JP2000276657A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

商品販売データ処理装置

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JP2000276657A
JP2000276657A JP8165699A JP8165699A JP2000276657A JP 2000276657 A JP2000276657 A JP 2000276657A JP 8165699 A JP8165699 A JP 8165699A JP 8165699 A JP8165699 A JP 8165699A JP 2000276657 A JP2000276657 A JP 2000276657A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 会計画面から商品登録画面への切換えを自動
的かつ確実に行えるようにする。 【解決手段】 表示器に表示された商品登録画面上の商
品キーをタッチ操作してまたは商品に付されたコードを
スキャンして商品データを入力可能かつ表示器に表示さ
れた商品登録画面を参照しつつ入力された商品データを
用いて商品登録可能かつ締め操作後に商品登録画面から
会計画面に切換え可能に形成された商品販売データ処理
装置において、締め操作からの経過時間Tiを計数可能
かつ計数経過時間Tiが設定時間Ts以上になったこと
を条件に会計画面から商品登録画面に自動切換え可能に
形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示器に表示され
た商品登録画面上の商品キーをタッチ操作すること、ま
たは商品に付されたコードをスキャンすることにより、
商品登録可能かつ締め操作後に商品登録画面から会計画
面に切換え可能に形成された商品販売データ処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば電子キャッシュレジスタ型の商品
販売データ処理装置は、制御部(CPU,ROM,RA
M等),データ入力手段(例えば、キーボード,スキャ
ナ,タッチ操作キー等),表示器,プリンタ,ドロワ等
を備え、商品登録および会計処理を実行することができ
る。
【0003】すなわち、データ入力手段が、図10に示
す表示器(51)に一体的に組み込まれたタッチパネル
62を介したタッチ操作キー「商品(メニュー)キー」
の場合、係員(オペレータ)が、表示器(51)に表示
(図11のST110)された例えば図4に示す商品登
録画面51R上のメニューキー62Mをタッチ操作(S
T111のYES)すると、当該メニュー(商品)の商
品登録(ST112)が行われる。
【0004】当該客のオーダーメニューの全てについて
商品登録が終了したら、1取引終了宣言としての締め操
作(ST113のYES)を行う。すると、商品登録画
面51Rから例えば図5に示す会計画面51Kに切換わ
り(ST114)、請求金額乃至取引金額等の算出を含
む会計処理(ST115)が実行される。会計処理デー
タ(請求金額乃至取引金額,釣銭金額等)も表示器(5
1)の当該会計画面51Kに表示される。
【0005】しかる後に、ドロワ(図示省略)が自動開
放(ST116)され、編集されたレシート印字データ
(登録商品データおよび会計処理データを含む。)を印
字したレシートが発行(ST117)される。かくし
て、係員は、オーダー(カスタマー)伝票としても使用
するレシートとともに釣銭を当該客に手渡す。客は、レ
シートを見てオーダーメニュー等を再確認しつつテーブ
ルに着席する。
【0006】係員は、先客の会計(チェックアウト)を
確認してから、特定のダミーキーを用いた入力作業をす
る。つまり、画面切換用の格別または一定範囲内の任意
のキーについての入力操作(ST118のYES)をす
る。これにより、次客用の商品登録のため商品登録画面
(51R)に切換わる(ST110)。
【0007】なお、来店時に商品登録を行い、飲食後の
帰りがけに会計処理する場合もあるが、来店時に商品登
録および会計処理を続けて行なうように形成された上記
場合と、本質的には変わらない。
【0008】他方、データ入力手段が図12に示すスキ
ャナ72から形成されている場合、係員(オペレータ)
は、スキャナ72を用いて客買上商品に付されたバーコ
ードから商品コードを読取入力(スキャン)する(図1
3のST120でYES)。すると、現在画面が会計画
面であった場合は商品登録画面に切換え表示される(S
T121のNO,ST122)。同一客の商品について
次々に商品登録する場合のように、現在画面が商品登録
画面だった場合(ST121のYES)には、そのまま
である。
【0009】これにより、当該商品コードに対応する商
品データ(商品名,単価等)を自機内または上位機(ス
トアコントローラー)から得、この商品データを利用し
て商品登録(ST123)を行なう。登録商品データ
は、表示器(オペレータ用表示器51)の当該商品登録
画面に表示される。
【0010】当該客の買上商品の全てについて商品登録
(ST123)が終了したら、1取引終了宣言としての
締め操作(ST124のYES)を行う。キーボード4
3上の例えば“預り/現計”キーの押下操作による。す
ると、商品登録画面から会計画面に切換わり(ST12
5)、請求金額乃至取引金額等の算出を含む会計処理
(ST126)が実行される。会計処理データ(請求金
額乃至取引金額,釣銭金額等)も表示器51の当該会計
画面に表示される。
【0011】しかる後に、ドロワ(76D)が自動開放
(ST127)され、編集されたレシート印字データ
(登録商品データおよび会計処理データを含む。)を印
字したレシートが発行(ST128)される。かくし
て、係員は、このレシートとともに釣銭を当該客に手渡
す。いわゆるチェックアウトとなる。
【0012】係員は、先客のチェックアウトを確認して
から、次客用の商品登録のために、スキャナ72を用い
て当該次客が買上げた複数商品中の最初の商品から商品
コードを読取る(ST120のYES)と、先客用の会
計画面から新規の次客用商品登録画面に切換わる(ST
121のNO,ST122)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、データ入力
手段が表示器(51,62)に一体的に組み込まれたタ
ッチ操作キーから形成されている場合(図10)、会計
画面51Kから商品登録画面51Rに切換えるには、係
員がダミーキーを押圧操作またはタッチ操作して切換入
力しなければならない。つまり、次客の商品登録前にキ
ー操作が義務付けられているので、混雑時にはその都度
に当該キー操作をすることが煩わしいとの指摘がある。
【0014】また、先客用の会計処理から次客用の商品
登録画面51Rに切換えた後に、先客用会計画面51K
に表示されていた内容(例えば、釣銭金額)について、
当該前客からの問合せがあったり、係員が確認したい場
合がある。しかし、元(先客用会計画面51K)に戻せ
ないので、従来はプリンタカバーを開いてジャーナルを
解読しなければならないから、業務中断となる。
【0015】かかる指摘は、装置が卓上型(電子キャッ
シュレジスタ)のみならず、特にレストラン等で使用さ
れるハンディタイプ(ハンディターミナル)の場合に、
業務能率の低下および客サービスの劣悪化を防止するた
めに必要な重要課題と認識される。
【0016】この点に関し、データ入力手段がスキャナ
72から形成されている場合(図12)は、係員が商品
登録に必須なスキャナ72を用いかつ次客の買上商品に
ついて商品コードを読取入力すれば、先客用商品登録画
面から次客用商品登録画面に自動的に切換わるので、図
10に示すものに比較して係員の煩わしさはないといえ
る。また、次客の買上商品についてスキャナ72を用い
て商品コードを読取入力しなければ、当該次客用商品登
録画面に切換わらず先客用会計画面のままであるから、
先客についての釣銭金額等を何時でも簡単に再確認でき
る。
【0017】しかるに、取り扱い商品や支払条件の多様
化が目覚しい現今では、先客の去った後に、商品登録を
受ける次客(他人)によって、自己(先客)の登録商品
や金額を含む会計画面内容が覗き見されてしまうこと
は、甚だ迷惑であると訴える先客が増大している。これ
を放置すると、客離れが生じる。だからといって、係員
にスキャナ72を用いた擬似商品登録を義務付けること
は、ダミーキー操作を義務付ける上記場合(図10)と
同様な問題が起こるので、実用性に欠ける。
【0018】本発明の第1の目的は、データ入力手段が
タッチ操作キーから形成されている場合の会計画面から
商品登録画面への切換えをダミーキー操作なくして自動
的かつ確実に行える商品販売データ処理装置を提供する
ことにある。また、第2の目的は、第1の目的に加えて
次客用商品登録画面に切換えた後に先客用会計画面上の
全部または一部の内容を戻し表示可能な商品販売データ
処理装置を提供する。さらに、第3の目的は、データ入
力手段がスキャナから形成されている場合の会計画面か
ら商品登録画面への切換えをスキャン操作なくして自動
的かつ確実に行える商品販売データ処理装置を提供す
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、表示
器に表示された商品登録画面上の商品キーをタッチ操作
して商品登録可能かつ締め操作後に商品登録画面から会
計画面に切換え可能に形成された商品販売データ処理装
置において、前記締め操作からの経過時間を計数可能か
つ計数経過時間が設定時間以上になったことを条件に前
記会計画面から前記商品登録画面に自動切換え可能に形
成されている商品販売データ処理装置である。
【0020】かかる発明では、締め操作をすると商品登
録画面から会計画面に切換わる。この締め操作から経過
時間が計数され、計数経過時間が設定時間以上になった
ことを条件に、会計画面から商品登録画面に自動的に切
換えられる。
【0021】すなわち、データ入力手段がタッチ操作キ
ーから形成されている場合の会計画面から商品登録画面
への切換えを、従来例の場合に必須なダミーキー操作な
くして自動的かつ確実に行えるから、業務能率を大幅に
向上できる。
【0022】また、請求項2の発明は、表示器に表示さ
れた商品登録画面上の商品キーをタッチ操作して商品登
録可能かつ締め操作後に商品登録画面から会計画面に切
換え可能に形成された商品販売データ処理装置におい
て、前記締め操作時からの経過時間を計数する経過時間
計数手段と,計数経過時間が設定時間以上になったこと
を条件に前記会計画面から前記商品登録画面に切換える
画面切換制御手段とを設けた、商品販売データ処理装置
である。
【0023】かかる発明では、締め操作をすると、経過
時間計数手段が、締め操作時からの経過時間を計数す
る。画面切換制御手段は、計数経過時間が設定時間以上
になった場合に、これを条件に会計画面から商品登録画
面に自動的に切換える。
【0024】したがって、請求項1の発明の場合と同様
に、データ入力手段がタッチ操作キーから形成されてい
る場合の会計画面から商品登録画面への切換えを、従来
例の場合に必須なダミーキー操作なくして自動的かつ確
実に行えるから、業務能率を大幅に向上できるととも
に、画面切換制御手段の動作条件としての設定時間を適
宜にセットするだけで運用の実際に即した利用ができか
つ適応性が広い。
【0025】また、請求項3の発明は、前記設定時間を
前記経過時間計数開始時からレシート発行終了時までに
必要とする時間以上の時間長にセット可能に形成されて
いる商品販売データ処理装置である。
【0026】かかる発明では、設定時間を、経過時間計
数開始時からレシート発行終了時までに必要とする時間
以上の時間長にセットすることができるので、請求項2
の発明の場合と同様な作用効果を奏することができるこ
とに加え、さらに確実なレシート発行を保障できかつそ
れ以前に商品登録画面に切換わってしまうことがないの
で会計処理乃至チェックアウトをより正確に行える。
【0027】また、請求項4の発明は、前記会計画面に
表示されている少なくとも釣銭金額を含む会計画面内容
を記憶保持可能な会計画面内容記憶保持手段と,表示戻
し宣言を行う表示戻し宣言手段と,表示戻し宣言が成さ
れたことを条件に前記画面切換制御手段によって切換え
られた切換後商品登録画面から会計画面内容記憶保持手
段に記憶されている切換前会計画面に戻し表示する前画
面戻し表示制御手段とを設けた、商品販売データ処理装
置である。
【0028】かかる発明では、会計画面内容記憶保持手
段に、会計画面に表示されている少なくとも釣銭金額を
含む会計画面内容が記憶保持される。かくして、表示戻
し宣言手段を用いて表示戻し宣言をすると、前画面戻し
表示制御手段が、画面切換制御手段によって切換えられ
た切換後商品登録画面から会計画面内容記憶保持手段に
記憶されている切換前会計画面(内容)に戻し表示す
る。
【0029】かくして、業務能率の向上および商品登録
の迅速化を第一義としかつ画面切換制御手段の動作条件
としての設定時間を短めにセットして、商品登録画面へ
の早めの自動画面切換をできるようにしておいた場合に
おいて、先客から当該会計画面(例えば、預り金額と釣
銭金額)の確認問合せがあったとしても、当該会計画面
に戻せるから、その内容について正確に応答でき得る。
【0030】したがって、請求項2および請求項3の各
発明の場合と同様な作用効果を奏することができること
に加え、さらに業務能率の一段の向上を図りつつ先客の
会計画面内容に関する確認を簡単に行える。
【0031】また、請求項5の発明は、前記画面切換制
御手段によって切換えられた切換後商品登録画面に前記
会計画面内容記憶保持手段に記憶保持されている切換前
会計画面内容の一部を表示する一部内容表示制御手段を
設けた、商品販売データ処理装置である。
【0032】かかる発明では、会計画面内容記憶保持手
段に、会計画面に表示されている少なくとも釣銭金額を
含む会計画面内容が記憶保持される。そして、画面切換
制御手段が会計画面から商品登録画面に自動的に切換え
ると、一部内容表示制御手段が、切換後商品登録画面に
会計画面内容記憶保持手段に記憶保持されている切換前
会計画面内容の一部(例えば、一番問合せの多い預り金
額および釣銭金額)を表示する。したがって、切換後の
今回商品登録画面上において先客用会計画面の内容の一
部を確認することができる。
【0033】しかも、この一部内容で不充分な(例え
ば、請求金額乃至取引金額も見たい。)場合には、表示
戻し宣言手段を用いて表示戻し宣言をすると、前画面戻
し表示制御手段が、画面切換制御手段によって切換えら
れた切換後商品登録画面から会計画面内容記憶保持手段
に記憶されている切換前会計画面に戻し表示する。当該
会計画面に表示されていた内容を、全て戻し表示するこ
とができる。
【0034】かくして、業務能率の向上および商品登録
の迅速化を第一義としかつ画面切換制御手段の動作条件
としての設定時間を短めにセットして、商品登録画面へ
の早めの自動画面切換をできるようにしておいた場合に
おいて、先客から当該会計画面(例えば、預り金額およ
び釣銭金額)についての確認問合せがあったとしても、
当該会計画面に戻せるから、当該内容をより正確に応答
でき得る。
【0035】したがって、請求項4の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらに切
換後の次客用商品登録画面上において先客用会計画面の
内容の一部を簡単に確認することができるとともに、先
客へ釣銭を手渡し中でも次客用の商品登録準備を一段と
迅速に完了できかつ業務能率を一段と向上できる。
【0036】また、請求項6の発明は、前記一部内容表
示制御手段によって前記切換後商品登録画面に表示する
前記切換前会計画面内容の一部が釣銭金額とされている
商品販売データ処理装置である。
【0037】かかる発明では、一部内容表示制御手段に
よって切換後商品登録画面に切換前会計画面内容の一部
である釣銭金額が表示されるので、請求項5の発明の場
合と同様な作用効果を奏することができることに加え、
さらに次客用の商品登録準備をより一段と迅速に完了で
きかつ業務能率をより一段と向上できる。
【0038】さらに、請求項7の発明は、前記会計画面
内容記憶保持手段に記憶保持されている会計画面内容が
次客用の締め操作が成される度に当該次客用会計画面内
容に更新可能に形成された商品販売データ処理装置であ
る。
【0039】かかる発明では、会計画面内容記憶保持手
段に記憶保持されている会計画面内容は、次客用の締め
操作が成される度に、当該次客用会計画面内容に更新さ
れるので、請求項4から請求項6までの各発明の場合と
同様な作用効果を奏することができることに加え、さら
に会計画面内容記憶保持手段の記憶容量の小容量化を図
りつつ直前客用の会計画面のみを正確かつ確実に戻し表
示させることができる。
【0040】さらに、請求項8の発明は、前記表示戻し
宣言手段が前記表示器に表示されたタッチ操作キーから
形成された商品販売データ処理装置である。
【0041】かかる発明では、表示戻し宣言手段が商品
キーと同様な表示器に表示されたタッチ操作キーから形
成されているので、請求項4から請求項7までの各発明
の場合と同様な作用効果を奏することができることに加
え、さらに取り扱いが容易でかつ装置コスト低減を図れ
る。
【0042】さらに、請求項9の発明は、前記表示器の
前記商品登録画面に表示される前記商品キーが商品たる
メニュー品目を入力可能なメニューキーとされている商
品販売データ処理装置である。
【0043】かかる発明では、商品キーがメニュー品目
(商品)を入力するためのメニューキーとされているの
で、請求項1から請求項8までの各発明の場合と同様な
作用効果を奏することができることに加え、さらにレス
トラン等でメニュー入力に使用するハンディターミナル
にもそのまま利用できる。
【0044】さらにまた、請求項10の発明は、商品に
付されたコードをスキャンして商品データを入力可能か
つ表示器に表示された商品登録画面を参照しつつ入力さ
れた商品データを用いて商品登録可能かつ締め操作後に
商品登録画面から会計画面に切換え可能であるとともに
締め操作後の最初のスキャン入力がなされたことを条件
に会計画面から商品登録画面に切換可能に形成された商
品販売データ処理装置において、前記締め操作時からの
経過時間を計数する経過時間計数手段と,計数経過時間
が設定時間以上になったことを条件に前記会計画面から
前記商品登録画面に切換える画面切換制御手段とを設け
た、商品販売データ処理装置である。
【0045】かかる発明では、表示器に表示された商品
登録画面を参照しつつ、商品に付されたコードをスキャ
ン操作することにより入力された商品データを用いて商
品登録を行いかつ締め操作をすると、商品登録画面から
会計画面に切換わる。すると、経過時間計数手段が、締
め操作時からの経過時間を計数する。また、画面切換制
御手段は、計数経過時間が設定時間以上になったことを
条件に前客用会計画面から次客用商品登録画面に自動的
に切換える。
【0046】したがって、データ入力手段がスキャナか
ら形成されている場合の会計画面から商品登録画面への
切換えを、従来例では必須であったスキャン操作なくし
て自動的かつ確実に行えるから、業務能率の向上を図り
つつ次客のプライベート保護を図れる。また、画面切換
制御手段の動作条件としての設定時間を適宜にセットす
るだけで、運用の実際に即した利用ができかつ適応性が
広い。
【0047】さらにまた、請求項11の発明は、強制画
面切換宣言を行う強制画面切換宣言手段と,前記画面切
換制御手段の自動切換前に強制画面切換宣言手段を用い
た強制画面切換宣言が成されたことを条件に前記会計画
面から前記商品登録画面に強制的に切換える画面強制切
替制御手段とを設けた、商品販売データ処理装置であ
る。
【0048】かかる発明では、画面切換制御手段の自動
切換前に、強制画面切換宣言手段を用いて強制画面切換
宣言をすると、画面強制切換制御手段が、これを条件と
して今回客用会計画面から次客用の商品登録画面に強制
的に切換える。つまり、次客の商品登録のためにスキャ
ナを用いた商品データの入力作業をしなくてもかつ設定
時間経過前でも、先客の会計画面を表示消滅できる。
【0049】したがって、請求項10の発明の場合と同
様な作用効果を奏することができることに加え、さらに
先客のプライベートをより確実かつ迅速に保護できる。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)本商品販売データ処理装置は、図1
に示す如く、基本的構成が表示器(51)に表示された
商品登録画面51R上の商品キー(メニューキー)62
Mをタッチ操作して商品登録可能な電子キャッシュレジ
スタ10から構成され、さらに経過時間計数手段(4
5)と画面切換制御手段(31,32)とを設け、締め
操作からの経過時間Tiを計数可能かつ計数経過時間T
iが設定時間Ts以上になったことを条件に、会計画面
51Kから商品登録画面51Rに自動切換え可能に形成
されている。
【0051】また、会計画面内容記憶保持手段33M
と,表示戻し宣言手段(62R)と,前画面戻し表示制
御手段(31,32)とを設け、表示戻し宣言が成され
たことを条件に画面切換制御手段(31,32)によっ
て自動的に切換えられた切換後商品登録画面51Rから
会計画面内容記憶保持手段33Mに記憶されている切換
前会計画面51Kに戻し表示可能に形成してある。
【0052】さらに、一部内容表示制御手段(31,3
2)を設け、画面切換制御手段(31,32)によって
自動的に切換えられた切換後商品登録画面51Rに会計
画面内容記憶保持手段33Mに記憶保持されている切換
前会計画面内容の一部(この実施形態では、釣銭金額)
を表示可能に形成してある。
【0053】図1において、電子キャッシュレジスタ1
0は、駆動制御部(パソコン20)に、外部入出力装置
を接続してなる。外観は、従来例(図10)の場合と同
様である。この実施形態では、ファミリーレストランで
のメニュー登録および会計処理に使用されるものとされ
ている。
【0054】パソコン20は、CPU31,ROM32
およびRAM33を含み制御部を構成するマザーボード
30に、HDD(ハードディスク装置)41,FDD
(フロッピーディスク装置)42,タイマー45および
入出力ポート(I/O)46・47を接続してなる。
【0055】入出力ポート46にはカードリーダー(C
RD)71およびその他の入力装置73が接続され、入
出力ポート47にはプリンタ(PNT)75およびその
他の出力装置(自動開放型のドロワ等)76が接続され
ている。
【0056】また、制御部(30)には、表示用コント
ローラー(CONT)57を介してオペレータ用表示器
(FIU)51および客用表示器(BIU)55が接続
されている。このオペレータ用表示器51には、タッチ
パネル用コントローラー(CONT)67を介したタッ
チパネル62が取り付けられている。
【0057】 かかる実施形態の場合、登録モードで装
置を起動すると、図2,図3のプログラムが起動され
る。これらプログラムは、ROM32に格納されている
が、記憶媒体(FD…フロッピーディスク)からFDD
42を介してHDD41にインストールしかつRAM3
3に展開して実行可能に形成してもよい。
【0058】起動時は、オペレータ用表示器51(タッ
チパネル62)に図4に示す商品登録画面51Rが表示
されている(図2のST10)。ここで、客のオーダー
メニューに対応するメニューキー(商品キー)62Mを
タッチ操作(ST13のYES)することにより、当該
オーダーメニューの品目を登録(商品登録)することが
できる(ST14)。
【0059】引続き、当該客の次のオーダーメニューの
商品登録の際は、前回が画面切換制御手段(31,3
2)による自動切換でないから(ST11のNO)、商
品登録画面51Rのままである。なお、この図4では、
全登録メニューの単価合計(各メニューが“1”とした
場合)を請求金額(AA,AAA円)として表示するも
のとしてある。
【0060】当該客の全オーダーメニューの商品登録
(ST14)が終了したところで、実行キー62Kをタ
ッチ操作して締め操作を行う(ST15のYES)と、
表示器(51)の表示が、従来例(図10,図11)の
場合と同様に図4の商品登録画面51Rから図5に示す
会計画面51Kに切換わる(図3のST20)。
【0061】経過時間計数手段を形成するタイマー45
は、この締め操作(ST15のYES)時から経過時間
Tiを計数開始する(ST21)。また、会計処理(S
T22)後の会計画面51Kには、請求金額(AA,A
AA),消費税等を勘案した取引合計(支払金額),預
り金額(BB,BBB)および釣銭金額(C,CCC=
取引金額−預り金額)等が表示される。
【0062】この会計処理(ST22)後に、実質的に
は当該会計処理の一部と考えてもよいドロワ(76)が
自動開放(ST23)され、プリンタ75からレシート
が発行される(ST24)。
【0063】この際に、会計画面内容記憶制御手段(C
PU31,ROM32)が、当該会計画面51Kの内容
(例えば、請求金額,消費税等を勘案した取引合計,預
り金額および釣銭金額等)を、図1に示すRAM33内
の会計画面内容記憶保持手段33Mに記憶(ST25)
する。会計画面内容の内、少なくともその一部たる釣銭
金額(C,CCC)が記憶される。
【0064】このレシート発行(ST24)終了時にな
ると、タイマー45がタイムアップする。つまり、計数
経過時間Tiが、例えばHDD41に予めセットされて
いた設定時間Ts以上になる(ST26のYES)と、
これを条件に画面切換制御手段(CPU31,ROM3
2)が働き、画面を自動的に切換える。
【0065】すなわち、図5の先客用の会計画面51K
から図6に示す商品登録画面51Rに自動的に切換わ
る。この際、タイマー45は、リセット(計数停止)さ
れる(ST27)。
【0066】したがって、データ入力手段がタッチ操作
キー(62M)から形成されている場合の会計画面51
Kから商品登録画面51Rへの切換えを、従来例の場合
に必須なダミーキー操作をしなくても自動的かつ確実に
行えるから、業務能率を大幅に向上できるとともに、画
面切換制御手段(31,32)の動作条件としての設定
時間Tsを適宜にセットするだけで、運用の実際に即し
た利用(例えば、レシートおよび釣銭の手渡し後まで切
換えない。)ができる。適応性が広い。
【0067】しかも、この実施形態では、設定時間Ts
が、経過時間計数開始時からレシート発行終了時までに
必要とする時間以上の時間長にセットされているので、
確実なレシート発行を保障できかつそれ以前に商品登録
画面51Rに切換わってしまうことがないから、会計処
理乃至チェックアウトを正確に行える。
【0068】ところで、画面切換制御手段(31,3
2)によって次客のための商品登録画面51Rに自動的
に切換えられた後でも、図6に示す表示戻し宣言手段
(戻るキー62R)をタッチ操作して表示戻し宣言をす
る(図2のST17のYES)と、前画面戻し表示制御
手段(CPU31,ROM32)が、図6の切換後商品
登録画面51Rから会計画面内容記憶保持手段33Mに
記憶されている図5の切換前会計画面(内容)51Kに
戻し表示する(ST18)。
【0069】かくして、業務能率の向上および商品登録
の迅速化を第一義としかつ画面切換制御手段(31,3
2)の動作条件としての設定時間Tsを短めにセットし
て、商品登録画面51Rへの早めの自動画面切換をでき
るようにしておけるとともに、この場合において、先客
から当該会計画面(例えば、預り金額と釣銭金額)51
Kの確認問合せがあったとしても、当該会計画面51K
に戻せるから、その内容について係員は当該客に正確に
応答できる。業務能率の一段の向上を図りつつ先客の会
計画面内容に関する確認を簡単に行える。
【0070】なお、この場合もタイマー45が経過時間
Tiを計数開始(ST19)するように形成してある。
再度、商品登録画面51Rに自動的に戻す(図3のST
26でYES,ST27、図2のST10)ことができ
るようにするためである。ただし、この場合の設定時間
Tsは、締め操作(ST15のYES)後の場合と異な
る時間長(例えば、短め)にセットして運転することが
できる。
【0071】また、画面切換制御手段(31,32)が
会計画面51Kから商品登録画面51Rに自動的に切換
える(ST10,ST11のYES)と、一部内容表示
制御手段(CPU31,ROM32)が、会計画面内容
記憶保持手段33Mに記憶保持されている切換前会計画
面(51K)内容の一部(例えば、一番問合せの多い預
り金額および釣銭金額)を切換後商品登録画面51Rに
表示(ST12)する。
【0072】したがって、切換後の図6に示す今回商品
登録画面51R上において先客用会計画面51Kの内容
の一部を確認することができる。つまり、切換後の今回
商品登録画面上において先客用会計画面51Kの内容の
一部を簡単に確認することができるとともに、先客へ釣
銭を手渡し中でも次客用の商品登録準備(商品登録画面
の表示)を一段と迅速に完了できかつ業務能率を一段と
向上できる。
【0073】この実施形態では、先客用会計画面の内容
の一部が釣銭金額(C,CCC)とされているので、次
客用の商品登録準備をより一段と迅速に完了できかつ業
務能率をより一段と向上できる。
【0074】さらに、会計画面内容記憶保持手段33M
に記憶保持されている会計画面内容は、記憶消去制御手
段(CPU31,ROM32)によって、次客用の締め
操作(図2のST15でYES)が成される度に、会計
画面内容記憶保持手段33Mに記憶保持されていた前客
用会計画面内容が消去されかつ当該次客用会計画面内容
に更新(図3のST25)される。会計画面内容記憶保
持手段33Mの記憶容量の小容量化を図りつつ前客用の
会計画面51Kのみを、それ以前の会計画面と混同する
ことなく、正確かつ確実に戻し表示させることができ
る。
【0075】さらに、表示戻し宣言手段(62R)が表
示器(51)に表示されたタッチ操作キーから形成され
ているから、取り扱いが容易でかつ装置(10)のコス
ト低減を図れる。
【0076】(第2の実施形態)この第2の実施形態
は、図7〜図9に示す如く、基本的構成が従来例の場合
(図12)と同様で、スキャナ72を用いて商品に付さ
れたコードをスキャンして商品データを入力可能かつ表
示器(51)に表示された商品登録画面を参照しつつ入
力された商品データを用いて商品登録可能な電子キャッ
シュレジスタ10から形成され、かつ経過時間計数手段
(45)と画面切換制御手段(31,32)とを設け、
締め操作時から計数開始した計数経過時間Tiが予めセ
ットされた設定時間Ts以上になったことを条件に、会
計画面から商品登録画面に自動切換可能に形成されてい
る。
【0077】図7において、基本的構成には第1の実施
形態の場合(図1)と同様であるが、この第2の実施形
態の場合には標準入力装置(キーボード43,キーボー
ド用インターフェイス44)およびスキャナ72(スキ
ャナ用コントローラー78)を含む。しかし、タッチパ
ネル62(タッチパネル用コントローラー67)は設け
られていない。
【0078】さらに、この第2の実施形態では、強制画
面切換宣言手段(強制切換キー43K)と画面強制切替
制御手段(CPU31,ROM32)とを設け、画面切
換制御手段(31,32)の自動切換前に強制画面切換
宣言手段(43K)を用いた強制画面切換宣言が成され
たことを条件に、画面強制切替制御手段(31,32)
が先客用会計画面から次客用商品登録画面に強制的に切
換可能に形成されている。
【0079】すなわち、表示器(オペレータ用表示器5
1)に表示された商品登録画面を参照しつつ、商品に付
されたコードをスキャナ72を用いてスキャン操作する
ことにより商品データを入力(図8のST30でYE
S)し、このようにして入力された商品データを用いて
商品登録(ST35)を行い、かつ締め操作(ST36
のYES)をすると商品登録画面から会計画面に切換わ
る(図9のST38)。
【0080】すると、経過時間計数手段(タイマー4
5)が、締め操作時からの経過時間Tiを計数する(S
T39)。また、画面切換制御手段(CPU31,RO
M32)は、計数経過時間Tiが設定時間Ts以上にな
ったことを条件(ST44のYES)に、前客用会計画
面から次客用商品登録画面に自動的に切換える(図8の
ST31でYES,ST32)。
【0081】前回が画面切換制御手段(31,32)に
よる自動切換の場合(ST33のYES)には、先客用
会計画面の内容の一部すなわち釣銭金額(C,CCC)
が当該商品登録画面に表示(ST34)されるので、次
客用の商品登録画面上において先客の問合に対して正確
に応答できる。
【0082】なお、図8のST36,ST37および図
9のST38〜ST43,ST44,ST47は、第1
の実施形態の場合(図2のST15,ST16および図
3のST20〜ST25,ST26,ST27)と同じ
である。
【0083】さらに、画面切換制御手段(31,32)
の設定時間管理による自動切換前に、強制画面切換宣言
手段(43K)を用いて強制画面切換宣言(ST45の
YES)をすると、画面強制切替制御手段(31,3
2)がこれを条件として今回客用会計画面から次客用の
商品登録画面に強制的に切換える(ST46)。
【0084】つまり、次客の商品登録のためにスキャナ
72を用いた商品データの入力作業(図8のST30で
YES)をしなくてもかつ設定時間経過前(図9のST
44のNO)でも、先客の会計画面を表示消滅(ST4
6)できるから、先客のプライベートをより確実かつ迅
速に保護できる。
【0085】したがって、データ入力手段がスキャナ7
2から形成されている場合の会計画面から商品登録画面
への切換えを、従来例では必須であったスキャン操作な
くして自動的かつ確実に行えるから、業務能率の向上を
図りつつ次客のプライベート保護を図れる。また、画面
切換制御手段(31,32)の動作条件としての設定時
間Tiを適宜にセットするだけで、運用の実際に即した
利用ができかつ適応性が広い。
【0086】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、締め操作から
の経過時間が設定時間以上になったことを条件に会計画
面から商品登録画面に自動切換可能な商品販売データ処
理装置であるから、データ入力手段がタッチ操作キーか
ら形成されている場合の会計画面から商品登録画面への
切換えを、従来例の場合に必須なダミーキー操作なくし
て自動的かつ確実に行えるから、業務能率を大幅に向上
できる。
【0087】また、請求項2の発明は、経過時間計数手
段と画面切換制御手段とを設け、計数経過時間が設定時
間以上になった場合に会計画面から商品登録画面に切換
可能な商品販売データ処理装置であるから、請求項1の
発明の場合と同様に、データ入力手段がタッチ操作キー
から形成されている場合の会計画面から商品登録画面へ
の切換えを、従来例の場合に必須なダミーキー操作なく
して自動的かつ確実に行えるから、業務能率を大幅に向
上できるとともに、画面切換制御手段の動作条件として
の設定時間を適宜にセットするだけで運用の実際に即し
た利用ができかつ適応性が広い。
【0088】また、請求項3の発明によれば、設定時間
が経過時間計数開始時からレシート発行終了時までの必
要時間以上の時間長とされているので、請求項2の発明
の場合と同様な効果を奏することができることに加え、
さらに確実なレシート発行を保障できかつそれ以前に商
品登録画面に切換わってしまうことがないので会計処理
乃至チェックアウトをより正確に行える。
【0089】また、請求項4の発明によれば、会計画面
内容記憶保持手段と表示戻し宣言手段と前画面戻し表示
制御手段とを設け、表示戻し宣言が成されたことを条件
に切換後商品登録画面から会計画面内容記憶保持手段に
記憶されている切換前会計画面に戻し表示可能に形成さ
れているので、請求項2および請求項3の各発明の場合
と同様な効果を奏することができることに加え、さらに
業務能率の一段の向上を図りつつ先客の会計画面内容に
関する確認を簡単に行える。
【0090】また、請求項5の発明によれば、一部内容
表示制御手段を設け、切換後商品登録画面に会計画面内
容記憶保持手段に記憶保持されている切換前会計画面内
容の一部を表示可能に形成されているので、請求項4の
発明の場合と同様な効果を奏することができることに加
え、さらに切換後の次客用商品登録画面上において先客
用会計画面の内容の一部を簡単に確認することができる
とともに、先客へ釣銭を手渡し中でも次客用の商品登録
準備を一段と迅速に完了できかつ業務能率を一段と向上
できる。
【0091】また、請求項6の発明によれば、切換後商
品登録画面に表示する切換前会計画面内容の一部が釣銭
金額とされているので、請求項5の発明の場合と同様な
効果を奏することができることに加え、さらに次客用の
商品登録準備をより一段と迅速に完了できかつ業務能率
をより一段と向上できる。
【0092】さらに、請求項7の発明によれば、締め操
作が成される度に会計画面内容記憶保持手段に記憶保持
される内容が次客用会計画面内容に更新可能に形成され
ているので、請求項4から請求項6までの各発明の場合
と同様な効果を奏することができることに加え、さらに
会計画面内容記憶保持手段の記憶容量の小容量化を図り
つつ直前客用の会計画面のみを正確かつ確実に戻し表示
させることができる。
【0093】さらに、請求項8の発明によれば、表示戻
し宣言手段が表示器に表示されたタッチ操作キーから形
成されているので、請求項4から請求項7までの各発明
の場合と同様な効果を奏することができることに加え、
さらに取り扱いが容易でかつ装置コスト低減を図れる。
【0094】さらに、請求項9の発明によれば、商品登
録画面に表示される商品キーがメニューキーであるか
ら、請求項1から請求項8までの各発明の場合と同様な
効果を奏することができることに加え、さらにレストラ
ン等でメニュー入力に使用するハンディターミナルにも
そのまま利用できる。
【0095】さらにまた、請求項10の発明によれば、
経過時間計数手段と画面切換制御手段とを設け、計数経
過時間が設定時間以上になったことを条件に会計画面か
ら商品登録画面に自動切換可能に形成された商品販売デ
ータ処理装置であるから、データ入力手段がスキャナか
ら形成されている場合の会計画面から商品登録画面への
切換えを、従来例では必須であったスキャナ操作なくし
て自動的かつ確実に行えるから、業務能率の向上を図り
つつ次客のプライベート保護を図れる。また、画面切換
制御手段の動作条件としての設定時間を適宜にセットす
るだけで、運用の実際に即した利用ができかつ適応性が
広い。
【0096】さらにまた、請求項11の発明によれば、
強制画面切換宣言手段と画面強制切替制御手段とを設
け、画面切換制御手段の自動切換前に強制画面切換宣言
が成されると会計画面から商品登録画面に強制的に切換
可能に形成されているので、請求項10の発明の場合と
同様な効果を奏することができることに加え、さらに先
客のプライベートをより確実かつ迅速に保護できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】同じく、動作を説明するためのフローチャート
(1)である。
【図3】同じく、動作を説明するためのフローチャート
(2)である。
【図4】同じく、商品登録画面を説明するための図であ
る。
【図5】同じく、会計画面を説明するための図である。
【図6】同じく、切換後商品登録画面に切換前会計画面
の一部が表示された状態を説明するための図である。
【図7】本発明の第2の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図8】同じく、動作を説明するためのフローチャート
(1)である。
【図9】同じく、動作を説明するためのフローチャート
(2)である。
【図10】従来例(1)を示す外観斜視図である。
【図11】従来例(1)の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図12】従来例(2)を示す外観斜視図である。
【図13】従来例(2)の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 電子キャッシュレジスタ(商品販売データ処理装
置) 20 パソコン 30 マザーボード 31 CPU(画面切換制御手段、前画面戻し表示制御
手段、一部内容表示制御手段、画面強制切替制御手段) 32 ROM(画面切換制御手段、前画面戻し表示制御
手段、一部内容表示制御手段、画面強制切替制御手段) 33 RAM 33M 会計画面内容記憶保持手段 41 HDD 43 キーボード 43K 強制切換キー(強制画面切換宣言手段) 45 タイマー(経過時間計数手段) 51 オペレータ用表示器(表示器) 51K 会計画面 51R 商品登録画面 52 客用表示器 57 表示用コントローラー 62 タッチパネル(データ入力手段) 62M メニューキー(商品キー) 62K 実行キー 62R 戻るキー(表示戻し宣言手段) 72 スキャナ(データ入力手段) Ti 経過時間 Ts 設定時間

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示器に表示された商品登録画面上の商
    品キーをタッチ操作して商品登録可能かつ締め操作後に
    商品登録画面から会計画面に切換え可能に形成された商
    品販売データ処理装置において、 前記締め操作からの経過時間を計数可能かつ計数経過時
    間が設定時間以上になったことを条件に前記会計画面か
    ら前記商品登録画面に自動切換え可能に形成されている
    商品販売データ処理装置。
  2. 【請求項2】 表示器に表示された商品登録画面上の商
    品キーをタッチ操作して商品登録可能かつ締め操作後に
    商品登録画面から会計画面に切換え可能に形成された商
    品販売データ処理装置において、 前記締め操作時からの経過時間を計数する経過時間計数
    手段と,計数経過時間が設定時間以上になったことを条
    件に前記会計画面から前記商品登録画面に切換える画面
    切換制御手段とを設けた、商品販売データ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記設定時間を前記経過時間計数開始時
    からレシート発行終了時までに必要とする時間以上の時
    間長にセット可能に形成されている請求項2記載の商品
    販売データ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記会計画面に表示されている少なくと
    も釣銭金額を含む会計画面内容を記憶保持可能な会計画
    面内容記憶保持手段と,表示戻し宣言を行う表示戻し宣
    言手段と,表示戻し宣言が成されたことを条件に前記画
    面切換制御手段によって切換えられた切換後商品登録画
    面から会計画面内容記憶保持手段に記憶されている切換
    前会計画面に戻し表示する前画面戻し表示制御手段とを
    設けた請求項2または請求項3記載の商品販売データ処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記画面切換制御手段によって切換えら
    れた切換後商品登録画面に前記会計画面内容記憶保持手
    段に記憶保持されている切換前会計画面内容の一部を表
    示する一部内容表示制御手段を設けた、請求項4記載の
    商品販売データ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記一部内容表示制御手段によって前記
    切換後商品登録画面に表示する前記切換前会計画面内容
    の一部が釣銭金額とされている請求項5記載の商品販売
    データ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記会計画面内容記憶保持手段に記憶保
    持されている会計画面内容が次客用の締め操作が成され
    る度に当該次客用会計画面内容に更新可能に形成されて
    いる請求項4から請求項6までのいずれか1項に記載さ
    れた商品販売データ処理装置。
  8. 【請求項8】 前記表示戻し宣言手段が前記表示器に表
    示されたタッチ操作キーから形成されている請求項4か
    ら請求項7までのいずれか1項に記載された商品販売デ
    ータ処理装置。
  9. 【請求項9】 前記表示器の前記商品登録画面に表示さ
    れる前記商品キーが商品たるメニュー品目を入力可能な
    メニューキーとされている請求項1から請求項8までの
    いずれか1項に記載された商品販売データ処理装置。
  10. 【請求項10】 商品に付されたコードをスキャンして
    商品データを入力可能かつ表示器に表示された商品登録
    画面を参照しつつ入力された商品データを用いて商品登
    録可能かつ締め操作後に商品登録画面から会計画面に切
    換え可能であるとともに締め操作後の最初のスキャン入
    力がなされたことを条件に会計画面から商品登録画面に
    切換可能に形成された商品販売データ処理装置におい
    て、 前記締め操作時からの経過時間を計数する経過時間計数
    手段と,計数経過時間が設定時間以上になったことを条
    件に前記会計画面から前記商品登録画面に切換える画面
    切換制御手段とを設けた、商品販売データ処理装置。
  11. 【請求項11】 強制画面切換宣言を行う強制画面切換
    宣言手段と,前記画面切換制御手段の自動切換前に強制
    画面切換宣言手段を用いた強制画面切換宣言が成された
    ことを条件に前記会計画面から前記商品登録画面に強制
    的に切換える画面強制切替制御手段とを設けた、請求項
    10記載の商品販売データ処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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