JP2000274792A - 空気調和機の制御方法 - Google Patents
空気調和機の制御方法Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 直流ブラシレスモータの極数を判別し、その
極数に合った最適な制御を行う空気調和機の制御方法を
提供する。 【解決手段】 直流ブラシレスモータ制御回路３に、出
力端子31、3nを複数設けて前記直流ブラシレスモータの
回転子の極数に対応して回転数信号を出力する出力端子
の位置を変える一方、前記エアコン制御回路４に、同出
力端子からの回転数信号を入力する入力端子41、4nを同
出力端子に対応して複数設けると共に、同各入力端子の
信号の有無を検出して回転子の極数を判別する極数判別
手段4cと、同各極数に対応する前記制御信号を記憶する
制御信号テーブル4dとを設けたので、回転数信号が入力
される入力端子の位置により直流ブラシレスモータの回
転子の極数を判別し、同回転子の極数に対応して制御信
号テーブルから最適な制御信号を出力することができ、
極数の異なる直流ブラシレスモータを使用しても、最適
な制御を行うことができる。
極数に合った最適な制御を行う空気調和機の制御方法を
提供する。 【解決手段】 直流ブラシレスモータ制御回路３に、出
力端子31、3nを複数設けて前記直流ブラシレスモータの
回転子の極数に対応して回転数信号を出力する出力端子
の位置を変える一方、前記エアコン制御回路４に、同出
力端子からの回転数信号を入力する入力端子41、4nを同
出力端子に対応して複数設けると共に、同各入力端子の
信号の有無を検出して回転子の極数を判別する極数判別
手段4cと、同各極数に対応する前記制御信号を記憶する
制御信号テーブル4dとを設けたので、回転数信号が入力
される入力端子の位置により直流ブラシレスモータの回
転子の極数を判別し、同回転子の極数に対応して制御信
号テーブルから最適な制御信号を出力することができ、
極数の異なる直流ブラシレスモータを使用しても、最適
な制御を行うことができる。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の制御
方法に係わり、とくに、送風機用の直流ブラシレスモー
タの制御に関する。
方法に係わり、とくに、送風機用の直流ブラシレスモー
タの制御に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、少なくとも室内機と室外機とで構
成され、冷凍サイクルを構成する室内熱交換器によって
得られる調和空気を室内に吹き出す室内送風機の直流ブ
ラシレスモータの制御は、図４に示すように、同直流ブ
ラシレスモータ１の図示しない回転子の位置を検出する
位置検出手段２と、同位置検出手段２による位置情報と
前記エアコン制御回路４よりの制御信号とに基づいて前
記直流ブラシレスモータ１の所定の図示しない固定子巻
線に所定の電圧を供給すると共に、前記エアコン制御回
路４に対して回転数信号を出力する直流ブラシレスモー
タ制御回路３とを備え、前記エアコン制御回路４より前
記直流ブラシレスモータ１に適した制御信号を直流ブラ
シレスモータ制御回路３に入力することにより直流ブラ
シレスモータ１の回転を制御するようにしていた。近年
の省エネ、高効率化に対応するため、直流ブラシレスモ
ータの回転子の極数が多極化の方向にある。しかしなが
ら、この多極化に伴って、この直流ブラシレスモータを
最適に制御するには、その極数に合った制御が必要とな
るため、極数を変える毎に、これを最適に制御する制御
信号を出力するためのソフトを変更しなければならなか
った。
成され、冷凍サイクルを構成する室内熱交換器によって
得られる調和空気を室内に吹き出す室内送風機の直流ブ
ラシレスモータの制御は、図４に示すように、同直流ブ
ラシレスモータ１の図示しない回転子の位置を検出する
位置検出手段２と、同位置検出手段２による位置情報と
前記エアコン制御回路４よりの制御信号とに基づいて前
記直流ブラシレスモータ１の所定の図示しない固定子巻
線に所定の電圧を供給すると共に、前記エアコン制御回
路４に対して回転数信号を出力する直流ブラシレスモー
タ制御回路３とを備え、前記エアコン制御回路４より前
記直流ブラシレスモータ１に適した制御信号を直流ブラ
シレスモータ制御回路３に入力することにより直流ブラ
シレスモータ１の回転を制御するようにしていた。近年
の省エネ、高効率化に対応するため、直流ブラシレスモ
ータの回転子の極数が多極化の方向にある。しかしなが
ら、この多極化に伴って、この直流ブラシレスモータを
最適に制御するには、その極数に合った制御が必要とな
るため、極数を変える毎に、これを最適に制御する制御
信号を出力するためのソフトを変更しなければならなか
った。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上述べた問
題点を解決し、直流ブラシレスモータの極数を判別し
て、その極数に合った最適な制御を行う空気調和機の制
御方法を提供することを目的としている。
題点を解決し、直流ブラシレスモータの極数を判別し
て、その極数に合った最適な制御を行う空気調和機の制
御方法を提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、少なくとも室内機と室外機で構成され、冷
凍サイクルを構成する室内熱交換器によって得られる調
和空気を室内に吹き出す室内送風機の直流ブラシレスモ
ータと、同直流ブラシレスモータの回転子の位置を検出
する位置検出手段と、同位置検出手段による位置情報と
エアコン制御回路よりの制御信号とに基づいて前記直流
ブラシレスモータの所定の固定子巻線に所定の電圧を供
給すると共に、前記エアコン制御回路に対して回転数信
号を出力する直流ブラシレスモータ制御回路とを備え、
同直流ブラシレスモータの回転を制御する空気調和機で
あって、前記直流ブラシレスモータ制御回路に、出力端
子を複数設けて前記直流ブラシレスモータの回転子の極
数に対応して回転数信号を出力する出力端子の位置を変
える一方、前記エアコン制御回路に、同出力端子からの
回転数信号を入力する入力端子を同出力端子に対応して
複数設けると共に、同各入力端子の信号の有無を検出し
て回転子の極数を判別する極数判別手段と、同各極数に
対応する前記制御信号を記憶する制御信号テーブルとを
設け、回転数信号が入力される入力端子の位置により直
流ブラシレスモータの回転子の極数を判別し、同回転子
の極数に対応して最適な制御を行うようにした空気調和
機の制御方法としている。
決するため、少なくとも室内機と室外機で構成され、冷
凍サイクルを構成する室内熱交換器によって得られる調
和空気を室内に吹き出す室内送風機の直流ブラシレスモ
ータと、同直流ブラシレスモータの回転子の位置を検出
する位置検出手段と、同位置検出手段による位置情報と
エアコン制御回路よりの制御信号とに基づいて前記直流
ブラシレスモータの所定の固定子巻線に所定の電圧を供
給すると共に、前記エアコン制御回路に対して回転数信
号を出力する直流ブラシレスモータ制御回路とを備え、
同直流ブラシレスモータの回転を制御する空気調和機で
あって、前記直流ブラシレスモータ制御回路に、出力端
子を複数設けて前記直流ブラシレスモータの回転子の極
数に対応して回転数信号を出力する出力端子の位置を変
える一方、前記エアコン制御回路に、同出力端子からの
回転数信号を入力する入力端子を同出力端子に対応して
複数設けると共に、同各入力端子の信号の有無を検出し
て回転子の極数を判別する極数判別手段と、同各極数に
対応する前記制御信号を記憶する制御信号テーブルとを
設け、回転数信号が入力される入力端子の位置により直
流ブラシレスモータの回転子の極数を判別し、同回転子
の極数に対応して最適な制御を行うようにした空気調和
機の制御方法としている。
【０００５】少なくとも室内機と室外機で構成され、冷
凍サイクルを構成する室内熱交換器によって得られる調
和空気を室内に吹き出す室内送風機の直流ブラシレスモ
ータと、同直流ブラシレスモータの回転子の位置を検出
する位置検出手段と、同位置検出手段による位置情報と
エアコン制御回路よりの制御信号とに基づいて前記直流
ブラシレスモータの所定の固定子巻線に所定の電圧を供
給すると共に、前記エアコン制御回路に対して回転数信
号を出力する直流ブラシレスモータ制御回路とを備え、
同直流ブラシレスモータの回転を制御する空気調和機で
あって、前記直流ブラシレスモータ制御回路に、前記直
流ブラシレスモータの回転子の極数を記憶する極数記憶
手段を設けると共に、同極数記憶手段からの極数信号を
出力する極数出力端子を設ける一方、前記エアコン制御
回路に、同極数出力端子に対応する極数入力端子を設け
ると共に、同極数入力端子の極数信号から回転子の極数
を判別する極数判別手段と、同各極数に対応する前記制
御信号を記憶する制御信号テーブルとを設け、入力され
る極数信号により直流ブラシレスモータの回転子の極数
を判別し、同回転子の極数に対応して最適な制御を行う
ようにした空気調和機の制御方法としている。
凍サイクルを構成する室内熱交換器によって得られる調
和空気を室内に吹き出す室内送風機の直流ブラシレスモ
ータと、同直流ブラシレスモータの回転子の位置を検出
する位置検出手段と、同位置検出手段による位置情報と
エアコン制御回路よりの制御信号とに基づいて前記直流
ブラシレスモータの所定の固定子巻線に所定の電圧を供
給すると共に、前記エアコン制御回路に対して回転数信
号を出力する直流ブラシレスモータ制御回路とを備え、
同直流ブラシレスモータの回転を制御する空気調和機で
あって、前記直流ブラシレスモータ制御回路に、前記直
流ブラシレスモータの回転子の極数を記憶する極数記憶
手段を設けると共に、同極数記憶手段からの極数信号を
出力する極数出力端子を設ける一方、前記エアコン制御
回路に、同極数出力端子に対応する極数入力端子を設け
ると共に、同極数入力端子の極数信号から回転子の極数
を判別する極数判別手段と、同各極数に対応する前記制
御信号を記憶する制御信号テーブルとを設け、入力され
る極数信号により直流ブラシレスモータの回転子の極数
を判別し、同回転子の極数に対応して最適な制御を行う
ようにした空気調和機の制御方法としている。
【０００６】前記極数記憶手段がスイッチで構成されて
なる空気調和機の制御方法としている。
なる空気調和機の制御方法としている。
【０００７】
【発明の実施の形態】以上のように、本発明の空気調和
機の制御方法においては、直流ブラシレスモータ制御回
路に、出力端子を複数設けて前記直流ブラシレスモータ
の回転子の極数に対応して回転数信号を出力する出力端
子の位置を変える一方、前記エアコン制御回路に、同出
力端子からの回転数信号を入力する入力端子を同出力端
子に対応して複数設けると共に、同各入力端子の信号の
有無を検出して回転子の極数を判別する極数判別手段
と、同各極数に対応する前記制御信号を記憶する制御信
号テーブルとを設けたので、回転数信号が入力される入
力端子の位置により直流ブラシレスモータの回転子の極
数を判別し、同回転子の極数に対応して制御信号テーブ
ルから最適な制御信号を出力することができ、極数の異
なる直流ブラシレスモータを使用しても、その度に制御
用ソフトを交換する必要がなく、極数に対応して最適な
制御を行うことが可能となる。また、直流ブラシレスモ
ータ制御回路に、前記直流ブラシレスモータの回転子の
極数を記憶する極数記憶手段を設けると共に、同極数記
憶手段からの極数信号を出力する極数出力端子を設ける
一方、前記エアコン制御回路に、同極数出力端子に対応
する極数入力端子を設けると共に、同極数入力端子の極
数信号から回転子の極数を判別する極数判別手段と、同
各極数に対応する前記制御信号を記憶する制御信号テー
ブルとを設けたので、入力される極数信号により直流ブ
ラシレスモータの回転子の極数を判別し、同回転子の極
数に対応して最適な制御信号を出力して最適な制御を行
うことができる。
機の制御方法においては、直流ブラシレスモータ制御回
路に、出力端子を複数設けて前記直流ブラシレスモータ
の回転子の極数に対応して回転数信号を出力する出力端
子の位置を変える一方、前記エアコン制御回路に、同出
力端子からの回転数信号を入力する入力端子を同出力端
子に対応して複数設けると共に、同各入力端子の信号の
有無を検出して回転子の極数を判別する極数判別手段
と、同各極数に対応する前記制御信号を記憶する制御信
号テーブルとを設けたので、回転数信号が入力される入
力端子の位置により直流ブラシレスモータの回転子の極
数を判別し、同回転子の極数に対応して制御信号テーブ
ルから最適な制御信号を出力することができ、極数の異
なる直流ブラシレスモータを使用しても、その度に制御
用ソフトを交換する必要がなく、極数に対応して最適な
制御を行うことが可能となる。また、直流ブラシレスモ
ータ制御回路に、前記直流ブラシレスモータの回転子の
極数を記憶する極数記憶手段を設けると共に、同極数記
憶手段からの極数信号を出力する極数出力端子を設ける
一方、前記エアコン制御回路に、同極数出力端子に対応
する極数入力端子を設けると共に、同極数入力端子の極
数信号から回転子の極数を判別する極数判別手段と、同
各極数に対応する前記制御信号を記憶する制御信号テー
ブルとを設けたので、入力される極数信号により直流ブ
ラシレスモータの回転子の極数を判別し、同回転子の極
数に対応して最適な制御信号を出力して最適な制御を行
うことができる。
【０００８】
【実施例】以下、図面に基づき本発明による空気調和機
の制御方法を詳細に説明する。図１および図２は本発明
による空気調和機の一実施例を示す要部ブロック図、図
３はその動作フローチャートである。図において、１は
直流ブラシレスモータ、２は同直流ブラシレスモータ１
の図示しない回転子の位置を検出する位置検出手段、３
は同位置検出手段２による位置情報とエアコン制御回路
４よりの制御信号とに基づいて前記直流ブラシレスモー
タ１の所定の図示しない固定子巻線に所定の電圧を供給
すると共に、前記エアコン制御回路４に対して回転数信
号を出力する直流ブラシレスモータ制御回路である。ま
た、４は前記エアコン制御回路で、室内機および室外機
の各部を制御している。３１・・３ｎは前記直流ブラシ
レスモータ制御回路３に備える、複数の出力端子であ
る。前記直流ブラシレスモータ１の図示しない回転子の
極数ｎに対応して回転数信号を出力する出力端子３１・
・３ｎの位置を変えるようにしている。また、４１・・
４ｎは前記エアコン制御回路４に前記出力端子３１・・
３ｎに対応して設けられ、同出力端子３１・・３ｎから
の回転数信号を入力する複数の入力端子である。３０は
制御入力端子で、後述の制御出力端子４０と接続され、
エアコン制御回路４からの制御信号を入力している。４
ｃは前記各入力端子４１・・４ｎの信号の有無を検出し
て図示しない回転子の極数ｎを判別する極数判別手段で
ある。４ｄは、前記各極数ｎに対応する前記制御信号を
記憶する制御信号テーブルである。４０は前記制御信号
を出力する前記制御出力端子で、前記制御入力端子３０
と接続される。前記エアコン制御回路４に備える極数判
別手段４ｃは回転数信号の入力される入力端子４１・・
４ｎの位置を検出し、同位置により直流ブラシレスモー
タ１の図示しない回転子の極数ｎを判別している。そし
て、この図示しない回転子の極数ｎに対応して制御信号
テーブル４ｄから最適な制御信号を出力して前記直流ブ
ラシレスモータ制御回路３に入力して極数ｎに合った最
適な制御を行うようにしている。
の制御方法を詳細に説明する。図１および図２は本発明
による空気調和機の一実施例を示す要部ブロック図、図
３はその動作フローチャートである。図において、１は
直流ブラシレスモータ、２は同直流ブラシレスモータ１
の図示しない回転子の位置を検出する位置検出手段、３
は同位置検出手段２による位置情報とエアコン制御回路
４よりの制御信号とに基づいて前記直流ブラシレスモー
タ１の所定の図示しない固定子巻線に所定の電圧を供給
すると共に、前記エアコン制御回路４に対して回転数信
号を出力する直流ブラシレスモータ制御回路である。ま
た、４は前記エアコン制御回路で、室内機および室外機
の各部を制御している。３１・・３ｎは前記直流ブラシ
レスモータ制御回路３に備える、複数の出力端子であ
る。前記直流ブラシレスモータ１の図示しない回転子の
極数ｎに対応して回転数信号を出力する出力端子３１・
・３ｎの位置を変えるようにしている。また、４１・・
４ｎは前記エアコン制御回路４に前記出力端子３１・・
３ｎに対応して設けられ、同出力端子３１・・３ｎから
の回転数信号を入力する複数の入力端子である。３０は
制御入力端子で、後述の制御出力端子４０と接続され、
エアコン制御回路４からの制御信号を入力している。４
ｃは前記各入力端子４１・・４ｎの信号の有無を検出し
て図示しない回転子の極数ｎを判別する極数判別手段で
ある。４ｄは、前記各極数ｎに対応する前記制御信号を
記憶する制御信号テーブルである。４０は前記制御信号
を出力する前記制御出力端子で、前記制御入力端子３０
と接続される。前記エアコン制御回路４に備える極数判
別手段４ｃは回転数信号の入力される入力端子４１・・
４ｎの位置を検出し、同位置により直流ブラシレスモー
タ１の図示しない回転子の極数ｎを判別している。そし
て、この図示しない回転子の極数ｎに対応して制御信号
テーブル４ｄから最適な制御信号を出力して前記直流ブ
ラシレスモータ制御回路３に入力して極数ｎに合った最
適な制御を行うようにしている。
【０００９】図２は本発明による空気調和機の他の実施
例を示す要部ブロック図である。図において、図１と同
一機能は同一記号を使用したので、その説明を省略す
る。３ａは前記直流ブラシレスモータ制御回路３に備
え、回転数信号を出力する出力端子である。３ｃは極数
記憶手段で、前記直流ブラシレスモータ１の図示しない
回転子の極数ｎを記憶している。３ｂは前記極数記憶手
段３ｃからの極数信号を出力する極数出力端子である。
この極数記憶手段３ｃは、例えばロータリースイッチで
構成し、そのコモン端子をＧＮＤレベルとし、同ロータ
リースイッチを所定の位置に合わせることにより、前記
直流ブラシレスモータ制御回路３の所定の端子をＧＮＤ
レベルとすることにより、極数ｎを記憶するようにして
いる。３０は制御入力端子で、後述の制御出力端子４０
と接続され、エアコン制御回路４からの制御信号を入力
している。４ａは前記出力端子３ａと接続され、回転数
信号を入力する入力端子である。４ｂは前記極数出力端
子３ｂに対応する極数入力端子である。４ｃ’は前記極
数入力端子４ｂの極数信号から図示しない回転子の極数
ｎを判別する極数判別手段である。４ｄ’は前記各極数
ｎに対応する前記制御信号を記憶する制御信号テーブル
である。４０は前記制御信号を出力する前記制御出力端
子で、前記制御入力端子３０と接続される。そして、エ
アコン制御回路４の極数判別手段４ｃ’は極数入力端子
４ｂに入力される極数信号により直流ブラシレスモータ
１の図示しない回転子の極数ｎを判別し、同図示しない
回転子の極数ｎに対応して制御信号テーブル４ｄ’から
最適な制御信号を出力し、前記直流ブラシレスモータ制
御回路３に入力することにより、極数ｎに合った最適な
制御を行うようにしている。
例を示す要部ブロック図である。図において、図１と同
一機能は同一記号を使用したので、その説明を省略す
る。３ａは前記直流ブラシレスモータ制御回路３に備
え、回転数信号を出力する出力端子である。３ｃは極数
記憶手段で、前記直流ブラシレスモータ１の図示しない
回転子の極数ｎを記憶している。３ｂは前記極数記憶手
段３ｃからの極数信号を出力する極数出力端子である。
この極数記憶手段３ｃは、例えばロータリースイッチで
構成し、そのコモン端子をＧＮＤレベルとし、同ロータ
リースイッチを所定の位置に合わせることにより、前記
直流ブラシレスモータ制御回路３の所定の端子をＧＮＤ
レベルとすることにより、極数ｎを記憶するようにして
いる。３０は制御入力端子で、後述の制御出力端子４０
と接続され、エアコン制御回路４からの制御信号を入力
している。４ａは前記出力端子３ａと接続され、回転数
信号を入力する入力端子である。４ｂは前記極数出力端
子３ｂに対応する極数入力端子である。４ｃ’は前記極
数入力端子４ｂの極数信号から図示しない回転子の極数
ｎを判別する極数判別手段である。４ｄ’は前記各極数
ｎに対応する前記制御信号を記憶する制御信号テーブル
である。４０は前記制御信号を出力する前記制御出力端
子で、前記制御入力端子３０と接続される。そして、エ
アコン制御回路４の極数判別手段４ｃ’は極数入力端子
４ｂに入力される極数信号により直流ブラシレスモータ
１の図示しない回転子の極数ｎを判別し、同図示しない
回転子の極数ｎに対応して制御信号テーブル４ｄ’から
最適な制御信号を出力し、前記直流ブラシレスモータ制
御回路３に入力することにより、極数ｎに合った最適な
制御を行うようにしている。
【００１０】以上の構成から、つぎに、その動作を説明
する。図３−（Ａ）は、図１に対応した動作フローチャ
ート、図３−（Ｂ）は図２に対応した動作フローチャー
トである。まず、図１の実施例の動作について図３−
（Ａ）の動作フローチャートを参照して説明する。空気
調和機の運転が開始されると、直流ブラシレスモータ制
御回路３の出力端子３１・・３ｎのいずれかから回転数
信号が出力され、入力端子４１、４２、・・４ｎのいず
れかに入力される（ＳＴ１）。極数判別手段４ｃが、各
入力端子４１、４２、・・４ｎのレベルを検出し、どの
入力端子４１、４２、・・４ｎに回転数信号が入力され
るているかを判別して、その信号の入力されている入力
端子の位置によって直流ブラシレスモータ１の回転子の
極数ｎを判別する（ＳＴ２）。つぎに、この判別された
極数ｎに対応する制御信号テーブル４ｄを選択（ＳＴ
３、ＳＴ４）し、制御信号を出力して直流ブラシレスモ
ータ制御回路３に入力（ＳＴ５）する。
する。図３−（Ａ）は、図１に対応した動作フローチャ
ート、図３−（Ｂ）は図２に対応した動作フローチャー
トである。まず、図１の実施例の動作について図３−
（Ａ）の動作フローチャートを参照して説明する。空気
調和機の運転が開始されると、直流ブラシレスモータ制
御回路３の出力端子３１・・３ｎのいずれかから回転数
信号が出力され、入力端子４１、４２、・・４ｎのいず
れかに入力される（ＳＴ１）。極数判別手段４ｃが、各
入力端子４１、４２、・・４ｎのレベルを検出し、どの
入力端子４１、４２、・・４ｎに回転数信号が入力され
るているかを判別して、その信号の入力されている入力
端子の位置によって直流ブラシレスモータ１の回転子の
極数ｎを判別する（ＳＴ２）。つぎに、この判別された
極数ｎに対応する制御信号テーブル４ｄを選択（ＳＴ
３、ＳＴ４）し、制御信号を出力して直流ブラシレスモ
ータ制御回路３に入力（ＳＴ５）する。
【００１１】つぎに、図２の実施例の動作について図３
−（Ｂ）の動作フローチャートを参照して説明する。空
気調和機の運転が開始されると、直流ブラシレスモータ
制御回路３は極数記憶手段３ｃに記憶される回転子の極
数を読み出し（ＳＴ１’）、極数出力端子３ｂから回転
子の極数信号を出力して入力端子４ｂに入力される（Ｓ
Ｔ２’）。極数判別手段４ｃ’が、この極数信号から直
流ブラシレスモータ１の回転子の極数ｎを判別する（Ｓ
Ｔ３’）。つぎに、この判別された極数ｎに対応する制
御信号テーブル４ｄ’を選択（ＳＴ４’、ＳＴ５’）
し、制御信号を制御出力端子４０を介して出力し、制御
入力端子３０を介して直流ブラシレスモータ制御回路３
に入力する（ＳＴ６’）。
−（Ｂ）の動作フローチャートを参照して説明する。空
気調和機の運転が開始されると、直流ブラシレスモータ
制御回路３は極数記憶手段３ｃに記憶される回転子の極
数を読み出し（ＳＴ１’）、極数出力端子３ｂから回転
子の極数信号を出力して入力端子４ｂに入力される（Ｓ
Ｔ２’）。極数判別手段４ｃ’が、この極数信号から直
流ブラシレスモータ１の回転子の極数ｎを判別する（Ｓ
Ｔ３’）。つぎに、この判別された極数ｎに対応する制
御信号テーブル４ｄ’を選択（ＳＴ４’、ＳＴ５’）
し、制御信号を制御出力端子４０を介して出力し、制御
入力端子３０を介して直流ブラシレスモータ制御回路３
に入力する（ＳＴ６’）。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による空気
調和機の制御方法によれば、直流ブラシレスモータ制御
回路に、出力端子を複数設けて前記直流ブラシレスモー
タの回転子の極数に対応して回転数信号を出力する出力
端子の位置を変える一方、前記エアコン制御回路に、同
出力端子からの回転数信号を入力する入力端子を同出力
端子に対応して複数設けると共に、同各入力端子の信号
の有無を検出して回転子の極数を判別する極数判別手段
と、同各極数に対応する前記制御信号を記憶する制御信
号テーブルとを設けたので、回転数信号が入力される入
力端子の位置により直流ブラシレスモータの回転子の極
数を判別し、同回転子の極数に対応して制御信号テーブ
ルから最適な制御信号を出力することができ、極数の異
なる直流ブラシレスモータを使用しても、その度に制御
用ソフトを交換する必要がなく、極数に対応して最適な
制御を行うことが可能となる。また、直流ブラシレスモ
ータ制御回路に、前記直流ブラシレスモータの回転子の
極数を記憶する極数記憶手段を設けると共に、同極数記
憶手段からの極数信号を出力する極数出力端子を設ける
一方、前記エアコン制御回路に、同極数出力端子に対応
する極数入力端子を設けると共に、同極数入力端子の極
数信号から回転子の極数を判別する極数判別手段と、同
各極数に対応する前記制御信号を記憶する制御信号テー
ブルとを設けたので、入力される極数信号により直流ブ
ラシレスモータの回転子の極数を判別し、同回転子の極
数に対応して最適な制御信号を出力して最適な制御を行
うことができる。
調和機の制御方法によれば、直流ブラシレスモータ制御
回路に、出力端子を複数設けて前記直流ブラシレスモー
タの回転子の極数に対応して回転数信号を出力する出力
端子の位置を変える一方、前記エアコン制御回路に、同
出力端子からの回転数信号を入力する入力端子を同出力
端子に対応して複数設けると共に、同各入力端子の信号
の有無を検出して回転子の極数を判別する極数判別手段
と、同各極数に対応する前記制御信号を記憶する制御信
号テーブルとを設けたので、回転数信号が入力される入
力端子の位置により直流ブラシレスモータの回転子の極
数を判別し、同回転子の極数に対応して制御信号テーブ
ルから最適な制御信号を出力することができ、極数の異
なる直流ブラシレスモータを使用しても、その度に制御
用ソフトを交換する必要がなく、極数に対応して最適な
制御を行うことが可能となる。また、直流ブラシレスモ
ータ制御回路に、前記直流ブラシレスモータの回転子の
極数を記憶する極数記憶手段を設けると共に、同極数記
憶手段からの極数信号を出力する極数出力端子を設ける
一方、前記エアコン制御回路に、同極数出力端子に対応
する極数入力端子を設けると共に、同極数入力端子の極
数信号から回転子の極数を判別する極数判別手段と、同
各極数に対応する前記制御信号を記憶する制御信号テー
ブルとを設けたので、入力される極数信号により直流ブ
ラシレスモータの回転子の極数を判別し、同回転子の極
数に対応して最適な制御信号を出力して最適な制御を行
うことができる。
【図１】本発明による空気調和機の制御方法の一実施例
を示す要部ブロック図である。
を示す要部ブロック図である。
【図２】本発明による空気調和機の制御方法の他の実施
例を示す要部ブロック図である。
例を示す要部ブロック図である。
【図３】本発明による空気調和機の動作を説明するため
の動作フローチャートである。
の動作フローチャートである。
【図４】従来の空気調和機の制御方法を示す要部ブロッ
ク図である。
ク図である。
１ 直流ブラシレスモータ ２ 位置検出手段 ３ 直流ブラシレスモータ制御回路 ３ａ、３１・・３ｎ 出力端子 ３ｂ 極数出力端子 ３ｃ 極数記憶手段 ３０ 制御入力端子 ４ エアコン制御回路 ４ａ、４１・・４ｎ 入力端子 ４ｂ 極数入力端子 ４ｃ、４ｃ’ 極数判別手段 ４ｄ、４ｄ’ 制御信号テーブル ４０ 制御出力端子
Claims (3)
- 【請求項１】 少なくとも室内機と室外機で構成され、
冷凍サイクルを構成する室内熱交換器によって得られる
調和空気を室内に吹き出す室内送風機の直流ブラシレス
モータと、同直流ブラシレスモータの回転子の位置を検
出する位置検出手段と、同位置検出手段による位置情報
とエアコン制御回路よりの制御信号とに基づいて前記直
流ブラシレスモータの所定の固定子巻線に所定の電圧を
供給すると共に、前記エアコン制御回路に対して回転数
信号を出力する直流ブラシレスモータ制御回路とを備
え、同直流ブラシレスモータの回転を制御する空気調和
機であって、 前記直流ブラシレスモータ制御回路に、出力端子を複数
設けて前記直流ブラシレスモータの回転子の極数に対応
して回転数信号を出力する出力端子の位置を変える一
方、前記エアコン制御回路に、同出力端子からの回転数
信号を入力する入力端子を同出力端子に対応して複数設
けると共に、同各入力端子の信号の有無を検出して回転
子の極数を判別する極数判別手段と、同各極数に対応す
る前記制御信号を記憶する制御信号テーブルとを設け、
回転数信号が入力される入力端子の位置により直流ブラ
シレスモータの回転子の極数を判別し、同回転子の極数
に対応して最適な制御を行うようにしたことを特徴とす
る空気調和機の制御方法。 - 【請求項２】 少なくとも室内機と室外機で構成され、
冷凍サイクルを構成する室内熱交換器によって得られる
調和空気を室内に吹き出す室内送風機の直流ブラシレス
モータと、同直流ブラシレスモータの回転子の位置を検
出する位置検出手段と、同位置検出手段による位置情報
とエアコン制御回路よりの制御信号とに基づいて前記直
流ブラシレスモータの所定の固定子巻線に所定の電圧を
供給すると共に、前記エアコン制御回路に対して回転数
信号を出力する直流ブラシレスモータ制御回路とを備
え、同直流ブラシレスモータの回転を制御する空気調和
機であって、 前記直流ブラシレスモータ制御回路に、前記直流ブラシ
レスモータの回転子の極数を記憶する極数記憶手段を設
けると共に、同極数記憶手段からの極数信号を出力する
極数出力端子を設ける一方、前記エアコン制御回路に、
同極数出力端子に対応する極数入力端子を設けると共
に、同極数入力端子の極数信号から回転子の極数を判別
する極数判別手段と、同各極数に対応する前記制御信号
を記憶する制御信号テーブルとを設け、入力される極数
信号により直流ブラシレスモータの回転子の極数を判別
し、同回転子の極数に対応して最適な制御を行うように
したことを特徴とする空気調和機の制御方法。 - 【請求項３】 前記極数記憶手段がスイッチで構成され
ていることを特徴とする請求項２記載の空気調和機の制
御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11075313A JP2000274792A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 空気調和機の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11075313A JP2000274792A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 空気調和機の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000274792A true JP2000274792A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13572655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11075313A Pending JP2000274792A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 空気調和機の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000274792A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007022815A1 (de) * | 2005-08-26 | 2007-03-01 | Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg | Motorische verstelleinheit für ein kraftfahrzeug und verfahren zum betrieb einer solchen |
| JP2007151305A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Toshiba Kyaria Kk | インバータ装置とその制御方法及び冷凍サイクル装置 |
| CN107592049A (zh) * | 2017-09-08 | 2018-01-16 | 北京无线电测量研究所 | 一种永磁同步电机极对数检测方法及系统 |
| CN110319548A (zh) * | 2019-07-17 | 2019-10-11 | 广东美的制冷设备有限公司 | 转速控制方法、装置、空调器和计算机可读存储介质 |
-
1999
- 1999-03-19 JP JP11075313A patent/JP2000274792A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007022815A1 (de) * | 2005-08-26 | 2007-03-01 | Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg | Motorische verstelleinheit für ein kraftfahrzeug und verfahren zum betrieb einer solchen |
| JP2007151305A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Toshiba Kyaria Kk | インバータ装置とその制御方法及び冷凍サイクル装置 |
| CN107592049A (zh) * | 2017-09-08 | 2018-01-16 | 北京无线电测量研究所 | 一种永磁同步电机极对数检测方法及系统 |
| CN110319548A (zh) * | 2019-07-17 | 2019-10-11 | 广东美的制冷设备有限公司 | 转速控制方法、装置、空调器和计算机可读存储介质 |
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