JP2000275004A - 差動変圧型検出装置、検出方法及び校正ゲージ - Google Patents

差動変圧型検出装置、検出方法及び校正ゲージ

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JP2000275004A
JP2000275004A JP11078929A JP7892999A JP2000275004A JP 2000275004 A JP2000275004 A JP 2000275004A JP 11078929 A JP11078929 A JP 11078929A JP 7892999 A JP7892999 A JP 7892999A JP 2000275004 A JP2000275004 A JP 2000275004A
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Toyotoshi Kamata
豊稔 鎌田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ナイフエッジ形状の触針を使用した場合に、
正確かつ精度よく円柱等の母線等の輪郭測定、多角形等
の稜線上の真直度、粗さ測定または長さ測定のできる差
動変圧型検出装置、検出方法及び校正ゲージを提供す
る。 【解決手段】 この差動変圧型検出装置21は、被測定
物に対し相対移動する際の移動方向と直行する方向に幅
のあるエッジを有するナイフエッジ部材28と、ナイフ
エッジ部材を支持するとともに被測定物と接触するエッ
ジにおける変位を移動方向に相対移動して測定する差動
変圧型検出器13と、差動変圧型検出器をナイフエッジ
部材とともに被測定物に対しエッジが円弧運動するよう
に回転させる回転調整機構35とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被測定物の粗さ測
定、長さ測定または輪郭形状の測定等のための差動変圧
型検出装置、検出方法及び校正ゲージに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】差動変圧型検出器は、電気的増幅機構に
よって高い分解能を有し、簡単に測定を行うことができ
るため、測長機器、輪郭形状測定機器、比較測定機器等
の各種の測定機器に幅広く利用されている。このような
差動変圧型検出器の従来の代表例を図10に示す。
【0003】図10の差動変圧型検出器13では、筐体
1内の取付部材1aに1次コイル2と2次コイル3と電
気回路部8とが配置されて固定されている。コイル2,
3内の中心軸部には可動鉄心6がその中で移動できるよ
うに配置され、可動鉄心6の図の下方の先端6aは筐体
1内で水平方向に延びたアーム7の一端に連結されてい
る。1次コイル2と2次コイル3と可動鉄心6により差
動変圧器12が構成される。1次コイル2は電気回路部
8からの一定周波数の一定電圧により励磁され、可動鉄
心6の位置に応じて2次コイル3に誘導される起電力が
変化し、この起電力を電気回路部8で増幅することによ
り可動鉄心6の変位を測定し、この測定値が指針表示さ
れたり、デジタル表示またはアナログ表示される。
【0004】また、図10のように、アーム7は取付部
材1aの図の下方左端で支点9に連結され支持されてお
り、アーム7の他端にはジョイント部10を介して触針
11が取り付けられている。触針11が非測定物の表面
に接触し、触針11が図の上下に変位すると、アーム7
が支点9を中心に回動し、アーム7の一端に接続された
可動鉄心6が図の上下に相対的に大きく移動する。これ
により、触針11における微小な変位を測定することが
できる。また、筐体1の側部(図の右端側)にはこの差
動変圧型検出器を測定器本体に取り付けて連結するため
に取付孔5を有する取付部材4が固定されている。
【0005】上述のような差動変圧型検出器により円柱
形状物の母線を測定する場合を考える。図11(a)の
平面図に示すように、ベッド14に固定された上下コラ
ム15に支持された測定器本体16に差動変圧型検出器
13が水平方向に移動可能に取り付けられている。差動
変圧型検出器13の図10の触針が被測定物17の表面
に触れながら移動することにより、円柱状の被測定物1
7の輪郭形状を測定する。この場合、触針の形状には、
大別すると、図11(b)のような針状の触針11aと
図11(c)のようなのナイフエッジ形状の触針(以
下、「ナイフエッジ」)11bがある。
【0006】ところが、図11(a)のように、測定器
本体16と差動変圧型検出器13との一点鎖線で示す軸
と被測定物17の二点鎖線で示す軸とがずれていると、
図11(b)の針状の触針11aで円柱状の被測定物1
7の母線を測定する場合、表面17a上で針状の触針1
1aが図11(b)のように、斜め方向に走行してしま
い、測定すべき母線測定の精度が正確でなくなる。ま
た、図11(c)のナイフエッジ11bで測定すると、
この問題はある程度改善されるが、ナイフエッジ11b
が図11(d)のように傾いていると、傾いている分だ
け測定すべき真の母線を走行することが難しくなる。従
来、この傾きを目分量で修正した後に測定していたが、
測定誤差の要因となっていた。特に、母線方向に沿った
真直度を加味した母線の測定では、ナイフエッジの傾き
がこの測定データの精度に大きく影響し、測定範囲が大
きくなればなる程その影響は大きくなる。近年、種々の
形状物の輪郭形状等に関し広範囲で精度のよりよい測定
が要求されているため、かかる問題の解決が求められて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題に鑑み、ナイフエッジ形状の触針を使用した場合
に、正確かつ精度よく円柱等の母線等の輪郭測定、多角
形等の稜線の真直度、長さ測定または粗さ測定のできる
差動変圧型検出装置、検出方法、及びこれらの装置及び
方法に用いることのできる校正ゲージを提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の差動変圧型検出装置は、被測定物に対し相
対移動する際の移動方向と直行する方向に幅のあるエッ
ジを有する接触部材と、前記接触部材を支持するととも
に前記被測定物と接触する前記エッジにおける変位を前
記移動方向に相対移動して測定する差動変圧型検出器
と、前記接触部材を前記被測定物に対し移動させ前記エ
ッジの位置を調整する調整機構とを具備する。
【0009】本発明の差動変圧型検出装置によれば、調
整機構により、エッジの被測定物に対する相対位置を調
整し、エッジを接触部材と被測定物との相対移動により
測定すべき位置に位置決めすることができる。この位置
決めにより、正確かつ精度よく母線等の輪郭測定、稜線
上の真直度測定や粗さ測定等が可能となる。なお、接触
部材と被測定物との相対移動のために、差動変圧型検出
器が接触部材とともに移動する構成、または被測定部が
移動する構成にできる。また、幅のあるエッジを用いる
ことにより、被測定物の相対移動方向がエッジの移動方
向と若干ずれている場合でもその幅の範囲内で測定が可
能となるから、測定上有利である。なお、稜線の真直度
とは、角形状物の稜線のうねりをいう。また、エッジの
真直度は、0.1μm以下、好ましくは0.01μm以
下である。
【0010】また、前記調整機構が前記差動変圧型検出
器を前記接触部材とともに前記被測定物に対し前記エッ
ジが円弧運動するように回転させる回転調整機構から構
成することができる。差動変圧型検出器を接触部材とと
もに被測定物に対し回転させることにより前記エッジが
被測定物に接した状態で円弧運動し、これにより、簡単
かつ正確にエッジを位置決めすることができる。
【0011】また、前記調整機構は前記差動変圧型検出
器に内蔵されているかまたは外部に取り付けられるよう
にできる。
【0012】また、本発明による校正ゲージは、被測定
物に対し相対移動する際の移動方向と直行する方向に幅
のあるエッジを有する接触部材と、前記接触部材を支持
するとともに前記被測定物と接触する前記エッジにおけ
る変位を前記移動方向に相対移動して測定する差動変圧
型検出器と、前記接触部材を前記被測定物に対し移動さ
せ前記エッジの位置を調整する調整機構とを具備する差
動変圧型検出装置において使用される校正ゲージであっ
て、前記エッジが接触するとともに予め測定データを取
得している接触部を備えることを特徴とする。
【0013】本発明の校正ゲージによれば、差動変圧型
検出装置において接触部材のエッジを位置決め調整する
時に、エッジが校正ゲージの接触部に接触して相対移動
しながら測定されて得られた調整測定データを、予め取
得しているその接触部の校正測定データと比較すること
により、エッジを正確に位置決めすることができる。
【0014】また、校正ゲージが前記接触部の延在する
方向に所定の段差を有すると、寸法の分かっている段差
の前後の差動変圧型検出器からの出力に基づいてゲイン
調整を行い、差動変圧型検出器のゲインの校正を行うこ
とができる。
【0015】また、校正ゲージの接触部を円柱面上また
は多角形面に隣接した稜線上に線状に形成するようにで
きる。これによれば、校正ゲージを円柱状または半円柱
状等に構成し、または三角柱、四角柱等の多角柱状に構
成することができるが、接触部を円柱面上にまたは稜線
上に線状に形成することができる。
【0016】また、前記校正ゲージはガラス材料、セラ
ミック材料または超硬材料から構成され、前記接触部の
凹凸は0.3μm以下、好ましくは0.1μm以下、よ
り好ましくは0.01μm以下とし、鏡面状態とする。
校正ゲージをガラス材料、セラミック材料または超硬材
料から構成し、接触部を鏡面状態とすることにより、精
密な校正が可能となる。なお、超硬材料としては高融点
金属の炭化物を主成分とする高硬度の粉末冶金材料があ
るが、熱処理により硬度を上昇させた鉄鋼材料やステン
レス鋼等であってもよい。
【0017】また、校正ゲージは、前記接触部の水平度
を調整する水平調整機構と、前記接触部と前記エッジと
の前記幅方向における相対位置とを調整する幅方向位置
調整機構とを備える載置台に載置されるようにできる。
水平調整機構により接触部を水平にでき、幅方向位置調
整機構により接触部とエッジとの幅方向における相対位
置を決めることができる。これにより、校正ゲージによ
る差動変圧型検出器の校正を簡単に行うことができる。
【0018】前記接触部の延在する方向が前記移動方向
に対し傾斜していることにより、校正ゲージによる校正
の際に、エッジの移動方向が被測定物の相対移動方向と
若干ずれて傾斜していてもエッジの幅の範囲内で校正す
ることができる。
【0019】また、本発明による差動変圧型検出器を用
いた検出方法は、差動変圧型検出器に支持されるととも
に被測定物に対し相対移動する際の移動方向と直行する
方向に幅のあるエッジを有する接触部材を被測定物に接
触させるステップと、前記接触部材を前記被測定物に対
し移動させ前記エッジの位置を調整するステップと、前
記被測定物と前記接触部材とを相対移動させることによ
り、前記被測定物の表面において測定を行うステップと
を含む。これにより、エッジを被測定物の測定すべき位
置に位置決めした後に測定を行うことができるから、正
確かつ精度よく母線等の輪郭測定や粗さ測定及び長さ測
定ができる。
【0020】また、上述のような校正ゲージを用いて前
記基準位置の調整を行うことにより、接触部材のエッジ
を正確に位置決めすることができる。
【0021】また、前記調整ステップにおいて前記差動
変圧型検出器を前記接触部材とともに前記被測定物に対
し前記エッジが円弧運動するように回転させるようにで
きる。これにより、簡単かつ正確にエッジを位置決めす
ることができる。なお、本発明において差動変圧型検出
器とは、差動変圧器(差動トランス)を用いて変位測定
を行うことができ、電気的増幅機構によって高い分解能
を有する測定器をいう。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態に
ついて図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形
態による差動変圧型検出装置を備えた輪郭形状測定機の
概略を示す正面図であり、図2は本実施の形態の差動変
圧型検出装置の概略を示す正面図であり、図3は接触部
材としてのナイフエッジ部材の斜視図(a)、ナイフエ
ッジ部材が校正ゲージの接触部に接触した状態を示す側
面図(b)、ナイフエッジ部材の位置決め調整を説明す
るための側面図(c)であり、図4は載置台に固定され
た校正ゲージの平面図(a)、正面図(b)、及び校正
ゲージの部分拡大図(c)である。
【0023】図1に示す輪郭形状測定機は、基台として
のベッド22と、ベッド22上に固定された上下コラム
23と、上下コラム23に上下方向に位置が可変なよう
に取り付けられる駆動装置24と、駆動装置24のシャ
フト下面に連結された取付部25と、取付部25により
図の水平方向aまたはa’に移動可能なように取り付け
られた検出器取付シャフト26と、検出器取付シャフト
26の先端側に取付ねじ27により取り付けられ固定さ
れた差動変圧型検出装置21とを備える。差動変圧型検
出装置21の先端側には被測定物と接触する触針である
接触部材としてのナイフエッジ部材28が設けられてい
る。また、駆動装置24には測定した変位を概略的に表
示する指示計24aが設けられており、指示計24aの
指針24bの位置により変位量が概略的に分かる。
【0024】図2に差動変圧型検出装置21を示すが、
ここでは図10に示す差動変圧型検出器13と同一部分
には同一符号を付しその説明を省略する。図2に示すよ
うに、差動変圧型検出装置21には、エッジの基準位置
への位置決めのための調整機構としての回転調整機構3
5が内蔵されている。回転調整機構35は、筐体1内で
あってナイフエッジ部材28が突き出ている側と反対測
面側近傍に、筐体1内の取付部材1aに固定された可動
側歯車29と、この歯車29と噛み合う固定側歯車31
と、可動側歯車29に連結され筐体1から水平方向に延
びて取付部材4に回転可能に支持された回転軸30と、
固定側歯車31に連結され筐体1の側面から若干延びる
よう設けられた回転調整用軸32とを備える。差動変圧
型検出装置21の筐体1の外面で回転調整用軸32を回
転させて固定側歯車31を介して可動側歯車29を回転
させることにより、この歯車29に固定された取付部材
1aを回転微動させることができるようになっている。
このような回転調整機構35により、差動変圧型検出装
置21の筐体1全体を回転軸30を中心に回転させるこ
とができる。また、取付部材4には2点差線で示すスト
ッパねじ33が設けられており、回転調整した後に回転
軸30を締め付けて固定するようになっている。
【0025】図2及び図3(a)に示すように、差動変
圧型検出装置21のアーム7にはナイフエッジ部材28
が連結されている。ナイフエッジ部材28は測定中に検
出装置21の移動に伴い図の方向aに移動する。ナイフ
エッジ部材28は、方向aに直交する方向に延びた一定
幅wを有するエッジ28aを備え、被測定物と接するエ
ッジ28aは高精度の直線状に形成されており、例えば
ダイヤモンドまたはサファイヤからつくることができ
る。エッジ28aの真直度は0.1μm以下、好ましく
は0.01μm以下に仕上げられており、また幅wは3
mm以下に、その先端の半径は15μmR以下になって
いる。
【0026】次に、校正ゲージについて説明する。図4
(a),(b)に示すように、図2の差動変圧型検出装
置21の調整及び校正に用いることのできる校正ゲージ
40は、ゲージ載置台41と、ゲージ載置台41の上に
配置されエッジ28a(図3)の幅方向位置を調整する
幅方向位置調整機構42と、幅方向位置調整機構42の
上に配置されゲージの水平度を調整する水平調整機構4
3と、水平調整機構43の上に固定され円柱面を有する
基準円柱部44とを備える。この円柱面の頂上近傍にお
いてナイフエッジ部材28のエッジ28aと接触する接
触部44aが線状に構成されている。この接触部44a
は鏡面に状態に仕上げられており、その粗さ(凹凸)は
予め測定されており、0.01μm以下である。
【0027】図4(a),(b)のように、幅方向位置
調整機構42は、ゲージ載置台41に固定された下板4
2aと、上板42bと、上板42bの下板42aに対す
る移動のためにその間に配置された複数のコロ42c
と、下板42aに対し上板42bを図4(b)の紙面の
垂直方向(図4(a)の方向d,d’)に移動させるた
めの前後調整ねじ42dとを備える。前後調整ねじ42
dを回転させることにより、ゲージ載置台41及び下板
42aに対し上板42bを図4(a)の方向d及びその
逆方向d’に移動させてゲージとエッジの幅方向位置と
の相対位置を調整できるようになっている。
【0028】また、水平調整機構43は、幅方向位置調
整機構42の上板42b上に配置された回動板43a
と、回動板43aの一端側に配置された回動中心軸43
bと、回動板43aの他端側であって回動板43aと上
板42bとの間に配置された上下調整ねじ43cとを備
える。上下調整ねじ43cを回転させることにより、回
動板43aが回動中心軸43bを中心に回動してゲージ
の水平度を調整することができるようになっている。
【0029】また、図4(c)に示すように、基準円柱
部44の接触部44aの長手方向の途中には段差sが形
成されている。この段差sの寸法Aは既知である(例え
ば最大5μm)ので、この段差sを用いて差動変圧型検
出装置21のゲイン調整及び校正ができる。
【0030】校正ゲージ40は、図1の輪郭形状測定機
のベッド22上に載せられて使用されるが、この場合、
図4(a)のようにナイフエッジ部材28の移動方向
a,a’(図1,図3(a),図4(a))と平行な基
準線gに対し基準円柱部44はその中心線44bが一定
角度に傾斜するように配置されている。これにより、ナ
イフエッジ部材28が基準円柱部44の接触部44aに
接触しながら移動するとき、図3(b)のようにエッジ
28aがその一端近傍28bで接触部44aに接触しな
がら移動を始め、この移動中にその他端近傍28cまで
幅方向に移動しながら接触を続けて測定できるようにな
っている。
【0031】以上のような差動変圧型検出装置21を含
む輪郭形状測定機による測定について説明する。最初
に、図4の校正ゲージによるナイフエッジ部材28との
位置決め調整及び校正について説明する。まず、図1の
ベッド22上に図4(a),(b)の校正ゲージ40を
載置する。このとき、校正ゲージ40は図4(a)の基
準線gが図1の輪郭形状測定機の駆動方向a,a’と平
行になるよう位置決められる。次に、図2の差動変圧型
検出装置21のナイフエッジ部材28のエッジ28aを
基準円柱部44に載せる。なお、ナイフエッジ部材28
の垂直方向位置は、駆動装置24を上下コラム23に沿
って移動して決めることができる。
【0032】次に、ナイフエッジ部材28のエッジ28
aと校正ゲージ28の基準円柱部44との相対位置を調
整しエッジ28aを基準位置に位置決める。ここでは基
準位置は基準円柱部44の頂上近傍の接触部44aであ
る。この位置決めの前に、基準円柱部44の水平度を水
平調整機構43により調整し、またエッジ28aとの相
対位置を幅方向位置調整機構42により調整する。次
に、図3(c)の実線に示すようにエッジ28aが基準
円柱部44に対し傾いている場合、図2の差動変圧型検
出装置21の回転調整機構35の回転調整用軸32を回
転させて固定側歯車31を介して可動側歯車29を回転
させると、歯車29に固定された取付部材1aが回動す
ることにより、差動変圧型検出装置21の筐体1全体が
回転軸30を中心に回転する。すると、筐体1の回転と
ともにアーム7の先端のナイフエッジ部材28が回動し
円弧運動をする。例えば図3(c)の回転方向fに回転
することにより、図3(c)の破線に示すようにエッジ
28aを水平状態に近づけることができる。このように
して回転調整用軸32をエッジ28aを基準円柱部44
の頂上の接触部44aに接触させながら回動させて基準
位置に位置決めすることができる。
【0033】この状態で図1の駆動装置24により差動
変圧型検出装置21を図1の水平方向aまたはa’に移
動させることにより、ナイフエッジ部材28のエッジ2
8aが校正ゲージ40の基準円柱部44上を移動し、図
1の輪郭形状測定機からの出力信号を外部のチャートレ
コーダに記録することにより、変位測定データを得るこ
とができる。この場合、エッジ28aが基準位置に調整
されていると、チャートレコーダからの出力が一定値で
ある。従って、エッジ28aの基準位置の調整時には、
チャートレコーダからの出力が一定値になるように確認
しながら、回転調整用軸32を回動して調整する。この
場合、差動変圧型検出装置21のゲインを例えば実際の
測定時の2倍にして調整することにより、比較的容易に
調整することができる。なお、指示計24aの指針24
bによりおおよその変位測定データを知ることもでき
る。なお、このようにしてエッジ28aが基準位置に位
置決めされた後に、図2のストッパねじ33により回転
軸30を締め付けて固定することにより、測定中にナイ
フエッジ部材28のエッジ28aが基準位置からずれる
ことを防止できる。
【0034】また、上述の測定の際に、図4(a)のよ
うに校正ゲージ40の基準円柱部44はその中心線44
bがナイフエッジ部材28の移動方向aに対し傾斜して
いるため、図3(b)のようにエッジ28aが一端近傍
28bで接触部44aに接触しながら移動を始め、この
移動中にその他端近傍28cまで幅方向に移動しながら
接触を続けて測定することができる。従って、実際の被
測定物の測定においてその中心線がナイフエッジ部材2
8の移動方向aに対し一致せず若干傾斜していても、エ
ッジ28aは被測定物に接触しながら測定することがで
きる。また、図4(c)のように、エッジ28aが基準
円柱部44の接触部28aの段差s(その寸法Aは一定
値であり、例えば5μmである)を通過した際の差動変
圧型検出装置21からの出力に基づいて、装置のゲイン
を調整し校正することができる。
【0035】以上のようにして校正ゲージによる調整及
び校正が終了すると、校正ゲージを図1の測定器から取
り外し、被測定物をベッド22上に載せて測定を行う。
このとき、ナイフエッジ部材28のエッジ28aは基準
位置に位置決めされているから、そのまま測定を行うこ
とで正確で精度のよい測定データを得ることができる。
【0036】また、従来の図11(c)のような測定に
よれば、ナイフエッジを用いた円筒状形物の母線上の測
定、または矩形状物または角柱の稜線上での真直度の測
定では、図11(d)のようにエッジの傾斜による測定
誤差は無視し、または稜線上の真直度測定では近傍の面
上の測定データから演算して推定値を得ていたのである
が、本実施の形態によれば、かかる測定誤差を無視し得
る程度まで低減でき、また稜線上で直接に真直度の測定
データを得ることができる。
【0037】また、図2のような回転調整機構35を内
蔵した差動変圧型検出装置21によれば、従来の測定器
にそのまま適用でき、信頼性の高い測定が実現できる。
回転調整機構により、ナイフエッジ部材による広範囲な
円筒状形物の母線上の測定及び矩形状物・角柱の稜線上
での真直度の測定が正確できる。
【0038】次に、図5〜図7により図2の回転調整機
構の変形例を説明する。図5〜図7に示す各回転調整機
構は、図2の差動変圧型検出装置21の取付部材4側に
設けたものである。
【0039】図5の変形例は、図5(a)に示すよう
に、図1の検出器取付シャフト26を2分割して、検出
装置21の取付部材4に結合される中間シャフト部26
aと、シャフト部26bとの間に回転調整機構50を配
置したものである。図5(b),(c)に示すように、
回転調整機構50は、中間シャフト部26aの凹状部に
形成されたウォーム歯車51と、このウォーム歯車51
と噛み合うホィール歯車52と、このホィール歯車52
に連結し回転させる回転調整つまみ53と、シャフト部
26bの端部に連結されて固定されるとともに回転調整
つまみ53が回転可能に取り付けられている連結部材5
4とを備える。
【0040】図5(c)に示すように、中間シャフト部
26aはその先端に小径回転軸55を有し、シャフト部
26bはこの小径回転軸55が入り込んで回転可能に支
持される小径穴部56を有する。回転調整つまみ53を
図の回転方向hまたはh’に回転させると、ホィール歯
車52が回転することにより、ウォーム歯車51が回転
する。これにより、ウォーム歯車5の形成された中間シ
ャフト部26aが小径回転軸55を中心に図5(b)の
ように回転方向jまたはj’に回転する。このようにし
て、図2と同様に検出装置21の筐体1を回動させてナ
イフエッジ部28を回転させることができる。
【0041】次に、図6により別の回転調整機構を説明
する。この回転調整機構60は、図5と同様に、図1の
検出器取付シャフト26を2分割して、検出装置21の
取付部材4に結合される中間シャフト部26aと、シャ
フト部26bとの間に配置されている。回転調整機構
は、図6(a),(b)に示すように、中間シャフト部
26aの端部の円周面に形成されたホィール歯車61
と、このホィール歯車61と噛み合うウォーム歯車62
と、このウォーム歯車62に連結して回転させる回転調
整つまみ63と、シャフト部26bの端部に連結されて
固定されるとともに回転調整つまみ63が回転可能に取
り付けられている連結部材64とを備える。
【0042】図6(a)に示すように、中間シャフト部
26aはホィール歯車61に連結して端部に小径回転軸
65を有し、シャフト部26bはこの小径回転軸65が
入り込んで回転可能に支持される小径穴部66を有す
る。回転調整つまみ63を回転させるとウォーム歯車6
2が回転することにより、ホィール歯車61が回転す
る。これにより、ホィール歯車61の形成された中間シ
ャフト部26aが小径回転軸65を中心に図6(b)の
ように回転方向kまたはk’に回転する。このようにし
て、図2と同様に検出装置21の筐体1を回動させてナ
イフエッジ部28を回転させることができる。なお、シ
ャフト部26bにはストッパ部材67が小径穴部66に
達するようにねじ部込まれており、ストッパ部材67に
より位置決めの終了した中間シャフト26aを固定する
ことができる。これにより、測定中に測定装置21が不
測に移動することはなく、安定して測定を行うことがで
きる。
【0043】次に、図7によりさらに別の回転調整機構
を説明する。この回転調整機構70は、図2の検出装置
21と取付部材4との間に配置したものであり、図7
(a),(b)に示すように、検出装置21と結合され
取付部材4とは別の取付部材71と、取付部材4と別の
取付部材71との間に配置された回転ボール73と、取
付部材4と別の取付部材71とを開く方に付勢するスプ
リング等からなる付勢部材74と、回転ボール73と付
勢部材74との間であって取付部材4と別の取付部材7
1とを貫通して形成されたねじ穴72と、このねじ穴7
2にねじ込まれるねじ部75aを有する回転調整つまみ
75とを備える。
【0044】図7(b)において取付部材4に対し別の
取付部材71が閉じるように回転調整つまみ75を回転
させると、別の取付部材71は、図1の検出器取付シャ
フト26に固定された取付部材4に対し付勢部材74の
付勢力に抗して回転ボール73を中心に図の回転方向m
に回動する。また、別の取付部材71が開くように回転
調整つまみ75を回転させると、別の取付部材71は、
取付部材4に対し回転ボール73を中心に図の回転方向
m’に回動する。このようにして別の取付部材71を回
転方向mまたはm’の回動させることができ、別の取付
部材71に固定された検出装置21を回動させることが
できる。これにより、図2と同様に検出装置21の筐体
1を回動させてナイフエッジ部28を回転させることが
できる。
【0045】次に、図8により校正ゲージの接触部の変
形例を説明する。図8(a)は円柱部を長手方向に切り
取るようにして形成された基準円弧状部81を示し、こ
の基準円弧状部81を図4(b)の校正ゲージの基準円
柱部44の代わりに基準部として用いることができる。
基準円弧状部81の頂上に接触部81aが構成され、そ
の接触部81aの途中に段差Sが形成されている。
【0046】図8(b)は三角柱から構成された基準三
角柱82を示し、この基準三角柱82を図4(b)の校
正ゲージの基準円柱部44の代わりに基準部として用い
ることができる。この基準三角柱82の稜線82aが接
触部として機能する。また、図8(c)に示す五角柱か
ら構成された基準五角柱83を同様に基準部として図4
の校正ゲージに用いることができる。この基準五角柱8
3の稜線83aが接触部として機能する。なお、この接
触部としての稜線82a、稜線83aの途中に段差S
1,S4を設けることができる。また、基準三角柱8
2、基準五角柱82の他の稜線を接触部として用いるこ
とができ、この場合、各稜線に設けた段差S1,S2,
S3及びS4,S5の寸法を稜線ごとに変えることがで
きる。また、稜線82a,83aは、ともに、そのうね
り(凹凸)が0.01μm以下に仕上げられている。な
お、三角柱や五角柱に限らず他の多角柱を校正ゲージの
基準部として用いてもよい。
【0047】次に、図9により、本発明の差動変圧型検
出装置の検出器として電気マイクロ検出器を用いた変形
例を説明する。図9の差動変圧型検出装置90は、図2
の差動変圧型検出装置21とほぼ同様の構成の電気マイ
クロ検出器としての差動変圧型検出器91と、この検出
器91に連結された図3と同様のエッジ92aを有する
ナイフエッジ部材92と、検出器91に固定部92aに
より固定された保持シャフト95をねじ部93aにより
支持し締め付け固定する支持スタンド93と、差動変圧
型検出器91からの測定変位信号を増幅し指示メータ9
4aに表示する増幅機94とを備える。
【0048】図9の差動変圧型検出装置90によれば、
図2と同様の回転調整機構により、同様にして差動変圧
型検出器91を回動させることにより被測定物95に対
しナイフエッジ部材92のエッジ部92aを基準位置に
位置決めすることができる。このような電気マイクロ検
出器は、長さ比較測定等に用いることができるが、図
1,図2の場合と同様にエッジ部92aが基準位置に位
置決めされるから正確で高精度な測定が可能となる。な
お、測定時には被測定物95をエッジ部92aに対し水
平方向nに移動させることができ、また、支持スタンド
93を被測定物95に対し移動させるようにしてもよ
い。
【0049】以上のように本発明を実施の形態により説
明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、
本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能であ
る。例えば、測定時にナイフエッジ部材に対し被測定物
(校正ゲージ)側を移動させるように構成してもよい。
また、回転調整機構としては、図示のものに限定され
ず、同様の機能を有するように構成された他の歯車機
構、カム機構、スプリング機構等であってもよいことは
勿論である。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、触針としてナイフエッ
ジ部材を使用した場合に、正確かつ精度よく円柱等の母
線等の輪郭測定、多角形等の稜線の真直度、粗さ測定及
び長さ測定のできる差動変圧型検出装置、検出方法、及
びこれらの装置及び方法に用いることのできる校正ゲー
ジを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による差動変圧型検出装置
を備えた輪郭形状測定機の概略を示す正面図である。
【図2】図1の差動変圧型検出装置の概略を示す正面図
である。
【図3】図2のナイフエッジ部材の斜視図(a)、ナイ
フエッジ部材が校正ゲージの接触部に接触した状態を示
す側面図(b)、ナイフエッジ部材の位置決め調整を説
明するための側面図(c)である。
【図4】校正ゲージの平面図(a)、正面図(b)、及
び校正ゲージの部分拡大図(c)である。
【図5】回転調整機構の変形例を示す正面図(a)、側
面図(b)、及び平面図(c)である。
【図6】回転調整機構の別の変形例を示す平面図
(a)、及び側面図(b)である。
【図7】回転調整機構の更に別の変形例を示す斜視図
(a)、及び側面図(b)である。
【図8】構成ゲージの変形例を示す斜視図(a),
(b),(c)である。
【図9】図2の差動変圧型検出装置を電気マイクロ検出
器に適用した変形例を示す図である。
【図10】従来の差動変圧型検出器の概略を示す正面図
である。
【図11】従来の測定器の平面図(a)、従来の針状の
触針を用いた場合の測定状態を示す斜視図(b)、従来
のナイフエッジの触針を用いた場合の測定状態を示す斜
視図(c)、及び従来のナイフエッジの触針を用いた場
合の問題を説明するための側面図(d)である。
【符号の説明】
12 差動変圧器12 13,91 差動変圧型検出器 21,90 差動変圧型検出装置 28 ナイフエッジ部材 28a エッジ 35 回転調整機構 40 校正ゲージ 42 幅方向位置調整機構 43 水平調整機構 44 基準円柱部 44a 接触部 s 段差 50,60,70 回転調整機構
フロントページの続き Fターム(参考) 2F062 AA21 AA51 AA66 BB03 BB04 BB14 CC22 DD03 DD23 DD26 DD29 DD33 EE01 EE62 FF03 FF04 GG49 GG66 HH06 HH16 2F063 AA11 AA41 AA43 BC02 BC05 CA09 DA01 DA02 DA04 DB03 DC08 DD02 GA15 MA02 MA04 2F069 AA31 AA51 AA60 AA61 CC02 CC05 CC06 FF01 FF03 FF07 GG01 GG06 GG52 GG62 JJ10 JJ13 PP06 QQ12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物に対し相対移動する際の移動方
    向と直行する方向に幅のあるエッジを有する接触部材
    と、 前記接触部材を支持するとともに前記被測定物と接触す
    る前記エッジにおける変位を前記移動方向に相対移動し
    て測定する差動変圧型検出器と、 前記接触部材を前記被測定物に対し移動させ前記エッジ
    の位置を調整する調整機構と、を具備する差動変圧型検
    出装置。
  2. 【請求項2】 被測定物に対し相対移動する際の移動方
    向と直行する方向に幅のあるエッジを有する接触部材
    と、前記接触部材を支持するとともに前記被測定物と接
    触する前記エッジにおける変位を前記移動方向に相対移
    動して測定する差動変圧型検出器と、前記接触部材を前
    記被測定物に対し移動させ前記エッジの位置を調整する
    調整機構とを具備する差動変圧型検出装置において使用
    される校正ゲージであって、 前記エッジが接触するとともに予め測定データを取得し
    ている接触部を備えることを特徴とする校正ゲージ。
  3. 【請求項3】 差動変圧型検出器に支持されるとともに
    被測定物に対し相対移動する際の移動方向と直行する方
    向に幅のあるエッジを有する接触部材を被測定物に接触
    させるステップと、 前記接触部材を前記被測定物に対し移動させ前記エッジ
    の位置を調整するステップと、 前記被測定物と前記接触部材とを相対移動させることに
    より、前記被測定物の表面において測定を行うステップ
    と、を含む差動変圧型検出器を用いた検出方法。
JP11078929A 1999-03-24 1999-03-24 差動変圧型検出装置、検出方法及び校正ゲージ Withdrawn JP2000275004A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6505497B1 (en) * 1999-10-21 2003-01-14 Mitutoyo Corporation Orientation-adjusting device

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