JP2000271315A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000271315A
JP2000271315A JP11080370A JP8037099A JP2000271315A JP 2000271315 A JP2000271315 A JP 2000271315A JP 11080370 A JP11080370 A JP 11080370A JP 8037099 A JP8037099 A JP 8037099A JP 2000271315 A JP2000271315 A JP 2000271315A
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JP
Japan
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ball
game
gaming machine
signal
pulling
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Application number
JP11080370A
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English (en)
Inventor
Takaaki Ichihara
高明 市原
Koji Tsuchikawa
晃司 土川
Keigo Ito
佳吾 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技中に球抜き動作の指令がなされると球抜
き動作を予め報知し、遊技状態を維持するとともに上記
所要データの消失等を未然に防止する。 【解決手段】 遊技制御手段4は通常では遊技機におけ
る遊技を制御する。しかし検出器2から指示信号を受け
ると、遊技制御手段4は当該遊技の中断と球抜き動作の
報知とを行い、その後に球抜信号を球抜手段8に出力す
る。球抜信号を受けた球抜手段8は、誘導路6によって
誘導されてきた遊技球Bを遊技機内から排出する。こう
して球抜き動作を行う前には遊技の中断と球抜き動作の
報知とが行われるので、球抜き動作に対する準備が行え
る。当該準備としては、例えば未払いの賞球を払い出し
たり、遊技に関する所要データをホールコンピュータ等
の外部装置に出力する等がある。こうすることによっ
て、遊技状態を維持するとともに上記所要データの消失
等を未然に防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊技機に関し、球抜
き動作を予め報知する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技媒体として遊技球を用いる遊技機で
は遊技をスムーズに行うため、遊技場関係者(以下「係
員」と呼ぶ。)が遊技場の閉店時間に遊技機の点検や調
整等を行なっている。例えば、遊技機に設けられている
機構や部品の作動状態を点検したり、不具合が発生した
機構や部品について調整や修理を行う。このことは遊技
場に設置されている古い遊技機を新しい遊技機に交換す
る場合でも同様である。こうした点検,調整,修理等を
行うにあたっては、遊技機内に存在する遊技球の排出を
必要とする場合がある。また、遊技機内には遊技球を誘
導する誘導路が設けられ、当該誘導路に遊技球以外の異
物が混入して球詰まりが発生する場合がある。当該球詰
まりが発生すると、賞球の払い出しや遊技球の貸し出し
等が行えなくなってしまう。かかる球詰まりを解消する
ためには誘導路に混入した異物を取り除く必要がある
が、この際にも遊技機内に存在する遊技球を排出する必
要がある場合がある。
【0003】上記のように遊技機内に存在する遊技球を
排出する必要がある事態に備えて、遊技機には球抜手段
が設けられている。球抜手段は作動スイッチによって直
接作動するようになっており、その作動スイッチは遊技
機の前面側に開口された球抜穴から指令部材(例えば特
定形状の棒材)で操作できるようになっている。そして
遊技機内に存在する遊技球を排出する必要性が生ずる
と、係員は指令部材で作動スイッチを操作して遊技球を
排出した後、点検,調整,修理等の適切な措置を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、係員以外の者
(例えば遊技者)が遊技中に適当な物を用いて作動スイ
ッチを操作し、遊技機内に存在する遊技球を排出してし
まうことがある。また、異物の混入は遊技中でも発生し
得るため、係員が指令部材で作動スイッチを操作して遊
技機内に存在する遊技球を排出し、異物を取り除かなけ
ればならないことがある。これらの場合において、従来
の遊技機では作動スイッチが操作されると遊技中であっ
てもすぐ球抜手段が作動して球抜き動作が行われ、現在
の遊技情報は意味のないものとなってしまう。その結
果、遊技者にとっては入賞に対する賞球の払い出しが直
ちに行われなかったり、大当たり遊技が継続できなくな
る可能性があった。また、遊技場にとっては球抜き動作
の直前に行われた遊技に関する所要データ(例えば、補
給球数や遊技に使用した球数等)を消失していたため、
当該遊技機の遊技状態を正確に把握することができなか
った。本発明はこのような点に鑑みてなされたものであ
り、遊技中に球抜き動作の指令がなされると球抜き動作
を予め報知し、遊技状態を維持するとともに上記所要デ
ータの消失等を未然に防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段1】課題を解決するための
手段1は、請求項1に記載した通りである。当該手段1
によれば、検出器を遊技制御手段に電気的に接続し、当
該遊技制御手段に球抜手段を電気的に接続する。そし
て、遊技制御手段は検出器から出力された指示信号を受
けて遊技の中断と球抜き動作の報知とを行い、その後に
球抜信号の出力を行う。球抜き動作を行う前には遊技の
中断と球抜き動作の報知とが行われるので、球抜き動作
に対する準備が行える。当該準備としては、例えば未払
いの賞球を払い出したり、遊技に関する所要データをホ
ールコンピュータ等の外部装置に出力する等がある。こ
うすることによって、遊技状態を維持するとともに上記
所要データの消失等を未然に防止することができる。
【0006】
【課題を解決するための手段2】課題を解決するための
手段2は、請求項2に記載した通りである。ここで、請
求項2に記載した用語の「外部装置」は、ホールコンピ
ュータ等のように所要データを受けることができる全て
の装置が該当する。このことは他の請求項および発明の
詳細な説明についても同様である。
【0007】当該手段2によれば、指示信号を受けた遊
技制御手段は、球抜信号を出力して球抜き動作を行う前
に現在の遊技状態を表す所要データを外部装置に出力す
る。そのため、球抜き動作を行う遊技機の遊技状態を確
実に把握することができる。
【0008】
【課題を解決するための手段3】課題を解決するための
手段3は、請求項3に記載した通りである。ここで、請
求項3に記載した用語の「記録媒体」は、データや信号
等を設定,変更可能な媒体であって、遊技機に供給する
電源を遮断した後も当該データや信号等の内容を保持で
きるものである。例えば、メモリ(EEPROM,フラ
ッシュメモリ,バッテリによってバックアップされたメ
モリ等)、磁気ディスク(フレキシブルディスク,ハー
ドディスク,光磁気ディスク等)、カード類(ICカー
ド,紙カード等)、文字や記号等が印刷可能な印刷物な
どが該当する。当該解釈は他の請求項および発明の詳細
な説明についても同様である。
【0009】当該手段3によれば、球抜き動作を終えた
後には、遊技の中断時とほぼ同じ遊技状態で遊技を再開
することができる。例えば、遊技の中断直前に入賞した
場合には当該入賞に基づく賞球を球抜き動作を終えた後
に払い出すことができ、遊技の中断時に大当たり遊技中
であった場合には当該大当たり遊技を球抜き動作を終え
た後に継続することができる。そのため、球抜き動作の
前後で遊技者の利益を維持することができる。また、球
抜き動作の前後で入賞等に関する所要データが失われな
いので、遊技場にとっては当該遊技機の遊技状態をより
正確に把握することができる。
【0010】
【課題を解決するための手段4】課題を解決するための
手段4は、請求項4に記載した通りである。当該手段4
によれば、少なくとも球抜き動作期間中は遊技制御手段
によって遊技が中断されるとともに、発射装置も停止さ
れるので遊技球を発射させることができなくなる。この
場合、発射させた遊技球が入賞しても遊技が中断してい
るために賞球が払い出されない。そのため、遊技者にと
っては無駄な発射(すなわち打ち損じ)がなくなるの
で、持ち球の減少を防止することができる。
【0011】
【課題を解決するための手段5】課題を解決するための
手段5は、請求項5に記載した通りである。当該手段5
によれば、未払いの賞球があるときには当該賞球の払い
出しを終えてから球抜き動作を行う。そのため、遊技の
中断直前に入賞した場合であっても、対応する賞球を確
実に払い出すことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明における実施の形態を図面
に基づいて説明する。 〔実施の形態1〕実施の形態1は球抜き動作を行う前に
賞球を払い出す態様であって、図1から図11までを参
照しながら説明する。これらの図に記載した要素につい
て、同一の要素には同一の符号を付している。
【0013】はじめに、本発明の概要を示した図1を参
照しながら説明する。図1に示す本発明の遊技機は、球
抜き動作の指示を遊技中に検出して指示信号を出力する
検出器2と、検出器2から出力された指示信号を受けて
球抜信号を出力する遊技制御手段4と、遊技制御手段4
から出力された球抜信号を受けて球抜き動作を行う球抜
手段8とを有する。ここで、球抜き動作とは遊技機内
(具体的には遊技球Bを誘導する誘導路6等)に存在す
る遊技球Bを排出する動作である。この場合、全ての遊
技球Bを排出する態様に限らず、多数の遊技球Bを排出
して少数の遊技球Bが残ってしまう態様も含む。図示す
るように、検出器2を遊技制御手段4に電気的に接続
し、当該遊技制御手段4に球抜手段8を電気的に接続す
る。
【0014】上記のように構成された遊技機によれば、
遊技制御手段4は通常では遊技機における遊技を制御す
る。しかし検出器2から指示信号を受けると、遊技制御
手段4は当該遊技の中断と球抜き動作の報知とを行い、
その後に球抜信号を球抜手段8に出力する。球抜信号を
受けた球抜手段8は、誘導路6によって誘導されてきた
遊技球Bを遊技機内から排出する。こうして球抜き動作
を行う前には遊技の中断と球抜き動作の報知とが行われ
るので、球抜き動作に対する準備が行える。当該準備と
しては、例えば未払いの賞球を払い出したり、遊技に関
する所要データをホールコンピュータ等の外部装置に出
力する等がある。こうすることによって、遊技状態を維
持するとともに上記所要データの消失等を未然に防止す
ることができる。
【0015】次に、遊技機の一つであるパチンコ機に本
発明を適用した例について説明する。図2,図3はいず
れもパチンコ機10の外観を示す図であって、図2
(A)には正面図を、図2(B)には右側面図を、図3
には背面図をそれぞれ示す。図2(A)に示すパチンコ
機10の正面側には、レール30で囲まれた遊技領域で
遊技を行う遊技盤12、パチンコ球を発射するハンドル
20、賞球を含むパチンコ球を一時的に貯留する上皿2
6や下皿22、タバコの吸い殻等を入れる灰皿24、前
枠32やガラス枠16を施錠・解錠する鍵部材18、球
抜き動作の指示をするために指令部材を差し込む球抜孔
28などを備える。遊技盤12には図示しないが釘,風
車,図柄表示器(例えば図柄等の画像を表示する液晶表
示器),役物装置,ゲート,入賞口,スピーカなどの部
品を適宜に設ける。図2(B)に示す前枠32は木枠3
4に対して開閉可能に設ける。球抜孔28はパチンコ機
10の正面側から背面側に貫いており、当該球抜孔28
の先端部付近にはリンク機構42を配置する。指令部材
を球抜孔28に差し込んで操作されたリンク機構42
は、さらに球抜スイッチ46を操作するように構成す
る。ここで、球抜き動作の指示を検出する球抜スイッチ
46は「検出器」に相当し、例えばマイクロスイッチを
用いる。なお、球抜スイッチ46はマイクロスイッチに
限らず、近接センサや光センサ等を用いてもよい。
【0016】図2(B)に示すパチンコ機10の背面側
には、搬送されてきたパチンコ球を一時的に蓄える球タ
ンク36、遊技盤12に対して着脱可能に設けられメイ
ン制御基板40や枠制御基板44等を取り付ける機構板
(ベース板)38、上記ハンドル20を操作してパチン
コ球を発射する発射装置48などを備える。図3に示す
機構板38には、パチンコ機10に備えられた各種装置
に電源を供給する配電盤50、球タンク36から出たパ
チンコ球を供給通路52に誘導する誘導レール62、誘
導レール62上で積み重なるパチンコ球をほぼ平らにな
らす球ならし片64、誘導レール62上の球切れを検出
する球切センサ68、供給通路52から供給されたパチ
ンコ球を賞球通路72または排出通路56に送り出す送
出装置70、送出装置70から送り出されたパチンコ球
を賞球通路72または排出通路56に切り替える切替弁
54、送出装置70から実際に送り出されたパチンコ球
をカウントする払出センサ60などを備える。誘導レー
ル62,供給通路52,送出装置70は、いずれも通常
図面に向かって前後方向に複数列(例えば二列)設けら
れている。供給通路52側における誘導レール62の先
端部には検出片66を設け、その検出片66にパチンコ
球が乗っていなければ球切センサ68がオンになって球
切れを検出するように構成している。ここで、リンク機
構42と切替弁54との間は連結部材74で連結する。
この構成によれば、リンク機構42は連結部材74を通
じて切替弁54を賞球位置または排出位置に切り替える
とともに、球抜スイッチ46を操作する。球抜スイッチ
46の操作によってソレノイド58が作動し、切替弁5
4の位置を維持する。こうして最初にリンク機構42を
押し込んだり引っ張るだけで、その後はソレノイド58
によって切替弁54を保持することができる。そのた
め、機械的な構成であっても切替弁54の切り替えを簡
単に行うことができる。ここで、切替弁54を賞球位置
に切り替えた状態を図8に、切替弁54を排出位置に切
り替えた状態を図11にそれぞれ示す。
【0017】なお、図2(B)に示すパチンコ機10の
背面側であって球抜孔28の先端部付近に球抜スイッチ
46を設けた場合には、メイン制御基板40から枠制御
基板44を通じてソレノイド58を作動させてもよい。
さらにソレノイド58と切替弁54との間を連結部材7
4で連結する。この構成によれば、球抜スイッチ46が
オンになるとソレノイド58を作動させ、連結部材74
を通じて切替弁54を排出位置に切り替える。一方、球
抜スイッチ46がオフになるとソレノイド58を作動さ
せ、連結部材74を通じて切替弁54を賞球位置に切り
替える。この構成によっても、球抜スイッチ46を操作
することによって切替弁54を賞球位置または排出位置
に切り替えることができる。
【0018】次に、メイン制御基板40,枠制御基板4
4などの関係について、図4,図5を参照して説明す
る。これらの図は信号伝達方法を簡単に表したものであ
り、図4には賞球を払い出す状態を、図5には球抜き動
作を行う状態をそれぞれ示す。図4に示すように、メイ
ン制御基板40と枠制御基板44との間が電気的に接続
されており、さらに枠制御基板44と送出装置70との
間が電気的に接続されている。遊技中にメイン制御基板
40が入賞を検出すると、賞球の払い出しを行うために
枠制御基板44に対して賞球指令(賞球数のデータを含
む)を伝達する。賞球指令の伝達を受けた枠制御基板4
4は、切替信号を切替弁54に伝達して賞球位置に切り
替えた後、賞球数に対応して賞球を払い出すように払出
信号を送出装置70に送る。そして、払出信号を受けた
送出装置70は供給通路52から供給されたパチンコ球
Baをカウントしながら賞球数だけ払い出す。賞球通路
72には払出センサ60によって実際に払い出された賞
球としてのパチンコ球Baを検出し、検出信号として枠
制御基板44に送る。検出信号を受けた枠制御基板44
は実際に払い出したパチンコ球Baの個数をカウント
し、そのカウント値が賞球数に達するまで払い出しを継
続する。なお、払出センサ60から出力される検出信号
はメイン制御基板40も受けており、払い出し状態を監
視する。
【0019】一方、図5に示すように、球抜スイッチ4
6によって球抜き動作の指示を受けたメイン制御基板4
0は、球抜き動作を行うために枠制御基板44に対して
排出指令を伝達する。排出指令の伝達を受けた枠制御基
板44は、切替信号を切替弁54に伝達して排出位置に
切り替えた後、球タンク36や供給通路52に存在する
パチンコ球Baを全て排出すべく排出信号を送出装置7
0に送る。排出信号を受けた送出装置70は、カウント
を行うことなくパチンコ球Baを排出する。
【0020】次に、メイン制御基板40と枠制御基板4
4とにかかる具体的な構成例について、図6を参照して
説明する。図6において、メイン制御基板40はCPU
(プロセッサ)100を中心として構成されており、遊
技制御プログラムや大当たり値などのデータを格納する
ROM102、各種乱数等のデータや検出信号などを一
時的に格納するRAM112、現在の遊技状態を記憶す
るバックアップメモリ104、球抜スイッチ46等から
の検出信号を入力する入力処理回路106、枠制御基板
44やホールコンピュータ80との間で通信を行う通信
制御回路114、ランプ類14等の表示制御を行う表示
制御回路116などを備える。これらのCPU100や
ROM102,RAM112,バックアップメモリ10
4,入力処理回路106,通信制御回路114,表示制
御回路116はバス110により相互に接続されてい
る。バックアップメモリ104は記録媒体に相当し、バ
ッテリによって記憶内容がバックアップされる。ホール
コンピュータ80は外部装置に相当し、メイン制御基板
40と同様にCPUを中心に構成されておりホール(遊
技場)を運営するために用いられる。すなわちホールコ
ンピュータ80は、パチンコ機やスロットマシン,貸出
機,照明機器等の装置や機器を総括して制御する。な
お、メイン制御基板40は「遊技制御手段」に相当し、
ホールコンピュータ80は「外部装置」に相当する。
【0021】また、枠制御基板44はメイン制御基板4
0と同様にCPU200を中心として構成されており、
枠制御プログラムや所定のデータを格納するROM20
2、賞球数等の各種データや指令信号などを一時的に格
納するRAM210、送出装置70などのようにパチン
コ機10に備えている各種作動装置への駆動信号を出力
する出力処理回路214、メイン制御基板40(必要に
応じてホールコンピュータ80)との間で通信を行う通
信制御回路204などを備える。これらのCPU200
やROM202,RAM210,通信制御回路204,
出力処理回路214はバス206により相互に接続され
ている。なお、枠制御基板44と送出装置70は「球抜
手段」に相当する。
【0022】上記のように構成されたパチンコ機10に
おいて、本発明を実現するためにメイン制御基板40や
枠制御基板44で行う処理手順について図7から図11
までを参照して説明する。ここで、図8,図11はいず
れも図3の部分拡大図であって、図8には賞球の払い出
し状態を、図11には球抜き動作状態をそれぞれ示す。
図7には球抜き検出処理の内容を、図9には球抜き実行
処理の内容を、図10には排出処理の内容をそれぞれフ
ローチャートで示す。なお、球抜き検出処理は図6に示
すCPU100が遊技制御プログラムを実行し、球抜き
実行処理および排出処理は図6に示すCPU200が枠
制御プログラムを実行することによってそれぞれ実現さ
れる。球抜き検出処理,球抜き実行処理および排出処理
はそれぞれ適切なタイミング(例えば4ミリ秒ごと)に
実行される。
【0023】図7に示す球抜き検出処理において、球抜
スイッチ46が操作されなければオフのままであり(ス
テップS10のNO)、何もせずに球抜き検出処理を終
了する。遊技中等における切替弁54は賞球位置に切り
替えられており、入賞等によって賞球の払い出しが生じ
た場合には図8に示すようにしてパチンコ球Baが賞球
として払い出される。
【0024】一方、係員が球抜孔28に指令部材を差し
込んで球抜スイッチ46を操作してオンになると(ステ
ップS10のYES)、以下の処理を行う。この際、メ
イン制御基板40側では球抜き検出処理以外の遊技に関
する処理を実行しないように措置しておく(例えば割り
込み禁止にする)のが望ましい。すなわち、RAM11
2に記憶されている現在の遊技状態を表す所要データ
(全部または一部)をバックアップメモリ104に記憶
して電源遮断等の不測の事態に備える(ステップS1
2)。現在の遊技状態を表す所要データとしては、例え
ばリーチ中か否か、大当たり遊技中か否か、大当たり遊
技のラウンド回数、確率変動か否かなどがある。上記所
要データをバックアップメモリ104に記憶するほかに
は、ホールコンピュータ80に出力(伝達,記憶)して
もよい。そして、未払いの賞球があるときには当該賞球
の払い出しを終えてから、発射装置48や図柄表示器,
役物装置等のような各種装置を一時停止して遊技を中断
した後(ステップS14)、球抜き動作を報知する(ス
テップS16)。賞球の払い出しを終えたか否かは、メ
イン制御基板40が払出センサ60から出力される検出
信号を所定期間(例えば5秒間)内に受けなかったか否
かによって判断できる。
【0025】当該報知は、例えば「これから球抜きを行
います」等のようなメッセージを図柄表示器に表示した
り、ランプ類14の特定の点滅パターンで表示したり、
スピーカから音声や効果音を出したり、ハンドル20や
遊技者が座る椅子等を振動させたりする。この報知によ
って遊技者や係員等はこれから球抜きが行われることを
知るので、そのための準備を確実に行うことができる。
当該準備としては、例えば未払いの賞球を先に払い出し
たり、遊技に関する所要データをホールコンピュータ8
0に出力する等がある。なお、報知を行う期間は準備の
期間よりも長く確保するのが望ましい。こうすることに
よって、遊技状態を維持するとともに上記所要データの
消失等を未然に防止することができる。球抜き動作を報
知した後には、排出指令としての球抜き開始コマンドを
枠制御基板44に送信して球抜き動作を始める(ステッ
プS18)。具体的には、図6に示すCPU100から
通信制御回路114,204を介してCPU200に球
抜き開始コマンドを伝達する。この球抜き開始コマンド
には、発射装置48を一時停止する発射停止、賞球の払
い出しを中断する賞球中断の指令は含まないものとす
る。
【0026】すなわち図9に移って枠制御基板44側で
は球抜き実行処理を実行しており、球抜き開始コマンド
を受信すると(ステップS30のYES)、図10に示
す排出処理を行う(ステップS32)。この排出処理で
は、切替弁54を排出位置に切り替えた後(ステップS
40)、排出指令としての球抜き終了コマンドを受信す
るまで(ステップS44)、送出装置70に排出信号を
送って駆動させる(ステップS42)。こうして送出装
置70が駆動している間は、図11に示すようにパチン
コ球Baは排出通路56を通って排出される。なお、図
8に示す状態と比べてみると、図11では指令部材によ
って押されたリンク機構42が形態を変化させているの
が分かる。
【0027】図7に戻ってメイン制御基板40側では、
球抜き開始コマンドを枠制御基板44に送信してから球
抜き期間(例えば60秒間)を経過すると(ステップS
20)、球抜き終了コマンドを枠制御基板44に送信し
て球抜き動作を終了する(ステップS24)。この球抜
き動作によってパチンコ機10内の全てのパチンコ球B
aを排出するが、点検,調整,修理等に支障がない程度
の少数のパチンコ球Baが残ってしまうこともある。再
び図10に移って枠制御基板44側では、上記球抜き終
了コマンドを受信すると(ステップS44のYES)、
切替弁54を賞球位置に切り替える(ステップS4
6)。こうして排出処理を終了して図9に示す球抜き実
行処理に戻り、この球抜き実行処理も終了する。
【0028】再び図7に戻ってメイン制御基板40側で
は、バックアップメモリ104に記憶した遊技状態をR
AM112に移して(コピーまたは移動して)、遊技を
中断した際の遊技状態に戻す(ステップS26)。その
後、一時停止していた発射装置48や図柄表示器,役物
装置等のような各種装置の作動を再開して遊技を再開し
(ステップS28)、球抜き検出処理を終了する。遊技
の再開によって、例えば遊技の中断直前に入賞した場合
には当該入賞に基づく賞球を払い出すことができ、遊技
の中断時に大当たり遊技中であった場合には当該大当た
り遊技を継続することができる。なお、球抜き検出処理
以外の遊技に関する処理を実行しないように措置した場
合には、終了の際に当該遊技に関する処理が実行できる
ように復帰させる必要がある。
【0029】上記実施の形態1によれば請求項1に対応
し、メイン制御基板40(遊技制御手段)は球抜スイッ
チ46(検出器)から出力された指示信号を受けて遊技
の中断と球抜き動作の報知とを行い(図7に示すステッ
プS14,S16)、その後に球抜信号の出力を行う
(図7に示すステップS18,図9に示す排出処理)。
球抜き動作を行う前には遊技の中断と球抜き動作の報知
とが行われるので、球抜き動作に対する準備が行える。
こうすることによって、遊技状態を維持するとともに上
記所要データの消失等を未然に防止することができる。
また請求項2に対応し、指示信号を受けたメイン制御基
板40は、球抜き動作を行う前に現在の遊技状態を表す
所要データをホールコンピュータ80(外部装置)に出
力する。そのため、ホールコンピュータ80は球抜き動
作を行うパチンコ機10(遊技機)の遊技状態を確実に
把握することができる。
【0030】さらに請求項3に対応し、球抜き動作を終
えた後には、遊技の中断時とほぼ同じ遊技状態で遊技を
再開することができる(図7に示すステップS26,S
28)。そのため、球抜き動作の前後で遊技者の利益を
維持することができる。また、球抜き動作の前後で入賞
等に関する所要データが失われないので、遊技場にとっ
ては当該パチンコ機10の遊技状態をより正確に把握す
ることができる。そして請求項4に対応し、球抜き動作
期間中はメイン制御基板40によって遊技が中断される
とともに、発射装置48も停止されるのでパチンコ球B
a(遊技球)を発射させることができなくなる(図7に
示すステップS14)。この場合、発射させたパチンコ
球Baが入賞しても遊技が中断しているために賞球が払
い出されない。そのため、遊技者にとっては無駄な発射
がなくなるので、持ち球の減少を防止することができ
る。なお、球抜き動作期間を超えて発射装置48を停止
してもよい。それから請求項5に対応し、未払いの賞球
があるときには当該賞球の払い出しを終えてから球抜き
動作を行う(図7に示すステップS14)。そのため、
遊技の中断直前に入賞した場合であっても、対応する賞
球を確実に払い出すことができる。そのため、遊技者の
利益を確実に確保することができる。その他、球抜孔2
8を通じてリンク機構42を介して球抜スイッチ46を
係員がパチンコ機10の正面側から操作できるように構
成した(図2参照)。そのため、球抜き動作の指示を行
う際に手間がかからない。
【0031】〔実施の形態2〕次に、実施の形態2は球
抜き動作を行なった後に未払いの賞球を払い出す態様で
あって、図12から図14までを参照しながら説明す
る。ここで、図12には球抜き実行処理の内容を、図1
3には払出中断処理の内容を、図14には払出再開処理
の内容をそれぞれフローチャートで示す。これらの球抜
き実行処理,払出中断処理および払出再開処理は図6に
示すCPU200が枠制御プログラムを適切なタイミン
グで実行することによってそれぞれ実現される。なお、
パチンコ機10の構成等は同様であるので、説明を簡単
にするために実施の形態2では実施の形態1と異なる点
を説明する。また、図6において枠制御基板44には記
録媒体に相当するバックアップメモリ212を備え、バ
ッテリによって記憶内容がバックアップされる。さら
に、メイン制御基板40は枠制御基板44に排出指令と
しての球抜き開始コマンドを送信しているものとする
(図7に示すステップS18)。この球抜き開始コマン
ドには実施の形態1と異なり、発射装置48を一時停止
する発射停止、賞球の払い出しを中断する賞球中断の指
令は含むものとする。
【0032】図12に示す球抜き実行処理は図9に示す
球抜き実行処理に代わるものである。図12において、
球抜き開始コマンドを受信すると(ステップS50のY
ES)、発射装置48を一時停止し(ステップS5
2)、図13に示す払出中断処理を行う(ステップS5
4)。この払出中断処理では、球貸し処理中か否かを判
別し(ステップS70)、球貸し処理中であれば球貸し
処理を終了するまで待機する(ステップS72)。その
後、賞球処理中か否かを判別し(ステップS74)、賞
球処理中であれば未払いの賞球数すなわち未払い個数を
バックアップメモリ212に記憶した後に賞球処理を中
断する(ステップS76)。賞球処理中か否かは、メイ
ン制御基板40が枠制御基板44に賞球指令を伝達した
後、払出センサ60から出力される検出信号を所定期間
内に受けなかったか否かによって判断できる。図12に
戻って払出中断処理を終えると、図10に示す排出処理
を行う(ステップS56)。当該排出処理は球抜き動作
を行うが、その処理内容については実施の形態1で説明
したので省略する。
【0033】排出処理による球抜き動作を終えると、発
射装置48の作動を再開し(ステップS58)、図13
に示す払出再開処理を行う(ステップS60)。この払
出再開処理では、上記ステップS76で記憶した未払い
個数が1個以上であれば(ステップS80のYES)、
未払い個数について賞球を払い出す(ステップS8
2)。こうして、中断していた賞球処理が再開され、全
ての賞球を払い出すことができる。そのため、遊技の中
断直前に入賞した場合であっても、対応する賞球を確実
に払い出すことができる。そのため、遊技者の利益を確
実に確保することができる。そして払出再開処理を終え
て、図12に示す球抜き実行処理に戻り、この球抜き実
行処理も終了する。
【0034】上記実施の形態2によれば、未払いの賞球
があるときに球抜スイッチ46がオンになると、賞球処
理を中断し先に球抜き動作を行なってから当該未払いの
賞球を払い出す(図12に示すステップS54,S5
6,S60)。そのため、遊技の中断直前に入賞した場
合であっても、対応する賞球を確実に払い出すことがで
きる。そのため、遊技者の利益を確実に確保することが
できる。また、請求項1から4までとの関係では、実施
の形態1と同様の効果を得ることができる。
【0035】〔他の実施の形態〕上述したパチンコ機1
0(遊技機)において、他の部分の構造,形状,大き
さ,材質,配置および動作条件等については、上記実施
の形態に限定されるものでない。例えば、上記実施の形
態を応用した次の各形態を実施することもできる。 (1)上記各実施の形態では、パチンコ機10に本発明
を適用した。この形態に代えて、球抜スイッチ46等の
検出器と、メイン制御基板40等の遊技制御手段と、枠
制御基板44や送出装置70等の球抜手段とを有する他
の遊技機についても同様に本発明を適用することができ
る。他の遊技機としては、パチンコ機以外の遊技機(例
えばアレンジボール機やテレビゲーム機)などがある。
これらの遊技機であっても、遊技状態を維持するととも
に上記所要データの消失等を未然に防止することができ
る。
【0036】(2)上記実施の形態1ではバックアップ
メモリ104を、実施の形態2ではバックアップメモリ
212をそれぞれ記録媒体として適用した(図6参
照)。この形態に代えて、少なくとも一方をEEPRO
M,フラッシュメモリ等の不揮発性メモリを適用しても
よい。この場合にはバッテリが不要になるので、コスト
や消費電力を抑えることができる。同様に、フレキシブ
ルディスク,ハードディスク,光磁気ディスク等のよう
な磁気ディスクや、ICカード,紙カード等のようなカ
ード類、あるいは文字や記号等が印刷可能な印刷物など
を適用してもよい。これらの記録媒体であっても、メイ
ン制御基板40からアクセス可能な限り遊技に関する所
要データを記憶(記録)しておくことができ、遊技を再
開する際には記憶した所要データを取得することができ
る。こうして、遊技の中断時と同じ遊技状態で再開する
ことができる。
【0037】(3)上記実施の形態1では、球抜き開始
コマンドを枠制御基板44に送信してから球抜き期間を
経過すると球抜き動作を終了したと判別した(図7に示
すステップS20,S24)。この形態に代えて、他の
判別方法によって球抜き動作の終了を判別してもよい。
第1判別例としての球抜き検出処理を図15に示す。こ
の例では図6に示す枠制御基板44にタイマーを備えて
いることを要する。なお、図7に示す処理ステップと同
一の処理ステップには同一の符号を付す。図15に示す
球抜き検出処理が図7と異なるのは、球抜き開始コマン
ドを枠制御基板44に送信した後(ステップS18)、
球抜き終了判定期間(例えば3秒間)をタイマーに設定
して当該タイマーを作動させ始める(ステップS2
1)。球抜き終了判定期間内に球抜スイッチ46がオフ
になっても(ステップS22のYES)、球抜き終了判
定期間を経過するまで待機する(ステップS23)。し
たがって、球抜き動作の終了は球抜スイッチ46がオフ
になっており、かつ球抜き終了判定期間を経過したこと
を条件とする。こうすればたとえ球抜き動作中に球抜ス
イッチ46がオフになっても、球抜き動作が途中で終わ
らずに確実にパチンコ機10内に存在するパチンコ球B
aを排出させることができる。第2判別例としては、図
3に示す球切センサ68が球切れを検出すると、球抜き
動作を終了したと判別するようにしてもよい。第3判別
例としては、パチンコ機10に設けられたリセットスイ
ッチがオンになると、球抜き動作を終了したと判別する
ようにしてもよい。当該リセットスイッチはパチンコ機
10を電源投入時とほぼ同じ状態にするためのスイッチ
である。これらの第2判別例または第3判別例によれ
ば、パチンコ球Baの排出を確実に終えることができ
る。さらに、実施の形態や第1判別例から第3判別例ま
でを任意に組み合わせて実施してもよい。こうすればパ
チンコ機10内に存在するパチンコ球Baをより確実に
排出することができる。
【0038】(4)上記各実施の形態では、送出装置7
0の下方に切替弁54を設けて、供給されたパチンコ球
Baを賞球通路72または排出通路56に振り分けて送
出した(図8,図11参照)。この形態に限らず、送出
装置70の上方に切替弁54を設けるとともに、賞球通
路72の途中に送出装置70を配置するように構成して
もよい(図16参照)。当該送出装置70は賞球を払い
出す払出装置になる。図16(A)には切替弁54を賞
球位置に切り替えて賞球を払い出す状態を、図16
(B)には切替弁54を排出位置に切り替えて球抜き動
作を行う状態をそれぞれ示す。この例ではバネやゴム等
の弾性体によって切替弁54を矢印D方向(左回り)に
付勢しており、ソレノイド58に連結される連結部材7
4に設けられている当接片76によって押さえ付けるか
否かによって切替弁54を賞球位置または排出位置に切
り替える。なお、この例では球抜き動作中に送出装置7
0を作動させてはならないので、図10に示すステップ
S42は実行しない。したがって、図10に示す排出処
理は切替弁54を排出位置に切り替えてから単に球抜き
終了コマンドを受信するまで待機し(ステップS4
4)、その後に切替弁54を賞球位置に切り替えること
になる。こうして送出装置70の上方に切替弁54を設
けた場合であっても、球抜き動作を行う前には遊技の中
断と球抜き動作の報知とが行われるので、遊技状態を維
持するとともに上記所要データの消失等を未然に防止す
ることができる。
【0039】(5)上記各実施の形態では、遊技に関す
る所要データを出力する外部装置としてホールコンピュ
ータ80を適用した(図6参照)。この形態に代えて
(あるいは加えて)、遊技場内の島に設けられている島
コンピュータや他のパチンコ機等を適用してもよい。こ
れらの島コンピュータや他のパチンコ機等であっても、
遊技に関する所要データを一時的に記憶(記録,保存)
することができる。したがって、遊技の中断時とほぼ同
じ状態で遊技を再開することができる。
【0040】(6)上記各実施の形態では、球抜孔28
を通じてリンク機構42を介して球抜スイッチ46を係
員がパチンコ機10の正面側から操作できるように構成
した(図2参照)。この形態に代えて、他の構成によっ
てパチンコ機10の正面側から球抜スイッチ46を操作
できるようにしてもよい。例えば、鍵部材18に球抜ス
イッチ46を組み込み、専用キーを鍵部材18に差し込
んで所定位置まで回すと初めて球抜き動作の指示が行え
るようにする。この場合でも、球抜き動作の指示を行う
際に手間がかからない。また、球抜孔28やリンク機構
42を設けることなく球抜スイッチ46をパチンコ機1
0の背面側に設け、鍵部材18で前枠32を開けなけれ
ば操作できないように構成してもよい。こうすれば、球
抜き動作の指示を行う際に手間がかかるが、遊技者等に
よる不正な操作をより確実に防止することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、球抜き動作を行う前に
は遊技の中断と球抜き動作の報知とが行われるので、球
抜き動作に対する準備が行える。そのため、遊技状態を
維持するとともに上記所要データの消失等を未然に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を示す図である。
【図2】パチンコ機を外観を示す正面図と右側面図であ
る。
【図3】パチンコ機を外観を示す背面図である。
【図4】賞球を払い出す状態における信号伝達方法を簡
単に表した図である。
【図5】球抜き動作を行う状態における信号伝達方法を
簡単に表した図である。
【図6】メイン制御基板と枠制御基板とにかかる具体的
な構成例を示す図である。
【図7】球抜き検出処理を示すフローチャートである。
【図8】図3の部分拡大図であり、賞球の払い出し状態
を示す。
【図9】球抜き実行処理を示すフローチャートである。
【図10】排出処理を示すフローチャートである。
【図11】図3の部分拡大図であり、球抜き動作状態を
示す。
【図12】球抜き実行処理を示すフローチャートであ
る。
【図13】払出中断処理を示すフローチャートである。
【図14】払出再開処理を示すフローチャートである。
【図15】球抜き検出処理を示すフローチャートであ
る。
【図16】他の実施の形態による賞球の払い出し状態と
球抜き動作状態とを示す。
【符号の説明】
2 検出器 4 遊技制御手段 6 誘導路 8 球抜手段 10 パチンコ機(遊技機) 40 メイン制御基板(遊技制御手段) 42 リンク機構 44 枠制御基板(球抜手段) 46 球抜スイッチ(検出器) 52 供給通路(誘導路) 54 切替部材 56 排出通路 58 ソレノイド 60 払出センサ 62 誘導レール 70 送出装置(球抜手段) 72 賞球通路 74 連結部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 佳吾 愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ川 1番地 株式会社大一商会内 Fターム(参考) 2C088 BA32 BA43 BA77 BC08 BC23 CA13 CA26 CA31

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機内に存在する遊技球を排出する球
    抜き動作の指示を遊技中に検出して指示信号を出力する
    検出器と、 遊技機における遊技を制御するとともに、検出器から出
    力された指示信号を受けて遊技の中断と球抜き動作の報
    知とを行い、その後に球抜信号の出力を行う遊技制御手
    段と、 遊技制御手段から出力された球抜信号を受けて球抜き動
    作を行う球抜手段とを有する遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した遊技機において、 指示信号を受けた遊技制御手段は、球抜信号を出力する
    前に現在の遊技状態を表す所要データを外部装置に出力
    する遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載した遊技機にお
    いて、 遊技制御手段は、球抜信号を出力する前に現在の遊技状
    態を表す所要データを記録媒体に記録し、球抜き動作を
    終えた後に記録媒体に記録した所要データに基づいて遊
    技を再開する遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一項に記載し
    た遊技機において、遊技球を発射する発射装置を備え、 指示信号を受けた遊技制御手段は、少なくとも球抜き動
    作期間中は発射装置を停止させる遊技機。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか一項に記載し
    た遊技機において、 遊技制御手段から出力された賞球信号を受けて賞球を払
    い出す賞球払出装置を備え、 未払いの賞球があるときに指示信号を受けた遊技制御手
    段は、賞球信号を出力し、賞球の払い出しを終えてから
    球抜信号を出力する遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002153643A (ja) * 2000-11-21 2002-05-28 Sankyo Kk 遊技機
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