JP2010110131A - 保護カバーの固定構造 - Google Patents

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俊晴 工藤
Hideaki Tsukiji
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Abstract

【課題】BFTに保護カバーを円滑にかつ正確に嵌合でき、BFTに対する保護カバーのガタツキを抑制できる保護カバーの固定構造を提供すること。
【解決手段】本発明の保護カバーの固定構造は、ヒンジ部202と、軸に垂直な面で切った断面が略十字型のボスの先端に先細となる誘導テーパ106を持つ誘導ボス204を有し、前記ヒンジ部202と接続される側面部203と、前記ヒンジ部202を介して、前記側面部203に対して回動可能である上面部201と、を有する保護カバー200と、前記誘導ボス204を圧入するため、軸に直角な面で切った断面が略十字型の溝を軸方向に備えたボス受け105を有するバッテリヒューズターミナルと、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、保護カバーの固定構造に関し、特にバッテリヒューズターミナルなどを外部から電気的に保護(絶縁する)する保護カバーの固定構造に関する。
従来より、バッテリ及びバッテリに直付けされるバッテリヒューズターミナル(以下、BFTと記載)などを外部から電気的に保護(絶縁)するために、BFTを覆う保護カバーが設けられている。
図6は、従来のBFT800を保護カバー900で覆う様子を示す分解斜視図である。図6に示すように、BFT800は、水平ボディ801と、水平ボディ801の端面から垂直方向に延びる垂直ボディ802とを備える。水平ボディ801及び垂直ボディ802は、バッテリの角に直付けできるように、互いに直角になるように取り付けられている。水平ボディ801には、車両の電源供給に関する部品、例えばスタッドボルト803が設けられている。垂直ボディ802には、保護カバー900と嵌合するための図示しないロック部が設けられている。
保護カバー900は、上面部901と、ヒンジ部902と、上面部901にヒンジ部902を介して接続され、上面部901の端部から下方に延びる側面部903と、を備える。また、上面部901は、ヒンジ部902を介して、側面部903に対して回動自在に設けられている。ヒンジ部902は、上面部901と側面部903との境界近傍に設けられ、例えば上面部又は側面部の側面にスリット904を設けることで実現される。側面部903には、BFT800の垂直ボディ802のロック部と嵌合するための嵌合機構が設けられている。嵌合機構により、側面部903がBFT800の垂直ボディ802のロック部に嵌合することで、保護カバー900はBFT800に固定される。
ここで、例えば、車両生産ラインの作業者が、保護カバー900をBFT800に固定する場合、作業者は、保護カバー900の側面部を、ロック部に嵌合させる作業を行う。
特開2004−80966号公報
しかし、車両生産ライン等では、作業者は、必ずしも嵌合部分を目視して作業できるわけではない。(例えば、特許文献1)嵌合部分を目視できない場合、作業者は経験や勘に頼って嵌合作業を行う。そのため、BFT800に対して、正規の嵌合位置に保護カバー900を嵌合することができず、BFT800に対する保護カバー900のガタツキが大きくなった。さらに、作業者は、目視できないので、嵌合作業を円滑にかつ正確に行えず、生産性が低下した。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、BFTに保護カバーを円滑にかつ正確に嵌合でき、BFTに対する保護カバーのガタツキを抑制できる保護カバーの固定構造を提供することである。
前述した目的を達成するために、本発明に係る保護カバーの固定構造は、下記(1)〜(4)を特徴としている。
(1) ヒンジ部と、軸に垂直な面で切った断面が略十字型のボスの先端に先細となる誘導テーパを持つ誘導ボスを有し、前記ヒンジ部と接続される側面部と、前記ヒンジ部を介して、前記側面部に対して回動可能である上面部と、を有する保護カバーと、前記誘導ボスを圧入するため、軸に直角な面で切った断面が略十字型の溝を軸方向に備えたボス受けを有するバッテリヒューズターミナルと、を備えること。
(2) 上記(1)の構成の保護カバーの固定構造であって、
前記ボス受けの端部の幅は、前記ボス受けの深さ方向に沿って、前記誘導ボスの幅よりも、わずかに狭くなること。
(3) 上記(1)の構成の保護カバーの固定構造であって、
前記ボス受けには、すり鉢状の誘導テーパがついていること。
(4) 上記(1)の構成の保護カバーの固定構造であって、
前記十字型に代えて、Y字型又は多角形としたこと。
本発明に係る保護カバーの固定構造によれば、BFTに保護カバーを円滑にかつ正確に嵌合でき、BFTに対する保護カバーのガタツキを抑制できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る保護カバーの固定構造を構成するバッテリヒューズターミナル100(以下、BFT100と記載)を上方から見た平面図である。
図1に示すように、BFT100は、水平ボディ101を備える。また、水平ボディ101の端面から垂直方向(図1の紙面手前から奥)に延びる垂直ボディ102と、を備える(図5参照)。なお、垂直ボディ102は、保護カバー200を嵌合するためのロック部(図示なし)が設けられている。このロック部により、保護カバー200はBFT100に固定される。
水平ボディ101は、2つのスタッドボルト103と、2つのスタッドボルトの周辺に位置する放熱板104と、2つのスタッドボルトの間であって、水平ボディ101の端部に位置するボス受け105と、を備える。
ここで、本発明の特徴のひとつであるボス受け105は、略円筒形状であって、後述する本発明の特徴のひとつである保護カバー200の誘導ボス204を、円筒形状内に受ける。そして、ボス受け105の内部(開口部を除く)の断面形状は、誘導ボス204を受け入れるために、誘導ボス204の断面形状とほぼ同じである。本発明の実施の形態では、ボス受け内部105の断面形状は、略十字型であるが、これに限らない。誘導ボス204挿入後の誘導ボスの動きを抑制し、ガタツキを抑えることができる形状であれば、Y字型でも多角形でもよい。さらに、保護カバー200の誘導ボス204がボス受け105内部に圧入されることで、保護カバー200の開時、BFT100から、側面部203が浮き上がるのを防ぐ。
次に、図2及び図3を参照し、ボス受け105の構造について説明する。図2は、図1に示すボス受け105の拡大斜視図であり、図3は、図1に示すボス受け105の断面図(水平方向)である。
図2に示すように、ボス受け105の開口部分には、保護カバー200の誘導ボス204を案内するためのすり鉢状の誘導テーパ106が設けられている。誘導テーパ106は、後述する保護カバー200の誘導ボス204の先端の形状に合わせて形成されている。そのため、誘導ボス204の挿入位置のズレを許容できる。さらに、作業者が、一度ボス受け105の開口に、保護カバー200の誘導ボス204を挿入してしまえば、作業者が垂直方向の力を加えるだけで、誘導ボス204が誘導テーパ106に案内される。その結果、作業者は、誘導ボス204をボス受け105に挿入することができる。
ここで、ボス受け105の断面形状を、単に誘導ボス204に合わせて形成するだけでは、ボス受け105に、保護カバー200を挿入してもガタツキが発生してしまう場合がある。そこで、本発明の一つの特徴であるボス受け105には、誘導ボス挿入後のBFT100に対する保護カバー200のガタツキを抑制するための構造上の工夫が施されている。
図3を参照し、誘導ボス204挿入後のBFT100に対する保護カバー200のガタツキを抑制するための構造を説明する。図3は、図1に示すボス受け105の断面図(水平方向)である。尚、図3には、誘導ボス204が挿入されたボス受け105が示される。
図3に示すように、ボス受け105の水平断面における各端部107(以下、圧入部107と記載)の幅は、対応する誘導ボス204の部分の幅と同じではなく、ボス受け105の深さ方向に沿って、誘導ボス204の幅よりも、わずかに狭くなる。そのため、作業者が、ボス受け105の深さ方向(垂直方向)に力を加えて、誘導ボス204を、ボス受け105に圧入することで、誘導ボス204挿入後のBFT100に対する保護カバー200のガタツキを抑制することができる。
上述のように、本発明の実施の形態に係る保護カバーの固定構造を構成するBFT100は、ボス受け105を有しているので、作業者は、BFT100に保護カバー200を円滑に嵌合でき、BFT100に対する保護カバー200のガタツキを抑制できる。
次に、本発明の実施の形態に係る保護カバーの固定構造を構成する保護カバー200について、説明する。図4aおよび図4bは、本発明の実施の形態に係る保護カバーの固定構造を構成する保護カバー200を示す図であり、図4aは、保護カバー200を下方から見た平面図、図4bは、保護カバー200の側面部203の断面図である。
図4aにおいて、保護カバー200は、上面部201と、ヒンジ部202と、上面部201にヒンジ部202を介して接続され、上面部201の端部から下方(図4a紙面奥から手前)に延びる側面部203と、を備える。
上面部201は、BFT100の水平ボディ101を覆う。また、上面部201は、ヒンジ部202を介して、側面部203に対して回動自在に設けられている。ヒンジ部202は、上面部201と側面部203との境界近傍に設けられ、例えば、上面部201又は側面部203の側面に、スリット204を設けることで実現される。
側面部203は、BFT100の垂直ボディ102を覆う。側面部203には、図示しないBFT100の垂直ボディ102のロック部と嵌合するための嵌合機構と、本発明の一つの特徴である誘導ボス204が設けられている。嵌合機構により、側面部103が、BFT100の垂直ボディ102のロック部に嵌合することで、保護カバー200はBFT100に固定される。
次に、図4a、図4bを参照し、誘導ボス204について、説明する。
図4aは、保護カバー200を下方から見た平面図である。誘導ボス204の水平方向の断面形状は、略十字型であり、ボス受け105の内部(開口部を除く)に圧入するため、ボス受け105の内部の断面形状とほぼ同じである。誘導ボス204は、側面部203に設けられており、保護カバー200をBFT100に嵌合する際、BFT100のボス受け部に挿入できる位置にある。図4aに示すように、誘導ボス204は、側面部203のヒンジ部202近傍に位置している。そのため、保護カバー200BFT100に取り付け後に、作業者が上面部201を開く場合、保護カバー200の浮き上がりを抑制するのに効果的である。
図4bは、保護カバー200の側面部203の断面図である。誘導ボス204は、ボス受け105に圧入できる長さを有している。そして、誘導ボス204の先端には、誘導テーパ205が形成されている。この誘導テーパ205が、ボス受け105の開口部に形成された誘導テーパ106に案内されることで、保護カバー200のBFT100に対する嵌合作業を容易にしている。
上述のように、本発明の実施の形態に係る保護カバーの固定構造を構成する保護カバー200は、誘導ボス204を備えるので、作業者は、BFT100に保護カバー200を円滑にかつ正確に嵌合でき、BFT100に対する保護カバー200のガタツキを抑制できる。
図5は、BFT100に保護カバー200を嵌合する様子を示す図である。
例えば、車両生産ラインにおいて、従来では、嵌合部分を目視できない場合、作業者は、経験や勘に頼って嵌合作業を行っていた。しかしながら、本発明の実施の形態の保護カバーの固定構造によれば、作業者が、図5の矢印(実線)に示すように、ボス受け105の開口の誘導テーパ106に、保護カバー200の誘導ボス204の先端の誘導テーパ205を挿入してしまえば、十字型の誘導ボス204が回転方向の位置決めをする。そのため、作業者が垂直方向の力を加えるだけで、作業者は、誘導ボス204をボス受け105に挿入することができる。さらに、ボス受け105の圧入部107の幅は、対応する誘導ボス204の部分の幅と同じではなく、ボス受け105の深さ方向に沿って、誘導ボス204の幅よりも、わずかに狭くなる。そのため、作業者が、ボス受け105の深さ方向(垂直方向)に力を加えて、誘導ボス204を、ボス受け105に圧入することで、誘導ボス挿入後のBFT100に対する保護カバー200のガタツキを抑制することができる。
本発明に係る保護カバーの固定構造は、BFTに対する保護カバーのガタツキを抑制でき、車両用バッテリに直付けされるBFTの保護カバーを固定する構造として、有用である。
本発明の実施の形態に係る保護カバーの固定構造を構成するバッテリヒューズターミナル100を上方から見た平面図である。 図1に示すボス受け105の拡大斜視図である。 図1に示すボス受け105の断面図(水平方向)である。 保護カバー200を下方から見た平面図である。 保護カバー200の側面部203の断面図である。 BFT100に保護カバー200を嵌合する様子を示す分解斜視図である。 従来のBFT800を保護カバー900で覆う様子を示す分解斜視図である。
符号の説明
100、800 BFT
101、801 水平ボディ
102、802 垂直ボディ
103、803 スタッドボルト
104、804 放熱板
105 ボス受け
106、205 誘導テーパ
107 圧入部
200、900 保護カバー
201、901 上面部
202、902 ヒンジ部
203、903 側面部
204 誘導ボス

Claims (4)

  1. ヒンジ部と、
    軸に垂直な面で切った断面が略十字型のボスの先端に先細となる誘導テーパを持つ誘導ボスを有し、前記ヒンジ部と接続される側面部と、
    前記ヒンジ部を介して、前記側面部に対して回動可能である上面部と、を有する保護カバーと、
    前記誘導ボスを圧入するため、軸に直角な面で切った断面が略十字型の溝を軸方向に備えたボス受けを有するバッテリヒューズターミナルと、を備える保護カバーの固定構造。
  2. 前記ボス受けの端部の幅は、前記ボス受けの深さ方向に沿って、前記誘導ボスの幅よりも、わずかに狭くなる請求項1に記載の保護カバーの固定構造。
  3. 前記ボス受けには、すり鉢状の誘導テーパがついている請求項1に記載の保護カバーの固定構造。
  4. 前記十字型に代えて、Y字型又は多角形とした請求項1に記載の保護カバーの固定構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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