JP2000280328A - 把手付き容器成形用プリフォーム - Google Patents
把手付き容器成形用プリフォームInfo
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
に、リング部がプリフォームの表面に接触してプリフォ
ームの表面に傷がつくのを防止し、容器の品質向上を図
ることができ、しかも、リング部の内径が成形条件によ
ってリング部が装着されるプリフォームの胴部の外径よ
り多少小さくても確実に装着することができる把手付き
容器成形用プリフォームを提供する。 【解決手段】 開口部16を含むネック部12と、この
ネック部12に連なる有底筒状の胴部14とを有し、把
手26に形成されたリング部34を胴部14に装着可能
にした把手付き容器成形用プリフォームに関する。この
場合、胴部14のリング部34の装着部分にリング部3
4の内面と係合する係合突起32を形成した。
Description
用プリフォームに関し、特に、把手に形成されたリング
部を胴部に装着可能にした把手付き容器形成用プリフォ
ームに関する。
に替わって合成樹脂製容器が普及しており、その容量が
大きいものには把手が一体形成されている。
して、特公昭63−11219号公報に示すようなもの
が知られている。
る把手をプリフォームの底部側より挿入し、プリフォー
ムのネック部下端に形成されたフランジ部に、リング部
の上面を当接させている。
て、リング部の下面に、ブロー成形された容器の側壁を
当接させることで、リング部をウランジ部と側壁との間
に挟持させている。
部が取り付けられるプリフォームの胴部の外径とを一致
させることで、プリフォームの胴部に把手を保持させる
ようにする必要がある。
のリング部が取り付けられるプリフォームの胴部の外径
とを一致させると、例えば、プリフォームをブロー成形
適温に加熱した状態で、リング部をプリフォームの底部
側より挿入する際に、リング部がプリフォームの表面に
接触して、プリフォームの表面に容器の製品面に残る傷
がついてしまい、製品の品質を低下させることとなると
いう問題がある。
際の成形条件によって、このリング部が装着されるプリ
フォームの胴部外径より多少小さくなった場合に、リン
グ部を確実に装着ができなかったり、装着できても装着
不良となってしまうという問題がある。
ォームに挿入する際に、リング部がプリフォームの表面
に接触してプリフォームの表面に傷がつくのを防止し、
容器の品質向上を図ることができ、しかも、リング部の
内径が把手成形の際の成形条件によってリング部が装着
されるプリフォームの胴部の外径より多少小さくても確
実に装着することができる把手付き容器成形用プリフォ
ームを提供することにある。
め、本発明に係る把手付き容器成形用プリフォームは、
開口部を含むネック部と、このネック部に連なる有底筒
状の胴部とを有し、把手に形成されたリング部を前記胴
部に装着可能にした把手付き容器成形用プリフォームに
おいて、前記胴部の前記リング部装着部分に前記リング
部内面と係合する係合突起を有することを特徴とする。
グ部装着部分にリング部内面と係合する係合突起を設け
ることで、プリフォームの胴部の外径とリング部の内径
との間に係合突起の突出量に相当する間隔を設けること
ができる。
のリング部を挿入する際に、リング部の内径が十分大き
いので、プリフォームの表面に接触してプリフォームの
表面に傷が付くのを防止するため、ブロー成形後の容器
の製品品質を向上させることができる。
形する際の成形条件によって、多少小さくなった場合で
も、リング部が係合突起によって変形することで、装着
できなかったり、装着不良となるような事態を防止して
確実な装着を行なうことができる。
着されるため、プリフォームの胴部は、把手の装着と関
係がない状態とすることができ、そのため、プリフォー
ムの肉厚を調整したい場合等にも、自由に金型を加工す
ることができる。
したい場合にも、係合突起の突出量を調整すればよいた
め、プリフォームの肉厚に関係なく、金型を加工するこ
とができる。
置決め用のストッパを有し、前記係合突起は、前記スト
ッパの胴部底部側に隣接して形成されていることが好ま
しい。
ング部の装着位置を確実に規定することができる。
前記リング部の幅方向に伸びる突条として形成されてい
ることが好ましい。
た取り付け状態を維持することが可能となる。
は、前記胴部の底部側に向けて下降傾斜して形成されて
いることが好ましい。
リング部の装着を容易、かつ、スムーズに行なうことが
可能となる。
合突起は、周方向に複数形成されていることが好まし
い。
での均一な装着状態を確保することができ、しかも、リ
ング部が、把手を成形する際の成形条件により、多少小
さくなった場合でも、複数の係合突起によってリング部
が変形することで、確実に装着できなかったり、装着で
きても装着不良となるような事態を防止して確実な装着
を行なうことができる。
は、横断面が円弧状とされていることが好ましい。
リング部内面に接触する部分が小さく、挿入の際の抵抗
を減少させて挿入を容易にすることができる。
て図面を参照して詳細に説明する。
る把手付き容器成形用プリフォームを示す図である。
のプリフォームをブロー成形した容器の一部外形を示す
図で、図2はプリフォームに把手を装着する状態を示す
図である。
ネック部12と、このネック部12に連なる胴部14及
び底部24を有している。
で、胴部14と反対側に開口部16を有している。
との境界部にサポートリング18が形成され、また、開
口部16側にネジ部20が形成され、さらに、ネジ部2
0とサポートリング18との中間領域にロッキングリン
グ22が形成されている。
筒状のものとされている。
されるようになっており、この把手26を装着する装着
部28には、サポートリング18側端部に、装着位置決
め用のストッパ30が環状に突出形成されている。
(具体的には、把手26の後述するリング部34の内
面)と係合する係合突起32が設けられている。
24側に隣接して形成され、かつ、プリフォーム10の
軸方向(後述するリング部34の幅W方向)に延びる突
条として形成されている。
うに周方向に複数、例えば8個等間隔で横断面円弧状に
形成されるようになっているので、リング部34の内面
と接触する部分が小さくなり、挿入する際の抵抗を減少
することができる。
ように、胴部14の底部24側に向けて所定角度θ分下
降傾斜して形成されるようになっている。
所定の丸みを持たせて曲線状に形成され、リング部34
の挿入を容易にしている。
の装着部28に挿通、装着されるリング部34と、この
リング部34より容器36の胴部外径に沿って延在する
把持部38と、把持部38のリング部34と反対側の端
部に形成されてブロー成形時に容器36と係合される係
合部40とを有している。
幅Wを有し、かつ、プリフォーム10の胴部14に挿通
可能な内径、ここでは係合突起32の突出端位置の外径
とほぼ同じ内径とされている。
4の中心軸に向けて屈曲した形状となっている。
6の装着は、次のように行われる。
ォーム10が加熱位置で倒立状態でブロー成形適温まで
加熱されてた後、把手インサート位置まで搬送され、把
手インサート位置で停止される。
状態、すなわちリング部34を下にした状態で保持する
昇降手段が搬送位置上方で待機している。
ト位置に停止すると、昇降手段がプリフォーム10を保
持したまま下降を開始する。
ら把手26が下降し、リング部34がプリフォーム10
の胴部14を挿入させながら、下降してプリフォーム1
0の装着部28に装着される。
起32の突出端位置の外径とほぼ同じにされているた
め、胴部14の表面とは間隔があり、リング部34の胴
部14への装着時に、リング部34が胴部14の表面に
接触して傷つけてしまうようなことがなく、良好な装着
を行なうことができる。
2は、胴部14の底部24側に向けて下降傾斜している
ため、リング部34の内面は、係合突起32と徐々に係
合してストッパ30位置に当接した時点で確実な係合が
行われることとなる。
されているため、リング部34が係合突起32間で直線
状にに変形するため、装着できなかったり、装着不良と
なるような状態を防止することができる。
置まで差し込んで装着した状態で、図1に示す状態とな
る。
搬送してブロー成形を行なうことにより、容易に製品面
に傷のない品質の良好な容器36を得ることができる。
のではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の形態
に変形可能である。
方向に延びる突条とされているが、リング部の幅方向に
部分的に複数存在するものであってもよい。
個形成しているが、この個数は、適宜選択可能である。
下降傾斜して形成しているが、底部側の端部が曲面状に
形成されていれば、傾斜状態に形成しなくてもある程度
係合が容易な状態とすることができる。
く、傾斜しないものの方がリング部装着後の安定感があ
る。
で、従来難しかったプリフォームのリング部装着位置の
外径よりも胴部外径の方が大きいような肉厚プリフォー
ムの場合でも、胴部外径よりも大きな外径の係合突起が
形成されることで成形可能となる。
に、リング部の内側端部を曲面状に仕上げてもよい。
部の装着位置決め用のストッパを別途形成しているが、
サポートリングをストッパ兼用とすることで、別途スト
ッパを形成することなく、リング部の位置決めを行なう
ことができる。
起としてもよい。
ムを倒立状態にして把手を上方から装着する場合を説明
したが、プリフォームを正立状態にして把手を下方から
装着するようにすることもできる。
ームをブロー成形して形成された容器の外形を示す断面
図である。
図である。
る。
ムの部分拡大横断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 開口部を含むネック部と、このネック部
に連なる有底筒状の胴部とを有し、把手に形成されたリ
ング部を前記胴部に装着可能にした把手付き容器成形用
プリフォームにおいて、 前記胴部の前記リング部装着部分に前記リング部内面と
係合する係合突起を有することを特徴とする把手付き容
器成形用プリフォーム。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記リング部の装着位置決め用のストッパを有し、 前記係合突起は、前記ストッパの胴部底部側に隣接して
形成されていることを特徴とする把手付き容器成形用プ
リフォーム。 - 【請求項3】 請求項1または2において、 前記係合突起は、前記リング部の幅方向に延びる突条と
して形成されていることを特徴とする把手付き容器成形
用プリフォーム。 - 【請求項4】 請求項3において、 前記係合突起は、前記胴部の底部側に向けて下降傾斜し
て形成されていることを特徴とする把手付き容器成形用
プリフォーム。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記係合突起は、周方向に複数形成されていることを特
徴とする把手付き容器成形用プリフォーム。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 前記係合突起は、横断面が円弧状とされていることを特
徴とする把手付き容器成形用プリフォーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08795099A JP4266433B2 (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 把手付き容器成形用プリフォーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08795099A JP4266433B2 (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 把手付き容器成形用プリフォーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000280328A true JP2000280328A (ja) | 2000-10-10 |
JP4266433B2 JP4266433B2 (ja) | 2009-05-20 |
Family
ID=13929177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08795099A Expired - Lifetime JP4266433B2 (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 把手付き容器成形用プリフォーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4266433B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2444038A (en) * | 2006-11-22 | 2008-05-28 | Plastic Can Company Ltd | Method and apparatus for moulding a container with a handle |
CN109195772A (zh) * | 2016-05-30 | 2019-01-11 | 日精Asb机械株式会社 | 吹塑成形模具和吹塑成形装置 |
WO2024053629A1 (ja) * | 2022-09-06 | 2024-03-14 | 日精エー・エス・ビー機械株式会社 | 樹脂製容器の製造装置および製造方法 |
Families Citing this family (1)
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KR101667207B1 (ko) * | 2015-12-02 | 2016-10-18 | (주)평안매직 | Pet손잡이를 구비한 pet병 제조시스템 |
-
1999
- 1999-03-30 JP JP08795099A patent/JP4266433B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
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CN109195772B (zh) * | 2016-05-30 | 2020-12-01 | 日精Asb机械株式会社 | 吹塑成形模具 |
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