JP2000271079A - 内視鏡の切換バルブ構造 - Google Patents

内視鏡の切換バルブ構造

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JP2000271079A
JP2000271079A JP11083706A JP8370699A JP2000271079A JP 2000271079 A JP2000271079 A JP 2000271079A JP 11083706 A JP11083706 A JP 11083706A JP 8370699 A JP8370699 A JP 8370699A JP 2000271079 A JP2000271079 A JP 2000271079A
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JP
Japan
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switching valve
forceps
endoscope
mounting hole
valve
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JP11083706A
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English (en)
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Kazuhiko Onda
和彦 恩田
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、切換バルブ48のバルブ本体100
を円錐台形状に形成することにより、バルブ本体100
を突出部42の取付孔62に嵌入させやすい内視鏡の切
換バルブ構造を提供する。 【解決手段】内視鏡手元操作部12には2つの鉗子口4
4、46が形成され、この鉗子口44、46は、手元操
作部12の突出部42に挿通配置された2本の配管具5
4、72を介して2本の鉗子チャンネルに連通されてい
る。前記2本の配管具54、72の間には、取付孔62
が形成され、さらに、この取付孔62に連通される配管
具54、72の接続用開口60、92が形成されてい
る。切換バルブ48は、バルブ本体100が円錐台形状
に形成されて、前記取付孔62に嵌入される。また、バ
ルブ本体100には、連通路102が形成され、切換バ
ルブ48のツマミ98を回動操作することにより、この
連通路102が前記接続用開口60、92を連通又は遮
断させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡手元操作部
に2つの鉗子口を備えた内視鏡の切換バルブ構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の内視鏡は、2本の鉗子チャンネ
ルを吸引管路として兼用しており、一方の鉗子チャンネ
ルを吸引装置に連通させ、他方の鉗子チャンネルを切換
バルブを介して一方の鉗子チャンネルに連通された状態
で吸引装置を駆動すると、2本の鉗子チャンネルで同時
に内視鏡先端部から吸引することができ、また、切換バ
ルブを閉成すれば、一方の鉗子チャンネルのみで内視鏡
先端部から吸引することができる。
【0003】鉗子チャンネルの処置具挿入部は、入口部
である口金と、該口金を前記鉗子チャンネルに連通させ
る配管具とから構成されており、前記2本の鉗子チャン
ネルを有する内視鏡の場合には、2本の配管具が内視鏡
手元操作部に挿通配置されている。2本の配管具の間に
は、切換バルブの取付孔と、これに連通された配管具の
接続用開口が形成され、前記取付孔には、切換バルブの
本体が嵌入されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
切換バルブ構造では、処置具挿入口に対し配管具の位置
がずれて配管具の一部が取付孔に突出すると、この突出
部分が邪魔になって切換バルブの本体を取付孔に嵌入さ
せることができないという欠点があった。本発明はこの
ような事情に鑑みてなされたもので、切換バルブを嵌入
させやすい内視鏡の切換バルブ構造を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、内視鏡手元操作部に形成された2つの鉗子
口と2本の鉗子チャンネルとを連結する2本の配管具間
に、切換バルブの取付孔と、該取付孔に連通される前記
配管具の接続用開口とが形成され、前記取付孔に前記2
本の鉗子チャンネルの連通又は遮断を切り換える切換バ
ルブの本体が嵌入される内視鏡の切換バルブ構造におい
て、前記切換バルブの本体は円錐台形状に形成されると
ともに、該切換バルブの本体が嵌入可能なように前記取
付孔が円錐台形状に形成されることを特徴とする。
【0006】本発明によれば、前記切換バルブの本体が
円錐台形状に形成されるので、鉗子チャンネルに連結さ
れる配管具の位置がずれて配管具の一部が取付孔に突出
していても、その配管具に邪魔されることなく、切換バ
ルブの本体をスムーズに取付孔に嵌入させることができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る内視鏡の切換バルブ構造の好ましい実施の形態につい
て詳述する。図1は、本発明の実施の形態に係る切換バ
ルブ構造が採用された内視鏡10を示し、この内視鏡1
0は、手元操作部12と、この手元操作部12に接続さ
れた挿入部14を有している。前記挿入部14は、挿入
部側軟性部16、湾曲部18、先端硬質部20から構成
されており、手元操作部12に設けられた一対の湾曲操
作用ノブ22、22を回動させることにより遠隔的に湾
曲操作され、前記先端硬質部20が所望の方向に向けら
れる。
【0008】前記手元操作部12には、シャッターボタ
ン24、吸引ボタン26、送気・送水ボタン28が並設
されている。また、手元操作部12には、LG(ライト
ガイド)軟性部30を介してLG(ライトガイド)コネ
クタ32が連結されている。LGコネクタ32には、図
示しない光源装置に接続されるライトガイド棒34が設
けられ、さらにLGコネクタ18には可撓管36を介し
て電気コネクタ38が接続されている。なお、図1の符
号40は、電気コネクタ38の防水用キャップである。
【0009】前記手元操作部12の下部には、前傾した
突出部42が形成され、この突出部42の上端部に2つ
の鉗子口44、46が並設されている。前記鉗子口46
は、鉗子口44よりも大きな口径に形成され、この鉗子
口44、46からサイズの異なる2種類の処置具を挿入
できるようになっている。また、前記突出部42の側部
には切換バルブ48が回動自在に取り付けられる。
【0010】図2には、鉗子口44、46付近の構造が
詳細に示され、鉗子口44が形成された口金50は、突
出部42に形成された挿通路52の上部に固定される。
口金50の下部には略円筒状の配管具54が接続され、
この配管具54は筒体56と接続具58とを介して図示
しない鉗子チャンネルに接続される。この鉗子チャンネ
ルは、図1の先端硬質部20に配設された鉗子窓(図示
せず)に連通されている。また、図2の配管具54は、
内管54Aと外管54Bとから構成され、内管54Aは
止めねじ59により外管54Bに固定される。
【0011】前記配管具54の側面には、接続用開口6
0が形成され、接続用開口60は突出部42に形成され
た取付孔62に連通される。更に、配管具54の外周面
の一部には、図3に示すように、位置決め手段であるフ
ラットな位置決め面64が形成される。この位置決め面
64は、配管具54の長手方向に沿って形成され、突出
部42の挿通路52の長手方向に形成された位置決め面
66に嵌合する。したがって、配管具54は、位置決め
面64を位置決め面66に沿って嵌挿することにより挿
通路52内に挿入され、そして、図2の配管具54の下
部段部55が挿通路52の段部53に当接したところ
で、配管具54の接続用開口60と取付孔62とが位置
決めされる。なお、符号80、82、84はシール用の
Oリングである。
【0012】他方の鉗子口46が形成された口金68
は、突出部42に形成された他方の挿通路70の上部に
固定される。口金68の下部には略円筒状の配管具72
が接続され、この配管具72は筒体74と接続具76と
を介して他方の鉗子チャンネル(図示せず)に接続され
る。また、配管具72は、内管72Aと外管72Bとか
ら構成され、内管72Aは止めねじ79により外管72
Bに固定される。
【0013】前記他方の鉗子チャンネルは、図1の先端
硬質部20に形成された鉗子窓(図示せず)に接続され
るとともに、分岐して吸引ボタン26のバルブ(図示せ
ず)に接続され、このバルブを開放操作することにより
図示しない吸引装置に連通される。従って、前記バルブ
を操作し吸引装置を駆動すれば、患部等に溜まった液体
を鉗子窓から前記鉗子チャンネルを介して吸引すること
ができる。
【0014】前記配管具72の側面には、図2に示すよ
うに接続用開口92が形成され、この接続用開口92は
突出部42に形成された取付孔62に連通されている。
更に、配管具72の外周面の一部には図3に示すよう
に、位置決め手段であるフラットな位置決め面94が形
成される。この位置決め面94は、配管具72の長手方
向に沿って形成され、突出部42の挿通路70の長手方
向に形成された位置決め面96に嵌合する。したがっ
て、配管具72は、位置決め面94を位置決め面96に
沿って嵌挿することにより挿通路70内に挿入され、そ
して、図2の配管具72の下部段部73が挿通路70の
段部71に当接したところで、配管具72の連通路92
と取付孔62とが位置決めされる。なお、図2の符号8
6、88、90はシール用のOリングである。
【0015】前記切換バルブ48は、図3及び図4に示
すように、ツマミ98がバルブ本体100にねじ104
により固定されて構成され、バルブ本体100が突出部
42に形成された取付孔62に挿入される。前記バルブ
本体100は、ツマミ98側から先端にかけて径の小さ
くなる円錐台形状に形成され、その円錐面(傾斜面)が
前記配管具54、配管具72及び取付孔62に嵌合され
る。前記円錐面の傾斜角度αは、バルブ本体100を取
付孔62に嵌入しやすい角度に設定され、本実施例で
は、α=6°に設定される。
【0016】前記切換バルブ48のバルブ本体100に
は、連通路102が貫通して形成され、ツマミ98が回
動操作されると、連通路102を介して接続用開口60
と接続用開口92が連通又は遮断される。前記ツマミ9
8の下部には、円弧状の溝108が形成され、この溝1
08に、取付孔62の口部に設けられた規制ピン106
が係合されることにより、前記ツマミ98の回動操作が
規制される。なお、前記バルブ本体100には、外周面
に凹条溝112が形成され、この凹条溝112にOリン
グ104が配設されて連通路102の気密性が保持され
る。
【0017】次に上記の如く構成されたバルブ構造の作
用について説明する。前述したように、配管具54及び
配管具72は、位置決めされて突出部42に装着されて
いるが、この位置決めの精度が悪い場合には、配管具5
4、72の一部が取付孔62に突出されることがある。
この場合、切換バルブ48のバルブ本体が円筒状に形成
されていると、バルブ本体100の先端が接続用開口6
0、92に当接するので、バルブ本体100を取付孔6
2に挿入することができない。これに対し、本実施の形
態の切換バルブ構造は、バルブ本体100が円錐台形状
に形成されるので、前記配管具54、72の一部が取付
孔62に多少突出しても、バルブ本体100の先端が接
続用開口60、92に当接することはなく、バルブ本体
100はスムーズに取付孔62に挿入される。そして、
バルブ本体100を取付孔62に挿入して配管具54、
72に嵌合させると、取付孔62に突出した配管具5
4、72はバルブ本体100に押されて元の位置に復帰
される。これにより、切換バルブ48のバルブ本体10
0を取付孔62にスムーズに嵌入させることができる。
【0018】このように本実施の形態の切換バルブ構造
によれば、切換バルブ48のバルブ本体100が円錐台
形状に形成されるので、バルブ本体100を取付孔62
にスムーズに挿入させることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明の内視鏡の切
換バルブ構造によれば、前記切換バルブの本体が円錐台
形状に形成されるので、切換バルブの本体を前記取付孔
にスムーズに嵌入させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る切換バルブ構造が採
用された内視鏡の全体構成図
【図2】図1に示した切換バルブの2−2線に沿う断面
【図3】図1に示した切換バルブの3−3線に沿う断面
【図4】図1に示した切換バルブの組み立て図
【符号の説明】 10…内視鏡、42…突出部、44…鉗子口、46…鉗
子口、48…切換バルブ、54…配管具、60…接続用
開口、62…取付孔、72…配管具、92…接続用開
口、98…ツマミ、100…バルブ本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡手元操作部に形成された2つの鉗子
    口と2本の鉗子チャンネルとを連結する2本の配管具間
    に、切換バルブの取付孔と該取付孔に連通される前記配
    管具の接続用開口とが形成され、前記取付孔に前記2本
    の鉗子チャンネルの連通又は遮断を切り換える切換バル
    ブの本体が嵌入される内視鏡の切換バルブ構造におい
    て、 前記切換バルブの本体は円錐台形状に形成されるととも
    に、該切換バルブの本体が嵌入可能なように前記取付孔
    が円錐台形状に形成されることを特徴とする内視鏡の切
    換バルブ構造。
JP11083706A 1999-03-26 1999-03-26 内視鏡の切換バルブ構造 Pending JP2000271079A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9161680B2 (en) 2013-11-26 2015-10-20 Bracco Diagnostics Inc. Disposable air/water valve for an endoscopic device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9161680B2 (en) 2013-11-26 2015-10-20 Bracco Diagnostics Inc. Disposable air/water valve for an endoscopic device

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Effective date: 20050210

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