JP2000268726A - プラズマディスプレイパネルの製造方法 - Google Patents
プラズマディスプレイパネルの製造方法Info
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Abstract
取りプロセスに関し、良品のパネル領域陥を最適に組み
合わせてパネルの良品率を高める。 【解決手段】前面用の基板の一主面に、複数のパネル領
域を有するように構造体を形成する前面基板処理工程S
1と、その構造体の状態をパネル領域毎に検査する前面
基板検査工程S2と、背面用の基板の一主面に、前面基
板の各パネル領域に対応する複数のパネル領域を有する
ように構造体を形成する背面基板処理工程S1’と、そ
の構造体の状態をパネル領域毎に検査する背面基板検査
工程S2’とをそれぞれ所定枚数単位で実施した後、両
検査工程の検査結果から、両基板の組み合わせを選定す
る演算工程S3、その組み合わせに従って、両基板を貼
り合わせる貼り合わせ工程S5、パネル領域単位に分割
する分割工程S6、を順次行う。
Description
入される放電空間を有するように一対の基板が貼り合わ
せられてなるプラズマディスプレイパネルの製造方法に
係り、特に一対の基板から複数のパネルを同時に得るこ
とのできる製造方法に関する。
能な表示デバイスとして注目され、その需要も拡がりつ
つあることから、量産化技術の確立が要望されている。
下PDPと称する)の代表例としてAC駆動の3電極面
放電型PDPの構造を説明する。図9は、PDPの一部
を切り出した状態の斜視図である。
基板30の内面には、基板面に沿った面放電を生じさせ
る表示電極(サスティン電極とも称される)X,Yが、
マトリクス表示のラインL毎に一対ずつ配列されてい
る。表示電極対X,Yは、フォトリソグラフィ技術によ
って形成されるもので、それぞれがITO(Indium Tin
Oxide)薄膜からなる幅の広い直線状の透明電極32と
多層構造の金属薄膜からなる幅の狭い直線状のバス電極
33とから構成されている。
被覆するように、AC(交流)駆動のための誘電体層3
4がスクリーン印刷により設けられている。そして、誘
電体層34の表面にはMgO(酸化マグネシウム)から
なる保護膜35が蒸着されている。
放電を発生させるためのアドレス電極36が表示電極
X,Yと直交するように一定ピッチで配列されている。
このアドレス電極36もフォトリソグラフィ技術によっ
て形成されるもので、バス電極33同様に多層構造の金
属膜により構成される。
1の全面には、スクリーン印刷により誘電体層37が形
成され、その上層には、高さが150μm程度の直線状
の複数の隔壁38が、各アドレス電極36の間に一つず
つ設けられている。
て、誘電体層37の表面及び隔壁38の側面を被覆する
ように、フルカラー表示のためのR(赤)、G(緑)、
B(青)の3原色の蛍光体40がやはりスクリーン印刷
により設けられている。
線を照射して蛍光体を励起するNe−Xe(NeとXe
の混合ガス)等の放電ガスが数百torr程度の圧力で封入
されている。そして放電空間39を封止するためのシー
ル材41が基板周辺部に設けられている。
個別に形成され、最終的に両基板を貼り合わせてシール
材41により固定することでPDPは完成される。
の前面基板及び背面基板を用意し、複数パネル分に相当
するパネル領域を上記工程にしたがって同時に作り込
み、前面基板と背面基板とを貼り合わせた後、両基板を
各パネル領域ごとに切断する、つまり1パネル単位に分
割して、所定数のPDPを得る。
法を以下に説明する。
明するための図であり、図10は工程フロー、図11は
各工程を簡略的に示す平面図である。
工程S11及び背面基板処理工程S11’において、多
面取りの大型の前面基板及び背面基板(前面用の基板及
び背面用の基板)にそれぞれ所定の処理を施す。この
時、前面基板及び背面基板共に、1枚の基板内に例えば
パネル4個(4パネル)分のパネル領域を同時に形成す
る。
これら前面基板と背面基板を重ねた状態で熱処理するこ
とにより貼り合わせ(封止)を行う。そして、分割工程
13において、所定箇所を切断することにより1パネル
単位、つまり4枚のパネルに分割し、最後に点灯試験等
の各種検査を行う検査工程S14を実施してPDPを完
成させる。
面基板、及び背面基板製造工程S11’を終えた大型の
背面基板は、図11に示すように、それぞれ収納カセッ
ト46,47に収納される。収納カセット46,47に
は1ロット、例えば10枚単位で基板が処理順に収納さ
れる。
46,47から大型の前面基板44及び背面基板45を
取り出し、一方の基板、例えば前面基板44をステージ
48上に載置した状態として、背面基板45を吸着パッ
ドにて保持し、前面基板44上に重ねる。背面基板45
を重ねる際には、両基板に予め設ける基準点を一致させ
ることで位置決めし、周辺部をクリップ等で固定する。
を行うことによって、背面基板上に設けられた各パネル
領域ごとの枠状のシール材を一旦溶融させ、これを冷却
させ固化することで両基板を、基板間において各パネル
対応の放電空間が介在される状態で封着する。
板とを封着させた後、クリップを外し、所定位置(各パ
ネル領域の境界部)を切断することにより、当該基板対
を各パネル対応サイズの小型の基板対に分割する、つま
り1パネル単位に分割し所望の4個のPDP50を完成
させる。
方法によると、多面取りの前面基板44と背面基板45
との組み合わせによって、製造数に対する良品数(以下
良品率と称する)が少なくなることが発生する。
する欠陥により不良となるパネル領域に関しては、貼り
合わせられる相手側基板におけるパネル領域が良品であ
っても、完成するPDPは結果的に不良となる。
上記課題を説明するための斜視図である。図12に示す
ように、大型の前面基板44及び背面基板45には、4
個のパネルに対応するパネル領域〜が形成されてお
り、矢印の如く重ね合わされる。なお、それらパネル領
域〜に記した「OK」「NG」は、当該領域がそれ
ぞれ「良品」「不良」であることを表している。
れぞれ4枚のパネル領域が全て良品である場合には、問
題はないが、例えば図12に示すように、その一部に欠
陥があるような場合に、組み合わせによって良品率が大
きく異なることになる。
4のパネル領域と、背面基板44のパネル領域が不
良である場合、これらを重ね合わせると、対向する背面
基板45のパネル領域と、前面基板44のパネル領域
が良品にも係わらず、完成されるPDPは不良品とな
り、結果的に良品のPDPは2枚のみとなる。
カセット内の基板を収納順に取り出して貼り合わせを行
うことから、上記の如く一方の基板の良品の領域を無駄
にする組み合わせが多く発生していた。
り、前面基板処理工程、背面基板処理工程におけるパネ
ル領域の欠陥を予め認識し、最適組み合わせを算出する
ことにより、各基板における良品のパネル領域を無駄に
使うことのない効率良いPDPの製造方法を提供するこ
とを目的としている。
置の製造方法は、放電用のガスが封入される放電空間を
有するように前面基板と背面基板とが貼り合わせられて
なるプラズマディスプレイパネルの製造方法において、
前面用の基板の一主面に、複数のパネル領域を有するよ
うに構造体を形成する前面基板処理工程と、該前面基板
処理工程で形成された構造体の状態をパネル領域毎に検
査する前面基板検査工程、背面用の基板の一主面に、前
記前面基板の各パネル領域に対応する複数のパネル領域
を有するように構造体を形成する背面基板処理工程と、
該背面基板処理工程で形成された構造体の状態をパネル
領域ごとに検査する背面基板検査工程をそれぞれ所定枚
数単位で実施した後、前記前面基板検査工程と背面基板
検査工程における検査結果から、両基板の組み合わせを
選定する演算工程、前記演算工程により選定された組み
合わせに従って、両基板を貼り合わせる貼り合わせ工
程、前記パネル領域単位に分割する分割工程、を順次行
うことを特徴とするものである。
ルに対応する構造体が形成された段階の前面用基板及び
背面用基板の状態を、それぞれパネル領域ごとに検査
し、その結果に基づいて最適なパネル領域の組み合わせ
を決定することができるため、パネル単位の無駄を抑え
ることができ、良品率を高めることが可能となる。
の実施形態を詳細に説明する。
ネル(以下PDPと称する)の製造方法の基本的な工程
フローである。
理が施された一対のガラス基板を貼り合わせることで構
成されるが、本発明は多面取りの大型の一対のガラス基
板にそれぞれ複数のPDPに対応するパネル領域を形成
してから、両基板を貼り合わせることで複数のPDPを
同時に得るものを対象としている。
の前面基板の表面に電極や誘電体層を複数のパネル領域
を有するように形成する前面基板処理工程S1を実施し
て、全ての処理が終了した後に、形成された各パネル領
域の電極や誘電体層等における欠陥の有無を確認する前
面基板検査工程(S2)を行う。この検査はパネル領域
単位で実施し、1枚の大型の前面基板の中で良品パネル
領域と不良パネル領域とを識別記憶する。
検査工程S2は、1ロット(例えば10枚)毎に行う。
面基板に対する工程、つまり背面基板処理工程S1’及
び背面基板検査工程S2’を実施する。この背面基板に
対する工程S1’、S2’では形成される構造体が異な
るが、複数のパネル領域に対応して形成されること、パ
ネル領域単位での検査、更に1ロット毎に実施されるこ
とは前記の前面基板と同様である。
れるパネル領域ごとの構造体は、従来技術の項において
図9を参照して説明したとおりである。
査結果をもとにして、両基板の最適な組み合わせを算出
する演算工程S3を実施する。なお、具体的な演算方法
は後に説明する。
れた後、最適組み合わせに応じて次工程へ送り出す前面
基板及び背面基板の順序を設定する順位設定工程S4を
実施する。
序で送り出される前面基板と背面基板を貼り合わせる貼
り合わせ工程S5を経て、パネル単位(パネル領域毎)
に分割する分割工程S6及びパネル単位で最終的な検査
工程S7を実施することで、複数のPDPを完成させ
る。
図7を参照しながら説明する。
明するための図であり、図2は製造装置の主要部ブロッ
ク図、図3は検査結果と比較して各基板を分類するため
の基板種別テーブル、図4は基板の検査結果と最適組み
合わせの例、図5は主要製造ラインを示す平面図、図6
は基板取り出し機構を説明するための斜視図、図7は基
板の貼り合わせ工程を説明するための図である。
図2に示すように、前面基板検査装置1及び背面基板検
査装置2からの信号により、前面基板取り出し機構9と
背面基板取り出し機構10を制御する制御部3を備える
ことを特徴にしている。
果に基づく信号が入力される前面基板種別設定部4、背
面基板検査装置2の検査結果に基づく信号が入力される
背面基板種別設定部5、基板の種別を設定するための基
準情報となる基板種別テーブル6、それぞれ設定される
基板種別から最適組み合わせを算出する組み合わせ演算
部7、算出された組み合わせに基づき各基板の取り出し
順位を設定する順位設定部8を有している。
に形成できる大型の前面基板14と背面基板15は、基
板処理部11において電極や誘電体層を4パネル分形成
するような各種処理を施され、検査部12に搬送され
る。
背面基板検査装置2(図2参照)により、形成された電
極や誘電体層等の状態が検査される。検査後、当該前面
基板14は収納カセット16へ、当該背面基板15は収
納カセット17へ1ロット(10枚)単位で収納され
る。
も、当該基板内の4パネル分の各パネル領域毎に行わ
れ、予めパネル領域毎に付与される配置番号〜(図
5参照)毎の良・不良を決定するものであり、本実施形
態の場合、10枚を1ロットとして実施される。
前面基板種別設定部4と背面基板種別設定部5に送ら
れ、基準情報である基板種別テーブル6との比較により
分類される。
情報であり、1枚の基板内に4パネルを形成する本実施
形態の場合、各パネルの良品と不良品の組み合わせはA
〜Pの16通りとなる。〜は前述したパネルの配置
番号であり、「1」「0」で「良」「不良」を表してい
る。
良品である場合、「A」と種別し、その他基板内の各パ
ネル領域の状態に応じてB〜P(Pは全てが不良)の種
別を定めている。
或るロットの検査結果と、その検査結果における最適組
み合わせを示した表である。
トA−1〜A−10の検査結果の情報は、図2の如く前面
基板検査装置1から前面基板種別設定部4に送られる。
前面基板種別設定部4では、基板種別テーブル6の基準
情報から、各基板A−1〜A−10を分類して基板種別
A,B,E・・・Eを設定する。
の情報も同様に、図2の如く背面基板検査装置2から背
面基板種別設定部5に送られる。背面基板種別設定部5
では、基板種別テーブル6の基準情報から、各基板B−
1〜B−10を分類して基板種別E,A,D,A・・・A
を設定する。
種別情報は、組み合わせ演算部7に送られ、「良」パネ
ルの無駄を極力少なくする最適組み合わせを算出する。
図4(c)がその算出結果であり、組み合わせと前面基
板と背面基板における良品一致数を示している。
めの演算は、例えば以下のフローに従って実施される。
外されていることから、上記フローに従って組み合わせ
を決定すると、前面基板A−4が余剰となる。この場
合、余剰基板A−4は他のロット間での組み合わせを行
うべく、ストックしておく。
情報は、図2に示す順位設定部8に送られ、貼り合わせ
工程での収納カセットからの取り出し順序を設定され
る。設定された順位情報は、前面基板取り出し機構9及
び背面基板取り出し機構10に送られ、この情報に従っ
て貼り合わせ工程で基板が収納カセット16,17より
取り出され、最適組み合わせによる貼り合わせがなされ
る。
の斜視図である。前面基板を例に説明するが、図2にお
ける順位設定部8からの順位情報が収納カセット16を
上下動させる昇降ステージ18の図示せぬ駆動部へ送ら
れ、所定の前面基板14が取り出しアーム19の対向位
置になるように収納カセット16を配置させる。
−10が下側から順番に収納されており、図4(a)に示
す最適組み合わせによる前面基板の順位は、A−1が1
番目となっていることから、昇降ステージ18は、まず
最も下に収納される前面基板14の位置に合うように動
作し、取り出しアーム19がこの前面基板14を取り出
す。
になっており、基板の下面を吸着した状態で取出し、貼
り合わせ工程における所定位置に搬送する。
図であり、図7(a)は斜視図、図7(b)は上面図、
図7(c)は側断面図である。
から取出された前面基板14は、貼り合わせ用のステー
ジ上に載置される。一方、収納カセット17に収納され
る背面基板15も同様に取出された後、図7に示すチッ
プ管20をそれぞれのパネル領域に取り付け、前面基板
14上に位置決めして重ね、クリップ等により固定す
る。
プ管取付け位置に貫通孔(通気孔)が穿たれており、そ
れら貫通孔にチップ管20を取り付けている。また、両
基板の位置決めは基準点をテレビカメラで撮像して一致
させることで行っている。
熱炉内に搬入し基板間に存在するシール材21を溶融す
る温度まで加熱する。この加熱によってシール材21が
溶融し両基板が貼り合わせられ、両基板間の空間が各パ
ネル領域ごとに仕切られると共に、各パネル領域におい
て隔壁で規定される放電空間22が形成される。
ることで、貼り合わせ工程を終了する。
基板15とを各パネル領域ごとに切断する、つまり4パ
ネルに分割して4個のPDPを完成させる。なお、各パ
ネル領域の放電空間22内には、チップ管21を介して
所定の放電ガスを充填するが、このガス充填工程は、分
割前或いは分割後のいずれかに実施する。
わせにより前面基板と背面基板とを貼り合わせることが
でき、前面基板処理工程及び背面基板処理工程におい
て、良品となったパネル領域を効率良く使用することが
できる。そのため、PDPの良品率を高めることが可能
となる。
しながら説明する。図8は本発明の第2の実施形態を説
明するため基板平面図であり、基板内のパネル領域毎に
〜の配置番号を付すと共に、不良パネルには「N
G」を表示している。
て、前面基板と背面基板との貼り合わせを更に効率良く
するものである。
わせを算出したところ、図8(a)に示す背面基板25
と図8(b)に示す前面基板24との組み合わせが設定
されたとする。
貼り合わせると、背面基板25のパネル領域が「不
良」であるのに対して対応する前面基板24のパネル領
域は「良品」、また前面基板24のパネル領域が
「不良」であるのに対して背面基板25のパネル領域
は「良品」となり、その結果として前面基板24のパネ
ル領域に対応するパネルと背面基板25のパネル領域
に対応するパネルが無駄になる。
領域を中心点からみた対称形状にして、反転した状態で
の貼り合わせを可能とすることにより、上述の如き無駄
をなくすものである。
形成するパネル領域ごとの電極等の配線パターンを中心
点に対して点対称にすることで反転状態での貼り合わせ
を可能にしている。なお、背面基板25においては、チ
ップ管26の取付け位置を中央部分に集めることで対称
関係としている。
させると、図8(c)に示す状態となる。ここでは理解
を容易にするために、配置番号等をそのまま反転した状
態で表示している。一方、前面基板24は反転させるこ
となく、図8(d)に示すようにそのままの状態を維持
させる。
板25と前面基板24とを貼り合わせると、「不良」で
ある背面基板25のパネル領域と前面基板24のパネ
ル領域とが対応するようになり、その他のパネル領域
は全て「良品」同士の組み合わせとなる。従って、「良
品」を無駄にすることがなくなり、更なる良品率の向上
が可能になる。
ム19に反転機構を加えると共に、図2に示す取出し機
構に対して、取出し順位情報の他、反転情報を伝えるこ
とが必要になる。
心点に対して対称形状として、チップ管も中央部に集め
た構造としたが、例えば2パネルの場合は、その間の線
に対して対称となる形状として、チップ管も対角線上の
2箇所に設けることが必要となる。
は、大型の一対の基板から4パネルを同時形成する例を
示したが、本発明は2パネル以上の複数パネルを同時形
成する製造方法に適用することが可能である。
数を多くするほど良品の無駄がなくなり、良品率は向上
する。但し、演算時間の増加や処理の煩雑化等が考えら
れるので、1ロットの数は適宜設定する。
ネルに対応する構造体が形成された段階の前面基板及び
背面基板の状態を、それぞれパネル領域ごとに検査し、
その結果に基づいて最適なパネル領域の組み合わせを決
定することができるため、パネル単位の無駄を抑えるこ
とができ、良品率を高めることが可能となる。
部ブロック図である。
ルである。
と最適組み合わせを示す表である。
を示す図である。
を説明する斜視図である。
を説明する図である。
である。
ための斜視図である。
る。
る。
るための斜視図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 放電用のガスが封入される放電空間を有
するように前面基板と背面基板とが貼り合わせられてな
るプラズマディスプレイパネルの製造方法において、 前面用の基板の一主面に、複数のパネル領域を有するよ
うに構造体を形成する前面基板処理工程と、該前面基板
処理工程で形成された構造体の状態をパネル領域毎に検
査する前面基板検査工程、 背面用の基板の一主面に、前記前面用の基板の各パネル
領域に対応する複数のパネル領域を有するように構造体
を形成する背面基板処理工程と、該背面基板処理工程で
形成された構造体の状態をパネル領域ごとに検査する背
面基板検査工程をそれぞれ所定枚数単位で実施した後、 前記前面基板検査工程と背面基板検査工程における検査
結果から、両基板の組み合わせを選定する演算工程、 前記演算工程により選定された組み合わせに従って、両
基板を貼り合わせる貼り合わせ工程、 前記パネル領域単位に分割する分割工程、 を順次行うことを特徴とするプラズマディスプレイパネ
ルの製造方法。 - 【請求項2】 前記前面基板検査工程及び背面基板検査
工程は、各パネル領域内の欠陥の有無を検知するもので
あり、検査工程後、前記検知結果に基づいて各基板を分
類する分類工程を有することを特徴とする請求項1記載
のプラズマディスプレイパネルの製造方法。 - 【請求項3】 前記分類工程は、1枚の当該基板内に存
在するパネル領域の数によって決まる種類に応じて予め
定められる種別情報と、前記前面基板検査工程及び背面
基板検査工程における検知結果とを比較対応させること
で、各基板に種別記号を付与することを特徴とする請求
項2記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。 - 【請求項4】 前記演算工程は、前記前面基板検査工程
及び背面基板検査工程の検知結果に基づいて、欠陥のな
い領域と欠陥のある領域とが極力対向しない最適組み合
わせを選定することを特徴とする請求項2又は3に記載
のプラズマディスプレイパネルの製造方法。 - 【請求項5】 前記演算工程は、全てのパネル領域に欠
陥のある基板は、組み合わせの対象から除外して組み合
わせを選定することを特徴とする請求項2〜4のいずれ
かに記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。 - 【請求項6】 前記演算工程において選定された組み合
わせに応じて所定枚数内での基板順位を設定する工程を
有し、設定された基板順位に従って、前記貼り合わせ工
程に前面基板及び背面基板を送り込むことを特徴とする
請求項1〜5のいずれかに記載のプラズマディスプレイ
パネルの製造方法。 - 【請求項7】 前記前面基板及び背面基板は、前記前面
基板検査工程及び背面基板検査工程の後、前記所定枚数
単位で収納カセットに収納されており、前記設定された
基板順位に従って、前記収納カセットから取り出し、前
記貼り合わせ工程を実施することを特徴とする請求項6
記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。 - 【請求項8】 前記前面基板処理工程及び背面基板処理
工程において形成する構造体を、複数のパネル領域にお
ける中心点又は中心線に対して対称形状にすることを特
徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のプラズマディ
スプレイパネルの製造方法。 - 【請求項9】 前記演算工程は、前記前面用の基板或い
は背面用の基板を反転させる組み合わせも対象として、
最適組み合わせを選定することを特徴とする請求項8記
載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7503699A JP2000268726A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | プラズマディスプレイパネルの製造方法 |
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