JP2000269341A - 機能マクロ及びその設計方法、及び半導体装置の設計方法 - Google Patents

機能マクロ及びその設計方法、及び半導体装置の設計方法

Info

Publication number
JP2000269341A
JP2000269341A JP11067508A JP6750899A JP2000269341A JP 2000269341 A JP2000269341 A JP 2000269341A JP 11067508 A JP11067508 A JP 11067508A JP 6750899 A JP6750899 A JP 6750899A JP 2000269341 A JP2000269341 A JP 2000269341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
connection pin
semiconductor device
function macro
wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11067508A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3651654B2 (ja
Inventor
Kenichiro Mimoto
賢一郎 味元
Takehiko Hojo
岳彦 北城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP06750899A priority Critical patent/JP3651654B2/ja
Priority to TW089102949A priority patent/TW512396B/zh
Priority to KR1020000012253A priority patent/KR100329951B1/ko
Publication of JP2000269341A publication Critical patent/JP2000269341A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3651654B2 publication Critical patent/JP3651654B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/0203Particular design considerations for integrated circuits
    • H01L27/0207Geometrical layout of the components, e.g. computer aided design; custom LSI, semi-custom LSI, standard cell technique
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/71Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
    • H01L21/768Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics
    • H01L21/76838Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics characterised by the formation and the after-treatment of the conductors
    • H01L21/76877Filling of holes, grooves or trenches, e.g. vias, with conductive material
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/52Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames
    • H01L23/522Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames including external interconnections consisting of a multilayer structure of conductive and insulating layers inseparably formed on the semiconductor body
    • H01L23/528Geometry or layout of the interconnection structure
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B10/00Static random access memory [SRAM] devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 他のセルとの接続において、デザインルール
を違反することなく、配線自由度の高い接続を行うこと
ができる。 【解決手段】 機能マクロ2は、接続ピン領域1に配置
された2層以上の配線層5、6と、接続ピン領域1及び
接続ピン領域1の端部からデザインルールから定まる所
定の距離だけ広げた領域(コンタクト禁止領域)3以外
の領域に配置されたヴィアコンタクト4とを有する。ラ
ンダムロジック20等の他のセルとの接続においてラン
ダムロジック20のヴィアコンタクトと機能マクロ2の
ヴィアコンタクト4との間でデザインルールの違反が起
こることを避けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SRAM、DRA
M、PLL等の機能マクロ及びその設計方法に関し、特
に機能マクロとランダムロジック等の異なる機能セルを
同一チップ上に搭載した集積回路およびその設計方法に
関する。さらに詳細には機能マクロの接続ピンの形状に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ASIC(Application Specific
Integrated Circuit:特定用途向け集積回路)等の半
導体集積回路は、微細加工技術の向上による高集積化と
高性能化により、同一チップ内に機能マクロと機能マク
ロ内データの演算・処理を行うランダムロジックを混載
した構成がとられている。ここで、機能マクロとはSR
AM、DRAM、PLL等の複雑な機能を有する回路を
その機能専用セルとして開発されたものである。
【0003】一般に、このような半導体装置の設計にお
いて、機能マクロ及びランダムロジック部等の各セルご
とに機能設計、回路設計、そしてレイアウト設計が行な
われ、各セルごとにレイアウトデータが作成される。そ
して、各セルのレイアウトデータは自動配置配線ツール
を用いて、半導体チップ全体の1つのレイアウトデータ
(以後、チップレイアウトデータと言う)にまとめられ
る。つまり、自動配置配線ツールにより、各セルはチッ
プ内の所定の位置に配置され、配置された各セル間を接
続する配線が形成される。
【0004】ここで、機能マクロのレイアウトデータ
は、自動配置配線ツールにかけられる前に、他のセルと
の接続のために設けられた配線領域(以後、「接続ピン
領域」という)のレイアウトパターンとセルのサイズが
記述されたデータ(以後、「LEFデータ」という)に
変換される。自動配置配線ツールに必要なLEFデータ
のみを入力することで自動配置配線ツールの処理するデ
ータ量を減らし、計算効率を向上させるためである。
【0005】従来、機能マクロ内の接続ピン領域におい
て、機能マクロの配線が1層だけでは他のセルとの接続
の自由度が少ないため、ランダムロジック部等との接続
においてはロジック規模の大きさあるいは配線の混雑に
よっては接続できない場合があった。このため、図6に
示すように、機能マクロ52の接続ピン領域51内ある
いはその周縁にヴィアコンタクト54を形成して、接続
ピン領域51における機能マクロ52の配線層を第1配
線層56及び第2配線層55の2層以上で構成して、第
1配線層乃至第3配線層(71、72、74)を有する
ランダムロジック70との接続の自由度を上げていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、機能マクロ5
2の接続ピン領域51内に複数の配線層に対して、ラン
ダムロジックが同一の配線層により接続する場合は問題
ないが、ランダムロジック70がヴィアコンタクトを介
して機能マクロと異なる配線層で接続を行うと、接続ピ
ン領域51内あるいはその周縁において、機能マクロ5
2が形成するヴィアコンタクト54とランダムロジック
70が形成するヴィアコンタクトとの間でデザインルー
ルの違反をする場合がある。ここでデザインルールと
は、同一配線層間を接続する隣接したヴィアコンタクト
が近づける距離を定めたスペースルールと、配線層の上
下に配置されるヴィアコンタクトは縦に連ねてはいけな
い、というスタックルールの2つのルールを言う。これ
らに違反することをそれぞれスペースエラー、スタック
エラーと言う。
【0007】具体的には、次に示す3つの事例が考えら
れる。まず、図7(a)に示すように、接続ピン領域5
1内において第1配線層56から第2配線層55にヴィ
アコンタクト54を介して接続された機能マクロ52に
対して、ランダムロジック70は第1配線層71からヴ
ィアコンタクト73を介して機能マクロ52の第2配線
層72と接続している。この時、機能マクロ52の接続
ピン領域51内のヴィアコンタクト54とランダムロジ
ック70のヴィアコンタクト73の間でヴィアコンタク
トのスペースエラー77が発生する。
【0008】また、図7(b)に示すように、図7
(a)と同様な構成を有する機能マクロに、ランダムロ
ジック70は接続ピン領域51において第3配線層から
ヴィアコンタクト75を介して第2配線層55と接続し
ている。この時、機能マクロ52のヴィアコンタクト5
4とランダムロジック70のヴィアコンタクト75の間
でヴィアコンタクトのスタックエラー78が発生する。
【0009】さらに、図7(c)に示すように、第3配
線層58から接続ピン領域51の周辺に形成された2つ
のヴィアコンタクト54、57と第2配線層55を介し
て、第1配線層56に接続され、接続ピン領域51にお
いてヴィアコンタクト76が形成され、第1および第2
配線層55、56で接続ピンが形成されている。これに
対して、ランダムロジック70は、図7(b)と同様に
第3配線層74において接続ピン領域51に入り、ヴィ
アコンタクト75を介して第2配線層55と接続されて
いる。この時、接続ピン領域51内でスタックエラー7
8が発生し、機能マクロ52の接続ピン領域51周辺に
形成されたヴィアコンタクト57とランダムロジック7
0のヴィアコンタクト75の間ではスペースエラー77
が発生する。
【0010】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、他のセルとの接続におい
て、デザインルールを違反することなく、配線自由度の
高い接続を行うことができる機能マクロを提供すること
である。
【0011】また本発明の他の目的は、他のセルとの接
続において、デザインルールを違反することなく、配線
自由度の高い接続を行うことができる機能マクロの設計
方法を提供することである。
【0012】さらに本発明の他の目的は、自動配置配線
ツールによる各セルの配線接続において、デザインルー
ル違反の発生を抑えることができる半導体装置の設計方
法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明の第1の特徴は、自動配置配線ツールを用い
て設計される半導体装置に混載される機能マクロにおい
て、接続ピン領域に配置された2層以上の配線層と、接
続ピン領域及び接続ピン領域の端部からデザインルール
から定まる所定の距離だけ広げた領域(コンタクト禁止
領域)以外の領域に配置されたヴィアコンタクトとを有
する機能マクロであることである。
【0014】本発明の第1の特徴によれば、機能マクロ
の接続ピン領域内に配置された2層以上の配線層を接続
するヴィアコンタクトを接続ピン領域及びコンタクト禁
止領域以外の領域に配置することで、ランダムロジック
等の他のセルとの接続において他のセルのヴィアコンタ
クトと機能マクロのヴィアコンタクトとの間でデザイン
ルールの違反が起こることを避けることができる。
【0015】本発明の第1の特徴において、「自動配置
配線ツール」とは、半導体装置の設計において、半導体
装置を構成する各セルのレイアウトパターンが記述され
たレイアウトデータから、半導体装置における各セルの
配置及び各セル間を接続する配線のレイアウトが記述さ
れたチップレイアウトデータを作成する手段をいう。
「接続ピン領域」とは他のセルとの接続のために設けら
れた配線領域をいう。「デザインルール」とは、同一配
線層間を接続する隣接したヴィアコンタクトが近づける
距離を定めたスペースルールと、配線層の上下に配置さ
れるヴィアコンタクトは縦に連ねてはいけない、という
スタックルールの2つのルールを言う。これらに違反す
ることをそれぞれスペースエラー、スタックエラーと言
う。「デザインルールから定まる所定の距離」とは、ス
ペースルールにおいて隣接してヴィアコンタクトを配置
するのに必要な距離を言う。
【0016】本発明の第2の特徴は、自動配置配線ツー
ルを用いて設計される半導体装置に混載される機能マク
ロの設計方法において、レイアウトデータを作成するス
テップと、レイアウトデータにおいて接続ピン領域内に
2層以上の配線層を形成するステップと、接続ピン領域
及び接続ピン領域の端部からデザインルールから定まる
所定の距離だけ広げた領域(コンタクト禁止領域)以外
の領域に2層以上の配線層を接続するヴィアコンタクト
を形成するステップとを少なくとも有する機能マクロの
設計方法であることである。
【0017】本発明の第2の特徴によれば、機能マクロ
の接続ピン領域内に形成された2層以上の配線層を接続
するためのヴィアコンタクトを接続ピン領域及びコンタ
クト禁止領域以外の領域に形成することで、ランダムロ
ジック等の他のセルとの接続において他のセルのヴィア
コンタクトと機能マクロのヴィアコンタクトとの間でデ
ザインルールの違反が起きることを避けることができ
る。
【0018】本発明の第2の特徴において、「自動配置
配線ツール」とは、半導体装置の設計において、半導体
装置を構成する各セルのレイアウトパターンが記述され
たレイアウトデータから、半導体装置における各セルの
配置及び各セル間を接続する配線のレイアウトが記述さ
れたチップレイアウトデータを作成する手段をいう。
「接続ピン領域」とは他のセルとの接続のために設けら
れた配線領域をいう。「デザインルール」とは、同一配
線層間を接続する隣接したヴィアコンタクトが近づける
距離を定めたスペースルールと、配線層の上下に配置さ
れるヴィアコンタクトは縦に連ねてはいけない、という
スタックルールの2つのルールを言う。「デザインルー
ルから定まる所定の距離」とは、スペースルールにおい
て隣接してヴィアコンタクトを形成するのに必要な距離
を言う。
【0019】本発明の第3の特徴は、接続ピン領域に配
置された2層以上の配線層と、接続ピン領域及び接続ピ
ン領域の端部からデザインルールから定まる所定の距離
だけ広げた領域(コンタクト禁止領域)以外の領域に配
置されたヴィアコンタクトとを有する機能マクロ及び半
導体装置を構成する他のセルのレイアウトデータから、
セルサイズ及び接続ピン領域のレイアウトパターンが記
述されたLEFデータをそれぞれ形成するステップと、
自動配置配線ツールをもちいて半導体装置を構成する全
セルのLEFデータから半導体装置における各セルの配
置及び各セル間を接続する配線パターンが記述されたチ
ップデータを形成するステップと、チップデータから半
導体装置の全体のレイアウトパターンが記述されたチッ
プレイアウトデータを作成するステップとを少なくとも
有する半導体装置の設計方法であることである。
【0020】本発明の第3の特徴によれば、自動配置配
線ツールに必要なLEFデータのみを入力することで自
動配置配線ツールの処理するデータ量を減らし、計算効
率を向上させることができるとともに、自動配置配線ツ
ールによる各セルの配線接続において、デザインルール
違反の発生を抑えることができる。
【0021】本発明の第3の特徴において、「接続ピン
領域」とは他のセルとの接続のために設けられた配線領
域をいう。「デザインルール」とは、同一配線層間を接
続する隣接したヴィアコンタクトが近づける距離を定め
たスペースルールと、配線層の上下に配置されるヴィア
コンタクトは縦に連ねてはいけない、というスタックル
ールの2つのルールを言う。「デザインルールから定ま
る所定の距離」とは、スペースルールにおいて隣接して
ヴィアコンタクトを形成するのに必要な距離を言う。
「自動配置配線ツール」とは、半導体装置の設計におい
て、半導体装置を構成する各セルのレイアウトパターン
が記述されたレイアウトデータから、半導体装置におけ
る各セルの配置及び各セル間を接続する配線のレイアウ
トが記述されたチップレイアウトデータを作成する手段
をいう。
【0022】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施の形態を説明する。図面の記載において同一又は類似
な部分には同一又類似な符号を付している。ただし、図
面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各
層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意す
べきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の
説明を参酌して判断すべきものである。また図面相互間
においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含ま
れていることはもちろんである。
【0023】(第1の実施の形態)図1は本発明の実施
の形態に係わる機能マクロの接続ピン領域及びその周縁
の配線構造を示す断面図である。図1に示すように、本
発明に係わる機能マクロ2は、接続ピン領域1に配置さ
れた2層以上の配線層5、6と、接続ピン領域1及び接
続ピン領域1の端部からデザインルールから定まる所定
の距離だけ広げた領域以外の領域に配置されたヴィアコ
ンタクト4とを有する。ここで、「デザインルールから
定まる所定の距離」とは、スペースルールにおける隣接
するヴィアコンタクト間に必要な距離を言う。「接続ピ
ン領域の端からデザインルールから定まる所定の距離だ
け広げた領域」をコンタクト禁止領域3と言う。
【0024】図3は機能マクロのレイアウトパターンの
平面図である。図3において、機能マクロ内には3つの
接続ピン領域1がレイアウトパターンの外周部に配置さ
れ、各接続ピン領域1の周縁にはコンタクト禁止領域3
が配置されている。つまり、コンタクト禁止領域3は接
続ピン領域1を囲むように配置されている。したがっ
て、接続ピン領域1に配置された複数の配線層間を接続
するヴィアコンタクトはコンタクト禁止領域3の外側
(図中の白地の部分)に配置されている。
【0025】図5は本発明に係わる機能マクロを設計す
る方法を示すフローチャート図である。図5に示すよう
に本発明に係わる機能マクロは、(イ)まずステップS
1及びステップS2において、機能マクロが果たす機能
を明確にするシステム設計及び機能設計を行う。すなわ
ち、どのような入力が入ってきて、どのような出力が出
るかを明らかにする。
【0026】(ロ)次にステップS3及びステップS4
において、明確になった機能を具体的に電子回路にする
ために、まず論理回路の設計(論理設計)を行い、次に
トランジスタを用いた基本論理回路を用いて電子回路の
設計(回路設計)を行う。
【0027】(ハ)次にステップS5において、形成さ
れた電子回路が所定の機能を発揮するかどうかを検証す
るためにコンピュータを用いてシミュレーションを行
う。
【0028】(ニ)次にステップS6において、半導体
回路として、トランジスタ、抵抗、容量等を空間的にど
こに配置して、どのように配線したらよいかを決めるレ
イアウト設計を行う。
【0029】(ホ)最後にステップS7において、この
レイアウト設計で形成された接続ピン領域の配線層を2
層以上で構成したい場合に(ステップS7においてYE
S)、ステップS9において、接続ピン領域内に2層以
上の配線層を配置し、これらの配線層間を接続ピン領域
及びコンタクト禁止領域を除いた領域に形成されたヴィ
アコンタクトで接続する。そして、ステップS8におい
て、機能マクロのレイアウトパターンが完成する。ま
た、レイアウト設計で形成された接続ピン領域の配線層
を2層以上で構成しない場合(ステップS7においてN
O)も、ステップS8において、機能マクロのレイアウ
トパターンが完成する。
【0030】図2は、図1における配線接続の事例を示
す断面図である。まず、図2(a)に示すように、機能
マクロ2は、第1配線層6からヴィアコンタクト4を介
して第2配線層5に接続されて、接続ピン領域1に第1
及び第2の配線層5、6が配置されている。ランダムロ
ジック20は第1配線層21からヴィアコンタクト23
を介して第2配線層22に接続され、第2配線層5と接
続されている。また、ヴィアコンタクト4は接続ピン領
域1の端部からスペースルールから定まる距離だけ離れ
て配置されている。つまり、ヴィアコンタクト4はコン
タクト禁止領域3の外側に配置されている。したがっ
て、図7(a)に示すようなヴィアコンタクト54、7
3間で発生するスペースエラーを、ヴィアコンタクト4
とヴィアコンタクト23との間では避けられる。
【0031】また、図2(b)に示すように、機能マク
ロ2は、配線及びヴィアコンタクトが図2(a)と同一
の配置を取る。ランダムロジック20は第3の配線層2
4から接続ピン領域1に入り、ヴィアコンタクト25を
介して機能マクロ2の第2配線層に接続している。この
時、ヴィアコンタクト25はコンタクト禁止領域3の外
側に配置されているため、図7(b)に示すようなヴィ
アコンタクト54、75間で発生するスタックエラー及
びスペースエラーを、ヴィアコンタクト4とヴィアコン
タクト25との間では避けられる。
【0032】さらに、図2(c)に示すように、機能マ
クロ2は、第3の配線層8からヴィアコンタクト7を介
して第2の配線層5に、さらにヴィアコンタクト4を介
して第1の配線層6に接続され、接続ピン領域1内に第
1及び第2の配線層5、6が配置されている。ランダム
ロジック20は第3の配線層24から接続ピン領域1に
入り、ヴィアコンタクト25を介して機能マクロ2の第
2配線層5に接続している。この時、ヴィアコンタクト
7及びヴィアコンタクト4がコンタクト禁止領域3の外
側に配置されているので、図7(c)に示すようなヴィ
アコンタクト57、75間で発生するスペースエラー7
7、及びヴィアコンタクト75、76間で発生するスタ
ックエラー78を、それぞれヴィアコンタクト7とヴィ
アコンタクト25との間でスペースエラーが避けられ、
ヴィアコンタクト4とヴィアコンタクト25との間でス
タックエラーが避けられる。
【0033】本発明の第1の実施の形態によれば、機能
マクロ2の接続ピン領域1内に配置された2層以上の配
線層を接続するためのヴィアコンタクトをコンタクト禁
止領域3の外側に配置することで、ランダムロジック2
0等の他のセルとの接続においてランダムロジック20
のヴィアコンタクトと機能マクロ2のヴィアコンタクト
との間でデザインルールの違反が起こることを避けるこ
とができる。したがって、他のセルとの接続において、
デザインルールを違反することなく、配線自由度の高い
接続を行うことができる機能マクロを提供することがで
きる。
【0034】(第2の実施の形態)第2の実施の形態で
は、図5に示した機能マクロの設計方法により設計され
た機能マクロが混載された半導体装置を設計する方法に
ついて説明する。図4は本発明の第2の実施の形態に係
わる半導体装置の設計方法を示す図である。
【0035】(イ)まず、図5に示したフローチャート
にしたがって設計された第1及び第2の機能マクロ1
0、11のレイアウトパターンが記述されたレイアウト
データ12とランダムロジック70のレイアウトデータ
12をLEFデータ9にそれぞれ変換する。ここで、L
EFデータ9とは、セルサイズ、接続ピン領域の大き
さ、同領域内の配線層のレイアウト等のみを設定したデ
ータである。図4において、LEFデータ9の斜線部分
は接続ピン領域1を示す。
【0036】(ロ)次に、各セル(10、11、70)
のLEFデータ9から自動配線ツール13を用いて、半
導体装置における各セルの配置及び各セルの接続ピン領
域内の配線層のレイアウトのみが設定されたチップデー
タ14を作成する。
【0037】(ハ)次に、各セルをLEFデータ9から
レイアウトデータ12に変換し、チップデータ14から
半導体装置全体のレイアウトパターンが記述されたチッ
プレイアウトデータ15を作成する。以上の過程を経
て、図5に示した機能マクロの設計方法により設計され
た機能マクロを混載した半導体装置のレイアウトパター
ンの設計が完了する。
【0038】第2の実施の形態によれば、自動配置配線
ツールに必要なLEFデータのみを入力することで自動
配置配線ツールの処理するデータ量を減らし、計算効率
を向上させることができる。またこれと同時に、自動配
置配線ツールによる各セル間の配線接続において、図1
に示すコンタクト禁止領域3の外側にヴィアコンタクト
4が形成されているため、他のセルとの接続によるデザ
インルール違反の発生を抑えることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、他
のセルとの接続において、デザインルールを違反するこ
となく、配線自由度の高い接続を行うことができる機能
マクロを提供することができる。
【0040】また本発明によれば、他のセルとの接続に
おいて、デザインルールを違反することなく、配線自由
度の高い接続を行うことができる機能マクロの設計方法
を提供することができる。
【0041】さらに本発明によれば、自動配置配線ツー
ルによる各セルの配線接続において、デザインルール違
反の発生を抑えることができる半導体装置の設計方法を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる機能マクロ
の接続ピン領域及びその周縁の配線構造を示す断面図で
ある。
【図2】図1における配線接続の事例を示す断面図であ
る。
【図3】機能マクロの平面構造を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係わる半導体装置
の設計方法を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係わる機能マクロ
の設計方法を示すフローチャート図である。
【図6】従来技術に係わる機能マクロの接続ピン領域及
びその周縁の配線構造を示す断面図である。
【図7】図6における配線接続の事例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】 1、51 接続ピン領域 2、52 機能マクロ 3 コンタクト禁止領域 4、7、25、54、73、75、76 ヴィアコンタ
クト 5、22、55、72 第2配線層 6、21、56、71 第1配線層 8、24、74 第3配線層 9 LEFデータ 10 第1の機能マクロ 11 第2の機能マクロ 12 レイアウトデータ 13 自動配置配線ツール 14 チップデータ 15 チップレイアウトデータ 20、70 ランダムロジック 77 スペースエラー 78 スタックエラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B046 AA08 BA06 JA02 5F038 CD20 DF01 DF05 DF20 EZ09 EZ10 EZ20 5F064 BB14 BB40 DD05 EE02 EE17 EE23 EE26 EE27 EE60 HH09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動配置配線ツールを用いて設計される
    半導体装置に混載される機能マクロにおいて、 接続ピン領域に配置された2層以上の配線層と、 前記接続ピン領域及び該接続ピン領域の端部からデザイ
    ンルールから定まる所定の距離だけ広げた領域以外の領
    域に配置されたヴィアコンタクトとを有することを特徴
    とする機能マクロ。
  2. 【請求項2】 自動配置配線ツールを用いて設計される
    半導体装置に混載される機能マクロの設計方法におい
    て、 レイアウトデータを作成するステップと、 前記レイアウトデータにおいて接続ピン領域内に2層以
    上の配線層を形成するステップと、 前記接続ピン領域及び該接続ピン領域の端部からデザイ
    ンルールから定まる所定の距離だけ広げた領域以外の領
    域に前記2層以上の配線層を接続するヴィアコンタクト
    を形成するステップとを少なくとも有することを特徴と
    する機能マクロの設計方法。
  3. 【請求項3】 接続ピン領域に配置された2層以上の配
    線層と、前記接続ピン領域及び該接続ピン領域の端部か
    らデザインルールから定まる所定の距離だけ広げた領域
    以外の領域に配置されたヴィアコンタクトとを有する機
    能マクロ及び半導体装置を構成する他のセルのレイアウ
    トデータから、セルサイズ及び前記接続ピン領域のレイ
    アウトパターンが記述されたLEFデータをそれぞれ形
    成するステップと、 自動配置配線ツールをもちいて前記半導体装置を構成す
    る全セルの前記LEFデータから該半導体装置における
    各セルの配置及び該各セル間を接続する配線パターンが
    記述されたチップデータを形成するステップと、 前記チップデータから前記半導体装置の全体のレイアウ
    トパターンが記述されたチップレイアウトデータを作成
    するステップとを少なくとも有することを特徴とする半
    導体装置の設計方法。
JP06750899A 1999-03-12 1999-03-12 機能マクロ及びその設計方法、及び半導体装置の設計方法 Expired - Fee Related JP3651654B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06750899A JP3651654B2 (ja) 1999-03-12 1999-03-12 機能マクロ及びその設計方法、及び半導体装置の設計方法
TW089102949A TW512396B (en) 1999-03-12 2000-02-21 Functional macro and its design method, and semiconductor device design method
KR1020000012253A KR100329951B1 (ko) 1999-03-12 2000-03-11 기능 매크로 및 그 설계 방법, 반도체 장치 및 그 제조 방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06750899A JP3651654B2 (ja) 1999-03-12 1999-03-12 機能マクロ及びその設計方法、及び半導体装置の設計方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000269341A true JP2000269341A (ja) 2000-09-29
JP3651654B2 JP3651654B2 (ja) 2005-05-25

Family

ID=13347006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06750899A Expired - Fee Related JP3651654B2 (ja) 1999-03-12 1999-03-12 機能マクロ及びその設計方法、及び半導体装置の設計方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP3651654B2 (ja)
KR (1) KR100329951B1 (ja)
TW (1) TW512396B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7170115B2 (en) 2000-10-17 2007-01-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit device and method of producing the same
US8286117B2 (en) 2007-12-27 2012-10-09 Fujitsu Limited Macro layout verification apparatus to detect error when connecting macro terminal in LSI design layout

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7170115B2 (en) 2000-10-17 2007-01-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit device and method of producing the same
US7394156B2 (en) 2000-10-17 2008-07-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit device and method of producing the same
US8286117B2 (en) 2007-12-27 2012-10-09 Fujitsu Limited Macro layout verification apparatus to detect error when connecting macro terminal in LSI design layout
US8539412B2 (en) 2007-12-27 2013-09-17 Fujitsu Limited Macro layout verification appartus

Also Published As

Publication number Publication date
KR100329951B1 (ko) 2002-03-27
TW512396B (en) 2002-12-01
KR20000076830A (ko) 2000-12-26
JP3651654B2 (ja) 2005-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8239803B2 (en) Layout method and layout apparatus for semiconductor integrated circuit
US6763511B2 (en) Semiconductor integrated circuit having macro cells and designing method of the same
US6823499B1 (en) Method for designing application specific integrated circuit structure
US20100001763A1 (en) Semiconductor integrated circuit, layout design method of semiconductor integrated circuit, and layout program product for same
US8881083B1 (en) Methods for improving double patterning route efficiency
US6560753B2 (en) Integrated circuit having tap cells and a method for positioning tap cells in an integrated circuit
EP0926736B1 (en) Semiconductor integrated circuit having thereon on-chip capacitors
JP2001306641A (ja) 半導体集積回路の自動配置配線方法
US6624492B2 (en) Semiconductor circuit device having gate array area and method of making thereof
JP3651654B2 (ja) 機能マクロ及びその設計方法、及び半導体装置の設計方法
KR19980070088A (ko) 반도체 집적회로의 칩레이아웃 및 그 검증방법
US6780745B2 (en) Semiconductor integrated circuit and method of manufacturing the same
US7992118B2 (en) Semiconductor integrated circuit and design method for semiconductor integrated circuit
JP2910734B2 (ja) レイアウト方法
EP1009031B1 (en) Semiconductor integrated circuit device and method of producing the same
JP4918951B2 (ja) 半導体装置
JPH06216249A (ja) Icチップ自動レイアウト設計システム
JP3130891B2 (ja) 配線方法
JP3589995B2 (ja) 半導体集積回路の設計方法
JP2001036051A (ja) 半導体集積回路装置及びその設計方法
JP2002261162A (ja) 半導体集積回路装置、およびそのレイアウト設計方法
JP2000124319A (ja) 半導体集積回路の配線方法
JPH1022394A (ja) 半導体集積回路、及びメガマクロセル電源配線の位置決め方法
JPH03196661A (ja) 半導体集積回路装置及びその形成方法
JPH04302161A (ja) 集積回路装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050216

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080304

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090304

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100304

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees