JP7476758B2 - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents
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Description
表示光を出射する表示装置と、
前記表示装置からの前記表示光が透過するレンズと、
前記レンズを透過した前記表示光を受けて画像を表示するスクリーンと、
前記スクリーンを保持するスクリーンホルダと、
前記スクリーンを保持した前記スクリーンホルダ及び前記レンズが挿入方向に沿って挿入可能に構成され、前記スクリーンを保持した前記スクリーンホルダ及び前記レンズを収容するレンズホルダと、備え、
前記スクリーンホルダは、前記挿入方向に交わる方向に弾性変形可能に形成されるクリック感付与部を備え、
前記レンズホルダは、前記スクリーンを保持した前記スクリーンホルダ及び前記レンズが前記レンズホルダへ挿入される際に前記クリック感付与部が通過する位置に設けられるクリック凸部を備え、
前記クリック感付与部の前記レンズホルダに接触する部位は、前記スクリーンを保持した前記スクリーンホルダ及び前記レンズの前記レンズホルダへの挿入が完了したときに前記挿入方向において前記クリック凸部の隣に位置する。
HUD装置1は、表示装置10により生成された表示画像(画像)を表す表示光Lを、リレー光学系を構成する第1及び第2平面鏡13、14と第1及び第2凹面鏡16、17とで反射させ、透過反射部の一例である自動車のフロントガラス2に照射する。視認者(主に運転者)は、HUD装置1が生成する画像可視領域であるアイボックス3内に視点4を置くことで、車両前方の景色(実景)と重ねて表示画像の虚像Vを視認することができる。
なお、第1凹面鏡16は、表示光Lをクロス点Cでクロスさせずに第2凹面鏡17に到達させてもよい。また、第1凹面鏡16は、平面鏡であってもよい。
第2凹面鏡17は、第1凹面鏡16が反射した表示光Lをフロントガラス2に向けて反射する。
図2に示すように、表示装置10は、光源22と、光学部材23と、光変調素子24と、を備える。
図3及び図4に示すように、スクリーンユニット15は、フィールドレンズ50と、スクリーン60と、スクリーンホルダ70と、レンズホルダ100と、を備える。スクリーンホルダ70はスクリーン60を保持した状態でフィールドレンズ50に仮固定されるため、スクリーンホルダ70、スクリーン60及びフィールドレンズ50は一体的な中間組み立て体SAとして挿入方向Isに沿ってレンズホルダ100に挿入される。
以下の説明では、フィールドレンズ50の厚さ方向をZ方向と規定し、フィールドレンズ50の長手方向をX方向と規定し、フィールドレンズ50の短手方向をY方向と規定する。挿入方向IsはY方向に沿う。
図9に示すように、フィールドレンズ50は、レンズ本体部51と、外周縁部52a,52b,52cと、を備える。
レンズ本体部51は、表示光Lが透過する部位である。レンズ本体部51は、表示光Lが入射する入射面50i(図4参照)と、入射面50iから入射した表示光Lを出射する出射面50oと、を備える。図11に示すように、入射面50i及び出射面50oはY方向に沿って膨らむように湾曲する。
また、図9に示すように、外周縁部52a,52bには、中間組み立て体SAがレンズホルダ100に挿入されたときにレンズホルダ100の後述するストッパ部105(図21参照)に当接する当接部55が形成される。図21及び図22に示すように、当接部55は、外周縁部52a,52bの挿入方向Isの端部に位置する。
図4に示すように、レンズホルダ100は、表示光Lの光路を囲むように形成される枠部101と、フィールドレンズ50の外周縁部52a,52bが挿入される一対の挿入部110と、を備える。枠部101は、フィールドレンズ50の外周に沿う長方形枠板状をなす。
一対の挿入部110は、枠部101をX方向から挟み込むように配置される。一対の挿入部110は、それぞれ、Y方向に沿って延び、挿入方向Isの反対方向へ開口するように形成される。
一対の挿入部110は、それぞれ、外周縁部52a,52bの側面に対向する側壁111と、外周縁部52a,52bの裏面(入射面50iに近い面)に対向する天井部112と、フィールドレンズ50の当接部55が当接するストッパ部105と、ストッパ部105が当接部55に当接した状態を外部から視認可能とする露出部113と、を備える。天井部112は、挿入方向Isに進むにつれて枠部101との隙間が狭くなるように形成されている。
図22に示すように、露出部113は、ストッパ部105と当接部55の当接部分の少なくとも一部が露出するように天井部112のレンズ本体部51に対向する側面を凹状とすることにより形成されている。
図6に示すように、レンズホルダ100には、スクリーンホルダ70の後述するスクリーン保持部72が位置する孔部が形成されている。
また、図20に示すように、レンズホルダ100は、中間組み立て体SAのレンズホルダ100への挿入が完了したときに、クリック感を作業者に与えるクリック凸部107を備える。クリック凸部107は、中間組み立て体SAの挿入時に、スクリーンホルダ70の後述するクリック感付与部75が乗り越えて通過可能となる位置に形成されている。図4の左側に拡大して示すように、クリック凸部107は、枠部101のスクリーンホルダ70に対向する面にX方向に沿って延び、X方向から見て半球状に形成される。クリック凸部107は、枠部101の挿入方向Isに沿って延びる2つの辺部に1つずつ設けられ、枠部101において挿入方向Isと反対側、すなわち作業者に近い側に設けられている。
図10に示すように、スクリーン60の外周には、フィールドレンズ50の位置決めピン51a,51b,51cが嵌まる位置決め穴60a,60b,60cが形成されている。位置決め穴60a,60b,60cは、スクリーン60の厚さ方向に貫通し、スクリーン60の外周側に向けて開口して形成される。
スクリーンホルダ70は、枠部71と、複数のスクリーン保持部72と、ホルダ当接部73と、複数のスクリーン離間保持部74と、複数のクリック感付与部75と、位置決め弾性部76と、複数のフック部77と、を備える。
枠部71は、スクリーン60の表面(光出射側の面)に対向して位置し、スクリーン60及びフィールドレンズ50の外周に沿う平板枠状をなす。
2つの側辺部71c,71dは、それぞれ、Y方向に沿って延び、上辺部71aと下辺部71bの両端部を連結する。側辺部71dには、位置決めピン51aが嵌まる位置決め穴70aが形成されている。位置決め穴70aは、側辺部71dのY方向の略中央に貫通孔として形成されている。位置決め穴70aは、Y方向に長い長孔として形成されている。
側辺部71cには、位置決めピン51bが嵌まる位置決め穴70bが形成されている。位置決め穴70bは、側辺部71cのY方向の略中央に貫通孔として形成されている。位置決め穴70bは、位置決めピン51bの外周に沿う丸孔として形成されている。
図12に示すように、複数のスクリーン保持部72は、枠部71の裏面側でスクリーン60を厚さ方向から挟む。スクリーン保持部72は、X方向から見て開口部が狭くなることでスクリーン60を挟む略U字状をなす。
図14に示すように、ホルダ当接部73は、孔部108内に位置し、挟持部109の第1当接部109aに接触する。ホルダ当接部73はX方向から見てV字状をなす。ホルダ当接部73は、Y方向に対して傾斜する傾斜板部73aを備える。傾斜板部73aは第1当接部109aに接触して第1当接部109aを押す。また、上辺部71aのうちホルダ当接部73のX方向の両側は、第2当接部109bに接触する。第1当接部109aと第2当接部109bにより、スクリーンホルダ70がZ方向にレンズホルダ100に対して位置決めされる。
スクリーン離間保持部74は、挿入方向Isとは反対方向に向かうにつれてZ方向において枠部71から離れるように傾斜する。枠部71を基準としたスクリーン離間保持部74の最大高さは、クリック感付与部75の最大高さよりも高く形成される。スクリーン離間保持部74の基端は枠部71に固定され、スクリーン離間保持部74の先端は枠部71に向けて折り曲げられてなる。
スクリーン離間保持部74は、X方向にレンズホルダ100のクリック凸部107とは異なる位置に形成されている。これにより、中間組み立て体SAがレンズホルダ100に挿入される際、スクリーン離間保持部74がクリック凸部107とは異なる位置を通り、中間組み立て体SAの挿入が妨げられることが抑制される。
スクリーン離間保持部74のX方向に沿う幅はクリック感付与部75のX方向に沿う幅よりも小さく形成される。スクリーン離間保持部74は、クリック感付与部75よりも枠部71のX方向の外側に位置する。また、スクリーン離間保持部74は、クリック感付与部75よりも挿入方向Isに位置する。
図7に示すように、複数、本例では2つのクリック感付与部75は、枠部71のY方向に延びる側辺部71c,71dに1つずつ設けられる。
図15に示すように、クリック感付与部75は、連結部75aと、支持部75bと、接触部75cと、を備える。
連結部75aは、枠部71の縁部に連結され、Z方向に延びる。支持部75bは、連結部75aの枠部71から遠い上端に連結され、枠部71に隙間を持って対面する。接触部75cは、支持部75bのスクリーン離間保持部74から遠い端部に位置し、角部が上側に位置する向きのV字又はL字状に形成される。接触部75cの上端に位置する角部がクリック凸部107又は天井部112を摺動する部位である。
位置決め弾性部76は、連結部76aと、接触部76cと、を備える。
連結部76aは、側辺部71cの縁部に連結され、Z方向に延び、フィールドレンズ50の側面に対向する。
接触部76cは、中間組み立て体SAがレンズホルダ100に挿入される際にレンズホルダ100の側壁111を摺動する。接触部76cは、Y方向に連結部76aから遠ざかるにつれてフィールドレンズ50の側面から離れるように傾斜する。接触部76cの連結部76aと反対側の先端はフィールドレンズ50の側面に向けて曲げられて形成される。
複数、本例では2つのフック部77は、枠部71の2つの側辺部71c,71dの縁部に1つずつ設けられ、フィールドレンズ50の側面に接触する方向に延びる。2つのフック部77は、X方向に弾性変形可能に形成され、フィールドレンズ50をX方向から挟み持つ。フック部77は、Y方向において、クリック感付与部75と位置決め弾性部76の間に位置する。
連結部77aは、枠部71の縁部に連結され、枠部71から離れるようにX方向に延びる。接触部77cは、連結部77aの枠部71から遠い端部に位置し、フィールドレンズ50の側面に対向するようにZ方向に延びる。接触部77cのZ方向の先端は、フィールドレンズ50の側面に引っ掛かるように形成される。
まず、図7に示すように、スクリーンホルダ70の各スクリーン保持部72によりスクリーン60を保持させる。スクリーン60を保持したスクリーンホルダ70はフィールドレンズ50に装着される。具体的には、スクリーンホルダ70の2つのフック部77をフィールドレンズ50の側面に引っ掛けることによりスクリーンホルダ70がフィールドレンズ50に仮止めされる。これにより、中間組み立て体SAの組み立てが完了する。
さらに、中間組み立て体SAがレンズホルダ100に挿入されると、図18及び図19に示すように、クリック感付与部75がクリック凸部107に接触し、クリック凸部107上に乗り上げる。そして、図20に示すように、さらに、中間組み立て体SAがレンズホルダ100に挿入されると、クリック感付与部75の天井部112に接触する部位P1がクリック凸部107を乗り越えて挿入方向Isにおけるクリック凸部107の隣に位置して中間組み立て体SAの挿入が完了する。このとき、作業者はクリック感(節度感)を得ることができ、このクリック感を通じて、中間組み立て体SAの挿入が完了したことを知ることができる。クリック感は、音又は感触を通じて作業者に与えられるものである。クリック感付与部75の天井部112に接触する部位P1がクリック凸部107を乗り越えると、クリック凸部107はクリック感付与部75が挿入方向Isと反対方向に移動することを規制する抜け止めとして機能する。
中間組み立て体SAの挿入が完了すると、図22に示すように、当接部55がストッパ部105に当接する。作業者は、当接部55がストッパ部105に当接していること、又は、フィールドレンズ50の挿入深さを露出部113を介して外部から視認することができる。
以上で、スクリーンユニット15の組み立て作業が完了となる。
以上、説明した一実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)HUD装置1は、表示光Lを出射する表示装置10と、表示装置10からの表示光Lが透過するレンズの一例であるフィールドレンズ50と、フィールドレンズ50を透過した表示光Lを受けて画像を表示するスクリーン60と、スクリーン60を保持するスクリーンホルダ70と、スクリーン60を保持したスクリーンホルダ70及びフィールドレンズ50が挿入方向Isに沿って挿入可能に構成され、スクリーン60を保持したスクリーンホルダ70及びフィールドレンズ50を収容するレンズホルダ100と、備える。スクリーンホルダ70は、挿入方向Isに交わる方向に弾性変形可能に形成されるクリック感付与部75を備える。レンズホルダ100は、スクリーン60を保持したスクリーンホルダ70及びフィールドレンズ50がレンズホルダ100へ挿入される際にクリック感付与部75が通過する位置に設けられるクリック凸部107を備える。クリック感付与部75のレンズホルダ100に接触する部位P1(図20参照)は、スクリーン60を保持したスクリーンホルダ70及びフィールドレンズ50のレンズホルダ100への挿入が完了したときに挿入方向Isにおいてクリック凸部107の隣に位置する。
この構成によれば、スクリーン60を保持したスクリーンホルダ70及びフィールドレンズ50をレンズホルダ100に挿入する際に、クリック感付与部75がクリック凸部107を乗り上げて、この挿入が完了すると、クリック感付与部75がクリック凸部107を乗り超える。これにより、作業者には、この挿入が完了したときに、クリック感が付与され、作業者は、この挿入の完了を確実に知ることができる。よって、スクリーン60を保持したスクリーンホルダ70及びフィールドレンズ50をレンズホルダ100に組み付ける際の組み付け性を向上させることができる。
この構成によれば、スクリーン60を保持したスクリーンホルダ70及びフィールドレンズ50をレンズホルダ100に挿入する際に、スクリーン離間保持部74によりスクリーン60が枠部101に擦れることが抑制される。よって、作業者は、スクリーン60を枠部101に接触しないように挿入する必要がなく、組み付け性を向上させることができる。
また、スクリーン離間保持部74は挿入方向Isにおいてクリック凸部107と重ならない位置に設けられる。この構成によれば、スクリーン離間保持部74がクリック凸部107上を通過しないため、スクリーンホルダ70の挿入がスムーズとなる。
この構成によれば、スクリーンホルダ70は、スクリーン60を保持した状態で、フィールドレンズ50に引っ掛かる。これにより、スクリーン60を保持したスクリーンホルダ70及びフィールドレンズ50が一体化した中間組み立て体SAが構成され、この中間組み立て体SAを簡単にレンズホルダ100に挿入することが可能となる。
この構成によれば、作業者は、露出部113を介して外周縁部52a,52bの当接部55がストッパ部105に当接していること、すなわち、中間組み立て体SAのレンズホルダ100への挿入が完了したこと視認できる。よって、組み付け性を向上させることができる。
この構成によれば、挟持部109により、スクリーンホルダ70がレンズホルダ100に対して確実に固定される。よって、HUD装置1の剛性が高まり、耐振動性を向上させることができる。
この構成によれば、位置決め弾性部76によりレンズホルダ100内においてX方向にスクリーンホルダ70が位置決めされる。これにより、位置決めが簡単となり、組み付け性を向上させることができる。
この構成によれば、下辺部71bは第2光通過孔に向けて膨らむ形状をなすため面積が大きくなりやすい。この下辺部71bに位置決め穴70cが形成されることで、スクリーンホルダ70をフィールドレンズ50に確実に位置決めすることが可能となる。
上記実施形態におけるスクリーンホルダ70に設けられたクリック感付与部75、スクリーン離間保持部74及びフック部77の位置、数及び形状は適宜変更可能である。例えば、クリック感付与部75、スクリーン離間保持部74及びフック部77は板バネ状に形成されていたが、弾性部材であれば、これに限らずコイルバネ等であってもよい。また、例えば、クリック感付与部75はZ方向に弾性変形可能であったが、これに限らず、X方向に弾性変形可能に形成されてもよい。この場合、クリック凸部107は側壁111に設けられてもよい。
上記実施形態においては、上辺部71aと下辺部71bは、挿入方向Isに向けて膨らむようにX方向に沿って湾曲するように形成されていたが、これに限らず、X方向に沿って直線状に形成されてもよい。
2 フロントガラス
3 アイボックス
4 視点
10 表示装置
13 第1平面鏡
14 第2平面鏡
15 スクリーンユニット
16 第1凹面鏡
17 第2凹面鏡
18 ケース
18a 開口
19 透光性カバー
22 光源
23 光学部材
24 光変調素子
41 ミラー
42,43 ダイクロイックミラー
44 反射鏡
45 凸レンズ
46 プリズム
47 投光レンズ
50 フィールドレンズ
50i 入射面
50o 出射面
51 レンズ本体部
51a,51b,51c 位置決めピン
52a,52b,52c 外周縁部
55 当接部
60 スクリーン
60a,60b,60c,70a,70b,70c 位置決め穴
70 スクリーンホルダ
71 枠部
71a 上辺部
71b 下辺部
71c,71d 側辺部
72 スクリーン保持部
73 ホルダ当接部
73a 傾斜板部
74 スクリーン離間保持部
75 クリック感付与部
75a,76a,77a 連結部
75b 支持部
75c,76c,77c 接触部
76 位置決め弾性部
77 フック部
100 レンズホルダ
101 枠部
108 孔部
105 ストッパ部
107 クリック凸部
109 挟持部
109a 第1当接部
109b 第2当接部
110 挿入部
111 側壁
112 天井部
113 露出部
R 赤色光線
G 緑色光線
B 青色光線
C クロス点
L 表示光
V 虚像
AL,AR 通過エリア
SA 中間組み立て体
Is 挿入方向
Claims (7)
- 表示光を出射する表示装置と、
前記表示装置からの前記表示光が透過するレンズと、
前記レンズを透過した前記表示光を受けて画像を表示するスクリーンと、
前記スクリーンを保持するスクリーンホルダと、
前記スクリーンを保持した前記スクリーンホルダ及び前記レンズが挿入方向に沿って挿入可能に構成され、前記スクリーンを保持した前記スクリーンホルダ及び前記レンズを収容するレンズホルダと、備え、
前記スクリーンホルダは、前記挿入方向に交わる方向に弾性変形可能に形成されるクリック感付与部を備え、
前記レンズホルダは、前記スクリーンを保持した前記スクリーンホルダ及び前記レンズが前記レンズホルダへ挿入される際に前記クリック感付与部が通過する位置に設けられるクリック凸部を備え、
前記クリック感付与部の前記レンズホルダに接触する部位は、前記スクリーンを保持した前記スクリーンホルダ及び前記レンズの前記レンズホルダへの挿入が完了したときに前記挿入方向において前記クリック凸部の隣に位置する、
ヘッドアップディスプレイ装置。 - 前記レンズホルダは、前記表示光が通過する第1光通過孔の周囲を囲む第1枠部を備え、
前記スクリーンホルダは、前記スクリーンの外周に沿って形成され、前記レンズホルダの前記第1枠部と前記スクリーンの間に位置し、
前記スクリーンホルダは、前記レンズホルダの前記第1枠部から前記スクリーンを離す方向に弾性力を作用させるスクリーン離間保持部を備える、
請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。 - 前記スクリーンホルダは、前記レンズに引っ掛かる複数のフック部を備える、
請求項1又は2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。 - 前記レンズは、
前記表示光が透過するレンズ本体部と、
前記レンズ本体部の外周に位置し、前記レンズホルダに挿入される外周縁部と、を備え、
前記レンズホルダは、前記スクリーンを保持した前記スクリーンホルダ及び前記レンズの前記レンズホルダへの挿入が完了した状態で前記外周縁部が当接するストッパ部と、
前記外周縁部が前記ストッパ部に当接している状態を前記レンズホルダの外部から視認可能に露出させる露出部と、を備える、
請求項1から3の何れか1項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。 - 前記レンズホルダは、前記スクリーンホルダの一部を前記スクリーンの厚さ方向から挟み込む挟持部を備える、
請求項1から4の何れか1項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。 - 前記スクリーンホルダは、前記挿入方向に交わる方向に弾性変形可能に形成され、前記レンズホルダとの間で作用する弾性力により前記挿入方向に交わる方向に前記スクリーンホルダを前記レンズホルダに対して位置決めする位置決め弾性部を備える、
請求項1から5の何れか1項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。 - 前記スクリーンホルダは、前記表示光が通過する第2光通過孔の周囲を囲む長方形枠状をなす第2枠部を備え、
前記第2枠部は、前記第2光通過孔に向けて膨らむ形状をなす辺部を備え、
前記辺部には、前記レンズに形成される位置決めピンが嵌まる位置決め穴が形成される、
請求項1から6の何れか1項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
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