JP2000276085A - 吊り下げ部を備えた吊り下げ物の構造 - Google Patents

吊り下げ部を備えた吊り下げ物の構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吊り下げ物を押しピンにより簡単に被取付面
に取付けることができ、また、吊り下げ物を被取付面か
ら簡単に取り外すことができる。 【解決手段】 吊り下げ物1の背面に下方及び背方に開
口する溝部2を有する吊り下げ部3を設ける。溝部2の
背方の開口縁部に突出縁部4を突出して溝部2の内周部
と突出縁部4の突出先端部との間に押しピン6のピン軸
7を突出縁部4の外側に位置させた状態で押しピン7の
頭部5の一部を入れて支持するための頭部支持部10を
形成する。突出縁部4の一側部の上下方向の略中間部に
溝部2内に頭部5を入れた状態の押しピン6のピン軸7
が下方に落下しないように支持するためのピン軸支持用
突部8を突出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホワイトボードの
ようなボード、カレンダー、写真や絵を入れる額縁等の
吊り下げ物を壁や家具等に押しピンにより吊り下げ且つ
取り外すことができる吊り下げ部を備えた吊り下げ物の
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からホワイトボードのようなボー
ド、カレンダー、写真や絵を入れる額縁等の吊り下げ物
を壁や家具等の被取付面に取付けるに当たって、最も簡
易な取付けとしては押しピンによって取付けることが行
われている。
【0003】ところが、押しピンによりボード、カレン
ダー、写真や絵を入れる額縁等の吊り下げ物を壁や家具
等の被取付面に取付けるものにおいては、押しピンの頭
部が吊り下げ物の表面に露出して見苦しいという問題が
あり、また、押しピンのピン軸が吊り下げ物を貫通する
ように差し込むので、ボード、カレンダー、写真や絵を
入れる額縁等の吊り下げ物に傷が付くという問題があ
る。また、吊り下げ物を被取付面から外す場合には、吊
り下げ物の表面側から押しピンを引き抜いて外す必要が
あり、吊り下げ物が取り外し難いという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、吊り下げ物を押しピンにより
簡単に被取付面に取付けることができ、また、押しピン
により取付けるに当たって吊り下げ物を傷つけることが
ないとともに押しピンの頭部が表面側に露出することが
なく、また、吊り下げ物の取り外しが簡単に行える吊り
下げ部を備えた吊り下げ物の構造を提供することを課題
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る吊り下げ部を備えた吊り下げ物の構造
は、吊り下げ物1の背面に下方及び背方に開口する溝部
2を有する吊り下げ部3を設け、溝部2の背方の開口縁
部に突出縁部4を突出して溝部2の内周部と突出縁部4
の突出先端部との間に押しピン6のピン軸7を突出縁部
4の外側に位置させた状態で押しピン7の頭部5の一部
を入れて支持するための頭部支持部10を形成し、突出
縁部4の一側部の上下方向の略中間部に溝部2内に頭部
5を入れた状態の押しピン6のピン軸7が下方に落下し
ないように支持するためのピン軸支持用突部8を突出し
て成ることを特徴とするものである。このような構成と
することで、溝部2内に押しピン6の頭部5を入れ且つ
ピン軸7をピン軸支持用突部8に支持させて押しピン6
を吊り下げ物1の背面の吊り下げ部3に取付け、この状
態で吊り下げ部3より背方に突出している押しピン6の
ピン軸7を壁や家具等の被取付面9に差し込み、この状
態で吊り下げ物1を下方に下げることで、被取付面9に
差し込まれた押しピン6の頭部5の一部が突出方向が下
向きとなった突出縁部4により構成される上部における
頭部支持部10部分に位置し、これにより、被取付面9
に差し込まれた押しピン6により吊り下げ部3を介して
吊り下げ物1が被取付面9に吊り下げられることにな
る。一方、吊り下げ物1を被取付面9から取り外すに
は、吊り下げ物1を上方に持ち上げるか、または吊り下
げ物1をピン軸7が突出縁部4のピン支持用突部8を設
けた側と反対側の側部に沿って上方に持ち上げること
で、押しピン6の頭部5を頭部支持部10から抜いて溝
部2の下開口から押しピン6の頭部5を脱離させること
ができることになる。
【0006】また、吊り下げ物1の背面に2個以上の吊
り下げ部3を設けることが好ましい。このような構成と
することで、2個以上の押しピン6を吊り下げ物1の背
面に取付けて確実に吊り下げ物1を被取付面9に取付け
ることができるものである。
【0007】また、突出縁部4のピン軸支持用突部8を
設けた側と反対側の他側部を下に行くほどピン軸支持用
突部8から離れるように傾斜させることが好ましい。こ
のような構成とすることで、吊り下げ物1を被取付面9
から取り外す際に、吊り下げ物1をピン軸7が突出縁部
4のピン支持用突部8を設けた側と反対側の側部に沿っ
て上方に持ち上げることで、簡単に溝部2の下開口から
押しピン6の頭部5を脱離させることができるものであ
る。
【0008】また、ピン軸支持用突部8の上縁部に押し
ピン6のピン軸7を嵌め込み支持するための係止部11
を設けることが好ましい。このような構成とすること
で、押しピン6をピン軸支持用突部8に支持してピン軸
7を被取付面9に差し込む際にピン軸7を係止部11に
係止することができてピン軸7がピン軸支持用突部8か
ら脱落するのを防止して簡単且つ確実に差し込むことが
できることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0010】ホワイトボードのようなボード、カレンダ
ー、写真や絵を入れる額縁等をいれる額縁等の吊り下げ
物1の背面には図1に示すように吊り下げ部3が設けて
ある。図2に示すように吊り下げ部3には下方及び背方
に開口する溝部2が形成してあり、更に、この溝部2の
背方の開口縁部を突出して突出縁部4としてある。した
がって、溝部2の内部の溝巾よりも溝部2の背方開口の
開口巾が小さくなっており、このように溝部2の背方の
開口縁部に突出縁部4を突出することで、溝部2の内周
部と突出縁部4の突出先端部との間に押しピン6のピン
軸7を突出縁部4の外側に位置させた状態で押しピン7
の頭部5の一部を入れて支持するための頭部支持部10
が形成してある。
【0011】なお、図2に示す実施形態では吊り下げ部
3は両面に粘着層を形成した溝部2を有する下地材3a
と、開口12を有する外面板3bとを積層し、下地材3
aの片面の粘着層を外面板3bに接着してある。ここ
で、外面板3bの開口12の縁は突出縁部4となってい
て開口12の開口巾が溝部2の溝巾よりも狭くなるよう
に設定してある。そして、上記構成の吊り下げ部3の下
地材3aの他の片面の粘着層を吊り下げ物1の背面に接
着してある。
【0012】上記のように吊り下げ部3を下地材3aと
外面板3bとの2部材を接着することで構成している
が、必ずしも2部材を接着して構成したものにのみ限定
されず、同一部材に溝部2、突出縁部4を有する開口1
2を形成して吊り下げ部3を構成してもよく、また、吊
り下げ部3は吊り下げ物1と別体で接着した例を示した
が、吊り下げ物1の背面に吊り下げ部3を一体に形成し
てもよいものである。
【0013】そして、溝部2の背方の開口縁部に突出し
た突出縁部4の一側部にはピン軸支持用突部8が突設し
てあり、このピン軸支持用突部8部分において開口12
の巾が最も狭くなっている。ピン軸支持用突部8よりも
上方においては押しピン7の頭部5の一部を入れて支持
するための頭部支持部10の巾が押しピン6のピン軸7
から頭部5の外端までの長さ以上(ここで等しい長さの
場合も含む)としておくのが好ましい。また、ピン軸支
持用突部8よりも上方においては押しピン7の頭部5の
一部を入れて支持するための頭部支持部10の巾が下方
に行くほど次第に小さくなるようにしてある。また、少
なくとも突出縁部4のピン軸支持用突部8を設けた側と
反対側の他側部が下に行くほどピン軸支持用突部8から
離れるように傾斜させてある。
【0014】また、突出縁部4で囲まれた開口12のう
ちピン軸支持用突部8よりも上方の部分である上開口1
2aは押しピン6の頭部5よりも小さく、溝部2内の上
部に押しピン6の頭部5を入れてピン軸7を上開口12
aから背方に突出させた状態で、頭部5が上開口12a
から抜けることができないようになっている。ピン軸支
持用突部8よりも下方の部分である下開口12bは下に
行くほど次第に巾が広くなっており、下開口12bの上
部は押しピン6の頭部5よりも小さいが下開口12bの
下部は押しピン6の頭部5よりも大きくなっている。
【0015】しかして、開口12の下部から押しピン6
の頭部5を溝部2内に入れ、押しピン6を上方に移動さ
せてピン軸7をピン軸支持用突部8の先端部分を通過さ
せて上開口12a内に入れると共にピン軸支持用突部8
の上縁部に載置して図3に示すように押しピン6が落下
しないように保持する。この状態で押しピン6の頭部5
の一部は頭部支持部10内にはめ込まれ、ピン軸7の大
部分が吊り下げ部3の背方に突出する。
【0016】上記のようにして吊り下げ物1の背面に設
けた複数個の吊り下げ部3に押しピン6が落下しないよ
うに保持させ(図4参照)、その後、壁や家具等の被取
付面9に吊り下げ物1の背面を対向させ、この状態で吊
り下げ物1の表面の吊り下げ部3を設けた部分に対応す
る部位を押すことで、該当する吊り下げ部3に保持して
いる押しピン6のピン軸7が被取付面9に差し込まれる
ことになる。このようにして吊り下げ物1の表面の各吊
り下げ部3に対応した部位を押すことですべての押しピ
ン6を被取付面9に差し込む。次に、図4の矢印イ方向
に吊り下げ物1を下方に若干引き下げることで、図5、
図6に示すように被取付面9に差し込まれた押しピン6
の頭部5を溝部2内に入れた状態のまま突出方向が下向
きとなった突出縁部4により構成される頭部支持部10
の上部に位置させることができる。このように被取付面
9に差し込まれた押しピン6の頭部5が突出方向が下向
きとなった突出縁部4により構成される頭部支持部10
の上部に位置することで、吊り下げ物1の荷重が押しピ
ン6により支持されて吊り下げ物1が確実に被取付面9
に取付けられることになる。この場合、押しピン6の
頭部5の上端部に溝部2の内周面の上端部が当接して吊
り下げ物1の荷重が支持される場合、または、押しピ
ン6のピン軸7が溝部2の上端部において突出縁部4の
突出方向が下向きとなった部分の下端部に当接して吊り
下げ物1の荷重が支持される場合、あるいは、上記の
各例を組み合わせたように頭部5とピン軸7との両方が
当接して吊り下げ物1の荷重が支持される場合のいずれ
の場合であってもよいが、のものが最も吊り下げ物1
の吊り下げが強固となる。図6にはの場合の例を例示
しているが、、の場合であってもよいのはもちろん
である。
【0017】上記の取付け操作の途中において、上開口
12aが頭部5よりも小さいので、溝部2内の上部に押
しピン6の頭部5を入れてピン軸7を上開口12から背
方に突出させた状態では頭部5が上開口12aから抜け
ることがなく、したがって、確実にピン軸7を被取付面
9に差し込むことができ、また、差し込んだ後に吊り下
げ物1を少し下方に下げる際に頭部5が上開口12から
抜けることがなくて確実に操作できるものである。
【0018】一方、吊り下げ物1を被取付面9から取り
外すには、吊り下げ物1を上方に持ち上げるか、または
吊り下げ物1をピン軸7が突出縁部4のピン支持用突部
8を設けた側と反対側の側部に沿って回動するようにし
て上方に持ち上げることで、押しピン6の頭部5を頭部
支持部10から抜いて溝部2の下開口から押しピン6の
頭部5を脱離させることができることになる。
【0019】ここで、突出縁部4のピン軸支持用突部8
を設けた側と反対側の他側部を下に行くほどピン軸支持
用突部8から離れるように傾斜させたものにおいては、
図7、図8、図9の順序で各図の矢印ロに示すように吊
り下げ物1をピン軸7が突出縁部4のピン支持用突部8
を設けた側と反対側の側部の傾斜に沿って回動するよう
にして上方に持ち上げる操作が容易に行え、吊り下げ物
1を被取付面9に差し込んでいる複数の押しピン6の頭
部5から脱離して取り外すのがいっそう容易にできるも
のである。特に、吊り下げ物1の背面に設けた複数個の
吊り下げ部3を設けている場合における取り外しにおい
て効果的である。
【0020】ところで、吊り下げ物1の背面に吊り下げ
部3を設けるに当たっては図1のように4個に限定され
るものではなく、図10に示すように2個、3個であっ
ても、あるいは図示を省略しているが5個以上、または
1個設けるものであってもよい。
【0021】図11には本発明の他の実施形態が示して
ある。本実施形態においてはピン軸支持用突部8の上縁
部に押しピン6のピン軸7を嵌め込み支持するための係
止部11を設けた構成に特徴があり、他の構成は前述の
実施形態と同様であるので、重複する説明は省略する。
本実施形態においては、押しピン6をピン軸支持用突部
8に支持してピン軸7を被取付面9に差し込む際に、ピ
ン軸7を係止部11に係止することができてピン軸7が
ピン軸支持用突部8から脱落するのを防止してより簡単
且つ確実にピン軸7を被取付面9に差し込むことができ
るものである。
【0022】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、吊り下げ物の背面に下方及び背方に開口
する溝部を有する吊り下げ部を設け、溝部の背方の開口
縁部に突出縁部を突出して溝部の内周部と突出縁部の突
出先端部との間に押しピンのピン軸を突出縁部の外側に
位置させた状態で押しピンの頭部の一部を入れて支持す
るための頭部支持部を形成し、突出縁部の一側部の上下
方向の略中間部に溝部内に頭部を入れた状態の押しピン
のピン軸が下方に落下しないように支持するためのピン
軸支持用突部を突出してあるので、溝部内に押しピンの
頭部を入れ且つピン軸をピン軸支持用突部に支持させて
押しピンを吊り下げ物の背面の吊り下げ部に取付け、こ
の状態で吊り下げ部より背方に突出している押しピンの
ピン軸を壁や家具等の被取付面に差し込み、この状態で
吊り下げ物を下方に下げることで、被取付面に差し込ま
れた押しピンの頭部を溝部内に入れた状態のまま突出方
向が下向きとなった突出縁部により構成される頭部支持
部の上部に位置させ、被取付面に差し込まれた押しピン
により吊り下げ部を介して吊り下げ物を吊り下げること
ができ、この結果、押しピンの頭部が表面に露出した
り、吊り下げ物を押しピンで貫通して傷付けることな
く、簡単な構成で吊り下げ物を被取付面に取りつけるこ
とができるものであり、また、吊り下げ物を被取付面か
ら取り外すには、吊り下げ物を上方に持ち上げるか、ま
たは吊り下げ物をピン軸が突出縁部のピン支持用突部を
設けた側と反対側の側部に沿って上方に持ち上げること
で、溝部の下開口から押しピンの頭部を脱離させること
ができ、押しピンを抜くことなく簡単な構成で吊り下げ
物を被取付面から取り外すことができるものであり、取
り外し時にも吊り下げ物を傷付けることがないものであ
る。
【0023】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、吊り下げ物の背
面に2個以上の吊り下げ部を設けるので、吊り下げ物に
2個以上の押しピンを取付けた状態で吊り下げ物の表面
側から被取付面側に向けて押すことで、2個以上の押し
ピンであっても簡単に差し込むことができ、また、2個
以上の押しピンにより吊り下げ物を被取付面に確実に取
付けることができるものである。特に、吊り下げ物が家
庭用のホワイトボード等の場合には種々の素材を合わせ
て作ることが多く、薄いボードにおいては気温変化によ
り素材の膨張、収縮が異なり、カールが生じやすいが、
上記のように2個以上の押しピンにより吊り下げ物を被
取付面に確実に取付けることができて、上記カールを防
ぐことができるものであり、特に、複数個の押しピンを
前もってホワイトボード等に取付ける複数のフックの位
置に応じて壁等に配置しておくということは位置決めに
おいて大変煩雑な作業であるが、本発明においては、簡
単な構成で複数個の押しピンにより吊り下げ物を簡単且
つ確実に取付けることができるものである。
【0024】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1または請求項2記載の発明の効果に加えて、
突出縁部のピン軸支持用突部を設けた側と反対側の他側
部を下に行くほどピン軸支持用突部から離れるように傾
斜させてあるので、吊り下げ物を被取付面から取り外す
際に、吊り下げ物をピン軸が突出縁部のピン支持用突部
を設けた側と反対側の側部に沿って上方に持ち上げるこ
とで、簡単に溝部の下開口から押しピンの頭部を脱離さ
せることができ、この結果、吊り下げ物の取り外しが簡
単な操作でできるものである。
【0025】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明の効果
に加えて、ピン軸支持用突部の上縁部に押しピンのピン
軸を嵌め込み支持するための係止部を設けてあるので、
押しピンをピン軸支持用突部に支持してピン軸を被取付
面に差し込む際にピン軸を係止部に係止することでピン
軸がピン軸支持用突部から脱落するのを防止して簡単且
つ確実に差し込むことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の背面図である。
【図2】同上の吊り下げ部の拡大斜視図である。
【図3】同上の吊り下げ物の背面に設けた吊り下げ部に
押しピンを支持した状態の斜視図である。
【図4】同上の正面図である。
【図5】同上の吊り下げ物を被取付面に取付けて吊り下
げている状態の正面図である。
【図6】同上の吊り下げ物を被取付面に取付けて吊り下
げている状態の拡大断面図である。
【図7】同上の吊り下げ物の取り外し順序を示す説明図
である。
【図8】同上の吊り下げ物の取り外し順序を示す説明図
である。
【図9】同上の吊り下げ物の取り外し順序を示す説明図
である。
【図10】(a)(b)は本発明の他の実施形態の背面
図である。
【図11】同上の更に他の実施形態の吊り下げ部の拡大
斜視図である。
【符号の説明】
1 吊り下げ物 2 溝部 3 吊り下げ部 4 突出縁部 5 頭部 6 押しピン 7 ピン軸 8 ピン軸支持用突部 9 被取付面 10 頭部支持部 11 係止部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊り下げ物の背面に下方及び背方に開口
    する溝部を有する吊り下げ部を設け、溝部の背方の開口
    縁部に突出縁部を突出して溝部の内周部と突出縁部の突
    出先端部との間に押しピンのピン軸を突出縁部の外側に
    位置させた状態で押しピンの頭部の一部を入れて支持す
    るための頭部支持部を形成し、突出縁部の一側部の上下
    方向の略中間部に溝部内に頭部を入れた状態の押しピン
    のピン軸が下方に落下しないように支持するためのピン
    軸支持用突部を突出して成ることを特徴とする吊り下げ
    部を備えた吊り下げ物の構造。
  2. 【請求項2】 吊り下げ物の背面に2個以上の吊り下げ
    部を設けて成ることを特徴とする請求項1記載の吊り下
    げ部を備えた吊り下げ物の構造。
  3. 【請求項3】 突出縁部のピン軸支持用突部を設けた側
    と反対側の他側部を下に行くほどピン軸支持用突部から
    離れるように傾斜させて成ることを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載の吊り下げ部を備えた吊り下げ物の構
    造。
  4. 【請求項4】 ピン軸支持用突部の上縁部に押しピンの
    ピン軸を嵌め込み支持するための係止部を設けて成るこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の吊り下げ部を備えた吊り下げ物の構造。
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