JP2000271519A - 壁紙糊付機、壁紙裁断装置及び回転刃内蔵カートリッジ - Google Patents

壁紙糊付機、壁紙裁断装置及び回転刃内蔵カートリッジ

Info

Publication number
JP2000271519A
JP2000271519A JP2000012919A JP2000012919A JP2000271519A JP 2000271519 A JP2000271519 A JP 2000271519A JP 2000012919 A JP2000012919 A JP 2000012919A JP 2000012919 A JP2000012919 A JP 2000012919A JP 2000271519 A JP2000271519 A JP 2000271519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary blade
shaft
blade
cartridge
wallpaper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000012919A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4697906B2 (ja
Inventor
Genzo Sano
源蔵 佐野
Kanji Miyaki
完志 宮木
Toshiki Shinkawa
俊樹 新川
Hideki Tsujii
英樹 辻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yayoi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Yayoi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yayoi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Yayoi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP2000012919A priority Critical patent/JP4697906B2/ja
Publication of JP2000271519A publication Critical patent/JP2000271519A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4697906B2 publication Critical patent/JP4697906B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性の確保して、回転刃の交換作業の簡易
な裁断装置の提供。 【解決手段】 壁紙糊付機本体に着脱可能に構成され、
シート状の壁装材を搬送しながら搬送方向に沿って壁装
材の側縁部を裁断する壁紙裁断装置において、搬送され
る壁装材を裁断する回転刃7と、該回転刃を軸支するシ
ャフト32と、回転刃をシャフトに固定するボス部5
と、回転刃を駆動させるモータMとを備え、回転刃7
と、シャフト32と、ボス部5とは回転刃内蔵カートリ
ッジCに収納されており、回転刃内蔵カートリッジC
は、回転刃7の刃部周囲を囲む防護壁3を有し、モータ
Mと着脱可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば屋内の壁面
にシート状壁装材を貼り付ける際に長尺の壁装材の裏面
に糊を連続的に塗布する壁紙糊付機に関するものであ
り、特に壁装材を、その側縁部を切断して所定幅に調整
してから糊付機へ供給するための裁断装置及び裁断装置
用の回転刃内蔵カートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、壁紙糊付機の後方から引き入
れられた長尺シート状の壁装材の裏面に糊を塗布して前
方から引き出すに先立って、壁紙糊付機の本体部にフッ
ク等で取り付けられた壁紙裁断装置により、壁装材の側
縁部をその搬送方向に沿って予め剪断し、所望の壁装材
幅に調整していた。
【0003】従来の一般的な壁紙糊付機用の壁紙裁断装
置は、壁装材の搬送方向に対して直交方向に沿って平行
に設けられた上下シャフトの対向位置に、上下一対の互
いに向き合った片刃状の回転刃を構成するオーバーカッ
ター(上刃)とアンダーカッター(下刃)とがそれぞれ
軸支されており、駆動モータによりこの一対のカッター
を互いに逆回転させて壁装材を上下から挟んで剪断して
いた。
【0004】或いは、両刃の単独回転刃をシャフトに軸
支し、搬送される壁装材に片面側から刃先を押しつけた
状態で、駆動モータにより回転刃を回転駆動させて壁装
材を剪断していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の壁紙裁断装置では、回転刃が外部にむき出し
になっているため、作業者が作業中に外部から回転刃に
手を触れることもでき、安全性に欠けるという問題があ
る。
【0006】特に、回転刃を交換する場合には、直接回
転刃に触れて回転刃を取り外すことが必要があり、この
際作業者が刃部に触れることにより怪我をする危険性が
ある。 また、回転刃を交換する際には、回転刃をシャ
フトやモータの回転軸から取り外さなければならず、回
転刃の交換作業が困難であるという問題がある。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、回転刃の刃部周囲を防護壁で囲むこと
により、安全性に優れた壁紙糊付機及び壁紙裁断装置を
提供することを主な目的とする。また、本発明の別の目
的は、回転刃をカートリッジごと着脱可能とすることに
より、交換作業の簡易な壁紙糊付機、壁紙裁断装置及び
回転刃内蔵カートリッジを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、シート状の壁装材を本体部
の後方から引き入れて前方から引き出す間に、該壁装材
の裏面に糊を塗布する壁紙糊付機において、搬送される
壁装材の側縁部を裁断する回転刃と、該回転刃を軸支す
るシャフトと、前記回転刃をシャフトに固定するボス部
と、前記回転刃を駆動させる回転駆動手段と、を備え、
前記回転刃と、前記シャフトと、前記ボス部とは回転刃
内蔵カートリッジに収納されており、前記回転刃内蔵カ
ートリッジは、前記回転刃の刃部周囲を囲む防護壁を有
し、前記回転駆動手段と着脱可能であることを特徴とす
るものである。
【0009】本発明では、回転刃と、シャフトと、ボス
部とは回転刃内蔵カートリッジに収納されており、該カ
ートリッジは回転刃の刃部周囲を囲む防護壁を有してい
るため、作業者は作業中に外部から回転刃に手を触れる
ことはできない。このため、回転刃に接触して怪我をす
る危険性もなく安全性を図ることが可能となる。
【0010】また、本発明では、回転刃内蔵カートリッ
ジは回転駆動手段と着脱可能であるため、作業者は回転
刃に触れることなくカートリッジごと回転駆動手段から
取り外して回転刃を交換することができる。このため、
回転刃を直接回転駆動手段の回転軸から取り外さなけれ
ばならない従来の装置に比較して、回転刃の交換作業が
簡易なものとなる。
【0011】本発明の回転刃内蔵カートリッジは、回転
駆動手段と着脱可能であり、回転刃の刃部周囲を囲む防
護壁が設けられていればその構成は特に限定されるもの
ではない。例えば、防護壁以外の部分に壁装材を導入す
る開口を設けることが好ましい。
【0012】なお、回転刃の駆動手段としては、回転刃
の支軸に小型モータの出力回転軸を連結する構成が簡便
なものとして挙げられる。あるいは、糊付機が電動モー
タで駆動する場合には、その動力を使用することができ
る。刃の回転方向は、壁装材搬の搬送方向に対して逆向
きでも良いが、この場合、壁装材の抵抗摩擦が大きいと
比較的低速の回転では真っ直ぐな裁断を維持することが
難しくなる。特に、手動糊付機の場合、搬送速度が常に
一定とは限らない場合には蛇行が生じやすくなるため、
壁装材の搬送方向と刃の回転方向とを一致させることが
好ましい。
【0013】また、本発明には切断された壁装材側縁部
を、糊付機本体部内へ引き入れられる壁装材本体とは別
経路へ導出する誘導板を設けることが好ましい。この場
合には、裁断された壁装材の側縁部が、誘導板によって
糊付機本体内部へ導入されることが回避されるので、糊
付機の破損を防止することができる。
【0014】なお、回転刃は、壁装材の上側(表面
側)、下側(裏面側)のいずれに位置するものでも良
い。ただし、例えば塩化ビニール製の壁装材では、刃の
回転摩擦熱で比較的溶けやすく、切断部が平滑にならず
荒れてしまう場合がある。このような切断荒れは主に回
転刃の当接側に現れるため、表面側から切断するとその
荒れた部分が後で壁紙を壁面に張り付けた際に露出して
目立ってしまうことから、壁装材の裏面から、即ち下側
から裁断することがより好ましい。
【0015】また、回転刃の回転速度が速いほど壁装材
は切断しやすくなるため、対象となる壁装材の厚みや硬
度に応じて回転速度を速くするなど、回転駆動手段によ
る回転刃の回転を任意の速度に変更できる速度調節機構
を設けることが望ましい。
【0016】なお、本発明における壁紙糊付機は、いわ
ゆる手動のものでも電動モータなどの駆動力を利用する
自動のものでも良い。
【0017】ボス部に回転刃を固定した状態で、ボス部
をシャフトと相対移動不能に構成すれば、回転刃を回転
させた場合の振れを防止できるという利点がある。即
ち、従来の壁紙裁断装置では、図7(a)に示すよう
に、回転刃702を取り付けたボス部704をシャフト
701上でスライドさせ、所望の位置で固定ねじ703
によりボス部704をシャフト701に固定することに
より回転刃702の位置決めを行うようになっている。
このため、ボス部704の内径はシャフト外径よりも大
きく形成しており、ボス部704とシャフト701の間
には隙間が存在する。このため、図7(b)に示すよう
に、ボス部704を固定ねじ703でシャフト701に
固定する際に、回転刃702がシャフト701に対して
傾いて固定されてしまう(垂直に固定できない)場合が
あり、この状態で回転刃702を回転させると回転刃7
02が左右に振れてしまい、壁装材側縁部を真っ直ぐに
裁断できないという問題があった。
【0018】回転刃を固定した状態でボス部をシャフト
と相対移動不能に構成すれば、回転刃をシャフトに垂直
に固定した状態を維持することができ、回転刃の位置決
めを行う場合には、この状態で回転刃内蔵カートリッジ
を回転駆動手段と一体でスライドさせれば良いので、従
来の装置のように回転刃が傾くことはない。従って、回
転刃を回転させても回転刃が左右に振れることを回避で
き、壁装材側縁部を真っ直ぐに裁断することができる。
【0019】請求項2に係る発明は、壁紙糊付機本体に
着脱可能に構成され、シート状の壁装材を搬送しながら
搬送方向に沿って壁装材の側縁部を裁断する壁紙裁断装
置において、搬送される壁装材を裁断する回転刃と、前
記回転刃の刃部周囲を囲む防護壁と、を備えたことを特
徴とするものである。
【0020】本発明では、回転刃の刃部周囲を囲む防護
壁を備えているので、作業者は作業中に外部から回転刃
に手を触れることはできない。このため、回転刃に接触
して怪我をする危険性もなく安全性を図ることが可能と
なる。
【0021】本発明は、回転刃の刃部周囲を囲む防護壁
を備えていればよく、その構成は本請求項に係る発明で
は特に限定しない。
【0022】請求項3に係る発明は、壁紙糊付機本体に
着脱可能に構成され、シート状の壁装材を搬送しながら
搬送方向に沿って壁装材の側縁部を裁断する壁紙裁断装
置において、搬送される壁装材を裁断する回転刃と、該
回転刃を軸支するシャフトと、前記回転刃をシャフトに
固定するボス部と、前記回転刃を駆動させる回転駆動手
段と、を備え、前記回転刃と、前記シャフトと、前記ボ
ス部とは回転刃内蔵カートリッジに収納されており、前
記回転刃内蔵カートリッジは、前記回転刃の刃部周囲を
囲む防護壁を有し、前記回転駆動手段と着脱可能である
ことを特徴とするものである。
【0023】本発明は、請求項1に係る発明と同様の作
用効果を奏する。また、本発明の裁断装置は、糊付機本
体と着脱可能であるので、壁紙糊付機へ供給する壁装材
の側縁部を切断して幅調整を行う必要があるときは、糊
付機本体部へ裁断装置を取付ける。一方、壁装材の切断
が必要ない場合や、装置の運搬時には、裁断装置を取り
外せば扱いが簡便である。
【0024】ボス部に回転刃を固定した状態で、ボス部
をシャフトと相対移動不能に構成してもよい。この場合
には、請求項1に係る発明で説明したのと同様に、回転
刃を回転させても回転刃が左右に振れることを回避で
き、壁装材側縁部を真っ直ぐに裁断することができると
いう利点がある。
【0025】請求項4に係る発明は、壁紙糊付機に装着
される壁紙裁断装置の回転駆動手段に着脱可能に装着さ
れる回転刃内蔵カートリッジであって、前記回転駆動手
段の非回転部分に対して相対回転不能且つ着脱可能に取
り付けられるハウジングと、該ハウジングに枢支された
シャフトと、該シャフトに軸支されてハウジング内に収
納された回転刃と、前記回転駆動手段の回転軸と着脱可
能に連結するために前記シャフトの一端に設けられた継
手手段と、を備え、前記ハウジングには回転刃の刃部周
囲を囲む防護壁が設けられ、該防護壁には裁断対象の壁
紙を回転刃部分に通すためのスリットが設けられている
ことを特徴とするものである。
【0026】本発明では、ハウジングに回転刃の刃部周
囲を囲む防護壁が設けられているので、回転駆動手段に
よって回転中の回転刃に外部から手を触れることはでき
ない。このため、回転刃に接触して怪我をする危険性も
なく安全性を図ることが可能となる。
【0027】尚、回転刃の刃部周囲は防護壁で囲まれて
いるが、防護壁に設けられたスリットによって、搬送さ
れる壁装材を回転刃に導入して側縁部を切断し、切断後
は防護壁外部へ導出することができる。
【0028】また、本発明では回転刃を軸支するシャフ
トの一端に、回転駆動手段の回転軸と着脱可能に連結す
るための継手手段が設けられている。即ち、継手手段に
よって、回転刃が防護壁に囲まれた状態のままカートリ
ッジ毎裁断装置の回転駆動手段と着脱可能となってい
る。このため、回転刃を交換する場合には、直接回転刃
に手を触れて回転駆動手段から取り外したり取り付けた
りするという煩雑な作業を要せず、単に継手手段を回転
駆動手段の回転軸から外してカートリッジごと取り外
し、新たなカートリッジごと継手手段によって回転駆動
手段の回転軸と連結すればよい。このため、回転刃の交
換作業を安全かつ簡易に行うことが可能である。
【0029】本発明の継手手段は、裁断装置の回転駆動
手段の回転軸と着脱可能に連結するものであればその構
成は特に限定されるものではない。例えば、継手手段と
して、シャフト端部を回転駆動手段の回転軸と相対回転
不可能に嵌合する非円形断面形状のソケット構造に構成
することができる。
【0030】また、回転刃を固定するボス部を設け、回
転刃をボス部に固定した状態でボス部をシャフトと相対
移動不能に構成してもよい。この場合には、請求項1に
係る発明で説明したのと同様に、回転刃を回転させても
回転刃が左右に振れることを回避でき、壁装材側縁部を
真っ直ぐに裁断することができるという利点がある。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態に
よる壁紙裁断装置の概略構成を図1に示す。図1は、本
実施形態の裁断装置の側面透視図であり、図5は、本実
施形態の裁断装置を壁紙糊付機本体部に取付けた状態を
示す側面透視図である。本裁断装置は、本発明の回転駆
動手段を構成する駆動モータを有するモータユニットM
と、該モータユニットMと着脱可能な回転刃内蔵カート
リッジCとから概略構成される。図2は、本裁断装置の
平面図であり、回転刃内蔵カートリッジCをモータユニ
ットMから取り外した状態を示している。図3は、本実
施形態の回転刃内蔵カートリッジCを分解した状態を示
す説明図であり、図4は本実施形態の回転刃内蔵カート
リッジCの側面図である。図6は、回転刃をボスによっ
てシャフトに固定した状態を示す拡大構成図である。
【0032】本実施形態の回転刃内蔵カートリッジC
は、図2、図3及び図4に示すように、ハウジング2内
に、回転刃7と、回転刃7を軸支するシャフト32と、
回転刃7をシャフト32に固定するボス5と、シャフト
32を挿通しボス5とハウジング2とを固定するための
ブッシュ4とが内蔵されている。
【0033】ハウジング2は、カートリッジCの外殻を
形成するものであり、図4に示すように、その側面には
シャフト32を固定するための孔部35aと、モータユ
ニットMを固定するための2個の孔部35b,35cが
設けられている。
【0034】回転刃7は、薄円板形状の両刃ディスクと
することが好ましく、下方から壁装材の裏面に押しつけ
られて後述する駆動モータの回転駆動力によって壁装材
11(以下、「クロス」という。)の側縁部を裁断する
ようになっている。
【0035】ブッシュ4は円筒形状であり、その内部を
シャフト32が挿通可能となっている。ボス5も円筒形
状であり、その内壁には雌ねじ部34が設けられてい
る。シャフト32には、ボス5の雌ねじ部34と締着さ
れる雄ねじ部33が設けられており、シャフト32端部
には駆動モータの回転軸6と連結される連結部39が設
けられている。
【0036】ハウジング2内に回転刃7を収納するため
には、まず、シャフト32に回転刃7、ボス5を挿通
し、ボス5の雌ねじ部34とシャフト32の雄ねじ部3
3とを締着する。これにより回転刃7がボス5によって
シャフト32に固定される。この状態で、シャフト32
を更にブッシュ4に挿通し、回転刃7を固定したシャフ
ト32をブッシュ4ごとハウジング2の芯孔35a内に
嵌める。そして、ハウジング2外壁からビス36aをシ
ャフト32端面(連結部39のある端面と反対側の端
面)に締着する。これにより回転刃内蔵カートリッジC
内に回転刃7が収納されるようになっている。
【0037】シャフト32の連結部39は、本発明の継
手手段を構成するものであり、駆動モータの回転軸6と
相対回転不能に嵌合する孔部35dが設けられている。
本実施形態では、孔部35dは単純な円形断面形状のソ
ケット穴であり、モータ回転軸6を差し込んでから止め
ネジ36cによって相対回転不能にしているが、モータ
の回転軸と孔部35dとを共に嵌合し合う非円形断面形
状のものとすれば止めネジ36cは不要となる。
【0038】このように本実施形態の裁断装置1では、
図6に示すように、ボス5の雌ねじ部34とシャフト3
2の雄ねじ部33とを締着することによって回転刃7が
シャフト32に垂直に固定され、この状態で連結部39
にモータMの回転軸が連結されるので、回転刃7が固定
された状態でボス5はシャフト32と相対移動不能とな
る。一方、回転刃7の位置決めを行う場合には、この状
態で回転刃内蔵カートリッジを連結部39に連結された
モータMと一体でスライドさせれば良いので、回転刃7
は傾くことはなくシャフトに垂直固定された状態が維持
される。従って、モータMによって回転刃7を回転させ
ても回転刃7が左右に振れることを回避でき、クロス側
縁部を真っ直ぐにに裁断することが可能となる。
【0039】また、図2及び図3に示すように、ハウジ
ング2の一部は、回転刃7の刃部の周囲を囲む防護壁3
を形成している。このため、本実施形態の壁紙裁断装置
は、カートリッジC外部から回転刃7に接触できない構
造となっており、作業の安全性が図れるようになってい
る。
【0040】また、ハウジング2には、クロス11を回
転刃7に通すためのスリット40が2カ所に設けられて
いる。即ち、外部のクロス11をスリット40aから導
入し、側縁部を回転刃7によって裁断した後、裁断後の
クロス11はスリット40bからハウジング2外部へ導
出されるようになっている。
【0041】更に、ハウジング2には、回転刃7によっ
て裁断されたクロス11の側縁部12を糊付機本体外部
へ排出するための誘導板8が設けられている。この誘導
板8によって、裁断されたクロス11の側縁部12は、
スリット40bから導出されず、糊付機本体外部へ誘導
されるようになっている。
【0042】モータユニットMは、本発明の回転駆動手
段を構成するものであり、駆動モータを備えている。駆
動モータの回転軸6はシャフト32の連結部39と連結
されるようになっており、連結された状態で、モータの
駆動によりその回転運動が回転軸6、シャフト32を介
して回転刃7へ伝達され、所定回転速度で回転刃7が回
転駆動される。また、モータユニットMの側面の非回転
部分には、カートリッジCの孔部35b,35cに夫々
嵌合する2個のピン38が突設されている。
【0043】回転刃内蔵カートリッジCは、モータユニ
ットMと着脱可能に構成されている。回転刃内蔵カート
リッジCをモータユニットMに取り付ける場合には、次
のように行う。まず、連結部39の孔部35dに駆動モ
ータの回転軸6を嵌め、更にモータユニットMに突設さ
れた2個のピン38を、ハウジング2の孔部35b、3
5cに嵌める。そして、連結部39側面の穴から止めネ
ジ36cを締着して連結部39と駆動モータ回転軸6と
を固定する。また、ハウジング2側面の各孔部35b,
35cからビス36b,36cでモータユニットMのピ
ン38を締着する。これにより、回転刃内蔵カートリッ
ジCはモータユニットMに取り付けられる。
【0044】回転刃7を交換する場合には、回転刃内蔵
カートリッジCごとモータユニットMから取り外す。即
ち、ハウジング2の孔部35b、35cのビス36b、
36c及びシャフト32の連結部39の止めネジ36c
を外し、モータユニットMをハウジング2から、モータ
の回転軸6をシャフト32の連結部39から外し、新た
なカートリッジCを前述と同様に取り付ければよい。こ
のように、回転刃7の交換作業はカートリッジCごと行
えばよいため安全性に優れ、かつ簡易なものとなってい
る。
【0045】以上の如き構成の裁断装置1は、前面側の
設けられた係止部9が糊付機本体部20の背面上部に掛
止されることによって取付けられる。ここで示した糊付
機本体20は、従来のものと同様の基本構成を持つ手動
壁紙糊付機である。この糊付機本体20は、上部構体2
1と内部に糊桶23を備えた下部構体22とで構成さ
れ、この上下部構体(21,22)内に複数のロールが
互いにギアを介して配列されているものである。
【0046】主なロールとして、上部構体21内に、糊
付機本体部20内に後部側から取り込まれたクロス11
に糊付機本体部20の前部方向への送り出し張力を付与
するための押さえステー24と、クロス11を上から押
さえて追従回転するドライブロール25とが互いに所定
間隔で平行に配列されるように、それぞれ上部構体21
の側板に軸支されている。
【0047】また、下部構体22内には、糊桶23内に
収容されている糊を下方で糊上げし、その上方で搬送さ
れてくるクロス11の裏面に塗布する糊付ロール26
と、糊付けロール26に接して糊量を調節するドクター
ロール27と、前記ドライブロール25と共にクロス1
1に適度な張力を与えて前部方向へ送り出す均しロール
28とが、互いに所定間隔を持って平行に配列されるよ
うに、下部構体23の側板に軸支されている。
【0048】上記裁断装置1によって側縁部を裁断して
所定幅に調整されたクロス11の糊付を行う際には、ま
ず、前記の如く係止部9を糊付機本体部20に掛止す
る。
【0049】回転刃7の位置固定後、糊付機脚部30か
ら後方へ伸びているクロス受けブラケット31に軸支さ
れているクロス原反10からクロス11先端を引き出
し、壁紙裁断装置1の背面側のオーバーステーとアンダ
ーステーとの間からアンダーステーの上面に沿わせてク
ロスを装置内部へ引き込み、回転刃7上方を通過させて
装置前方から引き出す。
【0050】裁断装置1の前方から引出されたクロス1
1の先端を、上部構体21を開けた状態で糊付機本体部
20の前方から垂らすように下部構体23上に載置した
後、上部構体21を閉めて所定ロール間に挟み込んだ初
期設定状態を得る。
【0051】初期設定終了後、糊付機の駆動源モータ
(不図示)の駆動を開始すると共に、裁断装置1のモー
タの駆動を開始する。これによって、クロス11の裁断
装置1内の通過に伴う回転刃7の高速回転による側縁部
の切断と、該切断による幅調整後のクロス11の糊付機
本体部20内での糊付が連続的に行われる。
【0052】また、上記実施の形態では、壁紙糊付機に
別体の裁断装置1を取付ける場合を示したが、回転刃を
糊付機に一体的に備え付ける構成としても良い。この場
合、回転刃を回転させる駆動手段(上記実施形態におけ
るモータM)は、糊付機側の駆動とは独立して回転刃を
速度変更可能に回転させるものとする。
【0053】また、上記実施形態では、裁断装置1を手
動糊付機に取付けた場合を示したが、自動糊付機に取付
け可能であることは言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明は、回転刃
の刃部周囲を囲む防護壁を有しているため、作業中に回
転刃に接触して怪我をする危険性もなく安全性を図るこ
とができるという効果を有する。
【0055】また、本発明では、回転刃、シャフト、ボ
ス部が回転刃内蔵カートリッジに収納されており、回転
刃内蔵カートリッジは回転駆動手段と着脱可能であるた
め、作業者は回転刃に触れることなくカートリッジ毎回
転駆動手段から取り外して回転刃を交換することがで
き、回転刃の交換作業が簡易であるという効果を有す
る。
【0056】更に、本発明において、ボス部に回転刃を
固定した状態で、ボス部をシャフトと相対移動不能に構
成すれば、回転刃の振れを防止でき、回転刃を回転させ
ても回転刃が左右に振れることを防止することができ、
壁装材側縁部を真っ直ぐに裁断することができるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態としての壁紙裁断装置の概略構成を
示す側面透視図である。
【図2】本実施形態の壁紙裁断装置のモータユニットと
カートリッジとを取り外した状態を示す平面図である。
【図3】本実施形態の壁紙裁断装置のカートリッジを分
解した状態を示す説明図である。
【図4】本実施形態の壁紙裁断装置のカートリッジの側
面図である。
【図5】本実施形態の裁断装置を手動壁紙糊付機に取付
けた状態を示す側面透視図である。
【図6】本実施形態のカートリッジにおいて、回転刃を
ボスによってシャフトに固定した状態を示す拡大構成図
である。
【図7】従来の裁断装置の回転刃、シャフト、ボスの構
成図である。図7(a)は回転刃の固定前の状態を示
し、図7(b)は回転刃が固定された状態を示す。
【符号の説明】
1:壁紙裁断装置 2:ハウジング 3:防護壁 4:ブッシュ 5,704:ボス 6:モータ回転軸 7,702:回転刃 8:誘導板 9:係止部 10:クロス原反 11:クロス 12:裁断された側縁部 20:糊付機本体部 21:上部構体 22:下部構体 23:糊桶 24:押さえステー 25:ドライブロール 26:糊付ロール 27:ドクターロール 28:均しロール 30:糊付機脚部 31:クロス受けブラケット 32,701:シャフト 33:雄ねじ部 34:雌ねじ部 35a:芯孔 35b,35c:孔部 36a,36b:ビス 36c:止めネジ 37:ワッシャ 38:ピン 39:連結部 40a,40b:スリット 703:固定ねじ C:回転刃内蔵カートリッジ M:モータユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新川 俊樹 富山県高岡市下麻生4649番地 ヤヨイ化学 工業株式会社内 (72)発明者 辻井 英樹 富山県高岡市下麻生4649番地 ヤヨイ化学 工業株式会社内 Fターム(参考) 4D075 AC21 AC86 AC88 BB08Z CA47 DA04 DB18 DC02 EA05 4F040 AA22 AB01 AC01 BA23 CB18 CB40 DB26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の壁装材を本体部の後方から引
    き入れて前方から引き出す間に、該壁装材の裏面に糊を
    塗布する壁紙糊付機において、 搬送される壁装材の側縁部を裁断する回転刃と、 該回転刃を軸支するシャフトと、 前記回転刃をシャフトに固定するボス部と、 前記回転刃を駆動させる回転駆動手段と、を備え、 前記回転刃と、前記シャフトと、前記ボス部とは回転刃
    内蔵カートリッジに収納されており、前記回転刃内蔵カ
    ートリッジは、前記回転刃の刃部周囲を囲む防護壁を有
    し、前記回転駆動手段と着脱可能であることを特徴とす
    る壁紙糊付機。
  2. 【請求項2】 壁紙糊付機本体に着脱可能に構成され、
    シート状の壁装材を搬送しながら搬送方向に沿って壁装
    材の側縁部を裁断する壁紙裁断装置において、 搬送される壁装材を裁断する回転刃と、 前記回転刃の刃部周囲を囲む防護壁と、を備えたことを
    特徴とする壁紙裁断装置。
  3. 【請求項3】 壁紙糊付機本体に着脱可能に構成され、
    シート状の壁装材を搬送しながら搬送方向に沿って壁装
    材の側縁部を裁断する壁紙裁断装置において、 搬送される壁装材を裁断する回転刃と、 該回転刃を軸支するシャフトと、 前記回転刃をシャフトに固定するボス部と、 前記回転刃を駆動させる回転駆動手段と、を備え、 前記回転刃と、前記シャフトと、前記ボス部と、回転刃
    内蔵カートリッジに収納されており、前記回転刃内蔵カ
    ートリッジは、前記回転刃の刃部周囲を囲む防護壁を有
    し、前記回転駆動手段と着脱可能であることを特徴とす
    る請求項2に記載の壁紙裁断装置。
  4. 【請求項4】 壁紙糊付機に装着される壁紙裁断装置の
    回転駆動手段に着脱可能に装着される回転刃内蔵カート
    リッジであって、 前記回転駆動手段の非回転部分に対して相対回転不能且
    つ着脱可能に取り付けられるハウジングと、 該ハウジングに枢支されたシャフトと、 該シャフトに軸支されてハウジング内に収納された回転
    刃と、 前記回転駆動手段の回転軸と着脱可能に連結するために
    前記シャフトの一端に設けられた継手手段と、を備え、 前記ハウジングには回転刃の刃部周囲を囲む防護壁が設
    けられ、該防護壁には裁断対象の壁紙を回転刃部分に通
    すためのスリットが設けられていることを特徴とする壁
    紙裁断装置用回転刃内蔵カートリッジ。
JP2000012919A 1999-01-21 2000-01-21 壁紙糊付機及び回転刃内蔵カートリッジ Expired - Lifetime JP4697906B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000012919A JP4697906B2 (ja) 1999-01-21 2000-01-21 壁紙糊付機及び回転刃内蔵カートリッジ

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999012795 1999-01-21
JP1279599 1999-01-21
JP11-12795 1999-01-21
JP2000012919A JP4697906B2 (ja) 1999-01-21 2000-01-21 壁紙糊付機及び回転刃内蔵カートリッジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000271519A true JP2000271519A (ja) 2000-10-03
JP4697906B2 JP4697906B2 (ja) 2011-06-08

Family

ID=26348466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000012919A Expired - Lifetime JP4697906B2 (ja) 1999-01-21 2000-01-21 壁紙糊付機及び回転刃内蔵カートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4697906B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002183817A (ja) * 2000-12-14 2002-06-28 Sanden Corp コイン処理装置
JP2005246927A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Yayoi Chemical Industry Co Ltd 壁紙糊付機、壁紙裁断装置及び回転刃内蔵カートリッジ
CN111013912A (zh) * 2019-12-25 2020-04-17 耐落螺丝(昆山)有限公司 扣件液态防松防漏精密涂胶装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05391U (ja) * 1991-06-21 1993-01-08 カシオ計算機株式会社 カツタ装置
JPH0657697U (ja) * 1993-01-26 1994-08-09 元英 戸村 貼付材への手動糊付装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6131696U (ja) * 1984-07-30 1986-02-26 大日本印刷株式会社 サイドスリツタ装置
JPH05111818A (ja) * 1991-10-23 1993-05-07 Furukawa Electric Co Ltd:The スリツター
JPH09254086A (ja) * 1996-03-19 1997-09-30 Nec Eng Ltd カッター機構
JP3742687B2 (ja) * 1996-05-10 2006-02-08 ヤヨイ化学工業株式会社 壁装材用スリッタ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05391U (ja) * 1991-06-21 1993-01-08 カシオ計算機株式会社 カツタ装置
JPH0657697U (ja) * 1993-01-26 1994-08-09 元英 戸村 貼付材への手動糊付装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002183817A (ja) * 2000-12-14 2002-06-28 Sanden Corp コイン処理装置
JP2005246927A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Yayoi Chemical Industry Co Ltd 壁紙糊付機、壁紙裁断装置及び回転刃内蔵カートリッジ
JP4497960B2 (ja) * 2004-03-08 2010-07-07 ヤヨイ化学工業株式会社 壁紙糊付機、壁紙裁断装置及び回転刃内蔵カートリッジ
CN111013912A (zh) * 2019-12-25 2020-04-17 耐落螺丝(昆山)有限公司 扣件液态防松防漏精密涂胶装置
CN111013912B (zh) * 2019-12-25 2021-08-17 耐落螺丝(昆山)有限公司 扣件液态防松防漏精密涂胶装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4697906B2 (ja) 2011-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006021318A (ja) ロータリー切削装置のためのロータリーカッタ及びロータリー切削装置
JP2000271519A (ja) 壁紙糊付機、壁紙裁断装置及び回転刃内蔵カートリッジ
KR890008012A (ko) 웹상태 재료의 분배 및 절단 장치의 절단날 제어장치
JP4721484B2 (ja) 壁紙裁断装置
JP5773779B2 (ja) 壁紙糊付機
JP4724134B2 (ja) 壁紙糊付機用スリッター
JP4854261B2 (ja) 壁紙糊付機用スリッター及び壁紙糊付機用スリッターユニット
JP4326052B2 (ja) 壁紙糊付機および壁紙裁断装置
JP2009292554A (ja) 両面テープ貼付装置
JP4590619B2 (ja) 壁紙自動糊付機
JP2000254893A (ja) 壁紙裁断装置
JP5512172B2 (ja) 壁紙糊付機用スリッター及び該スリッターを備えた壁紙糊付機
JP3143495U (ja) 壁紙糊付機用スリッターユニット
KR100460989B1 (ko) 합성수지용 열풍용착기의 접착테이프 공급구조
JP2002103277A (ja) 壁紙糊付機用スリッター及び壁紙糊付機用スリッターユニット
KR100366310B1 (ko) 수정테이프제조장치
JP4143813B2 (ja) 自動壁紙糊付機
JP2000354809A (ja) 壁紙裁断装置及び手動壁紙糊付機
JP2002002199A (ja) 壁紙糊付機及び壁紙裁断装置
JP2010253653A (ja) 壁紙糊付機用スリッター及び該スリッターを備えた壁紙糊付機
JP2001038269A (ja) 壁紙裁断装置
KR200260098Y1 (ko) 접착테이프 절단장치
KR200387862Y1 (ko) 롤 테이프 자동 절단기용 테이프 지지장치
JPH048126Y2 (ja)
KR200286265Y1 (ko) 합성수지용 열풍용착기의 접착테이프 공급구조

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050117

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100721

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100921

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110223

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4697906

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100222

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term