JP2000280627A - 記録媒体及びこれを用いた記録装置 - Google Patents

記録媒体及びこれを用いた記録装置

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JP2000280627A
JP2000280627A JP9343999A JP9343999A JP2000280627A JP 2000280627 A JP2000280627 A JP 2000280627A JP 9343999 A JP9343999 A JP 9343999A JP 9343999 A JP9343999 A JP 9343999A JP 2000280627 A JP2000280627 A JP 2000280627A
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recording medium
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toner
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JP9343999A
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English (en)
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Yoshiharu Sasaki
義晴 佐々木
Keisuke Koseki
圭介 小関
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支持体表面での反射による光エネルギの減衰
を低減して、記録媒体の感度向上、記録の高速化を図る
ことができる記録媒体及びこれを用いた記録装置を提供
する。 【解決手段】 支持体13上に作用層14を形成し、レ
ーザ光の照射によって作用層14に光エネルギを供与し
て情報を記録する記録媒体11であって、支持体13は
光透過性を有し、作用層14の反対側の支持体13表面
にレーザ光に対する反射防止膜12を形成して、レーザ
光を反射防止膜12側から照射して記録を行う。また、
記録媒体11は、塗布法によって反射防止膜12を形成
することが好ましい。更に、反射防止膜17は、多層に
形成されるものであってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を使用し
て、画像や文字等の情報を記録する記録媒体及びこれを
用いた記録装置に関し、特に光エネルギを効率良く利用
して記録を行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術】記録装置には、イメージセッタ(リスフ
ィルム)やCTP(コンピュータ・トゥ・プレート)等
の記録に用いられるものがあり、さらに、この種の記録
装置には、図15に示すように、記録材料81を、回転
可能に軸支された記録ドラム83の外周に保持して記録
を行うアウタードラム式のものがある。
【0003】従来、このような記録装置では、光ヘッド
85から出射されたレーザ光は、まず、記録材料81の
表面の感光作用層(光熱変換層/感光層)87側に照射
され、照射されたレーザ光により、感光層で光―化学反
応が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の記録材料81は、記録材料81に照射されたレーザ
光が、まず第1に感光作用層87に照射されるので、感
光作用層表面での光反射特性の影響を受けることとな
る。この光反射特性による影響は、少ない方が好都合と
なるが、感光作用層に対する材料選択自由度の観点から
は、光反射特性による影響を低減させることが困難とな
る。これに対し、レーザ光を支持体側から先に透過さ
せ、その後に感光作用層へ照射すれば、感光作用層に直
接照射する場合と比べて材料選択の自由度が高まり、ま
た、支持体へレーザ光を照射できることから、光反射特
性の改善が期待できる。しかしながら、支持体に使用さ
れるPETベース/TACベース/PENベース等の屈
折率は約1.6前後である。従って、空気層からPET
ベースへレーザ光が垂直に入射した場合の反射率は、光
の波長が830nm、空気層の屈折率n 0が約1.00
である場合、表1に示すように、約6%にも達する。
【0005】
【表1】
【0006】このため、支持体表面の反射によって支持
体を透過する光エネルギが減衰され、記録媒体の記録感
度が低下することになる。そこで、記録媒体の感光作用
層に入射するレーザ光の光エネルギを規定値にするため
には、記録時間を長く設定すればよいが、これでは高速
記録を行う上で支障をきたすことになる。
【0007】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、支持体表面での反射による光エネルギの減衰を低減
して、記録媒体の感度向上、記録の高速化を図ることが
できる記録媒体及びこれを用いた記録装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る請求項1記載の記録媒体は、支持体上に
感光作用層を形成し、レーザ光の照射によって前記感光
作用層に光エネルギを供与して情報を記録する記録媒体
において、前記感光作用層のレーザ光入射側に反射防止
膜を形成したことを特徴とする。
【0009】この記録媒体では、感光作用層のレーザ光
入射側に反射防止膜を形成したことにより、入射レーザ
光の反射による光エネルギの減衰を大きく低減でき、光
エネルギが記録のために有効に使用され、以て、記録媒
体の感度が向上し、高速、短時間での記録が可能にな
る。
【0010】請求項2の記録媒体は、前記支持体は光透
過性を有し、前記反射防止膜は前記感光作用層反対側の
支持体表面に形成されていることを特徴とする。
【0011】この記録媒体では、光透過性を有した支持
体表面に反射防止膜を形成することで、レーザ光が支持
体の反射防止膜側から照射された際に、支持体表面の反
射による光エネルギの減衰が低減され、光エネルギが記
録のために有効に使用される。これにより、記録媒体の
感度が向上し、高速、短時間での記録が可能になる。
【0012】請求項3記載の記録媒体は、加熱により接
着力の生じる受像シートに重ねて用いられ、前記記録媒
体の感光作用層はトナー層を有し、該感光作用層に供与
される光エネルギを熱エネルギに変換して前記トナー層
のトナーを前記受像シートに前記情報に基づき転写して
記録を行うことを特徴とする。
【0013】この記録媒体では、レーザ光が反射防止膜
を介して記録媒体に照射されることにより、記録媒体の
感光作用層に形成されたトナー層が加熱され、トナー層
のトナーが受像シートに転写されることで記録が行われ
る。これにより、支持体表面の反射による光エネルギの
減衰が低減され、光エネルギの利用効率を高めた記録を
行うことができる。
【0014】請求項4の記録媒体は、前記反射防止膜
が、塗布法によって形成されたことを特徴とする。
【0015】この記録媒体では、反射防止膜を塗布法に
よって形成することで、他の感光作用層やトナー層の塗
布工程と同時に塗布可能になり、蒸着法によって形成す
る場合に比べて、短時間で且つ安価な反射防止膜の形成
が可能になる。
【0016】請求項5記載の記録媒体は、前記反射防止
膜が、多層に形成されたことを特徴とする。
【0017】この記録媒体では、反射防止膜を多層構造
に形成することで、低反射率となる反射防止膜の厚さの
範囲を広げることができ、以て、高精度な膜厚制御が不
要となり、簡便な塗布法を用いて反射防止膜を形成で
き、その結果、記録媒体をより安価に製造することがで
きる。
【0018】請求項6記載の記録媒体は、前記反射防止
膜が、前記レーザ光の照射側から屈折率の小さい順で形
成されることを特徴とする。
【0019】この記録媒体では、レーザ光の照射側から
屈折率の小さい順で反射防止膜が形成されることで、マ
クロ的に屈折率があたかも連続的に変化しているように
なる。これにより、広い厚みの変動範囲において、低い
反射率が得られる。
【0020】請求項7の記録装置は、前記請求項1〜請
求項6のいずれか1項記載の記録媒体を使用して記録を
行うことを特徴とする。
【0021】この記録装置では、反射防止膜が形成され
た記録媒体を用いて記録を行うことにより、光利効率の
高い、高速記録が可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る記録媒体及び
これを用いた記録装置の好適な実施の形態を図面を参照
して詳細に説明する。図1は本発明に係る記録媒体の第
1実施形態を示す断面図である。
【0023】図1に示すように、本実施形態による記録
媒体としてのトナーシート11は、レーザ光の照射側か
ら表面に反射防止膜12が形成された支持体13と、感
光作用層(光熱変換層/感光層(光化学反応層))14
と、トナー層15を順次積層してある。支持体13は光
透過性を有する例えばPETベースからなり、トナー層
15は受像シート16に接することになる。従って、レ
ーザ光は、反射防止膜12、支持体13、光熱変換層1
4、トナー層15の順でトナーシート11に進入する。
【0024】即ち、トナーシート11は、反射防止膜1
2、支持体13を透過したレーザ光が光熱変換層14に
照射され、光熱変換層14に光エネルギが供与されるこ
とで、トナー層15のトナーを画像様に受像シート16
に転写して情報を記録する。
【0025】この反射防止膜12は、塗布法により支持
体13の表面に形成される。従来より反射光を低減させ
るための方法として、支持体上に蒸着法によってTiO
2 /SiO2 等を形成する方法がある。しかし、蒸着法
では、大量の記録媒体を処理する場合、蒸着工程に多大
な時間を要し、製造コストが著しく高価となり実用的で
ない。これに対し、塗布法は、光熱変換層14やトナー
層15の塗布工程と同時に反射防止膜12の形成が可能
であり、しかも、設備コストも安価であることから、反
射防止膜12を安価に形成することが可能になる。
【0026】トナーシート11は、感光層(光熱変換層
14)が、熱応答性マイクロカプセルに内包された電子
供与性の無色染料と、マイクロカプセルの外に、同一分
子内に電子受容部と重合性ビニルモノマー部とを有する
化合物及び光重合開始剤を含むもの(例えば、特開平4
−249251号公報等に記載)であってもよい。ま
た、トナーシート11は、感光層(光熱変換層14)
が、熱応答性マイクロカプセルに内包された電子供与性
の無色染料と、マイクロカプセルの外に、電子受容性化
合物、重合性ビニルモノマー及び光重合開始剤を含むも
の(例えば、特開平4−211252号公報等に記載)
であってもよい。
【0027】次に、トナーシート11を用いて記録を行
う記録装置を説明する。図2はトナーシー11が用いら
れる記録装置の概略構成図、図3はドラム方式の変形例
を示した各記録装置の要部構成図、図4はポリコンミラ
ーを用いた記録装置の概略構成図である。
【0028】図2に示すように、記録装置20は、複数
のレーザビームを有し各々のレーザビームを記録データ
通りにオン/オフ変調させると共に、回転軸に対して平
行方向に移動可能な記録用レーザ(光へッド)21と、
記録材料23(トナーシート11及び受像シート16)
とを外周面に装着し、回転自在に軸支された記録用回転
ドラム24とを含んで構成される。ここで、光へッド2
1は、記録用回転ドラム24に対して平行移動可能な移
動ステージ25上にセットされている。この移動は画像
形成の際の副走査方向に相当する。これに対し、記録用
回転ドラム24の回転方向は主走査方向に相当する。な
お、副走査は、光へッド25でなく、記録用回転ドラム
24が副走査方向に移動しても良く、つまりは、光へッ
ド21と記録用回転ドラム24が相対的にドラム軸方向
に動いて副走査ができればよい。
【0029】この記録装置20は、図3(a)に示すよう
に、所謂アウタードラム式の記録装置である。アウター
ドラム式の記録用回転ドラム24は、円筒状の記録用回
転ドラム24の外周面に、反射防止膜12が外側となる
ように記録材料23を装着する。従って、レーザ光は、
まず、記録材料23のトナーシート11の反射防止膜1
2を透過してから、支持体13を透過して光熱変換層1
4に達し、支持体13を透過した光のみが光熱変換層1
4で光エネルギから熱エネルギに変換されて、転写記録
に寄与することになる。
【0030】記録装置20は、上述のアウタードラム式
の他に、図3(b)に示すように、凹状湾曲面を有する記
録用回転ドラム24aを備え、湾曲中心側からレーザ光
を照射し、記録用回転ドラム24aの内周面に反射防止
膜12が内側となるように記録材料23を装着するイン
ナードラム式のものであってもよい。さらに、記録装置
20は、図3(c)に示すように、円筒状の透明な記録用
回転ドラム24bを備え、円筒中心側からレーザ光を照
射し、記録用回転ドラム24bの外周面に反射防止膜1
2が内側となるように記録材料23を装着するインナー
ドラム式のものであってもよい。
【0031】さらに記録装置20の他の例を図4を用い
て説明する。上述の記録装置20は、光源が搭載された
光へッド21を、記録材料23の装着された記録用回転
ドラム24に対して相対的に移動させていたが、図4に
示す記録装置30は、光源31からの光を出射する露光
ユニット32と、露光ユニット32からの光を記録材料
23に照射させると共に記録材料23を副走査方向aに
搬送する副走査搬送手段33とを備えている。
【0032】露光ユニット32は、図4に示すように記
録画像に応じて変調したレーザ光を主走査方向(この場
合は記録材料23の幅方向となる)に偏向して、所定の
記録位置Xに入射する公知の光ビーム走査装置であっ
で、記録材料23の分光感度特性に応じた狭帯波長域の
レーザ光を射出する光源31と、第1レンズ(シリンド
リカルレンズ)35、及び第2レンズ36と、光偏光器
であるポリゴンミラー37と、fθレンズ38と、立ち
下げミラー39とを有して構成される。
【0033】なお、露光ユニット32には、これ以外に
も、光源から出射されたレーザ光を整形するコリメータ
レンズやビームエキスパンダ、面倒れ補正光学系、光路
調整用ミラー等、公知の光ビーム走査装置に配置される
各種の部材が必要に応じて配置される。
【0034】この場合の記録材料23としては、熱現像
記録材料又は感光感熱記録材料とが挙げられる。熱現像
感光材料は、少なくともl本のレーザビームのような光
ビームによって画像を記録(露光)し、その後、熱現像
して発色させる記録材料である。また、感光感熱記録材
料は、少なくとも1本のレーザビームのような光ビーム
によって画像を記録(露光)し、その後、熱現像して発
色させる、或いは、レーザビームのヒートモード(熱)
によって画像を記録し、同時に発色させて、その後光照
射で定着する記録材料である。この記録材料23のレー
ザ光入射側に反射防止膜を形成している。例えば、図5
に示すように特願平11―36308号に記載の記録媒
体に反射防止膜を形成したものが挙げられる。
【0035】この記録装置30による記録動作を説明す
ると、まず、光源31から出射されたレーザ光は、ポリ
ゴンミラー37によって主走査方向に偏向され、fθレ
ンズ38によって記録位置Xで結像するように調光され
ると共に、立ち下げミラー39によって光路を偏向され
て記録位置Xに入射する。なお、図示の例はモノクロの
画像記録を行う装置で、露光ユニット32は光源31を
lつのみ有するが、カラー画像の記録に利用する際に
は、例えば、カラー感光材料のR(赤)、G(緑)、B
(青)の分光感度特性に応じた波長の光ビームを出射す
る三種の光源を有する露光ユニットが用いられる。
【0036】一方、副走査搬送手段33は、記録位置X
(走査線)を挟んで配置される一対の搬送ロ一ラ対43
4a,34bを有するものであり、搬送ローラ対34
a,34bによって、記録材料23を記録位置Xに保持
しつつ、主走査方向と直交する副走査方向aに搬送す
る。
【0037】ここで、記録画像に応じてパルス幅変調さ
れたレーザ光は、主走査方向に偏向されているので、記
録材料23は光ビームによって2次元的に走査露光さ
れ、潜像が形成される。図示の例では、光源31を直接
変調してパルス幅変調を行う構成であるが、これ以外に
も、パルス数変調を行う装置であってもよい。また、ア
ナログ変調により画像記録を行うようにしてもよい。
【0038】なお、光源31はブロードエリアのレーザ
光源であり、発光面(又は発光点)を有する発光ブロッ
クの複数個が一列に配列されたリニアアレイタイプであ
る。このような構成で、ポリゴンミラー37の回転によ
りレーザ光を主走査方向に走査させると共に、副走査搬
送手段33により記録材料23を搬送させることによ
り、記録材料23への記録を行うことができる。
【0039】次に、記録材料23に用いられる受像シー
トについて説明する。図1に示すように、本発明の記録
媒体としてのトナーシート11と併用される受像シート
16は、記録用回転ドラム24側から順に、支持体1
7、クッション層18、受像層19で構成されている。
この受像シート16が記録用回転ドラム24に装着さ
れ、受像シート16の上側にトナーシート11がトナー
層15を受像シート16側に向けて重ねられる。トナー
シート11に受像シート55の反対側からレーザ光を照
射すると、照射されたトナー層15部分が熱によって受
像層19に転写されることとなる。
【0040】なお、支持体13には、PET(ポリエチ
レンテフタレート)ベース、TAC(トリアセチルセル
ロース)ベース、PEN(ポリエチレンナフタレート)
ベース等、レーザ光を透過させるものが用いられる。ま
た光熱変換層15には、カーボン、黒色、赤外線吸収色
素、特定波長吸収物質等のレーザエネルギを熱に効率良
く変換するものが用いられる。トナー層15には、KC
MYの、各色のトナーシートがあり、金、銀、茶、グレ
ー、オレンジ、グリーン等のトナーシートも使用される
ことがある。受像層19は、転写されるトナーを受け止
めるものである。さらにクッション層18は、トナ一が
複数段に重ねられるときの段差吸収や、ゴミによる段差
吸収の働きを担うものである。
【0041】次に、上述の記録装置20を一例として用
いて、KCMY各色データでレーザ記録を行う工程と、
記録後に受像シート16からトナーシート11を剥離さ
せる工程とを説明する。但し、ラミネート処理を行う場
合は、レーザ記録工程の前段階にラミネート工程が入る
ことになる。以下に、各工程を図6に基づき順次説明す
る。図6はKCMY各色について行う記録工程の一実例
を示す記録工程図である。
【0042】1)受像シート16を記録用回転ドラムに
巻き付ける。 2)まず、K工程を実施するため、K色トナーシート1
1をその受像シート16の上に巻き付ける。 3)K色の画像・文字データでレーザ光を照射し記録を
行う。 4)そして、K色トナーシート11を受像シート16か
ら剥離させる(K工程終了)。 5)次に、C工程を実施する。即ち、C色トナーシート
をその受像シートの上に巻き付ける。 6)C色データでレーザ記録を行う。 7)最後に、C色トナーシートを受像シートから剥離さ
せる(C工程終了)。 8)さらに、M工程を実施する。即ち、M色トナーシー
トをその受像シートの上に巻き付ける。 9)M色データでレーザ記録を行う。 10)M色トナーシートを受像シートから剥離させる
(M工程終了)。 11)そして、Y工程を実施する。即ち、Y色トナーシ
ートをその受像シートの上に巻き付ける。 12)Y色データでレーザ記録を行う。 13)最後に、Y色トナーシートを受像シートから剥離
させる(Y工程終了)。 このようにして、受像シート上にKCMY4色が適宣積
層又は積層されなかったりして、必要なカラーの画像が
でき上がる。これを本紙に転写する。なお、ラミネート
処理する場合は、各色毎にレーザ記録の直前にトナーシ
ートを加圧ローラや加熱ローラ等により押圧すること
で、トナーシートを受像シートに密着させる。
【0043】上述の記録工程における記録速度範囲は、
0.5〜50〔m/s〕の範囲、好ましくは1〜16
〔m/s〕の範囲に設定することが望ましい。以上が記
録装置20による本発明の記録媒体であるトナーシート
11を用いた場合の基本的な画像記録動作である。
【0044】上述したように、いずれの記録装置を用い
た場合においても、トナーシート11は、支持体13の
表面に形成された反射防止膜12を透過してレーザ光が
光熱変換層14に照射される。ここで、特定波長λにお
いて、反射率Rを最小にするためには、下記の(1)式
が成り立つ必要がある。 n1×h1=λ/4 …(1) 但し、 n1;反射防止膜の屈折率 h1;反射防止膜の厚さ λ;光の波長 である。
【0045】このような条件下で、反射防止膜を一層設
けた場合の反射率は、下記の(2)式にて求めることが
できる。 R=〔(n0×n2−n1 2 )/(n0×n2+n1 2 )〕2 …(2) 但し、 n0;空気の屈折率 n1;反射防止膜の屈折率 n2;支持体の屈折率 R;トータルの反射率 である。
【0046】従って、反射率Rを0にするためには、
(2)式にR=0と、既知のn0=1.00、n2=1.
65を代入すればよい。即ち、 0=〔(n0×n2−n1 2 )/(n0×n2+n1 2 )〕2 0=(n0×n2−n1 2 )/(n0×n2+n1 2 ) 0=n0×n2−n1 21 2 =n0×n21=√(1.00×1.65) n1=1.28 とすれば、反射率Rは0となる。
【0047】ここで、波長λ=830nm、反射防止膜
の屈折率n1=1.28で、反射率Rを0にするときの
反射防止膜の厚さh1は、上述の(1)式により、 1.28×h1=830/4 を解けば、 h1=162nm として求まる。つまり、屈折率1.28、厚さ162n
mの反射防止膜を屈折率1.65のPETベースに一層
設けたとき、波長830nmでは、反射率が0%とな
る。
【0048】実際には、ちょうど屈折率1.28で塗布
できる物質が簡単に入手できないため、屈折率1.40
のSiO2 を使用する場合について説明する。この場
合、反射率は0%にならないが、 1.40×h1=830/4 によって求められるh1=148.2nmで反射率は最
小値となる。表2及び図7に、h1=148.2nm近
傍の反射防止膜の膜厚と、反射率との関係を示す。但
し、 λ=830nm n1=1.40 n2=1.65 とする。
【0049】
【表2】
【0050】表2及び図7に示すように、塗布工程で反
射防止膜12の膜厚が±50nm変動しても、反射率は
ほぼ2%以下に抑えられる。これは、反射防止膜17が
無い場合の従来のトナーシートの反射率6%(表1参
照)に比べれば、大きな効果といえる。また、この膜厚
の変動幅±50nmは、塗布法によっても膜厚制御可能
な範囲である。
【0051】図8は反射防止膜が膜厚148.2nmの
ときの反射率と波長との関係を示したグラフである。一
般的な830nmのレーザ光装置を使用した場合、出射
波長の許容変動範囲は±10nm程度なので、図8に示
すように、反射率が1%以下に抑えられることが分か
る。
【0052】このように、上述のトナーシート11によ
れば、支持体13を光透過性材料で形成し、レーザ光の
照射側から支持体13と光熱変換層14とを順次積層
し、且つ支持体13の表面に反射防止膜12を形成した
ので、支持体表面の反射による光エネルギの減衰を防止
し、光エネルギを有効に使用することができる。この結
果、トナーシート11の感度を向上させ、記録時間を短
縮して、高速記録を可能にすることができる。また、図
3、図4に示す記録装置であっても同様に、記録材料の
反射防止膜によって、レーザ光の反射による光エネルギ
の減衰が低減され、光利用効率を高めて記録を行うこと
ができる。そして、反射防止膜によってムラのない記録
が行えるようになり、光源側への反射光が少なくなる。
反射光(戻り光)が減少することで、光源のパワーが安
定し、波長シフトが起こりにくくなり、反射光によるダ
メージを受けにくくし、故障する確率を減少できる効果
が得られる。
【0053】次に、本発明に係る記録媒体の第2実施形
態を説明する。図9は本発明に係る記録媒体の第2実施
形態を示す断面図、図10は第2実施形態における反射
防止膜の膜厚と反射率との関係を示したグラフである。
なお、図1に示した部材と同一の部材には同一の符号を
付し、重複する説明は省略するものとする。
【0054】本実施形態による記録媒体としてのトナー
シート51は、支持体13の表面に、第2反射防止膜5
3、第1反射防止膜54の二層の反射防止膜を塗布法に
より順次積層して形成してある。従って、トナーシート
51は、第1反射防止膜54、第2反射防止膜53、支
持体13を透過したレーザ光が光熱変換層14に照射さ
れ、光熱変換層14に光エネルギが供与されることで、
トナー層15のトナーを画像様に受像シートに転写して
情報を記録する。
【0055】表3,4及び図10に、下記の条件1にお
けるトナーシート51の第1、第2反射防止膜の膜厚
と、反射率との関係を示す。図10は条件1における第
1、第2反射防止膜の膜厚と反射率との関係を示したグ
ラフである。 〔条件1〕 λ=830nm 空気層 ; n0=1.00 第1反射防止膜 ;SiO2 1=1.40 h1=181.9nm 第2反射防止膜 ;TiO2 2=2.31 h2=200.0nm 支持体PET ; n3=1.65
【0056】
【表3】
【0057】
【表4】
【0058】このトナーシート51によれば、反射率を
0にまで下げることができる。また、第2反射防止膜5
3の膜厚±25nmの範囲で反射率を2%以下にするこ
とができる。
【0059】また、表5,6及び図11に、下記の条件2
におけるトナーシート51の第1、第2反射防止膜の膜
厚と、反射率との関係を示す。図11は第2実施形態に
おける条件2の第1、第2反射防止膜の膜厚と反射率と
の関係を示したグラフである。 〔条件2〕 λ=830nm 空気層 ; n0=1.00 第1反射防止膜 ;SiO2 1=1.40 h1=114.6nm 第2反射防止膜 ;TiO2 2=2.31 h2=159.2nm 支持体PET ; n3=1.65
【0060】
【表5】
【0061】
【表6】
【0062】このトナーシート51によっても、反射率
を0にすることができる。また、第2反射防止膜53の
膜厚±25nmの範囲で反射率を2%以下にすることが
できる。
【0063】このように、上述のトナーシート51によ
れば、支持体13に、第1反射防止膜54、第2反射防
止膜53の二層の反射防止膜を形成することで、反射防
止膜の厚さを広い範囲で、低反射率にすることができ
る。この結果、塗布法のような安価な製造方法が採用で
きるようになり、反射防止膜を有するトナーシートを安
価に製造することができる。
【0064】次に、本発明に係る記録媒体の第3実施形
態を説明する。図12は本発明に係る記録媒体の第3実
施形態を示す断面図、図13は第3実施形態における反
射防止膜の膜厚と反射率との関係を示したグラフ、図1
4は反射防止膜が膜厚132nmのときの反射率と波長
との関係を示したグラフである。なお、図1に示した部
材と同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は
省略するものとする。
【0065】本実施形態の記録媒体としてのトナーシー
ト61は、支持体13の表面に、多層の反射防止膜(第
1反射防止膜63、第2反射防止膜64、第3反射防止
膜65、第4反射防止膜66、第5反射防止膜67、第
6反射防止膜68、第7反射防止膜69、第8反射防止
膜70)を塗布法により順次積層して形成してある。こ
の多層の反射防止膜(第1〜第8反射防止膜63〜7
0)は、レーザ光の照射側から屈折率の小さい順で形成
されている。例えば、特願平10−87819号に記載
の反射防止膜を使用すればよい。
【0066】反射防止膜(第1〜第8反射防止膜63〜
70)の物質には、例えばシリカとPVA(ポリビニル
アルコール)の混合物を用いる。このシリカとPVAの
混合比を変えることで、屈折率を自在に変えることがで
き、任意の屈折率を簡便にして得ることができる。本実
施形態においては、レーザ光の照射側から屈折率の小さ
い順で形成している。
【0067】従って、トナーシート61は、反射防止膜
(第1〜第8反射防止膜63〜70)、支持体13を透
過したレーザ光が光熱変換層14に照射され、光熱変換
層14に光エネルギが供与されることで、トナー層15
のトナーを画像様に受像シートに転写して情報を記録す
る。
【0068】表7及び図13に、下記の条件3における
トナーシート61の反射防止膜各層の膜厚と、反射率と
の関係を示す。 〔条件3〕 λ=830nm 空気層 ; n0=1.00 第1反射防止膜 ;シリカ/PVA n1=1.20 第2反射防止膜 ;シリカ/PVA n2=1.25 第3反射防止膜 ;シリカ/PVA n3=1.30 第4反射防止膜 ;シリカ/PVA n4=1.35 第5反射防止膜 ;シリカ/PVA n5=1.40 第6反射防止膜 ;シリカ/PVA n6=1.45 第7反射防止膜 ;シリカ/PVA n7=1.50 第8反射防止膜 ;シリカ/PVA n8=1.55 支持体PET ; n9=1.65 厚さ ;反射防止膜の厚さを各層ほぼ同一とする。
【0069】
【表7】
【0070】表7及び図13に示すように、このトナー
シート61では、反射防止膜各層の厚さが280nm
(反射防止膜の膜厚合計が2240nm)のとき、反射
率を最小の約0.1%にすることができる。また、反射
防止膜各層の厚さが50〜250nm(反射防止膜の膜
厚合計が400〜2000nm)の範囲であるときに、
反射率を1.2%以下にすることができる。
【0071】また、図14は反射防止膜が膜厚132n
mのときの反射率と波長との関係を示したグラフであ
る。一般的な830nmのレーザ光装置を使用した場
合、出射波長の許容変動範囲は±10nm程度なので、
図14に示すように、反射率が1%以下に抑えられるこ
とが分かる。
【0072】このように、上述のトナーシート61によ
れば、レーザ光の照射側から屈折率の小さい順で反射防
止膜を形成することで、マクロ的に屈折率があたかも連
続的に変化しているようになる。この結果、厚みの変動
範囲が広くなっても、低い反射率を得ることができる。
【0073】また、膜厚変動の許容範囲を広くすること
ができるため、各層を形成する際に多層塗布機を用いる
ことができる。一度に塗布する膜厚を400〜2000
nm(0.4〜2μm)の間で制御することは、多層塗
布機により十分可能である。このため、蒸着法により層
形成する場合に比べて製造コストを大幅に削減すること
ができる。そして、反射防止膜を塗布法を用いて形成す
ることで、光熱変換層やトナー層の塗布工程において同
時に塗布形成することができ、工程の簡略化を図ること
ができる。
【0074】なお、上述の各実施形態では、反射防止膜
が塗布法により形成される場合を例に説明したが、本発
明に係る記録媒体に形成される反射防止膜は、蒸着法や
その他の薄膜形成法によって形成されるものであっても
よい。この場合であっても、支持体表面の反射による光
エネルギの減衰が防止できるため、記録媒体の感度向
上、高速記録の効果を得ることができ、記録時の生産性
が向上する。また、記録媒体への光の入射方向は、垂直
方向以外であっても有効であり、反射率の低い状態で記
録を行うことができる。
【0075】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る記録媒体は、感光作用層のレーザ光入射側に反射防止
膜を形成したことにより、レーザ光の反射による光エネ
ルギの減衰が低減し、高効率で記録を行うことができ
る。そして、支持体を光透過性材料で形成し、レーザ光
の照射側から支持体と感光作用層とを順次積層し、且つ
支持体の表面に反射防止膜を形成することにより、支持
体表面の反射による光エネルギの減衰が防止され、光エ
ネルギを有効に使用することができる。この結果、記録
媒体の感度を向上させ、記録時間を短縮して、高速記録
を可能にすることができる。そして、反射防止膜を塗布
法によって形成することにより、感光層やトナー層の塗
布工程と同時に反射防止膜を塗布することができ、短時
間で且つ安価に、反射防止膜を有する記録媒体を製造す
ることができる。
【0076】また、反射防止膜を多層で形成することに
より、反射防止膜の厚さを広い範囲に亘って低反射率に
することができる。この結果、塗布法のような安価な製
造方法が採用でき、反射防止膜を有する記録媒体を安価
に製造することができる。さらに、レーザ光の照射側か
ら屈折率の小さい順で反射防止膜を形成することによ
り、マクロ的に屈折率があたかも連続的に変化している
ようになる。この結果、広い厚みの変動範囲において、
低い反射率を得ることができる。そして、ムラのない記
録が行えるようになり、光源側への反射光が少なくな
る。反射光(戻り光)が減少することで、光源のパワー
が安定し、波長シフトが起こりにくくなり、反射光によ
るダメージを受けにくくし、故障する確率を減少できる
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態としての記録媒体と
これに併用される受像シートを示す断面図である。
【図2】記録媒体の記録に用いられる記録装置の概略構
成図である。
【図3】ドラム方式の変形例を示した記録装置の要部構
成図である。
【図4】記録媒体の記録に用いられる他の記録装置の概
略構成図である。
【図5】感光感熱転写材料による記録媒体の断面図であ
る。
【図6】KCMY各色について行う記録工程の一実例を
示す記録工程図である。
【図7】厚み148.2nm近傍の反射防止膜の膜厚と
反射率との関係を示すグラフである。
【図8】反射防止膜が膜厚148.2nmのときの反射
率と波長との関係を示すグラフである。
【図9】本発明に係る記録媒体の第2実施形態を示す断
面図である。
【図10】第2実施形態における条件1の反射防止膜の
膜厚と反射率との関係を示すグラフである。
【図11】第2実施形態における条件2の反射防止膜の
膜厚と反射率との関係を示すグラフである。
【図12】本発明に係る記録媒体の第3実施形態を示す
断面図である。
【図13】第3実施形態における反射防止膜の膜厚と反
射率との関係を示すグラフである。
【図14】反射防止膜が膜厚132nmのときの反射率
と波長との関係を示すグラフである。
【図15】ドラム式記録装置の要部構成図である。
【符号の説明】
11,51,61 記録媒体 13 支持体 14 光熱変換層(感光層) 15 トナー層 16 受像シート 12,53,54,63,64,65,66,67,6
8,69,70 反射防止膜 20 記録装置
フロントページの続き Fターム(参考) 2C065 AA01 AA02 AB03 AF02 CA03 CA08 CA13 2H111 AA26 AA35 BA03 BA34 CA03 CA44 DA01 HA00 HA14 HA23 HA35 5C072 AA03 BA03 CA06 CA15 DA21 DA23 HA02 JA07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に感光作用層を形成し、レーザ
    光の照射によって前記感光作用層に光エネルギを供与し
    て情報を記録する記録媒体において、 前記感光作用層のレーザ光入射側に反射防止膜を形成し
    たことを特徴とする記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記支持体は光透過性を有し、前記反射
    防止膜は前記感光作用層反対側の支持体表面に形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の記録媒体。
  3. 【請求項3】 加熱により接着力の生じる受像シートに
    重ねて用いられ、前記記録媒体の感光作用層はトナー層
    を有し、該感光作用層に供与される光エネルギを熱エネ
    ルギに変換して前記トナー層のトナーを前記受像シート
    に前記情報に基づき転写して記録を行うことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記反射防止膜が、塗布法によって形成
    されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか
    1項記載の記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記反射防止膜が、多層に形成されたこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記
    載の記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記反射防止膜が、前記レーザ光の照射
    側から屈折率の小さい順で形成されることを特徴とする
    請求項5記載の記録媒体。
  7. 【請求項7】 前記請求項1〜請求項6のいずれか1項
    記載の記録媒体を使用して記録を行うことを特徴とする
    記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020100085A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 株式会社リコー 印刷装置、印刷方法及び印刷制御プログラム
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