JP2000278565A - Evf装置 - Google Patents

Evf装置

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JP2000278565A
JP2000278565A JP11077405A JP7740599A JP2000278565A JP 2000278565 A JP2000278565 A JP 2000278565A JP 11077405 A JP11077405 A JP 11077405A JP 7740599 A JP7740599 A JP 7740599A JP 2000278565 A JP2000278565 A JP 2000278565A
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evf
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Hiroki Amano
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂製の保持ケースを用いていたのでLCD
ユニットが大型化していた。 【解決手段】 LCDを、この画像表示範囲以外を遮光
するべく金属板で形成した遮光部材と、前記LCDを保
持するべく金属板で形成した保持ケースとで挟持したこ
とにより、EVF装置を小型化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ等な
どに使用するエレクトリック・ビュー・ファインダー
(以下、EVFと記す)に利用して有効なEVF装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラにおいては小型化の
要求が大きく、中でも所定の光学経路を確保するために
小型化が困難なEVF装置についても、小型化の要求が
高い。
【0003】そこでこれを改善する一手段として、EV
Fにスライド機構を設け、非使用時は小型に収納し、使
用時はこれを引き延ばして必要な光学経路を確保する手
法が取られているが、さらなる小型化が望まれている。
【0004】さらなる小型化を妨げる一要因として、画
像を表示する液晶表示ユニット、および平面蛍光管やエ
レクトロ・ルミネッセンス素子、LEDと導光板を組み
合わせるなどして構成した発光ユニットのサイズが大き
いことと、その寸法ばらつきが挙げられる。液晶表示ユ
ニットは、ガラスにて構成された液晶表示デバイス(以
下LCDと記す)を、一般的にはLCDメーカーにて樹
脂成形品の保持ケースに接着固定して構成され、この形
態で各電子機器メーカーに納入される。この樹脂成形品
の肉厚が厚いため、液晶表示ユニットの小型化の妨げと
なっていた。
【0005】また、液晶表示ユニットや平面蛍光管など
はいずれも寸法公差が大きく、またガラスにて構成され
ているため衝撃に弱い。このため、両者を弾性的に保持
する構成が必要であり、この構成も小型化を妨げる一要
因となっていた。
【0006】以下に従来のEVF装置について説明す
る。
【0007】図5は従来のEVF装置を有するビデオカ
メラの側面図を示したものであり、ビデオカメラ本体3
2に、EVF31が固定されている。図6はEVF31
の一部であるスライドユニット31aを収納した状態、
図7はスライドユニット31aを図5における矢印Aの
方向に引き出した状態を、それぞれ示したものである。
図8は、EVF31の部分的な分解斜視図を示したもの
である。図9は、液晶表示ユニットであるLCDユニッ
ト1の側断面図を示したものである。
【0008】図6および図7に示すように、1は液晶表
示ユニットであるLCDユニット、3はLCDユニット
1の画像表示範囲以外を遮光する遮光部材であるLCD
マスク、2はLCDユニット1を発光表示させる発光ユ
ニット、4はスペーサー、5はこれらを保持する保持部
材であるEVFケースである。
【0009】図において、LCDユニット1は、主にガ
ラス板にて構成された液晶表示デバイスであるLCD1
aに、樹脂で形成した保持ケース1bを接着固定して構
成されている。発光ユニット2は発光ユニット基板2a
に実装されている。発光ユニット基板2aには図8に示
すように嵌合爪2bが形成されている。LCDマスク3
は、接眼部から入射した太陽光による焼けの回避と薄型
化のため、錫めっき鋼板に焼き付け塗装を施した物を使
用している。スペーサー4は、LCDユニット1と発光
ユニット2の寸法ばらつきによる取付ガタを無くし、落
下等の衝撃による割れを防止するため、弾性部材である
シリコンゴムを使用している。EVFケース5には、図
8に示すように嵌合爪2bと嵌合する嵌合孔5aが形成
されている。
【0010】図6および図7に示すように、EVFケー
ス5にはLCDユニット1に表示された画像を反射させ
るべくアルミ蒸着を施したガラス板であるリフレクター
6をあてがい、トランス基板7にて挟み込み、トランス
基板7とEVFケース5に形成した嵌合部(図示せず)
にて固定している。透明アクリルにて形成された保護カ
バー8は、外部からの異物の進入を防ぐためEVFケー
ス5にビス(図示せず)にて固定されている。保護カバ
ー8は表面に異物が付着しても合焦しない位置に取り付
けられている。
【0011】スライドユニット31aは、スライド金具
9、視度調ベース金具11、アイキャップ12、ガイド
軸13、ツマミホルダー14、トルクピース15、ツマ
ミ16、レンズホルダー17、レンズ18からなる。レ
ンズ18はレンズホルダー17に嵌合爪17aにて固定
されている。レンズホルダー17は、視度調ベース金具
11に植立したガイド軸13に案内され、コイルバネ
(図示せず)にてツマミ16の凸部16aとレンズホル
ダー17のカム面17bとが当接する方向に付勢されな
がら、摺動可能に取り付けられている。アイキャップ1
2は鋼板にて形成したアイキャップ金具12aにシリコ
ンゴムを一体成形して形成している。アイキャップ12
はアイキャップ金具12aに形成した嵌合部12bにて
視度調ベース金具11に取り付けている。ツマミ16
と、このツマミ16に適度な操作力を付与する摩擦部材
であるトルクピース15とはツマミホルダー14に取り
付けられている。このツマミホルダー14は視度調ベー
ス金具11にビス(図示せず)にて固定されている。こ
のようにしてアイキャップ12、ガイド軸13、ツマミ
ホルダー14、トルクピース15、ツマミ16、レンズ
ホルダー17、レンズ18が取り付けられた視度調ベー
ス金具11は、EVFケース5に摺動可能に差し込まれ
たスライド金具9にビス(図示せず)にて固定されてい
る。スライド金具9はEVFケース5およびガイドホル
ダー10によって案内され、ストッパー部を形成したク
リックバネ(図示せず)にて収納位置と引出し位置にそ
れぞれ位置規制される。EVF駆動回路を実装したEV
F駆動基板19はEVFケース5に固定されている。
【0012】EVF32は、ガイドホルダー10および
EVFケース5と本体ケース20を固定することにより
保持されている。
【0013】マイクユニット21はマイクネット22と
共にEVF装置32の前方に配置し、本体ケース20に
固定されている。
【0014】以上のように構成された従来のEVF装置
について、図5から図9を用いて、その動作を説明す
る。
【0015】図8に示すように、LCDマスク3、LC
Dユニット1、スペーサー4および発光ユニット2は、
EVFケース5内に順番に挿入し、発光ユニット2を実
装した発光ユニット基板2aに設けた爪2bが、EVF
ケース5に設けた嵌合孔5aに嵌合することにより固定
される。
【0016】LCDユニット1や発光ユニット2の寸法
公差は大きいが、スペーサー4が適度に圧縮されて収納
されるため、取付ガタはない。また、スペーサー4が落
下等の衝撃を緩和するため、LCDユニット1のガラス
部が割れ難い。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、図9に示すように樹脂成形品である保持ケ
ース1bの肉厚A1及びA2が厚いため、保持ケースの
高さ寸法L1及び幅寸法L2が大きくなり、保持ケース
1bが大型化し、この保持ケースからなるLCDユニッ
ト1を搭載したビデオカメラなどの装置が大型化してし
まうという問題点があった。
【0018】また、LCDユニット1と発光ユニット2
との間にスペーサ4を配しているので、EVF装置の高
さ方向の寸法を小さくすることが困難であるという問題
点を有していた。
【0019】本発明は前記課題を解決するもので、LC
Dを、その画像表示範囲以外を遮光するべく金属板で形
成した遮光部材と、LCDを保持するべく金属板で形成
した保持ケースとで挟持することでLCDユニットを構
成することによりLCDユニットの小型化を実現し、E
VF装置を小型化することを目的とする。また、液晶表
示ユニットおよび発光ユニットを、これらを保持する保
持部材内にて互いに付勢することによりガタなく保持す
るための弾性部を、遮光部材あるいは保持ケースに一体
的に設けたことにより、さらに小型なEVF装置を提供
するとともに、コストダウンすることも目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のEVF装置は、映像を表示可能な表示手段
と、前記表示手段の後方から光を発する発光手段とを内
包したEVF装置であって、前記表示手段の画像表示範
囲以外を遮光する遮光部材と、前記遮光部材に係合し前
記表示手段を保持する保持ケースとを備え、前記遮光部
材と前記保持ケースとを薄肉構成としたものである。
【0021】このような構成により、LCDを、その画
像表示範囲以外を遮光するべく金属板で形成した遮光部
材と、LCDを保持するべく金属板で形成した保持ケー
スとで挟持することでLCDユニットを構成することに
よりLCDユニットの小型化を実現し、EVF装置を小
型化することを目的とする。
【0022】映像を表示可能な表示手段と、前記表示手
段に隣接し前記表示手段の後方から光を発する発光手段
とを内包したEVF装置であって、前記表示手段の画像
表示範囲以外を遮光する遮光部材と、前記遮光部材に係
合し前記表示手段を保持する保持ケースと、前記保持ケ
ースの少なくともその一部に設けられかつ前記発光手段
に当接する弾性部とを備えたものである。
【0023】このような構成により、液晶表示ユニット
および発光ユニットを、これらを保持する保持部材内に
て互いに付勢することによりガタなく保持するための弾
性部を、遮光部材あるいは保持ケースに一体的に設けた
ことにより、さらに小型なEVF装置を提供するととも
に、コストダウンすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、映像を表示可能な表示手段と、前記表示手段の後方
から光を発する発光手段とを内包したEVF装置であっ
て、前記表示手段の画像表示範囲以外を遮光する遮光部
材と、前記遮光部材に係合し前記表示手段を保持する保
持ケースとを備え、前記遮光部材と前記保持ケースとを
薄肉構成としたものであり、このような構成により、表
示手段の高さ寸法及び幅寸法を小さくすることができ、
EVF装置として小型化することができるものである。
【0025】請求項2に記載の発明は、映像を表示可能
な表示手段と、前記表示手段に隣接し前記表示手段の後
方から光を発する発光手段とを内包したEVF装置であ
って、前記表示手段の画像表示範囲以外を遮光する遮光
部材と、前記遮光部材に係合し前記表示手段を保持する
保持ケースと、前記保持ケースの少なくともその一部に
設けられかつ前記発光手段に当接する弾性部とを備えた
ものであり、このような構成により、従来のようなスペ
ーサが不要となり、EVF装置の高さ寸法を小さくする
ことができる。
【0026】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図4を用いて説明する。
【0027】(実施の形態1)図1は本実施の形態のE
VF装置の構成を示す断面図で、スライドユニットを収
納した状態、図2は同じくスライドユニットを引き出し
た状態をそれぞれ示したものである。図3は本実施の形
態のEVF装置の部分的な分解斜視図を示したものであ
る。図4は同実施の形態の液晶表示ユニットの側断面図
を示したものである。
【0028】図3および図4に示すように、101は液
晶表示デバイスである表示手段であるLCDで、2枚の
ガラス基板を貼りあわせ、この間に液晶を封入して構成
されているが、保持ケース104側に位置するガラス基
板の周囲は、寸法精度良く切断されたダイス加工面(図
中に示すD面)3面と、割断にて切断されて十分な精度
がでないスクライブ面(図中に示すS面)1面とからな
る。
【0029】103はLCD101の画像表示範囲以外
を遮光する遮光部材であるLCDマスクで、不要反射を
防ぐためにつや消し黒の焼き付け塗装を施している。こ
のLCDマスク103は、板状部材よりなる。
【0030】104は保持ケースで、板状化による剛性
低下回避のため、いずれもばね用ステンレス鋼板にて形
成している。保持ケース104にはLCD101のダイ
ス加工面を保持ケース104の基準面104fに弾性付
勢して位置決めするための規制ばね部104bを形成し
ている。また、LCD101の長辺方向について両側面
を挟持し位置規制する、2個所の規制面104dを保持
ケース104に形成している。さらに、LCDマスク1
03の嵌合孔103aと嵌合するケース爪部104cお
よび、LCDマスク103の凸部103bと嵌合するケ
ース嵌合孔104eを形成している。また、保持ケース
104には、LCD101と発光ユニット102の寸法
ばらつきによる取付ガタを無くし、落下等の衝撃による
割れを防止するため、保持ケース104の少なくとも一
部に片持ち板バネ状の弾性部104aを一体的に形成し
ている。この弾性部104aは、発光ユニット102と
隣接配置させた時に、その先端が発光ユニット102の
上面に当接するようになっている。
【0031】102は発光手段である発光ユニットで、
LEDと導光板を組み合わせて構成しており、発光ユニ
ット基板102aに実装されている。発光ユニット基板
102aには図3に示すように嵌合爪102bが形成さ
れている。
【0032】LCD101は、LCDマスク103と保
持ケース104に挟持されて、三者で液晶表示ユニット
を構成している。
【0033】図1および図2に示すように、前記のごと
く構成した液晶表示ユニットと、LCD101を発光表
示させる発光ユニット102は、これらを保持する保持
部材であるEVFケース105に収納されている。
【0034】105はEVFケースで、図3に示すよう
に嵌合爪102bと嵌合する嵌合孔105aが形成され
ている。図1および図2に示すように、EVFケース1
05にはLCDユニット101に表示された画像を反射
させるべくアルミ蒸着を施したガラス板であるリフレク
ター106をあてがい、リフレクター106に貼りつけ
たクッション123を介してトランス基板107にて挟
み込み、トランス基板107とEVFケース105に形
成した嵌合部(図示せず)にて固定している。なお、ト
ランス基板107はリフレクター106に対して平行で
はなく、少し傾斜させて配置している。
【0035】108は透明アクリルにて形成された保護
カバーで、外部からの異物の進入を防ぐためEVFケー
ス105にビス(図示せず)にて固定されている。保護
カバー108は表面に異物が付着しても合焦しない位置
に取り付けられている。
【0036】スライドユニット31aは、スライド金具
109、視度調ベース金具111、アイキャップ11
2、ガイド軸113、ツマミホルダー114、トルクピ
ース115、ツマミ116、レンズホルダー117、レ
ンズ118からなる。レンズ118はレンズホルダー1
17に嵌合爪117aにて固定されている。レンズホル
ダー117は、視度調ベース金具111に植立したガイ
ド軸113に案内され、コイルバネ(図示せず)にてツ
マミ116の凸部116aとレンズホルダー117のカ
ム面117bとが当接する方向に付勢されながら、摺動
可能に取り付けられている。アイキャップ112は鋼板
にて形成したアイキャップ金具112aにシリコンゴム
を一体成形して形成している。アイキャップ112はア
イキャップ金具112aに形成した嵌合部112bにて
視度調ベース金具111に取り付けている。ツマミ11
6と、このツマミ116に適度な操作力を付与する摩擦
部材であるトルクピース15とはツマミホルダー114
に取り付けられている。このツマミホルダー114は視
度調ベース金具111にビス(図示せず)にて固定され
ている。このようにしてアイキャップ112、ガイド軸
113、ツマミホルダー114、トルクピース115、
ツマミ116、レンズホルダー117、レンズ118が
取り付けられた視度調ベース金具111は、EVFケー
ス105に摺動可能に差し込まれたスライド金具109
にビス(図示せず)にて固定されている。スライド金具
109はEVFケース105およびガイドホルダー11
0によって案内され、ストッパー部を形成したクリック
バネ(図示せず)にて収納位置と引出し位置にそれぞれ
位置規制される。EVF駆動回路はEVF駆動基板11
9および中継基板124に分割して実装し、いずれもE
VFケース105に固定されている。
【0037】以上のように構成されたEVF132は、
ガイドホルダー110およびEVFケース105と本体
ケース120を固定することにより保持されている。
【0038】マイクユニット121は、マイクネット1
22と共にEVF132の直上配置し、本体ケース12
0に固定されている。
【0039】以上のように構成された本実施の形態のE
VF装置について、図1から図4を用いて、その動作を
説明する。
【0040】図3に示すように、先ずLCD101を、
基準面104f(図4参照)と規制ばね部104bおよ
び基準面104dにてそれぞれ挟持するように保持ケー
ス104に挿入される。次に、ケース爪部104cを、
LCDマスク103の嵌合孔103aに挿入した後、凸
部103bとケース嵌合孔104eを嵌合させることに
より、三者を組み合わせて液晶表示ユニットを構成す
る。
【0041】なお、嵌合孔103aおよびケース嵌合孔
104eは、それぞれケース爪部104cおよび凸部1
03bに対して、いずれも厚さ方向に移動可能なように
ガタを持たせて形成することにより、LCD101の厚
さばらつきを吸収できるようにしている。
【0042】LCDマスク103、液晶表示ユニットお
よび発光ユニット102は、EVFケース105に順に
挿入し、発光ユニット102を実装した発光ユニット基
板102aに設けた爪102bがEVFケース105に
設けた嵌合孔105aに嵌合することにより固定され
る。
【0043】図4に示すように、金属板で形成した保持
ケース104の肉厚B1及びB2が薄いため、高さ寸法
M1及び幅寸法M2が従来構成に比べて小さくなり、液
晶表示ユニットを小型化することができる。
【0044】また、LCD101と発光ユニット102
の寸法公差はいずれも大きいが、保持ケース104に形
成した片持ち板バネ状の弾性部104aが弾性変形して
収納されるため、取付ガタは発生しない。また、この弾
性部104aが落下等の衝撃を緩和するため、ガラス部
が割れ難い。よって、従来必要だったスペーサー4も廃
止できるので、厚み方向にさらに小型化できる。また、
バリを除去する必要が無くなるためにコストダウンもで
きる。
【0045】以上のように本実施の形態では、保持ケー
ス104を金属板で構成したので、液晶表示ユニットが
小型化できるので、結果としてEVF装置全体を小型化
できる。
【0046】なお、本実施の形態は、スライドユニット
131aがスライドする構成としたが、必ずしもスライ
ド構成にする必要はない。
【0047】なお、リフレクター106を使用して画像
を反射させる構成としたが、反射構成にしなくても同様
の効果が得られる。
【0048】なお、発光ユニット102にはLEDと導
光板を組み合わせたものを用いたが、たとえばエレクト
ロ・ルミネッセンス素子や、平面蛍光管など、他の発光
デバイスでも構わない。
【0049】なお、保持ケース104に弾性部を構成し
たが、LCDマスク103に構成しても構わないし、材
料は必ずしもバネ用ステンレス鋼板を使用しなくてもよ
い。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明はLCDを、その画
像表示範囲以外を遮光するべく金属板で形成した遮光部
材と、LCDを保持するべく金属板で形成した保持ケー
スとで挟持することで液晶表示ユニットを構成すること
により液晶表示ユニットが小型化でき、その結果として
小型なEVF装置が提供できるとともに、液晶表示ユニ
ットと発光ユニットをEVFケース内にて互いに付勢す
ることによりガタなく保持するための弾性部を、前記保
持ケースに一体的に設けたことにより、従来、ゴムで形
成したスペーサーも廃止できるので、さらに小型なEV
F装置を提供し、かつコストダウンすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のEVF装置を収納した
状態における側断面図
【図2】本発明の実施の形態1のEVF装置を引き出し
た状態における側断面図
【図3】本発明の実施の形態1のEVF装置の部分的な
分解斜視図
【図4】本発明の実施の形態1のEVF装置の液晶表示
ユニットの側断面図
【図5】従来のEVF装置を有するビデオカメラの側面
【図6】従来のEVF装置を収納した状態における側断
面図
【図7】従来のEVF装置を引き出した状態における側
断面図
【図8】従来のEVF装置の部分的な分解斜視図
【図9】従来のEVF装置の液晶表示ユニットの側断面
【符号の説明】
101 LCDユニット 102 発光ユニット 103 LCDマスク 104 保持ケース 104a 弾性部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/66 102 G02F 1/1335 530 Fターム(参考) 2H089 HA40 JA10 QA08 QA11 QA12 TA13 TA17 TA18 2H091 FA14Z FA26X FA26Z FA34Z FA41Z GA11 LA11 LA12 5C022 AA11 AC03 AC08 AC61 AC77 CA00 5C058 AA06 AB06 BA35 5G435 AA00 AA09 AA18 BB12 BB15 EE02 EE26 EE34 FF13 GG08 GG24 GG42 HH18 LL14

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像を表示可能な表示手段と、前記表示
    手段の後方から光を発する発光手段とを内包したEVF
    装置であって、前記表示手段の画像表示範囲以外を遮光
    する遮光部材と、前記遮光部材に係合し前記表示手段を
    保持する保持ケースとを備え、前記遮光部材と前記保持
    ケースとは、前記表示手段を挟持したことを特徴とする
    EVF装置。
  2. 【請求項2】 映像を表示可能な表示手段と、前記表示
    手段に隣接し前記表示手段の後方から光を発する発光手
    段とを内包したEVF装置であって、前記表示手段の画
    像表示範囲以外を遮光する遮光部材と、前記遮光部材に
    係合し前記表示手段を保持する保持ケースと、前記保持
    ケースの少なくともその一部に設けられかつ前記発光手
    段に当接する弾性部とを備えたことを特徴とするEVF
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006039361A (ja) * 2004-07-29 2006-02-09 Nec Personal Products Co Ltd 電子機器およびその製造方法
US7689118B2 (en) * 2005-12-16 2010-03-30 Sony Corporation Image capture apparatus

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