JP2000276562A - 非接触データ転送装置及びメモリカード - Google Patents

非接触データ転送装置及びメモリカード

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JP2000276562A
JP2000276562A JP11077981A JP7798199A JP2000276562A JP 2000276562 A JP2000276562 A JP 2000276562A JP 11077981 A JP11077981 A JP 11077981A JP 7798199 A JP7798199 A JP 7798199A JP 2000276562 A JP2000276562 A JP 2000276562A
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signal
data transfer
coil
transfer device
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JP11077981A
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Tatsuo Yatagai
達雄 谷田貝
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Oki Electric Industry Co Ltd
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TECHNO COLLAGE KK
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイル間の距離が変化し、伝送信号の電圧レ
ベルが変化しても影響を受けることなく、また、電源電
圧の変動や回路の経時変化などによる環境変化に強く安
定で信頼性の高い非接触データ転送装置及びメモリカー
ドを提供する。 【解決手段】 非接触データ転送装置30は、4種類の
発振周波数f0,f1,f2,f3の正弦波を発振する正弦
波発振器34〜37、正弦波発振器34〜37出力を接
続するアナログスイッチ38〜41、アナログスイッチ
38〜41でスイッチングされた正弦波発振器34〜3
7出力でコイル43を駆動するドライバ42、コイル4
3と電磁誘導により結合されたコイル44、一定の振幅
レベルの信号に増幅するディテクタ45、4種類の発振
周波数f0,f1,f2,f3に同調した4つの帯域通過型
フィルタ46〜49、帯域通過型フィルタ46〜49の
出力f0,f1,f2,f3を2値のシリアルデータS
0’,S1’に変換するデコーダ50を備え、入力信号値
の変化を周波数の変化として伝送するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触データ転送
装置及びメモリカードに係り、詳細には、耐環境性、耐
挿抜性にすぐれた非接触メモリカードにおける高速デー
タ転送装置及びメモリカードに関する。
【0002】
【従来の技術】近年メモリカードはパーソナルコンピュ
ータの増設メモリ、外部記憶メモリ、デジタルカメラ等
の小型AV機器のメモリとして需要が拡大している。メ
モリカードには接触式と非接触式がある。接触式は接点
がゴミや油等により汚染して接触不良になるという問題
があるが、非接触式は、接触不良等の問題点がなく、環
境の悪い所等各方面で使用されている。非接触式には送
受信の手段として、光や電波を用いたものがあり、コス
トの面から電磁結合方式が実用化されている。
【0003】従来のこの種のメモリカードにおける非接
触データ転送装置としては、例えば特開平7−2719
28号公報に開示されたものがある。
【0004】図5は非接触メモリカードシステムの全体
構成を示すブロック図である。
【0005】図5において、非接触メモリカードシステ
ムは、ICメモリカード用端末200と、ICメモリカ
ード300とから構成される。
【0006】ICメモリカード用端末200は、データ
処理回路201、コイル制御回路202、発振回路20
3、電源回路204及びコイル205から構成され、ま
た、ICメモリカード300は、コイル制御回路30
1、メモリコントローラ302、メモリ303、整流回
路304、定電圧回路305及びコイル206から構成
されている。
【0007】データ処理回路201から送出されるコマ
ンドによって、アドレスとデータの区別、及びリードと
ライトの区別を行う信号を送信し、アドレス及びデータ
はパラレルでコイル制御回路202に入力される。コイ
ル制御回路202は、シリアル出力でコイル205を駆
動する。
【0008】ICメモリカード300は、電磁結合によ
りコイル206から信号を受け取り、コイル制御回路3
01によりパラレル信号に変換して、メモリコントロー
ラ302を通して、メモリ303を駆動する。メモリ3
03から読み出されたデータは同様にして、ICメモリ
カード用端末200のデータ処理回路201に伝達され
る。
【0009】電源は発振回路203がコイル205を駆
動し、電磁結合により、コイル206から得られた発振
出力から整流を行い、定電圧回路305を通してICメ
モリカード300の電源として供給する。
【0010】図6は従来の電磁結合方式を用いた非接触
メモリカードシステムのICメモリカード用端末200
とICメモリカード300の間のデータ転送を行う部分
の回路図であり、例えば上記コイル制御回路202,3
01及びコイル205,206において、データ転送部
として用いられる。
【0011】図6において、データ転送部は、パラレル
入力をシリアル出力に変換するシフトレジスタ10、シ
リアル出力を駆動するドライバ13、電磁誘導により結
合されたコイル14,15、負電圧除去用ダイオード3
3、信号を増幅するディテクタ16、ロウパスフィルタ
18、シリアル入力をパラレル信号に変換するシフトレ
ジスタ20から構成される。
【0012】パラレルの入力はシフトレジスタ10に入
力され、入力されたデータはクロックに同期してシフト
レジスタ10よりシリアルに出力される。このシリアル
出力はドライバ13を通してAM変調によりプリント基
板上に形成されたコイル14を駆動する。電磁誘導で結
合したコイル15はコイル14から信号を受け取る。コ
イル15両端の信号はダイオード33により負電圧が除
去され、ディテクタ16に入力される。
【0013】ディテクタ16は受け取った信号を増幅
し、ロウパスフィルタ18により復調してシリアルにシ
フトレジスタ20に入力される。この入力された信号は
パラレル信号としてシフトレジスタ20より取り出され
る。
【0014】ところが、このような従来の非接触カード
の転送装置にあっては、1対のコイル間でデータのシリ
アル信号を“1”か“0”の2値で転送を行っているた
め、以下のような課題があった。
【0015】すなわち、データがシリアルであるため、
大量のデータを送ろうとすると、転送に時間がかかる。
また、コイルの数を増やして、並列に転送を行えば、転
送速度は速くなるがコイルを並べるため、ΡCB(prin
ted circuit board:プリント回路基板)の面積が必要
となり、小型のカード等では適用できない。
【0016】上記問題点を解決できるものとして、本出
願人は先に「非接触データ転送装置」(特願平9−32
1229)を出願した。
【0017】先願に係る非接触データ転送装置では、デ
ータ転送信号を多値化し、該多値化に対応した信号レベ
ルを発生する多値化手段と、多値化された信号レベルを
コイルの電磁結合により転送する転送手段と、転送され
た信号レベルを所定の基準電圧と比較して多値化信号に
戻し、該多値化信号を元のデータ転送信号に変換する変
換手段とを備えて構成することにより、同一のコイル面
積で例えば2倍の転送速度を得ることができ、高速な非
接触データ転送装置及びメモリカードを低価格で実現す
ることが可能になった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この装置で
は、メモリ部と非接触データ転送部のコイル間の距離が
変化すると、コイルの結合状態が変化し、伝送信号レベ
ルも変化するため、受信側にて電圧レベルの判定を誤
り、データが不正なものとなるおそれがある。また、コ
イル巻数比のばらつきや電源変動などの回路の特性変化
の影響を受けやすいという課題があった。
【0019】本発明では、コイル間の距離が変化し、伝
送信号の電圧レベルが変化しても影響を受けることな
く、また、電源電圧の変動や回路の経時変化などによる
環境変化に強く安定で信頼性の高い非接触データ転送装
置及びメモリカードを提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明に係る非接触デー
タ転送装置は、コイルの電磁結合によりデータ転送を行
う非接触データ転送装置において、データ転送信号を、
周波数を変化させることにより多値化する手段と、周波
数の変化により多値化された信号をコイルの電磁結合に
より転送する転送手段と、転送された信号を多値化信号
に復元し、該多値化信号を元のデータ転送信号に変換す
る変換手段とを備えて構成する。
【0021】本発明に係る非接触データ転送装置は、コ
イルの電磁結合によりデータ転送を行う非接触データ転
送装置において、データ転送信号を、搬送波を位相変化
させることにより多値化する手段と、位相変化により多
値化された信号をコイルの電磁結合により転送する転送
手段と、転送された信号を多値化信号に復元し、該多値
化信号を元のデータ転送信号に変換する変換手段とを備
えて構成する。
【0022】上記多値化手段は、周波数又は位相変化に
より多値化し、さらに信号レベルを変化させるものであ
ってもよい。
【0023】上記データ転送信号は、4値のデジタル信
号であってもよく、また、上記多値は、4値であっても
よい。
【0024】本発明に係るメモリカードは、メモリ部
と、コイルの電磁結合によりデータ転送を行う非接触デ
ータ転送部とを備え、非接触データ転送部によりアドレ
ス及びデータを送受信するメモリカードにおいて、非接
触データ転送部が、請求項1、2、3又は4に記載の非
接触データ転送装置であることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。 第1の実施形態 図1は本発明の第1の実施形態に係る非接触データ転送
装置の構成を示す回路図である。
【0026】図1において、非接触データ転送装置30
は、パラレルの奇数データをシリアル出力に変換するシ
フトレジスタ31、パラレルの偶数データをシリアル出
力に変換するシフトレジスタ32、シフトレジスタ31
のシリアル出力S0とシフトレジスタ32のシリアル出
力S1をデコードしデコード出力a,b,c,dを出力
するデコーダ33、4種類の異なる発振周波数f0,f
1,f2,f3の正弦波を発振する正弦波発振器34〜3
7、デコード出力a,b,c,dにより正弦波発振器3
4〜37出力を接続するアナログスイッチ(トランスミ
ッションゲート)38〜41、アナログスイッチ38〜
41でスイッチングされた正弦波発振器34〜37出力
でコイル43を駆動するドライバ42、ドライバ42に
より駆動されるコイル43、コイル43と電磁誘導によ
り結合されたコイル44、一定の振幅レベルの信号に増
幅するディテクタ45、4種類の発振周波数f0,f1,
f2,f3に同調した4つの帯域通過型フィルタ46〜4
9、帯域通過型フィルタ46〜49の出力f0,f1,f
2,f3を2値のシリアルデータS0’,S1’に変換する
デコーダ50、2値のシリアルデータS0’を奇数のパ
ラレルデータに変換するシフトレジスタ51、2値のシ
リアルデータS1’を偶数のパラレルデータに変換する
シフトレジスタ52から構成される。
【0027】上記正弦波発振器34〜37及びアナログ
スイッチ38〜41は、全体としてFSK(Frequency
Shift Keying)変調回路53を構成する。
【0028】シフトレジスタ31にはパラレルの奇数デ
ータD1,D3,D5,D7が入力され、シフトレジスタ3
2にはパラレルの偶数データD0,D2,D4,D6が入力
される。シフトレジスタ31とシフトレジスタ32のシ
リアル出力はデコーダ33に入力され、デコーダ33で
デコードされた出力は、FSK変調回路53に入力され
る。
【0029】FSK変調回路53は、伝送するデータ値
の変化を周波数の変化としてドライバ42に出力する。
【0030】ドライバ42は、4値に対応してFSK変
調されたFSK変調回路53出力でコイル43を駆動す
る。
【0031】コイル43と電磁結合したコイル44は、
コイル43からの信号を受け取り、受け取った信号はデ
ィテクタ45に入力される。
【0032】ディテクタ45は、コイル44の出力に接
続され、コイル44で受信した信号を増幅し一定の振幅
にして帯域通過型フィルタ46〜49に出力する。
【0033】帯域通過型フィルタ46の中心周波数は、
正弦波発振器34の発振周波数f0に一致しており、同
様に、帯域通過型フィルタ47の中心周波数は、正弦波
発振器35の発振周波数f1に、帯域通過型フィルタ4
8の中心周波数は、正弦波発振器36の発振周波数f2
に、帯域通過型フィルタ49の中心周波数は、正弦波発
振器37の発振周波数f3にそれぞれ一致させる。これ
ら帯域通過型フィルタ46〜49により、受信信号の周
波数差を弁別する。
【0034】復調されたデータはデコーダ50に入力さ
れ、デコーダ50で2値のシリアルデータに変換され
て、シフトレジスタ51,52に入力される。シフトレ
ジスタ51からは奇数のパラレルデータが、シフトレジ
スタ52からは偶数のパラレルデータが出力される。
【0035】本実施形態に係る非接触データ転送装置
は、例えば、前記図5に示す非接触メモリカードシステ
ムのICメモリカード用端末200とICメモリカード
300の間のデータ転送部であるコイル制御回路20
2,301及びコイル205,206において適用する
ことができる。
【0036】以下、上述のように構成された非接触デー
タ転送装置の動作を説明する。
【0037】図2は非接触データ転送装置の動作を説明
するためのタイミングチャートであり、図中の番号は図
1の各部の信号にそれぞれ対応する。
【0038】パラレルの奇数データD1,D3,D5,D7
がシフトレジスタ31に入力され、パラレルの偶数デー
タD0,D2,D4,D6がシフトレジスタ32に入力され
た後、クロックがそれぞれのシフトレジスタ31,32
に入力されると、シフトレジスタ31,32は、クロッ
クに同期した2ビットのシリアルデータS0,S1を出力
する。このシリアル出力は、表1の真理値表のS0,S1
で示される。
【0039】
【表1】
【0040】このシリアル出力S0,S1はデコーダ33
に入力され、デコーダ33は、シリアル出力S0,S1を
基に、表1に示す真理値表に従ったデコードを行ってデ
コード出力a,b,c,dを出力する。デコード出力
a,b,c,dは、FSK変調回路53のアナログスイ
ッチ38〜41の制御端子に入力される。一方、正弦波
発振器34〜37では、4種類の異なる発振周波数f
0,f1,f2,f3の正弦波を発振しており、アナログス
イッチ38〜41の入力端子に出力されている。
【0041】FSK変調回路53では、デコード出力
a,b,c,dとアナログスイッチ38〜41により常
にただ一つの発振器が選択されるため、転送するデータ
の値の変化は周波数の変化に置き換わる。例えば、シリ
アル出力S0が“1”で、シリアル出力S1が“1”のと
き、表1に示す真理値表に従ってデコード出力dのみが
“1”となり、これによりアナログスイッチ41がオン
して発振周波数f3の正弦波を発振する正弦波発振器3
7の出力がドライバ42に出力される。他のシリアル出
力S0,S1についても同様に、データの値の変化は周波
数の変化に置き換えられる。このようにして、FSK変
調回路53はFSK変調を行い、変調後の信号はドライ
バ42に出力される。
【0042】ドライバ42は、4値に対応してFSK変
調されたFSK変調回路53出力でコイル43を駆動し
て送信する。
【0043】コイル43はコイル44と電磁結合してお
り、コイル44では受信した信号をディテクタ45に出
力する。
【0044】ディテクタ45では、受信した信号を増幅
し一定の振幅にして帯域通過型フィルタ46〜49に出
力する。ドライバ42入力とディテクタ45出力は、図
2に示すように、周波数の差として伝送されるため、コ
イル43とコイル44間の距離変化による伝送信号の電
圧レベルの変化は非常に小さい。
【0045】帯域通過型フィルタ46〜49は、ディテ
クタ45で増幅された信号の周波数差を弁別し、弁別出
力a’,b’,c’,d’をデコーダ50に出力する。
すなわち、各帯域通過型フィルタ46〜49の中心周波
数は、送信側の正弦波発振器34〜37の発振周波数f
0,f1,f2,f3と1対1に対応するため、帯域通過型
フィルタ46〜49の4つの出力a’,b’,c’,
d’のうち、ただ一つだけが“1”となり、残りは
“0”となる。例えば、上述した例では、送信側の周波
数f3の正弦波を発振する正弦波発振器37に対応す
る、帯域通過型フィルタ49の出力d’のみが“1”と
なり、他の帯域通過型フィルタ46〜48の出力a’,
b’,c’は“0”となる。
【0046】デコーダ50は、帯域通過型フィルタ46
〜48の出力a’,b’,c’,d’を基に、表1に示
す真理値表のa,b,c,dを入力としてデコード出力
S0,S1を出力するというように、送信側のデコート3
3とは逆のデコードを行って2値の信号S0’,S1’を
出力する。この対応関係は、図2のタイミングチャート
により示される。
【0047】デコードした信号S0’はシフトレジスタ
51に、またデコードした信号S1’はシフトレジスタ
52にそれぞれ入力される。信号S0’,S1’は、クロ
ックが入るたびにシリアルに順次入力され、入力が完了
した後、奇数のパラレルデータD1,D3,D5,D7がシ
フトレジスタ51から、偶数のパラレルデータD0,D
2,D4,D6がシフトレジスタ52から出力される。
【0048】以上説明したように、第1の実施形態に係
る非接触データ転送装置30は、パラレルデータをシリ
アル出力に変換するシフトレジスタ31,32、シフト
レジスタ31,32のシリアル出力S0,S1をデコード
しデコード出力a,b,c,dを出力するデコーダ3
3、4種類の発振周波数f0,f1,f2,f3の正弦波を
発振する正弦波発振器34〜37、正弦波発振器34〜
37出力を接続するアナログスイッチ38〜41、アナ
ログスイッチ38〜41でスイッチングされた正弦波発
振器34〜37出力でコイル43を駆動するドライバ4
2、コイル43と電磁誘導により結合されたコイル4
4、一定の振幅レベルの信号に増幅するディテクタ4
5、4種類の発振周波数f0,f1,f2,f3に同調した
4つの帯域通過型フィルタ46〜49、帯域通過型フィ
ルタ46〜49の出力f0,f1,f2,f3を2値のシリ
アルデータS0’,S1’に変換するデコーダ50、2値
のシリアルデータS0’,S1’をパラレルデータに変換
するシフトレジスタ51,52を備え、入力信号値の変
化を周波数の変化として伝送するように構成したので、
コイル43とコイル44間の距離が変化し、伝送信号の
電圧レベルが変化してもその影響を受け難い。また、周
波数の変化は、電圧レベルの変化よりも高い精度で管理
でき、電源電圧の変動や回路の経時変化などによる環境
の変化にも強いため、より安定で信頼性の高い多値デー
タ転送装置を実現することができる。
【0049】また、4値の信号を転送することができる
ため、従来の2値で転送する方式に較べて同一のコイル
面積で2倍の転送速度を得ることができ、高速な非接触
データ転送装置を実現することができる。
【0050】ここで、本回路のみでは片方向の送受信し
かできないが、同一の回路を付け加えることにより双方
向の送受信も可能である。
【0051】なお、本実施形態では、4値の信号を転送
するようにしているが、伝送信号の周波数変化は4通り
以上、例えば8,16通りなどでもよい。また、FSK
変調・復調方式は図1の構成以外のものでもよい。 第2の実施形態 図3は本発明の第2の実施形態に係る非接触データ転送
装置の構成を示す回路図である。本実施形態の説明にあ
たり図1と同一構成部分には同一符号を付して重複部分
の説明を省略する。
【0052】図3において、非接触データ転送装置60
は、パラレルの奇数データをシリアル出力に変換するシ
フトレジスタ31、パラレルの偶数データをシリアル出
力に変換するシフトレジスタ32、一定の周波数の正弦
波を発生するキャリア発振器(搬送波発振器)61、キ
ャリア発振器61の周波数の位相を90°進ませる90
°移相器62、90°移相器62を通したキャリア発振
器61の出力とシフトレジスタ31のシリアル出力S0
とを合成して変調する平衡変調器63、キャリア発振器
61の出力とシフトレジスタ32のシリアル出力S1と
を合成して変調する平衡変調器64、PSK変調した平
衡変調器63,64出力でコイル43を駆動するドライ
バ42、ドライバ42により駆動されるコイル43、コ
イル43と電磁誘導により結合されたコイル44、一定
の振幅レベルの信号に増幅するディテクタ45、ディテ
クタ45出力からPSK変調した信号を検波する同期検
波器65,66、搬送波を再生するキャリア再生回路6
7、キャリア再生回路67により復元したキャリア信号
の位相を90°進ませる90°移相器68、同期検波器
65出力S0’を所定値と比較して2値の信号レベルに
対応したデジタルデータS01,S02として出力するコン
パレータ部69、同期検波器66出力S1’を所定値と
比較して2値の信号レベルに対応したデジタルデータS
11,S12として出力するコンパレータ部70、コンパレ
ータ部69,70からの4種類のデータS01,S02,S
11,S12を2値のシリアルデータS0”,S1”に変換す
るデコーダ71、2値のシリアルデータS0’を奇数の
パラレルデータに変換するシフトレジスタ51、2値の
シリアルデータS1’を偶数のパラレルデータに変換す
るシフトレジスタ52から構成される。
【0053】上記キャリア発振器61、90°移相器6
2及び平衡変調器63,64は、全体としてPSK(Ph
ase Shift Keying)変調回路72を構成し、また、上記
同期検波器65,66、キャリア再生回路67及び90
°移相器68は、全体としてPSK復調回路73を構成
する。
【0054】シフトレジスタ31にはパラレルの奇数デ
ータD1,D3,D5,D7が入力され、シフトレジスタ3
2にはパラレルの偶数データD0,D2,D4,D6が入力
される。シフトレジスタ31とシフトレジスタ32のシ
リアル出力S0,S1は、PSK変調回路72に入力され
る。
【0055】PSK変調回路72は、伝送するデータ値
の変化をキャリアの位相変化としてドライバ42に出力
する。
【0056】ドライバ42は、4値に対応してPSK変
調されたPSK変調回路72出力でコイル43を駆動す
る。
【0057】コイル43と電磁結合したコイル44は、
コイル43からの信号を受け取り、受け取った信号はデ
ィテクタ45に入力される。
【0058】ディテクタ45は、コイル44の出力に接
続され、コイル44で受信した信号を増幅し一定の振幅
にしてPSK復調回路73の同期検波器65,66及び
キャリア再生回路67に出力する。
【0059】キャリア再生回路67は、キャリア信号を
復元し、復元したキャリア信号は、90°移相器68を
通して同期検波器65に入力されるとともに、同期検波
器66に入力される。
【0060】同期検波器65,66は、これらキャリア
信号からPSK変調した信号を復調する。
【0061】復調された同期検波器65,66の出力
は、それぞれコンパレータ部69,70を通してデコー
ダ71に入力され、デコーダ71で2値のシリアルデー
タに変換されて、シフトレジスタ51,52に入力され
る。シフトレジスタ51からは奇数のパラレルデータ
が、シフトレジスタ52からは偶数のパラレルデータが
出力される。
【0062】コンパレータ部69,70は、コンパレー
タ74,75及びコンパレータ76,77からなり、2
種類の基準電圧Vth0,Vth1はコンパレータ74,
75及びコンパレータ76,77の一方の入力端子に各
々接続される。コンパレータ74,75の他方の入力端
子は同期検波器65の出力S0’に接続され、コンパレ
ータ76,77の他方の入力端子は同期検波器66の出
力S1’に接続される。コンパレータ74,75,7
6,77の比較結果は、コンパレータ部69,70出力
S01,S02,S11,S12としてデコーダ71に出力され
る。
【0063】以下、上述のように構成された非接触デー
タ転送装置の動作を説明する。
【0064】図4は非接触データ転送装置の動作を説明
するためのタイミングチャートであり、図中の番号は図
3の各部の信号にそれぞれ対応する。なお、この図では
位相変化を分かりやすくするため、ドライバ42入力及
びディテクタ45の出力の波形は、伝送データ(S0,
S1)=(0,0)時の位相を基準(0°)として示し
ている。実際には、データ値が一定である各区間におい
てそれぞれ45°進めた位相となる。
【0065】パラレルの奇数データD1,D3,D5,D7
がシフトレジスタ31に入力され、パラレルの偶数デー
タD0,D2,D4,D6がシフトレジスタ32に入力され
た後、クロックがそれぞれのシフトレジスタ31,32
に入力されると、シフトレジスタ31,32は、クロッ
クに同期した2ビットのシリアルデータS0,S1を出力
する。パラレル入力のデータを2つのシフトレジスタを
用いて2ビットのシリアルデータS0,S1とするのは、
第1の実施形態の場合と同様である。
【0066】シリアルデータS0,S1は、PSK変調回
路72に入力され、ここでPSK変調される。
【0067】すなわち、キャリア発振器61では、一定
の周波数の正弦波を発生しキャリアとして90°移相器
62及び平衡変調器64に出力する。90°移相器62
は、キャリア発生器61のキャリア周波数の位相を90
°進め、90°進んだ波を平衡変調器63に出力する。
【0068】平衡変調器63は、シフトレジスタ31の
シリアル出力S0の値が“0”のときは位相差90°、
また、“1”のときは位相差270°の信号を出力す
る。また、平衡変調器64は、シフトレジスタ32のシ
リアル出力S1の値が“0”のときは位相差0°、ま
た、“1”のときは位相差180°の信号を出力する。
このシリアル出力S0,S1に対する伝送信号の位相は、
表2(伝送信号の位相配置表)で示される。
【0069】
【表2】
【0070】平衡変調器63の信号と平衡変調器64の
信号とを加算して、表2の真理値表に示すように、入力
S0,S1の値によって4通りの位相の波形を作成し、P
SK変調を行う。変調後の信号は、ドライバ42により
コイル43を駆動して送信する。
【0071】コイル43はコイル44と電磁結合してお
り、コイル44では受信した信号をディテクタ45に出
力する。
【0072】ディテクタ45では、受信した信号を増幅
し一定の振幅にしてPSK復調回路73の同期検波器6
5,66及びキャリア再生回路67に出力する。ドライ
バ42入力とディテクタ45出力は、図4に示すよう
に、キャリアの位相変化として伝送されるため、コイル
43とコイル44間の距離変化による伝送信号の電圧レ
ベルの変化は非常に小さい。
【0073】PSK復調回路73では、同期検波器6
5,66及びキャリア再生回路67を用いて位相差を弁
別する。
【0074】具体的には、同期検波器65,66は、デ
ィテクタ45出力と復元したキャリア信号からPSK変
調した信号を復調し、信号S0’,S1’を出力する。こ
こで、上記入力した2つの信号間の位相差が90°,2
70°の場合には0を、位相差が0°の場合には正の電
圧を、位相差が180°の場合には負の電圧をそれぞれ
出力する。
【0075】同期検波器65は、キャリア再生回路67
によって復元したキャリアの位相を90°進めた信号を
基準として、ディテクタ45出力との位相差に応じた電
圧を出力する。すなわち、ディテクタ45出力の位相が
90°のときは“+V(Vは電圧を表す)”を、位相が
270°のときは“−V”を出力する。同様に、同期検
波器66は、キャリア再生回路67によって復元したキ
ャリアの位相を基準として、ディテクタ45出力との位
相差に応じた電圧を出力する。すなわち、ディテクタ4
5出力の位相が0°のときは“+V”を、位相が180
°のときは“−V”を出力する。
【0076】同期検波器65の出力S0’は、コンパレ
ータ部69に入力され、同期検波器66の出力S1’
は、コンパレータ部70に入力される。コンパレータ部
69は、コンパレータ74,75によって、入力S0’
を2種類の基準電圧Vth0,Vth1と比較することに
より表3(入力電圧に対する出力値表)で示される出力
S01,S02を出力する。ここで、コンパレータ部69の
2つのコンパレータ74,75は、しきい値Vth0,
Vth1を、+V>Vth0>0>Vth1>−Vとなる
ように設定しておく。コンパレータ部70についても全
く同様であり、出力S11,S12を出力する。
【0077】
【表3】
【0078】デコーダ71は、コンパレータ部69,7
0出力S01,S02,S11,S12を基に、表4に示す真理
値表のS01,S02,S11,S12を入力としてデコード出
力S0”,S1”を出力する。この対応関係は、図4のタ
イミングチャートにより示される。これによって、受信
した4通りの位相差の信号を復調し、2ビットのシリア
ル信号S0”,S1”を得る。
【0079】
【表4】
【0080】シリアル信号S0”はシフトレジスタ51
に、またデコードした信号S1”はシフトレジスタ52
に、クロックが入るたびにシリアルで順次入力され、入
力が完了した後、奇数のパラレルデータD1,D3,D
5,D7がシフトレジスタ51から、偶数のパラレルデー
タD0,D2,D4,D6がシフトレジスタ52から出力さ
れる。
【0081】以上説明したように、第2の実施形態に係
る非接触データ転送装置60は、キャリア発振器61、
90°移相器62及び平衡変調器63,64からなるP
SK変調回路72と、同期検波器65,66、キャリア
再生回路67及び90°移相器68からなるPSK復調
回路73とを備え、入力信号値の変化を位相の変化とし
て伝送するように構成したので、第1の実施形態と同様
に、コイル43とコイル44間の距離が変化し、伝送信
号の電圧レベルが変化してもその影響を受け難い。ま
た、位相の変化は、電圧レベルの変化よりも高い精度で
管理でき、電源電圧の変動や回路の経時変化などによる
環境の変化にも強いため、より安定で信頼性の高い多値
データ転送装置を実現することができる。
【0082】ここで、第1の実施形態と同様に、同一の
回路を付け加えることにより双方向の送受信も可能であ
る。
【0083】なお、本実施形態では、4値の信号を転送
するようにしているが、伝送信号の位相変化は4通り以
上、例えば8,16通りなどでもよい。また、PSK変
調・復調方式は図1の構成以外のものでもよい。
【0084】このように、上記各実施形態に係る非接触
データ転送装置は、多値化によって転送速度を大幅に向
上させることができるとともに、信頼性が大幅に向上さ
せることができ、種々のデジタル回路内部に搭載するこ
とができるという優れた特長を有する。
【0085】なお、上記各実施形態では8ビットのデジ
タル信号を転送する回路について述べたが、同様の方法
により8ビット以外のデジタル信号であっても適用でき
る。
【0086】また、4値の信号レベルとしているが、勿
論これには限定されず、2値以外の例えば3値でもよ
い。また、信号のデコードはどのような方法でもよい。
【0087】また、上記非接触データ転送装置は、メモ
リカード等の非接触データ転送部に適用することができ
るが、非接触データ転送を行うものであればどのような
装置にも適用できることは言うまでもない。例えば、パ
ーソナルコンピュータの増設メモリ、外部記憶メモリ等
のメモリカードのデータ転送部に適用することができ
る。また、本実施形態に係る非接触データ転送装置が装
置内部に組み込まれて設置されていてもよいし、あるい
は独立した装置に適用してもよい。
【0088】さらに、上記非接触データ転送装置及び変
復調器を構成する発振器やフィルタの種類や個数、接続
状態等は上記各実施形態に限定されない。
【0089】
【発明の効果】本発明に係る非接触データ転送装置及び
メモリカードでは、データ転送信号を、周波数を変化さ
せることにより多値化する手段と、周波数の変化により
多値化された信号をコイルの電磁結合により転送する転
送手段と、転送された信号を多値化信号に復元し、該多
値化信号を元のデータ転送信号に変換する変換手段とを
備えて構成したので、コイル間の距離が変化し、伝送信
号の電圧レベルが変化しても影響を受けることなく、ま
た、電源電圧の変動や回路の経時変化などによる環境変
化に強く安定で信頼性の高い非接触データ転送装置及び
メモリカードを実現することができる。
【0090】本発明に係る非接触データ転送装置及びメ
モリカードでは、データ転送信号を、搬送波を位相変化
させることにより多値化する手段と、位相変化により多
値化された信号をコイルの電磁結合により転送する転送
手段と、転送された信号を多値化信号に復元し、該多値
化信号を元のデータ転送信号に変換する変換手段とを備
えて構成したので、コイル間の距離が変化し、伝送信号
の電圧レベルが変化しても影響を受けることなく、ま
た、電源電圧の変動や回路の経時変化などによる環境変
化に強く安定で信頼性の高い非接触データ転送装置及び
メモリカードを実現することができる。
【0091】したがって、同一のコイル面積で例えば2
倍の転送速度を得ることができ、高速な非接触データ転
送装置及びメモリカードが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施形態に係る非接触
データ転送装置の構成を示す回路図である。
【図2】上記非接触データ転送装置の動作を説明するた
めのタイミングチャートである。
【図3】本発明を適用した第2の実施形態に係る非接触
データ転送装置の構成を示す回路図である。
【図4】上記非接触データ転送装置の動作を説明するた
めのタイミングチャートである。
【図5】従来の非接触メモリカードシステムの全体構成
を示すブロック図である。
【図6】従来の電磁結合方式を用いた非接触メモリカー
ドシステムのコイル制御回路のデータ転送部の回路図で
ある。
【符号の説明】
30,60 非接触データ転送装置、31,32,5
1,52 シフトレジスタ、33,50 デコーダ、3
4〜37 正弦波発振器、38〜41 アナログスイッ
チ、42 ドライバ、43,44 コイル、45 ディ
テクタ、46〜49 帯域通過型フィルタ、53 FS
K変調回路、61 キャリア発振器、62,68 90
°移相器、63,64 平衡変調器、65,66 同期
検波器、67 キャリア再生回路、69,70 コンパ
レータ部69,70、72 PSK変調回路、73 P
SK復調回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B035 BB09 CA23 5B058 CA17 CA23 5K012 AB03 AB11 AC06 AC09 AC11 BA03 BA18 5K029 AA01 DD04 FF02 GG03 GG07 HH21 JJ04 LL17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルの電磁結合によりデータ転送を行
    う非接触データ転送装置において、 データ転送信号を、周波数を変化させることにより多値
    化する手段と、 周波数の変化により多値化された信号をコイルの電磁結
    合により転送する転送手段と、 転送された信号を多値化信号に復元し、該多値化信号を
    元のデータ転送信号に変換する変換手段とを備えたこと
    を特徴とする非接触データ転送装置。
  2. 【請求項2】 コイルの電磁結合によりデータ転送を行
    う非接触データ転送装置において、 データ転送信号を、搬送波を位相変化させることにより
    多値化する手段と、 位相変化により多値化された信号をコイルの電磁結合に
    より転送する転送手段と、 転送された信号を多値化信号に復元し、該多値化信号を
    元のデータ転送信号に変換する変換手段とを備えたこと
    を特徴とする非接触データ転送装置。
  3. 【請求項3】 前記データ転送信号は、 4値のデジタル信号であることを特徴とする請求項1又
    は2何れかに記載の非接触データ転送装置。
  4. 【請求項4】 前記多値は、 4値であることを特徴とする請求項1、2又は3の何れ
    かに記載の非接触データ転送装置。
  5. 【請求項5】 メモリ部と、コイルの電磁結合によりデ
    ータ転送を行う非接触データ転送部とを備え、前記非接
    触データ転送部によりアドレス及びデータを送受信する
    メモリカードにおいて、 前記非接触データ転送部は、請求項1、2、3又は4に
    記載の非接触データ転送装置であることを特徴とするメ
    モリカード。
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Effective date: 20040302