JP2000275533A - 顕微鏡用照明装置 - Google Patents

顕微鏡用照明装置

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JP2000275533A
JP2000275533A JP11076719A JP7671999A JP2000275533A JP 2000275533 A JP2000275533 A JP 2000275533A JP 11076719 A JP11076719 A JP 11076719A JP 7671999 A JP7671999 A JP 7671999A JP 2000275533 A JP2000275533 A JP 2000275533A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、各種観察法の切り換えに応じた光学
素子の挿脱を簡単に確実にかつスムーズにできるものと
する。 【解決手段】照明光路A又は観察光路Bのいずれか一方
又は両方に挿脱する各種観察法に応じた少なくとも1つ
の光学素子44、45、…49を取り付けた各光学素子
スライダ50〜53と、これら光学素子スライダ50〜
53を照明光路A又は観察光路Bのいずれか一方又は両
方に位置決めするための照明側溝穴41及び観察側溝穴
42を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明光を標本に照
射するとともにこの標本からの反射光や蛍光を観察光路
Bに導き、かつこれら照明光路又は観察光路に明視野や
偏光、微分干渉、蛍光などの各種観察法に応じた光学素
子を挿脱自在な顕微鏡用照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】顕微鏡の一般的な落射照明による観察法
には、明視野や偏光、微分干渉、蛍光などの各種観察法
があり、観察者は観察の目的に応じて顕微鏡の照明光路
又は観察光路にいずれか一方又は両方の光軸に各種光学
素子を挿脱して観察法を選択している。特に偏光、微分
干渉、蛍光の各観察法では、明視野観察時の状態に照明
光路及び観察光路の両光軸にそれぞれ光学素子を挿入し
て観察するものとなる。
【0003】このような一般的な顕微鏡用照明装置とし
ては例えば特開平6−180426号公報に記載されて
いる技術がある。図11はかかる顕微鏡用照明装置の外
観図であり、図12(a)(b)はその顕微鏡用照明装置光学
系の概略図である。
【0004】投光管1の内部には、照明光路Aの光軸上
に各光学レンズ2〜4が設けられるとともに、光源5か
らの明視野照明光を標本6に照射し、この標本6からの
反射光を観察光路Bの光軸に導くためのハーフミラー7
と、暗視野(エピターグ)照明光を標本6に照射し、そ
の反射散乱光を観察光路Bの光軸に導くためのミラー8
とが設けられ、これらハーフミラー7とミラー8とが切
換えノブ9により切換え可能となっている。
【0005】又、投光管1には、照明光路A側と観察光
路B側とにそれぞれ溝穴10、11が形成され、これら
溝穴10、11内に簡易偏光観察や微分干渉観察を行う
ための各光学素子、例えば各偏光素子スライダ12、1
3がそれぞれ挿脱されるものとなっている。これら偏光
素子スライダ12、13には、それぞれ簡易偏光観察や
微分干渉観察に応じた偏光素子14、15が設けられて
いる。
【0006】従って、観察光路Bにのみ偏光素子14を
挿入したい場合には、偏光素子スライダ12を溝穴10
に挿入し、又照明光路Aにのみ偏光素子15を挿入した
い場合には、偏光素子スライダ13を溝穴11にそれぞ
れ選択的に挿入するものとなっている。
【0007】このように観察法に応じて各偏光素子スラ
イダ12、13を選択的に挿入するために敢えて偏光素
子14、15が別体になっており、このために一般的な
簡易偏光や微分干渉観察では、観察者は各偏光素子スラ
イダ12、13の両方を各溝穴10、11内に挿入しな
ければならず、いちいち2つの偏光素子スライダ12、
13の挿脱操作が必要となる。
【0008】一方、観察法の切換えの別の方法として
は、例えば特開平5−257066号公報に多種類のミ
ラーユニットの切換えに便利なキューブ(ミラーユニッ
ト)を用いた照明装置の一例が記載されている。これは
蛍光観察などの多種に渡る光学部品の切換えを必要とす
る観察者に好まれ、比較的高価なものとなっている。
【0009】図13はかかるキューブを用いた照明装置
の構成図であって、キューブ16には、ハーフミラー1
7の他に、照明側偏光素子18及び観察側偏光素子19
が内蔵されている。観察者は、簡易偏光観察又は微分干
渉観察時にキューブ16を切り換えすることで、2種類
の偏光素子18、19を照明光路A及び観察光路Bに挿
脱するものとなっている。
【0010】この照明装置は、各種観察法に応じてキュ
ーブ16を選択することで各種観察法に対応可能である
が、別体のキューブ例えば明視野と偏光用などのキュー
ブをを何種類も用意しなければならないこと、偏光素子
が片一方入っているものや両方入っているものなどキュ
ーブ毎に光学素子が重複して必要になることがあるこ
と、ミラー角度や各部寸法精度の互換性確保のためなど
のことから総じてコストがかかる。さらに、偏光素子の
回転に関しては、偏光素子が照明装置に内蔵されてしま
うためにその機能を付加することは非常に困難である。
【0011】又、照明装置として例えば実公昭61−3
6966号公報には、蛍光フィルタなどの光学素子の複
数の切り換えを独立又は同時に行うための光学部品スラ
イダの連結部材が記載されている。
【0012】図14はかかる照明装置の概念図であっ
て、検鏡中、連結部材20を操作して第一と第二の可動
部材21、22の連結を外しておけば、第一の可動部材
21と第二の可動部材22とは、それぞれ別々に操作可
能で、励起フィルタ23、24とダイクロイックミラー
及び吸収フィルタ25、26との各種の組み合わせを光
路上で作ることができ、又連結部材20により第一と第
二の可動部材21、22を一体的に連結しておけば、励
起フィルタ23と吸収フィルタ25及びそれに対応した
ダイクロイックミラーとの組み合わせ、励起フィルタ2
4と吸収フィルタ26及びそれに対応したダイクロイッ
クミラーとの組み合わせを、セットで光路に出し入れす
るものとなっている。なお、27はハウジング、28,
29はツマミである。
【0013】このような装置では、例えば励起フィルタ
23と吸収フィルタ25などを同時に挿脱可能という操
作性の向上が図られているが、略嵌合で挿脱、位置決め
される光学部品スライダを連結すると、挿脱の際の操作
力量モーメントが偏り、引っ掛かりなどによりスムーズ
な移動ができずに不具合が発生しやすい。又、同時操作
時の操作部は非常に持ちにくい形状となっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上のように上記各照
明装置では、簡易偏光観察や微分干渉観察時にいちいち
2つの偏光素子スライダ12、13の挿脱操作を行わな
ければならなかったり、別体のキューブを何種類も用意
しなければならなかったりしてコストがかかり、さらに
引っ掛かりなどによりスムーズな移動ができずに不具合
が発生しやすいものであった。
【0015】そこで本発明は、各種観察法の切り換えに
応じた光学素子の挿脱を簡単に確実にかつスムーズにで
きる安価な顕微鏡用照明装置を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
標本からの観察光が導かれる観察光路に対してほぼ直交
する照明光路を有し、光源からの照明光を照明光路を介
して観察光路に導入する顕微鏡用照明装置において、各
種観察法に応じた光学素子を取付可能な光学素子スライ
ダを照明光路に対して挿脱自在に支持可能な照明側溝穴
と、光学素子スライダを観察光路に対して挿脱自在に支
持可能な観察側溝穴を有し、照明側溝穴と観察側溝穴が
連通している顕微鏡用照明装置である。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の顕
微鏡用照明装置において、光学素子スライダは、照明光
路に挿入される光学素子を取り付けて照明側溝穴に挿入
される照明側支持板と、観察光路に挿入される光学素子
を取り付けて観察側溝穴に挿入される観察側支持板とを
有し、照明側支持板と観察側支持板のどちらか一方のみ
が対応する照明側溝穴又は観察側溝穴にほぼ嵌合して支
持されるものである。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項1記載の顕
微鏡用照明装置において、観察側溝穴と照明側溝穴の少
なくとも一方に対応する形状の窓穴を有し、光学素子ス
ライダの挿入口に取付可能な蓋部品をさらに備えたもの
である。
【0019】
【発明の実施の形態】(1) 以下、本発明の第1の実施の
形態について図面を参照して説明する。
【0020】図1は顕微鏡用照明装置の構成図である。
【0021】投光管1の内部には、上記図12に示すの
と同様に、照明光路Aの光軸上に各光学レンズ2〜4が
設けられるとともに、光源5からの明視野照明光を標本
6に照射し、この標本6からの反射光を観察光路Bの光
軸に導くためのハーフミラー7と、暗視野(エピター
グ)照明光を標本6に照射し、その反射散乱光を観察光
路Bの光軸に導くためのミラー8とが設けられ、これら
ハーフミラー7とミラー8とが切換えノブ9により切換
え可能となっている。
【0022】又、投光管1には、観察光路B上に顕微鏡
の鏡筒を取り付けるための取付け部40が形成されると
ともに、その下方には顕微鏡本体、対物レンズを取り付
けるためのレボルバなどを設ける取り付け部(不図示)
が形成されている。
【0023】又、投光管1には、照明光路Aに対して直
交する方向に照明側溝穴41が形成されるとともに、観
察光路Bに対して直交する方向に観察側溝穴42が形成
され、かつこれら照明側と観察側との各溝穴41、42
がL字状に互いに直交して連通している。これら照明側
及び観察側溝穴41、42の形状は、図2に示すように
照明側溝穴41が幅a、高さbの寸法に形成され、観察
側溝穴42が幅c、高さdに形成されている。この場
合、例えば照明側溝穴41の寸法(幅a、高さb)が確
保できるように段差43が形成されている。
【0024】一方、照明光路A又は観察光路Bのいずれ
か一方又は両方に挿脱する各種観察法に応じた偏光素子
等の光学素子(以下、偏光素子として説明する)44、
45、…、49のうち少なくとも1つを取り付けた複数
の光学素子スライダ、例えば4つの光学素子スライダ5
0〜53が備えられている。
【0025】このうち2つの光学素子スライダ50、5
1は、照明側支持板として共に照明側溝穴41に対して
挿脱自在なものである。光学素子スライダ50は、照明
側溝穴41に挿脱自在な主スライダ50aと、この主ス
ライダ50aに対して垂直方向に設けられて観察側溝穴
42に挿脱自在な観察側支持板としての副スライダ50
bとが一体となって形成されている。主スライダ50a
には照明側偏光素子44が取り付けられ、副スライダ5
0bには観察側偏光素子45が取り付けられている。一
般的な簡易偏光や微分干渉観察では、これら主スライダ
50a及び副スライダ50bの両偏光素子44、45を
それぞれ照明光路A、観察光路Bに挿入するものとな
る。又、照明側単独で使用するための光学素子スライダ
51には、照明側偏光素子46が取り付けられている。
【0026】これら光学素子スライダ50の主スライダ
50aと光学素子スライダ51との形状は、図3(c)(d)
に示すように照明側溝穴41に略嵌合するようにほぼ幅
a、高さbに形成されるとともに、副スライダ50bは
観察側溝穴42の寸法c,dに対して十分隙間が空くよ
うに形成されているので、光学素子スライダ50、51
は照明側溝穴41によってガタなく摺動可能に支持され
ている。従って、これら光学素子スライダ50又は光学
素子スライダ51を照明側溝穴41並びに観察側溝穴4
2に挿入したときに各偏光素子44、45又は46が照
明光路A並びに観察光路Bの各光軸上に位置決めされる
ものとなっている。
【0027】他の2つの光学素子スライダ52、53
は、観察側支持板として共に観察側溝穴42に対して挿
脱自在なものである。光学素子スライダ52は、観察側
溝穴42に挿脱自在な主スライダ52aと、この主スラ
イダ52aに対して垂直方向に設けられて照明側溝穴4
1に挿脱自在な照明側支持板として副スライダ52bと
が一体となって形成されている。主スライダ52aには
観察側偏光素子47が取り付けられ、副スライダ52b
には照明側偏光素子48が取り付けられている。一般的
な簡易偏光や微分干渉観察では、これら主スライダ52
a及び副スライダ52bの両偏光素子47、48をそれ
ぞれ観察光路B、照明光路Aに挿入するものとなる。
又、観察側単独で使用するための光学素子スライダ53
には、観察側偏光素子49が取り付けられている。
【0028】これら光学素子スライダ52の主スライダ
52aと光学素子スライダ53との形状は、図3(a)(b)
に示すように観察側溝穴42に略嵌合するようにほぼ幅
c、高さdに形成されているとともに、副スライダ52
bの形状は、照明側溝穴41の寸法a,bに対して十分
隙間が空くように形成されているので、光学素子スライ
ダ52、53は観察側溝穴42によってガタなく摺動可
能に支持されている。従って、これら光学素子スライダ
52又は光学素子スライダ53を観察側溝穴42並びに
照明側溝穴41に挿入したときに各偏光素子47、48
又は49が観察光路B並びに照明光路Aの各光軸上に位
置決めされるものとなっている。
【0029】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。
【0030】一般的な簡易偏光や微分干渉観察を行う場
合、光学素子スライダ50又は光学素子スライダ52が
照明側溝穴41並びに観察側溝穴42に挿入される。こ
のうち光学素子スライダ50を挿入すれば、図3(d)に
示すように主スライダ50aが照明側溝穴41に嵌合
し、主スライダ50a及び副スライダ50bに取り付け
られた両偏光素子44、45がそれぞれ照明光路A、観
察光路Bの光軸上に位置決めされる。
【0031】又、光学素子スライダ52を挿入すれば、
図3(b)に示すように主スライダ52aが観察側溝穴42
に嵌合し、主スライダ52a及び副スライダ52bに取
り付けられた両偏光素子47、48がそれぞれ観察光路
B、照明光路Aの光軸上に位置決めされる。
【0032】一方、照明側単独で使用する場合には、光
学素子スライダ51のみが照明側溝穴41に挿入され、
その嵌合により照明側偏光素子46が照明光路Aの光軸
上に位置決めされる。
【0033】又、観察側単独で使用する場合には、光学
素子スライダ53のみが観察側溝穴42に挿入され、そ
の嵌合により観察側偏光素子49が観察光路Bの光軸上
に位置決めされる。
【0034】このように上記第1の実施の形態において
は、照明光路A又は観察光路Bのいずれか一方又は両方
に挿脱する各種観察法に応じた少なくとも1つの偏光素
子44、45、…49を取り付けた各光学素子スライダ
50〜53と、これら光学素子スライダ50〜53を照
明光路A又は観察光路Bのいずれか一方又は両方に位置
決めするための互いに連通した照明側溝穴41及び観察
側溝穴42を形成したので、特に主スライダ50a、5
2aと副スライダ50b、52bとがそれぞれ一体に形
成された光学素子スライダ50、52を用いることによ
り、一般的な簡易偏光や微分干渉観察を行う場合に2つ
の偏光素子を挿入する操作を行うことなく一度で照明光
路A及び観察光路Bに各偏光素子44、45又は48、
47を挿入することができ、各種観察法の切り換えに応
じて簡単に確実にかつスムーズに各偏光素子44、45
又は48、47のセットができる。
【0035】又、これら光学素子スライダ50、52の
形状が照明側溝穴41、観察側溝穴42の形状に略嵌合
しているので、各光学素子スライダ50又は52を照明
側溝穴41、観察側溝穴42に挿入するだけで、両偏光
素子44、45又は47、48をそれぞれ照明光路A、
観察光路Bの光軸上に位置決めできる。
【0036】又、照明側単独又は観察側単独で使用する
場合には、それぞれ光学素子スライダ51又は光学素子
スライダ53をそれぞれ照明側溝穴41又は観察側溝穴
42に挿入すればよく、この場合にも各偏光素子46、
49をそれぞれ照明光路A、観察光路Bの光軸上に位置
決めできる。
【0037】さらに、各光学素子スライダ50〜53の
形状が照明側溝穴41又は観察側溝穴42のどちらか一
方に略嵌合するように形成されているので、これら光学
素子スライダ50〜53を照明側溝穴41又は観察側溝
穴42に挿脱するときに、操作モーメントが偏ったり、
各光学素子スライダ50〜53が傾いて作動がスムーズ
に行われないということは発生しない。
【0038】(2) 次に本発明の第2の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、図1と同一部分には
同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0039】図4は顕微鏡用照明装置のうち上記図1に
示す投光管1の照明側溝穴41及び観察側溝穴42に挿
脱する光学素子スライダの構成図である。
【0040】観察側支持板としての主スライダ60に
は、円形の観察側偏光素子61を取り付けるための落し
込み穴62が形成され、この落し込み穴62内に観察側
偏光素子61が接着剤63により固定接着されている。
この主スライダ60の形状は、観察側溝穴42内に略嵌
合するように寸法にして幅c、高さdに形成されてい
る。
【0041】又、この主スライダ60には、一端部に切
り欠き部64が形成され、この切り欠き部64にL字形
状の照明側支持板としての副スライダ65が皿ねじ66
によって締め付けられて取り付けられている。なお、図
4では図示する関係上1本の皿ねじ66を示している
が、図面垂直方向に複数のねじ止め部を設けることが可
能である。そして、主スライダ60に副スライダ65を
取り付けても主スライダ60部分の高さは、dを超えな
いものとなっている。
【0042】副スライダ65には、円形の照明側偏光素
子67を取り付けるための落し込み穴68が形成され、
この落し込み穴68内に照明側偏光素子67が接着剤6
9により固定接着されている。そして、この副スライダ
65の全体は、幅a、高さbの寸法に形成された照明側
溝穴41内に挿入される寸法に形成されている。
【0043】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。
【0044】一般的な簡易偏光や微分干渉観察を行う場
合、光学素子スライダは、主スライダ60に副スライダ
65を取り付けた状態で、投光管1の照明側溝穴41及
び観察側溝穴42に挿入される。
【0045】このとき主スライダ60が観察側溝穴42
に嵌合し、主スライダ60及び副スライダ65に取り付
けられた観察側偏光素子61、照明側偏光素子67がそ
れぞれ観察光路B、照明光路Aの光軸上に位置決めされ
る。
【0046】一方、観察側単独で使用する場合には、主
スライダ60から副スライダ65が皿ねじ66の解除に
より取り外され、主スライダ60のみが観察側溝穴42
に挿入される。このときも主スライダ60が観察側溝穴
42に嵌合し、主スライダ60に取り付けられた観察側
偏光素子61が観察光路Bの光軸上に位置決めされる。
【0047】このように上記第2の実施の形態において
は、主スライダ60に対して副スライダ65を皿ねじ6
6の締め付け又は解除により取り付け取り外し自在に構
成したので、上記第1の実施の形態と同様の効果を奏す
ることは言うまでもなく、主スライダ60のみで使用す
れば観察光路側のみに観察側偏光素子61を挿脱でき、
副スライダ65を取り付ければ照明光路Aと観察光路B
との両方に照明側偏光素子67、観察側偏光素子61を
一度の操作で挿脱できる。これにより、観察者の観察目
的に応じて照明側偏光素子67又は観察側偏光素子61
のいずれか一方又は両方を選択できる。
【0048】又、副スライダ65を複数種類用意してお
けば、さらに観察目的に応じて選択可能な偏光素子等の
光学素子の組み合わせを増やすことができる。
【0049】光学素子として偏光素子の場合は透過率、
波長特性別に各種用意でき、偏光素子でない場合には蛍
光観察における各種励起フィルタなどが用意される。
【0050】さらに、製造者としても、共通に使用する
主スライダ60と、比較的安価に構成が可能な副スライ
ダ65とを用意すればよいので、光学素子スライダとし
ての種類を無駄に増やさなくてもよい。
【0051】次に、上記第2の実施の形態の変形例につ
いて説明する。
【0052】図5は顕微鏡用照明装置のうち光学素子ス
ライダ60の変形例を示す構成図である。
【0053】この光学素子スライダの主スライダ60に
は、スロッタ加工などにより溝穴70が形成されてい
る。
【0054】又、複数の副スライダ71、72が用意さ
れている。これら副スライダ71、72には、それぞれ
照明側偏光素子73、74が取り付けられている。そし
て、これら副スライダ71、72には、主スライダ60
の溝穴70内に圧入する挿入部75、76が一体的に形
成されている。これら挿入部75、76は、溝穴70内
への圧入・固定及び脱着が容易にできるように弾性体と
して例えば樹脂により形成されている。
【0055】このような構成であれば、一般的な簡易偏
光や微分干渉観察を行う場合、光学素子スライダは、主
スライダ60に副スライダ71又は72を選択して取り
付けた状態で、投光管1の照明側溝穴41及び観察側溝
穴42に挿入される。
【0056】このとき主スライダ60が観察側溝穴42
に嵌合し、主スライダ60及び副スライダ71又は72
に取り付けられた観察側偏光素子61、照明側偏光素子
73又は74がそれぞれ観察光路B、照明光路Aの光軸
上に位置決めされる。
【0057】一方、観察側単独で使用する場合には、主
スライダ60から副スライダ71又は72が取り外さ
れ、主スライダ60のみが観察側溝穴42に挿入され
る。このときも主スライダ60が観察側溝穴42に嵌合
し、主スライダ60に取り付けられた観察側偏光素子6
1が観察光路Bの光軸上に位置決めされる。
【0058】図6は顕微鏡用照明装置のうち光学素子ス
ライダ60に取り付ける副スライダの変形例を示す構成
図である。
【0059】この副スライダ77は、照明側偏光素子7
8を取り付けた副スライダ板79に対して板ばねにより
形成した挿入部80をカシメ81により取り付けたもの
となっている。
【0060】このような構成であれば、一般的な簡易偏
光や微分干渉観察を行う場合、光学素子スライダは、主
スライダ60に副スライダ77を取り付けた状態で、投
光管1の照明側溝穴41及び観察側溝穴42に挿入され
る。
【0061】このとき主スライダ60が観察側溝穴42
に嵌合し、主スライダ60及び副スライダ77に取り付
けられた観察側偏光素子61、照明側偏光素子78がそ
れぞれ観察光路B、照明光路Aの光軸上に位置決めされ
る。
【0062】一方、観察側単独で使用する場合には、主
スライダ60から副スライダ77が取り外され、主スラ
イダ60のみが観察側溝穴42に挿入される。このとき
も主スライダ60が観察側溝穴42に嵌合し、主スライ
ダ60に取り付けられた観察側偏光素子61が観察光路
Bの光軸上に位置決めされる。
【0063】なお、上記第2の実施の形態では、観察光
路B側を主スライダとし、照明光路A側を副スライダと
して構成しているが、当然のことながら照明光路A側を
主スライダとし、観察光路B側を副スライダとして構成
してもよい。
【0064】(3) 次に本発明の第3の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、投光管1としては上
記図1に示すものを使用する。
【0065】図7は顕微鏡用照明装置のうち上記図1に
示す投光管1の照明側溝穴41及び観察側溝穴42に挿
脱する光学素子スライダの構成図である。
【0066】観察側支持板としての主スライダ81に
は、照明側支持板としての副スライダ82が取り付けら
れ、このうち主スライダ81に観察側偏光素子83が設
けられるとともに、副スライダ82に照明側偏光素子8
4が設けられている。
【0067】上記観察側偏光素子83は、主スライダ8
1において回転自在に支持されているとともに、主スラ
イダ81にはダイヤル85が回転支持されている。そし
て、これらダイヤル85と観察側偏光素子83とは、例
えば回転機構例えばベルトにより連結され、ダイヤル8
5の回転が観察側偏光素子83に伝達されるものとなっ
ている。
【0068】このような構成であれば、主スライダ81
及び副スライダ82は、投光管1の照明側溝穴41及び
観察側溝穴42に挿入され、このとき主スライダ81が
観察側溝穴42に嵌合し、観察側偏光素子83、照明側
偏光素子84がそれぞれ観察光路B、照明光路Aの光軸
上に位置決めされる。
【0069】ところで、簡易偏光観察と呼ばれる照明
側、観察側の両方に偏光素子を挿入する観察法は、観察
側偏光素子83を回転させると、標本6の偏光特性によ
って観察像の色、コントラスト変化が生じることが知ら
れている。
【0070】従って、上記光学素子スライダを投光管1
の照明側溝穴41及び観察側溝穴42に挿入し、ダイヤ
ル85の回転操作によって観察側偏光素子83を回転さ
せると、標本6の偏光特性によって観察像の色、コント
ラスト変化が生じ、明視野観察と簡易偏光観察との切り
換えが一つの光学素子スライダの挿脱によって行える。
【0071】次に、上記第3の実施の形態の変形例につ
いて説明する。
【0072】図8は顕微鏡用照明装置のうち光学素子ス
ライダの変形例を示す構成図である。
【0073】主スライダ86には、副スライダ87が取
り付けられ、このうち主スライダ86に照明側偏光素子
88が設けられるとともに、副スライダ87に観察側偏
光素子89が設けられている。
【0074】上記照明側偏光素子88は、主スライダ8
6において回転自在に支持されているとともに、主スラ
イダ86にはダイヤル90が回転支持されている。そし
て、これらダイヤル90と照明側偏光素子88とは、例
えば回転機構例えばベルトにより連結され、ダイヤル9
0の回転が照明側偏光素子88に伝達されるものとなっ
ている。
【0075】このような構成であれば、主スライダ86
及び副スライダ87は、投光管1の照明側溝穴41及び
観察側溝穴42に挿入され、このとき主スライダ86が
照明側溝穴41に嵌合し、照明側偏光素子88、観察側
偏光素子89がそれぞれ照明光路A、観察光路Bの光軸
上に位置決めされる。
【0076】ところで、かかる光学素子スライダの使用
法としてはセナルモン方式の微分干渉観察がある。この
観察法は、対物レンズ部の微分干渉用光学素子と観察側
偏光素子89を固定した上で、照明側偏光素子88をダ
イヤル90の回転操作により回転させることで、微分干
渉像の色やコントラスト(立体感)を調整することがで
きる。
【0077】(4) 次に本発明の第4の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、図1と同一部分には
同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0078】図9は顕微鏡用照明装置の構成図である。
【0079】投光管1には、照明側及び観察側溝穴4
1、42が形成され、かつ各4隅にはねじ穴91〜94
が形成されている。なお、スペース95内には、光源5
からの明視野照明光を標本6に照射し、この標本6から
の反射光を観察光路Bの光軸に導くためのハーフミラー
7と、暗視野照明光を標本6に照射し、その反射散乱光
を観察光路Bの光軸に導くためのミラー8とが設けられ
る。
【0080】一方、複数の蓋部品96〜98が備えられ
ている。これら蓋部品96〜98は、それぞれ照明側及
び観察側溝穴41、42の位置に対応した窓穴99〜1
02選択的に形成されている。これら窓穴99〜102
は、照明側及び観察側溝穴41、42に挿脱する光学素
子スライダの挿入位置を位置決めするとともに、照明側
及び観察側溝穴41、42からの光学素子スライダの抜
けを防止するものである。
【0081】このうち蓋部品96には照明側窓穴99及
び観察側窓穴100が形成され、蓋部品97には照明側
窓穴101のみが形成され、蓋部品98には観察側窓穴
102のみが形成されている。
【0082】これら蓋部品96〜98は、各ねじ穴10
3が形成され、各ネジ104によって投光管1の各ねじ
穴91〜94に締め付けられて、いずれか1枚が投光管
1に取り付けられるようになっている。
【0083】そして、この顕微鏡用照明装置の照明側及
び観察側溝穴41、42には、上記図1に示す各光学素
子スライダ50〜53が挿脱されるようになっている。
【0084】図10(a)(b)は投光管1を照明光路Aの方
向を見たときの断面構成図であって、同図(a)は例えば
光学素子スライダ52を挿入した状態の断面図、同図
(b)は光学素子スライダ52を抜き出すときの断面図で
ある。
【0085】観察側溝穴42内には、ストッパピン10
5が設けられ、各光学素子スライダ50〜53のいずれ
か1つを照明側及び観察側溝穴41、42に挿入したと
きに、ストッパピン105に当接して照明側偏光素子や
観察側偏光素子がそれぞれ照明光路Aや観察光路Bの各
軸上に位置決めされるようになっている。
【0086】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。
【0087】観察法に応じて光学素子スライダ51又は
53を照明側溝穴41又は観察側溝穴42に挿入する場
合は、蓋部品96を投光管1に取り付けることになる。
これにより、光学素子スライダ51又は53は、蓋部品
96の照明側窓穴99又は観察側窓穴100を通して挿
脱するものとなり、かつこれら照明側窓穴99又は観察
側窓穴100により照明側偏光素子46や観察側偏光素
子49の各光軸への位置決めができる。
【0088】又、観察法に応じて光学素子スライダ50
又は52を照明側溝穴41及び観察側溝穴42に挿入す
る場合は、先ず、光学素子スライダ50又は52を照明
側溝穴41及び観察側溝穴42に挿入した後に、蓋部品
96を投光管1に取り付けることになる。
【0089】例えば、光学素子スライダ52を照明側溝
穴41及び観察側溝穴42に挿入した後に蓋部品98を
取り付けると、図10(a)に示すように光学素子スライ
ダ52は、ストッパピン105に当接して照明側偏光素
子48及び観察側偏光素子47がそれぞれ照明光路A及
び観察光路Bの各軸上に精度高く位置決めされる。
【0090】光学素子スライダ52を照明側溝穴41及
び観察側溝穴42から抜き出すと、図10(b)に示すよ
うに光学素子スライダ52の副スライダ48の一片が投
光管1の側面に取り付けられた蓋部品98に当たって照
明側偏光素子48及び観察側偏光素子47がそれぞれ照
明光路A及び観察光路Bの各軸上から完全に外れ、かつ
蓋部品98によって光学素子スライダ52が投光管1か
ら抜けることがない。
【0091】又、蓋部品98を取り付けた場合には、光
学素子スライダ52、53を用いることができる。この
蓋部品98の窓穴102は、観察側光学素子用であるの
で、観察側光学素子47、49しか使用しない観察者や
主スライダ又は副スライダにより同時切り換えを好む観
察者にとっては誤挿入の心配がなくなる。
【0092】又、蓋部品97を取り付けた場合には、光
学素子スライダ50、51を用いることができる。すな
わち、この蓋部品97は、照明側光学素子46のみの使
用や、照明側光学素子44を主スライダ50aに設け、
観察側光学素子45を副スライダ50bに設けた光学素
子スライダ50等に用いる。そして、主スライダ50a
を挿脱する照明側窓穴101を通して操作が行われる。
【0093】このように上記第4の実施の形態において
は、複数の蓋部品96〜98と各光学素子スライダ50
〜53とを組み合わせて用いるようにしたので、照明側
偏光素子48及び観察側偏光素子47を同時に挿脱して
その位置決めができるとともに、特に主スライダと副ス
ライダとが一体となった光学素子スライダ50、52の
抜け防止機構として容易に達成でき、明視野観察や簡易
偏光観察、微分干渉観察の頻繁な切り換え使用などの場
合にもその操作性の向上が図れる。そのうえ、製品数を
無駄に増やす必要もない。
【0094】以上、本発明は、上記各実施の形態の説明
から下記のところも特徴としている。
【0095】上記請求項2記載の顕微鏡用照明装置にお
いて、照明側支持板と観察側支持板とは、互いに着脱可
能である。
【0096】又、本発明は、標本からの観察光が導かれ
る観察光路に対してほぼ直交する照明光路を有し、光源
からの照明光を前記照明光路を介して前記観察光路に導
入する顕微鏡用照明装置に形成された溝穴に摺動自在に
ほぼ嵌合されることにより各種観察法に応じた光学素子
を前記照明光路及び観察光路の両方に挿脱可能にする光
学素子スライダであって、前記光学素子スライダは、前
記照明光路に挿入される光学素子を取り付ける照明側支
持板と、前記観察光路に挿入される光学素子を取り付け
て観察側支持板とを有し、前記照明側支持板と前記観察
側支持板とは互いにほぼ直角に組み付けられているとと
もに、いずれか一方の支持板の外形が前記顕微鏡用照明
装置の溝穴にほぼ嵌合するように形成され、他方の支持
板の外形は前記溝穴に対して十分隙間が空くように形成
されていることを特徴とする光学素子スライダである。
【0097】又、この光学素子スライダにおいて、前記
照明側支持板と前記観察側支持板のいずれか一方が着脱
可能である。
【0098】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の請求項1〜
3によれば、各種観察法の切り換えに応じた光学素子の
挿脱を簡単に確実にかつスムーズにできる安価な顕微鏡
用照明装置を提供できる。
【0099】又、本発明の請求項2によれば、観察者の
観察目的に応じて照明側偏光素子又は観察側偏光素子の
いずれか一方又は両方を選択できる顕微鏡用照明装置を
提供できる。
【0100】又、本発明の請求項3によれば、光学素子
スライダの抜け防止機構や各種観察法の頻繁な切り換え
でもその操作性を向上できる顕微鏡用照明装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる顕微鏡用照明装置の第1の実施
の形態を示す構成図。
【図2】同装置に形成される溝穴の寸法を示す図。
【図3】同装置に形成される溝穴に光学素子スライダを
挿入したときの嵌合状態を示す図。
【図4】本発明に係わる顕微鏡用照明装置の第2の実施
の形態を示す照明側溝穴及び観察側溝穴に挿脱する光学
素子スライダの構成図。
【図5】同装置のうち光学素子スライダの変形例を示す
構成図。
【図6】同装置のうち光学素子スライダの副スライダの
変形例を示す構成図。
【図7】本発明に係わる顕微鏡用照明装置の第3の実施
の形態を示す照明側溝穴及び観察側溝穴に挿脱する光学
素子スライダの構成図。
【図8】同光学素子スライダの変形例を示す構成図。
【図9】本発明に係わる顕微鏡用照明装置の第4の実施
の形態を示す構成図。
【図10】同装置における投光管を照明光路方向に見た
ときの断面構成図。
【図11】従来の顕微鏡用照明装置の外観図。
【図12】同顕微鏡用照明装置光学系の概略図。
【図13】従来のキューブを用いた照明装置の構成図。
【図14】従来の複数の光学素子の切り換えなどを行う
照明装置の概念図。
【符号の説明】
A:照明光路、 B:観察光路、 1:投光管、 5:光源、 6:標本、 41:照明側溝穴、 42:観察側溝穴、 44〜49:光学素子、 50〜53:光学素子スライダ、 50a:主スライダ、 50b:副スライダ、 52a:主スライダ、 52b:副スライダ、 60:主スライダ、 61:観察側偏光素子、 62,68:落し込み穴、 63:接着剤、 64:切り欠き部、 65:副スライダ、 66:皿ねじ、 67:照明側偏光素子、 70:溝穴、 71,72:副スライダ、 73,74:照明側偏光素子、 75,76:挿入部、 77:副スライダ、 78:照明側偏光素子、 79:副スライダ板、 80:挿入部、 81:主スライダ、 82:副スライダ、 83:観察側偏光素子、 84:照明側偏光素子、 85:ダイヤル、 86:主スライダ、 87:副スライダ、 88:照明側偏光素子、 89:観察側偏光素子、 90:ダイヤル、 96〜98:蓋部品、 99〜102:窓穴、 105:ストッパピン。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標本からの観察光が導かれる観察光路に
    対してほぼ直交する照明光路を有し、光源からの照明光
    を前記照明光路を介して前記観察光路に導入する顕微鏡
    用照明装置において、 各種観察法に応じた光学素子を取付可能な光学素子スラ
    イダを前記照明光路に対して挿脱自在に支持可能な照明
    側溝穴と、 前記光学素子スライダを前記観察光路に対して挿脱自在
    に支持可能な観察側溝穴を有し、 前記照明側溝穴と前記観察側溝穴が連通していることを
    特徴とする顕微鏡用照明装置。
  2. 【請求項2】 前記光学素子スライダは、前記照明光路
    に挿入される光学素子を取り付けて前記照明側溝穴に挿
    入される照明側支持板と、 前記観察光路に挿入される光学素子を取り付けて前記観
    察側溝穴に挿入される観察側支持板とを有し、 前記照明側支持板と前記観察側支持板のどちらか一方の
    みが対応する照明側溝穴又は観察側溝穴にほぼ嵌合して
    支持されることを特徴とする請求項1記載の顕微鏡用照
    明装置。
  3. 【請求項3】 前記観察側溝穴と前記照明側溝穴の少な
    くとも一方に対応する形状の窓穴を有し、前記光学素子
    スライダの挿入口に取付可能な蓋部品をさらに備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の顕微鏡用照明装置。
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