JP2000279897A - エアコン洗浄方法及びエアコン洗浄用フィルム - Google Patents

エアコン洗浄方法及びエアコン洗浄用フィルム

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JP2000279897A
JP2000279897A JP8830799A JP8830799A JP2000279897A JP 2000279897 A JP2000279897 A JP 2000279897A JP 8830799 A JP8830799 A JP 8830799A JP 8830799 A JP8830799 A JP 8830799A JP 2000279897 A JP2000279897 A JP 2000279897A
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air conditioner
cleaning
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curing film
insertion hole
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Takashi Nomura
隆 野村
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】透明な養生フィルムPをエアコンAの周囲
に装着する。洗浄ノズルNをエアコンAの洗浄位置に配
設する際に、この洗浄ノズルNの頭部N1を挿入する小
径の挿入孔P1を養生フィルムPに穿設する。挿入孔P
1から養生フィルムP内部に挿入した洗浄ノズルNでエ
アコンAを洗浄する。養生フィルムPの束ねた下端部に
荷重をかけ、緊張した養生フィルムPの側面に指先で挿
入孔P1を穿設する。使用済みの挿入孔P1に封止シー
ルSを貼着し、養生フィルムPの新たな位置に挿入孔P
1を穿設する。厚み20μ〜30μの透明な養生フィルムP
の側縁に、厚み0.3mm の接着テープTを装着し、この接
着テープTと共に養生フィルムPを捲回収納する。 【効果】洗浄ノズルの操作性が良好になり、洗浄作業を
短縮することができる。使用後の廃棄処分が可能で、従
来の養生シートのメンテナンスを不要にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井吊り下げタイ
プや、壁掛タイプのクーラー又はエアーコンディショナ
ー(以下、総称してエアコンと称する)の熱交換器を、
装着位置で洗浄するエアコン洗浄方法及びエアコン洗浄
用フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オフィス等で使用されているエア
コンの熱交換器を、装着位置で洗浄するには、特殊なシ
ートをエアコンの下に吊り下げて設置し、この状態で洗
浄液や洗浄水を熱交換器に吹き付けて洗浄する作業が行
なわれる。本発明者は、このような洗浄を行うためのエ
アコン洗浄装置を既に出願している(実用新案登録第30
52827 号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、先の出願で
は、洗浄シートとエアコンとの間から洗浄用のノズルを
挿入して洗浄するものなので、この洗浄シートとエアコ
ンとの間から僅かではあるが洗浄水等の飛沫が周囲に飛
散するおそれがあった。
【0004】また、エアコンの下方に、補強糸で補強さ
れた塩化ビニル製のシート体を装着するので、特に、天
井吊り下げタイプのエアコンを、エアコン下方から挿入
する洗浄ノズルを用いて洗浄する際に、このシート体が
洗浄の妨げになる不都合が生じていた。
【0005】しかも、一度使用したシート体を再使用す
るには、このシート体を洗浄して乾燥させる等のメンテ
ナンスに手間がかかる。そこで、従来から塗料吹き付け
用に販売されている使い捨ての養生フィルムを用いる
と、従来の養生フィルムは不透明なので肝心な熱交換器
が養生フィルムに覆われて汚れ具合が確認できない不都
合が生じる。
【0006】また、この種のエアコン用洗浄シートは、
このシート内部を洗浄水が流れ、シートの束ねた下端部
に排水パイプを連結するものである。そのため、エアコ
ン用洗浄シートに代えて養生フィルムを使用するには、
これら内部を流れる洗浄水の保持強度及び、排水パイプ
の支持強度を有するフィルムでなければならない。
【0007】そこで、本発明は上述の課題を解消すべく
創出されたもので、洗浄ノズルの操作性が良好になり、
洗浄作業を短縮することができ、しかも、使用後に廃棄
可能な養生フィルムを使用可能として、従来の養生シー
トのメンテナンスを不要にすることができるエアコン洗
浄方法及びエアコン洗浄用フィルムの提供を目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべく
本発明の第1の手段のエアコン洗浄方法は、透明な養生
フィルムPをエアコンAの周囲に装着してエアコンAの
洗浄部分を透視せしめ、洗浄ノズルNをエアコンAの洗
浄位置に配設する際に、この洗浄ノズルNの頭部N1を
挿入する小径の挿入孔P1を養生フィルムPに穿設し、
この挿入孔P1から養生フィルムP内部に挿入した洗浄
ノズルNでエアコンAを洗浄することにある。
【0009】また、第2の手段は、養生フィルムPの束
ねた下端部に荷重をかけて養生フィルムを緊張させ、緊
張した養生フィルムPの側面に指先で挿入孔P1を穿設
するものである。
【0010】更に、第3の手段は、使用済みの挿入孔P
1に封止シールSを貼着し、養生フィルムPの新たな位
置に挿入孔P1を穿設する。
【0011】第4の手段のエアコン洗浄用フィルムは、
透明な養生フィルムPをエアコンAの周囲に装着してエ
アコンAの洗浄部分を透視すると共に、洗浄ノズルNの
頭部N1を挿入する小径の挿入孔P1を穿設するエアコ
ン洗浄用フィルムにおいて、厚み20μ〜30μの透明な養
生フィルムPの側縁に、厚み0.3mm の接着テープTを装
着し、この接着テープTと共に養生フィルムPを捲回収
納したことを課題解消のための手段とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。本発明のエアコン洗浄方法は、エアコンAの洗浄
部分を透視できるように、透明な養生フィルムPをエア
コンAの周囲に装着する(図1参照)。この養生フィル
ムPの下端部は束ねられ、所定の管継手Uを介して排水
管Wに接続する(図2参照)。このときエアコンAは、
図1乃至図3に示す吊り下げタイプの他、図4に示す壁
掛けタイプのエアコンAにも装着できる。
【0013】次に、このように装着した養生フィルムP
の側面に、洗浄ノズルNを挿通する挿入孔P1を開穿す
る。挿入孔P1は、洗浄ノズルNの頭部N1を挿入でき
る程度の小径のもので、この挿入孔P1を通した洗浄ノ
ズルNを使用してエアコンAの熱交換器等を洗浄する
(図3参照)。洗浄ノズルNは、洗浄に最適な方向に挿
入するために、養生フィルムPの挿入位置に、その都度
挿入孔P1を開穿する。そこで、挿入孔P1を開穿する
には、養生フィルムPの束ねた下端部に荷重をかけ、緊
張した養生フィルムPの側面に指先で挿入孔P1を穿設
する。
【0014】使用済みの挿入孔P1には、封止シールS
を貼着し、養生フィルムPの新たな位置に挿入孔P1を
穿設することで、洗浄ノズルNの挿入角度や挿入位置を
常に最適な位置に修正する。また、多くの挿入孔P1を
開穿したときや、排水が漏れ出やすい位置に挿入孔P1
を開穿したときなども、この挿入孔P1に封止シールS
を接着して、挿入孔P1からの漏れを防止する。
【0015】本発明のエアコン洗浄用フィルムは、厚み
20μ〜30μの透明な養生フィルムPの側縁に、厚み0.3m
m の接着テープTを装着したもので、通常は、接着テー
プTと共に養生フィルムPを捲回収納されている。この
ような養生フィルムPによると、エアコンAの熱交換器
等を充分透視しながら作業ができ、しかも、養生フィル
ムPを緊張させた状態であれば、この挿入孔P1を指で
容易に開穿できる。また、管継手Uや排水管Wの荷重、
更には洗浄時の排水の荷重にも充分耐えることができ
る。また、0.3mm 厚の接着テープTと20μ〜30μ厚の透
明な養生フィルムPとを同時に捲回する際に、養生フィ
ルムPを折り畳んだ状態で捲回できるものになる(図5
参照)。
【0016】図6乃至図8は、養生フィルムPと排水管
Wとを連結する管継手Uを示している。
【0017】すなわち図6は、内筒U2と外筒U1とを
使用する管継手Uであり、外筒U1に排水管Wを接続す
ると共に、締金具U3を装着している。この管継手Uに
よると、外筒U1と内筒U2との間に養生フィルムPを
挟着し、締金具U3を締め付けることで外筒U1と内筒
U2と緊締するものである。
【0018】図7は、捩子状の管継手Uを示している。
この管継手Uは、外筒U1と内筒U2との間に捩子部U
4を設け、これら外筒U1と内筒U2との間に養生フィ
ルムPを挟んだ状態で、捩子部U4相互を捩子止めす
る。
【0019】図8に示す管継手Uは、強制嵌合する管継
手Uである。この管継手Uは、外筒U1と内筒U2との
間に養生フィルムPを介し、外筒U1の内部に内筒U2
を強制的に嵌合する管継手Uである。
【0020】このように、養生フィルムPと排水管Wと
を連結する管継手Uは、確実な防水効果のある管継手U
であれば、その形状や構造は任意に変更することができ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成したことによ
り、当初の目的を達成する。すなわち、請求項1によ
り、洗浄ノズルNの操作性が極めて良好になり、洗浄作
業を短縮することができる。
【0022】しかも、請求項2又は請求項3により、洗
浄ノズルNの位置を変更する際に、養生フィルムPの挿
入孔P1の位置を簡単に変更することが可能になった。
【0023】更に、請求項4に記載のエアコン洗浄用フ
ィルムによると、使用後に廃棄処分することができ、従
来の養生シートに必要であったメンテナンスを不要にす
ることができた。また、エアコンAの熱交換器を充分透
視しながら作業ができる。しかも、挿入孔P1を指で簡
単に設けることが可能になると共に、管継手Uや排水管
Wの荷重、更には洗浄時の排水の荷重にも充分耐えるこ
とができる。更には、0.3mm 厚の接着テープTと20μ〜
30μ厚の透明な養生フィルムPとを同時に捲回する際
に、養生フィルムPを折り畳んだ状態で捲回できるの
で、本発明洗浄用フィルムをコンパクトに持ち運ぶこと
も可能になった。
【0024】このように、本発明によると、洗浄ノズル
の操作性が良好になり、洗浄作業を短縮することがで
き、しかも、使用後に廃棄可能な養生フィルムを使用可
能として、従来の養生シートのメンテナンスを不要にす
ることができるなどといった有益な種々の効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、エアコンの周囲に養
生フィルムを装着した状態を示す斜視図。
【図2】管継手を介して養生フィルムの下端と排水管と
を接続する状態を示す斜視図。
【図3】養生フィルムの挿入孔から洗浄ノズルを通して
洗浄する状態を示す斜視図。
【図4】本発明の他の実施例を示し、壁掛けタイプのエ
アコンを洗浄する状態を示す斜視図。
【図5】本発明の養生フィルムと接着テープとを捲回収
納した状態を示す正面図。
【図6】本発明の管継手の一実施例を示す分解斜視図。
【図7】本発明の管継手の他の実施例を示す分解斜視
図。
【図8】本発明の管継手の他の実施例を示す分解斜視
図。
【符号の説明】
A エアコン N 洗浄ノズル P 養生フィルム P1 挿入孔 S 封止シール T 接着テープ U 管継手 U1 外筒 U2 内筒 U3 締金具 U4 捩子部 W 排水管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明な養生フィルムをエアコンの周囲に
    装着してエアコンの洗浄部分を透視せしめ、洗浄ノズル
    をエアコンの洗浄位置に配設する際に、この洗浄ノズル
    の頭部を挿入する小径の挿入孔を養生フィルムに穿設
    し、この挿入孔から養生フィルム内部に挿入した洗浄ノ
    ズルでエアコンを洗浄することを特徴とするエアコン洗
    浄方法。
  2. 【請求項2】 前記洗浄方法において、養生フィルムの
    束ねた下端部に荷重をかけて養生フィルムを緊張させ、
    緊張した養生フィルムの側面に指先で挿入孔を穿設する
    請求項1記載のエアコン洗浄方法。
  3. 【請求項3】 前記洗浄方法において、使用済みの挿入
    孔に封止シールを貼着し、養生フィルムの新たな位置に
    挿入孔を穿設する請求項1又は2記載のエアコン洗浄方
    法。
  4. 【請求項4】 透明な養生フィルムをエアコンの周囲に
    装着してエアコンの洗浄部分を透視すると共に、被覆面
    に洗浄ノズルの頭部を挿入する小径の挿入孔を穿設する
    エアコン洗浄用フィルムにおいて、厚み20μ〜30μの透
    明な養生フィルムの側縁に、厚み0.3mm の接着テープを
    装着し、この接着テープと共に養生フィルムを捲回収納
    したことを特徴とするエアコン洗浄用フィルム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008107079A (ja) * 2006-09-27 2008-05-08 Next Air:Kk 空気吸込み口の清掃装置
KR100852948B1 (ko) * 2007-07-25 2008-08-19 시스템에어컨엔지니어링주식회사 천장형 에어컨 세척가대
KR100852949B1 (ko) * 2007-07-25 2008-08-19 시스템에어컨엔지니어링주식회사 천장형 에어컨 세척 시스템
JP2017219209A (ja) * 2016-06-03 2017-12-14 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 洗浄作業補助装置
US10144628B1 (en) * 2013-02-27 2018-12-04 Crossford International, Llc Apparatus and method for collection and disposal of waste-water and debris from air conditioners and other sources

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Effective date: 20040518