。この場合におい
て、従来はその完成予想品を客先に対して見せるには、
実際に製品を焼いて見せていた。実際に焼かない場合
は、類似の商品または作品を示してそのような陶器がで
きるということを示していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、新たな陶器を製
造する場合は、上記のように、実際にその商品を焼いて
みないとわからないという問題があった。
【0004】また、パソコンにコンピュータグラフィッ
クソフト(以下CGソフトと省略する)を入れて、各種
条件をパソコンを用いて入力して、そのパソコン上で、
CGソフトを用いて陶器をレンダリングすることも考え
られる。しかしながら、一般のレンダリングソフトにお
いて、相当な熟練と手間を掛けないとリアルな陶器をレ
ンダリングできないとともに、パソコンには処理速度の
限界があるという問題や、レンダリングソフトが非常に
高価であるという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような発明を解消するた
めなされたもので、ユーザ側において新しい陶器を簡単
にシミュレーションできるとともに、導入コストが安く
てすむ陶器レンダリングシステムを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る陶器レン
ダリングシステムは相互にネットワークを介して接続さ
れたクライアントサーバシステムから構成されている。
クライアントは陶器の形状を入力する手段と、陶器の外
観を入力する手段と、サーバに対して入力されたデータ
に基づいて陶器のレンダリングを指示し、レンダリング
完了後サーバからレンダリングの完了した陶器を受取っ
て表示する。
【0007】サーバはクライアントの指示に基づいて陶
器のレンダリングを行なう手段と、レンダリングの完了
した画像データをクライアントへ送信する手段とを含
む。
【0008】クライアント側で入力した形状や外観をも
とに、サーバ側でレンダリングしてその結果をクライア
ント側で表示できる。レンダリング自体を高速処理する
サーバ側で処理し、クライアント側は形状と外観のみを
入力するため、クライアントのあるユーザ側は安価なパ
ソコンで構成できる。
【0009】その結果、ユーザ側は安価なパソコンを用
いて、高速なサーバによって処理されたデータを利用す
ることができるため、ユーザ側の設備費を安価にできる
陶器レンダリングシステムが提供できる。
【0010】また、陶器を実際に製作する窯元で容易に
完成予想品を知ることができる。好ましくは、クライア
ントは、入力された陶器の形状と、陶器の外観とに基づ
いて陶器の3次元画像を表示手段に表示する。
【0011】クライアント側において入力された形状お
よび外観に基づいて陶器の3次元画像が表示されるた
め、ユーザは予めレンダリングされる陶器のイメージを
知ることができる。イメージが異なっているときは再度
データを変えて表示させることができるため、必要なと
きのみにレンダリングが行われる。
【0012】さらに好ましくは、陶器の3次元画像は、
サーバまたはクライアントのいずれかで作成する。陶器
の3次元画像をいずれで作成するかを選択できるため、
ユーザのニーズにあったシステムが提供できる。
【0013】さらに好ましくは、陶器の形状は回転対称
の図形であり、形状は表示手段の画面上で、その回転対
称断面を入力する。陶器の形状の入力は、その回転対称
断面を入力するだけで行えるため、ユーザは簡単に所望
の陶器の形状が入力できる。
【0014】さらに好ましくは、陶器の外観の入力は、
予め準備された複数の外観要素データの中から選択する
ことによって入力される。さらに好ましくは、外観要素
データには轆轤目やえくぼのような表面を法線方向に凹
凸変化させるデータと釉薬のような凹凸に見える陰影を
発生させるデータとカラー模様を合わせたデータが予め
準備されており、各々の組み合わせを選択できる。陶器
の外観は予め準備されたデータの中から選択するだけで
行えるため、ユーザは簡単に所望の陶器の外観を入力で
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1はこの発明に係る陶器レンダ
リングシステムの一例の全体構成を示すブロック図であ
る。図1を参照して、この発明に係る陶器レンダリング
システム1は、1台のサーバ50に対して複数のクライ
アント10がネットワーク20を介して接続されてい
る。クライアント10はたとえば、複数のそれぞれの利
用者におかれ、サーバ50はたとえば、複数の利用者の
中心となるどこか1個所に設置される。
【0016】クライアント10はパソコンで構成されて
いる。クライアント10はたとえばCRTのような表示
部11と、表示部11に接続された制御部を構成するC
PU15と、CPUに接続されたROM12、RAM1
3およびハードディスク14とを含む。CPU15に
は、入力装置としてのキーボード16、マウス17や出
力装置としてのプリンタ18が接続されている。
【0017】サーバ50は、CRT等の表示部51と、
表示部51に接続された制御部としてのCPU55と、
CPU55に接続されたROM52、RAM53および
ハードディスク54とを含む。CPU55には、キーボ
ード56や、マウス57や、プリンタ58が接続されて
いる。すなわち基本的にクライアント10と同様の要素
を含む。
【0018】なお、プリンタはクライアント10、サー
バ50の双方に別々に設けることなく、サーバ50、ク
ライアント10もしくはネットワーク上のどこかに1個
所以上あればよい。
【0019】ここでクライアントの仕様の一例について
説明する。クライアントはパソコンであり、CPU15
はペンティアムプロ200MHzであり、RAM128
MBを有する。ハードディスク14は4GBの容量を有
し、表示部11はたとえば1024×768ドットを有
するCRTである。
【0020】次にサーバの仕様について説明する。サー
バ50のCPU55はR100000(MIPS社)、
190MHzであり、RAM53が128MBであり、
ハードディスク54は4GBである。表示部51はクラ
イアントと同様の1024×768ドットを有するCR
Tである。
【0021】なお、ここで、クライアント10とサーバ
50とを接続するネットワークはLAN、インターネッ
ト、公衆回線等のいずれでもよい。
【0022】図2は図1に示したクライアントサーバシ
ステムのそれぞれの有する機能をブロック図で表わした
ものである。
【0023】図2を参照して、クライアント10はクラ
イアント10側で所望の陶器の形状や外観を入力する手
段31と、入力した形状や外観に基づいてその3次元で
の形状を表示し確認する手段32と、陶器の形状および
外観に対してその照明、視点、および背景等を設定する
手段33と、入力されたデータに基づいて3次元化モデ
リングを行いその表面にテクスチャを貼り付ける手段3
4とを含む。サーバ50はクライアント10からの呼び
出しに応じてJAVAプログラムを送信する手段61
と、クライアント10からの3次元図形作成要求に応じ
て、入力されたデータに基づいて陶器を3次元化する手
段62と、3次元化したデータに基づいてレンダリング
を行なう手段63と、レンダリングされたデータをJP
EG変換するJPEG変換器64と、変換されたデータ
をレンダリングファイルとして書出す手段65とを含
む。
【0024】なお、クライアント10ではネットスケー
プナビゲータのようなブラウザソフトで表示されるプロ
グラムが稼動している。ここで、クライアント10から
の呼び出しに応じてJAVAプログラムを送信するの
は、クライアント10にはもともとJAVAプログラム
は無く、JAVAプログラムはサーバ50に有り、作業
時にサーバ50からクライアント10へ送られるためで
ある。
【0025】なお、このJAVAプログラムでCGソフ
トにレンダリングさせるためのファイルを作成する。ま
た、クライアント10では、たとえば、VRML(Vi
rtualRealityModellingLang
uage)ブラウザを用いて3次元画像を作成してい
る。
【0026】図3はクライアント10の表示部11のデ
ータ入力画面を示す図である。クライアント側で陶器の
形状を入力する部分A1と、陶器の外観を入力する部分
A2と、入力された陶器の形状および外観データに基づ
いて陶器を3次元表示する部分A3とからなる。図4は
サーバ50側でレンダリングされた結果を示す図であ
り、図3とならんで、または重畳された形で表示され
る。
【0027】図5は図3のA1に示した部分の拡大図で
あり、陶器の形状を入力および編集する画面を示す図で
ある。図5を参照して、画面A1上でキーボード16や
マウス17を用いて入力したい陶器40の断面形状を作
成する。ここでは、入力する陶器40の形状は回転体と
している。図中、表示されている画面は編集画面Aであ
り、画面上にグリッド線42が表示される。このグリッ
ド線42は1マスが1センチであり、濃い線が中心線
で、その交点が中心座標Bとなる。縦方向の中心線43
周りに陶器40を示す回転体の断面を示す外形線41が
生成される。編集画面Aの上方には表示倍率を示す窓4
4が設けられ、ここに現在編集中の編集画面Aの表示倍
率が表示される。またここから任意の表示倍率を選択で
きる。
【0028】編集画面Aにはさらに、表示された画像を
縮小するための縮小ボタン45や、拡大するための拡大
ボタン46や、編集画面Aの中央に中心を表示するため
の中心表示ボタン47や、表示された図形が鏡像である
か否かの表示を切換える鏡像チェックボックス48や、
グリッド線42の表示・非表示を切換えるグリッドチェ
ックボックス49等が設けられる。ここで、グリッドチ
ェックボックス49のチェックに関わらず、中心線43
は常に表示される。
【0029】この発明においては、図3のA1の陶器の
形状を入力するにあたって、大まかな形状を簡単に作成
できるように、外形線41となるスプライン曲線の作成
・編集をマウスだけでできるようにしている。ユーザは
この編集画面Aを用いて所望の陶器の断面図を作成す
る。
【0030】次に図3のA2で示した部分について説明
する。この部分は、画面A1で設定した形状の表示内容
を選択する部分である。図3のA2部分を参照して、こ
こで選択されるパラメータは、「形」、「飾」、
「釉」、「光」、「絵」、「設」であり、それぞれに対
応するボタンがある。それぞれの中に次のようなパラメ
ータが含まれている。これらは、後で図6を参照して説
明するフローチャートのS14〜S16に対応する。
【0031】(i) 「形」:これは表示形状を表わす
もので、回転体の角数を選択的に入力できる。パラメー
タとしては、三角形状、四角、五〜十二角および円が設
定できる。またこの部分において、たとえばハードディ
スク14に記憶された、過去に制作した形状の保存と呼
出しが可能である(S22)。
【0032】(ii) 「飾」:これは陶器に対する加
飾を表わすもので、陶器表面の中規模の形状や変形状態
を選択的に入力するのに用いられる。パラメータとして
は、轆轤名、えくぼ、…等がある。また、ここでは別途
図示の無いスケールを用いて変形量の強さを入力するこ
とができる。ここでスケールとは、0%から100%の
表示を有する棒状の表示であって、その上の所望の位置
を押すことによってその位置に応じた%の数値が得られ
る。それによって、所望の変形の度合いを選ぶことがで
きる。
【0033】(iii) 「釉」:これは釉薬の種類を
選択するものである。陶器表面の微細な凹凸(陰影)と
カラー模様を選択的に入力できる。パラメータとして
は、火色、素焼き、…等のその焼き物の質感を持ったテ
クスチャを選ぶことができる。したがって、轆轤目やえ
くぼなどの表面形状加工を釉薬とは別に指定が可能であ
る。この選択されるデータについては後で図6を参照し
て説明する。
【0034】(iv) 「光」:これは照明の具合を設
定するもので、前からの光であるか否かをオンオフで選
択できる。また、照明の強さや、照明方向(上下方向お
よび左右方向)についてそれぞれ図示の無いスケールを
用いて任意の強さ、方向を設定できる。
【0035】(v) 「絵」:これは画像サイズを選択
的に入力するもので、パラメータとしては、300×3
00、500×500、…がある。
【0036】また、ここで背景についても選択的に入力
できる。パラメータとしては、黒、白、食卓、…が予め
デフォルトでストアされている。
【0037】(vi) 「設」:これは設定を表わす。
具体的には、たとえばオンオフを選択することによっ
て、3次元表示を絶えず自動更新するかしないかを選択
できる。また、3次元表示時に釉薬テクスチャを貼付け
て表示するか否かの選択も可能である。また、3次元表
示の計算をサーバ50側で行なうかクライアント10側
で行なうかの選択も可能である。さらに、カラー表示の
明度の調整(ガンマ値の調整)についても図示の無いス
ケールを用いて入力することができる。
【0038】ここで、クライアント10の処理速度が遅
く通信速度が速い場合は、3次元の表示計算をサーバ5
0側で行なう方がクライアント10側で行なうよりも、
サーバ50側で行なう方がパフォーマンスを上げること
ができる。
【0039】なお、上記のような選択可能なパラメータ
はクライアント10のハードディスク14に記憶されて
いる。
【0040】図3のA2部分には、一例としてテクスチ
ャとして選択される具体例が表示されている。図に示す
ように、たとえばテクスチャなしや、ひいろや、素焼き
等が選択可能であるが、これ以外に、白や、古い信楽焼
のテクスチャを表わす古信楽や、いらぼ等も選択可能で
ある。
【0041】図4はサーバ50側でCGソフトを用いて
レンダリングの演算を行なったレンダリング結果をクラ
イアント側で表示した例を示す図である。図に示すよう
に、陶器の3次元画像を示すA3に示した画像に対して
その質感や形状が非常にわかりやすく表示されている。
【0042】図6はクライアント10とサーバ50とに
おけるそれぞれの処理内容を示すフローチャートであ
る。図6を参照して、クライアント10側では、陶器レ
ンダリングシステム1を立上げるとまずサーバ50から
JAVAプログラムを読込む(ステップS11、以下ス
テップを略す)。
【0043】次いで図3(A)で示した画面において各
種パラメータの選択および設定を行なう(S12〜S1
6)。具体的には、上記したように、S14が「飾」
に、S15が「釉」に、S16が「形」、「光」、
「絵」、「設」に対応する。
【0044】次いで上記した「設」において、クライア
ント10側かサーバ50側かいずれで入力された陶器の
3次元表示の演算を行うのかを選択する(S17)。ク
ライアント10側を選択するときには(S17でクライ
アント)、クライアント10側で3次元化処理を行な
い、その3次元画像を表示する(S18,S19)。
【0045】次にユーザ側で3次元で表示された画像を
確認してOKであれば(S20でOK)、次の選択処理
(S21)へ移る。選択処理では、前述の回転体輪郭形
状データの保存を行なうかサーバ50へレンダリングの
依頼をするかを選択する(S21)。サーバ50へレン
ダリングの依頼をしないときは(S21でNO)、形状
等データの保存を行ない(S22)、サーバへのレンダ
リングの依頼をするときは(S21でYES)、その旨
サーバ50へ割込みをかける(S23)。後に説明する
サーバにおけるレンダリングが終了後、サーバ50から
レンダリングされた画像を読込みクライアント10のC
RT11に表示する(S24)。
【0046】次いでレンダリング画像もしくは形状等デ
ータの保存を行なった後、判定処理を行ない(S2
5)、形状等のデータ保存またはレンダリングされた画
像でOKであれば(S25でOK)、レンダリングされ
た画像を印刷するか否かの選択を行なう(S26)。レ
ンダリングされた画像の印刷を行なわないときは(S2
6でNO)、レンダリングされた画像の保存を行なう
(S27)。画像を印刷するときは(S26でYE
S)、画像の印刷を行ない(S28)、次の画像入力を
行なうかどうかの判断を行なう(S29)。
【0047】次にサーバ50側の処理について説明す
る。サーバ50では複数のクライアント10からのジョ
ブを受けているため、まず他クライアントのジョブを処
理している(S31)。この状態でクライアント10か
らの割込み信号に応じてサーバ50側で処理を開始す
る。まず、割込み要求の内容を確認し(S32)、その
内容に応じて3次元化処理(S33)か、レンダリング
処理(S34)か、終了処理かにいずれかの処理が行な
われる。3次元化処理の場合はS33へ進み、3次元化
処理を行なった結果をクライアント10側のS19へ戻
す。
【0048】レンダリング処理が要求されたときは、レ
ンダリング処理(S34)を行ない、レンダリング処理
が完了するとその旨が通知される(S35)。この通知
はクライアント10側へ送られ、クライアント10のS
24でCRT11に表示される。
【0049】一方、レンダリング処理は、図4に示すよ
うなレンダリング処理された画像を示すもので、この場
合、画像は3次元の任意の方向からの矢視図が得られ
る。この矢視図の方向の選択はクライアント10の表示
部11に表示された陶器をマウス17またはキーボード
上のキーを用いて、所望の角度および位置へ動かすこと
によって可能になる。
【0050】図7はこの発明に係る陶器レンダリングシ
ステムにおけるテクスチャと加飾を指定したレンダリン
グ結果の画像の一例を示す図である。図7において
(A)は火色+轆轤目を表し、(B)は藁灰を表し、
(C)は粉引+えくぼを表し、(D)は鮫肌+轆轤目を
表し、(E)は土灰を表し、(F)は素焼きを表す。
【0051】これらテクスチャおよび加飾が図3の画面
A2で示した部分に予め設定されているため、単に選択
するだけ所望の釉薬や凹凸などのテクスチャで表示が可
能になる。
【0052】図3の画面A1で簡単な断面形状を入力
し、画面A2で所望の外観を選択するだけで所望のレン
ダリングされた陶器の画像を得ることができる。
【0053】その結果、低速なパソコンで、簡単な操作
で、高度なCGソフトを利用したリアルな陶器のCGシ
ミュレーションが可能になる。
【0054】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る陶器レンダリングシステムの要
部を示すブロック図である。
【図2】陶器レンダリングシステムのクライアントおよ
びサーバの機能ブロック図である。
【図3】クライアント側の表示画面を示す図である。
【図4】クライアント側の表示画面を示す図である。
【図5】クライアント側の表示画面の詳細を示す図であ
る。
【図6】クライアントおよびサーバの処理内容を示すフ
ローチャートである。
【図7】テクスチャの具体例を示す図である。
【符号の説明】
10 クライアント 11 表示部 12 ROM 13 RAM 14 ハードディスク 15 CPU 16 キーボード 17 マウス 18 プリンタ 20 LAN 50 サーバ 51 表示部 52 ROM 53 RAM 54 ハードディスク 55 CPU 56 キーボード 57 マウス 58 プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 栄司 滋賀県栗太郡栗東町上砥山232 滋賀県工 業技術総合センター内 (72)発明者 中島 孝 滋賀県栗太郡栗東町上砥山232 滋賀県工 業技術総合センター内 (72)発明者 河村 安太郎 滋賀県栗太郡栗東町上砥山232 滋賀県工 業技術総合センター内 Fターム(参考) 5B046 AA00 CA06 DA02 EA02 FA18 FA20 GA01 GA04 HA04 5B050 AA03 BA09 CA07 CA08 DA09 EA28 EA30 FA02 FA05 FA12

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互にネットワークを介して接続された
    クライアントとサーバとからなる陶器レンダリングシス
    テムであって、 前記クライアントは、 陶器の形状を入力する手段と、 前記陶器の外観を入力する手段と、 前記サーバに対して前記入力されたデータに基づいて前
    記陶器のレンダリングを指示する手段と、 前記サーバによるレンダリング完了後、前記サーバから
    レンダリングの完了した画像データを受取って表示する
    表示手段とを含み、 前記サーバは、 前記クライアントの指示に基づいて前記陶器のレンダリ
    ングを行なう手段と、 前記陶器のレンダリングが完了したとき、前記クライア
    ントに対してレンダリングの完了した画像データを送信
    する手段とを含む、陶器レンダリングシステム。
  2. 【請求項2】 前記クライアントは、前記入力された陶
    器の形状と、前記陶器の外観とに基づいて前記陶器の3
    次元画像を前記表示手段に表示する請求項1に記載の、
    陶器レンダリングシステム。
  3. 【請求項3】 前記陶器の3次元画像は、前記サーバま
    たはクライアントのいずれかで作成する、請求項2に記
    載の、陶器レンダリングシステム。
  4. 【請求項4】 前記陶器の形状は回転対称の図形であ
    る、請求項1に記載の、陶器レンダリングシステム。
  5. 【請求項5】 前記陶器の外観の入力は、予め準備され
    た複数の外観要素データの中から選択することによって
    入力される、請求項1に記載の、陶器レンダリングシス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記陶器の外観は、回転対称の図形の生
    成後に加飾する陶器表面の中規模の形状や変形状態と、
    釉薬や陶土を焼くことによって生成される陶器表面の微
    細な凹凸およびカラー模様とからなる、請求項5に記載
    の、陶器レンダリングシステム。
  7. 【請求項7】 陶器形状を入力する手段と、陶器の外観
    を入力する手段とを持つ陶器レンダリングシステムであ
    って、 前記陶器の形状は回転対称の図形であり、 前記陶器の形状の入力は、その回転対称断面を入力する
    ことによって行われ、 前記陶器の外観を入力する手段は、 回転対称の図形の生成後に加飾する陶器表面の中規模の
    形状や変形状態の入力と、 釉薬や陶土を焼くことによって生成される陶器表面の微
    細な凹凸およびカラー模様の入力とからなる、陶器レン
    ダリングシステム。
  8. 【請求項8】 前記陶器の外観の入力は、予め準備され
    た複数の外観要素データの中から選択することによって
    入力される、請求項7に記載の、陶器レンダリングシス
    テム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003006674A (ja) * 2001-06-22 2003-01-10 Tis Inc 高品質な3次元立体間取り図配布/表示システム
JP2005242506A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Dainippon Printing Co Ltd 陶磁器製作システム、画像編集装置、サーバ、プログラム及び記録媒体
JP2007108834A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Dainippon Printing Co Ltd 広告表示シミュレーション装置、広告表示シミュレーションプログラム、及び広告表示シミュレーション方法
US8892883B2 (en) 2011-05-02 2014-11-18 Crytek Ip Holding Llc Render service for remote access to applications

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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