JP2000275502A - ズームレンズの制御方法 - Google Patents

ズームレンズの制御方法

Info

Publication number
JP2000275502A
JP2000275502A JP8400899A JP8400899A JP2000275502A JP 2000275502 A JP2000275502 A JP 2000275502A JP 8400899 A JP8400899 A JP 8400899A JP 8400899 A JP8400899 A JP 8400899A JP 2000275502 A JP2000275502 A JP 2000275502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
zoom
focal length
focal
zoom lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8400899A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Eguchi
勝 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP8400899A priority Critical patent/JP2000275502A/ja
Publication of JP2000275502A publication Critical patent/JP2000275502A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Focusing (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パルス管理でズーム調整とバック調整を行う
ズームレンズの制御方法において、ズームレンズの小型
化の妨げとならない制御方法を得る。 【構成】 ズームレンズ系を構成するレンズ群のいずれ
か一つのレンズ群を、ピント面位置を移動させるズーム
調整レンズ群として選定した上で、組立時にズームレン
ズ系のL端とS端における実際のピント面位置を測定す
る測定ステップ;最小のレンズ群間隔が生じる焦点距離
におけるピント面位置と、有限段数の他の焦点距離にお
けるピント面位置との差を求める演算ステップ;最小の
レンズ群間隔が生じる焦点距離におけるピント面位置を
基準位置とし、有限段数の他の焦点距離におけるピント
面位置を、該最小のレンズ群間隔が生じるピント面位置
に一致させるに必要なズーム調整レンズ群の移動量をパ
ルス数に換算して求めるズーム調整ステップ;及びズー
ム調整ステップで求めたピント面位置を、撮像面位置に
一致させるに必要なズームレンズ系全系のレンズ群のそ
れぞれの移動量を駆動パルス数として求めるバック調整
ステップ;を有するズームレンズの制御方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、特にパルス管理によってレンズ
群の位置を制御するズームレンズにおいて、ズーム調整
とバック調整を加味してレンズ群の位置を制御する方法
に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】ズームレンズには、ズーミ
ング中にピント面位置が移動しないようにするズーム調
整と、そのピント面位置をカメラの撮像面に一致させる
バック調整(fB調整)が不可欠である。従来、このズ
ーム調整とバック調整は、機械的に行われてきたが、全
てのレンズ群の位置をパルス管理で制御する最近のカメ
ラでは、機械的なズーム調整とバック調整に代えて、ソ
フト的にこれらを行うことが可能である。すなわち、長
焦点距離端と短焦点距離端のピントずれ量を予め測定し
ておいてこのピントズレ量から各焦点距離におけるズー
ミング調整量とバック調整量を演算し、最終的にシャッ
タが切られる前に、焦点距離情報と被写体距離情報に基
づく各レンズ群の移動量に、このズーミング調整量とバ
ック調整量を加味して各レンズ群を移動制御すること
で、このズーム調整とバック調整を行うことが可能であ
る。
【0003】本出願人が提案した特開平9−28823
2号公報では、2群ズームレンズにおいて、長焦点距離
端と短焦点距離端のピントずれ量から、ズーム調整に必
要な前群移動量と、バック調整に必要な前群と後群の全
体移動量とを求め、これらのズーム調整とバック調整に
必要な前群移動量と後群移動量をパルス数に換算し、こ
の補正パルス数を、実際の合焦操作時に焦点距離情報と
被写体距離情報に基づくモータの駆動パルス数に加える
ことで、合焦操作時に同時にズーム調整とバック調整を
行うようにしている。この制御方法におけるズーム調整
とバック調整用の前群移動量は、ピントずれ量と前群の
ピント感度により求められる固定値である。
【0004】しかし、以上の制御方法では、前群移動量
が固定値であるために、レンズ群の間隔が最小になる焦
点距離においても、該前群の前方と後方の補正移動距離
を確保しておかねばならず、ズームレンズの小型化の妨
げとなっていた。つまり、ズーム調整とバック調整用の
前群移動量は、正の値をとることも負の値をとることも
あり、焦点距離情報と被写体距離情報に基づく移動位置
を前方に補正することも後方に補正することもある。
【0005】
【発明の目的】本発明は、パルス管理でズーム調整とバ
ック調整を行うズームレンズの制御方法についての以上
の問題意識に基づき、ズームレンズの小型化の妨げとな
らない制御方法を得ることを目的とする。
【0006】
【発明の概要】本発明は、少なくとも前後2群の可動変
倍レンズ群を含む複数のレンズ群を有するズームレンズ
系と、これら複数のレンズ群を独立してパルス管理で駆
動制御するモータ駆動系と、このズームレンズ系の焦点
距離を有限段数で検出する焦点距離検出手段とを有する
ズームレンズにおいて、ズームレンズ系を構成するレン
ズ群のいずれか一つのレンズ群を、ピント面位置を移動
させるズーム調整レンズ群として選定した上で、組立時
に上記ズームレンズ系の有限段数の焦点距離のうち少な
くとも長焦点距離端と短焦点距離端を含む複数の焦点距
離において実際のピント面位置を測定する測定ステッ
プ;最小のレンズ群間隔が生じる焦点距離におけるピン
ト面位置と、有限段数の他の焦点距離におけるピント面
位置との差を求める演算ステップ;最小のレンズ群間隔
が生じる焦点距離におけるピント面位置を基準位置と
し、有限段数の他の焦点距離におけるピント面位置を、
該最小のレンズ群間隔が生じるピント面位置に一致させ
るに必要なズーム調整レンズ群の移動量をモータ駆動系
のパルス数に換算して求めるズーム調整ステップ;及び
ズーム調整ステップで求めたピント面位置を、撮像面位
置に一致させるに必要なズームレンズ系全系の各レンズ
群の移動量を上記モータ駆動系の駆動パルス数として求
めるバック調整ステップ;を設けたことを特徴としてい
る。この制御方法によると、最小のレンズ群間隔が生じ
る焦点距離のピント面位置が基準とされるから、バック
調整によりレンズ群間隔がさらに減少することがなく、
よって、レンズの小型化を図ることができる。
【0007】ズーム調整レンズ群は、可動変倍レンズ群
のいずれかとすることができる。この態様では、合焦操
作時に、被写体距離情報および焦点距離情報に基づいて
定まる前後2群の可動変倍レンズ群の移動パルス数に、
ズーム調整ステップ及びバック調整ステップで求めたパ
ルス数を加味する。
【0008】本発明は、前後2群の可動の変倍レンズ群
を有するズームレンズ系に適用した好ましい態様では、
この前後2群の可動変倍レンズ群を独立してパルス管理
で駆動制御するモータ駆動系と、ズームレンズ系の焦点
距離を有限段数で検出する焦点距離検出手段とを有する
ズームレンズにおいて、組立時にズームレンズ系の長焦
点距離端と短焦点距離端における実際のピント面位置を
測定する測定ステップ;前後2群の可動変倍レンズ群の
間隔が最小となる焦点距離におけるピント面位置と、有
限段数の他の焦点距離におけるピント面位置との差を求
める演算ステップ;間隔が最小となる焦点距離における
ピント面位置を基準位置とし、有限段数の他の焦点距離
におけるピント面位置を、該間隔最小の焦点距離におけ
るピント面位置に一致させるに必要な前後2群の可動変
倍レンズ群のいずれか一方の移動量をモータ駆動系のパ
ルス数に換算して求めるズーム調整ステップ;及びズー
ム調整ステップで求めたピント面位置を、撮像面位置に
一致させるに必要な前後2群の可動変倍レンズ群のそれ
ぞれの移動量をモータ駆動系の駆動パルス数として求め
るバック調整ステップ;を有することを特徴としてい
る。
【0009】
【発明の実施形態】図1は、本発明を適用するズームレ
ンズ10の概念構成を示し、図2は、このズームレンズ
の制御系を示している。ズームレンズ10は、第1レン
ズ群L1、第2レンズ群L2、第3レンズ群L3、及び
第4レンズ群L4を有し、これらの第1〜第4レンズ群
L1〜L4が、それぞれのモータM1、M2、M3、M
4及び駆動機構D1、D2、D3、D4を介して駆動さ
れる。そして、これらの第1〜第4レンズ群L1〜L4
の位置は、パルサP1、P2、P3、P4で検出され、
パルス管理される。ズームレンズ10の焦点距離は、有
限段数に分割され、焦点距離検出機構11によって検出
される。第1〜第4レンズ群の正負は、便宜的に示した
もので、一例である。
【0010】ズームレンズ10を制御するCPU20に
は、図2に示すように、モータM1〜M4、焦点距離検
出機構11が接続され、さらにズーム操作手段21、シ
ャッタレリーズ手段22、ROM23、測距手段24、
及び測光手段25が接続されている。
【0011】図1では、汎用的に4群構成として示した
が、2群ズームレンズでは、図1において第3レンズ群
L3と第4レンズ群L4を省略し、3群ズームレンズで
は、同第4レンズ群L4を省略する。以上の構成は、基
本的に公知である。本実施形態において重要な点は、第
1レンズ群L1〜第4レンズ群L4が独立してモータに
より駆動され、その位置がパルス管理される点、及びズ
ームレンズ10の焦点距離が焦点距離検出機構11によ
って有限段数に分割されて検出される点である。
【0012】図3は、2群ズームレンズのズーム軌跡と
本実施形態の制御原理を示している。第1レンズ群L1
と第2レンズ群L2は、長焦点距離端(L端)から短焦
点距離端(S端)にかけて徐々に間隔を広げるレンズ系
である。つまり、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2
は、L端においてその間隔が最小になる。
【0013】この2群ズームレンズでは、第1レンズ群
L1と第2レンズ群L2のいずれもが、ピント面位置を
移動させるズーム調整レンズ群として機能できる。すな
わち、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2は、焦点距
離を問わず、光軸方向に移動させたときピント面位置を
移動させることができるピント感度を有する。そこで、
第1レンズ群L1と第2レンズ群L2のいずれかをズー
ム調整レンズ群として選択し、ピント面位置を揃えるズ
ーム調整と、揃えたピント面位置を撮像面(フィルム
面)位置に一致させるためのバック調整を行うために、
L端におけるピント面位置を基準位置として次のステッ
プを実行する。
【0014】ステップ1 L端(最小のレンズ間隔が生じる焦点距離)とS端を含
む全ての有限段数の焦点距離におけるピント面位置を測
定し、カメラボディの撮像面(フィルム面)Rからのピ
ントずれ量ΔfB(L)とΔfB(S)を測定する。こ
のΔfB(L)は、基準となるピント面位置であり、Δ
fB(L)=ΔfB(ref)とする。ピント面位置の
測定は、L端とS端を含む複数の有限段数の焦点距離で
測定し、他の有限段数の焦点距離のピント面位置は、内
挿法で求めることもできる。
【0015】ステップ2 焦点距離検出機構11によって検出される有限段数の焦
点距離(f)毎に、このΔfB(ref)とのピントず
れ量の差(Δ(f))を求める。
【0016】ステップ3 各焦点距離において、このピントずれ量の差(Δ
(f))をキャンセルし、ピント面位置をΔfB(re
f)に一致させるための第1レンズ群L1または第2レ
ンズ群L2の移動量X1(f)、X2(f)(ズーム調
整相当量)を求める。X1(f)、X2(f)は、K1
(f)、K2(f)をそれぞれ第1レンズ群L1、第2
レンズ群L2のピント感度として次式で与えられる。 X1(f)=Δ(f)/K1(f) X2(f)=Δ(f)/K2(f) 但し、図3において、 K1(f)=(1−m12)m22 K2(f)=1−m22 m1;第1レンズ群L1の横倍率、 m2;第2レンズ群L2の横倍率、 である。この移動量X1(f)、X2(f)は、パルサ
P1、P2によるパルス数に換算される。この調整が実
行されると、L端からS端のピント面位置が、L端のピ
ント面位置、つまり図3の破線位置に揃うことになる。
第1レンズ群Lと第2レンズ群L2は、いずれか一方を
ズーム調整レンズ群として選択するものである。
【0017】ステップ4 揃ったピント面位置は、撮像面Rの位置とは一致してい
ない。そこで、この破線位置を撮像面Rの位置に一致さ
せるための第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の移動
量(バック調整相当量)を同様にパルス換算して求め
る。このステップにおける移動量は、ズームレンズ系1
0の全構成レンズ群のそれぞれの移動量として決定され
る。ステップ3のズーム調整相当量とステップ4のバッ
ク調整相当量は、第1レンズ群L1、第2レンズ群L2
の駆動パルス数として、ROM23に記憶される。
【0018】ステップ5 シャッタレリーズ手段22が操作されることで実行され
る実際の撮影時(合焦操作時)には、ズーム操作手段2
1からの焦点距離情報と測距手段24からの被写体距離
情報に基づき、CPU20は、モータM1、M2を介し
て第1レンズ群L1、第2レンズ群L2を駆動し、その
駆動パルス数は、パルサP1、P2を介して制御され
る。ROM23に記憶されているステップ3のズーム調
整相当量とステップ4のバック調整相当量に対応するパ
ルス数は、この焦点距離情報と被写体距離情報に基づく
駆動パルス数に加算され、その結果、第1レンズ群L1
と第2レンズ群L2は、ズーム調整とバック調整を加味
した合焦位置に移動する。
【0019】以上の制御方法によれば、第1レンズ群L
1と第2レンズ群L2の間隔が最小となるL端におい
て、ズーム調整相当量または(および)バック調整相当
量によって、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2がさ
らに接近する可能性がない。よって、第1レンズ群L1
と第2レンズ群L2をL端において最大に接近させる設
計ができ、レンズの小型化が図れる。
【0020】図4は、3群ズームレンズのズーム軌跡と
本実施形態の制御原理を示している。この実施形態で
は、第2レンズ群L2と第3レンズ群L3が可動変倍レ
ンズ群であり、第1〜第3レンズ群L1〜L3のいずれ
もズーム調整レンズ群として機能できる。すなわち、第
1〜第3レンズ群L1〜L3はいずれも、焦点距離を問
わず、光軸方向に移動させたときピント面位置を移動さ
せることができるピント感度を有する。第2レンズ群L
2と第3レンズ群L3は、長焦点距離端(L端)から短
焦点距離端(S端)にかけて徐々に間隔を広げるレンズ
系である点で図3と同一であり、また最小のレンズ間隔
は、L端において、第2レンズ群L2と第3レンズ群L
3の間に生じる。
【0021】図5は、4群ズームレンズのズーム軌跡と
本実施形態の制御原理を示している。この実施形態で
は、第2レンズ群L2と第4レンズ群L4が可動変倍レ
ンズ群であり、第1〜第4レンズ群L1〜L4のうち、
光軸方向に移動させたときピント面位置を移動させるこ
とができるピント感度を有するレンズ群を選択して、ズ
ーム調整レンズ群とする。最小のレンズ間隔は、S端に
おいて、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間に生
じる。
【0022】図4の3群ズームレンズ、図5の4群ズー
ムレンズともに、原理的には、図3で説明したステップ
と同様に、選定したズーム調整レンズ群により、最小の
レンズ群間隔が生じる焦点距離のときのピント面位置を
基準位置として、各焦点距離におけるピント面位置が揃
うように、ズーム調整レンズ群の駆動パルス数を演算
し、さらに、揃ったピント面位置を撮像面Rの位置に一
致させるための各レンズ群の駆動パルス数を求めること
ができる。
【0023】次に具体的な実施例について説明する。 「実施例1」図3の2群ズームレンズに対応する実施例
である。この実施例は、第1レンズ群L1と第2レンズ
群L2の間に最小のレンズ間隔が生じるL端を基準位置
とし、この基準位置におけるピント面位置に、他の焦点
距離におけるピント面を一致させるために、第1レンズ
群L1と第2レンズ群L2のうち、第2レンズ群L2を
ズーム調整用レンズ群とした実施例である。そのレンズ
構成を図6に、レンズデータを表1に示す。以下のレン
ズデータにおいて、FNOはFナンバー、fは焦点距離、
ωは半画角、Rは曲率半径、Dはレンズ厚またはレンズ
間隔、Nd はd線の屈折率、νdはアッベ数を示す。
【0024】表2は、このレンズ系のピント面位置を測
定し、その結果に基づき第2レンズ群L2のズーム調整
用移動量を演算した結果を示す。焦点距離(ZP)は5
段階に分割されている。Δ(f)欄における「0.00
0」は、その焦点距離(L端)におけるピント面位置を
基準とすることを意味し、同欄の別の焦点距離における
数値は、各焦点距離におけるピント面位置と、この基準
ピント面位置とのずれ量(mm)を示している。従っ
て、L端における第2レンズ群L2の補正量x2は
「0.000」であり、同欄の別の焦点距離における数
値は、この基準ピント面位置に、L端以外の各焦点距離
におけるピント面位置を一致させるに必要な第2レンズ
群L2の移動量(mm)を示している。
【0025】
【表1】 FNO=1:2.8-3.1-3.6 f=5.10-7.21-10.20 (ズーム比;2.00 ) ω=36.9-27.4-19.9゜ 面 No. R D Nd νd 1* 47.616 1.84 1.58636 61.3 2 -938.924 0.10 - - 3 15.904 1.00 1.77250 49.6 4 5.133 3.83 - - 5 -8.775 0.80 1.77250 49.6 6 -24.230 0.10 - - 7 23.440 1.42 1.84666 23.8 8 -210.000 12.92-7.32-3.35 - - 9 7.700 1.98 1.62041 60.3 10 -488.111 0.10 - - 11 7.600 2.27 1.58913 61.2 12 19.203 0.41 - - 13 -62.240 1.44 1.84666 23.8 14 8.178 0.55 - - 15* 12.407 1.66 1.58636 61.3 16 -14.000 3.89-5.78-8.47 - - 17 ∞ 2.92 1.51633 64.1 18 ∞ 1.00 - - 19 ∞ 0.80 1.51633 64.1 20 ∞ - - - *は回転対称非球面。 非球面データ(表示していない非球面係数は0.00である。): 面No. K A4 A6 A8 1 0.00 0.1099×10-3 -0.6565×10-6 - 15 -0.40 -0.1383×10-2 -0.3197×10-4 -0.1751×10-5
【0026】
【表2】 ZP 1 2 3 4 5 f 5.1 6.07 7.21 8.58 10.2 K1(f) 0.239 0.339 0.477 0.676 0.956 K2(f) 0.761 0.661 0.523 0.324 0.044 △fB 0.232 0.270 0.317 0.381 0.466 △(f) -0.234 -0.196 -0.149 -0.085 0 x2 0.307 0.297 0.000 0.000 0.000
【0027】[実施例2]図4の3群ズームレンズに対
応する実施例である。この実施例は、第2レンズ群L2
と第3レンズ群L3の間に最小のレンズ間隔が生じるL
端を基準位置とし、この基準位置におけるピント面位置
に、他の焦点距離におけるピント面を一致させるため
に、第1〜第3レンズ群L1〜L3のうち、第3レンズ
群L3をズーム調整用レンズ群とした実施例である。そ
のレンズ構成を図7に、レンズデータを表3に示す。
【0028】表4は、このレンズ系のピント面位置を測
定し、その結果に基づき第3レンズ群L3のズーム調整
用移動量を演算した結果を示す。焦点距離(ZP)の分
割段数、Δ(f)の記載の意味、及びL端における第3
レンズ群L3の補正量x3の意味は、実施例1(表2)
と同様である。
【0029】
【表3】 FNO=1:2.8-3.1-3.5 f=6.00-11.70-22.80(ズーム比;3.80 ) ω=32.4-16.8-8.8゜ 面 No. R D Nd νd 1 42.356 1.35 1.84666 23.8 2 25.911 4.36 1.62041 60.3 3 153.375 0.10 - - 4 30.256 3.23 1.69680 55.5 5 147.931 2.95-9.90-14.70 - - 6 507.736 1.00 1.83481 42.7 7 6.678 3.00 - - 8 -21.547 0.80 1.69680 55.5 9 23.048 0.24 - - 10 13.805 2.05 1.84666 23.8 11 -320.155 19.80-11.11-3.83 - - 12 9.831 1.97 1.62041 60.3 13 256.613 0.10 - - 14 9.399 2.01 1.62041 60.3 15 -30.769 0.80 1.84666 23.8 16 40.602 1.69 - - 17 -74.045 0.80 1.64769 33.8 18 9.048 0.46 - - 19* 14.315 2.68 1.58913 61.3 20 -19.314 3.93-5.67-8.14 - - 21 ∞ 2.92 1.51633 64.1 22 ∞ 1.00 - - 23 ∞ 0.80 1.51633 64.1 24 ∞ - - - *は回転対称非球面。 非球面データ(表示していない非球面係数は0.00である。): 面No. K A4 A6 19 0.00 -0.7551×10-3 -0.2001×10-4
【0030】
【表4】 ZP 1 2 3 4 5 f 6 8.38 11.7 16.3 22.8 K1(f) 0.023 0.045 0.087 0.170 0.331 K2(f) 0.148 0.191 0.238 0.280 0.297 K3(f) 0.829 0.764 0.675 0.550 0.371 △fB 0.259 0.305 0.373 0.480 0.651 △(f) -0.234 -0.196 -0.149 -0.085 0 x3 -0.312 -0.399 -0.553 -0.578 -0.975
【0031】[実施例3]図5の4群ズームレンズに対
応する実施例である。この実施例は、第1レンズ群L1
と第2レンズ群L2の間に最小のレンズ間隔が生じるS
端を基準位置とし、この基準位置におけるピント面位置
に、他の焦点距離におけるピント面を一致させるため
に、第1〜第4レンズ群L1〜L4のうち、第1レンズ
群L1をズーム調整用レンズ群とした実施例である。そ
のレンズ構成を図8に、レンズデータを表5に示す。
【0032】表6は、このレンズ系のピント面位置を測
定し、その結果に基づき第1レンズ群L1のズーム調整
用移動量を演算した結果を示す。焦点距離の分割段数
(ZP)、Δ(f)の記載の意味、及びL端における第
1レンズ群L1の補正量x1の意味は、実施例1(表
2)、実施例2(表4)と同様である。
【0033】
【表5】 FNO=1:2.8-2.9-2.8 f=6.90-13.80-27.60(ズーム比;4.00 ) ω=26.7-13.2-6.5゜ 面 No. R D Nd νd 1* 52.505 1.20 1.84666 23.8 2 22.684 4.25 1.62041 60.3 3 -117.596 0.10 - - 4 17.328 3.19 1.69680 55.5 5 65.738 1.56-6.82-11.06 - - 6 189.440 0.80 1.77250 49.6 7 6.551 2.30 - - 8* -7.679 0.80 1.69350 53.2 9 17.635 1.80 1.84666 23.8 10 -23.355 12.33-7.06-2.82 - - 11* 8.939 2.38 1.69350 53.2 12 -33.339 0.80 1.80518 25.4 13 62.258 4.29-3.00-4.19 - - 14 13.585 0.77 1.84666 23.8 15 7.363 2.65 1.58913 61.2 16* -19.525 6.11-7.39-6.20 - - 17 ∞ 2.92 1.51633 64.1 18 ∞ 1.00 - - 19 ∞ 0.80 1.51633 64.1 20 ∞ - - - *は回転対称非球面。 非球面データ(表示していない非球面係数は0.00である。): 面No. K A4 A6 8 0.00 0.1534×10-3 0.1719×10-5 11 -1.00 -0.1454×10-4 0.2507×10-5 16 0.00 0.3475×10-3 0.5241×10-5
【0034】
【表6】 ZP 1 2 3 4 5 f 6.9 9.8 13.8 19.5 27.6 K1(f) 0.081 0.163 0.323 0.644 1.290 K2(f) 0.248 0.238 0.127 -0.195 -0.954 K3(f) -0.216 -0.314 -0.381 -0.379 -0.227 K4(f) 0.887 0.915 0.931 0.930 0.891 △fB 0.275 0.331 0.409 0.527 0.709 △(f) -0.234 -0.196 -0.149 -0.085 0 x1 0.000 0.000 -0.604 0.000 0.000
【0035】図1の概念構成では、便宜上、全ての構成
レンズ群L1ないしL4を個別のモータM1ないしM4
で駆動する構成としたが、各レンズ群の位置を個別に制
御できる構成であれば本発明の制御方法は適用可能であ
り、その具体構成は問わない。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、パルス管理でズーム調
整とバック調整を行うズームレンズの制御方法におい
て、最小のレンズ間隔が生じる焦点距離を基準として、
その焦点距離でのピント面位置に他の焦点距離のピント
面位置が一致するようにレンズ位置を制御するので、ズ
ームレンズの小型化の妨げとならない制御方法が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するズームレンズの概念構成を示
す図である。
【図2】図1のズームレンズの制御系を示すブロック図
である。
【図3】2群ズームレンズに対して本発明の制御方法を
適用した制御例を示す図である。
【図4】3群ズームレンズに対して本発明の制御方法を
適用した制御例を示す図である。
【図5】4群ズームレンズに対して本発明の制御方法を
適用した制御例を示す図である。
【図6】図3の制御例を適用した具体的なレンズ系の構
成図である。
【図7】図4の制御例を適用した具体的なレンズ系の構
成図である。
【図8】図5の制御例を適用した具体的なレンズ系の構
成図である。
【符号の説明】
L1〜L4 レンズ群 M1〜M4 モータ P1〜P4 パルサ D1〜D4 駆動機構 10 ズームレンズ系 11 焦点距離検出機構 20 CPU 21 ズーム操作手段 22 シャッタレリーズ手段 23 ROM 24 測距手段 25 測光手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも前後2群の可動変倍レンズ群
    を含む複数のレンズ群を有するズームレンズ系と、これ
    ら複数のレンズ群を独立してパルス管理で駆動制御する
    モータ駆動系と、このズームレンズ系の焦点距離を有限
    段数で検出する焦点距離検出手段とを有するズームレン
    ズにおいて、 上記ズームレンズ系を構成するレンズ群のいずれか一つ
    のレンズ群を、該ズームレンズ系のピント面位置を移動
    させるズーム調整レンズ群として選定する選定ステッ
    プ;組立時に上記ズームレンズ系の有限段数の焦点距離
    のうち少なくとも長焦点距離端と短焦点距離端を含む複
    数の焦点距離において実際のピント面位置を測定する測
    定ステップ;最小のレンズ群間隔が生じる焦点距離にお
    けるピント面位置と、有限段数の他の焦点距離における
    ピント面位置との差を求める演算ステップ;上記最小の
    レンズ群間隔が生じる焦点距離におけるピント面位置を
    基準位置とし、有限段数の他の焦点距離におけるピント
    面位置を、該最小のレンズ群間隔が生じるピント面位置
    に一致させるに必要な上記ズーム調整レンズ群の移動量
    を上記モータ駆動系のパルス数に換算して求めるズーム
    調整ステップ;及び上記ズーム調整ステップで求めたピ
    ント面位置を、撮像面位置に一致させるに必要なズーム
    レンズ系全系の各レンズ群の移動量を上記モータ駆動系
    の駆動パルス数として求めるバック調整ステップ;を有
    することを特徴とするズームレンズの制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の制御方法において、ズー
    ム調整レンズ群は、可動変倍レンズ群のいずれかである
    ズームレンズの制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項2項記載の制御方法において、合
    焦操作時に、被写体距離情報および焦点距離情報に基づ
    いて定まる前後2群の可動変倍レンズ群の移動パルス数
    に、上記ズーム調整ステップ及びバック調整ステップで
    求めたパルス数が加味されるズームレンズの制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の制御方法において、ズー
    ム調整レンズ群は、可動変倍レンズ群以外のレンズ群で
    あるズームレンズの制御方法。
  5. 【請求項5】 前後2群の可動の変倍レンズ群を有する
    ズームレンズ系と、これら可動変倍レンズ群を独立して
    パルス管理で駆動制御するモータ駆動系と、ズームレン
    ズ系の焦点距離を有限段数で検出する焦点距離検出手段
    とを有するズームレンズにおいて、 組立時にズームレンズ系の長焦点距離端と短焦点距離端
    における実際のピント面位置を測定する測定ステップ;
    上記前後2群の可動変倍レンズ群の間隔が最小となる焦
    点距離におけるピント面位置と、有限段数の他の焦点距
    離におけるピント面位置との差を求める演算ステップ;
    上記間隔が最小となる焦点距離におけるピント面位置を
    基準位置とし、有限段数の他の焦点距離におけるピント
    面位置を、該間隔最小の焦点距離におけるピント面位置
    に一致させるに必要な前後2群の可動変倍レンズ群のい
    ずれか一方の移動量を上記モータ駆動系のパルス数に換
    算して求めるズーム調整ステップ;及び上記ズーム調整
    ステップで求めたピント面位置を、撮像面位置に一致さ
    せるに必要な前後2群の可動変倍レンズ群のそれぞれの
    移動量を上記モータ駆動系の駆動パルス数として求める
    バック調整ステップ;を有することを特徴とするズーム
    レンズの制御方法。
JP8400899A 1999-03-26 1999-03-26 ズームレンズの制御方法 Withdrawn JP2000275502A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8400899A JP2000275502A (ja) 1999-03-26 1999-03-26 ズームレンズの制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8400899A JP2000275502A (ja) 1999-03-26 1999-03-26 ズームレンズの制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000275502A true JP2000275502A (ja) 2000-10-06

Family

ID=13818583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8400899A Withdrawn JP2000275502A (ja) 1999-03-26 1999-03-26 ズームレンズの制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000275502A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7957071B2 (en) 2008-04-30 2011-06-07 Hoya Corporation Focus adjustment method of zoom lens system
CN113907945A (zh) * 2021-11-22 2022-01-11 黄梦圆 一种用于视力矫正的眼科红外仪

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7957071B2 (en) 2008-04-30 2011-06-07 Hoya Corporation Focus adjustment method of zoom lens system
CN113907945A (zh) * 2021-11-22 2022-01-11 黄梦圆 一种用于视力矫正的眼科红外仪

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3559512B2 (ja) ステップズームレンズカメラ
EP1975668A2 (en) Zoom lens
JP2002341243A (ja) ズームレンズ及び撮像装置
JP3141996B2 (ja) コンパクトカメラ用高変倍ズームレンズ
JP3706783B2 (ja) ズームレンズ及びそれを用いた撮影装置
JP2000275503A (ja) ズームレンズの制御方法
JP2001042217A (ja) ズームレンズ
JP5117272B2 (ja) ズームレンズの調整方法
US5692227A (en) Viewfinder
JP2000275502A (ja) ズームレンズの制御方法
US5850577A (en) Macro-photographing system in zoom lens camera
JP2605293B2 (ja) ズームカメラ
JP2000275504A (ja) ズームレンズの制御方法
JPH05210039A (ja) ズームレンズカメラ
JPH09218352A (ja) ズームレンズ
US5887202A (en) Lens controlling device and method for lens system with variable focal length
JPH0373907A (ja) ズームレンズ
US5995300A (en) Zoom lens barrel having flange back adjustment mechanism
JP4256705B2 (ja) ズームレンズ系及びそのピント調整方法
JP2784942B2 (ja) コンパクトな高倍率4群ズームレンズ
JPH0843735A (ja) ズームレンズ
JP2832370B2 (ja) コンパクトな高倍率ズームレンズ系
JP2019207334A (ja) レンズ装置、撮像装置、および、撮像システム
JPH02266312A (ja) ズームレンズシステム
JPH0961703A (ja) 焦点位置補正装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060215

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081209

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20090206

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761