JP2000275532A - 対物レンズ及びその製造方法 - Google Patents

対物レンズ及びその製造方法

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JP2000275532A
JP2000275532A JP11080453A JP8045399A JP2000275532A JP 2000275532 A JP2000275532 A JP 2000275532A JP 11080453 A JP11080453 A JP 11080453A JP 8045399 A JP8045399 A JP 8045399A JP 2000275532 A JP2000275532 A JP 2000275532A
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frame
modulation element
pupil
cylinder
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Shinichiro Aizaki
紳一郎 合▲崎▼
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Olympus Optical Co Ltd
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
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    • G02B7/102Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens controlled by a microcomputer
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B13/001Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras
    • G02B13/0015Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras characterised by the lens design
    • G02B13/002Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras characterised by the lens design having at least one aspherical surface
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    • G02B9/00Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or -
    • G02B9/60Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or - having five components only

Abstract

(57)【要約】 【課題】組立精度を保証することのできる対物レンズを
提供する。 【解決手段】第1〜第5のレンズ2〜6と瞳変調素子7
からなる対物レンズユニット1であって、この対物レン
ズユニット1の側壁には瞳変調素子7を保持するフレー
ム15を取り付け可能な穴が設けられ、該穴から瞳変調
素子7とともにフレーム15を着脱可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ群及び瞳変
調素子を有する対物レンズ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光学系の被写界深度を拡大するた
めの技術として、(1)米国特許第5748371号
(コロラド大学)、(2)Edward R.Dowski,Jr.,W.Thom
as Cathey,“Extended depth of field through wave-f
ront coding”,Appl.Opt.Vol.39,1859-1866(1995)、
(3)Sara Bradburn,Wade Thomas Cathey,Edward R.Do
wski,Jr.,“Realization of focus invariance in opti
cal-digital systems with wave-front coding”,Appl.
Opt.Vol136,9157-9166(1997)が開示されたものがある。
【0003】このうち米国特許第5748371号に開
示された拡大被写界深度光学システムの概略構成を図1
0に示す。この図に示すように、この光学システムはレ
ンズ系103とCCD104からなる光学系の瞳位置に
挿入されたキュービック位相変調マスク102を有す
る。このキュービック位相変調マスク102は物体10
1から反射された光に位相分布を与え、レンズ系103
を介してCCD104に投影する。そしてこのCCD1
04の出力は画像処理装置105によって画像処理され
る。
【0004】キュービック位相変調マスク102の具体
的な構成を図11に示す。キュービック位相変調マスク
102は、一方の面(上面)が、図11に網掛けで示す
ようなz=k(x3+y3)の曲面形状を有し、もう一方
の面、すなわち底面が平面という形状をなしている。こ
のような形状によりキュービック位相変調マスク102
を透過した光の位相は、入射光に対し、その入射位置
(x,y)に応じて P(x,y)=exp(jα(x3+y3)),|x|≦1,|y|≦1 …(式(1)) のずれを生じる。ここで、αは位相変調量、x,yは最
大値1で規格化された瞳位置での座標である。
【0005】次に、この拡大被写界深度光学系を用いる
ことにより得られるOTF(OpticalTransfer Functio
n:光伝達関数)の強度分布を図12〜図15により説明
する。
【0006】図12は通常の光学系を通したOTFを示
すものである。通常の光学系では物体が合焦位置からず
れるにしたがってOTFの強度分布は図12(a)〜
(c)へとなる一方、拡大被写界深度光学系では、図1
3(a)〜(c)に示すようになり、その変化は少な
い。これを図14に示す特性を有する逆フィルタを用い
て画像処理すると、図15(a)〜(c)に示すよう
に、合焦位置からずれている場合であっても(図15
(b),(c))、合焦時のOTFの強度分布(図15
(a))に近い結果が得られる。
【0007】また、このOTFの変化は、実際の画像で
説明すると、通常の光学系では焦点位置がずれるにつれ
て、焦点ずれによるボケが生じてくるが、拡大被写界深
度光学系を用いた場合、焦点位置をずらしたときの画像
処理前の画像はボケてはいるが、焦点位置をずらしたそ
れぞれの画像においてボケ方が変化しない。そしてこれ
らの画像に対し、前述の逆フィルタ(図14)による画
像処理を行うと、通常の光学系の焦点ずれがしていない
画像と同等の画像が得られ、被写界深度が拡大できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来技術の
拡大被写界深度光学系を顕微鏡へ適用する場合、光学系
の構成によっては対物レンズの中へキュービック位相変
調マスクを入れる必要がある。一般的に顕微鏡の対物レ
ンズは光学的に限界の性能を得るために複数のレンズで
構成され、組立の際にも、レンズ間隔の調整や、複数の
レンズ間での偏芯の調整を精密に行わなければならな
い。この調整は、干渉計を用いたり、顕微鏡に取り付け
ての目視観察により行う。
【0009】しかしながら従来技術のような、キュービ
ック位相変調マスクを入れた対物レンズでは、レンズの
調整不足によって発生する収差の乗った波面と、キュー
ビック位相変調マスクによって変調された波面が重なり
合い、非常に複雑な波面となり、干渉計で測定しても、
調整のために利用することができない。また目視観察に
よる場合もキュービック位相変調マスクを入れた対物レ
ンズでは、画像処理によって回復しなければ、観察でき
ないため、対物レンズ単体での精密な調整は行うことが
できない。
【0010】また別の課題としては、従来技術の拡大被
写界深度光学系は、キュービック位相変調マスクとCC
Dカメラの相対的な角度は特定の角度でなくてはならな
い。これに対し、単にキュービック位相変調マスクを対
物レンズに組み込んだだけでは、その角度の調整は困難
である。
【0011】またもう一つの課題としては、従来技術の
キュービック位相変調マスクはその位相変調量によっ
て、被写界深度の拡大率や、画像処理の際に用いる空間
フィルタのサイズ、さらにノイズに対する影響が異な
る。これに対し単にキュービック位相変調マスクを対物
レンズに組み込んだだけでは、位相変調量の異なるキュ
ービック位相変調マスクへ交換することはできず、観察
する試料によって最適な位相変調量のキュービック位相
変調マスクへ変更するといったことができない。
【0012】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、キュービック位相
変調マスクなどの瞳変調素子を有する対物レンズにおい
て、組立精度を保証することのできる対物レンズ及び対
物レンズの製造方法を提供することである。
【0013】また別の目的は、瞳変調素子と撮像手段の
方向を容易に調節可能な対物レンズ及びその製造方法を
提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の主要な観点によれば、本体と、この本体
に挿入されるレンズ群及び瞳変調素子ユニットと、前記
本体の側部に設けられ、前記瞳変調素子ユニットを本体
内に挿入可能な挿入部とを備えることを特徴とする対物
レンズが提供される。
【0015】このような構成によれば、レンズ群を含め
た対物レンズの組立後にダミーの光学素子ユニットを用
いて精度の高い組立調整を行い、その後にダミーの光学
素子ユニットを取り出して瞳変調素子ユニットを挿入す
ることができ、組立精度の高い対物レンズが得られる。
【0016】なお、瞳変調素子ユニットは、キュービッ
ク位相変調マスク(cubic phase modulation mask)であ
ることが望ましい。
【0017】また、上記瞳変調素子ユニットは瞳変調素
子と該瞳変調素子を保持する保持手段とからなり、保持
手段はレンズ群の光軸回りに回動自在に構成されている
ことが望ましい。
【0018】このような構成によれば、瞳変調素子ユニ
ットとレンズ群との回転方向を容易に調整することが可
能となり、さらに組立精度の高い対物レンズが得られ
る。
【0019】また、瞳変調素子ユニットは、スライド式
のフレームと、このフレームに固定された瞳変調素子本
体からなることが望ましい。
【0020】また、レンズ群及び瞳変調素子ユニットが
対物レンズの取り付け部に対して回転可能であることが
望ましい。
【0021】このような構成によれば、この対物レンズ
を顕微鏡のレボルバやビデオマイクロスコープのヘッド
部等の取り付け部へ回転可能に取り付けることにより、
組立精度の高い対物レンズを用いた試料の観察が可能と
なる。
【0022】また、別の本発明を以下に示す。
【0023】(1)本体と、この本体に挿入されるレン
ズ群及び瞳変調素子ユニットと、本体の側部に設けら
れ、瞳変調素子ユニットを本体内に挿入可能な挿入部と
を有する対物レンズの製造方法であって、挿入部から本
体内にダミーの光学素子ユニットを挿入してレンズ群の
位置決めを行う工程と、本体内からダミーの光学素子ユ
ニットを取り出し、挿入部から瞳変調素子ユニットを本
体内に挿入する工程とを有することを特徴とする対物レ
ンズの製造方法。
【0024】(2)レンズ群と瞳変調素子ユニットから
なる対物レンズと、レンズ群により集光された像を撮像
する撮像手段と、この撮像手段で撮像された画像を空間
フィルタを通して画像処理する画像処理装置とを有する
ことを特徴とする顕微鏡。
【0025】(3)レンズ群と瞳変調素子ユニットから
なる対物レンズと、前記レンズ群により集光された像を
撮像する撮像手段と、この撮像手段で撮像された画像を
空間フィルタを通して画像処理する画像処理装置とを有
することを特徴とするビデオマイクロスコープ。
【0026】また、(1)〜(3)における瞳変調素子
はキュービック位相変調マスクであり、画像処理装置は
使用するキュービック位相変調マスクの位相変調量によ
りフィルタの係数を変更可能であることが望ましい。
【0027】このような構成によれば画像処理装置のフ
ィルタ係数を、使用するキュービック位相変調マスクに
合わせて変調することにより、試料構造に関して最適な
条件における試料の観察が可能となる。
【0028】また、キュービック位相変調マスクを用い
て試料を観察する場合には、試料構造に最適な位相変調
量のキュービック位相変調マスクへ対物レンズを分解せ
ずに交換することが可能となり、最適な条件で観察する
ことが容易となる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を説明する。
【0030】(第1実施形態)まず本発明の第1実施形
態について図1〜3を参照して説明する。
【0031】図1は本発明の対物レンズユニット1を示
す縦断面図であり図3はこの対物レンズを顕微鏡に適用
した例を示す概略図である。
【0032】まず、対物レンズユニット1を用いた顕微
鏡の全体構成を図3を用いて説明する。対物レンズユニ
ット1は顕微鏡31のレボルバ32に取り付けられてい
る。顕微鏡31にはCCDカメラ33が取り付けられて
いる。CCDカメラ33で撮像した画像はCCDコント
ローラ34を介して、画像処理装置35へ取り込まれ、
画像処理が行われた後、モニタ36に表示される。
【0033】次に対物レンズユニット1を図1及び図2
を参照して説明する。まず、対物レンズユニット1の光
学系は、第1〜第5のレンズ2〜6からなるレンズ群
と、1枚の瞳変調素子7(以下、すべての実施形態にお
いて瞳変調素子はキュービック位相変調マスクを指す)
から構成される。これらのレンズ群2〜6及び瞳変調素
子7はそれぞれ保持部材10〜15に保持され、この状
態で図に8で示す筒内に保持されている。この筒8の先
端側の開口部には前記保持部材10〜15の飛び出しを
規制するストッパ片8aが形成されている。従って、第
1〜第5のレンズ2〜6及び瞳変調素子7は筒8の後端
開口側から図示の順番で挿入されている。そして最後に
固定枠17が挿入され螺着されることでレンズ群2〜6
及び素子7の保持部材10〜15は筒8のストッパ片8
aに押しつけられ固定される。なお、前記瞳変調素子7
は図に15で示すフレームを介してフレーム保持部材1
6に保持されている。また、この保持部材16及び筒8
には、瞳変調素子7をこのフレーム15に保持された状
態で外部から挿脱できる穴16a,8bが形成されてい
る。従って、実際の組立時には保持部材16に素子7を
保持しない状態で筒8内に挿入され、この保持部材16
を固定した後に素子7(フレーム15)を穴8b,16
aから挿入するようになっている。
【0034】図2はこの構成を詳細に説明するための分
解図である。この図に示すように保持部材16と筒8に
はほぼ同形状の穴16a,8bが設けられており、保持
部材16は筒8内に穴16a,8b同士を一致させた状
態で挿入される。
【0035】フレーム15に保持された瞳変調素子7は
穴16aから挿入され、筒8の内部で保持される。そし
て、フレーム15と筒8は、接着等により固定される。
なお、図2に7’で示すのはダミー素子であり、15’
で示すフレームに保持されている。このダミー素子7’
は第1〜第5のレンズ2〜6の偏芯等の調整時に挿入さ
れるのもので、瞳変調素子7と同じ材料でかつ平均の厚
さが等しく形成された平板である。
【0036】また、筒8の外側には、この筒8を覆う円
筒状のカバー9が外挿されている。このカバー9は後端
部において筒8に固定されるようになっている。そし
て、このカバー9の基端部には図に18で示すカップ状
のブラケットが被せられている。このカバー9及び筒8
はこのブラケット18内で回転位置決め可能であり、位
置決め後押しボルト19a,19bによって固定される
ようになっている。
【0037】このように構成されているので、顕微鏡3
1に取り付けられたCCDカメラ33に対して、対物レ
ンズユニット1の位置を調節することができる。
【0038】次に、対物レンズユニット1の組立調整方
法について図1及び図2を用いて説明する。
【0039】第1〜第5のレンズ2〜6が各保持部材1
0〜14により保持されている状態で、各保持部材10
〜14とフレーム保持部材16を順に筒8内に入れる。
そして、フレーム保持部材16の穴16aと筒8の穴8
bが各保持部材10〜14を筒8に入れた状態で一致す
るように調整される。
【0040】対物レンズユニット1の光学系は、各保持
部材10〜14とフレーム保持部材16を入れた後で固
定枠17で仮固定される。この状態で、ダミー素子7’
の入ったフレーム15’を筒8の穴8bから挿入する。
対物レンズユニット1の光学系はダミー素子7’を入れ
た状態で設計されている。
【0041】ダミー素子7’は平行平板の素子であるた
め、従来から行われている顕微鏡対物レンズの組立方法
によって組み立てることが可能である。すなわち、対物
レンズユニット1の光学系が固定枠17により仮固定さ
れた状態で、対物レンズユニット1の収差を干渉計など
により測定したり、実際に観察しながら、保持部材10
〜14それぞれの最適な間隔を不図示の箔をはさむこと
により調整し、第1〜第5のレンズ2〜6間の偏芯を筒
8に設けられた図示しない穴から突いて調整を行う。調
整完了後、対物レンズユニット1の光学系は固定枠17
で固定される。以上の組立完了後、ダミー素子7’の入
ったフレーム15’を抜き出し、瞳変調素子7の入った
フレーム15を入れる。フレーム15を入れた後に、フ
レーム15は筒8へ接着により固定される。さらに筒8
はカバー9へ固定され、カバー9はブラケット18に取
り付けられる。
【0042】このようにして組み立てられた対物レンズ
ユニット1を用いた顕微鏡の動作を説明する。図3に示
すように、対物レンズユニット1は顕微鏡31のレボル
バ32に取り付けられた対物レンズユニット1を介して
取り込まれた試料像をCCDカメラ33で撮像する。こ
のようにして得られた画像はCCDコントローラ34を
介して、画像処理装置35へ取り込まれ、従来技術と同
様の手法による画像処理が行われた後、モニタ36に被
写界深度の拡大した画像が表示される。
【0043】以上のような構成、組立方法及び動作によ
り、瞳変調素子7を用いた対物レンズを有する拡大被写
界深度光学系において精密な組立調整が可能となる。ま
た、CCDカメラ33と瞳変調素子7の回転方向の調整
が容易となり、さらに精密な組立が可能となる。
【0044】(第2実施形態)図4は本発明の対物レン
ズを示す断面図であり図5はこの対物レンズをビデオマ
イクロスコープに適用した例を示す概略図である。
【0045】まず、対物レンズを用いたビデオマイクロ
スコープの全体構成を図5を用いて説明する。対物レン
ズユニット41はビデオマイクロスコープヘッド61に
取り付けられている。ビデオマイクロスコープヘッド6
1で撮像した画像はCCDコントローラ65を介して画
像処理装置66へ取り込まれ、画像処理が行われた後、
モニタ67に表示される。また、ビデオマイクロスコー
プヘッド61には光源装置64が接続されており、対物
レンズユニット41の先端部分から光を照射することが
できるようになっている。
【0046】次に対物レンズユニット41とビデオマイ
クロスコープヘッド61を図4を参照して説明する。ま
ず、対物レンズユニット41の光学系は、第1〜第3の
レンズ42〜44からなる3枚のレンズ群と1枚の瞳変
調素子45から構成される。これら光学系はそれぞれ保
持部材50,53及び54に保持され、この状態で図に
46で示す筒内に保持されている。そして、筒46の後
端開口側から挿入され、最後に固定枠55が挿入され螺
着されることにより、レンズ群42〜44及び素子45
はストッパ片46aに押しつけられ固定される。なお、
瞳変調素子45はフレーム51を介してフレーム保持部
材52に保持されている。また、このフレーム保持部材
52及び筒46には、瞳変調素子45をこのフレーム5
1に保持された状態で外部から挿脱できる穴が形成され
ている。従って、実際の組立時には保持部材52に素子
45を保持しない状態で筒46内に挿入され、この保持
部材52を固定した後に素子45(フレーム51)を穴
から挿入するようになっている。
【0047】また、筒46の外側には、この筒46を覆
う円筒状のカバー47が外挿されている。このカバー4
7の後端部において筒46は固定されるようになってい
る。そして、このカバー47の基端部には図に57で示
すブラケットが被せられている。このカバー47及び筒
46はこのブラケット57内で回転位置決め可能であ
り、位置決め後押しボルト58a,58bによって固定
されるようになっている。
【0048】この筒46とカバー47には、筒46の周
囲を囲むように間隙が設けられており、この間隙はビデ
オマイクロスコープヘッド61まで貫通している。この
間隙には照明光を導くための光ファイバ48が配置され
ている。ここで、対物レンズユニット41外であって筒
46の中心軸近傍に、観察対象とする試料49がある場
合、この光ファイバ48を通った光は試料49に照射さ
れる。また、試料49から反射された光は筒46の円筒
内部を通る構成となっている。カバー47の先端部分に
は照明ヘッド56が取り付けられており、光ファイバ4
8からの光を反射させて観察対象の試料49を効率的に
照射する。
【0049】このように構成されているので、ビデオマ
イクロスコープヘッド61に取り付けられた撮像素子6
2に対して、対物レンズユニット41の位置を調整する
ことができる。
【0050】また、レンズ群42〜44の偏芯等の位置
決め時には瞳変調素子45は挿入されておらず、対物レ
ンズユニット41の組立調整中はダミー素子45’であ
り、組立完了後は、瞳変調素子45に交換され、接着等
により、フレーム51と筒48が固定される。
【0051】第1〜第3のレンズ42〜44及び瞳変調
素子45の間隔は、保持部材50,51,53及び54
とフレーム保持部材52の間に、図示しない箔を挟むこ
とにより調整される。また筒48の保持部材50,53
及び55の外周部には図示しない穴が設けられており、
その穴から保持部材50,53及び55を突くことによ
りレンズ間の偏芯を調整することができる。
【0052】なお、対物レンズユニット41の組立方法
及び動作は第1実施形態と同様なので省略する。
【0053】以上説明したように本実施形態によれば、
対物レンズをビデオマイクロスコープに適用した拡大被
写界深度光学系において、精密な組立調整が可能とな
る。また、撮像素子62と瞳変調素子45の回転方向の
調整が容易となり、さらに精密な組立が可能となる。
【0054】(第3実施形態)次に第3実施形態につい
て図6及び7を参照して説明する。
【0055】図6は本発明の対物レンズを顕微鏡用の対
物レンズへ適用したときの構成の断面図である。なお、
第1実施形態と共通する部分は同一符号を付して詳細な
説明は省略する。
【0056】71は本実施形態に係る顕微鏡用の対物レ
ンズユニットである。この対物レンズユニット71の光
学系は第1〜第5のレンズ2〜6からなる5枚のレンズ
群と1枚の瞳変調素子7から構成され、これらレンズ群
が保持部材10〜14で保持されている点は第1実施形
態と同様である。第4のレンズ5及び第5のレンズ6の
間に設けられた瞳変調素子7はフレーム72に保持され
て、さらにフレーム保持部材16に保持される。
【0057】瞳変調素子7は位置決め時には挿入されて
おらず、ダミー素子が挿入される。また、位相変調量の
異なる素子7を有するフレーム72が複数用意されてい
る。筒8はカバー73内に固定部材74により固定され
る。カバー73には回転リング75が回転可能に取り付
けられ、カバー76により外れないように構成されてい
る。
【0058】図7はこの構成を詳細に説明するための分
解図である。この図に示すように、回転リング75には
穴75aが設けられており、フレーム72を挿入できる
ようになっている。回転リング75の穴75aはフレー
ム72の断面とほぼ等しい大きさを有する。フレーム7
2は図7に示すような鍵型の形状をしており、筒8やフ
レーム保持部材16と干渉することなく、回転リング7
5の回転に伴って90度以上回転可能である。また、筒
8とフレーム保持部材16にそれぞれ穴8b,16aが
設けられている点は第1実施形態と同様である。
【0059】第1〜第5のレンズ2〜6及び瞳変調素子
7の間隔は、保持部材10〜14及びフレーム保持部材
16の間に、図示しない箔を挟むことにより調整され
る。また筒8の保持部材10〜14の外周部には、図示
しない穴が設けられており、その穴から保持部材10〜
14を突くことによりレンズ間の偏芯を調整することが
できる。
【0060】次に、対物レンズユニット71の組立調整
方法について図7を用いて説明する。
【0061】図7において、第1〜第5のレンズ2〜6
が各保持部材10〜14により保持されている状態で、
各保持部材10〜14とフレーム保持部材16を順に筒
8内に入れる。筒8とフレーム保持部材16に設けられ
た穴8b,16aは各保持部材10〜14を筒8に入れ
た状態で一致するように調整される。
【0062】対物レンズユニット71の光学系が各保持
部材10〜14とフレーム保持部材16を入れた後で固
定枠17で仮固定された状態で、ダミー素子の入ったフ
レームを筒8の穴8bから挿入する。対物レンズユニッ
ト71の光学系はダミー素子を入れた状態で設計されて
いる。ダミー素子は平行平板の素子であるため従来から
行われている顕微鏡対物レンズの組立方法によって組み
立てることが可能である。すなわち対物レンズユニット
71の光学系が仮固定された状態で、対物レンズユニッ
ト71の収差を干渉計などにより測定したり、実際に観
察しながら、最適な保持部材10〜14の間隔を不図示
の箔をはさむことにより調整し、レンズの偏芯調整を筒
8に設けられた図示しない穴から突いて調整を行う。調
整完了後、対物レンズユニット71の光学系を固定枠1
7で固定する。
【0063】以上の組立完了後、ダミー素子の入ったフ
レームは抜かれ、筒8はカバー73へ取り付けられる。
この際に筒8の穴8bとカバー73の穴73aは一致す
るように調整された後、固定部材74により固定され
る。さらにカバー73は回転リング75とカバー76が
取り付けられ、瞳変調素子7の入ったフレーム72が回
転リング75の穴73aにより挿入される。
【0064】このようにして組み立てられた対物レンズ
ユニット71を用いた顕微鏡の動作を図3を用いて説明
する。なお、本実施形態においては図3における対物レ
ンズユニット1を対物レンズユニット71に置換して説
明する。
【0065】第1の実施の形態と同様に、レボルバ32
に取り付けられた対物レンズユニット71を介して得ら
れた試料像をCCDカメラ33で撮像し、得られた画像
はCCDコントローラ34を介して画像処理装置35へ
取り込まれ、画像処理を行われた後、モニタ36に表示
される。
【0066】瞳変調素子7が取り付けられたフレーム7
2は、回転リング75によって回転可能であるため、顕
微鏡31に取り付けられたCCDカメラ33に対して回
転方向を調節することができる。拡大被写界深度光学系
においては、CCDカメラ33と瞳変調素子7の方向を
調節する必要があるが、本発明の対物レンズユニット7
1ではこの調節を第1実施形態の場合よりもさらに容易
に行うことができる。CCDカメラ33で撮像された画
像は従来技術と同様の方法で画像処理が行われ、モニタ
36に被写界深度の拡大した顕微鏡画像が表示される。
【0067】さらに従来技術の拡大被写界深度光学系は
瞳変調素子7の位相変調量により、画像処理に用いる空
間フィルタのフィルタサイズや、焦点深度の拡大量、さ
らに観察するときの画像のSNが異なる。そのため、観
察対象の試料によって最適な瞳変調素子7の位相変調量
が異なる。そこでオペレータは観察を行う際に、異なる
位相変調量の瞳変調素子7の取り付けられたフレーム7
2を試料に合わせて交換することにより、オペレータの
希望する最適な観察画像を得ることができるようにな
る。この場合、画像処理装置35で行われる画像処理の
空間フィルタは瞳変調素子7の位相変調量により異な
り、使用する瞳変調素子7に合わせて、画像処理装置3
5のフィルタ係数を変更することが可能である。
【0068】以上のような構成、組立方法及び動作によ
り、第1実施形態の効果に加えてCCDカメラ33と瞳
変調素子7の回転方向の調整がさらに容易になる。ま
た、観察する試料に最適な瞳変調素子7を使って観察す
ることができるようになる。
【0069】(第4実施形態)図8は本発明をビデオマ
イクロスコープに適用した対物レンズの全体構成を示す
断面図である。本実施形態では、第3実施形態に示す対
物レンズをビデオマイクロスコープに適用した形態を示
す。なお、第2実施形態と共通する部分は同一符号を付
して詳細な説明は省略する。
【0070】このビデオマイクロスコープは、対物レン
ズユニット81とビデオマイクロスコープヘッド61に
大別される。
【0071】この対物レンズユニット81は第1〜第3
のレンズ42〜44からなる3枚のレンズ群と1枚の瞳
変調素子45から構成され、これらレンズ群が保持部材
50,52〜54で保持されている点は第2実施形態と
同様である。第1のレンズ42及び第2のレンズ43の
間に設けられた瞳変調素子45はフレーム82に保持さ
れて、さらにフレーム保持部材52に保持される。この
瞳変調素子45は対物レンズの組立調整中はダミー素子
であり、組立完了後は、瞳変調素子45に交換される。
【0072】筒46の外側にはカバー83があり、カバ
ー83には回転リング84を回転可能に取り付けたの
ち、回転リング84が外れないようにカバー85が取り
付けられている。また、カバー83,85と筒46の間
隙には、筒46の周囲を囲む光ファイバ86が挿通され
る。
【0073】光ファイバ86の詳細な構成を図9に示
す。なお、光ファイバ86の斜視図は図9(b)に、比
較のため、第2実施形態で用いられる通常の光ファイバ
48の斜視図を図9(a)に示す。
【0074】従来のビデオマイクロスコープには図9
(a)のような円筒状の光ファイバ48が入っている。
この光ファイバ48のままでは本実施形態のフレーム8
2を回転リング84の穴84aから挿入し回転させるこ
とができないが、光ファイバ86を図9(b)のように
歪ませて、図9(c)の上面図に示すように所定の幅を
有する間隙を設けることにより、この間隙にフレーム8
2を挿入し、さらにフレーム82を回転させることがで
きる。またフレーム82は位相変調量が異なる瞳変調素
子45が取り付けられた複数の種類のものが用意されて
いる。
【0075】第1から第3のレンズ及び瞳変調素子の間
隔は保持部材50,53,54及びフレーム保持部材5
2の間に、図示しない箔を挟むことにより調整される。
また筒46の保持部材50,53及び54の外周部に
は、図示しない穴が設けられており、その穴から保持部
材を突くことによりレンズ間の偏芯を調整することがで
きる。
【0076】なお、ビデオマイクロスコープヘッド61
の構成、図5に示す観察システムの構成及び動作及び本
実施形態に係るビデオマイクロスコープの組立方法及び
動作は第2実施形態と同様であるので説明は省略する。
【0077】以上のように通常のキュービック位相変調
マスクを用いた拡大被写界深度光学系をビデオマイクロ
スコープへ適用できるようになる。また、撮像素子62
と瞳変調素子45の回転方向の調整が第2実施形態の場
合に比較してさらに容易になる。また、試料の観察に最
適な瞳変調素子45を選択できるようになる。
【0078】本発明は上記実施形態に限定されるもので
はない。瞳変調素子としてキュービック位相変調マスク
を用いる場合を示したがこれに限定されず、透過する光
に任意の位相分布を与えることができる波面変換素子
(例えば電気光学材料や磁気光学材料で作られた位相変
調素子)等でもよい。また、顕微鏡及びビデオマイクロ
スコープについて適用した例について示したが、カメ
ラ、内視鏡等対物レンズを用いる様々な光学系へ適用可
能である。
【0079】なお、この明細書には、以下の発明が含ま
れることを確認する。
【0080】(1)本体と、この本体に挿入されるレン
ズ群及び瞳変調素子ユニットと、前記本体の側部に設け
られ、前記瞳変調素子ユニットを本体内に挿入可能な挿
入部が設けられてなり、さらに前記瞳変調素子ユニット
は、瞳変調素子と、この瞳変調素子を保持し前記本体に
固定される保持手段を有することを特徴とする対物レン
ズ。
【0081】(2)前記対物レンズにおいて、瞳変調素
子ユニットは、瞳変調素子としてキュービック位相変調
マスクを有することを特徴とする対物レンズ。
【0082】(3)前記瞳変調素子ユニットは、瞳変調
素子として通過する光を所定形状の位相分布に変調させ
る波面変換素子を有することを特徴とする対物レンズ。
【0083】(4)(3)の波面変換素子は、ホモジニ
アス配向液晶パネルであることを特徴とする対物レン
ズ。
【0084】(5)前記対物レンズを有する被写界深度
拡大システムであって、前記レンズ群及び前記瞳変調素
子ユニットを通過した像を検出する撮像手段と、この撮
像手段から出力された像検出信号を、波面変換素子の位
相変調量に応じて画像変換し、光学系の光学伝達関数を
被写体の光軸方向によらずほぼ一定にする画像変換手段
とを有することを特徴とする被写界深度拡大システム。
【0085】(6)前記対物レンズを有する顕微鏡装
置。
【0086】(7)本体と、この本体に挿入されるレン
ズ群及び瞳変調素子と、前記本値あの側部に設けられ、
前記瞳変調素子を本体内に挿入可能な挿入部とを有する
対物レンズの製造方法であって、この挿入部から前記本
体内にダミーの光学素子ユニットを挿入してレンズ群の
位置決めを行う工程と、前記本体内から前記ダミーの光
学素子ユニットを取り出し、前記挿入部から前記瞳変調
素子を前記本体内に挿入する工程とを有することを特徴
とする対物レンズの製造方法であって、ダミーの光学素
子は、瞳変調素子と同じ材料で形成されているものであ
ることを特徴とする対物レンズの製造方法。
【0087】(8)(7)の対物レンズの製造方法にお
いて、前記本体内に挿入した前記瞳変調素子ユニットを
レンズ群の光軸回りに回転させて位置決めする工程をさ
らに有することを特徴とする対物レンズの製造方法。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、組
立精度の高い対物レンズが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る対物レンズの全体
構成を示す断面図。
【図2】同実施形態に係る対物レンズの組立方法を示す
斜視図。
【図3】同実施形態に係る対物レンズを用いた観察シス
テムの全体構成を示す図。
【図4】本発明の第2実施形態に係るビデオマイクロス
コープの全体構成を示す断面図。
【図5】同実施形態に係るビデオマイクロスコープを用
いた観察システムの全体構成を示す図。
【図6】本発明の第3実施形態に係る対物レンズの全体
構成を示す断面図。
【図7】同実施形態に係る対物レンズの組立方法を示す
斜視図。
【図8】本発明の第4実施形態に係るビデオマイクロス
コープの全体構成を示す断面図。
【図9】同実施形態に係る対物レンズに用いられる光フ
ァイバの詳細な構成を示す斜視図。
【図10】従来の拡大被写界深度光学系の概略構成を示
す図。
【図11】通常用いられているキュービック位相変調マ
スクの構成を示す図。
【図12】通常の光学系のOTF強度分布を示す図。
【図13】拡大被写界深度光学系のOTF強度分布を示
す図。
【図14】拡大被写界深度光学系により変形された試料
の光強度分布を変形前に戻すための逆フィルタの特性曲
線を示す図。
【図15】逆フィルタを通したOTF強度分布を示す
図。
【符号の説明】
1,41,71,81…対物レンズ 2,42…第1のレンズ 3,43…第2のレンズ 4,44…第3のレンズ 5…第4のレンズ 6…第5のレンズ 7,45…瞳変調素子 8,46…筒 9,47…カバー 10,11,12,13,14,50,51,53,5
4…保持部材 15,51,72,82…フレーム 16,52…フレーム保持部材 17,55…固定枠 18,57…ブラケット 19a,19b,58a,58b…押しボルト 31…顕微鏡 32…レボルバ 33…CCDカメラ 34,65…CCDコントローラ 35,66…画像処理装置 36,67…モニタ 48,63,86…光ファイバ 49…試料 56…照明ヘッド 61…ビデオマイクロスコープヘッド 62…撮像素子 64…光源装置 73,76,83,85…カバー 74…固定部材 75,84…回転リング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、この本体に挿入されるレンズ群
    及び瞳変調素子ユニットと、 前記本体の側部に設けられ、前記瞳変調素子ユニットを
    本体内に挿入可能な挿入部とを備えることを特徴とする
    対物レンズ。
  2. 【請求項2】 前記瞳変調素子ユニットは、瞳変調素子
    と該瞳変調素子を保持する保持手段とからなり、前記保
    持手段は前記レンズ群の光軸回りに回動自在に構成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の対物レンズ。
  3. 【請求項3】 本体と、この本体に挿入されるレンズ群
    及び瞳変調素子ユニットと、前記本体の側部に設けら
    れ、前記瞳変調素子ユニットを本体内に挿入可能な挿入
    部とを有する対物レンズの製造方法であって、 前記挿入部から前記本体内にダミーの光学素子ユニット
    を挿入してレンズ群の位置決めを行う工程と、 前記本体内から前記ダミーの光学素子ユニットを取り出
    し、前記挿入部から前記瞳変調素子ユニットを前記本体
    内に挿入する工程とを有することを特徴とする対物レン
    ズの製造方法。
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