JP2000272788A - フィルム給送装置 - Google Patents

フィルム給送装置

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JP2000272788A
JP2000272788A JP11081907A JP8190799A JP2000272788A JP 2000272788 A JP2000272788 A JP 2000272788A JP 11081907 A JP11081907 A JP 11081907A JP 8190799 A JP8190799 A JP 8190799A JP 2000272788 A JP2000272788 A JP 2000272788A
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roller
guide
stopper
fitting groove
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Hiroshi Hayashi
弘志 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給送するフィルムの先端部を巻き取りローラ
に容易に装着でき、ローラの交換作業等の自動化を容易
に行う。 【解決手段】 巻き取りローラ24のローラコアは、コ
ア本体100と止め具200より構成される。コア本体
100は、フィルム12を巻回する外周部に嵌合溝条部
110を有する。止め具200は、嵌合溝条部110に
フィルム12を介して嵌合装着される。止め具200に
は、一対の第1ガイドローラ220が揺動可能に設けら
れ、嵌合溝条部110には、第2ガイドローラ120の
間に挿入される第1ガイドローラ220が設けられてい
る。止め具200にはカッタ部材250を有し、嵌合溝
条部110側には、カッタ溝150が形成されている。
止め具200を嵌合溝条部110に圧入することで、フ
ィルム12の皺を防止しながら装着と切断を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繰り出しローラか
ら繰り出したフィルムをガイド機構部を経て給送し、前
記フィルムに所定の処理を施した後、巻き取りローラに
よって巻き取るフィルム給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、フィルムに真空成膜を行う成
膜装置においては、真空槽に配置したフィルム給送装置
によって繰り出しローラに巻回されたフィルムを順次繰
り出してメインローラに巻回給送し、このメインロール
の周囲に配置したイオンソースからフィルムの表面にイ
オンを供給して成膜を行う。そして、成膜後のフィルム
を巻き取りローラによって巻き取るようになっている。
このような成膜装置では、成膜作業を行う準備として、
繰り出しローラから繰り出したフィルムを走行系に通し
て最終的に巻き取りローラに装着するが、この作業は、
従来手作業によって行っていた。
【0003】例えば図14(A)に示すように、巻き取
りローラのコア2に予めアルコール、水、石鹸水、糊等
の液体を塗り、その上にフィルム4を置き、所定の位置
でカッタ6等を用いてフィルム4のみを切る。そして、
図14(B)に示すように、フィルム4に皺が出ないよ
うにして、手作業によって横方向、斜め方向にフィルム
4を撫でて内部の空気や液体を押し出し、その後、巻き
取りローラを回転させて巻き取りを開始する。そして、
数回巻いたところで、フィルムの装着作業を終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のフィルム装着作業は、人手で行うため、作
業者の熟練を要するという問題があった。また、上述の
ようにフィルム装着作業が微妙な作業者の感覚を必要と
するものであるため、繰り出しローラと巻き取りローラ
の交換作業を自動化することが困難であり、これを実現
するためには、極めて高度な技術が必要となる。そし
て、このような自動化が困難であるため、繰り出しロー
ラと巻き取りローラの交換作業を真空中で行うことが困
難である。
【0005】また、仮に上述のような作業を自動化で
き、真空槽内で行うことが可能となった場合でも、真空
槽の排気や塵芥等の問題から、上述したアルコール等の
液体を予めコアに塗って真空槽内に配置することは困難
である。また、上述のようなフィルムの巻き取りローラ
への装着を両面テープを用いた場合には、両面テープの
上にフィルムが巻き付き、寝押しによって両面テープの
形状がフィルムに転写されてしまう問題がある。
【0006】そこで本発明の目的は、給送するフィルム
の先端部を巻き取りローラに容易に装着でき、ローラの
交換作業等の自動化を容易に行うことができるフィルム
給送装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、繰り出しローラから繰り出したフィルムをガ
イド機構部を経て給送し、前記フィルムに所定の処理を
施した後、巻き取りローラによって巻き取るフィルム給
送装置において、前記巻き取りローラは、フィルムを保
持して巻き取るローラコアを有し、前記ローラコアは、
前記フィルムを巻回する外周部に前記巻き取りローラの
軸方向に直線状に形成された嵌合溝条部を有するコア本
体と、前記コア本体の嵌合溝条部にフィルムを介して嵌
合装着されるとともに、前記嵌合溝条部との間でフィル
ムを挟み込んで係止する止め具とを有し、前記止め具
は、前記嵌合溝条部を閉蓋して前記コア本体の外周部を
構成する蓋部を有するとともに、前記蓋部の内側には、
前記止め具の嵌合操作によって前記フィルムをその幅方
向に平坦な面で前記嵌合溝条部内に押し込むことによ
り、前記フィルムの幅方向に均一な張力を付与し、前記
フィルムを幅方向に平坦にガイドする第1ガイド部材が
設けられ、さらに前記止め具をフィルムを介して嵌合溝
条部に嵌合装着した場合に、前記フィルムの先端部側に
位置するコア本体と止め具との対向部に、前記止め具の
嵌合操作によって前記フィルムの先端部を切断する切断
機構が設けられていることを特徴とする。
【0008】本発明のフィルム給送装置において、巻き
取りローラのローラコアは、コア本体の嵌合溝条部に止
め具を装着することにより、コア本体の外周部と止め具
の蓋部の外周部で、フィルムを巻き取るのに有効な円形
の外周面を形成できる。また、フィルムを介して止め具
をコア本体の嵌合溝条部内に押圧挿入することにより、
フィルムが止め具の第1ガイド部材によって幅方向に均
一な張力を付与され、皺のない状態で嵌合溝条部に押し
込まれ、止め具がコア本体の嵌合溝条部に完全に嵌合す
るることにより、止め具と嵌合溝条部との間にフィルム
が挟み込まれ、係止される。また、このような止め具を
嵌合溝条部に装着する作業により、フィルムの先端部側
に位置するコア本体と止め具との対向部に設けた切断機
構により、フィルムの先端部が切断される。
【0009】以上のような簡単な動作により、巻き取り
ローラにフィルムの先端部を適正に装着でき、また、同
時に不要なフィルムの先端部を除去できる。したがっ
て、このような動作を自動化することも容易であり、例
えば本フィルム給送装置を真空成膜装置で用いる場合
に、真空槽内で巻き取りローラへのフィルムの装着や巻
き取りローラの交換を行うことも可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるフィルム給送
装置の実施の形態について説明する。図1は、本発明に
よるフィルム給送装置に設けられる巻き取りローラのロ
ーラコアを第1の例を示す分解斜視図であり、図2は、
図1に示すローラコアのコア本体と止め具との嵌合構造
を拡大して示す要部断面図である。また、図3〜図6
は、図1に示すローラコアのコア本体と止め具との嵌合
装着時の動作を示す要部断面図である。また、図7は、
本例のフィルム給送装置を設けた真空成膜装置の構造例
を示す概略構成図である。まず、本例のフィルム給送装
置を説明する前に、図7に示す真空成膜装置について説
明する。
【0011】図7に示すように、この真空成膜装置で
は、真空槽10に配置したフィルム給送装置によって給
送される例えば合成樹脂製のフィルム12に対し、スパ
ッタ、蒸着、CVD、イオンプレーディング、エッチン
グ等の成膜作業を行うものである。フィルム給送装置
は、フィルム12を送り出す繰り出しローラ20と、こ
の繰り出されたフィルム12を巻回して成膜作業を行う
ためのメインローラ22と、メインローラ22から給送
される成膜後のフィルム12を巻き取る巻き取りローラ
24と、繰り出しローラ20とメインローラ22との間
及びメインローラ22と巻き取りローラ24との間でフ
ィルム12を給送ガイドする複数のガイドローラ26を
含むガイド機構部とを有して構成されている。メインロ
ーラ22の周囲には、複数のイオンソース14が設けら
れ、メインローラ22に巻回されて給送されるフィルム
12の表面にイオンを供給して成膜を行う。また、真空
槽10には排気ポンプ18が設けられ、真空槽10内を
真空に制御して成膜作業を行う。
【0012】次に、本例のフィルム給送装置に設けられ
る巻き取りローラの構成について図1、図2に基づいて
説明する。本例の巻き取りローラ24において、フィル
ム12を保持して巻き取るローラコアは、コア本体10
0と止め具200より構成されている。コア本体100
は、金属または合成樹脂等による円筒状に形成されてお
り、フィルム12を巻回する外周部に、巻き取りローラ
の軸方向に全長にわたって直線状に形成された嵌合溝条
部110を有する。
【0013】一方、止め具200は、コア本体100の
嵌合溝条部110にフィルム12を介して嵌合装着さ
れ、嵌合溝条部110との間でフィルム12を挟み込ん
で係止する。止め具200は、嵌合溝条部110を閉蓋
してコア本体100の外周部を構成する蓋部210を有
する。この蓋部210は、金属または合成樹脂等により
形成され、嵌合溝条部110に装着されることで、コア
本体100の外周面と一体の外周面を構成するものであ
る。また、蓋部210の内側には、止め具200の嵌合
操作によってフィルム12を幅方向に平坦な面で嵌合溝
条部110内に押し込む第1ガイド部材としての一対の
第1ガイドローラ220と、これら第1ガイドローラ2
20を回転自在に支持する第1支持部材としての支持ロ
ッド230が設けられている。
【0014】各第1ガイドローラ220は、ゴム、合成
樹脂、または金属等よりなり、巻き取りローラの軸方向
に沿って軸を有する円柱状に形成されている。また、各
第1支持ロッド230は、それぞれ先端に第1ガイドロ
ーラ220が回転自在に軸着されており、止め具200
を嵌合溝条部110に装着する際に、フィルムを嵌合溝
条部110の奥部に押し込むように第1ガイドローラ2
20を支持するものである。また、各支持ロッド230
の基端部は、一対の第1ガイドローラ220の間隔が拡
縮する方向に蓋部210の内側部に揺動自在に軸支され
ている。また、一対の第1支持ロッド230の基端部の
間には、引っ張りコイルバネ(バネ手段)240が張架
されており、各第1ガイドローラ220の間隔が開いた
場合に、各第1ガイドローラ220同士を近づける方向
に第1支持ロッド230を付勢している。
【0015】一方、コア本体100の嵌合溝条部110
の内部には、第2ガイド部材である第2ガイドローラ1
20と、この第2ガイドローラ120を支持する第2支
持部材としての支持ロッド130が設けられている。第
2ガイドローラ120は、ゴム、合成樹脂、または金属
等よりなり、巻き取りローラの軸方向に沿って軸を有す
る円柱状に形成されている。また、支持ロッド130
は、嵌合溝条部110の奥壁面に立設されており、先端
部に第2ガイドローラ120を例えば固定状態または回
転自在に支持したものであり、嵌合溝条部110の中央
部に第2ガイドローラ120を配置するよう支持してい
る。第2ガイドローラ120は、止め具200を嵌合溝
条部110に嵌合装着する際に、上述した第1ガイドロ
ーラ220の間に挿入され、第1ガイドローラ220の
間に張架されたフィルム12を各第1ガイドローラ22
0の間に押し込んむことにより、フィルム12にさらな
る張力を付与するものである。
【0016】止め具200を嵌合溝条部110に嵌合装
着する際に、第1ガイドローラ220が第2ガイドロー
ラ120の外周部にフィルム12を介して圧接して回転
変位し、第2ガイドローラ120の外周部に沿って嵌合
溝条部110の奥部に配置される。さらに止め具200
の蓋部210には、フィルム12の先端部を切断するカ
ッタ部材250が設けられている。このカッタ部材25
0は、金属、合成樹脂、またはセラミックス等から形成
され、巻き取りローラの軸方向に沿って直線線状に形成
されたものである。また、このカッタ部材250は、蓋
部210の内壁であって、フィルム12の先端部に対応
する側の縁部近傍位置に、嵌合溝条部110側に向けて
突設されている。
【0017】一方、嵌合溝条部110には、蓋部210
のカッタ部材250に対向して段部140が形成されて
おり、この段部140にカッタ部材250の先端が挿入
されるカッタ溝150が形成されている。すなわち、本
例では、蓋部210の内壁と段部140によって構成さ
れる対向部の一方にカッタ部材250を設け、他方にカ
ッタ溝150を設けたものである。なお、本例では、止
め具200側にカッタ部材250を設け、嵌合溝条部1
10側にカッタ溝150を設けたが、フィルム12を切
断する切断機構としては、この反対に止め具200側に
カッタ溝を設け、嵌合溝条部110側にカッタ部材を設
けてもよい。
【0018】次に、図3〜図6に基づいて、本例におけ
るコア本体100と止め具200の装着動作について説
明する。まず、図3に示すように、コア本体100の嵌
合溝条部110を覆うような状態で、コア本体100の
外周部にフィルム12を配置する。次に、止め具200
をコア本体100の嵌合溝条部110に挿入する。ま
ず、図4に示すように、各第1ガイドローラ220によ
ってフィルム12が嵌合溝条部110内に押し込まれ
る。ここで、フィルム12は、2つの第1ガイドローラ
220によって幅方向に均一な張力を受け、弛み等が除
去される。
【0019】そして、各第1ガイドローラ220が第2
ガイドローラ120に到達すると、図5に示すように、
各第1ガイドローラ220が第2ガイドローラ120の
外周に沿って拡開するとともに、各第1ガイドローラ2
20の間に第2ガイドローラ120が進入する。これに
より各第1ガイドローラ220の間に張架されているフ
ィルム12は、第2ガイドローラ120に押圧されて、
さらに幅方向に均一な張力が付与され、弛み等が除去さ
れる。したがって、このような止め具200の装着動作
によってフィルム12が各ローラ120、220の幅方
向に真直な面によってガイドされ、弛み等が除去され、
皺のない状態で、コア本体100の外周面に密着した状
態で配置される。
【0020】次に、止め具200をさらに押し込むこと
で、図6に示すように、各第1ガイドローラ220が嵌
合溝条部110の最奥部に配置され、各第1ガイドロー
ラ220及び支持ロッド230によって第2ガイドロー
ラ120を抱き込むような状態に配置される。これと同
時に、カッタ部材250がカッタ溝150に進入し、こ
の部分でフィルム12が切断される。なお、図5に示す
段階で、フィルム12は、段部140に斜めに張架され
た状態となり、図6に示す段階で、その中間部にカッタ
部材250が当たって切断される。このようにして、フ
ィルム12を止め具200と嵌合溝条部110との間に
挟着保持し、かつ、フィルム12の端部を所定位置で切
断できる。
【0021】この後、切断されたフィルム12の先端側
の部分12Aを嵌合溝条部110と止め具200との間
から抜き取り、巻き取りローラを所定回数回転して、ロ
ーラコアの外周にフィルム12を巻き付けることによ
り、装着作業を完了する。また、止め具200を外す時
には、装着時と逆の動作で止め具200を引くことによ
り、簡単に止め具200をコア本体100の嵌合溝条部
110より離脱でき、残ったフィルム12を取り外すこ
とができる。以上のように、本例では、コア本体100
の嵌合溝条部110に止め具200を押し込むという作
業だけで、フィルム12を皺のない状態で容易に巻き取
りローラに装着することができる。
【0022】次に、以上のような巻き取りローラの変形
例について説明する。なお、以下の説明において、上述
した例と共通の構成については、同一の符号を付して説
明は省略する。図8は、巻き取りローラの第1の変形例
を示す要部断面図である。この例では、コア本体100
の嵌合溝条部110と止め具200において、フィルム
12の入口側(フィルム12の先端側と反対側)を、互
いに円弧面110A及び200Aとしたものである。こ
の円弧面110A及び200Aによってフィルム12を
滑らかに嵌合溝条部110と止め具200との挟着部に
導くことができ、装着時のフィルム12のダメージを軽
減できるとともに、フィルム12の皺をさらに有効に除
去することが可能となる。
【0023】図9は、巻き取りローラの第2の変形例を
示す要部断面図である。この例では、第1、第2ガイド
部材として、上述したローラ120、220及び支持ロ
ッド130、230の代わりに、一定の弾性を有するガ
イド体160、260を設けたものである。コア本体1
00側のガイド体160は、嵌合溝条部110の中央部
に設けられており、先端側に円形断面を有するガイド部
160Aを有し、その基端側にガイド部160Aより細
径のネック部160Bを設けたものである。ガイド部1
60A及びネック部160Bは、巻き取りローラの軸方
向に等しい断面を有するものであり、コア本体100と
一体に形成され、例えば、金属や合成樹脂による弾性を
有するものである。
【0024】一方、止め具200側のガイド体260
は、蓋部210の内側に2つ設けられており、それぞれ
先端側に円形断面を有するガイド部260Aを有し、そ
の基端側にガイド部260Aより細径のネック部260
Bを設けたものである。ガイド部260A及びネック部
260Bは、巻き取りローラの軸方向に等しい断面を有
するものであり、蓋部210と一体に形成され、例え
ば、金属や合成樹脂による弾性を有するものである。こ
のような構成においても、止め具200をコア本体10
0の嵌合溝条部110に押し込むことにより、各ガイド
部160A、260Aによってフィルム12の皺を伸ば
しながら簡単に係止でき、また、上記例と同様の切断機
構によってフィルム12の先端部を適正に切断できる。
【0025】図10は、巻き取りローラの第3の変形例
を示す要部断面図である。この例では、コア本体100
の嵌合溝条部110側の第2ガイドローラ120及び支
持ロッド130を削除し、嵌合溝条部110の内壁面に
止め具200側の各第1ガイドローラ220をそれぞれ
ガイドするガイド面170を形成したものである。一
方、止め具100は、各第1ガイドローラ220の支持
ロッド230を付勢する引っ張りコイルバネ240の代
わりに圧縮コイルバネ270を設け、各第1ガイドロー
ラ220を外側に付勢して、嵌合溝条部110の各ガイ
ド面170に圧接するようにしたものである。このよう
な構成においても、止め具200をコア本体100の嵌
合溝条部110に押し込むことにより、各ガイド面17
0と第1ガイドローラ220によってフィルム12の皺
を伸ばしながら簡単に係止でき、また、上記例と同様の
切断機構によってフィルム12の先端部を適正に切断で
きる。
【0026】図11は、巻き取りローラの第4の変形例
を示す要部断面図である。この例では、止め具100側
のガイド部材としてブロック状のガイド体280を蓋部
210に一体形成したものである。ガイド体280は、
先端側に台形状の断面を有するガイド部280Aを有す
るとともに、基端側に細径のネック部280Bを有する
ものである。ガイド部280A及びネック部280B
は、巻き取りローラの軸方向に等しい断面を有するもの
であり、蓋部210と一体に形成され、例えば、金属や
合成樹脂による弾性を有するものである。一方、コア本
体100の嵌合溝条部110は、止め具100側のガイ
ド体280の断面形状を有するものである。
【0027】このような構造において、止め具100の
ガイド部280Aを嵌合溝条部110に圧入することに
より、ガイド部280Aの両側の爪部282と嵌合溝条
部110の内壁に形成された爪部182とが弾性的に変
形して互いに係合し、止め具100が嵌合溝条部110
に固定される。ガイド部280Aの先端面は、そのコー
ナ部がフィルム12をガイドする滑らかな曲面状に形成
され、フィルム12の皺を伸ばしながら、フィルム12
を嵌合溝条部110内に押し込んで固着する。また、上
記例と同様の切断機構によってフィルム12の先端部を
適正に切断できる。また、止め具100を取り外す場合
には、巻き取りローラの軸方向に止め具100をスライ
ドさせることにより、取り外すことができる。
【0028】次に、以上のような巻き取りローラを有す
るフィルム給送装置の応用例について説明する。図1
2、図13は、この応用例によるフィルム給送装置を設
けた真空成膜装置の構造例を示す概略構成図である。な
お、図7に示す構成と共通の要素については同一符号を
付して説明は省略する。本例のフィルム給送装置におい
ては、真空槽10内に2つの繰り出しローラ20A、2
0Bと、2つの巻き取りローラ24A、24Bを設置
し、繰り出しローラ20A、20B及び巻き取りローラ
24A、24Bの交換を自動的に行うようにしたもので
ある。
【0029】まず、フィルムの繰り出し側では、2つの
繰り出しローラ20A、20Bは、真空槽10内に配置
された取付け部材30に支持され、フィルム12の走行
方向に沿って並列に設けられ、各繰り出しローラ20
A、20Bを順番に選択してフィルムの繰り出すように
なっている。また、真空槽10内には、繰り出しローラ
20A、20Bからフィルム12を順番に引き出してガ
イドローラ26等によるガイド機構部に供給する図示し
ない自動繰り出し機構が設けられている。
【0030】この自動繰り出し機構は、例えば、図12
に示すように、繰り出し方向の前方に配置される繰り出
しローラ20Aのフィルム12を先に繰り出していき、
このフィルム12が終端部に近づいた段階で、繰り出し
方向の後方に配置される繰り出しローラ20Bのフィル
ム12の先端部を引き出して前方の繰り出しローラ20
Aのフィルム12の終端部に接着等により接合すること
で、図13に示すように、後方の繰り出しローラ20B
のフィルム12を継続して供給できるようにするもので
ある。なお、前方の繰り出しローラ20Aよりフィルム
12に後方の繰り出しローラ20Bのフィルム12を結
合した時点で、図示しない切断機構によって前方の繰り
出しローラ20Aよりフィルムを分離する。また、2つ
の繰り出しローラ20A、20Bのフィルム12の接合
部は、巻き取り側で適宜切断して除去するようにする。
【0031】このような構成により、2つの繰り出しロ
ーラ20A、20Bを真空槽10内にセットするととも
に、予め前方の繰り出しローラ20Aのフィルムを通紙
作業(フィルム通し作業)によってガイド機構、メイン
ローラ22を通して巻き取り側に装着した後、真空槽1
0内の排気等を行う。そして、前方の繰り出しローラ2
0Aのフィルムを繰り出していき、この繰り出しローラ
20Aのフィルムが終端部に近づいた時点で、上述の自
動繰り出し機構によって、後方の繰り出しローラ20B
のフィルムを繰り出しローラ20Aのフィルムにつなげ
ることにより、繰り出し作業を継続する。このようにし
て、一旦通紙作業を行った後は、複数の繰り出しローラ
20A、20Bからフィルムを連続的に繰り出すことが
でき、途中で真空槽10の真空状態を解除せずに、成膜
作業を行うことができる。
【0032】また、フィルムの巻き取り側においても、
2つの巻き取りローラ24A、24Bは、真空槽10内
に配置された取付け部材32に支持され、フィルム12
の走行方向に沿って並列に設けられ、各巻き取りローラ
24A、24Bを順番に選択してフィルムの巻き取りを
行うようになっている。そして、本例においては、2つ
の巻き取りローラ24A、24Bのうち、後方に配置さ
れる巻き取りローラ24Aに、上述した通紙作業によっ
てフィルムを装着する。このフィルム装着作業は、真空
槽10の排気前の段階で行うものであり、例えば手作業
によって上述したコア本体100に止め具200を装着
することにより行う。
【0033】また、他方の巻き取りローラ24Bに対し
ては、コア本体100に止め具200を装着する図示し
ない自動装着機構が設けられている。この自動装着機構
は、例えば図12に示すように、真空槽10内で巻き取
りローラ24Bのコア本体100を取付け部材32によ
って位置決め保持するとともに、このコア本体100の
嵌合溝条部110に対向して止め具200を配置し、止
め具200を嵌合溝条部110内に自動的に圧入する構
造のものである。図12に示すように、コア本体100
と止め具200との間には、後方の巻き取りローラ24
Aに巻き取られるフィルム12が張架された状態で配置
されている。
【0034】したがって、後方の巻き取りローラ24A
の巻き取りが終了した後、図13に示すように、前方の
巻き取りローラ24Bの止め具200をコア本体100
の嵌合溝条部110に自動的に嵌合することにより、フ
ィルム12の巻き取りローラ24Bへの装着と切断を自
動的に行う。この切断動作によって、後方の巻き取りロ
ーラ24Aからフィルム12を分離でき、前方の巻き取
りローラ24Bによる巻き取り動作に切り換えることが
できる。
【0035】このような構成により、2つの巻き取りロ
ーラ24A、24Bを真空槽10内にセットするととも
に、予め後方の巻き取りローラ24Aに繰り出し側から
通紙されたフィルム12を装着し、前方の巻き取りロー
ラ24Bのコア本体100と止め具200を自動装着機
構にセットした後、真空槽10内の排気等を行う。そし
て、後方の巻き取りローラ24Aによってフィルムの巻
き取っていき、この巻き取りローラ24Aの巻き取りが
終了した時点で、上述の自動装着機構によって、前方の
巻き取りローラ24Bのコア本体100と止め具200
を接合する。この動作により、後方の巻き取りローラ2
4Aからフィルムを分離し、また、前方の巻き取りロー
ラ24Bへのフィルムの装着を一括して完了する。この
ようにして、一旦通紙作業を行った後は、複数の巻き取
りローラ24A、24Bによってフィルムを連続的に巻
き取ることができ、途中で真空槽10の真空状態を解除
せずに、成膜作業を行うことができる。
【0036】なお、以上のような成膜装置の構成におい
て、取付け部材30、32を軸30A、32Bを中心に
回転する構成とし、取付け部材30、32を回転駆動し
て繰り出しローラ20A、20Bを順番に繰り出し位置
に設置したり、巻き取りローラ24A、24Bを順番に
巻き取り位置に設置するような構成とすることも可能で
ある。また、上述した自動繰り出し機構や自動装着機構
の具体的な構成としては、各種のものが想定でき、上記
の例に限定されないものである。また、真空槽10内に
設置する繰り出しローラ及び巻き取りローラの数につい
ても、上記のように2つずつでなく、さらに多数の繰り
出しローラ及び巻き取りローラを設置する構成としても
よい。
【0037】以上のような本例のフィルム給送装置で
は、巻き取りローラへのフィルムの装着及び切断を容易
に行うことができ、熟練を要しないことから、未熟練者
によっても作業が行え、また、作業効率を大幅に改善で
きる。さらに、自動化も容易で、確実な作業を行うこと
ができる。したがって、上述した真空成膜装置の真空槽
内で自動作業によってフィルムの巻き取りローラへの装
着を行うことも可能となるので、真空槽を開放すること
なく、連続作業によって複数の巻き取りローラによるフ
ィルム巻き取り動作を行うことができ、作業効率を大幅
に向上できる。
【0038】また、上述した本例の繰り出しローラにつ
いても、真空槽を開放することなく複数の繰り出しロー
ラから連続的にフィルムを繰り出すことができ、作業効
率を大幅に向上できる。この結果、このフィルム給送装
置や成膜装置によって製造される製品のコストを大幅に
低減できる。なお、以上の説明では、本発明のフィルム
給送装置を真空成膜装置に適用した場合を中心に説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、各種の
フィルムを扱う装置のフィルム給送装置に広く適用し得
るものである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明のフィルム給
送装置では、巻き取りローラのローラコアを、嵌合溝条
部を有するコア本体と嵌合溝条部に装着される止め具と
で構成し、嵌合溝条部と止め具との間に、止め具の嵌合
操作によってフィルムの幅方向に均一な張力を付与して
平坦にガイドする第1ガイド部材を設けるとともに、止
め具の嵌合操作によってフィルムの先端部を切断する切
断機構を設けた。
【0040】このため、止め具を嵌合溝条部に嵌合装着
する1つの動作により、フィルムの皺防止と巻き取りロ
ーラへの装着と切断を一括して行うことができ、従来の
ように熟練を要することなく、容易な作業で行うことが
でき、作業効率を大幅に向上することができる。したが
って、このような動作を自動化することも容易であり、
例えば本フィルム給送装置を真空成膜装置で用いる場合
に、真空槽内で巻き取りローラへのフィルムの装着や巻
き取りローラの交換を行うことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフィルム給送装置に設けられる巻
き取りローラのローラコアを第1の例を示す分解斜視図
である。
【図2】図1に示すローラコアのコア本体と止め具との
嵌合構造を拡大して示す要部断面図である。
【図3】図1に示すローラコアのコア本体と止め具との
嵌合装着時の動作を示す要部断面図である。
【図4】図1に示すローラコアのコア本体と止め具との
嵌合装着時の動作を示す要部断面図である。
【図5】図1に示すローラコアのコア本体と止め具との
嵌合装着時の動作を示す要部断面図である。
【図6】図1に示すローラコアのコア本体と止め具との
嵌合装着時の動作を示す要部断面図である。
【図7】図1に示すローラコアを備えたフィルム給送装
置を設けた真空成膜装置の構造例を示す概略構成図であ
る。
【図8】本発明によるフィルム給送装置の巻き取りロー
ラの第1の変形例を示す要部断面図である。
【図9】本発明によるフィルム給送装置の巻き取りロー
ラの第2の変形例を示す要部断面図である。
【図10】本発明によるフィルム給送装置の巻き取りロ
ーラの第3の変形例を示す要部断面図である。
【図11】本発明によるフィルム給送装置の巻き取りロ
ーラの第4の変形例を示す要部断面図である。
【図12】本発明の応用例によるフィルム給送装置を設
けた真空成膜装置の構造例を示す概略構成図である。
【図13】図12に示すフィルム給送装置で繰り出しロ
ーラと巻き取りローラの交換を行った状態を示す真空成
膜装置の概略構成図である。
【図14】従来のフィルム給送装置における巻き取りロ
ーラへのフィルム装着作業を示す説明図である。
【符号の説明】
10……真空槽、12……フィルム、20……繰り出し
ローラ、22……メインローラ、24……巻き取りロー
ラ、26……ガイドローラ、100……コア本体、11
0……嵌合溝条部、120……第2ガイドローラ、13
0……第2支持ロッド、150……カッタ溝、200…
…止め具、210……蓋部、220……第1ガイドロー
ラ、230……第1支持ロッド、240……引っ張りコ
イルバネ、250……カッタ部材。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繰り出しローラから繰り出したフィルム
    をガイド機構部を経て給送し、前記フィルムに所定の処
    理を施した後、巻き取りローラによって巻き取るフィル
    ム給送装置において、 前記巻き取りローラは、フィルムを保持して巻き取るロ
    ーラコアを有し、 前記ローラコアは、前記フィルムを巻回する外周部に前
    記巻き取りローラの軸方向に直線状に形成された嵌合溝
    条部を有するコア本体と、前記コア本体の嵌合溝条部に
    フィルムを介して嵌合装着されるとともに、前記嵌合溝
    条部との間でフィルムを挟み込んで係止する止め具とを
    有し、 前記止め具は、前記嵌合溝条部を閉蓋して前記コア本体
    の外周部を構成する蓋部を有するとともに、前記蓋部の
    内側には、前記止め具の嵌合操作によって前記フィルム
    をその幅方向に平坦な面で前記嵌合溝条部内に押し込む
    ことにより、前記フィルムの幅方向に均一な張力を付与
    し、前記フィルムを幅方向に平坦にガイドする第1ガイ
    ド部材が設けられ、 さらに前記止め具をフィルムを介して嵌合溝条部に嵌合
    装着した場合に、前記フィルムの先端部側に位置するコ
    ア本体と止め具との対向部に、前記止め具の嵌合操作に
    よって前記フィルムの先端部を切断する切断機構が設け
    られている、 ことを特徴とするフィルム給送装置。
  2. 【請求項2】 前記第1ガイド部材は、前記フィルムを
    押し込む面が、前記フィルムの巻き取り方向に角部をも
    たない滑らかな曲線状に形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載のフィルム給送装置。
  3. 【請求項3】 前記第1ガイド部材は、巻き取りローラ
    の軸方向に沿って軸を有する複数の第1ガイドローラ
    と、前記止め具を前記嵌合溝条部に嵌合装着する際に、
    前記フィルムを嵌合溝条部の奥部に押し込むように前記
    複数の第1ガイドローラを支持する第1支持部材を有す
    ることを特徴とする請求項1記載のフィルム給送装置。
  4. 【請求項4】 前記嵌合溝条部の内部には、前記止め具
    を前記嵌合溝条部に嵌合装着する際に、前記複数の第1
    ガイドローラの間に挿入され、前記複数の第1ガイドロ
    ーラの間に張架されたフィルムを前記複数の第1ガイド
    ローラの間に押し込んむことにより、前記フィルムにさ
    らなる張力を付与する第2ガイド部材を有することを特
    徴とする請求項3記載のフィルム給送装置。
  5. 【請求項5】 前記第2ガイド部材は、前記フィルムを
    押し込む面が、前記フィルムの巻き取り方向に角部をも
    たない滑らかな曲線状に形成されていることを特徴とす
    る請求項4記載のフィルム給送装置。
  6. 【請求項6】 前記第2ガイド部材は、前記巻き取りロ
    ーラの軸方向に沿って軸を有し、前記複数の第1ガイド
    ローラの間に挿入される第2ガイドローラと、前記第2
    ガイドローラを支持する第2支持部材とを有することを
    特徴とする請求項4記載のフィルム給送装置。
  7. 【請求項7】 前記第1支持部材は前記第1ガイドロー
    ラを回転自在に支持し、前記第2支持部材は前記第2ガ
    イドローラを固定状態または回転自在に支持することを
    特徴とする請求項6記載のフィルム給送装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の第1ガイドローラを支持した
    複数の第1支持部材は、それぞれ前記止め具に揺動可能
    に設けられるとともに、前記各第1ガイドローラが前記
    第2ガイド部材に圧接する方向に各第1支持部材を付勢
    するバネ手段を有することを特徴とする請求項4記載の
    フィルム給送装置。
  9. 【請求項9】 前記止め具を前記嵌合溝条部に嵌合装着
    する際に、前記第1ガイドローラが前記第2ガイド部材
    の外周部にフィルムを介して圧接して変位し、前記第2
    ガイド部材の外周部に沿って前記嵌合溝条部の奥部に配
    置されるようにしたことを特徴とする請求項8記載のフ
    ィルム給送装置。
  10. 【請求項10】 前記切断機構は、前記コア本体と前記
    止め具の一方の対向部に設けたカッタ部材と、他方の対
    向部に設けたカッタ溝とからなることを特徴とする請求
    項1記載のフィルム給送装置。
  11. 【請求項11】 前記フィルム給送装置は、真空槽内で
    前記フィルムを前記繰り出しローラと巻き取りローラと
    の間に設置されたメインローラに巻回給送し、前記メイ
    ンロールの周囲に配置したイオンソースから前記フィル
    ムの表面にイオンを供給して成膜を行う真空成膜装置に
    設けられていることを特徴とする請求項1記載のフィル
    ム給送装置。
  12. 【請求項12】 前記真空槽内で、複数の前記繰り出し
    ローラを取付けた取付け部材を有し、前記複数の前記繰
    り出しローラを順次選択して前記フィルムを繰り出すこ
    とを特徴とする請求項11記載のフィルム給送装置。
  13. 【請求項13】 前記真空槽内で、複数の前記巻き取り
    ローラを取付けた取付け部材を有し、前記複数の前記巻
    き取りローラを順次選択して前記フィルムの巻き取りを
    行うことを特徴とする請求項11記載のフィルム給送装
    置。
  14. 【請求項14】 前記真空槽内で、前記繰り出しローラ
    からフィルムを引き出してガイド機構部に供給する自動
    繰り出し機構を有することを特徴とする請求項11記載
    のフィルム給送装置。
  15. 【請求項15】 前記真空槽内で、前記巻き取りローラ
    のコア本体を位置決め保持するとともに、前記コア本体
    の嵌合溝条部に対向して止め具を配置し、コア本体と止
    め具との間にフィルムの先端部を張架した状態で、前記
    止め具を前記コア本体の嵌合溝条部に嵌合することによ
    り、前記フィルムの巻き取りローラへの装着と切断を行
    う自動装着機構を有することを特徴とする請求項11記
    載のフィルム給送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006008806A1 (de) * 2006-02-25 2007-09-06 Vaupel Textilmaschinen Gmbh & Co Kg Vorrichtung zum Herstellen und/oder Bearbeiten eines oder mehrerer textiler Bänder
CN107206113A (zh) * 2014-10-27 2017-09-26 安特哈德能源系统股份公司 使用燃烧系统的废气对生物废弃物进行消毒的方法和装置
CN107915072A (zh) * 2017-12-15 2018-04-17 江门市华灿包装材料有限公司 一种薄膜收卷装置
CN113023426A (zh) * 2021-03-02 2021-06-25 江西铜博科技有限公司 一种新型的生箔机收卷设备

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