JP2000268581A - Romデータを保持する強誘電体メモリ装置 - Google Patents

Romデータを保持する強誘電体メモリ装置

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JP2000268581A
JP2000268581A JP11072639A JP7263999A JP2000268581A JP 2000268581 A JP2000268581 A JP 2000268581A JP 11072639 A JP11072639 A JP 11072639A JP 7263999 A JP7263999 A JP 7263999A JP 2000268581 A JP2000268581 A JP 2000268581A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製造プロセスによりROMデータを書き込み、
そのデータを復元することができ、その後書き換え、復
元が可能な強誘電体キャパシタを提供する。 【解決手段】本発明は、強誘電体キャパシタを有するメ
モリセルからなる強誘電体メモリ装置において、メモリ
セルはヒステリシス特性が異なる強誘電体キャパシタを
有することを特徴とする。ROMデータとして異なるヒ
ステリシス特性のキャパシタが、製造プロセスにおいて
形成される。そして、そのヒステリシス特性の違いを利
用して、製造プロセスで書き込まれたROMデータを復
元することができ、分極方向で記録することができる。
また、通常の書き込み方法により記録データを自由に書
き換えることができ、電源を切断しても記録データが保
持される。そして、最初のROMデータが書き換えられ
た後でも、上記の異なるヒステリシス特性を利用するこ
とで、当該ROMデータを復元することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強誘電体キャパシ
タを利用した強誘電体メモリ装置に関し、特に、製造工
程において記録したROMデータを保持することができ
る強誘電体メモリ装置に関する。本発明の強誘電体メモ
リ装置は、特にマイクロコントローラなどに搭載される
不揮発性メモリとして好適である。
【0002】
【従来の技術】近年において、不揮発性メモリとして、
強誘電体キャパシタを利用した強誘電体メモリ装置が提
案されている。この強誘電体メモリ装置は、強誘電体キ
ャパシタの強誘電体膜が有するヒステリシス特性と残留
分極作用を利用してデータを記憶し、読み出す。強誘電
体キャパシタに一方向の電界を印加することにより、強
誘電体キャパシタを一方向の分極状態にし、或いは、強
誘電体キャパシタに反対方向の電界を印加することによ
り、反対方向の分極状態にする。このような分極状態
は、強誘電体キャパシタに印加された電界が消滅した後
でも残留分極として維持される。従って、強誘電体メモ
リ装置は、電源が切断されてもデータを保持することが
できる不揮発性メモリとして利用される。
【0003】図9は、従来例による強誘電体メモリセル
の回路図である。図に示されたメモリセルMCは、2T
2C構成と呼ばれ、一対のトランジスタQ1,Q2とそ
れらに接続された一対の強誘電体キャパシタC1,C2
を有する。トランジスタQ1,Q2のゲートは、ワード
線WLに接続され、さらにトランジスタQ1,Q2のソ
ースまたはドレイン電極は一対のビット線BL,/BL
にそれぞれ接続される。さらに、強誘電体キャパシタC
1,C2はプレート線PLに接続される。そして、セン
スアンプ10がビット線対BL,/BLに接続される。
【0004】図9に示されたメモリセルMCの一対のキ
ャパシタC1,C2をそれぞれ反対方向に分極させるこ
とでデータを記録し、後述する方法で、その記録データ
を読み出す。
【0005】図10は、強誘電体膜のヒステリシス曲線
を示す図である。横軸に印加電界または電圧を示し、縦
軸に分極電荷を示す。このヒステリシス曲線に従えば、
強誘電体膜の分極状態は、ヒステリシス曲線中の点Kか
ら、点L、点M、点N、及び点Kの経路で変化する。
【0006】図11は、本明細書における強誘電体キャ
パシタの分極方向の定義を示す図である。図11には、
図10で示した分極状態K、L、M、Nのそれぞれの状
態が示される。図10及び図11に従って、強誘電体膜
のヒステリシス特性について説明する。
【0007】図11に示される通り、強誘電体キャパシ
タC1,C2に対して、例えば5Vの電圧を印加して下
向きの電界Ekを印加すると、キャパシタC1,C2に
は、図中下方向の分極電荷−qsが発生する。この状態
Kからキャパシタ間の印加電圧を無くすと状態Lに移行
し、キャパシタC1,C2には、分極電荷−qrが残留
する。一方、強誘電体キャパシタC1,C2に対して、
図中上方向に5Vを印加すると、上方向の電界Emが印
加され、分極電荷+qsの分極状態Mになる。この状態
Mからキャパシタへの電圧印加を無くしても、状態Nの
通りキャパシタには+qrの分極電荷の分極状態が維持
される。
【0008】そこで、本明細書では、キャパシタ間に電
界または電圧が印加された状態K又は状態Mの時は、実
線の矢印で示し、キャパシタ間に電位差が無く電界が印
加されないで残留分極の状態L又はNでは、破線の矢印
で示すことにする。矢印の方向は、それぞれの分極の方
向を示す。
【0009】図12は、従来例による2T2C構成のメ
モリセルにおけるデータ書き込み及び読み出しのタイミ
ングチャート図である。このタイミングチャートには、
ワード線WL、プレート線PL、センスアンプ動作、ビ
ット線対BL,/BL、キャパシタC1及びC2の分極
方向が示される。図12の横軸方向は、時間を示す。
【0010】次に図10及び図12を参照して、図9の
メモリセルへのデータ書き込みと読み出しの操作を説明
する。最初にライトサイクルにおいて、時刻Wt0で
は、強誘電体メモリセルに書き込まれているデータは不
定であるとする。また、ビット線対BL,/BLは中間
電位にリセットされ、ワード線WL及びプレート線PL
はLレベルにある。次に時刻Wt1において、ワード線
WLがHレベルに駆動されると、メモリセルのトランジ
スタQ1,Q2が導通し、一対のキャパシタC1,C2
がそれぞれのビット線対BL,/BLに接続される。そ
こで時刻Wt2において、書き込みデータに従ってセン
スアンプ10を動作させ、ビット線対BLをHレベルに
ビット線/BLをLレベルにそれぞれ駆動する。その結
果、強誘電体キャパシタC1には下向きの電界が印加さ
れ、状態Kの下向きの分極状態になる。この時、もう一
つの強誘電体キャパシタC2には電界が印加されていな
いので、分極方向は不定のままである。
【0011】そして次に、時刻Wt3において、プレー
ト線PLをHレベルに駆動すると、Lレベルのビット線
/BLに接続されているキャパシタC2がC1と反対方
向に分極する。即ち、キャパシタC2は状態Mになり、
キャパシタC1は状態Lになる。次に、プレート線PL
をLレベルに戻しキャパシタC1を再度分極させた後、
時刻Wt5においてワード線WLをLレベルに戻し、セ
ルトランジスタQ1,Q2をオフにする。その結果、キ
ャパシタC1は下向きの分極状態Lになり、キャパシタ
C2は上向きの分極状態Nになる。この分極状態が電源
をオフにしても残留して維持される。
【0012】次に読み出し動作においては、時刻Rt0
においてビット線対BL,/BLを0Vにプリチャージ
する。そこで時刻Rt1において、ワード線WLをHレ
ベルに駆動すると共に、プレート線PLをHレベルに駆
動すると、キャパシタC1は状態Lから状態Mに移行し
て分極反転する。一方、キャパシタC2は、状態Nから
状態M移行する。その結果、分極反転する強誘電体キャ
パシタC1は、分極反転しない強誘電体キャパシタC2
よりも多くの電荷をビット線に放出し、ビット線対B
L,/BL間に所定の電位差が生じる。
【0013】次に時刻Rt2において、プレート線PL
をLレベルにする。その結果、ビット線対の電位は、多
少降下するが、上記電位差は保たれる。時刻Rt3にお
いて、センスアンプ10を活性化することにより、ビッ
ト線対間の電位差が検出され、増幅される。その結果、
強誘電体キャパシタに記憶されているデータがビット線
を介して読み出される。
【0014】時刻Rt1において、両方のキャパシタC
1,C2が上方向の分極状態にされるため、記憶されて
いたデータが破壊されている。そこで、時刻Rt4及び
Rt5において、プレート線PLをそれぞれHレベル及
びLレベルに駆動することによって、センスアンプの増
幅結果を強誘電体キャパシタC1,C2に与え、データ
の再書き込みを行う。そして、時刻Rt6においてワー
ド線WLをLレベルにすると、メモリセルのキャパシタ
には、記憶データに従う残留分極状態が維持される。
【0015】上記のような強誘電体メモリ装置は、例え
ば、マイクロコントローラに内蔵して使用され、書き換
え可能なROMとして使用される。強誘電体メモリ装置
が不揮発性であるため、マイクロコントローラの動作手
順を記述したプログラム等が書き込まれる場合がある。
マイクロコントローラに内蔵されているCPUは、この
強誘電体メモリに書き込まれたプログラムに従って、必
要な動作を行う。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この強
誘電体メモリ装置を従来のマイクロコントローラに内蔵
されるROMに置き換えて使用する場合、次のような不
都合がある。
【0017】強誘電体メモリ装置は、製造プロセスを終
了した直後では、メモリ内のデータはすべて不定になっ
ている。従って、なんらかの方法でメモリ内にデータを
書き込む必要がある。このデータを書き込む方法として
は、専用の書き込み装置を利用する事も考えられるが、
その場合は、マイクロコントローラ内に書き込み装置か
ら送られるデータを強誘電体メモリに記憶する特別な回
路が必要になる。従って、強誘電体メモリ装置に対し
て、従来のROMのように製造プロセス工程において所
望のデータを予め記録することができることが望まれ
る。
【0018】一方、従来のROMは、いったん製造プロ
セスにおいて所望のデータが書き込まれると、その後は
そのデータを書き換えることはできない。従って、マイ
クロコントローラ内のROMにプログラムを記録した場
合、その後のプログラムの変更は不可能である。一方
で、強誘電体メモリ装置は自由に記憶データの書き換え
を行うことができるので、従来のROMに変えて使用す
ることにより、上記プログラムの変更を可能にする。但
し、プログラムの変更が自由にできることは、逆に言え
ば、製造プロセスにおいて記憶されたデータが失われう
ることを意味し、かかる失われたデータが復元可能なこ
とが望まれる。
【0019】そこで、本発明の目的は、製造プロセスに
おいて所望のデータを記録することができる強誘電体メ
モリ装置を提供することにある。
【0020】さらに、本発明の目的は、製造プロセスに
おいて記録されたデータがその後書き換えられた後で
も、そのデータが必要になった時点で復元することがで
きる強誘電体メモリ装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、強誘電体キャパシタを有するメモリセ
ルからなる強誘電体メモリ装置において、メモリセルは
ヒステリシス特性が異なる強誘電体キャパシタを有する
ことを特徴とする。ROMデータとして異なるヒステリ
シス特性のキャパシタが、製造プロセスにおいて形成さ
れる。そして、そのヒステリシス特性の違いを利用し
て、製造プロセスで書き込まれたROMデータを復元す
ることができ、分極方向で記録することができる。ま
た、通常の書き込み方法により記録データを自由に書き
換えることができ、電源を切断しても記録データが保持
される。そして、最初のROMデータが書き換えられた
後でも、上記の異なるヒステリシス特性を利用すること
で、当該ROMデータを復元することができる。
【0022】上記の目的を達成するために、本発明は、
複数のビット線と複数のワード線との交差位置に設けら
れた複数のメモリセルを有する強誘電体メモリ装置にお
いて、前記複数のメモリセルは、第1のヒステリシス特
性の強誘電体キャパシタを有する第1のメモリセルと、
第2のヒステリシス特性の強誘電体キャパシタを有する
第2のメモリセルとを有することを特徴とする。
【0023】更に、本発明は、上記の発明において、前
記第1のヒステリシス特性は、前記強誘電体キャパシタ
に印加される所定の電圧又は電界変化に対して第1の分
極変化を有し、前記第2のヒステリシス特性は、前記所
定の電圧又は電界変化に対して前記第1の分極変化より
大きい第2の分極変化を有することを特徴とする。
【0024】更に、本発明は、上記の発明において、前
記第1のヒステリシス特性の強誘電体キャパシタは、前
記第2のヒステリシス特性の強誘電体キャパシタより容
量が小さいことを特徴とする。より具体的な構成でいう
と、前記第1のヒステリシス特性の強誘電体キャパシタ
は、前記第2のヒステリシス特性の強誘電体キャパシタ
より面積が小さい又は膜厚が大きいことを特徴とする。
【0025】上記の発明によれば、ヒステリシス特性の
異なる強誘電体キャパシタを製造プロセスにおいて初期
データ(ROMデータ)に応じて形成することで、RO
Mデータが書き込まれる。このヒステリシス特性の違い
は、強誘電体キャパシタに第1の電圧又は電界から第2
の電圧又は電界に変化させた時の、キャパシタの分極電
荷量の変化量を利用することで、復元することができ
る。本発明は、1T1C構造のメモリセル、又は2T2
C構造のメモリセルに適用することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形
態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0027】図1は、本実施の形態例による2T2C構
成の強誘電体メモリセルを示す図である。図9に示した
従来例と同様に、一対のビット線BL,/BL及び、そ
れに交差するワード線WL、プレート線PLが設けら
れ、それらの交差位置に、一対のトランジスタQ1,Q
2と一対の強誘電体キャパシタC1,C2を有するメモ
リセルMCが設けられる。この実施の形態例では、製造
プロセスにおいて、強誘電体キャパシタC1よりもキャ
パシタC2の方が面積が大きく、容量が大きくなる様に
形成される。ビット線対BL,/BLにはセンスアンプ
10とリセット回路12が接続される。センスアンプ1
0は、従来例と同様に、データ書き込み時に書き込みデ
ータに従ってビット線対を駆動し、データ読み出し時に
ビット線対に形成された微少電位差を検出し増幅する。
またリセット回路12は、製造プロセスにおいて記録さ
れたデータを読み出すために、ビット線対を共にHレベ
ルにリセットする。
【0028】図2は、面積の違うキャパシタのヒステリ
シス曲線を示す図である。図1で示した通り、強誘電体
キャパシタC1の面積より、もう一方の強誘電体キャパ
シタC2の面積のほうが大きい。このように、キャパシ
タC2の方がC1よりも面積が大きい状態を、ROMデ
ータ(初期データ)0とする。従って、キャパシタC1
の面積がキャパシタC2より大きい場合は、ROMデー
タ1となる。
【0029】図2に示される通り、面積が小さいキャパ
シタC1のヒステリシス曲線は、実線で示される通り、
一定の印加電界または電圧の変化に対して、分極電荷量
の変化が小さい。また、面積の大きいキャパシタC2の
ヒステリシス曲線によれば、図中破線に示される通り、
一定の印加電界または電圧の変化に対して分極電荷の変
化はより大きい。本実施の形態例では、このようなヒス
テリシス曲線の大きさの違いを利用して、製造プロセス
において記録されたROMデータを読み出して、メモリ
セル内に再現し書き込むことができる。従って、従来例
で述べた通り、マイクロコントローラに特別の書き込み
回路を設ける必要がない。
【0030】図3は、本実施の形態例による2T2C形
式のセルの初期データ(ROMデータ)を復元するプロ
セスのタイミングチャート図である。図3に示された時
刻t0からt9が、図2中の各状態K,L,M,Nに示
されている。図3及び図2に従って、ROMデータの復
元プロセスを説明する。
【0031】製造プロセスを経た直後の時刻t0におい
て、強誘電体キャパシタC1,C2の分極方向は不定で
ある。時刻t0では、ビット線対は所定の中間電位に、
プレート線PLはLレベルにリセットされている。次
に、時刻t1において、ワード線WLをHレベルに駆動
し、ビット線対BL,/BLをそれぞれの強誘電体キャ
パシタC1,C2に接続する。
【0032】時刻t2において、リセット回路12が駆
動し、ビット線対BL,/BLをHレベルに駆動する。
その結果、両キャパシタC1,C2にはビット線からプ
レート線方向(下方向)の電界が又は電圧が印加され、
両キャパシタは下向きの分極状態になる。即ち図2中に
おける、状態K1,K2になる。そして時刻t3におい
て、リセット回路12によりビット線対BL,/BLを
Lレベルにプリチャージする。その結果、両キャパシタ
には電位差が無くなるが、下向きの破線の矢印で示すよ
うに残留分極状態が維持される。即ち、図2における状
態L1,L2の状態である。
【0033】そこで、時刻t4において、プレート線P
LをHレベルに駆動すると、キャパシタC1及びC2に
対して分極反転が起こる。即ち、図2中において、キャ
パシタC1は状態L1から状態M1に移り、キャパシタ
C2は状態L2から状態M2に移る。その結果、ヒステ
リシス曲線が大きいキャパシタC2の方が、ヒステリシ
ス曲線が小さいキャパシタC1よりも多量の電荷をビッ
ト線に放出する。その結果、図3の時刻t4に示される
通り、ビット線/BLの電位がビット線BLよりも高く
なる。
【0034】時刻t5においてプレート線PLをLレベ
ルに戻すと、ビット線対の電位はわずかに低下するがそ
の電位差の関係は維持される。この状態では、図2中に
おける状態N1,N2になっている。そこで、センスア
ンプ10を活性化してビット線対に現れている微少電位
を検出し増幅することで、ビット線/BLはHレベルに
駆動され、ビット線BLはLレベルに駆動される。
【0035】この状態が、その後の時刻t7におけるプ
レート線PLのHレベル及び時刻t8におけるプレート
線PLのLレベルによって、従来例と同様の通常の再書
き込みの原理で、ビット線対に生成されたデータがメモ
リセルの強誘電体キャパシタC1,C2に与えられ、初
期データ(ROMデータ)がメモリセルのキャパシタに
書き込まれる。時刻t9においてワード線WLがLレベ
ルに戻されても、その書き込まれたキャパシタの分極状
態が維持される。
【0036】上記の説明で理解される通り、時刻t1か
らt6において、製造プロセスで書き込んだキャパシタ
の面積の大小に対応するROMデータがビット線対に読
み出される。そして時刻t6からt9における動作によ
って、そのROMデータがビット線対からメモリセルに
書き込まれる。このように、製造プロセスにおいて、メ
モリセルのキャパシタのヒステリシス曲線を変えること
によって、従来のROMと同様に所望のデータを書き込
むことができる。そして、時刻t0からt6に示す動作
によって、その書き込まれたROMデータが読み出さ
れ、時刻t6からt9によってメモリセルに書き込まれ
る。従って、特別の書き込み装置を用いることなく、製
造プロセスで書き込んだROMデータ(初期データ)
を、強誘電体メモリセル内に分極状態として書き込むこ
とができる。
【0037】図1に示されたメモリセルは、従来例と同
様にして、書き込みデータに従ってセンスアンプ10が
ビット線対を駆動することにより、任意の書き込みデー
タをメモリセルMCに書き込むことができ、通常の読み
出し動作によりそのデータを読み出すことができる。即
ち、製造プロセスにおいて記録したROMデータとは異
なる任意のデータを、メモリセルに書き込むことができ
る。そして、再度図3に示した初期データ復元プロセス
を行うことにより、製造プロセスで書き込んだ所望のR
OMデータをメモリセルに復元することができる。
【0038】上記の通り、ROMデータの復元の場合
は、ヒステリシス曲線が大きいキャパシタC2による分
極電荷量(qs2+qr2)より、ヒステリシス曲線が小さい
キャパシタC1による分極電荷量(qs1+qr1)のほうが
大きいので、ビット線対間に微少電位差を生成すること
ができる。また、通常の読み出し動作では、キャパシタ
C1の状態L1から状態M1に変化する時の分極電荷量
(qs1+qr1)が、反転分極状態のキャパシタC2の状態
N2から状態M2に変化する時の分極電荷量(qs2−qr
2)よりも大きいことが必要になる。かかる条件を満た
すヒステリシス曲線を有するように、製造プロセスで初
期データが書き込まれる。
【0039】このような誘電体メモリをマイクロコント
ローラ内にプログラム記録用メモリとして内蔵すること
により、従来のプログラムROMと同様に製造プロセス
により所望のデータを書き込むことができ、さらに製造
プロセス後においてそのデータを書き換えることがで
き、書き換えた後で、再度ROMデータに復元すること
ができる。従って、マイクロコントローラに内蔵される
プログラムROMとして利用する場合、プログラムの修
正変更を行うことができると共に、誤って修正変更した
場合でも元の初期データを簡単に復元することができ
る。
【0040】図4は、本実施の形態例における1トラン
ジスタ、1キャパシタ(1T1C)構成のメモリセルを
示す回路図である。図4において、ビット線対BL,/
BLに対して、ワード線とプレート線が3組交差して配
置される。ワード線WL0,WL1は通常ワード線であ
り、ワード線WLrはレファレンス用のワード線であ
る。同様に、プレート線PL0,PL1は通常のプレー
ト線であり、プレート線PLrはレファレンス用のプレ
ート線である。図4には、通常のメモリセルMC1,M
C2がそれぞれビット線BL側に接続される。一方、レ
ファレンス用のメモリセルMCrが他方のビット線/B
L側に接続される。それぞれのメモリセルには1つのト
ランジスタQと1つの強誘電体キャパシタCが設けられ
る。
【0041】本実施の形態例において、メモリセルMC
1の強誘電体キャパシタC1の面積は、メモリセルMC
2の強誘電体キャパシタC2の面積よりも小さい。ま
た、レファレンス用のメモリセルMCrの強誘電体キャ
パシタCrefの面積は、両キャパシタC1及びC2の
面積の中間の面積を有する。即ち、キャパシタC1,C
ref及びC2の順にその面積が大きくなり、キャパシ
タの容量が大きくなる。
【0042】図5は、面積の違うキャパシタのヒステリ
シス曲線を示す図である。図4に示した通り、キャパシ
タC1,Cref,C2の順に面積が大きくなるので、
図5に示される通り、それぞれのキャパシタのヒステリ
シス曲線も同様に大きくなる。
【0043】図4に示される1T1C構成のメモリセル
において、メモリセルMC1を読み出す場合は、レファ
レンス用のメモリセルMCrが利用される。同様にメモ
リセルMC2を読み出す場合も、レファレンス用のメモ
リセルMCrが利用される。即ち、1T1C構成のメモ
リセルの場合は、各メモリセルは1個のトランジスタと
1個の強誘電体キャパシタで構成され、同じビット線に
接続される複数のメモリセルに対して、他方のビット線
に接続されるレファレンス用の1個のメモリセルMCr
が共有される。従って、1つのメモリセルの素子数を減
らしてメモリ容量を大きくすることができる。
【0044】上記の原理から明らかな通り、メモリセル
MC1に対して初期データ(ROMデータ)の復元及び
読み出しには、図5におけるキャパシタC1のヒステリ
シス曲線とキャパシタCrefのヒステリシス曲線が利
用される。これは図2において示した2T2C構成のメ
モリセルの場合と同じである。一方、メモリセルMC2
に対して初期データ(ROMデータ)を復元する場合或
いは読み出す場合は、図5におけるキャパシタCref
のヒステリシス曲線とキャパシタC2のヒステリシス曲
線が利用され、この場合も図2の場合と同じである。
【0045】図6は、本実施の形態例による1T1C構
成のセルにおける初期データ復元プロセルのタイミング
チャートを示す図である。このタイミングチャートは、
メモリセルMC1に対して初期データを復元する場合に
ついて示す。図6のタイミングチャートは、図3に示さ
れたタイミングチャートとほぼ同じである。異なる点
は、キャパシタC1の分極方向とレファレンス用のキャ
パシタCrefの分極方向が示され、ワード線及びプレ
ート線については、メモリセルC1用のワード線WL0
とプレート線PL0及びレファレンス用のワード線WL
rとプレート線PLrとが示される。それ以外の点は、
図3のタイミングチャートと同じである。
【0046】即ち、1T1C構成のメモリセルの場合で
あっても、時刻t0からt6において初期データを読み
出し、時刻t6からt9において読み出された初期デー
タをメモリセル内に分極状態で記録する。図3の場合と
同様に、時刻t1においてワード線がHレベルに駆動さ
れ、時刻t2においてリセット回路12よって両ビット
線対BL,/BLがHレベルに駆動される。その結果、
キャパシタC1,Crefには下向きの分極が生じる。
時刻t3において、リセット回路12が両ビット線対を
Lレベルにプリチャージした後、時刻t4においてプレ
ート線PL0,PLrをHレベルに駆動すると、両キャ
パシタにおけるヒステリシス曲線の大きさの違いに応じ
て、ビット線対に異なる量の電荷が流出する。図6の例
では、ビット線/BLにより多くの電荷が流出し、ビッ
ト線BLには少ない電荷が流出し、両ビット線対に微少
の電位差が生じる。
【0047】このようにして生じたビット線対の微少電
位差は、時刻t6においてセンスアンプ10を活性化す
ることにより、検出され増幅される。その結果ビット線
/BLはHレベルに、ビット線BLはLレベルにそれぞ
れ駆動され、初期データがビット線対に読み出される。
その後時刻t7において、それぞれのプレート線をHレ
ベルに駆動し、キャパシタC1に上方向の分極状態を生
成する。また時刻t8においてプレート線をそれぞれL
レベルに駆動しレファレンス用のキャパシタCrefに
下方向の分極状態を生成する。そして時刻t9において
ワード線をLレベルにして、メモリセルに残留分極状態
が記録される。
【0048】図4に示した1T1C構成のメモリセルの
場合、メモリセルMC1にはキャパシタC1しか設けら
れていないので、図6において時刻t8でのレファレン
ス用キャパシタCrefに対する分極生成は特に必要で
はない。
【0049】以上のように、1個のトランジスタと1個
の強誘電体キャパシタを有するメモリセル構成において
も、製造プロセスにおいて記録した初期データ(ROM
データ)を復元することができ、その後必要に応じてメ
モリセルのデータを書き換えることができ、誤って書き
換えた場合は再度初期データ(ROMデータ)を復元す
ることができる。
【0050】図7は、本実施の形態例における強誘電体
メモリ装置の全体構成を示す図である。このメモリ装置
には、4行8列のメモリセルMCが示され、それぞれの
メモリセルにワード線WLとプレート線PLが接続さ
れ、又、ビット線対BL,/BLが接続される。また、
それぞれのビット線対にはセンスアンプS/Aが接続さ
れる。アドレス信号A0,A1はコラムセレクタ22,
24にそれぞれ与えられ、アドレス信号A2,A3はロ
ーセレクタ20に与えられる。各メモリセルには、図示
される0と1の初期データ(ROMデータ)が製造プロ
セスにおいて書き込まれている。
【0051】図7に示した強誘電体メモリ装置に対して
前述した初期データを復元する場合について説明する。
図3及び図6に示したタイミングチャートの時刻t0か
らt9を参照して説明すると、まず、アドレスA2,A
3を00にすることにより、ローセレクタ20によっ
て、第1行目のワード線WL0と第1行目のプレート線
PL0を駆動する。その結果、1行目の8個のメモリセ
ルMCに対して、一斉に初期データを復元することがで
きる。次に、アドレスA2,A3を変えることにより、
2行目の8個のメモリセルに対して、一斉に初期データ
を復元することができる。同様に、3番目の行及び4番
目の行に対しても一斉に初期データを復元することがで
きる。従って、製造プロセスで書き込んだ初期データ
(ROMデータ)は、ワード線とプレート線を駆動する
ことにより、その行の複数のメモリセルに対して一斉に
復元することができるので、初期データの復元プロセス
の時間はそれほどかからないことが理解される。
【0052】図8は、本実施の形態例による2T2C形
式のメモリセルの初期データ書き込みを説明する図であ
る。製造プロセスにおいて、スイッチSW1又はSW2
のいずれかを接続もしくは切断することにより、キャパ
シタC1又はC2の面積を大きくまたは小さくすること
ができる。従って、スイッチSW1,SW2について
は、例えばヴィアホールを形成する又は形成しないとい
うマスクデータにより、初期データを書き込むことがで
きる。或いは、スイッチSW1,SW2をヒューズ構造
にして、一方のヒューズを切断することにより初期デー
タを書き込むことができる。
【0053】メモリセルは1トランジスタ1キャパシタ
で構成される場合は、単に追加のキャパシタを並列に接
続するかしないかによって同様に初期データを書き込む
ことができる。
【0054】上記実施例において、初期データ(ROM
データ)の書き込みは、メモリセルのキャパシタの面積
を変えることによって、異なるヒステリシス特性を持た
した。本発明はこれに限定されず、例えば、メモリセル
の強誘電体キャパシタの膜厚を薄くすることによって容
量を大きくし、より大きなヒステリシス特性を持たせる
ことができ、或いは、膜厚をより厚くすることによって
容量を小さくし、そのヒステリシス特性を小さくするこ
とができる。或いは、強誘電体キャパシタの材質を変え
ることによって、そのヒステリシス曲線を大きく又は小
さくして初期データ(ROMデータ)を記録することが
できる。
【0055】
【発明の効果】以上、本発明によれば、製造プロセスに
よって初期データ(ROMデータ)を書き込むことがで
きる。そして、その初期データを復元してメモリセルに
書き込むことができる。更に、通常の書き込みにより任
意のデータに変更することができ、再度初期データを復
元することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態例による2T2C構成の強誘電体
メモリセルを示す図である。
【図2】面積の違うキャパシタのヒステリシス曲線を示
す図である。
【図3】本実施の形態例による2T2C形式のセルの初
期データ(ROMデータ)を復元するプロセスのタイミ
ングチャート図である。
【図4】本実施の形態例における1トランジスタ、1キ
ャパシタ(1T1C)構成のメモリセルを示す回路図で
ある。
【図5】面積の違うキャパシタのヒステリシス曲線を示
す図である。
【図6】本実施の形態例による1T1C構成のセルにお
ける初期データ復元プロセルのタイミングチャートを示
す図である。
【図7】本実施の形態例における強誘電体メモリ装置の
全体構成を示す図である。
【図8】本実施の形態例による2T2C形式のメモリセ
ルの初期データ書き込みを説明する図である。
【図9】従来例における強誘電体メモリセルの回路図で
ある。
【図10】強誘電体膜のヒステリシス曲線を示す図であ
る。
【図11】本明細書における強誘電体キャパシタの分極
方向の定義を示す図である。
【図12】従来例による2T2C構成のメモリセルにお
けるデータ書き込み及び読み出しのタイミングチャート
図である。
【符号の説明】
MC メモリセル C1,C2 強誘電体キャパシタ WL ワード線 PL プレート線 BL,/BL ビット線

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のビット線と複数のワード線との交差
    位置に設けられた複数のメモリセルを有する強誘電体メ
    モリ装置において、 前記複数のメモリセルは、第1のヒステリシス特性の強
    誘電体キャパシタを有する第1のメモリセルと、第2の
    ヒステリシス特性の強誘電体キャパシタを有する第2の
    メモリセルとを有することを特徴とする強誘電体メモリ
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記第1のヒステリシ
    ス特性は、前記強誘電体キャパシタに印加される所定の
    電圧又は電界変化に対して第1の分極変化を有し、前記
    第2のヒステリシス特性は、前記所定の電圧又は電界変
    化に対して前記第1の分極変化より大きい第2の分極変
    化を有することを特徴とする強誘電体メモリ装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記第1のヒステリシス特性の強誘電体キャパシタは、
    前記第2のヒステリシス特性の強誘電体キャパシタより
    容量が小さいことを特徴とする強誘電体メモリ装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記第1のヒステリシス特性の強誘電体キャパシタは、
    前記第2のヒステリシス特性の強誘電体キャパシタより
    面積が小さい又は膜厚が大きいことを特徴とする強誘電
    体メモリ装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかにおいて、 前記メモリセルは、前記ビット線と強誘電体キャパシタ
    との間に設けられ前記ワード線により導通を制御される
    セルトランジスタを有し、 前記強誘電体キャパシタを前記ビット線に接続した状態
    で、前記強誘電体キャパシタに対して、第1の電圧又は
    電界を印加して前記ヒステリシス特性に応じた第1の分
    極状態にし、前記第1の電圧又は電界から第2の電圧又
    は電界に変化させて前記ヒステリシス特性に応じた第2
    の分極状態にし、前記第1の分極状態から第2の分極状
    態への変化に対応して変化する前記ビット線の電位変化
    によって、所望の記録データが読み出されることを特徴
    とする強誘電体メモリ装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、 前記所望の記録データが読み出された時の前記ビット線
    の電位に従って、前記強誘電体キャパシタが対応する分
    極状態にされて、前記所望の記録データが前記メモリセ
    ルに書き込まれることを特徴とする強誘電体メモリ装
    置。
  7. 【請求項7】請求項5において、 更に、前記ビット線対を所定の電位に駆動して前記強誘
    電体キャパシタに対して前記第1の電圧又は電界を印加
    するリセット回路と、 前記第1の分極状態から第2の分極状態への変化に対応
    して変化する前記ビット線の電位変化を検出するセンス
    アンプ回路とを有することを特徴とする強誘電体メモリ
    装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7のいずれかにおいて、 前記ビット線は1対のビット線で構成され、前記メモリ
    セルはそれぞれのビット線対に接続された1対のセルト
    ランジスタと、当該1対のセルトランジスタにそれぞれ
    接続された1対の強誘電体キャパシタを有し、当該1対
    の強誘電体キャパシタが異なるヒステリシス特性を有
    し、前記ヒステリシス特性の組み合わせによって所望の
    記録データが記録されることを特徴とする強誘電体メモ
    リ装置。
  9. 【請求項9】請求項1乃至7のいずれかにおいて、 前記メモリセルは、前記ビット線に接続された1つのセ
    ルトランジスタと、前記セルトランジスタに接続された
    前記強誘電体キャパシタとを有することを特徴とする強
    誘電体メモリ装置。
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