JP2000269043A - 変圧器 - Google Patents
変圧器Info
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- JP2000269043A JP2000269043A JP11071187A JP7118799A JP2000269043A JP 2000269043 A JP2000269043 A JP 2000269043A JP 11071187 A JP11071187 A JP 11071187A JP 7118799 A JP7118799 A JP 7118799A JP 2000269043 A JP2000269043 A JP 2000269043A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブッシングポケット内での作業を容易とし、
小形安価にするとともに、工期を短縮する。 【解決手段】 変圧器本体からブッシングポケット２内
に導出された中身リード線９の端部９ａに接続端子１０
を接続し、この接続端子１０とブッシング下部端子１１
にブッシング軸と９０度の方向でテーパ嵌合するテーパ
嵌合部１０ａ，１１ａを設け、ボルト１２により連結す
る。ブッシング３の下部にはブッシング下部端子１１の
一部の周囲をおおう第１の電界緩和シールド１３を取り
付け、接続端子１０には中身リード線９の端部９ａ及び
接続端子１０の一部の周囲をおおう第２の電界緩和シー
ルド１５を取り付ける。各テーパ嵌合部１０ａ，１１ａ
に対応した部分において、各電界緩和シールド１３，１
５に間隔１７を設けるとともに、ブッシングポケット２
にもハンドホール１８を設ける。
小形安価にするとともに、工期を短縮する。 【解決手段】 変圧器本体からブッシングポケット２内
に導出された中身リード線９の端部９ａに接続端子１０
を接続し、この接続端子１０とブッシング下部端子１１
にブッシング軸と９０度の方向でテーパ嵌合するテーパ
嵌合部１０ａ，１１ａを設け、ボルト１２により連結す
る。ブッシング３の下部にはブッシング下部端子１１の
一部の周囲をおおう第１の電界緩和シールド１３を取り
付け、接続端子１０には中身リード線９の端部９ａ及び
接続端子１０の一部の周囲をおおう第２の電界緩和シー
ルド１５を取り付ける。各テーパ嵌合部１０ａ，１１ａ
に対応した部分において、各電界緩和シールド１３，１
５に間隔１７を設けるとともに、ブッシングポケット２
にもハンドホール１８を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、変圧器に関し、
特にそのブッシングポケット部分に関するものである。
特にそのブッシングポケット部分に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図４及び図５は従来の変圧器の一部縦断
正面図及びそのブッシングポケット部分の拡大図を示
し、１は変圧器本体、２は変圧器本体１とブッシング３
との間に設けられたブッシングポケット、４はブッシン
グポケット２に設けられたマンホール、５はブッシング
下部端子、６はブッシングポケット２内においてブッシ
ング下部端子５に上端が接続された中身リード線、７は
中身リード線６が挿通されるとともに、ブッシング３の
下部にボルト８により取り付けられたブッシング下部シ
ールドである。
正面図及びそのブッシングポケット部分の拡大図を示
し、１は変圧器本体、２は変圧器本体１とブッシング３
との間に設けられたブッシングポケット、４はブッシン
グポケット２に設けられたマンホール、５はブッシング
下部端子、６はブッシングポケット２内においてブッシ
ング下部端子５に上端が接続された中身リード線、７は
中身リード線６が挿通されるとともに、ブッシング３の
下部にボルト８により取り付けられたブッシング下部シ
ールドである。
【０００３】上記構成において、下部端子５に中身リー
ド線６を接続した後、中身リード線６が挿通された下部
シールド７を上方へ持ち上げてブッシング３の下部へボ
ルト８により取り付ける。下部シールド７は下部端子５
と中身リード線６との接続部分の周囲をおおい、この部
分の電界緩和を行う。
ド線６を接続した後、中身リード線６が挿通された下部
シールド７を上方へ持ち上げてブッシング３の下部へボ
ルト８により取り付ける。下部シールド７は下部端子５
と中身リード線６との接続部分の周囲をおおい、この部
分の電界緩和を行う。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の変圧器においては、中身リード線６とブッシン
グ下部端子５との接続作業及びブッシング下部シールド
７のブッシング３の下部への取り付け作業を行うため
に、ブッシングポケット２に大きなマンホール４を設け
る必要があり、ブッシングポケット２が長大になり、変
圧器も大きなものになった。又、上記のような作業を行
うために作業時間が長くなった。さらに、工期も長くな
るため変圧器の中身の吸湿が進み、この吸湿分を除去す
るために乾燥時間も長くなり、さらに工期が長大化し
た。又、これらの結果、コストアップとなった。
た従来の変圧器においては、中身リード線６とブッシン
グ下部端子５との接続作業及びブッシング下部シールド
７のブッシング３の下部への取り付け作業を行うため
に、ブッシングポケット２に大きなマンホール４を設け
る必要があり、ブッシングポケット２が長大になり、変
圧器も大きなものになった。又、上記のような作業を行
うために作業時間が長くなった。さらに、工期も長くな
るため変圧器の中身の吸湿が進み、この吸湿分を除去す
るために乾燥時間も長くなり、さらに工期が長大化し
た。又、これらの結果、コストアップとなった。
【０００５】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、ブッシングポケット内での接
続作業が容易で小形安価にすることができる変圧器を得
ることを目的とする。
めに成されたものであり、ブッシングポケット内での接
続作業が容易で小形安価にすることができる変圧器を得
ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項１に係
る変圧器は、変圧器本体からブッシングポケット内に導
出され、フレキシブルな端部を有する中身リード線と、
ブッシングポケット内において中身リード線の端部に接
続された接続端子と、ブッシングポケット内においてブ
ッシング下部端子と接続端子にそれぞれ設けられ、ブッ
シングの軸方向と９０度の方向でテーパ嵌合する各テー
パ嵌合部と、各テーパ嵌合部を連結する連結部材と、ブ
ッシングポケット内においてブッシング下部またはブッ
シング下部端子に取り付けられ、ブッシング下部及びブ
ッシング下部端子の一部の周囲をおおう第１の電界緩和
シールドと、ブッシングポケット内において接続端子に
取り付けられ、中身リード線の端部及び接続端子の一部
の周囲をおおう第２の電界緩和シールドを設け、かつ各
テーパ嵌合部に対応した部分において、各電界緩和シー
ルド間に間隔を設けるとともに、ブッシングポケットに
ハンドホールを設けたものである。
る変圧器は、変圧器本体からブッシングポケット内に導
出され、フレキシブルな端部を有する中身リード線と、
ブッシングポケット内において中身リード線の端部に接
続された接続端子と、ブッシングポケット内においてブ
ッシング下部端子と接続端子にそれぞれ設けられ、ブッ
シングの軸方向と９０度の方向でテーパ嵌合する各テー
パ嵌合部と、各テーパ嵌合部を連結する連結部材と、ブ
ッシングポケット内においてブッシング下部またはブッ
シング下部端子に取り付けられ、ブッシング下部及びブ
ッシング下部端子の一部の周囲をおおう第１の電界緩和
シールドと、ブッシングポケット内において接続端子に
取り付けられ、中身リード線の端部及び接続端子の一部
の周囲をおおう第２の電界緩和シールドを設け、かつ各
テーパ嵌合部に対応した部分において、各電界緩和シー
ルド間に間隔を設けるとともに、ブッシングポケットに
ハンドホールを設けたものである。
【０００７】請求項２に係る変圧器は、変圧器本体から
ブッシングポケット内に導出され、フレキシブルな端部
を有する中身リード線と、ブッシングポケット内におい
て中身リード線の端部に接続された接続端子と、ブッシ
ングポケット内においてブッシング下部端子と接続端子
にそれぞれ設けられ、ブッシングの軸方向と９０度の方
向でテーパ嵌合する各テーパ嵌合部と、各テーパ嵌合部
を連結する連結部材と、ブッシングポケット内において
ブッシング下部またはブッシング下部端子に取り付けら
れた第１の電界緩和シールドと、ブッシングポケット内
において接続端子に第１の電界緩和シールドと密着する
ように取り付けられた第２の電界緩和シールドを設け、
各電界緩和シールドによりブッシング下部、ブッシング
下部端子、中身リード線の端部、及び接続端子の周囲を
おおうとともに、各電界緩和シールドの各テーパ嵌合部
に対応した部分に工具挿入孔を設け、かつブッシングポ
ケットの各テーパ嵌合部に対応した部分にハンドホール
を設けたものである。
ブッシングポケット内に導出され、フレキシブルな端部
を有する中身リード線と、ブッシングポケット内におい
て中身リード線の端部に接続された接続端子と、ブッシ
ングポケット内においてブッシング下部端子と接続端子
にそれぞれ設けられ、ブッシングの軸方向と９０度の方
向でテーパ嵌合する各テーパ嵌合部と、各テーパ嵌合部
を連結する連結部材と、ブッシングポケット内において
ブッシング下部またはブッシング下部端子に取り付けら
れた第１の電界緩和シールドと、ブッシングポケット内
において接続端子に第１の電界緩和シールドと密着する
ように取り付けられた第２の電界緩和シールドを設け、
各電界緩和シールドによりブッシング下部、ブッシング
下部端子、中身リード線の端部、及び接続端子の周囲を
おおうとともに、各電界緩和シールドの各テーパ嵌合部
に対応した部分に工具挿入孔を設け、かつブッシングポ
ケットの各テーパ嵌合部に対応した部分にハンドホール
を設けたものである。
【０００８】請求項３に係る変圧器は、第１の電界緩和
シールドをブッシング下部端子と一体とするとともに、
第２の電界緩和シールドを接続端子と一体としたもので
ある。
シールドをブッシング下部端子と一体とするとともに、
第２の電界緩和シールドを接続端子と一体としたもので
ある。
【０００９】
【発明の実施の形態】実施形態１ 以下、この発明の実施の形態を図面とともに説明する。
図１（ａ），（ｂ）はこの発明の実施形態１による変圧
器のブッシングポケット部分の縦断面図及びその要部側
面図である。又、図２は実施形態１による変圧器の一部
縦断正面図である。図において、９は変圧器本体１から
ブッシングポケット２内に導出された中身リード線であ
り、その端部９ａはフレキシブルとなっている。１０は
ブッシングポケット２内において端部９ａに接続された
接続端子、１１はブッシング下部端子であり、ブッシン
グ下部端子１１はブッシング３の軸方向と９０度の方向
に突出したテーパ嵌合部１１ａを有し、接続端子１０も
ブッシング３の軸方向と９０度の方向に凹んだテーパ嵌
合部１０ａを有する。各テーパ嵌合部１０ａ、１１ａは
相互に嵌合し、ボルト１２により相互に連結される。
図１（ａ），（ｂ）はこの発明の実施形態１による変圧
器のブッシングポケット部分の縦断面図及びその要部側
面図である。又、図２は実施形態１による変圧器の一部
縦断正面図である。図において、９は変圧器本体１から
ブッシングポケット２内に導出された中身リード線であ
り、その端部９ａはフレキシブルとなっている。１０は
ブッシングポケット２内において端部９ａに接続された
接続端子、１１はブッシング下部端子であり、ブッシン
グ下部端子１１はブッシング３の軸方向と９０度の方向
に突出したテーパ嵌合部１１ａを有し、接続端子１０も
ブッシング３の軸方向と９０度の方向に凹んだテーパ嵌
合部１０ａを有する。各テーパ嵌合部１０ａ、１１ａは
相互に嵌合し、ボルト１２により相互に連結される。
【００１０】１３はブッシング３の下部にボルト１４に
より取り付けられた第１の電界緩和シールドであり、ブ
ッシング３の下部及びブッシング下部端子１１の一部の
周囲をおおい、これらの電界を緩和する。１５はブッシ
ングポケット２内において接続端子１０にボルト１６に
より取り付けられた第２の電界緩和シールドであり、中
身リード線９の端部９ａ及び接続端子１０の一部の周囲
をおおい、これらの電界を緩和する。各電界緩和シール
ド１３，１５の各テーパ嵌合部１０ａ，１１ａに対応し
た部分には間隔１７が設けられ、またブッシングポケッ
ト２の各テーパ嵌合部１０ａ，１１ａに対応した部分に
はハンドホール１８が設けられている。
より取り付けられた第１の電界緩和シールドであり、ブ
ッシング３の下部及びブッシング下部端子１１の一部の
周囲をおおい、これらの電界を緩和する。１５はブッシ
ングポケット２内において接続端子１０にボルト１６に
より取り付けられた第２の電界緩和シールドであり、中
身リード線９の端部９ａ及び接続端子１０の一部の周囲
をおおい、これらの電界を緩和する。各電界緩和シール
ド１３，１５の各テーパ嵌合部１０ａ，１１ａに対応し
た部分には間隔１７が設けられ、またブッシングポケッ
ト２の各テーパ嵌合部１０ａ，１１ａに対応した部分に
はハンドホール１８が設けられている。
【００１１】上記構成において、電界緩和シールド１
３，１５は２分割されているので、予めブッシング３の
下部及び接続端子１０に取り付けることができ、ブッシ
ングポケット２内においては各テーパ嵌合部１０ａ，１
１ａの接続作業を行うだけでよい。この接続作業はハン
ドホール１８及び間隔１７を介して挿入した工具１９に
よりボルト１２を各テーパ嵌合部１０ａ，１１ａに螺着
するだけでよく、ハンドホール１８を小径化することが
できる。このため、図２と図４の比較から明らかなよう
にブッシングポケット２の高さを低くすることができ、
変圧器を小形化することができ、コストダウンが可能に
なる。又、ブッシングポケット２内での作業がボルト１
２の取り付けだけでよいので、作業時間が短くなり、変
圧器中身の吸湿量も減少し、工期が短縮されてコストダ
ウンが可能となった。又、ブッシング下部端子１１と接
続端子１０との接続をブッシング３の軸方向と９０度の
方向に形成されたテーパ嵌合部１０ａ，１１ａにより行
うとともに、中身リード線９の端部９ａをフレキシブル
にしてブッシング３の軸方向の製作誤差を吸収するよう
にしたので、下部端子１１と接続端子１０の接続は一層
容易となる。
３，１５は２分割されているので、予めブッシング３の
下部及び接続端子１０に取り付けることができ、ブッシ
ングポケット２内においては各テーパ嵌合部１０ａ，１
１ａの接続作業を行うだけでよい。この接続作業はハン
ドホール１８及び間隔１７を介して挿入した工具１９に
よりボルト１２を各テーパ嵌合部１０ａ，１１ａに螺着
するだけでよく、ハンドホール１８を小径化することが
できる。このため、図２と図４の比較から明らかなよう
にブッシングポケット２の高さを低くすることができ、
変圧器を小形化することができ、コストダウンが可能に
なる。又、ブッシングポケット２内での作業がボルト１
２の取り付けだけでよいので、作業時間が短くなり、変
圧器中身の吸湿量も減少し、工期が短縮されてコストダ
ウンが可能となった。又、ブッシング下部端子１１と接
続端子１０との接続をブッシング３の軸方向と９０度の
方向に形成されたテーパ嵌合部１０ａ，１１ａにより行
うとともに、中身リード線９の端部９ａをフレキシブル
にしてブッシング３の軸方向の製作誤差を吸収するよう
にしたので、下部端子１１と接続端子１０の接続は一層
容易となる。
【００１２】なお、実施形態１においては、工具を挿入
するために電界緩和シールド１３，１５間に間隔１７を
設けたが、この程度の間隔では電界緩和機能を大きく損
なうことはない。又、電界緩和シールド１３を下部端子
１１に取り付けてもよい。
するために電界緩和シールド１３，１５間に間隔１７を
設けたが、この程度の間隔では電界緩和機能を大きく損
なうことはない。又、電界緩和シールド１３を下部端子
１１に取り付けてもよい。
【００１３】実施形態２ 図３（ａ），（ｂ）は実施形態２による変圧器のブッシ
ングポケット部分の縦断面図及びその要部側面図を示
し、各電界緩和シールド１３，１５は上下に密着して設
けられ、各電界緩和シールド１３，１５によりブッシン
グ３の下部、下部端子１１、接続端子１０、及び中身リ
ード線９の端部９ａの周囲をおおう。各電界緩和シール
ド１３，１５の各テーパ嵌合部１０ａ，１１ａに対応し
た部分には工具挿入孔２０を設ける。その他の構成は実
施形態１と同様である。
ングポケット部分の縦断面図及びその要部側面図を示
し、各電界緩和シールド１３，１５は上下に密着して設
けられ、各電界緩和シールド１３，１５によりブッシン
グ３の下部、下部端子１１、接続端子１０、及び中身リ
ード線９の端部９ａの周囲をおおう。各電界緩和シール
ド１３，１５の各テーパ嵌合部１０ａ，１１ａに対応し
た部分には工具挿入孔２０を設ける。その他の構成は実
施形態１と同様である。
【００１４】上記構成において、ボルト１２を各テーパ
嵌合部１０ａ，１１ａに螺着する際には工具１９をハン
ドホール１８及び工具挿入孔２０に挿入する。実施形態
２においては、各電界緩和シールド１３，１５が密着し
て設けられているので、ブッシングポケット２を小形化
し、変圧器を小形化することができる。
嵌合部１０ａ，１１ａに螺着する際には工具１９をハン
ドホール１８及び工具挿入孔２０に挿入する。実施形態
２においては、各電界緩和シールド１３，１５が密着し
て設けられているので、ブッシングポケット２を小形化
し、変圧器を小形化することができる。
【００１５】実施形態３ 実施形態３においては、下部端子１１と第１の電界緩和
シールド１３を一体とするとともに、接続端子１０と第
２の電界緩和シールド１５を一体としており、構成を簡
単にすることができる。
シールド１３を一体とするとともに、接続端子１０と第
２の電界緩和シールド１５を一体としており、構成を簡
単にすることができる。
【００１６】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項１によれ
ば、電界緩和シールドを２分割してそれぞれブッシング
下部またはブッシング下部端子及び接続端子に取り付け
ており、これらの取り付けをブッシングポケット外で予
め行えば、ブッシングポケット内では各テーパ嵌合部の
接続作業だけ行えばよい。しかも、この接続作業はテー
パ嵌合部をブッシング軸と９０度の方向にするととも
に、中身リード線の端部をフレキシブルにしたことによ
り簡単となり、ブッシングポケットのハンドホールを小
径化することができ、ブッシングポケットの高さを低く
することができ、変圧器を小形化することができる。
又、ブッシングポケット内での各テーパ嵌合部間の接続
作業が簡単であるので、作業時間が短くなり、変圧器中
身の吸湿量が減少し、工期を短くすることができる。こ
れらの結果、コストダウンが可能となる。
ば、電界緩和シールドを２分割してそれぞれブッシング
下部またはブッシング下部端子及び接続端子に取り付け
ており、これらの取り付けをブッシングポケット外で予
め行えば、ブッシングポケット内では各テーパ嵌合部の
接続作業だけ行えばよい。しかも、この接続作業はテー
パ嵌合部をブッシング軸と９０度の方向にするととも
に、中身リード線の端部をフレキシブルにしたことによ
り簡単となり、ブッシングポケットのハンドホールを小
径化することができ、ブッシングポケットの高さを低く
することができ、変圧器を小形化することができる。
又、ブッシングポケット内での各テーパ嵌合部間の接続
作業が簡単であるので、作業時間が短くなり、変圧器中
身の吸湿量が減少し、工期を短くすることができる。こ
れらの結果、コストダウンが可能となる。
【００１７】請求項２によれば、各電界緩和シールドを
密着させているので、より小形化することが可能である
とともに、電界緩和機能を向上させることができる。
密着させているので、より小形化することが可能である
とともに、電界緩和機能を向上させることができる。
【００１８】請求項３によれば、各電界緩和シールドを
それぞれ下部端子及び接続端子と一体としており、構成
を簡単にすることができる。
それぞれ下部端子及び接続端子と一体としており、構成
を簡単にすることができる。
【図１】この発明の実施形態１による変圧器のブッシン
グポケット部分の縦断面図及びその要部側面図である。
グポケット部分の縦断面図及びその要部側面図である。
【図２】実施形態１による変圧器の一部縦断正面図であ
る。
る。
【図３】実施形態２による変圧器のブッシングポケット
部分の縦断面図及びその要部側面図である。
部分の縦断面図及びその要部側面図である。
【図４】従来の変圧器の一部縦断正面図である。
【図５】従来の変圧器のブッシングポケット部分の縦断
正面図である。
正面図である。
１…変圧器本体 ２…ブッシングポケット ３…ブッシング ９…中身リード線 ９ａ…端部 １０…接続端子 １０ａ，１１ａ…テーパ嵌合部 １１…下部端子 １２，１４，１６…ボルト １３，１５…電界緩和シールド １７…間隔 １８…ハンドホール １９…工具 ２０…工具挿入孔
Claims (3)
- 【請求項１】 変圧器本体とブッシングをブッシングポ
ケットにより連結した変圧器において、変圧器本体から
ブッシングポケット内に導出され、フレキシブルな端部
を有する中身リード線と、ブッシングポケット内におい
て中身リード線の端部に接続された接続端子と、ブッシ
ングポケット内において、ブッシング下部端子と接続端
子にそれぞれ設けられ、ブッシングの軸方向と９０度の
方向でテーパ嵌合する各テーパ嵌合部と、各テーパ嵌合
部を連結する連結部材と、ブッシングポケット内におい
てブッシング下部またはブッシング下部端子に取り付け
られ、ブッシング下部及びブッシング下部端子の一部の
周囲をおおう第１の電界緩和シールドと、ブッシングポ
ケット内において接続端子に取り付けられ、中身リード
線の端部及び接続端子の一部の周囲をおおう第２の電界
緩和シールドを備え、各テーパ嵌合部に対応した部分に
おいて、各電界緩和シールド間に間隔を設けるととも
に、ブッシングポケットにハンドホールを設けたことを
特徴とする変圧器。 - 【請求項２】 変圧器本体とブッシングをブッシングポ
ケットにより連結した変圧器において、変圧器本体から
ブッシングポケット内に導出され、フレキシブルな端部
を有する中身リード線と、ブッシングポケット内におい
て中身リード線の端部に接続された接続端子と、ブッシ
ングポケット内においてブッシング下部端子と接続端子
にそれぞれ設けられ、ブッシングの軸方向と９０度の方
向でテーパ嵌合する各テーパ嵌合部と、各テーパ嵌合部
を連結する連結部材と、ブッシングポケット内において
ブッシング下部またはブッシング下部端子に取り付けら
れた第１の電界緩和シールドと、ブッシングポケット内
において接続端子に第１の電界緩和シールドと密着する
ように取り付けられた第２の電界緩和シールドを備え、
各電界緩和シールドによりブッシング下部、ブッシング
下部端子、中身リード線の端部、及び接続端子の周囲を
おおうとともに、各電界緩和シールドの各テーパ嵌合部
に対応した部分に工具挿入孔を設け、かつブッシングポ
ケットの各テーパ嵌合部に対応した部分にハンドホール
を設けたことを特徴とする変圧器。 - 【請求項３】 第１の電界緩和シールドをブッシング下
部端子と一体とするとともに、第２の電界緩和シールド
を接続端子と一体としたことを特徴とする請求項１また
は２記載の変圧器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11071187A JP2000269043A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11071187A JP2000269043A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 変圧器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000269043A true JP2000269043A (ja) | 2000-09-29 |
Family
ID=13453418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11071187A Pending JP2000269043A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 変圧器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000269043A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100838984B1 (ko) | 2007-03-09 | 2008-06-17 | 엘에스산전 주식회사 | 전자식 전압 변성기 |
| KR20190032211A (ko) * | 2017-09-19 | 2019-03-27 | 미츠비시 히타치 파워 시스템즈 가부시키가이샤 | 회전 전기 |
| KR20200142782A (ko) * | 2019-06-13 | 2020-12-23 | 현대일렉트릭앤에너지시스템(주) | 변압기의 부싱 구조체 |
| KR20210034651A (ko) * | 2018-08-30 | 2021-03-30 | 에이비비 파워 그리즈 스위처랜드 아게 | 고전압 전기 디바이스의 단자용 실드 및 이를 작동하는 방법 |
| JP2021082632A (ja) * | 2019-11-14 | 2021-05-27 | 株式会社日立産機システム | 静止誘導電機 |
-
1999
- 1999-03-17 JP JP11071187A patent/JP2000269043A/ja active Pending
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