JP2000278428A - ドアホンシステム - Google Patents

ドアホンシステム

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JP2000278428A
JP2000278428A JP11086487A JP8648799A JP2000278428A JP 2000278428 A JP2000278428 A JP 2000278428A JP 11086487 A JP11086487 A JP 11086487A JP 8648799 A JP8648799 A JP 8648799A JP 2000278428 A JP2000278428 A JP 2000278428A
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JP
Japan
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camera
gate
signal
slave
door
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Application number
JP11086487A
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English (en)
Inventor
Kikuo Tanida
喜久雄 谷田
Kazuo Sudo
一生 須藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 子機カメラで訪問者を確認した扉のみを簡単
な操作で解錠することを可能にする。 【解決手段】 親機2を子機カメラ3、4と電気的にそ
れぞれ接続し、親機2は室内に設置され、子機カメラ3
は自動門扉5付近に設置し、子機カメラ4は自動門扉6
付近に設置される。そして、子機カメラ3はその子機カ
メラ3が設置されている自動門扉5と電気的に接続し、
同じように子機カメラ4はその子機カメラ4が設置され
ている自動門扉6と電気的に接続する。親機2のカメラ
切換装置を操作して親機2に接続する子機カメラを選択
し、接続した子機カメラによる訪問者の確認を行った
後、接続されている子機カメラに門扉開閉信号を送り、
門扉信号を受け取った子機カメラは、その子機カメラに
接続されている自動門扉を解錠する信号をその自動門扉
に送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、訪問者をカメラで
確認して扉の開閉を遠隔操作できるドアホンシステムに
関し、特に開閉する扉の選択が可能なドアホンシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、安全性の観点から、入口付近に取
り付けてあるカメラで訪問者を確認し、入口扉の開閉を
遠隔操作で行うことが可能なドアホンシステムの普及が
進んでいる。
【0003】このようなドアホンシステムは、室内に取
り付けられる親機及び入口付近に取り付けられる子機カ
メラによって構成されている。訪問者が子機カメラに設
置されている呼び出しボタンを押すと、その信号は親機
に伝えられ、親機は呼び出し音を鳴らす。呼び出し音に
より訪問者が訪れたことを知った室内にいる利用者は親
機のモニタ画面を通して子機カメラに映し出されている
訪問者を確認する。この確認により訪問者の入室を許す
場合、利用者は親機に設置されている扉開閉ボタンを操
作し扉の解錠を行う。
【0004】取り付けられる子機カメラの数は設置規模
により異なるが、複数の入口付近に子機カメラを1つず
つ取り付け、親機は複数の子機カメラをモニタリング
し、該当する扉の開閉を遠隔操作するドアホンシステム
も使用されている。このように複数の子機カメラを有す
るドアホンシステムでは、親機によって確認を行う子機
カメラを選択することが可能であり、この選択によって
選択された子機カメラの映像を確認することができる。
そして、この確認により訪問者の入室を許す場合、親機
の扉開閉ボタンを操作し扉の解錠を行うこととなる。こ
の場合の扉の解錠操作としては、親機に扉開閉ボタンが
1つのみ設置されており、そのボタンを操作することに
より子機カメラが設置されているすべての扉の解錠を行
う方式、あるいは、複数の子機カメラに1対1で対応す
る複数の扉開閉ボタンが親機に設置されており、それら
を操作することにより選択した1つの扉のみの解錠を行
う方式がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、親機に設置さ
れた1つのボタンのみの操作で子機カメラが設置されて
いるすべての扉の解錠を行う方式では、訪問者を確認し
た扉以外の解錠も行うこととなるため、その安全性に問
題が生じるという問題点がある。
【0006】また、複数のボタンにより選択した1つの
扉のみの解錠を行う方式では、ボタン操作が面倒であ
り、ボタンの誤操作を生じやすいという問題点もある。
本発明はこのような点に鑑みなされたものであり、子機
カメラで訪問者を確認した扉のみを簡単な操作で解錠す
ることが可能なドアホンシステムを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、訪問者をカメラで確認して扉の開閉を遠
隔操作できるドアホンシステムにおいて、接続する子機
カメラを選択するカメラ切換手段と、選択された子機カ
メラに門扉開閉信号を送る門扉開閉信号送信手段と、を
有する親機と、前記親機から前記門扉開閉信号送られて
きたときに、該当する門扉へ開閉指示を与える開閉指示
手段を有する子機カメラと、を有することを特徴とする
ドアホンシステムが提供される。
【0008】ここで、カメラ切換手段は親機に接続する
子機カメラを選択し、門扉開閉信号送信手段は選択され
た子機カメラに門扉開閉信号を送り、開閉指示手段は親
機から前記門扉開閉信号送られてきたときに、該当する
門扉へ開閉指示を与える。
【0009】また、訪問者をカメラで確認して扉の開閉
を遠隔操作できるドアホンシステムにおいて、接続する
子機カメラを選択するカメラ切換手段と、前記子機カメ
ラの選択に連動して該当する門扉を選択する門扉切換手
段と、選択された門扉に開閉指示を与える開閉指示手段
と、を有する親機、を有することを特徴とするドアホン
システムが提供される。
【0010】ここで、カメラ切換手段は親機に接続する
子機カメラを選択し、門扉切換手段は子機カメラの選択
に連動して該当する門扉を選択し、開閉指示手段は選択
された門扉に開閉指示を与える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。まず、第1の実施の形態について
説明する。
【0012】図1は、本発明の第1の実施の形態におけ
るドアホンシステム1の構成図である。ドアホンシステ
ム1は、親機2及び複数の子機カメラ3、4により構成
されており、親機2はそれぞれの子機カメラ3、4と電
気的に接続されている。親機2は室内に設置され、子機
カメラ3は自動門扉5付近に設置され、子機カメラ4は
自動門扉6付近に設置される。そして、子機カメラ3は
その子機カメラ3が設置されている自動門扉5と電気的
に接続されており、同じように子機カメラ4はその子機
カメラ4が設置されている自動門扉6と電気的に接続さ
れている。
【0013】親機は、選択した子機カメラがとらえた画
像を表示するモニタ2a、子機カメラの選択入力を行う
1つのカメラ切換スイッチ2b、門扉の施錠・解錠を行
う施錠スイッチ2c及び選択した子機カメラと音声によ
るやりとりを行うマイク・スピーカ2dを有しており、
子機カメラ3は、画像を写すCCDカメラ3a、親機と
音声によるやりとりを行うマイク・スピーカ3b及び呼
び出しを行う呼び出しボタン3cを有している。子機カ
メラ4についても子機カメラ3と同様な構成となる。
【0014】図2は、親機2の構成を示すブロック図で
ある。親機2は、子機カメラの切換を行うカメラ切換装
置2n、信号を周波数分割する信号分離フィルタ2k、
画像信号の波形整形を行う波形整形装置2j、画像信号
の復調を行うビデオ復調装置2i、復調された画像信号
を画像処理する表示用ドライブ2h、画像表示を行うモ
ニタ2a、カメラ切換スイッチ2b、施錠スイッチ2
c、カメラ切換スイッチ2b及び施錠スイッチ2cの入
力を処理するコントロール用マイクロコンピュータ2
e、門扉開閉信号を変調する変調装置2m、子機カメラ
との音声のやりとりを行うマイク・スピーカ2d、音声
信号の増幅を行う音声増幅器2f及び音声信号の変調・
復調を行う変調・復調装置2gによって構成されてい
る。
【0015】ここで、カメラ切換装置2nは子機カメラ
3、子機カメラ4及び信号分離フィルタ2kと電気的に
接続されており、信号分離フィルタ2kは、波形整形装
置2j、変調装置2k及び変調・復調装置2gと電気的
に接続されている。波形整形装置2jはビデオ復調装置
2iと、ビデオ復調装置2iは表示用ドライブ2hと、
表示用ドライブ2hはモニタ2aとそれぞれ電気的に接
続されている。また、変調装置2kはコントロール用マ
イクロコンピュータ2eと電気的に接続されており、コ
ントロール用マイクロコンピュータ2eは、施錠スイッ
チ2c、カメラ切換スイッチ2b及びカメラ切換装置2
nと電気的に接続される。そして、変調・復調装置2g
は音声増幅器2fと、音声増幅器2fはマイク・スピー
カ2dとそれぞれ電気的に接続される。
【0016】図3は、子機カメラ3の構成を示すブロッ
ク図である。子機カメラ3は、信号を周波数分割する信
号分離フィルタ3g、門扉開閉信号を復調する復調装置
3f、門扉の施錠・解錠指示信号を出すリレードライブ
3e、画像を写すCCDカメラ3a、画像信号を変調す
る変調装置3d、親機との音声のやりとりを行うマイク
・スピーカ3b及び音声信号の変調・復調を行う変調・
復調装置3cにより構成されている。
【0017】ここで、信号分離フィルタ3gは、復調装
置3f、変調装置3d及び変調・復調装置3cと電気的
に接続されており、復調装置3fはリレードライブ3e
と、変調装置3dはCCDカメラ3aと、変調・復調装
置3hはマイク・スピーカ3bとそれぞれ電気的に接続
されている。なお、図3では呼び出しボタン3cに関す
る構成の説明を省略してある。
【0018】子機カメラ4は、子機カメラ3と同一構成
であるため説明を省略する。次に、図1を用いてドアホ
ンシステム1の全体的な動作について説明する。ここで
は、訪問者が自動門扉5を訪れた場合を例にとって説明
する。
【0019】自動門扉5を訪れた訪問者は、その自動門
扉5付近に設置されている子機カメラ3の呼び出しボタ
ン3cを押す。呼び出しボタン3cが押されると、その
検知信号は親機2に伝えられ、親機2のマイク・スピー
カ2dから呼び出し音が鳴らされる。この呼び出し音に
より訪問者が訪れたことを知った室内にいる利用者は、
親機2のカメラ切換スイッチ2bを押して子機カメラを
切換ながらモニタ2aを確認していく。子機カメラが子
機カメラ3に切り替わり、CCDカメラ3aによって映
し出された訪問者を利用者がモニタ2aによって確認す
ると、利用者は、マイク・スピーカ2dを用い訪問者と
音声による対話を行い訪問者の確認を行う。このように
モニタ画像と音声により訪問者を確認し入室を許すこと
を判断した利用者は、親機2の施錠スイッチ2cを押す
ことにより入室を許可する。
【0020】施錠スイッチ2cが押されると、親機2は
門扉の解錠を指示する門扉開閉信号を選択されている子
機カメラ3に送る。門扉開閉信号が送られた子機カメラ
3は、子機カメラ3が設置されている自動門扉5に開閉
指示を与え、自動門扉5の解錠を行う。
【0021】次に、図2及び図3を用いてドアホンシス
テム1の動作の詳細について説明する。まず、呼び出し
音によって訪問者が訪れたことを知った利用者は、カメ
ラ切換スイッチ2bを押し、子機カメラの選択を行う。
カメラ切換スイッチ2bが押されると、その検知信号は
コントロール用マイクロコンピュータ2eに伝えられ
る。この検知信号を受け取ったコントロール用マイクロ
コンピュータ2eは、カメラ切換信号をカメラ切換装置
2nに伝える。コントロール用マイクロコンピュータ2
eからカメラ切換信号を受け取ったカメラ切換装置2n
は、親機2と子機カメラとの接続の切換を行う。親機2
と子機カメラとの接続は、信号分離フィルタ2kといず
れかの子機カメラ1台のみが接続されることによって行
われ、例えば子機カメラ3が選択されている場合には、
信号分離フィルタ2kは子機カメラ3のみと接続され、
子機カメラ4とは接続されない。カメラ切換信号を検知
したカメラ切換装置2nは、信号分離フィルタ2kが子
機カメラ3と接続されていた場合には、子機カメラ3を
信号分離フィルタ2kから切り離し、子機カメラ4を信
号分離フィルタ2kに接続する。一方、信号分離フィル
タ2kが子機カメラ4と接続されていた場合には、子機
カメラ4を信号分離フィルタ2kから切り離し、子機カ
メラ3を信号分離フィルタ2kに接続する。
【0022】このようにして子機カメラ3が選択された
場合、子機カメラ3のCCDカメラ3aがとらえた画像
は、画像信号として変調装置3dへ送られ、そこで変調
され、その後信号分離フィルタ3gに達する。ここで、
信号分離フィルタ3gは、そこに入力される信号の周波
数に応じてその出力端子が決定される特性を有してお
り、変調装置3dから出力された周波数の画像信号が信
号分離フィルタ3gに入力された場合、その画像信号の
出力は親機2に接続する出力端子のみに出力される。そ
して、信号分離フィルタ3gの親機2に接続する出力端
子から出力された画像信号は、親機2のカメラ切換装置
2nに伝えられる。
【0023】カメラ切換装置2nに達した画像信号は、
信号分離フィルタ2kに入力される。この信号分離フィ
ルタ2kも入力される信号の周波数に応じてその出力端
子を決定する特性を有しており、本形態の場合、画像信
号の伝達に用いられている信号がこの信号分離フィルタ
2kに入力されると、その画像信号は波形整形装置2j
に接続される端子のみから出力されることとなる。そし
て、信号分離フィルタ2kから出力された画像信号は、
波形整形装置2jを経てビデオ復調装置2iに達し、そ
こで復調される。復調された画像信号は表示用ドライブ
2hに達し、そこで画像処理される。画像処理された画
像信号はモニタ2aに送られ、モニタ2a表示される。
【0024】モニタ2aに表示された画像を確認した利
用者は、マイク・スピーカ2dを用い訪問者との対話を
行う。マイク・スピーカ2dに入力された音声信号は、
音声増幅器2fで増幅され、変調・復調装置2gに達す
る。変調・復調装置2gに達した音声信号は、そこで変
調され、変調後、信号分離フィルタ2kに入力する。信
号分離フィルタ2kに入力された音声信号は、カメラ切
換装置2nと接続する端子のみから出力され、カメラ切
換装置2nに達する。ここで、カメラ切換装置2nは子
機カメラ3を選択しているため、カメラ切換装置2nに
達した音声信号は子機カメラ3の信号分離フィルタ3g
に達する。
【0025】信号分離フィルタ3gに入力した音声信号
は、変調・復調装置3cにつながる出力端子のみから出
力され、変調・復調装置3cに達する。変調・復調装置
3cに達した音声信号は、そこで復調され、その後、マ
イク・スピーカ3bで音声出力される。この音声出力に
対し訪問者が音声で応答する場合には、この経路とは反
対に音声信号が伝えられることとなる。
【0026】このようにして画像及び音声によって訪問
者を確認し、訪問者の入室を許可した利用者は、親機2
の施錠スイッチ2cを押す。施錠スイッチ2cが押され
ると、その検知信号はコントロール用マイクロコンピュ
ータ2eに伝えられ、検知信号を受け取ったコントロー
ル用マイクロコンピュータ2eは門扉開閉信号を変調装
置2kに送る。変調装置2kに達した門扉開閉信号は変
調装置2kで変調された後、信号分離フィルタ2kに送
られる。信号分離フィルタ2kに入力した門扉開閉信号
は、カメラ切換装置2nに接続される端子からのみ出力
され、カメラ切換装置2nに達する。ここで、カメラ切
換装置2nは子機カメラ3を選択しているため、カメラ
切換装置2nに入力した門扉開閉信号は、子機カメラ3
の信号分離フィルタ3gに達する。
【0027】信号分離フィルタ3gに入力した門扉開閉
信号は復調装置3fにつながる端子のみから出力され、
復調装置3fに達する。復調装置3fに達した門扉開閉
信号はそこで復調され、リレードライブ3eに入力す
る。門扉開閉信号を受けたリレードライブ3eは自動門
扉5へ開閉指示を与え、自動門扉5の解錠を行う。
【0028】このように、本形態では、子機カメラ3を
自動門扉5と電気的に接続し、また、子機カメラ4を自
動門扉6と電気的に接続し、親機2のカメラ切換装置2
nを操作して親機2に接続する子機カメラを選択し、接
続した子機カメラによる訪問者の確認を行った後、接続
されている子機カメラに門扉開閉信号を送り、門扉信号
を受け取った子機カメラは、その子機カメラに接続され
ている自動門扉を解錠する信号をその自動門扉に送るこ
ととしたため、確認した訪問者が入室する門扉のみの解
錠を簡単なボタン操作で確実に行うことができる。
【0029】また、画像信号、音声信号及び門扉開閉信
号を周波数分割により多重化させ、同一の伝送経路で伝
送させることとしたため、配線の単純化を図ることが可
能となる。
【0030】なお、本形態では1台の親機のみで操作を
行うこととしたが、複数の親機を接続し、それぞれの親
機から操作することとしてもよい。また、本形態では、
2台の子機カメラを2つの自動門扉に設置することとし
たが、3台以上の子機カメラを用いることとしてもよ
い。
【0031】さらに、本形態では、画像信号、音声信号
及び門扉開閉信号を周波数分割により多重化させたが、
時分割、コード分割等その他の多重方式を用いてもよ
い。次に、本発明における第2の実施の形態について説
明する。
【0032】図4は、本発明の第2の実施の形態におけ
るドアホンシステム10の構成図である。ドアホンシス
テム10は、親機12及び複数の子機カメラ13、14
により構成されており、親機12はそれぞれの子機カメ
ラ13、14と電気的に接続されている。親機12は室
内に設置され、子機カメラ13は自動門扉15付近に設
置され、子機カメラ14は自動門扉16付近に設置され
る。そして、親機12は、自動門扉15及び自動門扉1
6と電気的に接続されている。
【0033】親機12及び子機カメラ13、14それぞ
れの外観構成は、第1の実施の形態と同様であるため説
明を省略する。図5は、親機12の構成を示すブロック
図である。
【0034】親機12は、子機カメラの切換を行うカメ
ラ切換装置12m、信号を周波数分割する信号分離フィ
ルタ12k、画像信号の波形整形を行う波形整形装置1
2j、画像信号の復調を行うビデオ復調装置12i、復
調された画像信号を画像処理する表示用ドライブ12
h、画像表示を行うモニタ12a、カメラ切換スイッチ
12b、施錠スイッチ12c、カメラ切換スイッチ12
b及び施錠スイッチ12cの入力を処理するコントロー
ル用マイクロコンピュータ12e、門扉の施錠・解錠指
示信号を出すリレードライブ12n、自動門扉の切換を
行う門扉切換装置12p、子機カメラとの音声のやりと
りを行うマイク・スピーカ12d、音声信号の増幅を行
う音声増幅器12f及び音声信号の変調・復調を行う変
調・復調装置12gによって構成されている。
【0035】ここで、カメラ切換装置12mは子機カメ
ラ13、子機カメラ14、コントロール用マイクロコン
ピュータ12e及び信号分離フィルタ12kと電気的に
接続されており、信号分離フィルタ12kは、波形整形
装置12j及び変調・復調装置12gと電気的に接続さ
れている。波形整形装置12jはビデオ復調装置12i
と、ビデオ復調装置12iは表示用ドライブ12hと、
表示用ドライブ12hはモニタ12aとそれぞれ電気的
に接続されている。また、変調・復調装置12gは音声
増幅器12fと、音声増幅器12fはマイク・スピーカ
12dとそれぞれ電気的に接続され、コントロール用マ
イクロコンピュータ12eは、施錠スイッチ12c、カ
メラ切換スイッチ12b、リレードライブ12n及び門
扉切換装置12pとそれぞれ電気的に接続される。
【0036】次に、図4を用いてドアホンシステム10
の全体的な動作について説明する。ここで、訪問者が子
機カメラ13の呼び出しボタン13cを押してから、室
内にいる利用者が親機12のモニタ12a等を用いて訪
問者を確認するまでの全体的な動作については、第1の
実施の形態と同様であるため説明を省略する。
【0037】本形態では、利用者が訪問者を確認して入
室を許可し、施錠スイッチ12cを押すと、親機12
は、選択されている子機カメラ13が設置されている自
動門扉15に門扉の解錠を指示する開閉指示を直接与
え、自動門扉15の解錠を行う。
【0038】次に、図5を用いてドアホンシステム10
の動作の詳細について説明する。まず、呼び出し音によ
って訪問者が訪れたことを知った利用者は、カメラ切換
スイッチ12bを押し、子機カメラの選択を行う。カメ
ラ切換スイッチ12bが押されると、その検知信号はコ
ントロール用マイクロコンピュータ12eに伝えられ
る。この検知信号を受け取ったコントロール用マイクロ
コンピュータ12eは、カメラ切換信号をカメラ切換装
置12mに伝え、それと連動した門扉切換信号を門扉切
換装置12pに伝える。ここでの連動とは、カメラ切換
信号が出されたときには必ず門扉切換信号が出されるこ
とを指す。
【0039】コントロール用マイクロコンピュータ12
eからカメラ切換信号を受け取ったカメラ切換装置12
mは、親機12と子機カメラとの接続の切換を行う。親
機12と子機カメラとの接続は、信号分離フィルタ12
kといずれかの子機カメラ1台のみが接続されることに
よって行われ、例えば子機カメラ13が選択されている
場合には、信号分離フィルタ12kは子機カメラ13の
みと接続され、子機カメラ14とは接続されない。カメ
ラ切換信号を検知したカメラ切換装置12mは、信号分
離フィルタ12kが子機カメラ13と接続されていた場
合には、子機カメラ13を信号分離フィルタ12kから
切り離し、子機カメラ14を信号分離フィルタ12kに
接続する。一方、信号分離フィルタ12kが子機カメラ
14と接続されていた場合には、子機カメラ14を信号
分離フィルタ12kから切り離し、子機カメラ13を信
号分離フィルタ12kに接続する。
【0040】一方、コントロール用マイクロコンピュー
タ12eから門扉切換信号を受け取った門扉切換装置1
2pは、親機12と自動門扉との接続の切換を行う。親
機12と自動門扉との接続は、リレードライブ12nと
いずれかの自動門扉1つのみが接続されることによって
行われ、例えば自動門扉15が選択されている場合に
は、リレードライブ12nは自動門扉15のみと接続さ
れ、自動門扉16とは接続されない。門扉切換信号を検
知した門扉切換装置12pは、リレードライブ12nが
自動門扉15と接続されていた場合には、自動門扉15
をリレードライブ12nから切り離し、自動門扉16を
リレードライブ12nに接続する。一方、リレードライ
ブ12nが自動門扉16と接続されていた場合には、自
動門扉16をリレードライブ12nから切り離し、自動
門扉15をリレードライブ12nに接続する。
【0041】ここで、カメラ切換装置12mと門扉切換
装置12pの初期設定は、子機カメラ13が選択されて
いるときに自動門扉15が選択されているようにしてお
き、コントロール用マイクロコンピュータ12eがカメ
ラ切換信号及び門扉切換信号が連動して発信することに
より、門扉切換装置12pが選択している自動門扉は、
カメラ切換装置12mが選択している子機カメラが設置
されている自動門扉と同一となるようにする。
【0042】このようにして子機カメラ13が選択され
た場合、利用者はモニタ画像及び音声での応答によって
訪問者の確認を行う。これらの動作については、第1の
実施の形態と同様であるため説明を省略する。
【0043】訪問者の確認を行い入室を許可する場合、
利用者は施錠スイッチ12cを押す。施錠スイッチ12
cが押されると、その検知信号はコントロール用マイク
ロコンピュータ12eに達し、コントロール用マイクロ
コンピュータ12eはリレードライブ12nに門扉開閉
信号を送る。門扉開閉信号を受け取ったリレードライブ
12nは、門扉開閉指示を門扉切換装置12pに送る。
このとき門扉切換装置12pは、カメラ切換装置12m
が選択している子機カメラ13が設置されている自動門
扉15を選択しており、門扉切換装置12pに送られた
門扉開閉指示は、自動門扉15に送られ、自動門扉15
を解錠する。
【0044】このように、本形態では、カメラ切換装置
12mを操作して子機カメラの選択を行い、選択した子
機カメラでとらえた画像を確認し、カメラ切換装置12
mに連動して動作する門扉切換装置12pにより該当す
る自動門扉を自動的に選択して門扉切換信号を送り、そ
の自動門扉を解錠することとしたため、確認した訪問者
が入室する門扉のみの解錠を簡単なボタン操作で確実に
行うことができる。
【0045】なお、本形態では1台の親機のみで操作を
行うこととしたが、複数の親機を接続し、それぞれの親
機から操作することとしてもよい。また、本形態では、
2台の子機カメラを2つの自動門扉に設置することとし
たが、3台以上の子機カメラを用いることとしてもよ
い。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、親機が
有するカメラ切換手段によって接続する子機カメラを選
択し、選択した子機カメラに門扉開閉信号を送り、門扉
開閉信号が送られてきた子機カメラが、該当する自動門
扉に開閉指示を与えることとしたため、確認した訪問者
が入室する門扉のみの解錠を簡単なボタン操作で確実に
行うことができる。
【0047】また、扉開閉信号を、カメラ画像信号と同
一経路で送信することとしたため、配線の単純化を図る
ことが可能となる。さらに、カメラ切換手段によって接
続する子機カメラを選択し、子機カメラの選択に連動し
て、該当する門扉を選択し、選択された門扉に開閉指示
を与えることとしたため、確認した訪問者が入室する門
扉のみの解錠を簡単なボタン操作で確実に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態におけるドアホンシステムの
構成図である。
【図2】第1の実施の形態における親機の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】第1の実施の形態における子機カメラの構成を
示すブロック図である。
【図4】第2の実施の形態におけるドアホンシステムの
構成図である。
【図5】第2の実施の形態における親機の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1・・・ドアホンシステム、2・・・親機、2b・・・カメラ切
換スイッチ、2c・・・施錠スイッチ、3・・・子機カメラ、
3a・・・CCDカメラ、4・・・子機カメラ、4a・・・CC
Dカメラ、5・・・自動門扉、6・・・自動門扉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C054 AA02 CA04 CC02 CD06 CH08 DA08 EA01 EA05 FE02 FE23 FF05 HA22 5C087 AA02 AA03 AA09 AA24 AA25 AA37 AA44 BB03 BB56 BB64 BB65 BB74 DD05 DD24 EE04 EE06 EE07 EE13 EE18 FF01 FF02 FF24 GG57 GG67 GG70 5K038 CC04 DD08 DD15 DD23 FF01 GG06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 訪問者をカメラで確認して扉の開閉を遠
    隔操作できるドアホンシステムにおいて、 接続する子機カメラを選択するカメラ切換手段と、選択
    された子機カメラに門扉開閉信号を送る門扉開閉信号送
    信手段と、を有する親機と、 前記親機から前記門扉開閉信号が送られてきたときに、
    該当する門扉へ開閉指示を与える開閉指示手段を有する
    子機カメラと、 を有することを特徴とするドアホンシステム。
  2. 【請求項2】 前記扉開閉信号は、カメラ画像信号と同
    一経路で送信されることを特徴とする請求項1記載のド
    アホンシステム。
  3. 【請求項3】 訪問者をカメラで確認して扉の開閉を遠
    隔操作できるドアホンシステムにおいて、 接続する子機カメラを選択するカメラ切換手段と、前記
    子機カメラの選択に連動して該当する門扉を選択する門
    扉切換手段と、選択された門扉に開閉指示を与える開閉
    指示手段と、を有する親機、 を有することを特徴とするドアホンシステム。
JP11086487A 1999-03-29 1999-03-29 ドアホンシステム Pending JP2000278428A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100431900B1 (ko) * 2002-04-19 2004-05-20 동방전자산업 주식회사 인터폰을 이용한 출입통제 장치 및 그 제어 방법
JP2014506034A (ja) * 2011-11-10 2014-03-06 ムーン チョ,ヒー ドアロック装置

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