JP2000284957A - マルチマイコンシステム - Google Patents

マルチマイコンシステム

Info

Publication number
JP2000284957A
JP2000284957A JP11091498A JP9149899A JP2000284957A JP 2000284957 A JP2000284957 A JP 2000284957A JP 11091498 A JP11091498 A JP 11091498A JP 9149899 A JP9149899 A JP 9149899A JP 2000284957 A JP2000284957 A JP 2000284957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microcomputer
program
circuit
slave
master
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11091498A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Abe
一則 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP11091498A priority Critical patent/JP2000284957A/ja
Priority to US09/540,899 priority patent/US6715068B1/en
Publication of JP2000284957A publication Critical patent/JP2000284957A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2マイコンシステムを採用する電子内視鏡装
置において、簡易且つ確実に両マイコンの動作プログラ
ムの更新ができ、またアイソレーションのためのフォト
カプラの数を大幅に低減できるようにする。 【解決手段】 患者側回路1に、患者側マイコンの処理
部10およびソケットに装着されたROM11を設ける。I
O側回路2に、IO側マイコンの処理部20、フラッシュ
ROM23および処理部10から転送されたプログラム書換
プログラムを格納するRAM22を設ける。両処理部10,
20間は、調歩同期通信方式を採用し、信号変換回路15,
25およびアイソレーション回路3を介して2本の信号線
で接続する。IO側回路2に配されたIO側回路マイコ
ンのプログラム更新の際には、処理部10は、ROM11か
らプログラム書換プログラムと更新用動作プログラムを
読み出して処理部20に転送する。処理部20はプログラム
書換プログラムをRAM22に展開すると共に、更新用動
作プログラムをフラッシュROM23に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用電子機器や
電子内視鏡装置等の電子機器における、複数のマイコン
を備えたマルチマイコンシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、TV(テレビジョン受像機)やV
TR(Video Tape Recorder) 等の家庭用電子機器、或い
は心電計や電子内視鏡装置等の医療用電子機器を始めと
する各種電子機器には、各々の用途に応じた動作プログ
ラムが格納されたマイコンが搭載されている。また、こ
の電子機器の中には、電気ショックに対する生体の安全
を確保すること等を目的として、生体と接触し得る部材
が搭載される側の回路と、交流電源からの電源供給を受
けて動作する側の回路や外部機器とを絶縁する、所謂ア
イソレーション手段を備えたものもある。特に心電計や
電子内視鏡等の医療用電子機器においては、心電計の装
着部や電子内視鏡のスコープ部を接地回路から絶縁しな
ければならないことが、安全規格上からも規定されてい
る(IEC60601-1,JIS T1001,UL2601-1 等)。
【0003】例えば、電子内視鏡装置は、先端部にCC
D撮像素子等の撮像手段が配設されたスコープ部と、こ
のスコープ部によって得られた撮像信号を信号処理し、
処理した信号を装置と接続された画像モニター等の出力
装置に出力するビデオプロセッサ部とを備えている。ア
イソレーション手段は、ビデオプロセッサ部に設けられ
るのが一般的である。ここでのアイソレーション手段
は、主に、前述の画像モニター等の出力装置を始めとす
る外部機器やビデオプロセッサ部を収容した筐体前面の
操作スイッチとスコープ部との絶縁を取ることを目的と
して設けられる。そして、前記マイコンは、ビデオプロ
セッサ部内のスコープ部側の回路(患者側回路)、また
はアイソレーション手段で絶縁された、操作スイッチや
外部機器側の回路(IO(input/output)側回路)のう
ちのいずれか一方に配されるが、撮像手段の制御や撮像
信号の信号処理の制御等を主なタスクとすることから、
患者側回路に配されるのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにマイコンを
患者側回路に配した場合、マイコンと操作スイッチや外
部機器との間の各信号線(例えば、データ線や制御線)
について、フォトカプラ等の絶縁手段(アイソレーショ
ンユニット)を設ける必要が生じる。マイコンと外部機
器との間の通信は、外部機器の通信プロトコルに応じ
て、シリアル通信またはパラレル通信でなされる。パラ
レル通信の場合には、多数ある信号線の各々に対して絶
縁をとらなければならないから、アイソレーション手段
内のフォトカプラ等の数がシリアル通信の場合よりも大
幅に増える。電子内視鏡装置のマイコンは外部機器の通
信プロトコルに対応しなければならないので、外部機器
との間での通信を全てシリアル通信で行うことにより、
フォトカプラ等の数を減らすという手法はとれない。ま
た、接続対応可能な外部機器の種類を増やしたときに
は、通信プロトコルの相違から、外部機器毎にアイソレ
ーション手段を別々に設けなければならない事態も生
じ、一層フォトカプラ等の数が増えることもある。
【0005】また、フォトカプラ等のアイソレーション
ユニットを回路基板上に実装する場合、1信号線当たり
の専有面積が大きく、絶縁するための縁面距離もそれな
りに確保しなければならないため、部品点数が多くなっ
て装置が大きくなることから、信号線が増えれば増える
ほど、装置全体の信頼性を低下させるという問題も生じ
る。
【0006】そこで、この問題を解決するために、電子
内視鏡装置の患者側回路にメインマイコンを配すると共
にIO側回路にもサブマイコンを配した所謂マルチマイ
コンシステムの装置とし、IO側回路に配したサブマイ
コンに、外部機器や操作スイッチとの間の処理を担当さ
せることによって、患者側回路に設けられたメインマイ
コンと外部機器との間の直接通信を無くすことを可能と
し、これによりフォトカプラ等の数を減らすという方法
が考えられる。
【0007】しかしながら、マルチマイコンシステムに
すると、メインマイコンとサブマイコンとの間のデータ
線や制御線が新たに必要となり、このデータ線や制御線
に対して、各々フォトカプラ等を設けなければならず、
フォトカプラ等のアイソレーションユニットの数を大幅
に低減できるとは、必ずしも限らない。
【0008】一方、マイコンを搭載した電子機器におい
ては、より便利な機能を追加したり、新しいスコープや
外部機器に対応する等のために、マイコンの動作プログ
ラムの更新、所謂バージョンアップを可能にし、動作プ
ログラムを逐次改善していくことで、電子機器の機能の
拡大や利便性の向上等を行うようにしたものもある。例
えば、電子内視鏡装置であれば、新しいスコープや新し
い外部機器に対応する等の場合である。
【0009】この動作プログラムの更新は、例えば、動
作プログラムを格納したROM(読出専用メモリ)を装
着可能なICソケットを基板上に設け、現行動作プログ
ラムを格納した旧ROMを、新しい動作プログラムが格
納された新ROMと交換することによって対応すること
ができる。
【0010】しかしながら、マイコンが複数搭載された
マルチマイコンシステムの装置において同一形状のRO
Mを使用する場合には、どちらのROMを交換しなけれ
ばならないのかが不明確になる可能性があり、メインマ
イコン用の旧ROMをサブマイコン用の新ROMに交換
する等の誤挿入の虞が生じROM管理も煩雑となる。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、誤挿入の虞やROM管理の煩雑さがなく、簡易な
方法で各マイコンの動作プログラムを更新することがで
きるマルチマイコンシステムを提供することを目的とす
るものである。
【0012】また、本発明の第2の目的は、アイソレー
ションユニットの数を一層低減することができるマルチ
マイコンシステムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による第1のマル
チマイコンシステムは、スレーブマイコン用の更新用動
作プログラムを格納した更新用メモリがマスター回路に
配されたときには、更新用メモリから読み出した更新用
動作プログラムをスレーブマイコンに転送し、この転送
された更新用動作プログラムでスレーブマイコンの動作
プログラムを書き換えることでスレーブマイコンの動作
プログラムの更新を行うことができるようにしたもので
ある。すなわち、本発明による第1のマルチマイコンシ
ステムは、マスターマイコンとスレーブマイコンとから
構成されるマルチマイコンシステムであって、マスター
マイコンが配されるマスター回路に、更新用動作プログ
ラムが含まれている更新用メモリを装着することができ
るソケットが設けられ、マスターマイコンが、ソケット
に更新用メモリが装着されたときにスレーブマイコンに
対する更新用動作プログラムが更新用メモリに含まれて
いるか否かを判断し、含まれていると判断したときには
該更新用動作プログラムをスレーブマイコンが配される
スレーブ回路に転送するマスター側処理部を有するもの
であり、スレーブマイコンが、現行動作プログラムを格
納するプログラム用メモリと、更新用動作プログラムが
転送されたときに、現行動作プログラムを更新用動作プ
ログラムにより更新するスレーブ側処理部とを有するも
のであることを特徴とするものである。
【0014】ここで「マスターマイコン」とは、上述の
ように、更新用メモリから読み出した更新用動作プログ
ラムを自身以外のマイコンであるスレーブマイコンに転
送するマイコンを意味し、「スレーブマイコン」とは、
転送された更新用動作プログラムにより現行動作プログ
ラムを書き換えるマイコンを意味し、一般に、装置の処
理の主要部分を担うマイコンをメインマイコンといい、
残りの処理を行うマイコンをサブマイコンというのとは
異なる。したがって、メインマイコンがマスターマイコ
ンとなり、サブマイコンがスレーブマイコンとなる場合
に限らず、これとは逆に、メインマイコンがスレーブマ
イコンとなり、サブマイコンがマスターマイコンとなる
場合であってもよい。なお、スレーブマイコンは、1つ
とは限らず、複数であってもよい。
【0015】「現行動作プログラムを更新用動作プログ
ラムにより更新する」とは、プログラム用メモリ内のプ
ログラムデータを、現行動作プログラムとは異なるプロ
グラムデータに書き換えることを意味し、この書換えに
際しては、ベタコピー(全書換え)、一部コピー(一部
書換え)、パッチ(修正プログラムの追加)等のどのよ
うな方法を採ってもよい。
【0016】「スレーブマイコンに対する更新用動作プ
ログラムが含まれているか否かを判断」するに際して
は、操作者によるキー入力を参照する等、どのような判
断方法を用いてもよいが、操作者の手を煩わせないよう
に、また無駄なプログラム転送を行わないように、以下
のような方法を採用した自動判別を行うようにするのが
好ましい。
【0017】すなわち、スレーブ側処理部を、現行動作
プログラムのバージョン情報をマスター側処理部に転送
するものとすると共に、マスター側処理部を、更新用メ
モリから更新用動作プログラムのバージョン情報を読み
出して、該読み出した更新用動作プログラムのバージョ
ン情報と転送された現行動作プログラムのバージョン情
報とを比較することにより、スレーブマイコンに対する
更新用動作プログラムが更新用メモリに含まれているか
否かを判断するものとするのが好ましい。
【0018】「バージョン情報」とは、更新用動作プロ
グラムと現行動作プログラムとの間で、内容が異なると
きに、新旧の区別をすることができる情報である。この
バージョン情報としては、各動作プログラムに識別名が
付されているときには、その識別名を利用してもよい
し、或いはタイムスタンプを利用してもよい。
【0019】また、本発明による第1のマルチマイコン
システムにおいては、更新用メモリを、プログラム書換
プログラムを含むものとすると共に、マスター側処理部
を、ソケットに更新用メモリが装着されたときに、該更
新用メモリからプログラム書換プログラムを読み出し
て、この読み出したプログラム書換プログラムをスレー
ブ回路に転送するものとするのが望ましい。また、スレ
ーブマイコンを、プログラム書換プログラムを格納する
ことができる展開用メモリを有するものとすると共に、
マスター側処理部を、転送されたプログラム書換プログ
ラムを展開用メモリに書き込み、該書き込んだプログラ
ム書換プログラムを使用して、動作プログラムの更新を
行うものとするのが望ましい。
【0020】さらに、本発明による第1のマルチマイコ
ンシステムにおいては、少ない信号線で両マイコン間の
通信を行うことができるように、シリアル通信方式であ
る調歩同期式通信によって両マイコン間の信号伝送を行
うことが望ましい。このためには、以下のような構成と
する。すなわち、マスター側処理部から入力されたパラ
レルデータを調歩同期式信号に変換してスレーブ回路に
出力すると共にスレーブ回路から入力された調歩同期式
信号をパラレルデータに変換してマスター側処理部に出
力する第1の信号変換回路と、スレーブ側処理部から入
力されたパラレルデータを調歩同期式信号に変換してマ
スター回路に出力すると共にマスター回路から入力され
た調歩同期式信号をパラレルデータに変換してスレーブ
側処理部に出力する第2の信号変換回路とをさらに有す
るものとするのが望ましい。
【0021】ここで、第1および第2の信号変換回路
を、並列直列変換および直列並列変換の機能を有する非
同期データ転送用LSI、具体的にはUART(univer
sal asynchronous receiver transmiter)から成るもの
とすれば、両信号変換回路を極めて簡易に構成すること
ができる。
【0022】さらに、マスターマイコンが配されるマス
ター回路とスレーブマイコンが配されるスレーブ回路と
を電気的に絶縁することができるように、第1の信号変
換回路と第2の信号変換回路とを電気的に絶縁するアイ
ソレーション手段を有するものとするのが望ましい。
【0023】本発明による第2のマルチマイコンシステ
ムは、マスターマイコンとスレーブマイコンとの間を、
シリアル通信方式である調歩同期式通信によって信号伝
送するようにし、この調歩同期式通信用の入出力2系統
の信号線に対してアイソレーションユニットを設けるこ
とによってアイソレーションユニットの数を大幅に低減
することを可能ならしめるものである。すなわち、本発
明による第2のマルチマイコンシステムは、マスターマ
イコンとスレーブマイコンとから構成されるマルチマイ
コンシステムであって、マスターマイコンから入力され
たパラレルデータを調歩同期式信号に変換してスレーブ
回路に出力すると共にスレーブマイコンから入力された
調歩同期式信号をパラレルデータに変換して前記マスタ
ーマイコンに出力する第1の信号変換回路と、スレーブ
マイコンから入力されたパラレルデータを調歩同期式信
号に変換してマスターマイコンに出力すると共にマスタ
ーマイコンから入力された調歩同期式信号をパラレルデ
ータに変換してスレーブマイコンに出力する第2の信号
変換回路と、第1の信号変換回路と第2の信号変換回路
とを電気的に絶縁するアイソレーション手段とを有する
ことを特徴とするものである。
【0024】ここで、第1および第2の信号変換回路
を、並列直列変換および直列並列変換の機能を有する非
同期データ転送用LSI、具体的にはUARTから成る
ものとすれば、両信号変換回路を極めて簡易に構成する
ことができる。
【0025】上記アイソレーション手段を有する第1お
よび第2のマルチマイコンシステムは、特に、先端部に
撮像手段が配設された電子内視鏡のスコープ部側の回路
にマスターマイコンが配され、電子内視鏡の外部に接続
される機器とのインターフェースを担う部分の回路にス
レーブマイコンが配される電子内視鏡装置に適用するの
が望ましい。
【0026】
【発明の効果】本発明による第1のマルチマイコンシス
テムによれば、スレーブマイコン用の更新用動作プログ
ラムを格納した更新用メモリがマスター回路のソケット
に装着されたときには、更新用メモリから読み出した更
新用動作プログラムをスレーブマイコンに転送し、この
転送された更新用プログラムでスレーブマイコンの動作
プログラムを書き換えることでスレーブマイコンの動作
プログラムの更新を行うものとしたので、各マイコン用
の更新用動作プログラムが格納された更新用メモリを1
つのソケットに切り換えて装着することで、各マイコン
の動作プログラムの更新に対応することが可能となり、
誤挿入の虞やROM管理の煩雑さがなくなる。
【0027】また、バージョン比較によってどちらのプ
ログラム用メモリの更新であるのかや、更新用および現
行の各動作プログラムの新旧を自動的に判断するものと
すれば、スレーブ側では実際に使用されない無駄な更新
用動作プログラムを転送するということがなくなり、ま
た動作プログラムの更新ミス(書換えミス)が生じる虞
もなく、複数のマイコンの動作プログラムの更新が、簡
易且つ確実にできるようになる。
【0028】また、更新用動作プログラムだけでなく、
プログラム書換プログラムを転送するものとすれば、更
新用動作プログラムの形態に応じた適正な更新処理を行
うことができるようになる。例えば更新用動作プログラ
ムを圧縮データとして更新用メモリに格納し、その圧縮
アルゴリズムに対応する解凍アルゴリズムのプログラム
書換プログラムを転送して、この解凍アルゴリズムを使
用して展開することができるようになるから、更新用動
作プログラムを任意の圧縮アルゴリズムを使用して格納
した更新用メモリを供給することができる。また、シス
テム全体として、必ずプログラム書換プログラムを更新
用メモリに格納し、読み出したプログラム書換プログラ
ムをスレーブマイコンに転送するものとすれば、スレー
ブマイコンのプログラム用メモリに予めプログラム書換
プログラムを格納する必要がなくなり、その分を本来の
処理用プログラム格納エリアに割り当てることが可能と
なり、プログラム用メモリの利用効率を向上させること
ができる。
【0029】さらに、両マイコン間を、調歩同期通信方
式にしたがって信号伝送するものとすれば、両マイコン
間を信号接続する信号線の数を大幅に低減することがで
き、これにより、マスターマイコンが配されるマスター
回路と、スレーブマイコンが配されるスレーブ回路との
絶縁を、調歩同期式通信用の入出力2系統の信号線に対
してアイソレーションユニットを設けることで実現する
ことができ、アイソレーションユニットの数を大幅に低
減することも可能となる。
【0030】また、並列直列変換および直列並列変換の
機能を有する非同期データ転送用LSIを使用して信号
変換回路を構成すれば、信号変換回路を極めて簡易なも
のとすることができる。
【0031】一方、本発明による第2のマルチマイコン
システムによれば、マスターマイコンとスレーブマイコ
ンとの間を、シリアル通信方式である調歩同期式通信に
よって信号伝送するように信号変換回路を設け、この調
歩同期式通信用の入出力2系統の信号線に対してアイソ
レーションユニットを設けるものとしたので、上述の動
作プログラムの更新に限らず、その他の処理においても
2系統の信号線で双方向通信ができ、アイソレーション
ユニットの数を大幅に低減することが可能となる。
【0032】また、本システムを採用する装置と外部機
器とを接続するに際して、マスター回路と電気的に絶縁
されたスレーブ回路側において外部機器との接続を行
い、スレーブ回路に設けられたスレーブマイコンで外部
機器に対する直接制御を行うものとすれば、外部機器が
採用する通信プロトコルがシリアル通信であるかパラレ
ル通信であるかに拘わらず、また、外部機器毎に通信プ
ロトコルが相違しても、両マイコン間を2つの信号線で
調歩同期式通信で接続することが可能となり、フォトカ
プラ等のアイソレーションユニットの数を増やさなくて
も、マスター回路と外部機器との絶縁をとりつつ、外部
機器の通信プロトコルの多様な態様に対応することがで
きる、拡張適応性に富んだシステムを構成することが可
能となる。
【0033】また、並列直列変換および直列並列変換の
機能を有する非同期データ転送用LSIを使用して信号
変換回路を構成すれば、信号変換回路を極めて簡易なも
のとすることができる。
【0034】上記アイソレーション手段を有する第1お
よび第2のマルチマイコンシステムを、特に、先端部に
撮像手段が配設された電子内視鏡のスコープ部側の回
路、すなわち患者側回路にマスターマイコンが配され、
電子内視鏡の外部に接続される機器とのインターフェー
スを担う部分の回路、すなわちIO側回路にスレーブマ
イコンが配される電子内視鏡装置に適用すれば、1つの
ICソケットで簡易且つ確実に両マイコンの動作プログ
ラムの更新を行うことができる、機能拡大や利便性向上
に適した電子内視鏡装置を提供することが可能となる。
【0035】また、外部機器との通信をスレーブマイコ
ンに任せることができるから、外部機器の通信プロトコ
ルに拘わらず、マスターマイコンとスレーブマイコンと
の間、換言すれば患者側回路とIO側回路との間のアイ
ソレーションユニットの数を大幅に低減することも可能
となる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の実施
の形態によるマルチマイコンシステムの一構成例を示す
ブロック図である。
【0037】図1に示すように、この実施の形態による
マルチマイコンシステム100は、マスター回路10
1、スレーブ回路102、および両回路の間に介在する
アイソレーション回路103からなる。
【0038】マスターマイコンが配されるマスター回路
101には、マスター側処理部110と、更新用動作プ
ログラムが含まれている更新用メモリ111を装着する
ことができるソケット111aが設けられている。これ
から明らかなように、マスターマイコンは、マスター側
処理部110と更新用メモリ111とから構成される。
なお、本実施の形態における更新用メモリ111は、更
新用動作プログラムだけでなく、プログラム書換プログ
ラムを含むものとしている。また、図示しないが、マス
ター回路101には、これ以外にも、マスターマイコン
の現行動作プログラムを格納するROM(読出専用メモ
リ)、マスターマイコン用の展開用メモリやワークエリ
アとしてのRAM(読み書き用メモリ)、および周辺回
路等とのインターフェース部としてのI/O等が設けら
れる。
【0039】一方、スレーブマイコンが配されるスレー
ブ回路102には、スレーブ側処理部120と、現行動
作プログラムを格納するプログラム用メモリ123と、
マスター回路101から転送されたプログラム書換プロ
グラムを格納することができる展開用メモリ122とが
設けられている。展開用メモリ122としては、通常処
理時に使用されるワークRAMを使用するとよい。な
お、図示しないが、スレーブ回路102には、これ以外
にも、周辺回路等とのインターフェース部としてのI/
O等が設けられる。
【0040】また、マスター回路101には、マスター
側処理部110から入力されたパラレルデータを調歩同
期式信号に変換してスレーブ回路102に出力すると共
に、スレーブ回路102から入力された調歩同期式信号
をパラレルデータに変換してマスター側処理部110に
出力する信号変換回路115が設けられている。また、
スレーブ回路102には、スレーブ側処理部120から
入力されたパラレルデータを調歩同期式信号に変換して
マスター側処理部110に出力すると共に、このマスタ
ー側処理部110から入力された調歩同期式信号をパラ
レルデータに変換してスレーブ側処理部120に出力す
る信号変換回路125が設けられている。
【0041】両信号変換回路115,125は、上述の
ようにパラレルデータ(並列データ)とシリアルデータ
(直列データ)である調歩同期式信号との間で、相互変
換を行うものであり、データ転送の双方向性を必要とす
るので、ここでは、並列直列変換および直列並列変換の
両機能を有する非同期データ転送用LSIであるUAR
T(ユーアート;universal asynchronous receiver tr
ansmiter)を使用して構成されている。
【0042】アイソレーション回路103は、この両信
号変換回路115,125間の絶縁が取られるように、
両信号変換回路115,125間を接続する入出力の2
系統分の調歩同期信号線に対してそれぞれ1つのアイソ
レーションユニットが配設されている。アイソレーショ
ンユニットとしては、例えばフォトカプラやアイソレー
ショントランス等を使用すればよい。なお、実際のシス
テムにおいては、両信号変換回路115,125間の調
歩同期信号線に対してだけでなく、マスター回路101
とスレーブ回路102との間の絶縁が取られるように、
その他の信号線、例えばビデオ信号線等に対してもアイ
ソレーションユニットを配設する。
【0043】次に、このシステム100におけるプログ
ラムの更新処理について説明する。
【0044】先ず、操作者(不図示)は、このシステム
100が搭載された装置の電源をOFFした状態で、更
新用プログラムが含まれた更新用メモリ111を、マス
ター回路101のソケット111aに装着し、その後、
電源を再投入する。
【0045】マスター側処理部110およびスレーブ側
処理部120は、それぞれ初期処理を行い、スレーブ側
処理部120は、割込みが入るまで待機する。
【0046】マスター側処理部110は、ソケット11
1aに更新用メモリ111が装着された状態で電源が投
入されたとき、先ず転送前の前処理、すなわちスレーブ
マイコンに対する更新用動作プログラムが更新用メモリ
111に含まれているか否かを判断する。そして、含ま
れていると判断したときにのみ、該更新用動作プログラ
ムをスレーブ回路102に転送するようにする。なお、
更新用メモリ111に含まれている更新用動作プログラ
ムが自身に対するものであると判断したときには、自身
のプログラム更新モードに移行する。
【0047】この判断方法としては、例えば、操作者の
判断に基づくキー入力に従うという方法もあるが、以下
のような方法により自動認識を行うのが好ましい。すな
わち、マスター側処理部110は、先ずスレーブ側処理
部120に対して、スレーブマイコンの現行動作プログ
ラムのバージョン情報を転送するように要求する。スレ
ーブ側処理部120は、マスター回路101すなわちマ
スター側処理部110からの要求にしたがい、プログラ
ム用メモリ123に格納されている自身の現行動作プロ
グラムのバージョン情報を、信号変換回路115,12
5およびアイソレーション回路103を介してマスター
側処理部110に転送する。
【0048】マスター側処理部110は、更新用メモリ
111から更新用動作プログラムのバージョン情報を読
み出して、この読み出した更新用動作プログラムのバー
ジョン情報と、スレーブ回路102すなわちスレーブ側
処理部120から転送された現行動作プログラムのバー
ジョン情報とを比較し、更新用動作プログラムの方が現
行動作プログラムよりも新しいときに、スレーブマイコ
ンに対する更新用動作プログラムが更新用メモリ111
に含まれているものとする。バージョン情報の比較の際
には、各動作プログラムの識別名やタイムスタンプを利
用する。
【0049】このように、予め転送前の前処理を行い、
更新用メモリ111に含まれている更新用動作プログラ
ムがスレーブマイコンに対するものであって且つ現行動
作プログラムよりも新しいときのみ、後述するプログラ
ムの更新処理を行うようにすれば、実際にはスレーブマ
イコン側で書き換えられない更新用動作プログラムをス
レーブマイコンに転送するという無駄を省くことができ
る。
【0050】また、マスターマイコンに対する更新用動
作プログラムや古いバージョンの動作プログラムでスレ
ーブマイコンの動作プログラムを書き換えてしまうとい
う間違いも起こらない。さらに、このように自動的に処
理するようにすれば、操作者の手を煩わせることもな
い。
【0051】なお、効率的ではないが、スレーブマイコ
ンに対する更新用動作プログラムのときには、マスター
マイコン側で新旧の判断をすることなく更新用プログラ
ムを直ちにスレーブマイコンに転送し、新旧の判断はス
レーブマイコン自身で行うようにしてもよい。
【0052】また、マスター回路101が配される機器
とスレーブ回路102が配される機器とが別体のもの
で、ケーブル等によって接続された状態で使用される形
態を採るシステムのときには、両回路101,102の
接続状況を予め確認する手段を設け、接続状態に応じた
処理、すなわち両回路101,102間が接続されてい
るときにのみ上記前処理や後述するプログラムの更新処
理を行い、接続されていなければ上記前処理等を行うこ
となく処理を停止するようにするのが好ましい。
【0053】次に、マスター側処理部110は、上述し
た転送前の前処理によって、更新用動作プログラムがス
レーブマイコンに対する新しいものと判断したときに
は、スレーブマイコンに対するプログラムの更新処理に
移行する。すなわち、先ず、更新用メモリ111に、プ
ログラム書換プログラムが含まれているか否かを判断
し、含まれていると判断したときには更新用メモリ11
1からプログラム書換プログラムを読み出して、この読
み出したプログラム書換プログラムを、信号変換回路1
15,125およびアイソレーション回路103を介し
てスレーブ回路102に転送する。スレーブ側処理部1
20は、マスター回路101から転送されたプログラム
書換プログラムを展開用メモリ122に書き込み、マス
ター回路101から転送されたプログラム書換プログラ
ムを使用して、後述する動作プログラムの更新を行う。
【0054】なお、プログラム書換プログラムがマスタ
ー回路101から転送されないときには、スレーブ側処
理部120は、プログラム用メモリ123に格納されて
いるプログラム書換プログラムを展開用メモリ122に
書き込み、動作プログラムの更新を行うようにする。
【0055】このように、更新用動作プログラムだけで
なく、プログラム書換プログラムを転送するようにすれ
ば、更新用動作プログラムの形態に応じた処理を行うこ
とができるようになる。例えば更新用動作プログラムを
圧縮データとして更新用メモリ111に格納する場合
に、その圧縮アルゴリズムに対応する解凍アルゴリズム
のプログラムを転送して、この解凍アルゴリズムを使用
して展開することができるので、任意の圧縮アルゴリズ
ムを使用することができるようになる。また、プログラ
ム更新のシステム全体として、必ずプログラム書換プロ
グラムを更新用メモリ111に格納し、このプログラム
書換プログラムを転送するものとすれば、プログラム用
メモリ123に格納すべき動作プログラムは、スレーブ
回路102における一般的な処理の部分(真の動作プロ
グラム部分)とプログラム書換プログラムを展開用メモ
リ122に書き込むための部分だけでよくなり、更新用
動作プログラムの受信や更新用動作プログラムをプログ
ラム用メモリ123に書き込むための、普段は使用しな
い部分を格納しておくという無駄を省くことができる。
【0056】次に、スレーブ回路102側でのプログラ
ム書換プログラムの書込みが終了した後、マスター側処
理部110は、更新用メモリ111から更新用動作プロ
グラムを読み出して、この読み出した更新用動作プログ
ラムを、信号変換回路115,125およびアイソレー
ション回路103を介してスレーブ回路102に転送す
る。スレーブ側処理部120は、マスター回路101か
ら転送された更新用動作プログラムをプログラム用メモ
リ123に書き込むことで、現行動作プログラムを更新
用動作プログラムに更新する。このとき、更新用動作プ
ログラムの容量がプログラム用メモリ123の書換単位
を越えるときには、書換単位毎に何回かに分割してプロ
グラム転送と書込みを行うようにする。
【0057】以上説明したように、マスター回路101
側においてソケット111aに装着された更新用メモリ
111からスレーブマイコン用の更新用動作プログラム
を読み出して、この読み出した更新用動作プログラムを
スレーブ回路102側に転送し、転送された更新用動作
プログラムをプログラム用メモリ123に書き込むと言
う簡易な方法で、更新用メモリ装着のためのソケットを
有していないスレーブ回路102に配されたスレーブマ
イコンに対して動作プログラムの更新が可能となる。
【0058】また、マスター回路に設けられた1つのソ
ケットに対して、各マイコン用の更新用動作プログラム
が格納された更新用メモリを切り替えて装着すること
で、両マイコンの動作プログラムの更新に対応できるの
で、誤挿入の虞やROM管理の煩雑さがなくなる。
【0059】さらに、バージョン比較によってどちらの
プログラム用メモリの更新であるのかや、更新用および
現行の各動作プログラムの新旧を自動的に判断するよう
にすれば、無駄なプログラム転送や動作プログラムの更
新ミス(書換えミス)が生じる虞がない。
【0060】このように本発明によるマルチマイコンシ
ステムによれば、1つのICソケットに所望の更新用動
作プログラムが格納された更新用メモリを装着するとい
う簡易な方法で、複数のマイコンの各動作プログラムの
更新が確実にでき、機能拡大や利便性向上を図ることが
できるようになる。
【0061】さらに、両マイコン間を、パラレル信号で
インターフェースすると多数の制御線が必要となり、そ
の分だけアイソレーションユニットの数が必要となる
が、本発明によるシステムによれば、マスター側処理部
110とスレーブ側処理部120とは、パラレル信号で
はなく、シリアル信号である調歩同期信号によって信号
接続(双方向通信)するようにしているので、両処理部
110,120間の信号線が極めて少なく、マスター回
路110とスレーブ回路102間を絶縁するためのアイ
ソレーションユニットの数を大幅に低減できる。また、
パラレル信号をシリアル信号に変換するに際して、変換
用汎用LSIであるUARTを使用しているので、信号
変換回路115,125を簡易にできる。なお、調歩同
期信号としているので、同じシリアル通信の範疇のクロ
ック同期式通信と比べても、クロック信号の方向性の切
換回路や該信号用のアイソレーションユニットが不要と
なる分、アイソレーション回路103を簡易にできる。
【0062】また、アイソレーションユニットの数を大
幅に低減できると言うことは、上述した動作プログラム
の更新の場合だけでなく、その他の処理においても同様
である。したがって、スレーブ回路側において外部機器
との接続を行い、スレーブ回路に設けられたスレーブマ
イコンで外部機器に対する直接制御を行うものとすれ
ば、外部機器が採用する通信プロトコルがシリアル通信
であるがパラレル通信であるかに拘わらず、また、外部
機器毎に通信プロトコルが相違しても、両マイコン間を
2つの信号線で接続することができ、且つマスター回路
と外部機器とのアイソレーションを取ることもできる。
【0063】次に、本発明を電子内視鏡装置に適用した
場合における、具体的な動作プログラムの更新方法につ
いて、図2〜図4を参照して説明する。図2は電子内視
鏡装置のプログラム更新に関するマイコン回路の部分を
示したブロック図、図3は電子内視鏡装置におけるプロ
グラムの更新処理を示す患者側回路のフローチャート、
図4は同じくIO側回路のフローチャートである。
【0064】図2に示すように、この電子内視鏡装置の
マイコン回路は、マスター回路に対応する患者側回路1
と、スレーブ回路に対応するIO側回路2と、アイソレ
ーション回路3とに大別される。患者側回路1とIO側
回路2は、アイソレーション回路3を介して接続されて
いる。
【0065】患者側回路1は、先端部にCCD撮像素子
等の撮像手段が配設された電子内視鏡のスコープ部の回
路であって、この患者側回路1には、マスター側処理部
に対応する患者側マイコンの処理部(以下患者側処理部
という)10、更新用メモリに対応する更新用プログラ
ムが含まれたROM11、マスターマイコン用の展開用
メモリ等に対応するRAM12、マスターマイコン用の
プログラム用メモリに対応する、患者側マイコンの動作
プログラムを格納するフラッシュROM13、書込電圧
制御回路14、患者側処理部10から入力されるパラレ
ルデータ(制御データを含む)を調歩同期式信号に変換
してIO側回路2に出力すると共に、IO側回路2から
入力される調歩同期式信号をパラレルデータ(制御デー
タを含む)に変換して患者側処理部10に入力する、U
ARTから成る信号変換回路15、および周辺回路等と
のインターフェース部としてのI/O16a〜16nが
設けられている。なお、図2においては、ROM11が
既にICソケットに装着された状態を示している。
【0066】また、IO側回路2は電子内視鏡の外部に
接続される機器とのインターフェースを担う部分の回路
であって、このIO側回路2には、スレーブ側処理部に
対応するIO側マイコンの処理部(以下IO側処理部と
いう)20、展開用メモリに対応するRAM22、スレ
ーブマイコン用のプログラム用メモリに対応する、IO
側マイコンの動作プログラムを格納するフラッシュRO
M23、書込電圧制御回路24、IO側処理部20から
入力されるパラレルデータ(制御データを含む)を調歩
同期式信号に変換して患者側回路1に出力すると共に、
患者側回路1から入力される調歩同期式信号をパラレル
データ(制御データを含む)に変換してIO側処理部2
0に入力する、UARTから成る信号変換回路25、お
よび周辺回路等とのインターフェース部としてのI/O
26a〜26nが設けられている。
【0067】アイソレーション回路3は、この両信号変
換回路15,25間の絶縁が取られるように、両信号変
換回路15,25間を接続する入出力の2系統分の調歩
同期信号線に対してそれぞれ1つのアイソレーションユ
ニットが配設されている。
【0068】次に、この装置における動作プログラムの
更新処理について図3および図4に示すフローチャート
を参照して説明する。
【0069】装置の電源が投入されたとき、患者側処理
部10は、先ず、自身のマイコン内の初期処理を行う
(ST10)。このとき、IO側処理部20は、自身の
マイコン内の初期処理を行うと共に、患者側回路1から
割込みが入るまで待機する。
【0070】次に、患者側処理部10は、更新用プログ
ラムが含まれたROM11がICソケットに装着された
状態で電源が投入されたときには、ROM11内のバー
ジョン情報を取得する(ST11)。
【0071】バージョン情報には、更新用プログラムが
患者側回路1用のものなのかIO側回路2用のものなの
か示す情報、例えば判定用IDと、更新用動作プログラ
ムの識別名若しくはタイムスタンプを含むようにしてお
く。これらの情報は、一連の番号に、前述した判定用I
D、識別名、タイムスタンプ等の内容を示すように意味
を持たせて、1つのIDコードを付するようにしてもよ
い。
【0072】次に患者側処理部10は、取得したバージ
ョン情報に基づいて、装着されたROM11内の更新用
動作プログラムが、自身の書換え、すなわち患者側回路
1用のものなのかIO側回路2用のものなのかを判断し
(ST12)、自身の書換え用のものであれば、自身の
動作プログラムを書き換える処理に移行する(ST1
3)。
【0073】一方、更新用プログラムがIO側回路2用
のときには、IO側処理部20に割込みをかけ、IO側
処理部20に対してIO側マイコンのバージョン情報、
すなわちフラッシュROM23のバージョン情報を表す
フラッシュROM23内の現行動作プログラムの識別名
若しくはタイムスタンプを患者側処理部10に送信する
よう要求し、フラッシュROM23のバージョン情報を
取得する(ST14)。
【0074】患者側処理部10は、IO側回路2から送
信されたフラッシュROM23のバージョン情報と、ス
テップ11において取得した更新用動作プログラムのバ
ージョン情報とに基づいて、各動作プログラムの識別名
若しくはタイムスタンプを比較して、現行動作プログラ
ムを更新用動作プログラムに更新すべきか否か、すなわ
ち、更新用動作プログラムのバージョンが、フラッシュ
ROM23内の現行動作プログラムのバージョンよりも
新しいか否かを判断し、新しくなく、更新すべきでない
と判断したときには更新不要であるので、通常処理に戻
る(ST16)。一方、新しく、更新すべきと判断した
ときには、プログラム書換コマンドをIO側回路2に送
信し(ST17)、IO側回路2からプログラム書換準
備完了コマンドが送信されるまで待つ(ST20−いい
え)。この際、ROM11にプログラム書換プログラム
が含まれているときには、このプログラム書換プログラ
ムをROM11から読み出して、読み出したプログラム
書換プログラムを、信号変換回路15,アイソレーショ
ン回路3および信号変換回路25を順次介してIO側回
路2に転送する。
【0075】患者側回路1から送信されたプログラム書
換コマンドを受信したIO側処理部20は(ST3
0)、患者側回路1にBUSYコマンドを送信する(S
T32)。次に、現在の処理を完了させ(ST33)、
完了後、患者側回路1にプログラム書換準備完了コマン
ドを送信する(ST34)。この際、IO側処理部20
は、患者側回路1から転送されたプログラム書換プログ
ラムをRAM22に書き込む。なお、プログラム書換プ
ログラムが患者側回路1から転送されないときには、I
O側処理部20は、フラッシュROM23に格納されて
いるプログラム書換プログラムをRAM22に書き込む
ようにする。一方、割込みが入ったときに、それがプロ
グラム書換コマンドの受信でないときには、IO側処理
部20は、通常処理に戻る(ST31)。
【0076】IO側回路2から送信されたプログラム書
換準備完了コマンドを受信した患者側処理部10は(S
T20−はい)、ROM11からプログラムデータを読
み込み(ST21)、読み込んだプログラムデータをI
O側処理部20に転送する(ST22)。このプログラ
ムデータを入手したIO側処理部20は(ST40)、
転送されたプログラムデータにより、現行動作プログラ
ムの更新を行う。すなわち、フラッシュROM23への
プログラムデータの書込みを開始すると共に、患者側処
理部10にウエイトをかけ、書込み完了後に、患者側処
理部10に解除コマンドを送信して、ウエイトを解除す
る(ST42〜ST45)。フラッシュROM23への
プログラムデータの書込みは、書込電圧制御回路24を
制御することで行う。
【0077】なお、フラッシュROM23は、ある一定
のブロック(例えば256バイト)を1ブロックとして
書換単位が決まっているが、この書換単位にアクセスす
るときには、同一チップの他のブロック空間にはアクセ
スできないのが一般的である。これに基づき、患者側回
路1からIO側回路2へのプログラム転送は、フラッシ
ュROM23の書換単位で行うようにする。したがっ
て、更新プログラム内の動作プログラムの容量が、この
書換単位以上のときには、何回かに分けて転送と書込み
を行うことになる。
【0078】具体的には、先ず、患者側処理部10は、
ROM11から全プログラムデータの読込みが完了した
か否かを、読み込んだプログラムデータにエンドコード
があるか否かで判断し、エンドコードがあると判断した
ときには通常処理に戻るが(ST16)、エンドコード
がないと判断したときには、IO側回路2からウエイト
がかかっていなければ、引き続き、データの読込みと転
送を行う(ST24−いいえ、ST21、ST22)。
一方、IO側回路2からウエイトがかかっているときに
は、IO側回路2から解除コマンドが送信されウエイト
が解除されるまで待つ(ST24−はい)。
【0079】また、IO側処理部20は、全プログラム
データの入手が完了したか否かを、転送されたプログラ
ムデータにエンドコードがあるか否かで判断し、エンド
コードがあると判断したときには書込処理を完了させる
が(ST46−はい)、エンドコードがないと判断した
ときには、入手したデータ分の書込処理の完了後にステ
ップ40に戻って、以下ステップ40〜46を繰り返す
(ST46−いいえ)。
【0080】以上説明したように、本発明によるマルチ
マイコンシステムを電子内視鏡装置に適用した場合にお
いても、患者側マイコン(マスターマイコン)が配され
た患者側回路(マスター回路)1においてICソケット
に装着されたROM(更新用メモリ)11からIO側マ
イコン(スレーブマイコン)用の更新用プログラムを読
み出して、この読み出した更新用プログラムをIO側回
路2に転送し、転送された更新用プログラムをフラッシ
ュROM23に書き込むと言う簡易な方法で、IO側マ
イコンに対して動作プログラムの更新が可能となる。ま
た、プログラムの書換えミスも起こらず、更新用ROM
11の管理の煩雑さもない。さらに、ROM交換によっ
てプログラムデータの更新を行うという、従来から用い
られている方法を採用しているので、市場での受け入れ
も容易である。
【0081】さらに、患者側処理部10とIO側処理部
20とは、シリアル信号である調歩同期信号によって信
号接続されており、患者側回路1とIO側回路2との間
を絶縁するためのアイソレーションユニットの数を大幅
に低減できる。
【0082】また、パラレル信号をシリアル信号に変換
するに際して、変換用汎用LSIであるUARTを使用
しているので、信号変換回路15,25を簡易にでき
る。
【0083】以上、本発明によるマルチマイコンシステ
ムの好適な実施の形態について説明したが、本発明は上
記実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を
変更しない限りにおいて、種々変更することが可能であ
る。
【0084】例えば、本発明を電子内視鏡に適用した具
体的な実施の形態においては、患者側回路1から転送さ
れた更新用動作プログラムをIO側回路2に設けられた
フラッシュROM23に書き込むことでIO側マイコン
の動作プログラムの更新を行うようにしたものについて
説明したが、動作プログラムの更新と言う点に関してい
えば、この逆の態様とすることもできる。すなわち、患
者側回路1にはROM11用のICソケットを設けるこ
となく、この患者側回路1をスレーブ回路として構成す
ると共に、IO側回路2に更新用メモリを装着するため
のICソケットを設け、このIO側回路2をマスター回
路として構成し、このICソケットに装着された更新用
メモリから患者側マイコン用の更新用動作プログラムを
読み出して、この読み出した更新用動作プログラムを患
者側回路1に転送し、転送された更新用動作プログラム
をフラッシュROM13に書き込むことにより、患者側
マイコンに対して動作プログラムの更新を行うことがで
きる。
【0085】また、本発明によるマルチマイコンシステ
ムは、電子内視鏡装置に限らず、心電計等の医療用電子
機器や、TVやVTR等の家庭用電子機器を始めとする
各種電子機器に適用することができる。また、スレーブ
マイコンは1つと限らず複数であってもよく、この複数
のスレーブマイコン各々に対して、更新用メモリから読
み出したそれ用の更新用動作プログラムをマスターマイ
コンからスレーブマイコンに転送し、転送された更新用
プログラムを各マイコンのプログラム用メモリに書き込
むことで、各スレーブマイコンの動作プログラムの更新
を個別に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるマルチマイコンシス
テムの一構成例を示すブロック図
【図2】本発明のマルチマイコンシステムを電子内視鏡
装置に適用した構成例を示すブロック図
【図3】本発明のマルチマイコンシステムを電子内視鏡
装置に適用した場合における、プログラムの更新処理を
示す患者側回路のフローチャート
【図4】本発明のマルチマイコンシステムを電子内視鏡
装置に適用した場合における、プログラムの更新処理を
示すIO側回路のフローチャート
【符号の説明】
1 患者側回路(マスター回路) 2 IO側回路(スレーブ回路) 3 アイソレーション回路 10 患者側マイコンの処理部 11 ROM(更新用メモリ) 12 RAM 13 フラッシュROM 14 書込電圧制御回路 15 信号変換回路 20 IO側マイコンの処理部 22 RAM(展開用メモリ) 23 フラッシュROM(プログラム用メモリ) 24 書込電圧制御回路 25 信号変換回路 101 マスター回路 102 スレーブ回路 103 アイソレーション回路 110 マスター側処理部 111 更新用メモリ 115 信号変換回路 120 スレーブ側処理部 122 展開用メモリ 123 プログラム用メモリ 125 信号変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C061 AA00 BB00 CC06 DD00 JJ12 LL02 NN01 NN03 NN05 NN07 SS21 SS30 UU02 YY02 YY14 YY18 5B076 AC03 BB06 EB03 5K048 AA03 AA04 BA01 DC04 EB04 EB15 FC01 GC05 HA01 HA02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスターマイコンとスレーブマイコンと
    から構成されるマルチマイコンシステムにおいて、 前記マスターマイコンが配されるマスター回路に、更新
    用動作プログラムが含まれている更新用メモリを装着す
    ることができるソケットが設けられ、 前記マスターマイコンが、前記ソケットに前記更新用メ
    モリが装着されたときに、前記スレーブマイコンに対す
    る前記更新用動作プログラムが前記更新用メモリに含ま
    れているか否かを判断し、含まれていると判断したとき
    には該更新用動作プログラムを前記スレーブマイコンが
    配されるスレーブ回路に転送するマスター側処理部を有
    するものであり、 前記スレーブマイコンが、現行動作プログラムを格納す
    るプログラム用メモリと、前記更新用動作プログラムが
    転送されたときに、前記現行動作プログラムを前記更新
    用動作プログラムにより更新するスレーブ側処理部とを
    有するものであることを特徴とするマルチマイコンシス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記スレーブ側処理部が、前記現行動作
    プログラムのバージョン情報を前記マスター側処理部に
    転送するものであり、 前記マスター側処理部が、前記更新用メモリから更新用
    動作プログラムのバージョン情報を読み出して、該読み
    出した前記更新用動作プログラムのバージョン情報と転
    送された前記現行動作プログラムのバージョン情報とを
    比較することにより、前記スレーブマイコンに対する更
    新用動作プログラムが前記更新用メモリに含まれている
    か否かを判断するものであることを特徴とする請求項1
    記載のマルチマイコンシステム。
  3. 【請求項3】 前記更新用メモリが、プログラム書換プ
    ログラムを含むものであり、 前記マスター側処理部が、前記ソケットに前記更新用メ
    モリが装着されたときに、該更新用メモリから前記プロ
    グラム書換プログラムを読み出して、該プログラム書換
    プログラムを前記スレーブ回路に転送するものであり、 前記スレーブマイコンが、前記プログラム書換プログラ
    ムを格納することができる展開用メモリを有するもので
    あり、 前記マスター側処理部が、転送されたプログラム書換プ
    ログラムを前記展開用メモリに書き込み、該書き込んだ
    前記プログラム書換プログラムを使用して、前記更新を
    行うものであることを特徴とする請求項1または2記載
    のマルチマイコンシステム。
  4. 【請求項4】 前記マスター側処理部から入力されたパ
    ラレルデータを調歩同期式信号に変換して前記スレーブ
    回路に出力すると共に前記スレーブ回路から入力された
    調歩同期式信号をパラレルデータに変換して前記マスタ
    ー側処理部に出力する第1の信号変換回路と、 前記スレーブ側処理部から入力されたパラレルデータを
    調歩同期式信号に変換して前記マスター回路に出力する
    と共に前記マスター回路から入力された調歩同期式信号
    をパラレルデータに変換して前記スレーブ側処理部に出
    力する第2の信号変換回路とをさらに有するものである
    ことを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載のマ
    ルチマイコンシステム。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2の信号変換回路が、
    並列直列変換および直列並列変換の機能を有する非同期
    データ転送用LSIから成るものであること特徴とする
    請求項4記載のマルチマイコンシステム。
  6. 【請求項6】 前記第1の信号変換回路と前記第2の信
    号変換回路とを電気的に絶縁するアイソレーション手段
    とを有することを特徴とする請求項4または5記載のマ
    ルチマイコンシステム。
  7. 【請求項7】 マスターマイコンとスレーブマイコンと
    から構成されるマルチマイコンシステムにおいて、 前記マスターマイコンから入力されたパラレルデータを
    調歩同期式信号に変換して前記スレーブ回路に出力する
    と共に前記スレーブマイコンから入力された調歩同期式
    信号をパラレルデータに変換して前記マスターマイコン
    に出力する第1の信号変換回路と、 前記スレーブマイコンから入力されたパラレルデータを
    調歩同期式信号に変換して前記マスターマイコンに出力
    すると共に前記マスターマイコンから入力された調歩同
    期式信号をパラレルデータに変換して前記スレーブマイ
    コンに出力する第2の信号変換回路と、 前記第1の信号変換回路と前記第2の信号変換回路とを
    電気的に絶縁するアイソレーション手段とを有すること
    を特徴とするマルチマイコンシステム。
  8. 【請求項8】 前記第1および第2の信号変換回路が、
    並列直列変換および直列並列変換の機能を有する非同期
    データ転送用LSIから成るものであること特徴とする
    請求項7記載のマルチマイコンシステム。
  9. 【請求項9】 前記マスターマイコンが、先端部に撮像
    手段が配設された電子内視鏡のスコープ部側の回路に配
    されるものであり、 前記スレーブマイコンが、前記電子内視鏡の外部に接続
    される機器とのインターフェースを担う部分の回路に配
    されるものであることを特徴とする請求項6から8いず
    れか1項記載のマルチマイコンシステム。
JP11091498A 1999-03-31 1999-03-31 マルチマイコンシステム Pending JP2000284957A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11091498A JP2000284957A (ja) 1999-03-31 1999-03-31 マルチマイコンシステム
US09/540,899 US6715068B1 (en) 1999-03-31 2000-03-31 Multi-microcomputer system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11091498A JP2000284957A (ja) 1999-03-31 1999-03-31 マルチマイコンシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000284957A true JP2000284957A (ja) 2000-10-13

Family

ID=14028090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11091498A Pending JP2000284957A (ja) 1999-03-31 1999-03-31 マルチマイコンシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000284957A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005185691A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Fujinon Corp 電子内視鏡装置およびプログラム転送方法
JP2005227969A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Sony Corp 情報信号処理装置、その初期化方法、並びにプログラムおよびそれを記録した媒体
JP2006043238A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Pentax Corp 電子内視鏡装置
US7962098B2 (en) 2004-09-07 2011-06-14 Olympus Corporation Antenna unit and receiving apparatus using the same
JP2011224091A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Hoya Corp 電子内視鏡及びシステム
WO2012005136A1 (ja) 2010-07-07 2012-01-12 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡システムおよび内視鏡システムの制御方法
WO2013154130A1 (ja) * 2012-04-11 2013-10-17 オリンパス株式会社 内視鏡装置および内視鏡システム
JPWO2016163389A1 (ja) * 2015-04-07 2017-07-13 株式会社モリタ製作所 医療用診療装置
JP2021012406A (ja) * 2019-07-03 2021-02-04 アズビル株式会社 情報記憶装置、ソフトウェア更新方法、および、冗長化システム

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4636224B2 (ja) * 2003-12-26 2011-02-23 富士フイルム株式会社 電子内視鏡装置およびプログラム転送方法
JP2005185691A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Fujinon Corp 電子内視鏡装置およびプログラム転送方法
JP2005227969A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Sony Corp 情報信号処理装置、その初期化方法、並びにプログラムおよびそれを記録した媒体
JP4655483B2 (ja) * 2004-02-12 2011-03-23 ソニー株式会社 情報信号処理装置およびその方法、プログラム、並びに記録媒体
US7749158B2 (en) 2004-08-06 2010-07-06 Hoya Corporation Electronic endoscope
JP4531478B2 (ja) * 2004-08-06 2010-08-25 Hoya株式会社 電子内視鏡装置
JP2006043238A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Pentax Corp 電子内視鏡装置
US7962098B2 (en) 2004-09-07 2011-06-14 Olympus Corporation Antenna unit and receiving apparatus using the same
JP2011224091A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Hoya Corp 電子内視鏡及びシステム
WO2012005136A1 (ja) 2010-07-07 2012-01-12 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡システムおよび内視鏡システムの制御方法
WO2013154130A1 (ja) * 2012-04-11 2013-10-17 オリンパス株式会社 内視鏡装置および内視鏡システム
JPWO2013154130A1 (ja) * 2012-04-11 2015-12-17 オリンパス株式会社 内視鏡装置および内視鏡システム
JPWO2016163389A1 (ja) * 2015-04-07 2017-07-13 株式会社モリタ製作所 医療用診療装置
JP2021012406A (ja) * 2019-07-03 2021-02-04 アズビル株式会社 情報記憶装置、ソフトウェア更新方法、および、冗長化システム
JP7454919B2 (ja) 2019-07-03 2024-03-25 アズビル株式会社 情報記憶装置、ソフトウェア更新方法、および、冗長化システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6715068B1 (en) Multi-microcomputer system
KR960003066B1 (ko) 컴퓨터, 기능확장용 어댑터 및 컴퓨터 시스템 재구성화 장치 및 방법
EP0938218B1 (en) Data communication system, method of communicating data and data communication apparatus
US7515831B2 (en) System and method for auto-configuring a telecommunication device with an embedded controller
JP2000284957A (ja) マルチマイコンシステム
US7585272B2 (en) Electronic endoscope, and method for transferring programs
US6430710B1 (en) Data processing system with RAS data acquisition function
JP2008293181A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
US6904022B2 (en) Data transfer control device, information storage medium and electronic equipment
JP2000284948A (ja) マルチマイコンシステム
JP6525598B2 (ja) 放射線画像撮影システム、放射線画像撮影装置、処理実行装置、放射線画像撮影システムの制御方法、放射線画像撮影装置の制御方法、処理実行装置の制御方法、放射線画像撮影システムの制御プログラム、放射線画像撮影装置の制御プログラム、及び処理実行装置の制御プログラム
EP1977695B1 (en) Ultrasound endoscope system and control method of ultrasound endoscope system
JP4537502B2 (ja) 画像データ通信システムおよび画像データ通信方法ならびに画像データ通信システムを構成するディジタル・カメラおよび画像データ送信方法
US8154603B2 (en) Imaging device transferring data to external device
EP1394682A2 (en) Data transfer control device, program and method of fabricating electronic instrument
JP2002366919A (ja) 無線メモリカード及び無線メモリカード管理方法
JP2004040370A (ja) 画像処理装置およびその制御方法およびプログラムおよび記憶媒体
JP2002163225A (ja) Usb接続制御方法およびusbシステム
JP4178915B2 (ja) 電子機器
JP2003046511A (ja) 情報処理装置と情報処理方法、及び情報処理システム、並びに記憶媒体
JP4485113B2 (ja) 小型カード用pcアダプタ
JP3318463B2 (ja) 情報通信方法
KR100493069B1 (ko) 스마트폰에서 부트 이미지를 복구하는 방법 및 장치
CN117573594A (zh) 串行传输处理方法、装置、存储介质及电子设备
JP2971113B2 (ja) キーボードインタフェース方式

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060106

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060131