JP2000278571A - 画像撮影装置 - Google Patents

画像撮影装置

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JP2000278571A
JP2000278571A JP11076042A JP7604299A JP2000278571A JP 2000278571 A JP2000278571 A JP 2000278571A JP 11076042 A JP11076042 A JP 11076042A JP 7604299 A JP7604299 A JP 7604299A JP 2000278571 A JP2000278571 A JP 2000278571A
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images
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JP11076042A
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Atsuhiro Kumagai
厚博 熊谷
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーソナルコンピュータ及び所定のアプリケ
ーションソフトウェアが無くても、撮影した画像に対し
て所望の加工作業を簡単に実行可能とする。 【解決手段】 ディジタルスチルカメラ10において、
例えばフロッピィディスク等に記録された複数の撮影画
像のサムネイル画像を液晶パネル17上に表示し、選択
用スイッチ12及びセレクトスイッチ13によってそれ
らの中から所望の画像を選択し、さらに画像サイズ選択
用ボタン18、画像配置選択用ボタン19、画像背景色
選択用ボタン20により画像サイズと配置パターンと背
景色を選択し、それら選択に応じた合成画像を、当該デ
ィジタルスチルカメラ10内部で生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば磁気ディス
ク、半導体メモリを用いたカード状やスティック状等の
各種リムーバブル記録媒体に、撮影した例えば静止画像
等を記録する画像撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7には、従来のディジタルスチルカメ
ラ105をレンズ配置側の逆側から見たときの外観斜視
図を示す。
【0003】この図7において、従来のディジタルスチ
ルカメラ105の筐体には、撮影用レンズ、接続端子、
レリーズボタン131、撮影前及び撮影時の画像や記録
された画像を表示可能な液晶パネル132、液晶パネル
132上に表示された各種メニューやサムネイル画像等
の選択用スイッチ102等が配置されている。
【0004】図8には、上記従来のディジタルスチルカ
メラ105の液晶パネル132配置面側の正面図を示
す。
【0005】この図8において、液晶パネル132に
は、上述したように撮影前後の画像や、複数のサムネイ
ル画像が表示される。図8の例では、液晶パネル132
上に、6個のサムネイル画像121〜126が表示され
ている。上記サムネイル画像は、既に撮影されて記録さ
れている撮影画像を縮小したものであり、例えば液晶パ
ネル132上に表示されたメニューの中からサムネイル
画像の表示メニューを選択用スイッチ102を操作して
選択することにより表示される。
【0006】上記選択用スイッチ102は、図8に示す
ように液晶パネル132の近傍に配置されているもので
あり、例えば矢印マークBが付けられている。この選択
用スイッチ102は、上記矢印マークBにて示されるよ
うな上下左右方向に動かすことができ、また、図9中の
矢印A方向に押すことができるようになされている。な
お、図9中の指示符号130はディジタルスチルカメラ
105の筐体の一部を表している。
【0007】当該ディジタルスチルカメラ105におい
ては、上記選択用スイッチ102を矢印マークBにて示
される上下左右方向へ動かすと、その操作に応じて、液
晶パネル132上に表示されているカーソル(矢印状の
カーソル)103が上下左右に移動するようになされて
いる。なお、図8の例では、サムネイル画像123の上
にカーソル103が現れている。
【0008】ここで、液晶パネル132上に表示されて
いる複数のサムネイル画像121〜126の中から画像
を選択する場合、上記カーソル103を所望のサムネイ
ル画像上に移動させ、図9に示すように、選択用スイッ
チ102を図中矢印A方向に押す。これにより、その選
択されたサムネイル画像に対応する撮影画像(記録媒体
に記録されているオリジナル画像)が、液晶パネル13
2上に表示されることになる。
【0009】図10には、上述したようなディジタルス
チルカメラ105で撮影した画像データをパーソナルコ
ンピュータ110に転送する場合の接続例を示す。
【0010】この図10において、パーソナルコンピュ
ータ110には、モニタ111とキーボード112及び
マウス113が接続されており、また、当該パーソナル
コンピュータ110は、ケーブル接続端子、フロッピィ
ディスク挿入口114、PCMCIAカードスロット1
15等を備えている。
【0011】ここで、ディジタルスチルカメラ105か
ら画像データ等をパーソナルコンピュータ110に取り
込む場合の接続方法は各種考えられ、図10の例はそれ
ら接続方法のうち幾つかの代表的な例を1枚の図面上に
同時に表している。すなわち、ディスクスチルカメラ1
05とパーソナルコンピュータ110との接続方法とし
ては、例えば、専用ケーブル106によって上記ディジ
タルスチルカメラ105とパーソナルコンピュータ11
0を接続する方法や、ディジタルスチルカメラ105が
フロッピィディスク107を記録媒体として使用するも
のである場合に当該フロッピィディスク107をパーソ
ナルコンピュータ110のフロッピィディスク挿入口1
14に挿入することによる接続方法、ディジタルスチル
カメラ105が例えばいわゆるスメートメディアなどと
呼ばれているメモリカード109を記録媒体として使用
するものである場合に当該メモリカード109をPCM
CIAカード型アダプタ108を介してPCMCIAカ
ードスロット115に挿入することによる接続方法など
が考えられる。
【0012】以下に、フロッピィディスク107をディ
ジタルスチルカメラ105の記録媒体として使用し、こ
のフロッピィディスク107に記録された撮影画像(静
止画像)を、パーソナルコンピュータ110に取り込ん
でモニタ111の画面上に表示したり、さらにその静止
画像に各種の加工等を施す場合の例を、図11を用いて
説明する。
【0013】先ず、ディジタルスチルカメラ105にて
撮影されて記録された画像データGA,GB,GC,G
Dは、フロッピィディスク107を介してパーソナルコ
ンピュータ110に取り込まれ、一旦、内蔵メモリやハ
ードディスク等に全データがコピーされた後、所定のア
プリケーションソフトウェアによりモニタ111の画面
上に表示される。
【0014】ここで、例えばいわゆるアルバムソフトと
呼ばれているアプリケーションソフトウェアを用いれ
ば、撮影した画像を順次モニタ上に表示していったり、
各画像にコメントを付けて保存したりすることが可能と
なる。
【0015】また、例えばいわゆるレタッチソフトと呼
ばれるアプリケーションソフトウェアを用いれば、図1
1に示すように撮影したオリジナル画像GAの大きさを
変更(拡大又は縮小)して画像GA1としたり、オリジ
ナル画像GA中の所望の部分を切り取って画像GA2と
したり、オリジナル画像GAの色合いを変更したり、オ
リジナル画像GAと他のオリジナル画像GB,GC,G
Dとを合成して合成画像GA3としたりするなどの、各
種の加工等が可能となる。特に、画像の合成に関して
は、撮影した画像の中から特に気に入ったものだけを集
めて1枚の画像にした上でプリントアウトし、友人や知
人に配布するなどといった使われ方がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな画像の拡大/縮小、切り取り、色合いの変更、合成
等の各種の加工作業はパーソナルコンピュータ上でしか
実行できず、また、パーソナルコンピュータを持ってい
たとしても上記レタッチソフトなどの所定のアプリケー
ションソフトウェアがインストールされていない場合に
はそれら加工操作を実行することができず、さらに、そ
れらアプリケーションソフトウェアを所有していたとし
ても、その使い方が複雑であり且つその操作に習熟して
いないような場合には所望の加工作業を実現できない
(所定の目的を達成できない)ことが多い。
【0017】そこで、本発明はこのような状況に鑑みて
なされたものであり、パーソナルコンピュータ及び所定
のアプリケーションソフトウェアが無くても、撮影した
画像に対して所望の加工作業を簡単に実行可能な、ディ
ジタルスチルカメラを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の画像撮影装置
は、画像を撮影する画像撮影装置であり、撮影画像を記
録する記録手段と、記録された撮影画像から所望の画像
を選択する選択手段と、選択した画像を用いて所望の加
工処理を行う加工処理手段とを有することにより、上述
した課題を解決する。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0020】図1には、本発明の画像撮影装置の一実施
の形態としてのディジタルスチルカメラ10をレンズ配
置側の逆側から見たときの正面図を示す。
【0021】この図1において、ディジタルスチルカメ
ラ10の筐体には、撮影用レンズ、レリーズボタン1
1、接続端子、撮影前及び撮影時の画像や記録された画
像を表示可能な液晶パネル17、液晶パネル17上に表
示されたカーソル16の移動及び各種メニューやサムネ
イル画像の選択等を行うための前記図8及び図9のスイ
ッチ102と同様の選択用スイッチ12、各種の加工処
理を施す画像を指定するための画像セレクトスイッチ1
3等が配置されている。
【0022】ここで、液晶パネル17には、撮影前後の
画像や、撮影された画像を縮小した複数のサムネイル画
像などが表示される。図1の例では、液晶パネル17上
に、例えば6個のサムネイル画像1〜6が表示されてい
る。上記サムネイル画像は、既に撮影されて記録されて
いる撮影画像を縮小したものであり、例えば液晶パネル
17上に表示されたメニューの中からサムネイル画像の
表示メニューを上記選択用スイッチ12を操作して選択
することにより表示される。図1の例のサムネイル画像
1〜6は、既に撮影されて記録されている複数の撮影画
像の中の6枚の画像を縮小表示したものである。
【0023】上記選択用スイッチ12は、図1に示すよ
うに液晶パネル7の近傍に配置されているものであり、
例えば矢印マークCが付けられている。この選択用スイ
ッチ12は、前記図8及び図9のスイッチ102と同様
の機能を有し、上記矢印マークCにて示されるような上
下左右方向に動かすことができ、その操作に応じて、液
晶パネル17上に表示されているカーソル(矢印状のカ
ーソル)16が上下左右に移動するようになされてい
る。また、当該選択用スイッチ12は、前記図9中の矢
印A方向に押すことができるようになされている。な
お、図1の例では、サムネイル画像3の上にカーソル1
6が現れている。
【0024】ここで、液晶パネル17上に表示されてい
る複数のサムネイル画像1〜6の中から画像を選択する
場合、上記選択用スイッチ12を操作することにより上
記カーソル16を所望のサムネイル画像上に移動させ、
その状態で当該選択用スイッチ12を押すことにより、
その選択されたサムネイル画像に対応する撮影画像が、
液晶パネル17上に表示されることになる。
【0025】画像セレクトスイッチ13は、各種の画像
加工処理を行う画像を指定するためのスイッチであり、
当該画像合成時の画像指定機能と上記選択用スイッチ1
2におけるサムネイル画像の選択機能とを区別するため
に、別個に設けられている。上記各種の画像加工処理の
一例として、例えば前記図11の合成画像GA3のよう
に複数の画像を1枚に合成する処理を例に挙げた場合、
当該画像セレクトスイッチ13では、それぞれ合成され
る画像を指定することになる。
【0026】上述のように画像加工処理として画像合成
を行うようにした場合、本実施の形態のディジタルスチ
ルカメラ10の液晶パネル17上には、それぞれ合成さ
れる画像のサイズを変更するか否かを選択するための画
像サイズ選択用ボタン18と、合成される複数の画像の
配置パターンを選択するための画像配置選択用ボタン1
9と、画像を合成したときに生ずる空きスペース等の背
景色を選択するための背景色選択用ボタン20も表示可
能となっている。これら画像サイズ選択用ボタン18、
画像配置選択用ボタン19、背景色選択用ボタン20に
は、図2に示すようなプルダウンメニューが用意されて
いる。
【0027】すなわち図2において、画像サイズ選択用
ボタン18には、合成される各画像を圧縮するか或いは
圧縮しない(非圧縮)かの何れかを選択するためのプル
ダウンメニュー21が用意されている。また、画像配置
選択用ボタン19には、前記図11の合成画像GA2の
ように複数の画像を1枚に合成する場合に、それら複数
の画像の配置パターンを選択するためのプルダウンメニ
ュー22が用意されている。背景色選択用ボタン20に
は、画像を合成したときに生ずる空きスペースの背景色
を選択するためのプルダウンメニュー23が用意されて
いる。これらボタン及びプルダウンメニューの中から何
れか所望のものを選択するには、選択用スイッチ12に
てカーソル16を所望のボタン上に移動させ、さらに上
記所望のボタンに対応したプルダウンメニューの中の所
望のメニュー上に上記カーソル16を移動させ、この状
態で当該選択用スイッチ12を押す。これにより、所望
のボタン内の所望のプルダウンメニューを選択すること
ができる。
【0028】ここで、画像配置選択用ボタン19のプル
ダウンメニューとして用意される複数画像の配置パター
ンとしては、図3に示すような標準の格子並び(図3の
(a)の2×2=4枚、図3の(b)の3×3=9枚、
図3の(c)の4×4=16枚)のような配置パターン
のみならず、図3の(d)〜(o)のような各種の配置
パターンが考えられる。
【0029】すなわち、図3の(A)は配置可能な画像
の枚数が2×2=4枚である場合の配置パターン例を示
しており、図3の(a)には画像4枚を格子並びに配置
した配置パターン例を、図3の(d)には画像3枚を配
置する場合の一配置パターン例を、図3の(e)には画
像2枚を配置する場合の一配置パターン例を示してい
る。また、図3の(B)は配置可能な画像の枚数が3×
3=9枚である場合の配置パターン例を示しており、図
3の(b)には画像9枚を格子並びに配置した配置パタ
ーン例を、図3の(f)には画像5枚を配置する場合の
一配置パターン例を、図3の(g)には画像6枚を配置
する場合の一配置パターン例を、図3の(h)には画像
7枚を配置する場合の一配置パターン例を、図3の
(i)には画像8枚を配置する場合の一配置パターン例
を示している。図3の(C)は配置可能な画像の枚数が
4×4=16枚である場合の配置パターン例を示してお
り、図3の(c)には画像9枚を格子並びに配置した配
置パターン例を、以下同様に、図3の(j)には画像1
0枚、図3の(k)には画像11枚、図3の(l)には
画像12枚、図3の(m)には画像13枚、図3の
(n)には画像14枚、図3の(o)には画像15枚を
配置する場合の一配置パターン例を示している。なお、
図2のプルダウンメニュー22では、5枚の画像を配置
する複数の配置パターンを選択するためのプルダウンメ
ニューを例に挙げている。
【0030】上述したように、本実施の形態において
は、図3の(a)の2×2=4枚、図3の(b)の3×
3=9枚、図3の(c)の4×4=16枚の標準的な格
子並びのパターン以外に、それぞれ空きスペースを設け
た配置パターンを選択可能としているのは、同じ枚数で
あっても並べ方によって画像の配置の仕方を変えること
ができ、ユーザがそれら配置パターンから好みの配置を
選べるようにするためである。但し、図3の例は一例で
あり、図3の(a)〜(c)のような格子並びでない画
像配置の組み合わせのパターンは、実際には図3の
(d)〜(o)以外にも多数存在するが、実際にディジ
タルスチルカメラに搭載する配置パターンは、それら全
ての配置パターンを選択するようにしたときの煩雑さを
避けるために、配置可能な画像枚数毎に例えば3通り以
内のパターンに収めるようにするのが適切である。さら
に、本実施の形態では、上述したような各配置パターン
により生じた空きスペースの部分を何色にするかを、上
記背景色選択用ボタン20に用意されている背景色選択
用のプルダウンメニュー23により選択可能としてい
る。
【0031】上述した本実施の形態のディジタルスチル
カメラ10において、画像の撮影から合成画像の生成、
さらにその合成画像を例えばプリントするまでの動作の
流れを図4に示す。
【0032】この図4において、ディジタルスチルカメ
ラ10では、先ず、ステップS1として、画像の撮影が
成される。上記撮影画像データは、当該ディジタルスチ
ルカメラ10に内蔵された記録装置によって記録媒体に
記録される。このときの記録媒体としては、磁気ディス
ク、光磁気ディスク、半導体メモリを用いたカード状や
スティック状等の各種リムーバブル記録媒体を使用する
ことができる。また、本実施の形態のディジタルスチル
カメラ10では、これら何れの記録媒体を採用した場合
であっても、その記録残容量が検出可能となされてお
り、液晶パネル17上には上記残容量に基づいて画像デ
ータが記録可能であるかどうかを表示するようにしてあ
る。なお、残容量は予め分かっているので、撮影可能枚
数を表示させることも可能である。
【0033】次に、ステップS2において、ディジタル
スチルカメラ10の液晶パネル17上には、記録媒体か
ら読み出した撮影済みの複数の画像のサムネイル画像を
一覧表示し、それらサムネイル画像の中から所望の画像
を前記選択用スイッチ12にて選択し、さらに、前記画
像セレクトスイッチ13によってその画像を合成画像と
して指定する。この操作を繰り返すことにより、合成す
る複数枚の画像を指定することができる。なお、合成画
像を作成して記録媒体に記録する場合も、当該記録媒体
の残容量を検出し、その合成画像を記録可能であるかど
うかを表示する。この場合も残容量は予め分かっている
ので、合成作業を始める前に記録可能であるかどうかを
表示させることも可能である。
【0034】次に、ステップS3において、前記画像サ
イズ選択用ボタン18及びそのプルダウンメニュー21
により、各合成される画像を一度圧縮してから合成する
か、或いは圧縮しない(非圧縮)で合成するかを選択す
る。なお、この圧縮/非圧縮の選択動作は、予めメニュ
ーにより実行しておいても良い。
【0035】次に、ステップS4において、前記画像配
置選択用ボタン19及びそのプルダウンメニュー22に
より、それら合成する各画像の配置パターンを選択す
る。ここでの配置パターンの選択は、合成する画像の枚
数に応じて前記図3に示したような各配置パターンの中
から所望の配置パターンを選択することにより行う。当
該配置パターンの選択動作も、予めメニューにより実行
しておいてもよい。
【0036】次に、ステップS5において、上記各画像
を合成し、合成画像を作成する。
【0037】その後、ステップS6において、上記作成
した合成画像を記録媒体に記録し、さらにステップS7
において、その合成画像を必要に応じて送信或いはプリ
ントする。なお、このとき、合成画像は必ずしも記録す
る必要はなく、当該合成画像を直接送信或いはプリント
するようにしてもよい。例えば、合成した画像を直接プ
リントするようにした場合、当該ディジタルスチルカメ
ラ10の操作としては、例えば液晶パネル17上に表示
された操作選択用のメニューの中から、記録せずに直接
プリントすることを示すメニューを選択するような例を
挙げることができる。
【0038】なお、本実施の形態では、合成された画像
の縦横比は基本的にはカメラ本体で設定されている比率
と同じにしている。また、画像を選択して合成する場合
には、その画素数もカメラ本体の画質モードと同じにし
ている。したがって、圧縮しない場合には、合成する画
像の枚数が4枚、9枚、16枚のように多くなるにつれ
てその画像サイズは大きくなる。
【0039】図5には、本実施の形態のディジタルスチ
ルカメラ10の内部構成例を示す。
【0040】この図5において、レンズ/CCDユニッ
ト71は、フォーカス機構やズーム機構等を備える撮影
レンズ系と、上記撮影レンズ系により集光された被写体
等からの光を受光して撮像信号に変換するCCD(固体
撮像素子)等を有する。このCCDからの撮像信号は、
カメラ信号処理部70に送られる。
【0041】カメラコントロール部75は、上記レンズ
/CCDユニット71の撮影レンズ系の動作や、CCD
の動作を制御する。
【0042】カメラ信号処理部70は、撮像信号に対し
て所定の信号処理を施して画像データを生成する。この
画像データはメモリコントロール部69に送られる。
【0043】ダイナミックRAM(DRAM)68は、
撮影された画像データ、或いは記録媒体から読み出され
た画像データを一旦記憶するものである。
【0044】メモリコントロール部69は、DRAM6
8に対する画像データの書き込みと読み出しをコントロ
ールする。例えば、撮影した画像データを記録媒体に記
録する時のメモリコントロール部69は、カメラ信号処
理部70からの画像データを一旦DRAM68に書き込
み、その後、当該書き込んだ画像データを読み出して記
録部62に送ると共に、必要に応じてその画像データを
システムコントロール部72にも送る。また例えば、記
録媒体に記録された画像データを読み出した時のメモリ
コントロール部69は、記録部62からの画像データを
一旦DRAM68に書き込み、その後、当該書き込んだ
画像データを読み出してシステムコントロール部72に
送る。
【0045】記録部62は、記録媒体として例えばフロ
ッピィディスク63が装填されてなるものであり、信号
処理部67、磁気ヘッド64、スピンドルモータ65、
メカコントロール部66等からなる。
【0046】記録部62の信号処理部67は、メモリコ
ントロール部69から供給された画像データから記録信
号を生成し、その記録信号を磁気ヘッド64に送る。
【0047】磁気ヘッド64は、スピンドルモータ65
により回転駆動されているフロッピィディスク63に対
して、上記記録信号を記録する。
【0048】メカコントロール部66は、スピンドルモ
ータ65の回転や、磁気ヘッド64の動作及び移動等を
制御する。
【0049】一方、このフロッピィディスク63から信
号を再生する場合には、スピンドルモータ65により回
転駆動されている当該フロッピィディスク63から磁気
ヘッド64により信号が再生され、その再生信号が信号
処理部67に送られる。
【0050】このときの信号処理部67は、再生信号か
ら画像データを復元し、その画像データをメモリコント
ロール部69に送る。当該メモリコントロール部69
は、上記再生された画像データを一旦DRAM68に書
き込んだ後に読み出し、システムコントロール部72に
送る。
【0051】システムコントロール部72は、本実施の
形態のディジタルスチルカメラ10の各部の動作を制御
するものである。当該システムコントロール部72は、
前述したようなメニューやボタン等を表示するためのデ
ータを生成してLCDプロセス部74に送り、また、上
記メモリコントロール部69から画像データが供給され
た場合にはその画像データをLCDプロセス部74に送
る。さらに、本実施の形態の場合、当該システムコント
ロール部72は、記録部62及びメモリコントロール部
69等をコントロールすることにより、画像加工処理
(例えば前述したような画像合成等)の流れを制御す
る。
【0052】接続端子77は、外部機器との間で画像デ
ータ等の送受を行うためのインターフェイスである。
【0053】LCDプロセス部74は、システムコント
ロール部72から供給されたデータに基づいてLCD
(液晶ディスプレイ)の表示信号を生成し、その表示信
号をLCDユニット76に送る。
【0054】LCDユニット76は、前述した液晶パネ
ル17を備えて成るものであり、上記表示信号に応じた
画像等を液晶パネル17に表示する。
【0055】ヒューマンインターフェイス部73は、前
記レリーズボタン11や選択用スイッチ12、画像セレ
クトスイッチ13等が配置され、これらボタン或いはス
イッチの操作を信号に変換してシステムコントロール部
72に送る。
【0056】なお、この図5の例では、フロッピィディ
スク63を記録媒体として用いた例を挙げたが、記録媒
体として例えばメモリカード等を用いるようにした場
合、上記記録部62は例えばPCMCIAカード型アダ
プタを介してメモリカード等が挿入されるPCMCIA
カードスロットとなる。
【0057】また、本実施の形態では、撮影した画像デ
ータや合成した画像データを、フロッピィディスクやメ
モリカード等に記録する例を挙げたが、画像データは必
ずしもそれら記録媒体へ記録する必要はなく、例えばパ
ーソナルコンピュータに接続した状態であればそのまま
パーソナルコンピュータに送信してハードディスク等に
書き込むようにしてもよい。
【0058】さらに、本実施の形態のディジタルスチル
カメラ10は、パーソナルコンピュータを経由すること
なく、接続端子77を介して直接プリンタ等に接続可能
となされており、したがって、合成画像等の画像データ
を直接プリンタへ接続してプリント出力させることも可
能となっている。
【0059】図6には、本発明実施の形態のディジタル
スチルカメラ10の接続例を示している。
【0060】図6の(a)はディジタルスチルカメラ1
0の接続端子77と専用の小型プリンタ80とを接続し
た例を示している。この図6の(a)の接続例によれ
ば、パーソナルコンピュータを介さずに、直接且つ簡単
に、撮影画像や合成画像をプリントすることが可能とな
る。なお、本実施の形態のディジタルスチルカメラ10
がプリント機能を備えているものであれば、この図6の
(a)のようにプリンタと接続しなくても、非常に簡単
に画像のプリントを得ることが可能となる。
【0061】図6の(b)にはディジタルスチルカメラ
10の接続端子とテレビジョン受像機81を接続した例
を示している。この図6の(b)の接続例によれば、パ
ーソナルコンピュータのモニタ装置などを使用しなくて
も、撮影画像や合成画像を大画面のテレビジョン受像機
81上で楽しむことができる。
【0062】また、図6の(c)にはディジタルスチル
カメラ10の接続端子77とモデム82を接続し、この
モデム82を介して家庭用の公衆電話回線プラグ83に
接続した例を示している。この図6の(c)の接続例に
よれば、パーソナルコンピュータを介することなく、撮
影画像データや合成画像データを家庭用の公衆電話回線
を介して送信することが可能となる。
【0063】また、図6の(d)にはディジタルスチル
カメラ10の接続端子77と携帯電話或いはPHS84
を接続した例を示している。この図6の(d)の接続例
によれば、家庭用公衆電話回線を使用せず、例えば屋外
等の任意の場所から、画像データや合成画像データを送
信或いは受信することが可能となる。
【0064】上述したように、本実施の形態のディジタ
ルスチルカメラ10においては、パーソナルコンピュー
タを全く介することなく、各種の機器に接続可能となっ
ており、それら各種の機器に直接、撮影画像データや合
成画像データを出力可能となり、パーソナルコンピュー
タの無い場所でも、また、パーソナルコンピュータに所
定のアプリケーションソフトウェアが無い場合、さら
に、所定のアプリケーションソフトウェアの操作に習熟
していなくても、ディジタルスチルカメラ10内で簡単
に画像加工ができる。さらに、本実施の形態のディジタ
ルスチルカメラ10によれば、合成後の画像を送信可能
となっているため、合成前の何枚分もの画像データを送
信する場合に比べて、簡単に情報量の多い画像を送るこ
とができ、送信時間を非常に短くすることができるので
経済的である。
【0065】なお、本実施の形態では、画像加工の例と
して画像の合成を挙げて説明したが、本実施の形態のデ
ィジタルスチルカメラは、画像の合成だけでなく、他の
画像加工処理、例えば拡大/縮小、色合いの変更、切り
取り、張り付け、コピー等、従来はパーソナルコンピュ
ータのアプリケーションソフトウェアにより行われてい
た各種の画像加工処理をも行うことができる。
【0066】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
おいては、撮影画像を記録し、記録された撮影画像から
所望の画像を選択し、選択した画像を用いて所望の加工
処理を行うことにより、パーソナルコンピュータ及び所
定のアプリケーションソフトウェアが無くても、撮影し
た画像に対して所望の加工作業を簡単に実行可能であ
る。
【0067】すなわち、本発明においては、画像撮影装
置自体に画像加工機能を持たせることにより、パーソナ
ルコンピュータとは切り離して気楽にディジタル画像を
楽しむことができるようになる。さらに、本発明によれ
ば、例えば合成画像を送信可能となっているため、何枚
分もの画像データを送信する場合に比べて、送信時間を
非常に短くすることができ、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態のディジタルスチルカメラを
レンズ配置側の逆側から見たときの正面図である。
【図2】例えば画像合成を行う際に使用するボタン及び
プルダウンメニューの一例を示す図である。
【図3】画像合成を行う場合の画像配置パターン例を示
す図である。
【図4】本実施の形態のディジタルスチルカメラにおい
て、画像の撮影から合成画像の生成、その合成画像をプ
リントするまでの動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【図5】本実施の形態のディジタルスチルカメラの内部
構成例を示すブロック回路図である。
【図6】本実施の形態のディジタルスチルカメラの接続
例を示す図である。
【図7】従来のディジタルスチルカメラの外観斜視図で
ある。
【図8】従来のディジタルスチルカメラをレンズ配置側
の逆側から見たときの正面図である。
【図9】選択用スイッチの動作説明に用いる図である。
【図10】従来のディジタルスチルカメラの接続例を示
す図である。
【図11】画像の拡大/縮小、切り取り、合成等の加工
操作の説明に用いる図である。
【符号の説明】
1〜6 サムネイル画像、 10 ディジタルスチルカ
メラ、 11 レリーズボタン、 12 選択用スイッ
チ、 13 画像セレクトスイッチ、 16カーソル、
17 液晶パネル、 18 画像サイズ選択用ボタ
ン、 19 画像配置選択用ボタン、 19 画像背景
選択用ボタン、 21 画像サイズ選択用のプルダウン
メニュー、 22 画像配置パターン選択用のプルダウ
ンメニュー、 23 背景選択用のプルダウンメニュ
ー、 62 記録部、 63 フロッピィディスク、
64 磁気ヘッド、 65 スピンドルモータ、 66
メカコントロール部、 68 DRAM、 69 メ
モリコントロール部、 70カメラ信号処理部、 71
レンズ/CCDユニット、 72 システムコントロ
ール部、 73 ヒューマンインターフェイス部、 7
4 LCDプロセス部、 75 カメラコントロール
部、 76 LCDユニット、 77 接続端子
フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA13 AB68 AC01 AC03 AC42 AC69 AC80 5C023 AA02 AA11 AA14 AA16 AA31 AA34 AA37 BA11 CA01 DA04 DA08 5C053 FA08 FA14 FA27 GB21 HA29 KA04 KA24 LA01 LA03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を撮影する画像撮影装置において、 撮影画像を記録する記録手段と、 上記記録された撮影画像から所望の画像を選択する選択
    手段と、 上記選択した画像を用いて所望の加工処理を行う加工処
    理手段とを有することを特徴とする画像撮影装置。
  2. 【請求項2】 上記加工処理手段は、上記選択した複数
    の画像を合成する画像合成処理を行うことを特徴とする
    請求項1記載の画像撮影装置。
  3. 【請求項3】 上記選択手段では、上記選択した画像に
    対する圧縮/非圧縮の選択をも行うことを特徴とする請
    求項1記載の画像撮影装置。
  4. 【請求項4】 上記選択手段では、上記加工処理後の画
    像の記録/非記録の選択をも行うことを特徴とする請求
    項1記載の画像撮影装置。
  5. 【請求項5】 上記選択手段では、上記合成する画像の
    配置パターンの選択をも行うことを特徴とする請求項2
    記載の画像撮影装置。
  6. 【請求項6】 上記選択手段では、上記合成する画像の
    無い領域の背景色の選択をも行うことを特徴とする請求
    項2記載の画像撮影装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008109668A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Hewlett-Packard Development Co Lp カメラのデジタル写真のための傷修復ツール
KR101015520B1 (ko) 2003-01-22 2011-02-16 소니 주식회사 화상 처리 장치 및 방법, 그리고 기록 매체

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KR101015520B1 (ko) 2003-01-22 2011-02-16 소니 주식회사 화상 처리 장치 및 방법, 그리고 기록 매체
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