JP2000270885A - 高度不飽和脂肪酸を含有する構造油脂の製造方法 - Google Patents

高度不飽和脂肪酸を含有する構造油脂の製造方法

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JP2000270885A
JP2000270885A JP11084275A JP8427599A JP2000270885A JP 2000270885 A JP2000270885 A JP 2000270885A JP 11084275 A JP11084275 A JP 11084275A JP 8427599 A JP8427599 A JP 8427599A JP 2000270885 A JP2000270885 A JP 2000270885A
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恒夫 山根
Yugo Iwasaki
雄吾 岩崎
Roxanna Rochat
ロクサナ ロシュ
Nobuhisa Shimizu
延寿 清水
Yuji Okita
裕司 沖田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リパーゼにより高収率で構造油脂を製造する
こと。 【解決手段】 第一段階の反応において、グリセリンお
よび高度不飽和脂肪酸あるいはその低級アルコールエス
テルに、位置特異性のないリパーゼを作用させ、脱水し
ながら、高度不飽和脂肪酸トリグリセリドを合成し、第
二段階の反応において、その高度不飽和脂肪酸トリグリ
セリドおよび炭素数12以下の脂肪酸あるいはその低級
アルコールエステルに、トリグリセリドの1,3位に特
異的に作用するリパーゼを作用させて、目的物であるト
リグリセリドの1位および3位に結合する脂肪酸の炭素
数が12以下であり、かつ、2位に結合する脂肪酸の組
成の90%以上が高度不飽和脂肪酸である構造油脂の製
造方法。上記の第二段階の反応において、反応がある程
度進行してから脱水を行う。高度不飽和脂肪酸はα−リ
ノレン酸、γ−リノレン酸、アラキドン酸、エイコサペ
ンタエン酸、n−6系ドコサペンタエン酸およびドコサ
ヘキサエン酸のいずれかである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業の属する技術分野】本発明は高度不飽和脂肪酸を
含有する構造油脂の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】エイコサペンタエン酸(20:5n−
3、以下、「EPA」と省略することもある。)やドコ
サヘキサエン酸(22:6n−3、以下、「DHA」と
省略することもある。)に代表される高度不飽和脂肪酸
は種々の生理活性を有するため、医薬品や健康食品など
に広く利用されている。これらはエチルエステルやグリ
セリドとして提供されているが、高度不飽和脂肪酸は炭
素数や二重結合が多い複雑な構造をとっているため、そ
のままでは消化吸収されにくいという問題があった。ト
リグリセリドの2位に高度不飽和脂肪酸を有する「構造
脂質」はこの問題を解決する手段として注目を集めてい
る。すなわち、ヒトのリパーゼはトリグリセリドの1位
と3位を選択的に加水分解するため、1分子のトリグリ
セリドから2分子の脂肪酸と1分子の2−モノグリセリ
ドを生じる。モノグリセリドは脂肪酸よりも吸収性が良
いため、2位に選択的に高度不飽和脂肪酸が結合した油
脂はランダムに結合した油脂と比べて高度不飽和脂肪酸
の消化吸収性が向上することが知られている。
【0003】高度不飽和脂肪酸は酸化に対して極めて不
安定なので、構造脂質の調製にはリパーゼのような常温
常圧で作用する生体触媒の利用が有利と考えられてい
る。例えば島田らは1,3位に特異的に作用するリパー
ゼを用い、マグロ油と中鎖脂肪酸(カプリル酸など)の
混合物から構造脂質が調製できることを報告している
(特開平8−214891)。この方法によって調製さ
れた構造脂質は2位にDHAを高濃度に含有するが、原
料マグロ油の2位に含まれるDHA含量を越えることは
ない。より高濃度に高度不飽和脂肪酸を含有する構造脂
質の調製には、高度不飽和脂肪酸を濃縮した原料を用い
る必要がある。濃縮には尿素付加法やクロマトグラフ法
など公知の技術を利用することができる。この方法の例
としては特許第1728708号があるが、該特許によ
れば高度不飽和脂肪酸が1位と3位に選択的に結合した
脂質が調製される。しかし、2位に高度不飽和脂肪酸が
結合した消化吸収性に優れた構造脂質を調製することは
できない。
【0004】特開昭63−297342では実施例でリ
ノール酸(18:2n−6)が2位に結合した構造脂質
の調製を報告している。これによると尿素付加法によっ
て調製されたリノール酸を原料に用いてリノール酸トリ
グリセリドを調製し、次いでこれと中鎖脂肪酸から1位
と3位に特異的に作用するリパーゼを用いて構造脂質を
得ている。この方法では2位のリノール酸はリパーゼの
作用を受けないので、目的としている2位にリノール酸
が結合した構造脂質を得ることができる。ただし、リノ
ール酸よりさらに複雑な構造を有し、リパーゼの作用を
受けにくい高度不飽和脂肪酸を用いた場合については実
施例に全く記載がないので不明である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決し、高度不飽和脂肪酸をトリグリセリドの2位に
高濃度に含有する構造油脂を簡単に効率良く製造するこ
とを目的とする。すなわち、本発明はトリグリセリドの
2位に結合する脂肪酸のうち高度不飽和脂肪酸が90%
以上であり、かつ1位および3位に結合する脂肪酸の炭
素数が12以下であることを特徴とする、リパーゼによ
る構造油脂の製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成すべく鋭意研究を重ねた結果、(第一段階)高度に
濃縮された高度不飽和脂肪酸あるいはその低級アルコー
ルエステルとグリセリンの混合物に位置特異性を持たな
いリパーゼを作用させ、生成する水あるいは低級アルコ
ールを除去しながらエステル合成反応を進行させて高度
不飽和脂肪酸トリグリセリドを調製し、(第二段階)高
度不飽和脂肪酸トリグリセリドと中鎖脂肪酸の低級アル
コールエステルの混合物に1位と3位に特異的に作用す
るリパーゼを作用させることにより、目的の構造脂質を
簡単に効率良く得ることができることを見いだし、本発
明を完成した。
【0007】本発明は、第一段階の反応において、グリ
セリンおよび高度不飽和脂肪酸あるいはその低級アルコ
ールエステルに、位置特異性のないリパーゼを作用さ
せ、脱水しながら、高度不飽和脂肪酸トリグリセリドを
合成し、第二段階の反応において、その高度不飽和脂肪
酸トリグリセリドおよび炭素数12以下の脂肪酸あるい
はその低級アルコールエステルに、トリグリセリドの
1,3位に特異的に作用するリパーゼを作用させて、目
的物であるトリグリセリドの1位および3位に結合する
脂肪酸の炭素数が12以下であり、かつ、2位に結合す
る脂肪酸の組成の90%以上が高度不飽和脂肪酸である
構造油脂の製造方法を要旨とする。
【0008】上記の第二段階の反応において、好ましく
は反応がある程度進行してから脱水を行い、したがって
本発明は、第一段階の反応において、グリセリンおよび
高度不飽和脂肪酸あるいはその低級アルコールエステル
に、位置特異性のないリパーゼを作用させ、脱水しなが
ら、高度不飽和脂肪酸トリグリセリドを合成し、第二段
階の反応において、その高度不飽和脂肪酸トリグリセリ
ドおよび炭素数12以下の脂肪酸あるいはその低級アル
コールエステルに、トリグリセリドの1,3位に特異的
に作用するリパーゼを作用させ、反応がある程度進行し
てから脱水を行い、トリグリセリドの2位に結合する脂
肪酸のうち高度不飽和脂肪酸の組成が90%以上であ
り、かつ1位および3位に結合する脂肪酸の炭素数が1
2以下である構造油脂を製造する高度不飽和脂肪酸を含
有する構造油脂の製造方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において高度不飽和脂肪酸
は、好ましくは炭素数18以上、二重結合数3以上の脂
肪酸であり、具体的にはα−リノレン酸(18:3n−
3)、γ−リノレン酸(18:3n−6)、アラキドン
酸(20:4n−6)、エイコサペンタエン酸(20:
5n−3)、n−6系ドコサペンタエン酸(22:5n
−6)、ドコサヘキサエン酸(22:6n−3)などが
例示される。これらはある種の微生物油、植物油や海産
動物油などに多量に含まれることが知られている。これ
らの脂肪酸の低級アルコールエステルは公知の方法を利
用して容易に調製できる。またこれらの脂肪酸あるいは
その低級アルコールエステルは公知の方法で純度を高め
ることができ、具体的には尿素付加法や蒸留法、クロマ
トグラフ法などが利用できる。
【0010】第一段階の反応に用いるリパーゼは位置特
異性を持たないものであり、これらは市販品を容易に入
手することができ、Novozym(Candida antarctica
来、ノボ・ノルディスク製)などが例示される。第二段
階の反応で用いるリパーゼは1位と3位に特異的に作用
するものであり、これらも市販品を容易に入手すること
ができ、Lipozyme(Rhizomucor miehei由来、ノボ・ノ
ルディスク製)などが例示される。これらリパーゼは必
要に応じて固定化して利用しても良い。
【0011】第一段階の反応における高度不飽和脂肪酸
あるいはその低級アルコールエステルとグリセリンの混
合量は特に限定されないが、未反応物の除去や精製を考
慮するとモル比で高度不飽和脂肪酸(あるいはその低級
アルコールエステル):グリセリン=3:1が最も望ま
しい。エステル合成反応で生成する水や低級アルコール
は減圧法や乾燥した不活性ガスによるバブリングなどで
容易に除去することができる。なお、小杉らは遊離のE
PAとグリセリンの混合物に固定化リパーゼを作用さ
せ、生成する水を除去しながら反応を進行させる方法
(特許第2602743号)を報告している。該特許の
条件下ではEPAトリグリセリドが70−85%で残り
はEPAジグリセリドという組成物が得られ、さらなる
高純度化のためにはクロマトグラフィーなどによる精製
処理が避けられない旨記載されている。これと比較し
て、本発明の第一段階の反応では実施例に示したよう
に、精製の必要なく容易にEPAトリグリセリドを98
%の高収率で得る条件を見いだしている。こうして得ら
れた高度不飽和脂肪酸トリグリセリドは不純物が非常に
少ないので、特殊な精製工程を必要とせず、リパーゼを
失活あるいは除去するだけで第二段階の反応に供するこ
とができる。
【0012】第二段階の反応で用いる中鎖脂肪酸とは炭
素数6から12の脂肪酸のことであり、カプリル酸やカ
プリン酸などが例示され、これらは市販品を容易に入手
することが可能である。また、これらの低級アルコール
エステルも公知の方法で容易に調製可能である。第二段
階の反応によって、トリグリセリドの1位と3位に結合
していた高度不飽和脂肪酸は低級アルコールエステルと
なる。目的物の構造油脂と副生成物の低級アルコールエ
ステルは蒸留やクロマトグラフィーなどで容易に分画可
能であり、得られた高度不飽和脂肪酸低級アルコールエ
ステルは再び第一段階の反応の原料に供することもでき
る。これにより、このプロセスにおける高度不飽和脂肪
酸のロスを低い値に抑えることができ、目的の構造脂質
を効率的に得ることができる。
【0013】
【実施例】本願発明の詳細を実施例で説明する。本願発
明はこれら実施例によって何ら限定されるものではな
い。
【0014】実施例1 純度97%以上のEPA6mmolとグリセリン2mm
olを混合し、これにCandida antarctica由来の固定化
リパーゼ(Novozym435、ノボ・ノルディスク製)
0.241gと蒸留水0.054gを加え、40℃、5
mmHgの条件下300rpmで48時間撹拌した。得
られた混合物の組成をTLC/FID(イアトロスキャ
ン)にて測定したところ、表1に示したようにEPAは
ほとんどトリグリセリドに取り込まれており、98%以
上がEPAトリグリセリド(以下EPA−TGと省略す
る)だった。ろ過によりリパーゼを除去し、得られたE
PA−TG0.3gとカプリル酸エチルエステル(以下
CA−Eと省略する)5.168gを混合した。これに
Rhizomucor miehei由来の固定化リパーゼ(Lipozyme I
M、ノボ・ノルディスク製)を0.608g添加し、4
0℃において撹拌しながら反応を行った。この時減圧は
行わず、常圧で反応を進行した。同時に適宜サンプリン
グしながらグリセリドの組成をガスクロマトグラフ法に
よって測定した。結果を図1に示した。図1から分かる
ように、原料のEPA−TGは反応の進行に伴って消費
され、反応開始から12時間を経過した時点でほとんど
検出されなくなった。反応開始から24時間経過した時
点で目的物(CEC)はグリセリド画分中73.66%
(mol%)と、70%以上に達した。なお、CEOや
EEOのような部分加水分解物も存在し、そのグリセリ
ド中の存在の割合はそれぞれ6.58%、4.90%
(ともにmol%)だった。図中、C、E、Oはそれぞ
れC:カプリル酸、E:EPA、O:水酸基をあらわ
す。
【0015】
【表1】
【0016】実施例2 実施例1の反応が24時間を経過してからさらに反応を
継続するにあたって、減圧条件下(10mmHg)にて
脱水しながら反応を進行した。結果を図1および図2に
示した。図1から分かるように、目的物であるCECは
減圧開始から明らかに増加し、最終的にグリセリド画分
中82.40%(mol%)と、減圧前と比較してさら
に純度を高めることができた。また図2から分かるよう
に、部分加水分解物は減圧を開始してから顕著に減少し
た。特にCEOが目立って減少し、減圧開始から5時間
後には検出されなくなった。このように常圧と減圧を組
み合わせることによって、目的物の純度の向上と部分加
水分解物の低減を実現することができた。
【0017】比較例1 実施例1と同様にEPA−Eを調製し、実施例1と同様
のカプリル酸とのエステル交換反応に供した。ただしエ
ステル交換反応に際しては、反応開始時点から減圧条件
下(10mmHg)にて反応を進行した。結果を図3に
示した。図3から分かるように、エステル交換反応の原
料であるEPA−TGは反応開始から24時間を経過し
ても20%以上が消費されずに残存していた。目的のC
ECはグリセリド中20%にも満たず、かわりに主成分
となったのはCEEだった。このようにリパーゼの活性
化にはある程度の水分が必要であり、反応開始から減圧
条件を適用するとリパーゼの活性化に必要な水分も除去
されてしまい、反応の進行が著しく阻害されて目的の構
造脂質を効率良く得ることができないことが分かる。こ
のように、本発明の第二段階の反応においては本発明者
が発見したような減圧などの脱水条件のコントロールが
極めて重要なファクターとなる。
【0018】
【発明の効果】トリグリセリドの2位に結合する脂肪酸
のうち高度不飽和脂肪酸が90%以上であり、かつ1位
および3位に結合する脂肪酸の炭素数が12以下である
構造油脂を簡単に効率良く製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における第一、第二段階の反応
の進行に伴うグリセリドの組成の変化を示す図面であ
る。
【図2】図1の第二段階の反応がある程度進行してから
行う減圧開始後のグリセリド(CEO,EEO)の組成
の変化を示す図面である。
【図3】第二段階の反応開始時点から減圧条件下にて反
応を進行した比較例におけるグリセリドの組成の変化を
示す図面である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 延寿 八王子市北野町559−6 日本水産株式会 社中央研究所内 (72)発明者 沖田 裕司 八王子市北野町559−6 日本水産株式会 社中央研究所内 Fターム(参考) 4B064 AD88 AD89 AD90 CA06 CA21 CB26 CC03 CD05 CD07 CE20 4H006 AA02 AC48 KA02 KA04 KA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一段階の反応において、グリセリンお
    よび高度不飽和脂肪酸あるいはその低級アルコールエス
    テルに、位置特異性のないリパーゼを作用させ、脱水し
    ながら、高度不飽和脂肪酸トリグリセリドを合成し、第
    二段階の反応において、その高度不飽和脂肪酸トリグリ
    セリドおよび炭素数12以下の脂肪酸あるいはその低級
    アルコールエステルに、トリグリセリドの1,3位に特
    異的に作用するリパーゼを作用させて、目的物であるト
    リグリセリドの1位および3位に結合する脂肪酸の炭素
    数が12以下であり、かつ、2位に結合する脂肪酸の組
    成の90%以上が高度不飽和脂肪酸である構造油脂の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 上記の第二段階の反応において、反応が
    ある程度進行してから脱水を行う請求項1の高度不飽和
    脂肪酸を含有する構造油脂の製造方法。
  3. 【請求項3】 高度不飽和脂肪酸が炭素数18以上、二
    重結合数3以上の脂肪酸である請求項1または2の高度
    不飽和脂肪酸を含有する構造油脂の製造方法。
  4. 【請求項4】 高度不飽和脂肪酸がα−リノレン酸(1
    8:3n−3)、γ−リノレン酸(18:3n−6)、
    アラキドン酸(20:4n−6)、エイコサペンタエン
    酸(20:5n−3)、n−6系ドコサペンタエン酸
    (22:5n−6)およびドコサヘキサエン酸(22:
    6n−3)のいずれかである請求項3の構造油脂の製造
    方法。
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