JP2000277948A - 取付部材の緩衝構造 - Google Patents

取付部材の緩衝構造

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JP2000277948A
JP2000277948A JP11078870A JP7887099A JP2000277948A JP 2000277948 A JP2000277948 A JP 2000277948A JP 11078870 A JP11078870 A JP 11078870A JP 7887099 A JP7887099 A JP 7887099A JP 2000277948 A JP2000277948 A JP 2000277948A
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JP
Japan
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mounting
buffer
screw
frame
mounting piece
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JP11078870A
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English (en)
Inventor
Yosuke Kakegawa
陽介 掛川
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば、ガラス基板を有する液晶表示パネル
を備えた携帯型電子機器において、液晶表示パネルが収
納されたフレームの機器ケースへの取付部を緩衝構造と
したとき、その取付作業を簡単とする。 【解決手段】 フレーム14の取付片16の取付孔15
内にはねじ挿通孔17付き緩衝部材18が予め一体的に
設けられている。したがって、機器ケース11のボス1
3上にフレーム14の取付片16を緩衝部材18と共に
配置し、ねじ19を緩衝部材18のねじ挿通孔17を介
してボス13のねじ孔12にねじ込めばよく、取付作業
を簡単とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は取付部材の緩衝構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ガラス基板を有する液晶表示パ
ネルを備えた携帯型電子機器には、落下等の衝撃から液
晶表示パネルを保護するために、液晶表示パネルが収納
されたフレームの機器ケースへの取付部を緩衝構造とし
たものがある。
【0003】図4(A)は従来のこのような緩衝構造の
部分の一例のねじを取り除いた状態における平面図を示
し、図4(B)はそのB−B線に沿う断面図を示したも
のである。この緩衝構造では、機器ケース1に設けられ
たねじ孔2付きボス3上に、ゴム等からなるリング状の
下パッキン4、図示しない液晶表示パネルが収納された
フレーム5に設けられたねじ挿通孔6付き取付片7及び
ゴム等からなるリング状の上パッキン8をこの順で配置
し、ねじ9を上パッキン8、取付片7のねじ挿通孔6及
び下パッキン4を介してボス3のねじ孔2にねじ込んだ
構造であり、両パッキン4、8によって緩衝効果を得る
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような緩衝構造では、機器ケース1の比較的小さな
ボス3上に下パッキン4、フレーム5の取付片7及び上
パッキン8をほぼ所期の通り配置した状態を維持した状
態でねじ9をねじ込むことになるので、取付作業が面倒
であるという問題があった。この発明の課題は、取付作
業を簡単とすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、被取付体に
設けられたボスに取付部材に設けられた取付片に予め設
けられたねじ挿通孔付き緩衝部材をねじによって取り付
けたものである。この発明によれば、取付部材の取付片
にねじ挿通孔付き緩衝部材を予め設けているので、被取
付体のボス上に取付部材の取付片を緩衝部材と共に配置
してねじをねじ込めばよく、したがって取付作業を簡単
とすることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1(A)はこの発明の一実施形
態における緩衝構造の部分のねじを取り除いた状態にお
ける平面図を示し、(B)はそのB−B線に沿う断面図
を示したものである。この緩衝構造では、機器ケース
(被取付体)11に設けられたねじ孔12付きボス13
上に、図示しない液晶表示パネルが収納されたフレーム
(取付部材)14に設けられた取付孔15付き取付片1
6の取付孔15内に二色成形により一体的に設けられた
ねじ挿通孔17付き緩衝部材18を配置し、ねじ19を
緩衝部材18のねじ挿通孔17を介してボス13のねじ
孔12にねじ込んだ構造となっている。取付片16を有
するフレーム14は通常のフレーム形成用の樹脂によっ
て形成され、緩衝部材18はシリコーンゴムやウレタン
ゴム等の緩衝性樹脂によって形成されている。
【0007】この場合、取付片16の取付孔15は、上
部取付孔15aと下部取付孔15bとの間にこれらの取
付孔15a、15bよりも大径の中部取付孔15cが設
けられた構造となっている。これに対応して、緩衝部材
18も、上部緩衝部18aと下部緩衝部18bとの間に
これらの緩衝部18a、18bよりも大径の中部緩衝部
18cが設けられた構造となっている。また、緩衝部材
18の上下部は取付片16の上下面から適宜に突出され
ている。
【0008】このように、この緩衝構造では、フレーム
14の取付片16にねじ挿通孔17付き緩衝部材18を
予め設けているので、機器ケース11のボス13上にフ
レーム14の取付片16を緩衝部材18と共に配置し、
ねじ19を緩衝部材18のねじ挿通孔17を介してボス
13のねじ孔12にねじ込めばよく、したがって取付作
業を簡単とすることができる。また、緩衝部材18の上
下部を取付片16の上下面から突出させているので、緩
衝部材18の上下面がねじ19の頭部下面及びボス13
の上面にそれぞれ当接することにより、取付片16がね
じ19及びボス13と全く接触しないようにすることが
でき、したがって緩衝効果をより一層良くすることがで
きる。さらに、フレーム14が方形状であってその4角
に設けられた取付片16の全てに緩衝部材18を設ける
と、寸法精度等に起因する、フレーム14の応力、ひず
み、変形等をある程度軽減することができる。
【0009】ここで、寸法の一例について説明する。取
付片16の厚さが3mm程度である場合、緩衝部材18
の中部緩衝部18cの厚さを1mm程度とし、緩衝部材
18の上下部の取付片16の上下面から突出されている
部分の突出長を0.1〜0.2mm程度とする。緩衝部
材18の上部緩衝部18a及び下部緩衝部18bの内径
は2mm程度以上とし、外径は4mm程度以上とし、中
部緩衝部18cの外径は6mm程度以上とする。
【0010】なお、上記実施形態では、フレーム14の
取付片16の取付孔15内にねじ挿通孔17付き緩衝部
材18を二色成形により一体的に設けた場合について説
明したが、これに限定されるものではない。例えば、図
2に示すこの発明の他の実施形態のように、フレーム1
4の取付片16にシリコーンゴムやウレタンゴム等の緩
衝性樹脂からなる緩衝部材18を圧入や焼ばめ等の方法
により嵌め込むようにしてもよい。この場合、取付片1
6の取付孔15は、ほぼU字状の上部孔15aと下部孔
15bとの間にこれらの孔15a、15bよりも幅広の
方形孔cが設けられた構造となっている。これに対応し
て、緩衝部材18も、ほぼU字状の上部緩衝部18aと
下部緩衝部18bとの間にこれらの緩衝部18a、18
bよりも幅広の方形状の中部緩衝部18cが設けられた
構造となっている。また、緩衝部材18の上下部は取付
片16の上下面から突出されるようになっている。
【0011】また、上記各実施形態において、ねじ挿通
孔17付き緩衝部材18(及び取付片16の取付孔1
5)の断面形状を例えば図3(A)〜(C)にそれぞれ
示すように、断面ほぼエ字状、断面ほぼT字状、断面ほ
ぼ逆T字状としてもよい。
【0012】さらに、上記実施形態では、樹脂製のフレ
ーム14の取付片16に緩衝部材18を設けた場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではない。例え
ば、アルミニウム合金やマグネシウム合金等の板金から
なるフレームの取付片に緩衝部材を設けるようにしても
よい。この場合、フレームをダイカスト成形により形成
するときに緩衝部材をインサートしておくことにより、
緩衝部材をフレームの取付片に一体的に設けるようにし
てもよく、また別部品である緩衝部材をフレームの取付
片に圧入や焼ばめ等の方法により嵌め込むようにしても
よい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、取付部材の取付片にねじ挿通孔付き緩衝部材を予め
設けているので、被取付体のボス上に取付部材の取付片
を緩衝部材と共に配置してねじをねじ込めばよく、した
がって取付作業を簡単とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の一実施形態における緩衝構
造の部分のねじを取り除いた状態における平面図、
(B)はそのB−B線に沿う断面図。
【図2】この発明の他の実施形態における緩衝構造の部
分の斜視図。
【図3】(A)〜(C)はそれぞれ緩衝構造の部分の各
変形例を示す断面図。
【図4】従来の緩衝構造の部分の一例のねじを取り除い
た状態における平面図、(B)はそのB−B線に沿う断
面図。
【符号の説明】
11 機器ケース 13 ボス 14 フレーム 16 取付片 17 ねじ挿通孔 18 緩衝部材 19 ねじ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付体に設けられたボスに取付部材に
    設けられた取付片に予め設けられたねじ挿通孔付き緩衝
    部材をねじによって取り付けたことを特徴とする取付部
    材の緩衝構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明において、前記緩衝
    部材は前記取付片に設けられた取付孔内に一体的に設け
    られていることを特徴とする取付部材の緩衝構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の発明において、前記緩衝
    部材は前記取付片に設けられたほぼU字状の取付孔内に
    嵌め込まれていることを特徴とする取付部材の緩衝構
    造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の発明に
    おいて、前記緩衝部材の上下部は前記取付片の上下面か
    ら突出されていることを特徴とする取付部材の緩衝構
    造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170081063A (ko) * 2015-12-31 2017-07-11 엘지디스플레이 주식회사 디스플레이 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170081063A (ko) * 2015-12-31 2017-07-11 엘지디스플레이 주식회사 디스플레이 장치
KR102461989B1 (ko) * 2015-12-31 2022-11-01 엘지디스플레이 주식회사 디스플레이 장치

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