JP2000269837A - 受信回路 - Google Patents

受信回路

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JP2000269837A
JP2000269837A JP11069057A JP6905799A JP2000269837A JP 2000269837 A JP2000269837 A JP 2000269837A JP 11069057 A JP11069057 A JP 11069057A JP 6905799 A JP6905799 A JP 6905799A JP 2000269837 A JP2000269837 A JP 2000269837A
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signal
supplied
band
pass filter
frequency band
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Takeshi Sugawara
武 菅原
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分なアイソレーションを確保し、各バンド
を受信するときに他のバンドによる妨害の削減を可能と
する受信回路を提供することを目的とする。 【解決手段】 入力信号から第1の周波数帯域の第1信
号を検出する第1検出手段と、入力信号から第2の周波
数帯域の第2信号を検出する第2検出手段と、第2の周
波数帯域の第2信号を第1の周波数帯域に変換する周波
数変換手段と、第1信号と第1の周波数帯域に変換した
第2信号とのうち、どちらか一の信号を選択して出力す
る第1選択手段と、第1選択手段を制御する制御手段と
を有することにより上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信回路に係り、
特に異なる周波数帯域の入力信号を同一の周波数帯域に
変換して選択的に受信する受信回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CD(コンパクトディスク)等の
普及により、ディジタルオーディオの優れた特性と使い
やすさが一般に浸透してきている。このような背景か
ら、オーディオ放送のディジタル化の動きが活発になっ
ている。ディジタル化されたラジオ放送であるDAB
(Digital Audio Broadcasti
ng)は衛星波又は地上波に用いられ、付加価値の高い
サービスを聴取者に提供することができる。
【0003】DABは、その特徴により4つの伝送モー
ドが定義されている。例えば、モードI は使用周波数が
375MHz以下であり、特に単一周波数ネットワーク
に適している。モードIIは使用周波数が1.5GHz以
下であり、特に地上波放送に適している。また、モード
III は使用周波数が3.0GHz以下であり、特に衛星
放送に適している。
【0004】ここで、モードI の使用周波数のうちバン
ドIII と呼ばれる174〜240MHzの信号と、モー
ドIIの使用周波数のうちLバンドと呼ばれる1452〜
1492MHzの信号とを受信する受信回路について図
面を利用して説明する。図3は、DAB受信機を構成す
る受信回路の一例のブロック図を示す。受信回路100
にバンドIII の信号とLバンドの信号とが供給される
と、そのバンドIII 及びLバンドの信号はローパスフィ
ルタ(LPF:Low PassFilter)101
及びハイパスフィルタ(HPF:High PassF
ilter)120にそれぞれ供給される。ローパスフ
ィルタ101は、供給されたバンドIII 及びLバンドの
信号のうちバンドIII の信号のみをスイッチ(SW:S
witch)102に供給する。また、ハイパスフィル
タ120は、供給されたバンドIII 及びLバンドの信号
のうちLバンドの信号のみをアッテネータ(ATT:A
ttenuator)121に供給する。
【0005】アッテネータ121は後述するディテクタ
(DET:Detector)125の制御により、供
給されたLバンドの信号のレベルを調整し、その信号を
増幅器122に供給する。増幅器122は供給されたL
バンドの信号を増幅し、その信号をバンドパスフィルタ
(BPF:Band Pass Filter)123
を介してアッテネータ126に供給する。
【0006】アッテネータ126は後述するディテクタ
125の制御により、供給されたLバンドの信号のレベ
ルを調整し、その信号をミクサ127に供給する。ミク
サ127は、局部発振器128から供給される信号に基
づいて、アッテネータ126から供給されるLバンドの
信号をバンドIII の周波数帯域にダウンコンバートし、
そのダウンコンバートした信号をローパスフィルタ12
4に供給する。
【0007】ローパスフィルタ124は、供給された信
号をスイッチ102に供給すると共に、ディテクタ12
5に供給する。ディテクタ125は供給された信号のレ
ベルを検出し、その信号のレベルが所定のレベルとなる
ように、アッテネータ121及び126を調整する。し
たがって、ローパスフィルタ124からスイッチ102
に供給される信号は、適切なレベルの信号に調整されて
いることとなる。
【0008】スイッチ102はローパスフィルタ101
から供給されるバンドIII の信号と、ローパスフィルタ
124から供給されるLバンドの信号をダウンコンバー
トした信号とのうち、どちらか一の信号を選択してアッ
テネータ103に出力する。なお、スイッチ102はG
aAsの電界効果トランジスタ(FET:FieldE
ffect Transitor)等により構成され
る。
【0009】アッテネータ103は後述するディテクタ
116の制御により、供給された信号のレベルを調整
し、その信号を増幅器104に供給する。増幅器104
は供給された信号を増幅し、その信号をバンドパスフィ
ルタ105を介して増幅器106に供給する。増幅器1
06は後述するディテクタ116の制御により、供給さ
れた信号のレベルを調整し、その信号をバンドパスフィ
ルタ107を介してミクサ108に供給する。
【0010】ミクサ108は、局部発振器117から供
給される信号に基づいて、バンドパスフィルタ107か
ら供給される信号を第一中間周波数にダウンコンバート
し、そのダウンコンバートした信号を増幅器109に供
給すると共に、ディテクタ116に供給する。ディテク
タ116は供給された信号のレベルを検出し、その信号
のレベルが所定のレベルとなるように、アッテネータ1
03及び増幅器106を調整する。したがって、ミクサ
108から増幅器109に供給される信号は、適切なレ
ベルの信号に調整されていることとなる。
【0011】増幅器109は、供給された信号をSAW
(Surface Acoustic Wave)フィ
ルタ110に供給する。SAWフィルタ110は搬送波
の直交性を確保するために利用される。SAWフィルタ
110は、供給された信号を増幅器111を介してミク
サ112に供給する。ミクサ112は、局部発振器11
5から供給される信号に基づいて、増幅器111から供
給される信号を第二中間周波数にダウンコンバートし、
そのダウンコンバートした信号をバンドパスフィルタ1
13を介して増幅器114に供給する。そして、増幅器
114は、図示しない直交復調回路に供給される信号を
出力している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
受信回路では、ローパスフィルタ101から供給される
バンドIII の信号と、ローパスフィルタ124から供給
されるLバンドの信号をダウンコンバートした信号とが
スイッチ102に供給され、GaAsの電界効果トラン
ジスタ等により構成されるスイッチでどちらか一の信号
を選択してアッテネータ103に出力していたが、十分
なアイソレーションが取れないという問題があった。し
たがって、一のバンドを受信しているときに他のバンド
による妨害が発生する場合があった。
【0013】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、十分なアイソレーションを確保し、各バンドを受信
するときに他のバンドによる妨害の削減を可能とする受
信回路を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するため、請求項1記載の発明は、周波数帯域の異なる
複数の入力信号を同一の周波数帯域に変換して選択的に
受信する受信回路100において、前記入力信号から第
1の周波数帯域の第1信号を検出する第1検出手段10
1と、前記入力信号から第2の周波数帯域の第2信号を
検出する第2検出手段120と、前記第2の周波数帯域
の第2信号を第1の周波数帯域に変換する周波数変換手
段127,128と、前記第1信号を増幅して出力する
増幅手段151と、前記第1信号と第1の周波数帯域に
変換した第2信号とのうち、どちらか一の信号を選択し
て出力する第1選択手段152と、前記増幅手段151
及び第1選択手段152を制御する制御手段153とを
有することを特徴とする。
【0015】このように、第1選択手段152は制御手
段153の制御により第1信号と第1の周波数帯域に変
換した第2信号とのうち、どちらか一の信号を選択して
出力することが可能となり、十分なアイソレーションを
取ることができる。したがって、一の信号を選択してい
るときに他の信号による妨害が発生することを防ぐこと
が可能である。
【0016】また、請求項2記載の本発明は、前記制御
手段153の制御により前記第1信号の出力を選択する
第2選択手段150を更に有することを特徴とする。こ
のように、第2選択手段150を更に有することによ
り、第1信号を受信しない時に第1信号が出力されない
ように制御することが可能となり、十分なアイソレーシ
ョンを取ることが可能となる。
【0017】また、請求項3記載の本発明は、前記第1
検出手段101の出力が前記第2選択手段150に供給
され、前記第2選択手段150の出力が前記増幅手段1
51に供給され、前記増幅手段151の出力が前記第1
選択手段152に供給されることを特徴とする。このよ
うに、第2信号を受信する時に第1信号が第1選択手段
152に供給されないように第2選択手段150と増幅
手段151とを制御することが可能となり、十分なアイ
ソレーションを取ることが可能となる。
【0018】例えば、第2信号を受信する場合、第2選
択手段150は第1信号を増幅手段に供給しないように
制御され、更に増幅手段151は供給される信号を増幅
しないように制御される。したがって、第1選択手段1
52に第1信号が供給されず、第2信号は第1信号の妨
害を受けずに受信されることになる。また、請求項4記
載の本発明は、前記第1選択手段152と第2選択手段
150とは、ダイオードで構成されるスイッチであるこ
とを特徴とする。
【0019】このように、第1選択手段152と第2選
択手段150とが、ダイオードで構成されるスイッチで
あることにより、コストを削減することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明のDAB受信機を構
成する受信回路の一実施例のブロック図を示す。受信回
路100は、ローパスフィルタ(LPF:Low Pa
ss Filter)101,124、ハイパスフィル
タ(HPF:High Pass Filter)12
0、バンドパスフィルタ(BPF:Band Pass
Filter)105,107,113,123、ス
イッチ(SW:Switch)150,152、アッテ
ネータ(ATT:Attenuator)103,12
1,126、増幅器106,109,111,114,
122,151、ミクサ108,112,127、SA
Wフィルタ(Surface AcousticWav
e)110、ディテクタ(Detector)116,
125、局部発振器115,117,128、制御回路
153を含む構成である。
【0021】受信回路100にバンドIII の信号とLバ
ンドの信号とが供給されると、そのバンドIII 及びLバ
ンドの信号はローパスフィルタ101及びハイパスフィ
ルタ120にそれぞれ供給される。ローパスフィルタ1
01は、供給されたバンドIII 及びLバンドの信号のう
ちバンドIII の信号のみをスイッチ150に供給する。
また、ハイパスフィルタ120は、供給されたバンドII
I 及びLバンドの信号のうちLバンドの信号のみをアッ
テネータ121に供給する。
【0022】アッテネータ121は後述するディテクタ
125の制御により、供給されたLバンドの信号のレベ
ルを調整し、その信号を増幅器122に供給する。増幅
器122は供給されたLバンドの信号を増幅し、その信
号をバンドパスフィルタ123に供給する。バンドパス
フィルタ123は、不要な信号成分を除去した信号をア
ッテネータ126に供給する。
【0023】アッテネータ126は後述するディテクタ
125の制御により、供給されたLバンドの信号のレベ
ルを調整し、その信号をミクサ127に供給する。ミク
サ127は、局部発振器128から供給される信号に基
づいて、アッテネータ126から供給されるLバンドの
信号をバンドIII の周波数帯域にダウンコンバートし、
そのダウンコンバートした信号をローパスフィルタ12
4に供給する。
【0024】ローパスフィルタ124は、不要な信号成
分を除去した信号をスイッチ152に供給すると共に、
ディテクタ125に供給する。ディテクタ125は供給
された信号のレベルを検出し、その信号のレベルが所定
のレベルとなるように、アッテネータ121及び126
を調整する。したがって、ローパスフィルタ124から
スイッチ152に供給される信号は、適切なレベルの信
号に調整されていることとなる。
【0025】一方、スイッチ150はローパスフィルタ
101からバンドIII の信号を供給され、後述する制御
回路153の制御により、その信号をアッテネータ10
3に供給する。なお、制御回路153の制御によりその
信号をアッテネータ103に供給しない場合、すなわ
ち、Lバンドの信号の受信処理を行なう場合、ローパス
フィルタ101とグランド(GND)とを接続するよう
に制御される。
【0026】アッテネータ103は、後述するディテク
タ116の制御により、供給された信号のレベルを調整
し、その信号を増幅器151に供給する。増幅器151
は、後述する制御回路153の制御により動作を制御さ
れ、バンドIII の信号の受信処理を行なうときに供給さ
れる信号を増幅して、その信号をスイッチ152に供給
する。なお、増幅器151はLバンドの信号の受信処理
を行なう場合、増幅処理を停止するように制御される。
【0027】スイッチ152は後述する制御回路153
の制御により、増幅器151から供給されるバンドIII
の信号と、ローパスフィルタ124から供給されるLバ
ンドの信号をダウンコンバートした信号とのうち、どち
らか一の信号を選択してバンドパスフィルタ105に出
力する。なお、スイッチ150,152は、ダイオード
スイッチ等により構成することができる。
【0028】ここで、制御回路153について説明する
と、制御回路153は受信するべき信号がバンドIII の
信号かLバンドの信号かによってスイッチ150,15
2,増幅器151を制御する。例えば、バンドIII の信
号を受信する場合、制御回路153は、ローパスフィル
タ101とアッテネータ103とが接続されるようにス
イッチ150を制御し、アッテネータ103から供給さ
れる信号を増幅して出力するように増幅器151を制御
し、増幅器151とバンドパスフィルタ105とが接続
されるようにスイッチ152を制御する。したがって、
バンドパスフィルタ105以降の回路にはローパスフィ
ルタ124から信号が供給されず、バンドIII の信号が
受信される。
【0029】また、Lバンドの信号を受信する場合、制
御回路153は、ローパスフィルタ101とグランド
(GND)とが接続されるようにスイッチ150を制御
し、増幅処理を停止するように増幅器151を制御し、
ローパスフィルタ124とバンドパスフィルタ105と
が接続されるようにスイッチ152を制御する。したが
って、バンドパスフィルタ105以降の回路には増幅器
151から信号が供給されず、Lバンドの信号が受信さ
れる。
【0030】例えば、本発明の受信回路では、スイッチ
150が約25dB,増幅器151が約40dB,スイ
ッチ152が約25dBの減衰が可能であり、合計約9
0dBの減衰が可能となる。一方、従来の受信回路で
は、スイッチ102により約50dBの減衰しか行なう
ことができない。したがって、本発明の受信回路は十分
なアイソレーションを確保することができ、一のバンド
の信号を受信するときに他のバンドによる妨害の削減を
することが可能となる。
【0031】続いてスイッチ152から信号が供給され
ると、増幅器105は供給された信号から不要な信号成
分を除去し、その信号を増幅器106に供給する。増幅
器106は後述するディテクタ116の制御により、供
給された信号のレベルを調整し、その信号をバンドパス
フィルタ107を介してミクサ108に供給する。ミク
サ108は、局部発振器117から供給される信号に基
づいて、バンドパスフィルタ107から供給される信号
を第一中間周波数にダウンコンバートし、そのダウンコ
ンバートした信号を増幅器109に供給すると共に、デ
ィテクタ116に供給する。ディテクタ116は供給さ
れた信号のレベルを検出し、その信号のレベルが所定の
レベルとなるように、アッテネータ103及び増幅器1
06を調整する。したがって、ミクサ108から増幅器
109に供給される信号は、適切なレベルの信号に調整
されていることとなる。
【0032】増幅器109は、供給された信号をSAW
(Surface Acoustic Wave)フィ
ルタ110に供給する。SAWフィルタ110は搬送波
の直交性を確保するために利用される。SAWフィルタ
110は、供給された信号を増幅器111を介してミク
サ112に供給する。ミクサ112は、局部発振器11
5から供給される信号に基づいて、増幅器111から供
給される信号を第二中間周波数にダウンコンバートし、
そのダウンコンバートした信号をバンドパスフィルタ1
13に供給する。バンドパスフィルタ113は、供給さ
れた信号から不要な信号成分を除去し、その信号を増幅
器114に供給する。そして、増幅器114は供給され
た信号を増幅し、その増幅後の信号を図示しない直交復
調回路に出力する。
【0033】なお、図1の受信回路はスイッチ150を
有しない構成も可能である、この場合、スイッチ152
及び増幅器151の処理により、バンドIII の信号とL
バンドの信号をダウンコンバートした信号とのうち、ど
ちらか一の信号を選択してバンドパスフィルタ105に
出力する。以上、図1を用いて説明した受信回路100
は、例えば図2に示すようにDAB受信機の一部を構成
する。図2は、DAB受信機の一例の構成図を示す。受
信回路100は各モードにより異なる周波数のRF信号
を供給され、IF信号に変換されて更に2nd IF信
号に変換される。
【0034】変換された2nd IF信号は、A/D変
換器200に供給され、アナログ信号からデジタル信号
に変換される。変換されたデジタル信号は、復調処理部
300に供給され、高速フーリエ変換(FFT)及び差
動復調処理が行われる。誤り訂正処理部400は、デイ
ンターリーブ処理及び誤り訂正処理を行い、処理後の信
号をオーディオデコーダ500及びデータデコーダ80
0に供給する。オーディオデコーダ500は、供給され
たデータ圧縮されているオーディオデータからオーディ
オデータを復元して出力する。データデコーダ800
は、オーディオデータに含まれる例えばアーティスト名
等の情報データを復元して出力している。さらに、ユー
ザインターフェース600は、ユーザが各種操作を行な
うものであり、その操作に基づいて制御回路700が各
ブロックを制御している。
【0035】なお、本実施例では、モードI の使用周波
数のうちバンドIII と呼ばれる174〜240MHzの
信号と、モードIIの使用周波数のうちLバンドと呼ばれ
る1452〜1492MHzの信号とを受信する受信回
路について説明したが、これに限るものではなく他のモ
ードにおいても利用が可能である。また、特許請求の範
囲に記載した第1検出手段はローパスフィルタ101に
対応し、第2検出手段はハイパスフィルタ120に対応
し、周波数変換手段はミクサ127及び局部発振器12
8に対応し、第1選択手段はスイッチ152に対応し、
制御手段は制御回路153に対応し、第2選択手段はス
イッチ150に対応し、増幅手段は増幅器151に対応
する。
【0036】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の発
明によれば、第1選択手段は制御手段の制御により第1
信号と第1の周波数帯域に変換した第2信号とのうち、
どちらか一の信号を選択して出力することが可能とな
り、十分なアイソレーションを取ることができる。した
がって、一の信号を選択しているときに他の信号による
妨害が発生することを防ぐことが可能である。
【0037】また、請求項2記載の発明によれば、第2
選択手段を更に有することにより、第1信号を受信しな
い時に第1信号が出力されないように制御することが可
能となり、十分なアイソレーションを取ることが可能と
なる。また、請求項3記載の本発明によれば、第2信号
を受信する時に第1信号が第1選択手段に供給されない
ように第2選択手段と増幅手段とを制御することが可能
となり、十分なアイソレーションを取ることが可能とな
る。
【0038】例えば、第2信号を受信する場合、第2選
択手段は第1信号を増幅手段に供給しないように制御さ
れ、更に増幅手段は供給される信号を増幅しないように
制御される。したがって、第1選択手段に第1信号が供
給されず、第2信号は第1信号の妨害を受けずに受信さ
れることになる。また、請求項4記載の本発明によれ
ば、第1選択手段と第2選択手段とが、ダイオードで構
成されるスイッチであることにより、コストを削減する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のDAB受信機を構成する受信回路の一
実施例のブロック図である。
【図2】DAB受信機の一例の構成図である。
【図3】DAB受信機を構成する受信回路の一例のブロ
ック図である。
【符号の説明】
100 受信回路 101,124 ローパスフィルタ 120 ハイパスフィルタ 105,107,113,123 バンドパスフィル
タ 150,152 スイッチ 103,121,126 アッテネータ 106,109,111,114,122,151
増幅器 108,112,127 ミクサ 110 SAWフィルタ 116,125 ディテクタ 115,117,128 局部発振器 153 制御回路 200 A/D変換器 300 復調処理部 400 誤り訂正処理部 500 オーディオデコーダ 600 ユーザインターフェース 700 制御回路 800 データデコーダ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数帯域の異なる複数の入力信号を同
    一の周波数帯域に変換して選択的に受信する受信回路に
    おいて、 前記入力信号から第1の周波数帯域の第1信号を検出す
    る第1検出手段と、 前記入力信号から第2の周波数帯域の第2信号を検出す
    る第2検出手段と、 前記第2の周波数帯域の第2信号を第1の周波数帯域に
    変換する周波数変換手段と、 前記第1信号を増幅して出力する増幅手段と、 前記第1信号と第1の周波数帯域に変換した第2信号と
    のうち、どちらか一の信号を選択して出力する第1選択
    手段と、 前記増幅手段及び第1選択手段を制御する制御手段とを
    有することを特徴とする受信回路。
  2. 【請求項2】 前記制御手段の制御により前記第1信号
    の出力を選択する第2選択手段を更に有することを特徴
    とする請求項1記載の受信回路。
  3. 【請求項3】 前記第1検出手段の出力が前記第2選択
    手段に供給され、前記第2選択手段の出力が前記増幅手
    段に供給され、前記増幅手段の出力が前記第1選択手段
    に供給されることを特徴とする請求項2記載の受信回
    路。
  4. 【請求項4】 前記第1選択手段と第2選択手段とは、
    ダイオードで構成されるスイッチであることを特徴とす
    る請求項3記載の受信回路。
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