JP2000280671A - ファイル - Google Patents

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JP2000280671A
JP2000280671A JP11093392A JP9339299A JP2000280671A JP 2000280671 A JP2000280671 A JP 2000280671A JP 11093392 A JP11093392 A JP 11093392A JP 9339299 A JP9339299 A JP 9339299A JP 2000280671 A JP2000280671 A JP 2000280671A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表紙体の内面側に装着された綴じ具を容易に
取り外しできるようにすること。 【解決手段】 背表紙11の外面側に外側部材15及び
第2の外側部材16が配置される一方、内面側に複数の
綴じ具17が配置されている。綴じ具17は、各外側部
材15,16の内面に形成されて背表紙11を貫通する
フック31,32及び係合軸部41に係合して装着可能
となっている。綴じ具17の装着が行われた状態では、
当該綴じ具17のベース44領域に設けられた舌片57
の突起59が外側部材15のストッパ係合部33に形成
された凹部36に係合可能であり、これにより、綴じ具
17の抜け若しくは脱落が防止されるようになってい
る。また、舌片57には操作部47が設けられ、この操
作部47の押圧操作面67を押圧することで前記突起5
9を凹部36から脱落させて綴じ具17の取り外しが可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファイルに係り、更
に詳しくは、複数個の綴じ具を表紙体側に装着できる一
方、外側からの操作によって綴じ具を表紙体から取り外
すことのできるファイルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、個々に独立した綴じ具を複数
個装着可能としたファイルが知られている。このファイ
ルは、板状をなすベース部材に複数列の溝を設けてお
き、各溝に綴じ具をスライド操作で装着することによ
り、綴じ具毎に独立した書類の加除整理が行えるように
なっている。また、ベース部材に片状のストッパを形成
し、綴じ具がベース部材の所定の装着位置にセットされ
たときに、ストッパが綴じ具に係合して当該綴じ具の移
動を規制する構成も採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなファイルにあっては、前記ストッパが作用している
状態を解除する場合に、ベース部材の内面側からストッ
パを押圧変位させることで綴じ具を取り外す方向に移動
可能とするものであり、従って、ファイルの外側から綴
じ具を取り外すための操作を行い得ないという不都合が
ある。そのため、書類等が綴じ具に綴じ込まれた状態で
は、指先をストッパにアクセスする空間がなくなり、当
該ストッパの押圧操作自体を困難ならしめるという不都
合を招来する。
【0004】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して
案出されたものであり、その目的は、表紙体の内面側に
装着された綴じ具に書類等が綴じ込まれた状態であって
も、これに左右されることなく、外側からの操作によっ
て容易に綴じ具を取り外しできるファイルを提供するこ
とにある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記目的を達成するた
め、本発明は、表紙体と、この表紙体の外面側に位置す
る外側部材と、表紙体の内面側に位置するとともに前記
外側部材と相互に係合して表紙体を挟み込むように設け
られた綴じ具とを備えたファイルにおいて、前記外側部
材は前記表紙体の内側面内に露出するストッパ係合部を
備え、前記綴じ具は前記外側部材に対して所定の係合位
置にセットされたときに前記ストッパ係合部に係合可能
となるストッパと、このストッパに設けられて書類綴じ
込み領域と干渉しない位置に設けられた操作部とを備
え、前記綴じ具は、前記操作部を所定操作してストッパ
をストッパ係合部から脱落させることで前記表紙体から
取り外し可能に設けられる、という構成を採っている。
このように構成すれば、綴じ具に書類が綴じ込まれた状
態であっても、操作部が綴じ込み領域と干渉しない位置
にあるため、外側からの操作によって容易に綴じ具を取
り外すことが可能となる。
【0006】具体的には、背表紙を介して連設された表
表紙及び裏表紙とからなる表紙体と、前記背表紙の外面
側に位置するとともに当該背表紙の一部を貫通する外側
部材と、前記背表紙の内面側に位置して貫通部材に係脱
可能な係合部を有する複数の綴じ具とを備えたファイル
において、前記貫通部材は、背表紙の左右幅方向に沿っ
て複数列形成されて各列毎に綴じ具を係合可能とし、前
記外側部材は前記背表紙の上下何れかの端部から当該背
表紙の内側面と略同一平面内に露出するストッパ係合部
を備え、前記綴じ具は、前記係合部が貫通部材に対して
所定の係合位置にセットされたときに前記ストッパ係合
部に係合可能となるストッパと、このストッパに装着さ
れて前記ストッパ係合部の外側に位置する操作部とを備
え、前記操作部を所定操作してストッパをストッパ係合
部から脱落させることで、前記綴じ具が表紙体から取り
外し可能に設けられる、という構成が採用されている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明における綴じ具は、前記表
紙体の内面側に添設されて当該表紙体の上下方向に延び
るベースと、このベースに連設された綴じ部材と、前記
ベースの面内に設けられた弾性変位可能な舌片と、この
舌片の外側面に形成されて前記ストッパ係合部に係脱可
能となる突起とを含み、前記操作部は、前記舌片の自由
端側に係合して所定の押圧力が付与可能に設けられる、
という構成が採用される。これにより、舌片とベースと
の一体的な成形が容易に行えるとともに、従来構造に僅
かな設計変更を行うだけで舌片の形成が可能となる。な
お、外側部材及びベースの外面側には、見出し表示部を
形成するとよい。これにより、綴じ具を表紙体から取り
外した状態でも綴じ具に所定の見出しを付しておくこと
ができ、書類の検索を行う上で有利となる。
【0008】また、前記外側部材と所定間隔を隔てて表
紙体の外側に位置する第2の外側部材を更に含み、この
第2の外側部材は、表紙体を貫通して前記綴じ具を係合
させる保持部を備えている、という構成も採用すること
ができる。このような構成とした場合には、外側部材が
表紙体の上下方向長さよりも小さなものによって構成す
ることができる。しかも、外側部材が背表紙の一部領域
を装飾するというデザイン上の良好なる体裁も付与する
ことができる。
【0009】更に、前記背表紙の上端部に切欠部を形成
し、この切欠部の領域内に前記ストッパ係合部及び操作
部を位置させるようにするとよい。これにより、ストッ
パ係合部及び操作部が表紙体から部分的に突出すること
がなくなり、本棚或いは引き出し等に収納する際の収ま
りも良好に保つことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0011】図1には、実施例に係るファイルの概略斜
視図が示され、図2には、ファイルを展開した状態の概
略斜視図が示されている。これらの図において、ファイ
ル10は、中間に背表紙11を介して左右両側に表表紙
12及び裏表紙13を屈曲可能に連設してなる表紙体1
4と、前記背表紙11の外面側略上半部領域に位置する
外側部材15と、この外側部材15と所定間隔を隔てた
下方位置で背表紙11の下端部外面側に位置する第2の
外側部材16と、これら外側部材15,16に係合して
背表紙11を挟み込むように装着された三個の綴じ具1
7とを備えて構成されている。
【0012】前記背表紙11は、ファイル10を起立姿
勢としたときの上端部、すなわち図3中長手方向右端部
に略U字状の切欠部20が形成され、背表紙11の上端
縁11Aが表表紙12の上端縁12A及び裏表紙13の
上端縁13Aより若干落ち込んだ位置となるように形成
されている。前記上端縁11Aの下方隣接位置、すなわ
ち、図3中左側隣接位置には、背表紙11の短寸幅方向
に沿って三個の角穴22が形成されているとともに、こ
れより更に下方位置に当該角穴22とそれぞれ対応した
角穴23が形成され、また、背表紙11の下端側には、
当該背表紙11の短寸幅方向に沿って延びるスロット穴
24が形成されている。なお、背表紙11の上部及び下
部領域には、複数の丸穴25が散点的に形成されてお
り、これらの各丸穴25を利用して、外側部材15,1
6の内面側に形成された突起26,27を差し込み可能
として当該外側部材15,16を所定位置にセットでき
るようになっている。
【0013】前記外側部材15は、図3及び図4に示さ
れるように、前記背表紙11の上部外面領域に添設され
る板状の本体面30と、この本体面30の内面側に形成
されるとともに前記角穴22,23に挿通可能な貫通部
材としての先端鈎状のフック31,32と、フック31
側における本体面30の端部領域を内側に若干隆起して
形成されたストッパ係合部33と、本体面30の外面側
に形成された見出し表示部34とを備えて構成されてい
る。ここで、ストッパ係合部33は、前記フック31,
32をそれぞれ角穴22,23に挿通して外側部材15
を背表紙11の外面に添設させたときに、前記切欠部2
0の領域内に位置して背表紙11の内面と略同一平面内
に露出するようになっている。また、前記ストッパ係合
部33には、その内面側三箇所に前記フック31と略平
行に並ぶ凹部36が形成されている。更に、見出し表示
部34には、図1に示されるように、透明な薄片からな
る見出しカバー37が着脱自在に設けられている。な
お、図1及び図3中符号38で示される穴は、フック3
1,32を成形する金型の便宜のために設けられたもの
であるが、見出し表示部34には図示しないラベルや紙
片がセットされるため、穴38が外観に表出することは
ない。
【0014】前記第2の外側部材16は、背表紙11の
下端部外面に添設する片本体39と、この片本体39の
内面側に突設された起立部40と、この起立部40の上
端に連設されるとともに前記片本体39と略平行な姿勢
となる係合軸部41とを備えて構成されている。係合軸
部41は、起立部40を背表紙11のスロット穴24に
挿通したときに、当該スロット穴24と略平行な方向に
位置するようになっている。
【0015】前記綴じ具17は、図5に示されるよう
に、背表紙11の内面側に添設されて当該背表紙11の
上下方向に延びる長片状のベース44と、このベース4
4の短寸幅方向両端に連設された綴じ部材45と、前記
ベース44の一端側に設けられたストッパ46と、この
ストッパ46に装着された操作部47とにより構成され
ている。ベース44には前記背表紙11に形成された角
穴22,23に対応する位置に角穴49,50が形成さ
れているとともに、図5中左端は前記係合軸部41に係
合する切欠部51が形成されている。また、角穴49,
50間の外面側は、面位置を僅かに凹ませてラベル等の
貼付を可能とした見出し表示部52が形成されている。
【0016】前記綴じ部材45は、ベース44に屈曲可
能に連設された一対の綴じ板54,55と、一方の綴じ
板54の内面側に突設されて他方の綴じ板55側に延び
る綴じ軸56とにより構成されている。ここで、綴じ軸
56の先端は、綴じ板55に形成された穴55A(図2
参照)に嵌合可能に設けられている。
【0017】前記ストッパ46は、図5(B)、図6及
び図7に示されるように、ベース44の面に対して弾性
変位可能な舌片57と、この舌片57の外側面に形成さ
れて前記ストッパ係合部33の凹部36に係脱可能とな
る突起59とにより構成されている。舌片57はベース
44の面にコ字状の切欠部61を形成することによって
形成されており、これにより、舌片57は先端を自由端
57Aとして切欠部61の内外方向に弾性変位可能とな
っている。また、ベース44の図5(B)中右端は、綴
じ板54,55の端縁よりも若干外側に突出した平面視
凸型の連結片部63とされる一方、舌片57の基部側に
は突部64が設けられ、これら連結片部63及び突部6
4を利用して操作部47を舌片57回りに装着できるよ
うになっている。
【0018】前記操作部47は、図6及び図7に示され
るように、舌片57領域を囲むようにベース44上に位
置可能な取付部65と、この取付部65の一端側に連設
されるとともに当該取付部65と略直交する方向に向け
られた端面66と、この端面66の一端すなわち図7中
下端に連設されて取付部65と略平行となる押圧操作面
67と、当該押圧操作面67の内面側に連設されて舌片
57の自由端57Aに嵌合可能な溝68を備えた係合部
69とを備えて構成されている。
【0019】前記取付部65には、前記舌片57及び押
圧操作面67の変位を許容するための打ち抜き部70が
中央部に形成されているとともに、舌片57の基部側に
設けられた突部64が嵌合する丸穴71が形成されてい
る。また、前記端面66には、ベース44の端部に設け
られた連結片部63を受容してこれに嵌合するスロット
穴73が形成され、従って、前記丸穴71に突部64が
嵌合するとともにスロット穴73に連結片部63が嵌合
し、且つ、前記係合部69の溝68に舌片57の自由端
57Aが嵌合することで、操作部47が脱落不能に装着
されるようになっている。
【0020】以上の構成において、背表紙11の外面側
に外側部材15及び第2の外側部材16を添設するとと
もに、前述したフック31,32及び係合軸部41を、
対応する角穴22,23及びスロット穴24にそれぞれ
挿通して背表紙11の内面側に位置させる。この状態
で、綴じ具17のベース44に形成された角穴49,5
0及び切欠部51をフック31,32及び係合軸部41
にきっちりと係合させることで綴じ具17を背表紙11
の内面側に固定することができる。この際、舌片57に
形成された突起59は、外側部材15の凹部36内に落
ち込んでこれに係合する姿勢となり、従って、図4中、
右方向に綴じ具17を移動させようとしても、当該綴じ
具17の移動を規制して装着状態を保つこととなる。
【0021】綴じ具17を取り外すときは、前述した押
圧操作面67に指を当てがって押圧力を付与すればよ
い。これにより、舌片57は、強制的に弾性変位して突
起59が凹部36から脱出する位置まで変位することと
なる。従って、この状態を保ちながら綴じ具17を図4
中右方向に引き抜くようにすることで、前述の係合を解
除して当該綴じ具17を取り外すことができる。
【0022】従って、このような実施例によれば、操作
部47が、綴じ具17の綴じ込み領域と干渉しない位
置、すなわち、背表紙11の上端側に設けられた切欠部
20内に位置する構成であるため、操作部47の操作が
何等の制限も受けないこととなり、これにより、綴じ具
17への綴じ込み状態に関係なく極めて簡単に綴じ具1
7を取り外すことができるという効果を得る。
【0023】なお、前記実施例において、背表紙11の
外面側に外側部材15及び第2の外側部材16を添設
し、これらの外側部材15,16を用いて綴じ具17を
係合させる構成としたが、本発明は必ずしもこれに限定
されるものではなく、外側部材15の長さを長くして第
2の外側部材16を省略することもできる。また、前記
操作部47は、別体の部品を組み合わせる構成に限るも
のではない。例えば、綴じ具17におけるベース44の
端部から一体的に延びる片部材を設け、これを、適宜な
薄肉部を設けて折り返し可能として舌片57の自由端5
7Aに係合させる構成等に代替することができる。要す
るに、本発明は、綴じ具17の綴じ込み領域に干渉しな
い位置で外側部材15との係合状態を解除可能とする限
り、種々の変更が可能である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
綴じ具に書類が綴じ込まれた状態であっても、操作部が
綴じ込み領域と干渉しない位置にあるため、外側からの
操作によって容易に綴じ具を取り外すことが可能にな
る、という従来にない優れた効果を奏するファイルを提
供することができる。
【0025】また、本発明における綴じ具は、ベースの
一部領域に舌片を設け、この舌片に突起を設ける構成と
したから、既存の綴じ具に僅かな設計変更を行うだけで
外側部材に対応した係合構造を形成可能となる。更に、
外側部材とベースの外面側に見出し表示部をそれぞれ形
成したことで、綴じ具を表紙体から取り外した状態でも
綴じ具に所定の見出しを付しておくことが可能となり、
書類の検索を行う上で有利な使い勝手も得ることができ
る。
【0026】また、前記外側部材と所定間隔を隔てて第
2の外側部材を設けた構成では、外側部材が表紙体の上
下方向長さよりも小さなものによって構成することがで
きる。しかも、外側部材が背表紙の一部領域を装飾する
というデザイン上の良好なる体裁も付与することができ
る。
【0027】更に、前記背表紙の上端部に切欠部を形成
して当該切欠部の領域内に前記ストッパ係合部及び操作
部を位置させるようにしたから、ストッパ係合部及び操
作部が表紙体から部分的に突出することがなくなり、本
棚或いは引き出し等に収納する際の収まりも良好に保つ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るファイルを背表紙側から見た要部
概略斜視図。
【図2】前記ファイルを開いた状態を示す概略斜視図。
【図3】背表紙及び外側部材の分解斜視図。
【図4】図2のA−A線矢視拡大断面図。
【図5】(A)は、前記実施例における綴じ具を反転し
て示す概略斜視図、(B)は、操作部を取り外したスト
ッパ領域を示す概略斜視図。
【図6】図2のB−B線に沿う矢視拡大断面図。
【図7】図6の分解断面図。
【符号の説明】
10 ファイル 11 背表紙 14 表紙体 15 外側部材 16 第2の外側部材 17 綴じ具 20 切欠部 31 フック 32 フック 33 ストッパ係合部 34 見出し表示部 44 ベース 45 綴じ部材 46 ストッパ 47 操作部 52 見出し表示部 57 舌片 59 突起

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表紙体と、この表紙体の外面側に位置す
    る外側部材と、表紙体の内面側に位置するとともに前記
    外側部材と相互に係合して表紙体を挟み込むように設け
    られた綴じ具とを備えたファイルにおいて、 前記外側部材は前記表紙体の内側面内に露出するストッ
    パ係合部を備え、 前記綴じ具は前記外側部材に対して所定の係合位置にセ
    ットされたときに前記ストッパ係合部に係合可能となる
    ストッパと、このストッパに設けられて書類綴じ込み領
    域と干渉しない位置に設けられた操作部とを備え、 前記綴じ具は、前記操作部を所定操作してストッパをス
    トッパ係合部から脱落させることで前記表紙体から取り
    外し可能に設けられていることを特徴とするファイル。
  2. 【請求項2】 背表紙を介して連設された表表紙及び裏
    表紙とからなる表紙体と、前記背表紙の外面側に位置す
    るとともに当該背表紙の一部を貫通する貫通部材を有す
    る外側部材と、背表紙の内面側に位置して前記貫通部材
    に係脱可能な係合部を有する複数の綴じ具とを備えたフ
    ァイルにおいて、 前記貫通部材は、背表紙の左右幅方向に沿って複数列形
    成されて各列毎に独立して綴じ具を係合可能とし、 前記外側部材は前記背表紙の端部から当該背表紙の内側
    面と略同一平面内に露出するストッパ係合部を備え、 前記綴じ具は、前記係合部が貫通部材に対して所定の係
    合位置にセットされたときに前記ストッパ係合部に係合
    可能となるストッパと、このストッパに装着されて前記
    ストッパ係合部の外側に位置する操作部とを備え、 前記操作部を所定操作してストッパをストッパ係合部か
    ら脱落させることで、前記綴じ具が表紙体から取り外し
    可能に設けられていることを特徴とするファイル。
  3. 【請求項3】 前記綴じ具は、前記表紙体の内面側に添
    設されて当該表紙体の上下方向に延びるベースと、この
    ベースに連設された綴じ部材と、前記ベースの面内に設
    けられた弾性変位可能な舌片と、この舌片の外側面に形
    成されて前記ストッパ係合部に係脱可能となる突起とを
    含み、前記操作部は、前記舌片の自由端側に係合して所
    定の押圧力が付与可能に設けられていることを特徴とす
    る請求項1又は2記載のファイル。
  4. 【請求項4】 前記外側部材及びベースの外面側には、
    見出し表示部がそれぞれ形成されていることを特徴とす
    る請求項3記載のファイル。
  5. 【請求項5】 前記外側部材と所定間隔を隔てて表紙体
    の外側に位置する第2の外側部材を更に含み、この第2
    の外側部材は、表紙体を貫通して前記綴じ具を係合させ
    る保持部を備えていることを特徴とする請求項1ないし
    4の何れかに記載のファイル。
  6. 【請求項6】 前記背表紙の上端部に切欠部が形成さ
    れ、この切欠部の領域内に前記ストッパ係合部及び操作
    部が位置することを特徴とする請求項2ないし5の何れ
    かに記載のファイル。
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