JP2000268223A - 偽造物の判定方法及びその判定装置 - Google Patents
偽造物の判定方法及びその判定装置Info
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- JP2000268223A JP2000268223A JP11071806A JP7180699A JP2000268223A JP 2000268223 A JP2000268223 A JP 2000268223A JP 11071806 A JP11071806 A JP 11071806A JP 7180699 A JP7180699 A JP 7180699A JP 2000268223 A JP2000268223 A JP 2000268223A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録物が偽造されたものかどうか、どのよう
なインク組成物により記録されたものかどうか等を容易
に判定することができる方法及びそのような判定のため
の装置を提供しようとすること。 【解決手段】 特定波長の紫外線又は赤外線を照射する
ことによって特定波長の蛍光を発生する蛍光物質を少な
くとも一種以上含有するインクジェット用インク組成物
を用いて記録された記録物であるかどうかの判定対象と
なる記録物に対して、種々の波長の紫外線又は赤外線を
照射し、種々の波長の紫外線又は赤外線の中の特定波長
の紫外線又は赤外線照射に対応して該記録物から発生し
た蛍光の発光強度及び/又は蛍光波長を測定し、該“特
定波長の紫外線又は赤外線”と測定した“蛍光の発光強
度及び/又は蛍光波長”とを既登録の両者の関係を示し
たデータと比較して、該インク組成物中に含有されてい
る蛍光物質を特定し、それによって、該記録物の作成に
使用したインク組成物を特定する記録物の判定方法及び
そのための装置。
なインク組成物により記録されたものかどうか等を容易
に判定することができる方法及びそのような判定のため
の装置を提供しようとすること。 【解決手段】 特定波長の紫外線又は赤外線を照射する
ことによって特定波長の蛍光を発生する蛍光物質を少な
くとも一種以上含有するインクジェット用インク組成物
を用いて記録された記録物であるかどうかの判定対象と
なる記録物に対して、種々の波長の紫外線又は赤外線を
照射し、種々の波長の紫外線又は赤外線の中の特定波長
の紫外線又は赤外線照射に対応して該記録物から発生し
た蛍光の発光強度及び/又は蛍光波長を測定し、該“特
定波長の紫外線又は赤外線”と測定した“蛍光の発光強
度及び/又は蛍光波長”とを既登録の両者の関係を示し
たデータと比較して、該インク組成物中に含有されてい
る蛍光物質を特定し、それによって、該記録物の作成に
使用したインク組成物を特定する記録物の判定方法及び
そのための装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、簡単に記録物を特
定することのできる判定方法及びその装置に関する。特
に、該記録物が偽造物か否かを判断し、ついで、その記
録物が作成されるのに使用されたインク組成物の判断を
容易にすることができる記録物の判定方法及びその装置
に関する。
定することのできる判定方法及びその装置に関する。特
に、該記録物が偽造物か否かを判断し、ついで、その記
録物が作成されるのに使用されたインク組成物の判断を
容易にすることができる記録物の判定方法及びその装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インクジェット記録方法に関する
技術が進歩し、非常に良質の画像を提供しうることがで
きるようになってきている。そのため、インクジェット
記録方法により偽造物の製造がなされる可能性も出てき
ている。そこで、そのような偽造を防止するための技術
に関連して、以下に示すような、偽造防止に利用可能な
インク組成物やそのようなインク組成物を使用した記録
方法が開示されてきている。
技術が進歩し、非常に良質の画像を提供しうることがで
きるようになってきている。そのため、インクジェット
記録方法により偽造物の製造がなされる可能性も出てき
ている。そこで、そのような偽造を防止するための技術
に関連して、以下に示すような、偽造防止に利用可能な
インク組成物やそのようなインク組成物を使用した記録
方法が開示されてきている。
【0003】例えば、蛍光染料を含有するインク組成物
を用いてインクジェット記録装置により記録媒体に画像
を記録し、その表面に紫外線を照射して蛍光による画像
を発生させる方法が知られている。(特開平9-227817号
公報)
を用いてインクジェット記録装置により記録媒体に画像
を記録し、その表面に紫外線を照射して蛍光による画像
を発生させる方法が知られている。(特開平9-227817号
公報)
【0004】また、基材の色やインク組成物の粘度にか
かわらず、高い蛍光強度で発光しうる蛍光記録を可能と
するインクジェット用インク組成物と、その蛍光インク
組成物を使用して記録を行なう方法やその記録物につい
ても知られており、また、それらが偽造防止の手段とし
ても有効であることが知られている。(特開平9-188835
号公報)
かわらず、高い蛍光強度で発光しうる蛍光記録を可能と
するインクジェット用インク組成物と、その蛍光インク
組成物を使用して記録を行なう方法やその記録物につい
ても知られており、また、それらが偽造防止の手段とし
ても有効であることが知られている。(特開平9-188835
号公報)
【0005】更に、より多量の蛍光染料が、記録媒体表
面に残留するようにして、記録媒体表面での蛍光染料の
濃度を高くし、励起エネルギーの照射によって蛍光発光
強度の高い画像を形成することができる蛍光発光マーキ
ング方法やそれに用いるインク組成物なども知られてい
る。(特開平10-46072号公報)
面に残留するようにして、記録媒体表面での蛍光染料の
濃度を高くし、励起エネルギーの照射によって蛍光発光
強度の高い画像を形成することができる蛍光発光マーキ
ング方法やそれに用いるインク組成物なども知られてい
る。(特開平10-46072号公報)
【0006】また、上記のインク組成物のような見た目
には容易に認識できない特殊インク組成物を用いて、日
付、機種番号等の各種情報を記録媒体の少なくとも一カ
所に書き込むことにより、紙幣等の偽造を防止する装置
等も知られている。(特開平6-59601号公報)
には容易に認識できない特殊インク組成物を用いて、日
付、機種番号等の各種情報を記録媒体の少なくとも一カ
所に書き込むことにより、紙幣等の偽造を防止する装置
等も知られている。(特開平6-59601号公報)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
蛍光インク組成物を利用した記録方法を偽造防止に具体
的にどのように利用するのかについては詳しく開示する
ところではないか、もしくは、開示されていても、その
手段は、通常の画像とは別の各種情報を、見た目には容
易に認識できない特殊インク組成物を用いて記録するこ
とによるものである。このように、従来の偽造防止に関
する技術は、特殊インク組成物やそのインク組成物を用
いた記録物に関するものが主体で、偽装物の判定手段に
関する具体的な手段に関しては少ないのが現状である。
蛍光インク組成物を利用した記録方法を偽造防止に具体
的にどのように利用するのかについては詳しく開示する
ところではないか、もしくは、開示されていても、その
手段は、通常の画像とは別の各種情報を、見た目には容
易に認識できない特殊インク組成物を用いて記録するこ
とによるものである。このように、従来の偽造防止に関
する技術は、特殊インク組成物やそのインク組成物を用
いた記録物に関するものが主体で、偽装物の判定手段に
関する具体的な手段に関しては少ないのが現状である。
【0008】そこで、本発明は、上記のような状況に鑑
みてなされたものであって、その目的とするところは、
記録物が偽造されたものかどうか、どのようなインク組
成物により記録されたものかどうか等を容易に判定する
ことができる方法及びそのような判定のための装置を提
供しようとするものである。
みてなされたものであって、その目的とするところは、
記録物が偽造されたものかどうか、どのようなインク組
成物により記録されたものかどうか等を容易に判定する
ことができる方法及びそのような判定のための装置を提
供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、蛍光物質
に特定波長の紫外線又は赤外線を照射した場合、該蛍光
物質は、特定波長の蛍光を発生すること、発生した蛍光
の発光強度が、ほぼ一定していることをもとにして、各
種蛍光物質について、予め特定波長の紫外線又は赤外線
を照射した場合に発生する蛍光波長及び/又は発光強度
を調査しておき、各種蛍光物質を含有するインクジェッ
ト用インク組成物(以下、単に「インク組成物」とい
う)を用いて記録された記録物に対して、種々の波長の
紫外線又は赤外線を照射し、発生した蛍光の発光強度及
び/又は蛍光波長を測定し、予め調査しておいた“特定
波長の紫外線又は赤外線”と“発生した蛍光の発光強度
及び/又は蛍光波長”との関係と対比することにより、
容易に特定の蛍光物質を含有するインク組成物を特定で
きることを見いだし、本発明を完成したものである。
に特定波長の紫外線又は赤外線を照射した場合、該蛍光
物質は、特定波長の蛍光を発生すること、発生した蛍光
の発光強度が、ほぼ一定していることをもとにして、各
種蛍光物質について、予め特定波長の紫外線又は赤外線
を照射した場合に発生する蛍光波長及び/又は発光強度
を調査しておき、各種蛍光物質を含有するインクジェッ
ト用インク組成物(以下、単に「インク組成物」とい
う)を用いて記録された記録物に対して、種々の波長の
紫外線又は赤外線を照射し、発生した蛍光の発光強度及
び/又は蛍光波長を測定し、予め調査しておいた“特定
波長の紫外線又は赤外線”と“発生した蛍光の発光強度
及び/又は蛍光波長”との関係と対比することにより、
容易に特定の蛍光物質を含有するインク組成物を特定で
きることを見いだし、本発明を完成したものである。
【0010】即ち、本発明に係る記録物の判定方法は、
「特定波長の紫外線又は赤外線を照射することによって
特定波長の蛍光を発生する蛍光物質を少なくとも一種以
上含有するインクジェット用インク組成物を用いて記録
された記録物であるかどうかの判定対象となる記録物に
対して、種々の波長の紫外線又は赤外線を照射し、種々
の波長の紫外線又は赤外線の中の特定波長の紫外線又は
赤外線照射に対応して該記録物から発生した蛍光の発光
強度及び/又は蛍光波長を測定し、該“特定波長の紫外
線又は赤外線”と測定した“蛍光の発光強度及び/又は
蛍光波長”とを既登録の両者の関係を示したデータと比
較して、該インク組成物中に含有されている蛍光物質を
特定し、それによって、該記録物の作成に使用したイン
ク組成物を特定することを特徴とする記録物の判定方
法。」(請求項1)を要旨(発明を特定する事項)と
し、 ・前記特定波長の蛍光が、可視領域の波長の蛍光である
こと(請求項2)、 ・既登録のデータが、紫外線又は赤外線領域の波長と蛍
光物質の蛍光波長との関係を示すデータ及び/又は紫外
線又は赤外線領域の波長と蛍光物質の発光強度との関係
を示すデータであること(請求項3)を特徴とするもの
である。
「特定波長の紫外線又は赤外線を照射することによって
特定波長の蛍光を発生する蛍光物質を少なくとも一種以
上含有するインクジェット用インク組成物を用いて記録
された記録物であるかどうかの判定対象となる記録物に
対して、種々の波長の紫外線又は赤外線を照射し、種々
の波長の紫外線又は赤外線の中の特定波長の紫外線又は
赤外線照射に対応して該記録物から発生した蛍光の発光
強度及び/又は蛍光波長を測定し、該“特定波長の紫外
線又は赤外線”と測定した“蛍光の発光強度及び/又は
蛍光波長”とを既登録の両者の関係を示したデータと比
較して、該インク組成物中に含有されている蛍光物質を
特定し、それによって、該記録物の作成に使用したイン
ク組成物を特定することを特徴とする記録物の判定方
法。」(請求項1)を要旨(発明を特定する事項)と
し、 ・前記特定波長の蛍光が、可視領域の波長の蛍光である
こと(請求項2)、 ・既登録のデータが、紫外線又は赤外線領域の波長と蛍
光物質の蛍光波長との関係を示すデータ及び/又は紫外
線又は赤外線領域の波長と蛍光物質の発光強度との関係
を示すデータであること(請求項3)を特徴とするもの
である。
【0011】また、本発明に係る記録物の判定装置は、
「特定波長の紫外線又は赤外線を照射することによって
特定波長の蛍光を発生する蛍光物質を少なくとも一種以
上含有するインク組成物を用いて記録された記録物であ
るかどうかの判定対象となる記録物を搬送する手段、該
記録物に対して種々の波長の紫外線又は赤外線を照射す
る手段、種々の波長の紫外線又は赤外線の中の特定波長
の紫外線又は赤外線照射に対応して該記録物から発生し
た蛍光の発光強度及び/又は蛍光波長を測定する手段、
該“特定波長の紫外線又は赤外線”と測定した“蛍光の
発光強度及び/又は蛍光波長”とを既登録の両者の関係
を示したデータと比較して、該インク組成物中に含有さ
れている蛍光物質を特定する手段、該記録物の作成に使
用したインク組成物を特定する手段を有することを特徴
とする記録物の判定装置。」(請求項4)を要旨(発明
を特定する事項)とし、 ・前記特定波長の蛍光が、可視領域の波長の蛍光である
こと( 請求項5)、を特徴とするものである。
「特定波長の紫外線又は赤外線を照射することによって
特定波長の蛍光を発生する蛍光物質を少なくとも一種以
上含有するインク組成物を用いて記録された記録物であ
るかどうかの判定対象となる記録物を搬送する手段、該
記録物に対して種々の波長の紫外線又は赤外線を照射す
る手段、種々の波長の紫外線又は赤外線の中の特定波長
の紫外線又は赤外線照射に対応して該記録物から発生し
た蛍光の発光強度及び/又は蛍光波長を測定する手段、
該“特定波長の紫外線又は赤外線”と測定した“蛍光の
発光強度及び/又は蛍光波長”とを既登録の両者の関係
を示したデータと比較して、該インク組成物中に含有さ
れている蛍光物質を特定する手段、該記録物の作成に使
用したインク組成物を特定する手段を有することを特徴
とする記録物の判定装置。」(請求項4)を要旨(発明
を特定する事項)とし、 ・前記特定波長の蛍光が、可視領域の波長の蛍光である
こと( 請求項5)、を特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、特定の蛍光物質を含有
されているインク組成物を用いてインクジェット記録方
法により記録された記録物であるかどうかの判定対象と
なる記録物に対し、特定波長の紫外線又は赤外線を照射
することによって発生した蛍光の発光強度及び/又は蛍
光波長を測定し、既登録の両者の関係を示したデータと
比較して、該インク組成物中に含有されている蛍光物質
を特定し、それにより該インク組成物、記録物を判定す
ることを特徴とするものである。
されているインク組成物を用いてインクジェット記録方
法により記録された記録物であるかどうかの判定対象と
なる記録物に対し、特定波長の紫外線又は赤外線を照射
することによって発生した蛍光の発光強度及び/又は蛍
光波長を測定し、既登録の両者の関係を示したデータと
比較して、該インク組成物中に含有されている蛍光物質
を特定し、それにより該インク組成物、記録物を判定す
ることを特徴とするものである。
【0013】判定対象となる記録物作成に使用されるイ
ンク組成物は、通常のインクジェット記録方法において
使用されているインク組成物であればいかなるものでも
良く、多色のインク組成物セットは勿論のこと、単色の
インク組成物でも良い。
ンク組成物は、通常のインクジェット記録方法において
使用されているインク組成物であればいかなるものでも
良く、多色のインク組成物セットは勿論のこと、単色の
インク組成物でも良い。
【0014】判定対象となる記録物作成に使用されるイ
ンク組成物中に含有される蛍光物質は、特定波長の紫外
線又は赤外線を照射した時に特定波長の蛍光、特に、可
視光域の波長の蛍光を発生する物質であればいかなるも
のでも良く、特に、可視光において無色の蛍光染料が好
ましいが、有色の蛍光染料でも良い。即ち、可視光にお
いて無色の蛍光染料が含有されるインク組成物を使用し
て作成された記録物は、そのような蛍光染料を含有して
いない通常のインク組成物を使用して作成された記録物
と変わりがなく、そのような蛍光染料が含有されている
インク組成物の使用を意識させないからである。
ンク組成物中に含有される蛍光物質は、特定波長の紫外
線又は赤外線を照射した時に特定波長の蛍光、特に、可
視光域の波長の蛍光を発生する物質であればいかなるも
のでも良く、特に、可視光において無色の蛍光染料が好
ましいが、有色の蛍光染料でも良い。即ち、可視光にお
いて無色の蛍光染料が含有されるインク組成物を使用し
て作成された記録物は、そのような蛍光染料を含有して
いない通常のインク組成物を使用して作成された記録物
と変わりがなく、そのような蛍光染料が含有されている
インク組成物の使用を意識させないからである。
【0015】特定波長の紫外線又は赤外線を照射するこ
とによって特定波長の蛍光を発生する蛍光物質は、水溶
性のものが好ましいが、水不溶性のものでも良い。水不
溶性のものが使用される場合には、分散剤で水に分散さ
れて使用される。一つのインク組成物には、特定波長の
紫外線又は赤外線を照射することによって特定波長の蛍
光を発生する蛍光物質が1種以上含有されている。ま
た、多色のインク組成物セットの場合には、そのような
蛍光物質は、1色以上のインク組成物に含有されていて
良い。このインク組成物セットには、そのような蛍光物
質が含有されていないインク組成物が含まれていても良
い。インク組成物中に含有される特定波長の紫外線又は
赤外線を照射することによって特定波長の蛍光を発生す
る蛍光物質の量は、0.001〜10 重量%であり、好ましく
は、0.1〜5重量%である。
とによって特定波長の蛍光を発生する蛍光物質は、水溶
性のものが好ましいが、水不溶性のものでも良い。水不
溶性のものが使用される場合には、分散剤で水に分散さ
れて使用される。一つのインク組成物には、特定波長の
紫外線又は赤外線を照射することによって特定波長の蛍
光を発生する蛍光物質が1種以上含有されている。ま
た、多色のインク組成物セットの場合には、そのような
蛍光物質は、1色以上のインク組成物に含有されていて
良い。このインク組成物セットには、そのような蛍光物
質が含有されていないインク組成物が含まれていても良
い。インク組成物中に含有される特定波長の紫外線又は
赤外線を照射することによって特定波長の蛍光を発生す
る蛍光物質の量は、0.001〜10 重量%であり、好ましく
は、0.1〜5重量%である。
【0016】紫外線を照射することにより蛍光を発生す
る染料としては、例えば、EB−501(三井化学社
製、照射波長:365nm、発光波長:433nm),EB−50
2(三井化学社製、照射波長:365nm、発光波長:525n
m),ER−120(三井化学社製、照射波長:365nm、
発光波長:619nm)等を挙げることができる。
る染料としては、例えば、EB−501(三井化学社
製、照射波長:365nm、発光波長:433nm),EB−50
2(三井化学社製、照射波長:365nm、発光波長:525n
m),ER−120(三井化学社製、照射波長:365nm、
発光波長:619nm)等を挙げることができる。
【0017】赤外線を照射することにより蛍光を発生す
る染料としては、例えば、DTTCI(CAS登録番号
3071−70−3),HDITCI(CAS登録番号
23178−67−8),IR−125(CAS登録番
号3599−32−4),IR−132(CAS登録番
号62669−62−9),IR−140(CAS登録
番号53655−17−7)等を挙げることができる。
る染料としては、例えば、DTTCI(CAS登録番号
3071−70−3),HDITCI(CAS登録番号
23178−67−8),IR−125(CAS登録番
号3599−32−4),IR−132(CAS登録番
号62669−62−9),IR−140(CAS登録
番号53655−17−7)等を挙げることができる。
【0018】特定波長の紫外線又は赤外線を照射するこ
とによって特定波長の蛍光を発生する蛍光物質を少なく
とも一種以上含有するインク組成物は、インクジェット
記録方法において通常の画像を形成するインク組成物と
別個に使用され、通常の画像とは別の箇所、例えば、右
上隅、左下隅等のように通常の画像と重ならないような
箇所に、目に見えない画像形成のために使用されて良い
し、また、通常の画像を形成するインク組成物として使
用されても良い。
とによって特定波長の蛍光を発生する蛍光物質を少なく
とも一種以上含有するインク組成物は、インクジェット
記録方法において通常の画像を形成するインク組成物と
別個に使用され、通常の画像とは別の箇所、例えば、右
上隅、左下隅等のように通常の画像と重ならないような
箇所に、目に見えない画像形成のために使用されて良い
し、また、通常の画像を形成するインク組成物として使
用されても良い。
【0019】以下に、本発明の記録物の判定方法とその
装置について、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の記録物の判定装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
装置について、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の記録物の判定装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
【0020】本発明の記録物の判定装置は、判定対象と
なる記録物1を入口9から出口10へ搬送する搬送手段
8、該記録物1に対して種々の波長の紫外線又は赤外線
を照射する手段2、該記録物1からの蛍光の発生を確認
する手段3,4、該記録物からの蛍光の発生の確認を表
示する手段7、該記録物1からの蛍光発生の確認によ
り、該記録物1が特定波長の紫外線又は赤外線を照射す
ることによって特定波長の蛍光を発生する蛍光物質を少
なくとも一種以上含有するインク組成物を用いて記録さ
れた記録物1と判断して起動する“蛍光の発光強度,蛍
光波長”測定手段3,4、測定した“蛍光の発光強度及
び/又は蛍光波長”とその測定時に照射した紫外線又は
赤外線の特定波長とを、既登録の両者の関係を示したデ
ータ(例えば、表1に示したような表)と比較して、該
インク組成物中に含有されている蛍光物質を特定する手
段(判定器−1)5、その特定された蛍光物質を表示す
る手段7、特定された蛍光物質からその画像形成に使用
されたインク組成物を特定する手段(判定器−2)6、
特定されたインク組成物を表示する手段7等を有する。
なる記録物1を入口9から出口10へ搬送する搬送手段
8、該記録物1に対して種々の波長の紫外線又は赤外線
を照射する手段2、該記録物1からの蛍光の発生を確認
する手段3,4、該記録物からの蛍光の発生の確認を表
示する手段7、該記録物1からの蛍光発生の確認によ
り、該記録物1が特定波長の紫外線又は赤外線を照射す
ることによって特定波長の蛍光を発生する蛍光物質を少
なくとも一種以上含有するインク組成物を用いて記録さ
れた記録物1と判断して起動する“蛍光の発光強度,蛍
光波長”測定手段3,4、測定した“蛍光の発光強度及
び/又は蛍光波長”とその測定時に照射した紫外線又は
赤外線の特定波長とを、既登録の両者の関係を示したデ
ータ(例えば、表1に示したような表)と比較して、該
インク組成物中に含有されている蛍光物質を特定する手
段(判定器−1)5、その特定された蛍光物質を表示す
る手段7、特定された蛍光物質からその画像形成に使用
されたインク組成物を特定する手段(判定器−2)6、
特定されたインク組成物を表示する手段7等を有する。
【0021】
【表1】
【0022】記録物の判定は、次のようにして行なわれ
る。即ち、判定対象となる記録物1をコンベア等の搬送
手段8によって一方向9から他方向10へ向かって連続的
に送る。搬送中の該記録物1に対して励起エネルギー照
射器2から種々の波長の紫外線又は赤外線を照射する。
蛍光分光光度計3によって蛍光の発生の有無を検知し、
蛍光の発生を確認した時に、そのことを表示器7に表示
させる。(この表示があれば、本来、この表示がない本
物の記録物と違うこと、即ち、偽造物であることが分か
る。)同時に、該記録物1が、特定波長の紫外線又は赤
外線を照射することによって特定波長の蛍光を発生する
蛍光物質を少なくとも一種以上含有するインク組成物を
用いて記録された記録物1であることが確認されること
になる。該確認があった時には、直ちに蛍光波長測定器
4の作動も開始させ、紫外線又は赤外線の照射により該
記録物から発生した蛍光の波長及び/又は発光光度を、
蛍光波長測定器4と蛍光分光光度計3によって測定す
る。測定した“蛍光の発光強度及び/又は蛍光波長”と
その測定時に照射した紫外線又は赤外線の特定波長と
を、既登録の“特定波長の紫外線又は赤外線”と“蛍光
の発光強度及び/又は蛍光波長”との関係を示したデー
タと対比して記録物の画像中に含有されていた蛍光物質
を特定し、その特定した蛍光物質を表示器7に表示す
る。そして、予め、特定の蛍光物質とそれを含有してい
る特定のインク組成物との関係を示したデータを作成し
ておくことにより、特定した蛍光物質から、その画像形
成に使用されたインク組成物1を特定し、その特定した
インク組成物を表示器7に表示する。なお、記録物1か
ら発生する蛍光が弱い場合には、蛍光波長測定器4と蛍
光分光光度計3によって測定した“蛍光の発光強度及び
/又は蛍光波長”を増幅してから、既登録の“特定波長
の紫外線又は赤外線”と“蛍光の発光強度及び/又は蛍
光波長”との関係を示したデータと対比することが好ま
しい。
る。即ち、判定対象となる記録物1をコンベア等の搬送
手段8によって一方向9から他方向10へ向かって連続的
に送る。搬送中の該記録物1に対して励起エネルギー照
射器2から種々の波長の紫外線又は赤外線を照射する。
蛍光分光光度計3によって蛍光の発生の有無を検知し、
蛍光の発生を確認した時に、そのことを表示器7に表示
させる。(この表示があれば、本来、この表示がない本
物の記録物と違うこと、即ち、偽造物であることが分か
る。)同時に、該記録物1が、特定波長の紫外線又は赤
外線を照射することによって特定波長の蛍光を発生する
蛍光物質を少なくとも一種以上含有するインク組成物を
用いて記録された記録物1であることが確認されること
になる。該確認があった時には、直ちに蛍光波長測定器
4の作動も開始させ、紫外線又は赤外線の照射により該
記録物から発生した蛍光の波長及び/又は発光光度を、
蛍光波長測定器4と蛍光分光光度計3によって測定す
る。測定した“蛍光の発光強度及び/又は蛍光波長”と
その測定時に照射した紫外線又は赤外線の特定波長と
を、既登録の“特定波長の紫外線又は赤外線”と“蛍光
の発光強度及び/又は蛍光波長”との関係を示したデー
タと対比して記録物の画像中に含有されていた蛍光物質
を特定し、その特定した蛍光物質を表示器7に表示す
る。そして、予め、特定の蛍光物質とそれを含有してい
る特定のインク組成物との関係を示したデータを作成し
ておくことにより、特定した蛍光物質から、その画像形
成に使用されたインク組成物1を特定し、その特定した
インク組成物を表示器7に表示する。なお、記録物1か
ら発生する蛍光が弱い場合には、蛍光波長測定器4と蛍
光分光光度計3によって測定した“蛍光の発光強度及び
/又は蛍光波長”を増幅してから、既登録の“特定波長
の紫外線又は赤外線”と“蛍光の発光強度及び/又は蛍
光波長”との関係を示したデータと対比することが好ま
しい。
【0023】インク組成物中に含有されている、特定波
長の紫外線又は赤外線を照射することによって特定波長
の蛍光を発生する蛍光物質、の一種以上を特定すること
により、該インク組成物を特定し、そのことより、該イ
ンク組成物が使用されたプリンター、インク製造メーカ
ー等を特定することもできる。インク組成物に含有され
ている、特定波長の紫外線又は赤外線を照射することに
よって特定波長の蛍光を発生する蛍光物質、の種類が二
種以上であれば、それだけ、インク組成物、インク組成
物が使用されたプリンター、インク製造メーカー等の特
定を精度良くすることができるので、好ましい。
長の紫外線又は赤外線を照射することによって特定波長
の蛍光を発生する蛍光物質、の一種以上を特定すること
により、該インク組成物を特定し、そのことより、該イ
ンク組成物が使用されたプリンター、インク製造メーカ
ー等を特定することもできる。インク組成物に含有され
ている、特定波長の紫外線又は赤外線を照射することに
よって特定波長の蛍光を発生する蛍光物質、の種類が二
種以上であれば、それだけ、インク組成物、インク組成
物が使用されたプリンター、インク製造メーカー等の特
定を精度良くすることができるので、好ましい。
【0024】本発明の記録物の判定方法、記録物の判定
装置は、例えば、インクジェット記録方法により、有価
証券、交通回数券、パスポート等が印刷されたかどうか
の判定に有効である。
装置は、例えば、インクジェット記録方法により、有価
証券、交通回数券、パスポート等が印刷されたかどうか
の判定に有効である。
【0025】
【実施例】次に、本発明の実施例を挙げ、本発明を具体
的に説明するが、本発明は、以下の実施例によって限定
されるものではない。 [実施例1]下記のインク組成物100 重量%に、市販の
蛍光物質ER−120(三井化学社製、照射波長:365n
m、発光波長:619nm)2重量%を添加混合して得られた
蛍光物質含有のインク組成物を用いてXEROX4024紙(XER
OX社製)にインクジェット記録装置PM-700 C(セイコー
エプソン社製)により画像を形成した記録物に対して次
の判定を行なった。 (インク組成物) C.I.ダイレクトイエロー 132 2重量% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 10重量% ジエチレングリコール 18重量% アセチレングリコール系界面活性剤 0.8重量% (サーフィノール 465 エアプロダクツアンドケミカルズ社) 純水 残量 紫外線照射装置2より、波長:365 nmの紫外線を照射
し、該記録物1から蛍光を発生させ、蛍光波長測定器4
によって蛍光の波長測定した。蛍光の波長は、619 nmで
あった。この測定した蛍光の波長と照射した紫外線の波
長とが、既登録の“特定波長の紫外線”と“蛍光の波
長”との関係を示したデータ(例えば、表1に示したよ
うな表)と対比して記録物の画像中に含有されていた蛍
光物質が判定された。
的に説明するが、本発明は、以下の実施例によって限定
されるものではない。 [実施例1]下記のインク組成物100 重量%に、市販の
蛍光物質ER−120(三井化学社製、照射波長:365n
m、発光波長:619nm)2重量%を添加混合して得られた
蛍光物質含有のインク組成物を用いてXEROX4024紙(XER
OX社製)にインクジェット記録装置PM-700 C(セイコー
エプソン社製)により画像を形成した記録物に対して次
の判定を行なった。 (インク組成物) C.I.ダイレクトイエロー 132 2重量% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 10重量% ジエチレングリコール 18重量% アセチレングリコール系界面活性剤 0.8重量% (サーフィノール 465 エアプロダクツアンドケミカルズ社) 純水 残量 紫外線照射装置2より、波長:365 nmの紫外線を照射
し、該記録物1から蛍光を発生させ、蛍光波長測定器4
によって蛍光の波長測定した。蛍光の波長は、619 nmで
あった。この測定した蛍光の波長と照射した紫外線の波
長とが、既登録の“特定波長の紫外線”と“蛍光の波
長”との関係を示したデータ(例えば、表1に示したよ
うな表)と対比して記録物の画像中に含有されていた蛍
光物質が判定された。
【0026】判定の結果、記録物1に画像を形成するた
めに使用されたインク組成物中に含有されていた蛍光物
質は、市販の蛍光物質ER−120(三井化学社製、照
射波長:365nm、発光波長:619nm)であることが確認さ
れた。そして、該蛍光物質ER−120が含有されてい
るインク組成物についても、その出所が明かとなった。
めに使用されたインク組成物中に含有されていた蛍光物
質は、市販の蛍光物質ER−120(三井化学社製、照
射波長:365nm、発光波長:619nm)であることが確認さ
れた。そして、該蛍光物質ER−120が含有されてい
るインク組成物についても、その出所が明かとなった。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上詳記したとおり、インク
ジェット用インク組成物を用いて記録された記録物に対
して、種々の波長の紫外線又は赤外線を照射し、蛍光の
発生の有無を調べることにより、その記録物が本来の記
録物(蛍光の発生が無い)と異なる記録物(偽造物)で
あるかどうかの判断ができ、更に、種々の波長の紫外線
または赤外線の中の特定波長の紫外線又は赤外線照射に
対応して発生した蛍光の発光強度及び/又は蛍光波長を
測定し、該“特定波長の紫外線又は赤外線”と測定した
“蛍光の発光強度及び/又は蛍光波長”とを既登録の両
者の関係を示したデータと比較して、該インク組成物中
に含有されている蛍光物質を特定し、それによって記録
物の作成に使用したインク組成物を特定することもで
き、また、使用したプリンター、製造メーカー等も特定
できる等の優れた効果を奏する。
ジェット用インク組成物を用いて記録された記録物に対
して、種々の波長の紫外線又は赤外線を照射し、蛍光の
発生の有無を調べることにより、その記録物が本来の記
録物(蛍光の発生が無い)と異なる記録物(偽造物)で
あるかどうかの判断ができ、更に、種々の波長の紫外線
または赤外線の中の特定波長の紫外線又は赤外線照射に
対応して発生した蛍光の発光強度及び/又は蛍光波長を
測定し、該“特定波長の紫外線又は赤外線”と測定した
“蛍光の発光強度及び/又は蛍光波長”とを既登録の両
者の関係を示したデータと比較して、該インク組成物中
に含有されている蛍光物質を特定し、それによって記録
物の作成に使用したインク組成物を特定することもで
き、また、使用したプリンター、製造メーカー等も特定
できる等の優れた効果を奏する。
【図1】本発明の記録物の判定装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
1 記録物 2 励起エネルギー照射器 3 蛍光分光光度計 4 蛍光波長測定器 5 判定器−1 6 判定器−2 7 表示器 8 コンベア 9 入口 10 出口
Claims (5)
- 【請求項1】 特定波長の紫外線又は赤外線を照射する
ことによって特定波長の蛍光を発生する蛍光物質を少な
くとも一種以上含有するインクジェット用インク組成物
を用いて記録された記録物であるかどうかの判定対象と
なる記録物に対して、種々の波長の紫外線又は赤外線を
照射し、種々の波長の紫外線又は赤外線の中の特定波長
の紫外線又は赤外線照射に対応して該記録物から発生し
た蛍光の発光強度及び/又は蛍光波長を測定し、該“特
定波長の紫外線又は赤外線”と測定した“蛍光の発光強
度及び/又は蛍光波長”とを既登録の両者の関係を示し
たデータと比較して、該インク組成物中に含有されてい
る蛍光物質を特定し、それによって、該記録物の作成に
使用したインク組成物を特定することを特徴とする記録
物の判定方法。 - 【請求項2】 前記特定波長の蛍光が、可視領域の波長
の蛍光であることを特徴とする請求項1に記載の記録物
の判定方法。 - 【請求項3】 既登録のデータが、紫外線又は赤外線領
域の波長と蛍光物質の蛍光波長との関係を示すデータ及
び/又は紫外線及び赤外線領域の波長と蛍光物質の発光
強度との関係を示すデータであることを特徴とする請求
項1又は2に記載の記録物の判定方法。 - 【請求項4】 特定波長の紫外線又は赤外線を照射する
ことによって特定波長の蛍光を発生する蛍光物質を少な
くとも一種以上含有するインクジェット用インク組成物
を用いて記録された記録物であるかどうかの判定対象と
なる記録物を搬送する手段、該記録物に対して種々の波
長の紫外線又は赤外線を照射する手段、種々の波長の紫
外線又は赤外線の中の特定波長の紫外線又は赤外線照射
に対応して該記録物から発生した蛍光の発光強度及び/
又は蛍光波長を測定する手段、該“特定波長の紫外線又
は赤外線”と測定した“蛍光の発光強度及び/又は蛍光
波長”とを既登録の両者の関係を示したデータと比較し
て、該インク組成物中に含有されている蛍光物質を特定
する手段、該記録物の作成に使用したインク組成物を特
定する手段を有することを特徴とする記録物の判定装
置。 - 【請求項5】 前記特定波長の蛍光が、可視領域の波長
の蛍光であることを特徴とする請求項4に記載の記録物
の判定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11071806A JP2000268223A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 偽造物の判定方法及びその判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11071806A JP2000268223A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 偽造物の判定方法及びその判定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000268223A true JP2000268223A (ja) | 2000-09-29 |
Family
ID=13471192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11071806A Pending JP2000268223A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 偽造物の判定方法及びその判定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000268223A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008233083A (ja) * | 2007-03-21 | 2008-10-02 | Xerox Corp | 画像形成材料を認証する方法及びシステム |
JP2008233082A (ja) * | 2007-03-21 | 2008-10-02 | Xerox Corp | 画像形成材料を認証する方法及びシステム |
CN103218870A (zh) * | 2013-03-04 | 2013-07-24 | 上海古鳌电子科技股份有限公司 | 一种能够利用红外测厚及紫外鉴伪的清分机及其使用方式 |
-
1999
- 1999-03-17 JP JP11071806A patent/JP2000268223A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008233083A (ja) * | 2007-03-21 | 2008-10-02 | Xerox Corp | 画像形成材料を認証する方法及びシステム |
JP2008233082A (ja) * | 2007-03-21 | 2008-10-02 | Xerox Corp | 画像形成材料を認証する方法及びシステム |
CN103218870A (zh) * | 2013-03-04 | 2013-07-24 | 上海古鳌电子科技股份有限公司 | 一种能够利用红外测厚及紫外鉴伪的清分机及其使用方式 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050719 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050831 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051028 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060607 |