JP2000271415A - 再生式エアフィルタ材 - Google Patents

再生式エアフィルタ材

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JP2000271415A JP11113399A JP11113399A JP2000271415A JP 2000271415 A JP2000271415 A JP 2000271415A JP 11113399 A JP11113399 A JP 11113399A JP 11113399 A JP11113399 A JP 11113399A JP 2000271415 A JP2000271415 A JP 2000271415A
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Yoshiaki Nagae
芳章 長江
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勝久 北野
Kazuhiro Ueda
和宏 上田
Seiichi Uno
誠一 宇野
Naokatsu Iwasaki
直勝 岩崎
Shigeyuki Toritani
茂幸 鳥谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性に優れ、かつ製作容易な再生式エアフ
ィルタ材を提供すること。 【解決手段】 網目状の基布2と、その基布2に編み込
まれ、基布2の表面上に刷子状にフィルタ層を形成する
パイル3とよりなり、該パイル3を、繊径10μm以上
71.7μm以下の繊維からなるマルチフィラメント捲
縮糸3aにより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、再生式エアフィル
タ材、詳しくはパイルを以てするフィルタ材に付着する
塵埃を吸引除去することにより、再度エアフィルタとし
て引き続き使用することができる再生式エアフィルタ材
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の再生式エアフィルタ材を、図5に
基づいて説明する。この再生式エアフィルタ材50は、
網目状とした基布51に短繊維52aを電気植毛し、つ
いで該短繊維52aを所定長に剪定してフィルタ部52
を構成したものである。また、特開平8−196827
号公報により開示される濾材では、パイル糸を直径35
μmより太い繊維30乃至40%とそれ以下の細い繊維
を用いて構成するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記植毛方式によると
きは、電荷は基布に均一に与えられず、従って植毛は基
布全面に均一には行われない。さらに、短繊維は単に接
着剤により接着されているのみで、使用中に脱毛するお
それがある等の問題がある。また、特開平8−1968
27号公報に開示されているように、パイル繊径35μ
m未満の糸のみで構成すると捕集効率は向上するもの
の、真空吸引ノズルによる摩擦でパイル繊維同士が絡み
合い圧力損失が高くなり、捕集効率が低下することは広
く知られている。しかし、繊維強度からくる寿命面から
はパイルを構成する繊維の太さは太い方が好ましく、パ
イルの繊維同士が絡み合うのを防ぎかつ捕集効率を上げ
られるといった矛盾を打破する技術の確立が望まれてい
た。本発明は、上記要請に鑑み、耐久性に優れ、かつ製
作容易な再生式エアフィルタ材を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、網目状の基布と、その基布に編み込ま
れ、基布の表面上に刷子状にフィルタ層を形成するパイ
ルとよりなり、該パイルを、繊径10μm以上71.7
μm以下の繊維からなるマルチフィラメント捲縮糸によ
り構成したことを特徴とする。
【0005】上記の構成からなる第1の発明の再生式エ
アフィルタ材は、フィルタ層を形成するパイルを構成す
る繊維が、基布に編み込まれるため、従来の接着と異な
り、使用中に剥離することはない。また、該繊維を、捲
縮糸により構成したことにより、塵埃の捕集効率の向上
を図ることができる。この場合、構成する繊維の繊径は
10μmより細いと吸引除去時に受けるストレスに弱
く、また、71.7μmより太いと塵埃との接触効率が
悪くなり、塵埃の捕集効率が下がり実用的ではない。
【0006】また、第2の発明は、フィルタ層を形成す
るパイルは、JISL10905.9かさ高性A法、初
荷重0.3kPa最終荷重14.7kPaで測定したか
さ高性(以下「かさ高性」という。)が10以上の捲縮
糸により構成したことを特徴とする。かさ高性A法と
は、中央を4cm角に切り抜いた紙枠に糸を自然の状態
で重ならない程度に接して平行に並べ、糸両端を適切な
接着剤で固定し試験片とする。この試験片3枚を糸方向
が交互になるように重ねて一組にし、これを適切な性能
を持つ圧縮弾性試験機を用いて表1のいずれかの初荷重
の下で厚さ(t0)mmを測り、次に、表1のいずれか
の荷重の下で1分間放置して厚さ(t1)mmを測る。
次に、荷重を除き1分間放置した後、再び初荷重の下で
厚さ(t0’)mmを測る。この重ねた試験片から接着
剤の部分を除去し、表面積(A)cm2と質量(W)g
を量り、次の式によってかさ高度(cm3/g)を算出
する。使用した試験条件を付記する。 かさ高度(cm3/g)=A×t0/W×10
【0007】
【表1】
【0008】上記の構成からなる本発明は、パイルを構
成する繊維は、かさ高性が10以上の捲縮糸により構成
したことにより耐久性に優れ、塵埃の捕集効率の向上を
図ることができる。
【0009】また、第3の発明は、フィルタ層を形成す
るパイルの密度を40000d/in2乃至57000
0d/in2とし、パイル長は3mm乃至20mmにし
たことを特徴とする。
【0010】上記の構成からなる本発明は、フィルタと
して所要の開口率を得るには地組織密度は27本/in
2〜162本/in2がよく、開口部を塞ぐことなく、塵
埃を高効率で捕集でき、さらにパイルに付着した塵埃の
吸引除去を容易に行うにはパイルの密度は40000d
/in2乃至570000d/in2の範囲が望ましい。
この場合、40000d/in2未満であると空隙が大
きく捕集効率が悪くなり、570000d/in2を超
えると圧力損失が高まり実用的ではない。また、パイル
長は3mm乃至20mmが望ましく、パイル長が3mm
未満であると地組織を均一に覆うことができず捕集効率
が悪くなり、20mmを超えると、圧力損失の上昇と捕
集された塵埃の容易な吸引除去ができにくくなる。パイ
ルのかさ高性は10以上で構成すれば基布の開口部を塞
ぐことなく、密度特性を維持できるので、通気抵抗を損
なわずに塵埃を高効率で捕集でき、さらにパイルに付着
した塵埃の吸引除去が容易に行える。
【0011】また第4の発明は、フィルタ層を形成する
パイルには、直径35μm乃至316μmの非捲縮モノ
フィラメント糸を27本/in2以上324本/in2
下を混入させたことを特徴とする。
【0012】上記の構成からなる本発明は、フィルタ層
を形成するパイルに直径35μm乃至316μmの非捲
縮モノフィラメント糸を27本/in2以上324本/
in2以下を混入させたことにより、反発弾性がさらに
高まり、吸引による捲縮パイルの変形を防御し吸引操作
を効果的に行なうことができるだけではなく、生産時の
パイル長管理にも測定のしやすさから品質の安定に大き
く寄与しうる。このとき非捲縮モノフィラメントの使用
量は27本/in2以上324本/in2以下だと地組織
密度に安定して混入できる。勿論非捲縮モノフィラメン
ト糸に制電糸や抗菌糸などの機能糸を使っても良く、必
要に応じ324本/in2を超えて使用してもよい。ま
た、ポリエステル100%で構成すればリサイクル性に
優れたものとなり好ましく、再生PET樹脂から得られ
るポリエステルを重量比で50%以上使用すればエコマ
ークの効果認定を得られることにもつながり望ましい。
【0013】また、第5の発明は、基布裏面にガラス転
移点15℃以上95℃以下のポリエステル樹脂を塗布し
形態の安定並びにリサイクル性能を高めたことを特徴と
する。
【0014】上記の構成からなる本発明は、パイルの基
布への付着が強固となり、パイル抜けを防止することが
できる。また、樹脂をパイル根元へ浸透せしめパイル根
元の座屈強度を強固にできるので、パイルのヘタリを防
止し、捲縮糸の空間を保持しながら刷子層を形成するこ
とができる。勿論他の熱可塑性樹脂も使用できるが、ポ
リエステル100%で構成すればリサイクル性に優れた
ものとなり好ましく、リサイクル性の向上及び形態安定
性の面からガラス転移点が使用温度以上であり、かつ、
可撓性を有することが望ましく、ガラス転移点15℃以
上95℃以下のポリエステル樹脂の使用が望ましい。
【0015】また、第6の発明は、上記パイル及び/又
は基布には、消臭、脱臭、抗菌、制菌、制電、撥水、撥
油、防汚、難燃加工を施したことを特徴とする。
【0016】上記の構成からなる本発明は、使用に際し
て環境を損なうことがなく、かつ耐久性を増すことがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1、図2及び図3は本発明の第
1実施例を示す。図において再生式エアフィルタ材1
は、基布2と、その基布2に編み込まれたパイル3とよ
りなる。この基布2は、予め網目状に編成し、これにパ
イル3を編み込んでもよく、あるいは、基布の編成と同
時にパイル3を編み込むようにしてもよい。なお、パイ
ル3はかさ高性が10以上の捲縮糸3aを用い、エアフ
ィルタとしての所要の密度と長さの刷毛状に形成するよ
うにする。ところで、本実施例においては、捲縮糸3a
は、パイル先端を切断して自由端としたカットパイルと
した状態で使用する例を示すものであるが、先端を切断
することなくループパイルとして使用しても問題はな
い。材料としては、合成繊維、例えば、ナイロン、ポリ
エステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、PBT等の
繊維を使用する。なお、ポリエステル繊維を使用すると
きは、リサイクル使用に好適である。また、繊維は紡績
糸を使用してもよいが、毛羽立ち等の問題からフィラメ
ント糸を使用するのが好ましく、繊維の断面形状は六
葉、三角、矩形、丸等特に限定するものではない。ま
た、Wラッセル機やモケット織機等で製造された2重編
織物のパイルを切断して使用してもよい。パイルの切断
方法は、Wラッセル機の片側をピンニードルで構成した
編み機で編成した場合、ピンニードルに切断刃を取り付
け、編成時にパイル先端を切断する。編成時に切断しな
いときは、パイルがループ状で編成されるため、回転刃
と平刃で構成したシャーリング機でパイル先端を切断し
自由端とする。Wラッセル機の両側をニードルで構成し
た編み機で両面に基布とパイル糸で両面の基布を連結し
て編成した場合乃至モケット織機等で同様に両面に基布
とパイル糸で両面の基布を連結し織物とした場合、編
成、織時に編、織機上でナイフでパイルを切断し自由端
としてもよく、また、ナイフを具備した別機でパイルを
切断し自由端としてもよい。
【0018】なお、基布2は、編物又は織物のいずれで
もよい。ただし、織物の場合には、エアフィルタ材とし
ての所要の開口率を有せしめるのが望ましい。
【0019】なお、図2は、パイル3の編成要領の一例
を示す説明図である。ここで、2a,2bは、基布2の
編成糸を示し、該基布2は既に編成された状態を示し、
これにパイル繊維3aを編み込む要領を示す。該組織は
所謂マーキZと呼ばれる編組織の変形組織織であり、繰
り返し吸引に対応する寸法形状の安定性を高めている。
勿論チュール組織の応用やハーフセットネットの応用組
織でも形成できる。
【0020】5は必要により基布2の裏面に塗布した基
布とパイルとの接着剤を示し、例えば、ポリエステル樹
脂を使用する。ただし、その接着に際しては、所要の通
気孔を残留させることは勿論必要である。この接着剤の
塗布によりパイル3は、座屈強度が向上するので、パイ
ル3のヘタリを防止し、かさ高性が10以上の捲縮糸3
aの空間を保持しながら刷子層を形成することができ
る。
【0021】上記の構成を採用するときは、基布2の開
口部を塞ぐことなく、密度特性を維持できるので、通気
抵抗を損なわずに塵埃を高効率で捕集でき、さらに、パ
イルに付着した塵埃の吸引除去が容易に行える。
【0022】次に、図4は、第2実施例を示す。この再
生式エアフィルタ材10は、前記第1実施例の再生式エ
アフィルタ材1におけるパイル3を構成するかさ高性が
10以上の捲縮糸3aをループ状のまま先端を切断せ
ず、パイル3bとしたもので、その他の構造は第1実施
例と同一である。
【0023】この場合、パイル3を構成する繊維は、か
さ高性が10以上の捲縮糸と直径35μm乃至316μ
mの非捲縮モノフィラメント糸を27本/in2以上3
24本/in2以下を混入させてもよく、パイル先端は
切断しても、切断せずループパイルとしてもよい。反発
弾性が特に必要な場合、パイルをループにすることで対
応可能であるが、直径35μm乃至316μmの非捲縮
モノフィラメント糸を27本/in2以上324本/i
2以下を混入させループとすることにより、さらに反
発弾性が高まり、吸引による捲縮パイルの変形を防御し
吸引操作を効果的に行なうことができるだけでなく、生
産時のパイル長管理にも測定のし易さから品質の安定に
大きく寄与し得る。勿論非捲縮モノフィラメント糸に制
電糸や抗菌糸などの機能糸を使ってもよく、必要に応じ
324本/in2を超えて使用してもよい。
【0024】なお、上記パイル3及び基布2は、消臭、
脱臭、抗菌、制菌のための薬剤処理を施すことが、環境
衛生上からも好ましい。さらに、必要に応じて、静電気
発生防止処理、撥水、撥油、防汚、難燃加工を施すこと
ができ、耐久性と塵埃捕集効率を増大させることができ
る。
【0025】以上、本発明の再生式エアフィルタ材につ
いて説明したが、本発明の再生式エアフィルタ材は、図
6に示すように、捕集効率において、従来品の合成繊維
不織布フィルタ材と同等の効果を有し、さらに、合成繊
維不織布フィルタ材が高圧空気による逆洗や水洗いによ
って数回の再生にしか耐えられないことに対して、本発
明の再生式エアフィルタ材は、再生用吸引ノズル等によ
る付着塵埃の吸引除去の後も劣化等することがほとんど
ないことが確認できた。
【0026】
【発明の効果】本発明の再生式エアフィルタ材によれ
ば、網目状の基布に刷子状のフィルタ層を形成するパイ
ルを編み込むことで、パイルは従来の接着方法と異な
り、剥離するおそれをなくすことができる。また、パイ
ルは、繊径10μm以上71.7μm以下でかさ高性が
10以上の捲縮糸により構成したから捲縮糸のバルク性
により通気抵抗を増すことなく、塵埃の捕集効率を向上
することができる。また、上記パイルは、ループ状でも
よいが切断して自由端とするときは、パイルの先端は拡
散する。したがって、同一パイル量であれば捕集効率の
向上を図ることができる。また、上記パイルはかさ高性
が10以上の捲縮糸と直径35μm乃至316μmの非
捲縮モノフィラメント糸を27本/in2以上324本
/in2以下を混入し構成するときは、反発弾性がさら
に高まり、吸引による捲縮パイルの変形を防御し吸引操
作を効果的に行なうことができるだけではなく、生産時
のパイル長管理にも測定のしやすさから品質の安定に大
きく寄与することができる。勿論非捲縮モノフィラメン
ト糸に制電糸や抗菌糸などの機能糸を使っても良く、必
要に応じ324本/in2を超えて使用してもよい。こ
の際パイルはループ状でもよいが切断して自由端とする
ときは、パイルの先端は拡散する。したがって、同一パ
イル量であれば捕集効率の向上を図ることができる。ま
た、基布裏面へ樹脂を塗布することにより、基布からの
パイル抜けを防止し、基布の形態を安定させるだけでな
く、パイル根元の座屈強度を増すことができるので、パ
イル3のへたりを防止し、基布2の開口部を塞ぐことな
く、密度特性を維持することにより、通気抵抗を損なわ
ずに塵埃を高効率で捕集でき、さらに、パイルに付着し
た塵埃の吸引除去が容易に行なうことができる。また、
上記基布又はパイルについて、消臭、脱臭、抗菌、制菌
等のための薬剤処理を施すことは、環境衛生上の理由か
らも好ましい。また、静電気発生防止処理、撥水、撥
油、防汚、難燃加工を施すときは、耐久性を増すことが
できる。該組織は所謂マーキZと呼ばれる編組織の変形
組織織であり、繰り返し吸引に対応する寸法形状の安定
性を高めている。勿論チュール組織の応用やハーフセッ
トネットの応用組織でも形成できる。また、従来の電気
植毛によるフィルタ材に比してフィルタ層を形成するパ
イル糸にかさ高性が10以上の捲縮糸を用いたため基布
が所要の開口率であれば、圧力損失においてはその値が
増加することはない。さらに、この再生式エアフィルタ
材の捕集効率は、従来品の合成繊維不織布フィルタ材と
同等の効果を有し、さらに、合成繊維不織布フィルタ材
が高圧空気による逆洗や水洗いによって数回の再生にし
か耐えられないことに対し、この再生式エアフィルタ材
は、再生用吸引ノズル等による付着塵埃の吸引除去の後
も劣化等することがほとんどない等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の再生式エアフィルタ材の第1実施例の
斜視説明図である。
【図2】第1実施例のパイルの基布への編み込み要領説
明図である。
【図3】第1実施例の全体斜視説明図である。
【図4】本発明の再生式エアフィルタ材の第2実施例の
斜視説明図である。
【図5】従来例の再生式エアフィルタ材の斜視説明図で
ある。
【図6】本発明と従来例の再生式エアフィルタ材の捕集
効率を示すグラフである。
【符号の説明】
1 再生式エアフィルタ材 2 基布 2a 基布編成糸 2b 基布編成糸 3 パイル 3a カットパイル捲縮糸 3b ループパイル捲縮糸 5 接着剤 10 再生式エアフィルタ材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北野 勝久 奈良県桜井市芝2−11 (72)発明者 上田 和宏 大阪府柏原市太平寺2−7−43 (72)発明者 宇野 誠一 大阪府泉南市幡代1−13−6 (72)発明者 岩崎 直勝 兵庫県神戸市須磨区板宿町3−12−15 (72)発明者 鳥谷 茂幸 兵庫県三田市加茂394−1−703 Fターム(参考) 4D019 AA01 BA13 BB01 BB02 BC06 BC10 BC11 BC13 BC15 BC20 BD01 BD02 BD03 BD04 DA03 DA08 DA09 4D058 JA12 JB14 JB22 JB24 JB29 JB36 JB37 JB41 JB46 JB50 TA07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網目状の基布と、その基布に編み込ま
    れ、基布の表面上に刷子状にフィルタ層を形成するパイ
    ルとよりなり、該パイルを、繊径10μm以上71.7
    μm以下の繊維からなるマルチフィラメント捲縮糸によ
    り構成したことを特徴とする再生式エアフィルタ材。
  2. 【請求項2】 フィルタ層を形成するパイルは、JIS
    L10905.9かさ高性A法、初荷重0.3kPa最
    終荷重14.7kPaで測定したかさ高性が10以上の
    捲縮糸により構成したことを特徴とする請求項1記載の
    再生式エアフィルタ材。
  3. 【請求項3】 フィルタ層を形成するパイルの密度は4
    0000d/in2乃至570000d/in2とし、パ
    イル長は3mm乃至20mmにしたことを特徴とする請
    求項1又は2記載の再生式エアフィルタ材。
  4. 【請求項4】 フィルタ層を形成するパイルには、直径
    35μm乃至316μmの非捲縮モノフィラメント糸を
    27本/in2以上324本/in2以下を混入させたこ
    とを特徴とする請求項1、2又は3記載の再生式エアフ
    ィルタ材。
  5. 【請求項5】 基布裏面にはガラス転移点15℃以上9
    5℃以下のポリエステル樹脂を塗布し、形態の安定並び
    にリサイクル性能を高めたことを特徴とする請求項1、
    2、3又は4記載の再生式エアフィルタ材。
  6. 【請求項6】パイル及び/又は基布には、消臭、脱臭、
    抗菌、制菌、制電、撥水、撥油、防汚、難燃加工を施し
    たことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の
    再生式エアフィルタ材。
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