JP2000275010A - 位置計測方法および該位置計測法を用いた半導体露光装置 - Google Patents
位置計測方法および該位置計測法を用いた半導体露光装置Info
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Abstract
一等の要因で生じたマーク波形形状の変化から発生する
計測誤差を軽減する事を目的とした位置計測方法および
該位置計測法を用いた半導体露光装置。 【解決手段】アライメントマークの位置検出において、
該マークの波形を位置に応じた割合で補正した後、該マ
ークの位置を決定する一致度算出工程を行うことを特徴
とする位置計測方法および該位置計測法を用いた半導体
露光装置。
Description
該位置計測法を用いた半導体露光装置に関するもので、
特に電子回路パターンを半導体基板上に投影露光する半
導体露光装置において精密な位置合わせに用いるウエハ
上のアライメントマーク位置計測や、ウエハとマスク、
マスクと装置基準位置、装置部品などの相対位置合わせ
などに適用可能な位置計測方法および該位置計測法を用
いた半導体露光装置に好適なものである。
ボットなど様々な分野で利用されており、さらなる精度
向上が求められている。近年の半導体素子はDRAMに
代表されるように集積度がますます高くなっており、半
導体露光装置により半導体素子上に形成するパターン寸
法はさらに微細なものへと進んでいる。このような背景
から半導体露光装置の必須の技術であるレチクルとウエ
ハの位置計測を行って位置合わせを行う工程において
も、さらなる精度向上が重要な課題となっている。
用いられるウエハの位置合わせ方法の従来例について述
べる。
示したものである。
は基板であるウエハ、1は投影光学系である。また、G
は位置合わせ用光学系、2は位置合わせ用照明手段、3
はビームスプリッタ、4と5は結像光学系、6は撮像装
置、7はA/D変換装置、8は積算装置、9は位置計測
装置、10はステージ駆動手段、11は2次元に移動可
能なXYステージである。
せ光学系Gのみを示したが、同装置にはX方向と同様に
Y方向の位置を計測する不図示の位置合わせ光学系も搭
載されている。図2に示した半導体露光装置はレチクル
RとウエハWの相対的な位置検出して位置合わせした
後、不図示の露光照明光源から露光光を照射し、レチク
ルR上に形成されている電子回路パターンを投影光学系
1を介してXYステージ11上に載置したウエハWに投
影露光する。
の位置合わせについて説明する。
から照射された光束は、ビームスプリッタ3、レチクル
R、および投影光学系1を介して、ウエハ上に形成され
た位置合わせ用マーク(以降アライメントマークと称す
る)を照明する。図3はアライメントマークを示したも
ので、同一形状の矩形パターンが複数個配置されてい
る。アライメントマークから反射した光束は、再度投影
光学系1、レチクルRを通ってビームスプリッタ3で反
射し、結像光学系5を介して撮像装置6の撮像面上にア
ライメントマークの像WMを形成する。撮像装置6は形
成されたマークの像WMを光電変換し、該光電変換され
た信号がA/D変換装置7において2次元のディジタル
信号列に変換される。8は積算装置で、A/D変換装置
7でディジタル信号化したウエハマーク像に対し、図3
に示すように処理ウインドウWPを設定する。積算装置
8はさらに該ウインドウ内においてY方向に積算処理を
行い、2次元画像信号を1次元のマーク波形S(x)に
変換する。図2の9は位置計測装置で、積算装置8から
出力した1次元のマーク波形S(x)を用いてアライメ
ントマークの位置を計測する。
複数個の点の位置情報や、予め不図示の方法により求め
た撮像装置5とレチクルRとの相対的な位置情報に基づ
き、ステージ駆動手段10によりXYステージ11を移
動して、マスクとウエハの位置合わせを行なう。
トマーク位置計測方法について説明する。
の従来の実施形態を示したものである。図4では説明を
簡単にするため、アライメントマークを1つの矩形パタ
ーンで構成した場合について述べる。アライメントマー
クが複数本の矩形パターンで構成されている場合は、同
様の処理を繰り返せばよい。
中心らしさ(一致度)を算出する工程で、予め設定して
あるマーク位置計測範囲に対し繰り返し計算を行う。例
えば、図5に示す様にマーク波形S(x)1に対し、一
致度算出工程S102を繰り返して行うと、一致度r
(x)1を求めることができる。
の実施形態について祥述する。
め設定してあるテンプレート波形の一致度をテンプレー
ト位置を移動しながら算出し、一致度が最大となるとな
るテンプレート位置をマーク位置とする方法である。以
下、本方法をテンプレートマッチング法と呼ぶ。一致度
はマーク波形とテンプレート波形の差分から計算され
る。マーク波形上の位置xにおける一致度r(x)は式
S(x)はマーク波形、T(x)はテンプレート波形、
wは一致度を算出する波形幅で、テンプレートの幅でも
ある。
位置において対称に折り返した左右マーク波形の一致度
を折り返し位置を移動しながら算出し、一致度が最大と
なる折り返し位置をマーク中心位置とする方法である。
以下、本方法を折り返し法と呼ぶ。一致度は左右マーク
波形の差分から算出することができる。マーク波形上の
位置xにおける一致度r(x)は式
S102の一致度算出工程で算出した一致度が最大とな
る位置を求め、マーク中心位置とする工程である。一致
度が最大となる位置は、各位置xでの一致度に対し重心
計算や2次関数近似等を行うことにより、センサの分解
能以下の精度で求めることができる。例えば、(5)式
は重心計算式を用いいてマーク中心位置Mcを求める手
法である。
心計算に用いる一致度の範囲である。
マーク位置計測方法について述べた。説明はウエハの位
置計測について行ったが、該従来の位置計測方法はマス
ク(またはレチクル)、ステージなどの半導体露光装置
の部品やユニットの位置計測にも適用可能である。ま
た、レチクル(またはマスク)と装置基準位置、装置部
品間などの相対位置合わせにも適用することができる。
置等で用いる位置合わせ用のマークであるアライメント
マークには半導体製造過程で発生するマーク段差の不均
一や、マーク上に塗布されるフォトレジストの膜厚不均
一等の要因により、撮像装置に入力されるマーク波形
(検出波形)に形状の変形が生じ、計測誤差が発生する
という問題点があった。
ト塗布の不均一等により、図5のように形状に変形が生
じたマーク波形S(x)2が入力された場合、一致度r
(x)2も変化し、一致度が最大と計算される位置に誤
差が発生してしまう。従来、波形形状の変形による計測
誤差は実用的に大きな問題となる量ではなかった。しか
しながら位置合わせ精度向上への要望が大きくなるにつ
れ、該波形形状の変形による位置計測誤差を軽減する必
要性が高まっている。
ントマーク段差やレジスト塗布の不均一等の要因で生じ
たマーク波形の形状の変化から発生する計測誤差を軽減
する事を目的としている。
測方法は、被検出物体上に形成されたマークの位置を計
測する位置計測方法において、該マークから得られるマ
ーク波形と基準波形との波形差に応じて該マーク波形と
該基準波形の一方又は両方を補正した後、位置検出を行
うことを特徴としている。
て、補正後に該マーク波形と該基準波形の差分が最小に
なるように、波形内の各位置に対する補正量を定める補
正関数のパラメータを計算して補正量を決定し、該決定
された補正量で該マーク波形または該基準波形のいずれ
か、または両方を補正することを特徴としている。
て、該基準波形が予め設定してあるテンプレート波形で
あることを特徴としている。
て、該基準波形が該マークから得られる左右波形の一方
であることを特徴としている。
おいて、該補正関数のパラメータを最小自乗法によって
決定することを特徴としている。
て、該補正関数が直線を表わす式で示されることを特徴
としている。
おいて、補正後の該マーク波形と該基準波形について、
両者の一致度を計算し、最大一致度の得られる位置から
該マークの位置を検出することを特徴としている。
て、該一致度計算を該補正後の該基準波形との相関係数
を求めて計算することを特徴としている。
ハ上のアライメントマークの位置を検出して位置合わせ
を行いレチクル上のパターンを該ウエハ上に転写する半
導体露光装置において、該アライメントマークを撮像し
て得られるマーク波形と基準波形との波形差に応じて該
マーク波形と該基準波形の一方又は両方を補正した後、
位置検出を行うことを特徴としている。
て、補正後に該マーク波形と該基準波形の差分が最小に
なるように、波形内の各位置に対する補正量を定める補
正関数のパラメータを計算して補正量を決定し、該決定
された補正量で該マーク波形または該基準波形のいずれ
か、または両方を補正することを特徴としている。
いて、該補正関数のパラメータを最小自乗法によって決
定することを特徴としている。
いて、該補正関数が直線を表わす式で示されることを特
徴としている。
発明において、該補正後の該マーク波形と該基準波形の
一致度を算出する一致度算出工程を、該基準波形の位置
を移動しながら行い、一致度が最大となる位置を該アラ
イメントマーク位置とする事を特徴としている。
いて、該一致度の算出を該マーク波形と該基準波形の相
関係数を計算して求めることを特徴としている。
ずれか1項の発明において、該基準波形がテンプレート
であることを特徴としている。
ずれか1項の発明において、該基準波形が該マーク波形
をある位置において対称に折り返した左右マーク波形ど
ちら一方である事を特徴としている。
法へ適用した後述の実施形態の場合は、各テンプレート
位置毎にマーク波形(検出波形)とテンプレート波形
(基準波形)の差が最小となるようにマーク波形または
テンプレート波形のいずれか、または両方の値をそれぞ
れの位置に応じた割合で補正する波形補正工程を行った
後、一致度算出工程を行う。
で補正するのは、段差やレジスト塗布の不均一等による
マーク波形の変形が、位置により徐々に変化していく場
合が多いからである。
ーク波形S(x)2とテンプレートT(x)の差分を位
置xに関して関数近似し、マーク波形とテンプレート波
形の差が近似した誤差となるように、つまりマーク波形
S(x)2を近似関数の量だけ補正したS(x)'2を作
成する。
施形態の場合は、各折り返し位置毎に、左右マーク波形
の差が最小となるように左右マーク波形のどちらかまた
は両方の各値をそれぞれの位置に応じた割合で補正する
波形補正工程を行った後、一致度算出工程を行う事が特
徴である。折り返し法では左右いずれかのマーク波形が
基準波形である。各位置での左右マーク波形の差はそれ
ぞれの位置に対して関数近似され、左右マーク波形の差
が該関数近似した誤差となるように左右マーク波形のど
ちらかまたは両方の各値を補正する。
ンプレートマッチング法においてはマーク波形とテンプ
レート波形の差分から、折り返し法においては左右マー
ク波形の差分から一致度を算出することについては前述
した。本発明では一致度を算出工程に相関係数を導入す
る事により、さらにマーク波形内のレベル差および傾き
を補正する効果を持たせることができる。
の、それぞれの値に応じた割合で波形を補正する効果が
ある。具体的にはテンプレートマッチング法において
は、マーク波形とテンプレート波形の相関係数から一致
度を算出し、折り返し法においては左右マーク波形の相
関係数から一致度を算出する。
波形のレベル差および傾きをそれぞれの位置に応じた割
合で補正することにより、アライメントマークの段差や
レジスト塗布の不均一等の要因で生じるマーク波形の形
状変化により発生する計測誤差の軽減を実現することが
できる。
置計測法を用いた半導体露光装置の基本構成は、従来の
実施形態で説明した半導体露光装置と同一でよい。従っ
て、半導体露光装置の構成および、半導体露光装置にお
けるマスクとウエハの位置合わせ方法については、従来
の実施形態で述べたので説明を省略し、本発明を適用し
た半導体露光装置におけるアライメントマークの位置計
測について説明する。
測方法にテンプレートマッチング法を用いた実施形態で
ある。
プレート位置毎にマーク波形とテンプレート波形の差が
最小となるようにマーク波形またはテンプレート波形の
いずれかまたは両方の各値をそれぞれの位置に応じた割
合で補正することが特徴である。例えば、各位置でのマ
ーク波形とテンプレート波形の差を、予め設定された誤
差関数によりそれぞれの位置に対して最小自乗近似法等
を用いて関数近似し、マーク波形とテンプレート波形の
差が該関数近似した差となるように、マーク波形または
テンプレート波形のいずれかまたは両方の各値を補正す
る。
をそれぞれの位置に対して直線で近似した補正方法を説
明したものである。図7で縦軸はマーク波形とテンプレ
ート波形の差、横軸は位置を示しており、テンプレート
との波形の差がある直線に近似できる分布を示している
ことが分かる。
Bは以下の式で求める事ができる。
ク波形とテンプレート波形の差 D(k)=S(x+k)−T(k) (9) である。
波形の差を補正するため、マーク波形とテンプレート波
形の差が(6)式で近似した誤差となるようにマーク波
形を補正することを特徴としている。つまり、各位置x
において、マーク波形の値から、近似直線の値を引いた
補正後のマーク波形をS’(x)とすると、S’(x)
の算出式は以下の通りとなる。
ンプレート波形の差を直線で近似する例について述べた
が、マーク波形形状の変化の状態により2次関数や三角
関数等の他の関数で近似しても構わない。また(10)
式ではマーク波形の値を補正する実施形態について述べ
たが、マーク波形のかわりにテンプレート波形を補正し
ても構わないし、マーク波形とテンプレート波形の両方
に半分づつ補正を行っても構わない。
程で、マーク波形S’(x)に対し予め設定してあるマ
ーク位置計測範囲でマークの中心らしさ(一致度)を繰
り返し算出し、一致度r(x)の変化を計算する。
で、従来の実施形態と同様である。従来の実施形態で
は、マーク波形とテンプレート波形の差分から一致度を
算出していたが、本発明は補正後のマーク波形及びテン
プレート波形を用いることが違いとなっている。さらに
本発明では、以下に示すマーク波形とテンプレート波形
の相関係数を導入して一致度r(x)を算出してもよ
い。
は、(12)、(13)式に示すマーク波形およびテン
プレート波形の平均値である。
間が増えるものの、それぞれの値に応じた割合で波形を
補正する効果があるため、より一層の補正効果を実現す
ることができる。
ークの位置計測方法について説明した。本実施形態では
ウエハの位置計測と該計測値を用いてのウエハとレチク
ルの位置合わせへの適用について述べたが、本発明はレ
チクル(またはマスク)、ステージなどの半導体露光装
置の部分やユニットの位置計測にも適用可能である。従
って、本発明の位置計測方法はレチクル(またはマス
ク)と装置基準位置、装置部品間などの相対位置合わせ
にも適用することができる。
り返し法を用いた半導体露光装置に本発明を適用したも
のである。実施形態1と同様に半導体露光装置の構成、
および半導体露光装置におけるマスクとウエハの位置合
わせ方法については、従来の実施形態と同一なので説明
を省略する。
本実施形態におけるマーク位置計測方法について説明す
る。
返し位置毎に左右マーク波形の差が最小となるように左
右マーク波形のどちらか、または両方の各値をそれぞれ
の位置に応じた割合で補正することが特徴である。即ち
折り返し法では左右いずれかのマーク波形が基準波形と
なる。各位置での左右マーク波形の差は予め定められた
誤差関数でそれぞれの位置に対して関数近似され、左右
マーク波形の差が該関数近似した差となるように、左右
マーク波形のどちらか、または両方の各値を補正する。
置に対して直線に近似して補正する様子を説明したもの
である。図7で縦軸は左右マーク波形の差、横軸は位置
を示し、左右マーク波形の差がある直線で近似できる分
布を示すことが分かる。
Bは以下の式で求める事ができる。
マーク波形の差 D(k)=S(x−k)−S(x+k) (17) である。
ため、左右マーク波形の差が(14)式で近似した誤差
となるようにマーク波形を補正することを特徴としてい
る。つまり、各位置xにおいて左マーク波形の値から近
似直線の値を引いて補正後のマーク波形S’(x)とす
ると、S’(x)の算出式は以下の通りとなる。但し、
以下の補正は左マーク波形のみに行うこととする。
形の差を直線で近似する例について述べたが、マーク波
形の変化の状態により2次関数や三角関数等の他の関数
で近似しても構わない。
補正する実施形態について述べたが、左マーク波形のか
わりに右マーク波形を補正しても構わないし、左右マー
ク波形の両方に半分づつの補正を行ってもよい。
程で、マーク波形S’(x)に対し予め設定してあるマ
ーク位置計測範囲でマークの中心らしさ(一致度)を繰
り返し算出し、一致度r(x)の変化を計算する。
で、従来例の実施形態と同様である。実施形態1と同様
に、相関係数を用いて一致度を算出すると、さらに精度
の向上を達成することが可能である。
ーク位置計測方法である。
の位置計測と該計測値を用いたウエハとレチクルの位置
合わせへの適用について述べた。さらに本発明はレチク
ル(またはマスク)、ステージなどの半導体露光装置の
部分やユニットの位置計測にも適用可能である。従っ
て、本発明の位置計測方法はレチクル(またはマスク)
と装置基準位置、装置部品間などの相対位置合わせにも
適用することができる。
法および該位置計測法を用いた半導体露光装置では、ア
ライメントマークの位置計測を行う際に、マーク検出波
形と基準波形との波形差に応じて、このマーク検出波形
と基準波形の一方又は両方を補正する。補正することに
よってアライメントマーク段差やレジスト塗布の不均一
等の要因で生じるマーク波形形状の変化から発生する計
測誤差を軽減する効果を実現することができ、位置合わ
せ精度を大幅に改善することができる。このため半導体
の製造の歩留りを向上することができ、高集積化の達成
を容易にした。
マーク波形の処理過程で相関処理を加えることでさらに
精度を向上することが可能であり、前述の位置合わせ精
度の向上に寄与することができる。
測方法を示す図、
施形態を示す図、
Claims (16)
- 【請求項1】被検出物体上に形成されたマークの位置を
計測する位置計測方法において、該マークから得られる
マーク波形と基準波形との波形差に応じて該マーク波形
と該基準波形の一方又は両方を補正した後、位置検出を
行うことを特徴とする位置計測方法。 - 【請求項2】補正後に該マーク波形と該基準波形の差分
が最小になるように、波形内の各位置に対する補正量を
定める補正関数のパラメータを計算して補正量を決定
し、該決定された補正量で該マーク波形または該基準波
形のいずれか、または両方を補正することを特徴とする
請求項1記載の位置計測方法。 - 【請求項3】該基準波形が予め設定してあるテンプレー
ト波形であることを特徴とする請求項2記載の位置計測
方法。 - 【請求項4】該基準波形が該マークから得られる左右波
形の一方であることを特徴とする請求項2記載の位置計
測方法。 - 【請求項5】該補正関数のパラメータを最小自乗法によ
って決定することを特徴とする請求項3又は4記載の位
置計測方法。 - 【請求項6】該補正関数が直線を表わす式で示されるこ
とを特徴とする請求項5記載の位置計測方法。 - 【請求項7】補正後の該マーク波形と該基準波形につい
て、両者の一致度を計算し、最大一致度の得られる位置
から該マークの位置を検出することを特徴とする請求項
5又は6記載の位置計測方法。 - 【請求項8】該一致度計算を該補正後の該基準波形との
相関係数を求めて計算することを特徴とする請求項7記
載の位置計測方法。 - 【請求項9】ウエハ上のアライメントマークの位置を検
出して位置合わせを行いレチクル上のパターンを該ウエ
ハ上に転写する半導体露光装置において、該アライメン
トマークを撮像して得られるマーク波形と基準波形との
波形差に応じて該マーク波形と該基準波形の一方又は両
方を補正した後、位置検出を行うことを特徴とする半導
体露光装置。 - 【請求項10】補正後に該マーク波形と該基準波形の差
分が最小になるように、波形内の各位置に対する補正量
を定める補正関数のパラメータを計算して補正量を決定
し、該決定された補正量で該マーク波形または該基準波
形のいずれか、または両方を補正することを特徴とする
請求項9記載の半導体露光装置。 - 【請求項11】該補正関数のパラメータを最小自乗法に
よって決定することを特徴とする請求項10記載の半導
体露光装置。 - 【請求項12】該補正関数が直線を表わす式で示される
ことを特徴とする請求項11記載の半導体露光装置。 - 【請求項13】該補正後の該マーク波形と該基準波形の
一致度を算出する一致度算出工程を、該基準波形の位置
を移動しながら行い、一致度が最大となる位置を該アラ
イメントマーク位置とする事を特徴とする請求項11又
は12記載の半導体露光装置。 - 【請求項14】該一致度の算出を該マーク波形と該基準
波形の相関係数を計算して求めることを特徴とする請求
項13記載の半導体露光装置。 - 【請求項15】該基準波形がテンプレートであることを
特徴とする請求項9〜14のいずれか1項に記載の半導
体露光装置。 - 【請求項16】該基準波形が該マーク波形をある位置に
おいて対称に折り返した左右マーク波形どちら一方であ
る事を特徴とする請求項9〜14のいずれか1項に記載
の半導体露光装置。
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