JP2000274896A - 膨張弁の異常検知方法及び空調装置 - Google Patents

膨張弁の異常検知方法及び空調装置

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JP2000274896A JP11078935A JP7893599A JP2000274896A JP 2000274896 A JP2000274896 A JP 2000274896A JP 11078935 A JP11078935 A JP 11078935A JP 7893599 A JP7893599 A JP 7893599A JP 2000274896 A JP2000274896 A JP 2000274896A
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temperature
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Ken Yasuda
研 安田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器自身によって膨張弁の異常を検知して、
冷媒循環サイクルにおける各機器の故障を防ぐことがで
きる膨張弁の異常検知方法及び空調装置を提供する。 【解決手段】 空調装置10は冷媒の圧縮機11と、凝
縮器13と、電子膨張弁15、16と、蒸発器17、1
8とを備えている。各電子膨張弁15、16と各蒸発器
17、18のそれぞれの間には、蒸発器17、18の温
度を検知する温度センサ17−T1、18−T1が設け
られている。各蒸発器17、18のそれぞれの吸込み口
には、吸込み空気温度を検知する温度センサ17−T
2、18−T2が設けられている。これら各センサは異
常検知装置20に接続されている。異常検知装置20
は、各センサの検知温度に基づき、電子膨張弁115、
16の異常検知を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒循環サイクル
において、冷媒の膨張・凝縮の制御や各系統への冷媒の
循環量を分配するために用いられる膨張弁の異常を検知
する方法と、その膨張弁を備えた空調装置に関する。特
には、機器自身によって膨張弁の異常を検知して、冷媒
循環サイクルにおける各機器の故障を防ぐことができる
膨張弁の異常検知方法及び空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】複数の
室内機を備えたガスヒートポンプ(GHPと略称する)
等の冷媒循環サイクルでは、各室内機に電子膨張弁が組
み込まれている。電子膨張弁は、冷媒の膨張・凝縮の制
御や、各系統への冷媒の循環量を分配する役割を果たす
ものである。
【0003】電子膨張弁を具備した従来の空調装置につ
いて説明する。図5は電子膨張弁がロックしていない状
態(正常状態)の空調装置を示す概念図である。図6は
電子膨張弁がロックした状態の空調装置を示す概念図で
ある。これらの図は、いずれも冷房モード(冷媒が図5
及び6中の矢印方向に流れるモード)を示している。暖
房モードのときは、冷媒は逆方向に流れる。
【0004】各図に示す空調装置は、冷媒の圧縮機1を
備えている。圧縮機1の出側には配管を介して凝縮器3
が接続されている。凝縮器3は、圧縮された冷媒と外気
との間で熱交換を行う。同凝縮器3の出側には、配管及
び電子膨張弁5、6を介して蒸発器(室内熱交換器)
7、8が並列に接続されている。蒸発器7、8は別個の
部屋に設置されており、膨張・気化して温度の下がった
冷媒と室内の空気との間で熱交換を行うものである。こ
れら蒸発器7、8の出側には、配管を介して圧縮機1に
繋がっている。
【0005】この空調装置における膨張弁の正常作動及
び異常作動例について説明する。図5に示す冷房モード
の正常状態において、電子膨張弁5は開いており、電子
膨張弁6は閉じている。そのため、この状態では、蒸発
器8側には冷媒が流れないようになっている。したがっ
て、凝縮器3を出た冷媒は、電子膨張弁5で膨張した
後、蒸発器7のみで室内の空気との間で熱交換を行う。
蒸発器7を出た冷媒は、配管を通って再び圧縮機1に戻
る。
【0006】ところが、図6に示すように、電子膨張弁
6が故障のため開いたままの状態でロックしてしまう場
合がある。この状態では、運転している蒸発器7と、停
止している(熱交換ファン8aが停止している)蒸発器
8との両方に冷媒が流れることになる。停止している蒸
発器8に冷媒が流れ続けると、この蒸発器8では熱交換
が十分に行われず、冷媒は蒸発しにくいため、凝縮器3
で冷却されたままの冷媒が蒸発器8の下流に流れてしま
う。その結果、圧縮機1にまで湿り冷媒が到達し、圧縮
機1の重故障が生じる可能性がある。
【0007】このように、電子膨張弁8が故障によりロ
ックしたままの状態で運転が続くと、その影響で空調装
置のバランスが崩れ、他の部位(特に圧縮機1)で二次
的な故障が起こる。これは、電子膨張弁の故障を、蒸発
器を含む空調装置自身で検知できないことに問題がある
と考えられる。しかしながら、電子膨張弁の異常を検知
する方法及び装置は、現在のところ提供されていない。
【0008】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであり、機器自身によって膨張弁の異常を検
知して、冷媒循環サイクルにおける各機器の故障を防ぐ
ことができる膨張弁の異常検知方法及び空調装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の膨張弁の異常検知方法は、冷媒の圧縮機
と、圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、凝縮した冷
媒を膨張させる膨張弁と、膨張した冷媒を蒸発させる蒸
発器と、圧縮機−凝縮器−膨張弁−蒸発器−圧縮機間に
冷媒を循環させる冷媒管路と、を具備する冷媒循環サイ
クルにおける膨張弁の異常検知方法であって; 上記膨
張弁及び蒸発器並びにそれらの周辺の冷媒管路で室内機
を構成し、 室内機の蒸発器又は冷媒管路の温度(熱交
換器温度という)を検知する温度計T1を設け、 室内
機の吸い込み空気温度を検知する温度計T2を設け、
上記温度計T1の温度をt1、上記温度計T2の温度を
t2としたとき、t1とt2とを比較演算して上記膨張
弁の状態を検知することを特徴とする。
【0010】膨張弁の異常を温度の比較演算により検知
することで、以下の各運転モードにおいて機器の二次故
障を防止することができる。 (1)冷房OFFモード及び冷房送風モードのとき、圧
縮機への冷媒戻りを防止できる。 (2)暖房OFFモード及び暖房送風モードのとき、圧
縮機温度の異常上昇を防止できる。 (3)冷房ONモード及び暖房ONモードのとき、空調
能力不足や圧縮機の潤滑油の循環量の低下を防止でき
る。なお、この潤滑油は、冷媒中に少量混入させて圧縮
機に供給するものである。したがって、膨張弁が閉じた
ままロックすると、圧縮機に供給できる潤滑油量が少な
くなる。
【0011】本発明の膨張弁の異常検知方法において
は、上記冷媒循環サイクルが以下の各運転モードのと
き、次の各温度条件に基づいて膨張弁の異常を検知する
ことができる。冷房OFFモードあるいは冷房送風モー
ドのとき;t2−t1>基準値Aでもって上記膨張弁が
開いたままロックしていることを検知する。冷房ONモ
ードのとき;t2−t1<基準値Bでもって上記膨張弁
が閉じたままロックしていることを検知する。暖房OF
Fモードあるいは暖房送風モードのとき;t1−t2>
基準値Cでもって上記膨張弁が開いたままロックしてい
ることを検知する。暖房ONモードのとき;t1−t2
<基準値Dでもって上記膨張弁が閉じたままロックして
いることを検知する。
【0012】また、本発明の膨張弁の異常検知方法にお
いては、上記膨張弁が電子制御手段への接続部と、電子
制御手段により絞り量が制御される絞り部とを有する電
子膨張弁であることが好ましい。電子膨張弁を用いるこ
とにより、電子制御手段による自動的な制御が可能にな
る。
【0013】本発明の空調装置は、冷媒の圧縮機と、圧
縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、凝縮した冷媒を膨
張させる膨張弁と、膨張した冷媒を蒸発させる蒸発器
と、圧縮機−凝縮器−膨張弁−蒸発器−圧縮機間に冷媒
を循環させる冷媒管路と、を具備する空調装置であっ
て; 上記膨張弁及び蒸発器並びにそれらの周辺の冷媒
管路で室内機を構成し、 さらに室内の蒸発器又は冷媒
管路の温度(熱交換器温度という)を検知する温度計T
1と、 室内機の吸い込み空気温度を検知する温度計T
2と、 上記温度計T1の温度をt1、上記温度計T2
の温度をt2としたとき、t1とt2とを比較演算して
上記膨張弁の状態を検知する検知手段と、を備えたこと
を特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ説明す
る。図1〜3は本発明に係る空調装置を示す概念図であ
る。図1は冷房モードにおいて膨張弁がロックしていな
状態(正常状態)を示す図である。図2は冷房モードに
おいて膨張弁が開いたままロックした状態を示す図であ
る。図3は暖房モードにおいて膨張弁が閉じたままロッ
クした状態を示す図である。図4は本発明に用いられる
膨張弁の一例を示す断面正面図である。
【0015】図1〜3に示すように、空調装置10は冷
媒の圧縮機11を備えている。圧縮機11には配管を介
して凝縮器13が接続されている。同凝縮器13には、
配管及び電子膨張弁15、16を介して蒸発器17、1
8が並列に接続されている。これら蒸発器17、18の
出側は、配管を介して圧縮機11に繋がっている。空調
装置10が冷房運転モードのときは、圧縮機11→凝縮
機13→電子膨張弁15、16→蒸発器17、18→圧
縮機11の経路でそれぞれ配管を介して冷媒が流れる。
この場合、圧縮機11で圧縮された冷媒は、凝縮器13
において外気との間で冷却された後、蒸発器17、18
において室内の空気との間で熱交換を行う。空調装置1
0が暖房運転モードのときは、圧縮機11→蒸発器1
7、18→電子膨張弁15、16→凝縮機13→圧縮機
11の経路でそれぞれ配管を介して冷媒が流れる。この
場合、圧縮機11で圧縮された冷媒は、蒸発器17、1
8において室内の空気との間で熱交換され、凝縮器13
を経た後に圧縮機11に戻る。
【0016】ここで上記電子膨張弁17、18の構成に
ついて説明する。図4に示すように、電子膨張弁は本体
21を備えている。同本体21の下面及び側面には、ぞ
れぞれパイプ(分岐管)23、24が固定されている。
本体21内部には、これらパイプ23、24を連通させ
る通路21aが形成されている。この通路21の中途
は、絞り量を調節する絞り部21bが形成されている。
【0017】本体21の上部には、ベローズ25が取り
付けられている。ベローズ25の下端25aは、絞り部
21bに係合可能である。ベローズ25はロックナット
27により抜け止めされ、リング29によりシールされ
ている。また、ベローズ25には、モータ30が接続さ
れている。同モータ30の駆動により、ベローズ25は
本体21の軸心に沿って進退する。ベローズ25が下方
に進むにしたがって、電子膨張弁の絞り量が大きくな
る。モータ30は、電子制御部(図示されず)への接続
部31を備えている。モータ30は、電子制御部により
駆動制御される。
【0018】再び図1〜3を参照しつつ説明する。各電
子膨張弁15、16と各蒸発器17、18のそれぞれの
間には、室内熱交換器(蒸発器17、18)の温度を検
知する温度センサ17−T1、18−T1が設けられて
いる。一方、各蒸発器17、18のそれぞれの吸込み口
には、吸込み空気温度を検知する温度センサ17−T
2、18−T2が設けられている。温度センサ17−T
1、18−T1及び17−T2、18−T2は、異常検
知装置20に接続されている。
【0019】異常検知装置20は、温度センサ17−T
1、18−T1の検知温度(これをt1とする)及び1
7−T2、18−T2の検知温度(これをt2とする)
に基づき、以下のような異常検知を行う。 (1)冷房OFFモード;冷房送風モードにおいて、t
2−t1>基準値Aでもって電子膨張弁が開いたままロ
ックしていることを検知する。 (2)冷房ONモードにおいて、t2−t1<基準値B
でもって電子膨張弁が閉じたままロックしていることを
検知する。 (3)暖房OFFモード;暖房送風モードにおいて、t
1−t2>基準値Cでもって電子膨張弁が開いたままロ
ックしていることを検知する。 (4)暖房ONモードにおいて、t1−t2<基準値D
でもって電子膨張弁が閉じたままロックしていることを
検知する。異常検知装置20は、上記(1)〜(4)に
基づき異常を検知したとき、空調装置10の運転を停止
するとともに、アラームを発進するようになっている。
【0020】以下、上記異常検知の作用について説明す
る。図1の場合の冷房モード(正常状態)においては、
電子膨張弁15が開(すなわち冷房サーモONモード)
となっており、電子膨張弁16が閉(すなわち冷房サー
モOFFモード;送風モード)になっている。このと
き、凝縮器13により冷却された冷媒は、蒸発器17に
のみ流れる。したがって、温度センサ17−T1の検知
温度t1は温度センサ17−T2の検知温度t2より充
分小さな値となる。このため、t2−t1≧基準値B
(一例10℃)となり、異常とは検知されない。一方、
蒸発器18には冷媒が流れないので、温度センサ18−
T1の検知温度t1と温度センサ18−T2の検知温度
t2はほぼ等しくなる。このため、t2−t1≦基準値
A(一例3℃)となり、異常とは検知されない。
【0021】ところが、図2に示すように、冷房モード
において、電子膨張弁16が故障により開いたままでロ
ックしている場合、凝縮機13により凝縮された冷媒は
蒸発器18にも流れる。この場合、温度センサ17−T
1の検知温度t1は温度センサ17−T2の検知温度t
2より充分小さな値となる。このため、t2−t1>基
準値Aとなり、異常が検知される。異常が検知される
と、異常検知装置20により空調装置10の運転が自動
的に停止し、異常を知らせるアラームが鳴る。
【0022】一方、暖房モード(正常状態)において
は、電子膨張弁15が開(すなわち暖房サーモONモー
ド)となっており、電子膨張弁16が閉(すなわち暖房
サーモOFFモード;送風モード)になっているとき、
圧縮機11を出た冷媒は蒸発器17にのみ流れる。した
がって、温度センサ17−T1の検知温度t1は温度セ
ンサ17−T2の検知温度t2より充分大きな値とな
る。このため、t1−t2≧基準値D(一例15℃)と
なり、異常とは検知されない。一方、蒸発器18には冷
媒が流れないので、温度センサ18−T1の検知温度t
1と温度センサ18−T2の検知温度t2はほぼ等しく
なる。このため、t1−t2≦基準値C(一例5℃)と
なり、異常とは検知されない。
【0023】暖房モードにおいて、電子膨張弁16が故
障により開いたままでロックしている場合、圧縮機11
を出た冷媒は蒸発器18にも流れる。この場合、温度セ
ンサ17−T1の検知温度t1は温度センサ17−T2
の検知温度t2より充分大きな値となる。このため、t
1−t2>基準値Cとなり、異常が検知される。異常が
検知されると、異常検知装置20により空調装置10の
運転が自動的に停止し、異常を知らせるアラームが鳴
る。
【0024】さらに、図3の暖房モードにおいて、電子
膨張弁16が故障により閉じたままでロックしている場
合、圧縮機11からの冷媒は蒸発器18には流れない。
この場合、温度センサ18−T1の検知温度t1と温度
センサ18−T2の検知温度t2はほぼ等しくなる。こ
のため、t1−t2<基準値D(一例15℃)となり、
異常が検知される。この場合も、異常検知装置20によ
り空調装置10の運転が自動的に停止し、異常を知らせ
るアラームが鳴る。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、機器自身によって膨張弁の異常を検知するこ
とができるので、膨張弁の故障に伴う他の機器の二次的
な故障を防ぐことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空調装置の冷房モードにおいて膨張弁
がロックしていない状態(正常状態)を示す概念図であ
る。
【図2】同冷房モードにおいて膨張弁が開いたままロッ
クした状態を示す概念図である。
【図3】同暖房モードにおいて膨張弁が閉じたままロッ
クした状態を示す概念図である。
【図4】本発明の空調装置に用いられる膨張弁の一例を
示す断面正面図である。
【図5】従来の冷媒循環サイクルにおいて電子膨張弁が
ロックしていない状態(正常状態)を示す概念図であ
る。
【図6】同電子膨張弁がロックした状態の冷媒循環サイ
クルを示す概念図である。
【符号の説明】
10 空調装置 11 圧縮機 13 室外機 15、16 電子膨
張弁 17、18 室内機 17−T1、17−T2、18−T1、18−T2 温
度センサ 20 異常検知装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒の圧縮機と、圧縮された冷媒を凝縮
    させる凝縮器と、凝縮した冷媒を膨張させる膨張弁と、
    膨張した冷媒を蒸発させる蒸発器と、圧縮機−凝縮器−
    膨張弁−蒸発器−圧縮機間に冷媒を循環させる冷媒管路
    と、を具備する冷媒循環サイクルにおける膨張弁の異常
    検知方法であって;上記膨張弁及び蒸発器並びにそれら
    の周辺の冷媒管路で室内機を構成し、 室内機の蒸発器又は冷媒管路の温度(熱交換器温度とい
    う)を検知する温度計T1を設け、 室内機の吸い込み空気温度を検知する温度計T2を設
    け、 上記温度計T1の温度をt1、上記温度計T2の温度を
    t2としたとき、t1とt2とを比較演算して上記膨張
    弁の状態を検知することを特徴とする膨張弁の異常検知
    方法。
  2. 【請求項2】 上記冷媒循環サイクルが冷房OFFモー
    ドあるいは冷房送風モードのとき、t2−t1>基準値
    Aでもって上記膨張弁が開いたままロックしていること
    を検知することを特徴とする請求項1記載の膨張弁の異
    常検知方法。
  3. 【請求項3】 上記冷媒循環サイクルが冷房ONモード
    のとき、t2−t1<基準値Bでもって上記膨張弁が閉
    じたままロックしていることを検知することを特徴とす
    る請求項1記載の膨張弁の異常検知方法。
  4. 【請求項4】 上記冷媒循環サイクルが暖房OFFモー
    ドあるいは暖房送風モードのとき、t1−t2>基準値
    Cでもって上記膨張弁が開いたままロックしていること
    を検知することを特徴とする請求項1記載の膨張弁の異
    常検知方法。
  5. 【請求項5】 上記冷媒循環サイクルが暖房ONモード
    のとき、t1−t2<基準値Dでもって上記膨張弁が閉
    じたままロックしていることを検知することを特徴とす
    る請求項1記載の膨張弁の異常検知方法。
  6. 【請求項6】 上記膨張弁が電子制御手段への接続部
    と、電子制御手段により絞り量が制御される絞り部とを
    有する電子膨張弁であることを特徴とする請求項1〜5
    いずれか1項記載の膨張弁の異常検知方法。
  7. 【請求項7】 冷媒の圧縮機と、圧縮された冷媒を凝縮
    させる凝縮器と、凝縮した冷媒を膨張させる膨張弁と、
    膨張した冷媒を蒸発させる蒸発器と、圧縮機−凝縮器−
    膨張弁−蒸発器−圧縮機間に冷媒を循環させる冷媒管路
    と、を具備する空調装置であって;上記膨張弁及び蒸発
    器並びにそれらの周辺の冷媒管路で室内機を構成し、 さらに室内機の蒸発器又は冷媒管路の温度(熱交換器温
    度という)を検知する温度計T1と、 室内機の吸い込み空気温度を検知する温度計T2と、 上記温度計T1の温度をt1、上記温度計T2の温度を
    t2としたとき、t1とt2とを比較演算して上記膨張
    弁の状態を検知する検知手段と、 を備えたことを特徴とする空調装置。
  8. 【請求項8】上記空調装置が冷房OFFモードあるいは
    冷房送風モードのとき、上記検知手段がt2−t1>基
    準値Aでもって上記膨張弁が開いたままロックしている
    ことを検知することを特徴とする請求項1記載の空調装
    置。
  9. 【請求項9】 上記空調装置が冷房ONモードのとき、
    上記検知手段がt2−t1<基準値Bでもって上記膨張
    弁が閉じたままロックしていることを検知することを特
    徴とする請求項1記載の空調装置。
  10. 【請求項10】 上記空調装置が暖房OFFモードある
    いは暖房送風モードのとき、上記検知手段がt1−t2
    >基準値Cでもって上記膨張弁が開いたままロックして
    いることを検知することを特徴とする請求項1記載の空
    調装置。
  11. 【請求項11】 上記空調装置が暖房ONモードのと
    き、上記検知手段がt1−t2<基準値Dでもって上記
    膨張弁が閉じたままロックしていることを検知すること
    を特徴とする請求項1記載の空調装置。
  12. 【請求項12】 上記膨張弁が上記検知手段への接続部
    と、該検知手段により絞り量が制御される絞り部とを有
    する電子膨張弁であることを特徴とする請求項7〜10
    いずれか1項記載の空調装置。
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