JP2000267102A - 液晶表示装置 - Google Patents
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- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1337—Surface-induced orientation of the liquid crystal molecules, e.g. by alignment layers
- G02F1/133707—Structures for producing distorted electric fields, e.g. bumps, protrusions, recesses, slits in pixel electrodes
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
るMVA型液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 第1及び第2の基板の間に、負の誘電率
異方性を有する液晶材料が充填されている。第1の基板
及び第2の基板の対向面上にそれぞれ、第1の電極およ
び第2の電極が形成されている。第1の電極の表面上
に、土手状の第1の突起物が形成されている。第1の突
起物の側面の、第1の電極の表面に対する接触角は30
°以上である。第2の基板の対向面上に、第1の突起物
とともに、液晶分子の傾斜方向の揃ったドメインの境界
の位置を規制するドメイン境界規制手段が設けられてい
る。第1及び第2の基板の対向面上に、垂直配向膜が形
成されている。
Description
し、特に電界無印加時に液晶分子が両基板間で垂直配向
(ホメオトロピック配向)し、かつ1画素内を複数のド
メインに分割した液晶表示装置に関する。
特性を改善するために、1画素内を複数のドメインに分
割したマルチドメインバーチカルアライメント型(MV
A型)の液晶表示装置が製品化されている。MVA型液
晶表示装置においては、2枚の基板の各々の対向面上
に、土手状の突起物が形成されている。この土手状の突
起物によって、液晶分子のチルト方向が特定の方向に定
まり、かつドメインの境界の位置が拘束される。
において、より明るい画像を表示するために、画面内の
平均透過率の向上が求められている。
上を図ることができるMVA型液晶表示装置を提供する
ことである。
と、ある間隔を隔てて相互に平行になるように対向配置
された第1及び第2の基板と、前記第1及び第2の基板
の間に充填され、負の誘電率異方性を有する液晶材料
と、前記第1の基板及び第2の基板の対向面上にそれぞ
れ形成され、画素を画定する第1の電極及び第2の電極
と、前記第1の電極の表面上に形成された土手状の第1
の突起物であって、該第1の突起物の側面の、前記第1
の電極の表面に対する接触角が30°以上である第1の
突起物と、前記第2の基板の対向面上に形成され、前記
第1の突起物とともに、液晶分子の傾斜方向の揃ったド
メインの境界の位置を規制するドメイン境界規制手段
と、前記第1の基板の対向面上に、前記第1の電極及び
第1の突起物を覆うように形成され、前記液晶材料中の
液晶分子を垂直配向させる第1の配向膜と、前記第2の
基板の対向面上に、前記第2の電極及び前記ドメイン境
界規制手段を覆うように形成され、前記液晶材料中の液
晶分子を垂直配向させる第2の配向膜とを有する液晶表
示装置が提供される。
に対する接触角を30°以上にすることにより、特に突
起物の両脇近傍領域の透過率を高めることができる。
てて相互に平行になるように対向配置された第1及び第
2の基板と、前記第1及び第2の基板の間に充填され、
負の誘電率異方性を有する液晶材料と、前記第1の基板
及び第2の基板の対向面上にそれぞれ形成され、画素を
画定する第1の電極及び第2の電極と、前記第1の電極
の表面上に形成された土手状の第1の突起物であって、
該第1の突起物の底面の幅に対する高さの比が、0.5
以上である第1の突起物と、前記第2の基板の対向面上
に形成され、前記第1の突起物とともに、液晶分子の傾
斜方向の揃ったドメインの境界の位置を規制するドメイ
ン境界規制手段と、前記第1の基板の対向面上に、前記
第1の電極及び第1の突起物を覆うように形成され、前
記液晶材料中の液晶分子を垂直配向させる第1の配向膜
と、前記第2の基板の対向面上に、前記第2の電極及び
前記ドメイン境界規制手段を覆うように形成され、前記
液晶材料中の液晶分子を垂直配向させる第2の配向膜と
を有する液晶表示装置が提供される。
を0.5以上とすることにより、実効的な開口率を高く
維持する効果、及び突起物の高さを高くすることによる
透過率向上の効果を得ることができる。
てて相互に平行になるように対向配置された第1及び第
2の基板と、前記第1及び第2の基板の間に充填され、
負の誘電率異方性を有する液晶材料と、前記第1の基板
及び第2の基板の対向面上にそれぞれ形成され、画素を
画定する第1の電極及び第2の電極と、前記第1の電極
の表面上に、アクリル系高分子材料で形成された土手状
の第1の突起物と、前記第2の基板の対向面上に形成さ
れ、前記第1の突起物とともに、液晶分子の傾斜方向の
揃ったドメインの境界の位置を規制するドメイン境界規
制手段と、前記第1の基板の対向面上に、前記第1の電
極及び第1の突起物を覆うように形成され、前記液晶材
料中の液晶分子を垂直配向させる第1の配向膜と、前記
第2の基板の対向面上に、前記第2の電極及び前記ドメ
イン境界規制手段を覆うように形成され、前記液晶材料
中の液晶分子を垂直配向させる第2の配向膜とを有する
液晶表示装置が提供される。
と、その断面形状を矩形に近づけることができる。これ
により、透過率を高めることが可能になる。
てて相互に平行になるように対向配置された第1及び第
2の基板と、前記第1及び第2の基板の間に充填され、
負の誘電率異方性を有する液晶材料と、前記第1の基板
及び第2の基板の対向面上にそれぞれ形成され、画素を
画定する第1の電極及び第2の電極と、前記第1の電極
の表面上に、アクリル系高分子材料で形成された土手状
の第1の突起物と、前記第2の基板の対向面上に形成さ
れ、前記第1の突起物とともに、液晶分子の傾斜方向の
揃ったドメインの境界の位置を規制する土手状の第2の
突起物と、前記第2の基板の対向面上に形成された第3
の突起物であって、基板法線方向から見て前記第1の突
起物に重なる領域内に離散的に配置され、前記第2の突
起物と同一の材料で形成され、頂上において前記第1の
突起物に接触する第3の突起物と、前記第1の基板の対
向面上に、前記第1の電極及び第1の突起物を覆うよう
に形成され、前記液晶材料中の液晶分子を垂直配向させ
る第1の配向膜と、前記第2の基板の対向面上に、前記
第2の電極及び前記第2の突起物を覆うように形成さ
れ、前記液晶材料中の液晶分子を垂直配向させる第2の
配向膜とを有する液晶表示装置が提供される。
枚の基板の間隔が一定に保たれる。このため、基板間に
スペーサを分散させる必要がなくなる。
示装置において画面内の平均透過率の低下の要因につい
て考察した。本発明の実施例を説明する前に、一般的な
MVA型液晶表示装置の構造、及び製造方法について説
明するととも、平均透過率低下の要因について説明す
る。
示す。複数のゲートバスライン5が図の行方向(横方
向)に延在する。相互に隣り合う2本のゲートバスライ
ン5の間に、行方向に延在する容量バスライン8が配置
されている。ゲートバスライン5と容量バスライン8を
絶縁膜が覆う。この絶縁膜の上に、図の列方向(縦方
向)に延在する複数のドレインバスライン7が配置され
ている。
7との交差箇所に対応して、薄膜トランジスタ(TF
T)10が設けられている。TFT10のドレイン領域
は、対応するドレインバスライン7に接続されている。
ゲートバスライン5が、対応するTFT10のゲート電
極を兼ねる。
間絶縁膜が覆う。2本のゲートバスライン5と2本のド
レインバスライン7とに囲まれた領域内に、画素電極1
2が配置されている。画素電極12は、対応するTFT
10のソース領域に接続されている。
線9が、画素電極12の縁に沿って延在している。容量
バスライン8及び補助容量支線9は、画素電極12との
間で補助容量を形成する。容量バスライン8の電位は任
意の電位に固定されている。
と、浮遊容量に起因する容量結合により画素電極12の
電位が変動する。図1の構成では、画素電極12が補助
容量を介して容量バスライン8に接続されているため、
画素電極12の電位変動を低減することができる。
れぞれ土手状の突起物17及び18が形成されている。
突起物17及び18は、列方向に延在するジグザグパタ
ーンに沿って配置されている。ジグザグパターンの折れ
曲がり角は直角である。TFT側突起物17は行方向に
等間隔で配列し、その折れ曲がり点は、ゲートバスライ
ン5及び容量バスライン8の上に位置する。CF側突起
物18は、TFT側突起物17とほぼ合同のパターンを
有し、相互に隣り合う2本のTFT側突起物17のほぼ
中央に配置されている。TFT側突起物17の幅は約5
μmであり、CF側突起物18の幅は約10μmであ
る。
の偏光板は、その偏光軸が突起物17及び18の各直線
部分と45°で交わるように、クロスニコル配置され
る。すなわち、一方の偏光板の偏光軸は図の行方向に平
行であり、他方の偏光板の変更軸は図の列方向に平行で
ある。
るTFT部分の断面図を示し、図3は、図1の一点鎖線
A3−A3における画素電極部分の断面図を示す。TF
T基板35と対向基板36とが、相互にある間隙を隔て
て平行に配置されている。TFT基板35と対向基板3
6との間に液晶材料29が充填されている。液晶材料2
9は、負の誘電率異方性を有する。突起物17及び18
は、液晶材料29の誘電率よりも小さな誘電率を有する
材料で形成されている。
上に、ゲートバスライン5が形成されている。ゲートバ
スライン5は、厚さ100nmのAl膜と厚さ50nm
のTi膜とをスパッタリングにより堆積した後、この2
層をパターニングして形成される。Al膜とTi膜のエ
ッチングは、BCl3とCl2との混合ガスを用いた反応
性イオンエッチングにより行う。
基板1の上にゲート絶縁膜40が形成されている。ゲー
ト絶縁膜40は、厚さ400nmのSiN膜であり、プ
ラズマ励起型化学気相成長(PE−CVD)により形成
される。
ライン5を跨ぐように活性領域41が配置されている。
活性領域41は、厚さ30nmのノンドープアモルファ
スSi膜であり、PE−CVDにより形成される。活性
領域41の表面のうち、ゲートバスライン5の上方の領
域をチャネル保護膜42が覆う。チャネル保護膜42
は、厚さ140nmのSiN膜である。チャネル保護膜
42は、図1においてTFT10のチャネル領域を覆う
ようにパターニングされている。
行う。まず、基板全面に形成したSiN膜の表面をフォ
トレジスト膜で覆う。ゲートバスライン5をフォトマス
クとして用い、ガラス基板1の背面から露光することに
より、レジストパターンの、図1の行方向に平行な縁を
画定することができる。図1の列方向に平行な縁は、通
常のフォトマスクを用いて露光することにより画定す
る。
酸系のエッチャントを用いてエッチングすることによ
り、SiN膜をパターニングする。なお、フッ素系ガス
を用いたRIEにより、SiN膜をパターニングしても
よい。SiN膜のパターニング後、レジストパターンを
除去する。ここまでの工程でチャネル保護膜42が形成
される。
膜42の両側の領域上に、それぞれソース電極44及び
ドレイン電極46が形成されている。ソース電極44及
びドレイン電極46は、共に厚さ30nmのn+型アモ
ルファスSi膜、厚さ20nmのTi膜、厚さ75nm
のAl膜、及び厚さ80nmのTi膜がこの順番に積層
された積層構造を有する。ゲートバスライン5、ゲート
絶縁膜40、活性領域41、ソース電極44、及びドレ
イン電極46によりTFT10が構成される。
ン電極46は、一つのエッチングマスクを用いてパター
ニングされる。これらの膜のエッチングは、BCl3と
Cl2との混合ガスを用いたRIEにより行う。このと
き、ゲートバスライン5の上方においては、チャネル保
護膜42がエッチング停止層として働く。
成されている。画素電極12は、厚さ70nmのインジ
ウム錫オキサイド(ITO)膜であり、保護絶縁膜48
を貫通するコンタクトホール50内を経由してソース電
極44に接続されている。ITO膜の成膜は、DCマグ
ネトロンスパッタリングにより行う。ITO膜のパター
ニングは、しゅう酸系のエッチャントを用いたウェット
エッチングにより行う。画素電極12及び保護絶縁膜4
8を、配向膜28が覆う。
る。ガラス基板27の対向面上に、カラーフィルタ51
が形成されている。カラーフィルタ51の表面の、TF
T10に対向する領域上にCr等からなる遮光膜52が
形成されている。遮光膜52を覆うように、カラーフィ
ルタ51の表面上にITOからなる共通電極54が形成
されている。共通電極54の表面を配向膜28が覆う。
る。ガラス基板1の表面上に容量バスライン8が形成さ
れている。容量バスライン8は、図2に示すゲートバス
ライン5の形成と同一の工程で形成される。容量バスラ
イン8を覆うように、ガラス基板1の表面上にゲート絶
縁膜40及び保護絶縁膜48が形成されている。保護絶
縁膜48の表面上に画素電極12が形成されている。
17が形成されている。TFT側突起物17は、ノボラ
ック系のフォトレジストを塗布し、このレジスト膜を図
1に示すようにパターニングすることにより形成され
る。TFT側突起物17及び画素電極12の表面を配向
膜28が覆う。
の対向面上に、カラーフィルタ51が形成されている。
カラーフィルタ51の一部の表面上に遮光膜52が形成
されている。遮光膜52を覆うように、カラーフィルタ
51の表面上に共通電極54が形成されている。共通電
極54の表面上に、CF側突起物18が形成されてい
る。CF側突起物18は、TFT側突起物17の形成と
同様の方法で形成される。CF側突起物18及び共通電
極54の表面を配向膜28が覆う。
動作原理について説明する。TFT基板35及び対向基
板36の外側に、それぞれ偏光板31及び32がクロス
ニコル配置されている。電圧無印加時には、液晶分子3
0が基板表面に対して垂直に配向するため、良好な黒表
示状態が得られる。
6で示すような等電位面となる。すなわち、突起物17
及び18の誘電率が液晶層の誘電率よりも小さいため、
突起物17及び18の両脇近傍において、等電位面16
が突起物内で低くなるように傾斜する。このため、突起
物17及び18の側面近傍の液晶分子30aが、等電位
面16に平行になるように傾く。その周囲の液晶分子3
0も、液晶分子30aの傾斜に影響を受けて同一方向に
傾斜する。このため、TFT側突起物17とCF側突起
物18との間の液晶分子30は、その長軸(ディレク
タ)が図において右上がりになるように配列する。TF
T側突起物17よりも左側の液晶分子30及びCF側突
起物18よりも右側の液晶分子30は、その長軸が図に
おいて右下がりになるように配列する。
方向の異なるドメインが、複数個画定される。突起物1
7及び18は、ドメインの境界を画定する。TFT側突
起物17とCF側突起物18とを、基板面内に関して相
互に平行に配置することにより、2種類のドメインを形
成することができる。図1に示すように、これらの突起
物を90°折り曲げることにより、合計4種類のドメイ
ンが形成される。1画素内に複数のドメインが形成され
ることにより、視角特性を改善することができる。
土手状の突起物17及び18は、レジスト樹脂で形成さ
れる。レジスト膜のパターニング後に熱処理を行うと、
パターンの肩部が溶融し、その断面形状が、中高の弓形
になる。本願発明者らは、突起物の断面形状が弓形にな
ることにより、透過率が低下するのではないかと考え
た。シンテック社製の2次元シミュレーションプログラ
ムLCDマスターを用い、突起物の断面形状が弓形の場
合と矩形の場合とに付いて、5V印加時の透過率を計算
した。
起物の断面形状が弓形の場合及び矩形の場合のシミュレ
ーション結果を示す。なお、図5(A)では、弓形の曲
線部を階段状の折れ線で近似した。これらの図は、突起
物の延在する方向に直交する断面を表し、図中の細い実
線は等電位面を表す。各断面図に、透過率の面内分布を
太い破線で重ねて表している。図の左縦軸が、透過率を
単位%で表す。この場合の透過率は、液晶セルの両面に
配置される偏光板の透過率を加味しない値である。
誘電率を3.0、液晶分子の長軸方向の比誘電率を3.
6、長軸に直交する方向の比誘電率を7.4とした。
7及び18に近づくに従って透過率がなだらかに低下し
ている。これに対し、図5(B)では、突起物17及び
18の両脇近傍まで高い透過率を示している。すなわ
ち、図5(B)の場合には、図5(A)の場合に比べ
て、透過率がほぼフラットになる領域が広い。このた
め、図5(B)の場合には、面内平均透過率が高くな
る。ここで、面内平均透過率とは、各位置の透過率を、
基板面内方向の占有率で重み付けして平均化した透過率
を意味する。なお、本明細書では、面内平均透過率を単
に透過率と呼ぶ場合がある。
に、突起物17及び18の断面形状が弓形になること
が、透過率低下の一つの要因になっている。突起物の断
面形状を矩形に近づけることにより、透過率を高めるこ
とができる。
〜5、及び比較例1〜3の液晶表示装置を作製し、5V
印加時の透過率を測定した。その結果を表1に示す。な
お、透過率の測定は、オーク社製のスポット径10μm
の顕微分光器を用いて行った。
製した液晶表示装置の構成は、図1〜3に示すMVA型
液晶表示装置と同様である。実施例及び比較例では、突
起物17及び18の幅を10μm、基板法線方向から見
たときの突起物17と18との間隔を30μm、液晶層
の厚さを4μmとした。用いた液晶材料は、メルク社製
のMJ961213であり、その常光線屈折率noは
1.48、異常光線屈折率neは1.56である。用い
た配向膜は、JSR社製のJALS−684である。
樹脂(JSR社製のPC335)である。以下、実施例
1の突起物の形成方法を説明する。
し、90℃で30分間のプリベークを行う。露光、現像
後、2分間のリンスを行う。エネルギ密度300mJ/
cm 2の紫外線を照射することにより、ブリーチング処
理を行う。その後、90℃で30分間の第1回目のポス
トベークを行い、続いて200℃で60分間の第2回目
のポストベークを行う。
リル樹脂(三洋化成製のLC201)である。以下、実
施例2〜4の突起物の形成方法を説明する。
し、80℃で2分間のプリベーク、エネルギ密度300
mJ/cm2の紫外線照射によるブリーチング処理、及
び200℃で60分間のポストベークを行う。スピン塗
布時の回転数を調整することにより、所望の膜厚のアク
リル樹脂膜を得る。ポストベークを行ったアクリル樹脂
膜の表面上にレジストパターンを形成し、酸素を用いた
反応性イオンエッチング(RIE)によりアクリル樹脂
膜をパターニングする。その後、レジストパターンを除
去する。このように、ポストベークを行った後にパター
ニングを行う。
レー社製のレジスト樹脂LC−200である。以下、比
較例1〜3の突起物の形成方法を説明する。
し、90℃で30分間のプリベークを行う。スピン塗布
時の回転数を調整することにより、所望の膜厚のレジス
ト膜を得る。露光、現像、2分間のリンスを行う。その
後、120℃で30分間の第1回目のポストベーク、及
び200℃で60分間の第2回目のポストベークを行
う。
の断面図を示し、図6(B)は、実施例1の突起物17
の断面図を示し、図6(C)は、実施例2〜4の突起物
17の断面図を示す。比較例1〜3の突起物17の断面
形状がほぼ弓形であるのに対し、実施例1の突起物17
は台形に近い形状、実施例2〜4の突起物17は長方形
に近い形状であった。
面の、TFT基板35の表面に接触する点における接平
面の傾斜角(接触角)θが約20°であった。これに対
し、実施例1の場合の接触角θは約45°、実施例2〜
4の場合の接触角θは約80°であった。
るための樹脂膜厚がほぼ等しい。両者を対比すると、実
施例1の突起物際及び突起物間における透過率が、比較
例1のそれよりも高いことがわかる。これは、突起物の
断面形状が矩形に近づいたためと考えられる。また、実
施例2では、突起物の高さが比較例1のそれよりも低い
にもかかわらず、突起物際及び突起物間における透過率
が向上している。これは、突起物の断面形状が、より矩
形に近づいたためと考えられる。実施例3及び4も、そ
れぞれ比較例2及び3に対して同様の効果が現れてい
る。
透過率が低くなっているのは、突起物の断面形状が矩形
に近づくと両脇の膜厚が厚くなるため、実効電圧が低下
することによる。しかし、基板面内における突起物内の
領域の占有率は、突起物際及び突起物間のそれよりも十
分低い。このため、実施例における面内平均透過率の方
が、比較例における面内平均透過率よりも高くなる。
な効果を得るためには、突起物の側面の、基板表面への
接触角を30°以上とすることが好ましい比較例1〜3
を対比すると、突起物を高くするほど透過率が向上して
いることがわかる。ところが、レジスト材料で突起物を
形成する場合には、パターニング後のポストベーク時に
膜減りを起こすため、形成すべき突起物の高さよりも2
割程度厚いレジスト膜を形成しておく必要がある。厚い
レジスト膜を形成するためには、レジスト組成物の粘度
を上げるか、またはスピン塗布時の回転数を下げる必要
がある。しかし、レジスト組成物の粘度を上げたり、回
転数を下げると、塗布性が悪くなるため、厚いレジスト
膜を再現性よく形成することが困難である。再現性よく
形成できる膜厚の上限は、約1.6μmである。
脂を用いる場合には、ポストベーク時の膜減りが少な
い。このため、厚さ2.0μm程度のアクリル樹脂膜を
再現性よく形成することができる。これにより、高い突
起物を形成することが可能になり、透過率を高めること
ができる。このように、突起物材料としてアクリル樹脂
を用いると、突起物の断面形状を矩形に近づけるととも
に、その高さを高くできるため、透過率を高めることが
可能になる。
幅に対する高さの比(アスペクト比)を0.5以上にす
ることが可能である。このように、アスペクト比を大き
くすると、実効的な開口部分の面積が大きくなることに
よる平均透過率の向上と、突起物際の透過率が向上する
ことによる平均透過率の向上を図ることができる。
過率との関係について考察した。液晶セルの透過率に影
響を与え得る要素として、突起物材料自体の透過特性、
及び突起物と液晶材料との屈折率の相違が挙げられる。
が、液晶セルの透過率に影響を及ぼす理由を説明する。
その近傍の平面図を示す。2枚の偏光板の偏光軸60及
び61が相互に直交し、各々が、突起物17の直線部分
と45°の角度で交わる。基板間に電圧を印加すると、
突起物17の両脇近傍の液晶分子30aが、突起物17
の延在する方向と直交する方向に傾斜する。
両脇の液晶分子30aの傾斜の影響を受けてスプレイ配
向する。すなわち、突起物17のほぼ中央に位置する液
晶分子30bは、突起物17の延在する方向と平行な方
向に傾斜する。突起物17の両脇と中央との中間に位置
する液晶分子30cの傾斜方向は、突起物17の延在す
る方向から45°ずれた方向、すなわち偏光軸60もし
くは61と平行な方向である。
角度を成す領域の液晶層は、入射した偏光光を旋回させ
るため、光が出射側の偏光板を透過する。液晶分子の傾
斜方向と偏光軸とが平行である領域の液晶層は、入射し
た偏光光を旋回させないため、光が出射側の偏光板を透
過しない。
す。ハッチを付したストライプ状の領域62が暗くな
る。暗い領域62は、図5(A)及び(B)において、
突起物17が配置された領域内の2つの谷に相当する。
突起物17の中央は、ある程度光を透過させるため、明
るくなる。突起物17の材料自体の透過率が低い場合に
は、突起物17の中央部分の輝度が低下する。このた
め、平均透過率が低下する。突起物17の材料として透
過率の高いものを選択すると、突起物17の中央におけ
る透過率を高めることができる。
200及びJSR社のアクリル樹脂PC−335で形成
された厚さ1.5μmの樹脂膜の透過率の波長依存性を
示す。横軸は波長を単位nmで表し、縦軸は透過率を単
位%で表す。図中の実線L1はアクリル樹脂の透過率を
示し、実線L2はレジスト樹脂の透過率を示す。アクリ
ル樹脂の透過率が、レジスト樹脂の透過率に比べて高い
ことがわかる。従って、突起物の断面状が同一の場合で
あっても、突起物をアクリル樹脂で形成することによ
り、透過率を高めることができる。
との差が、透過率へ与える影響について説明する。
側から突起物17へ斜めに入射した光線は、突起物17
と液晶材料29との界面で屈折する。突起物17の屈折
率をn1、液晶材料29の屈折率をn2、入射角をθ1、
屈折角をθ2とすると、
材料の屈折率n2よりも大きい。このため、TFT基板
35側から液晶層へ斜め入射した光線の進行方向は、基
板面に対してますます斜めの方向に折れ曲がる。光線の
進行方向と基板法線方向とのなす角度が大きくなると、
液晶層のリターデーションや偏光板の透過特性が所望の
特性からずれる。このため、コントラストや透過率が低
下する。
の常光線屈折率は1.48であり異常光線屈折率は1.
56である。両者の平均屈折率は1.52である。JS
R製のアクリル樹脂PC335の屈折率は1.55であ
り、三洋化成製のアクリル樹脂LC201の屈折率は
1.52である。これに対し、シプレー製のレジスト樹
脂LC−200の屈折率は1.65である。このよう
に、アクリル樹脂の屈折率の方が液晶材料の平均屈折率
に近い。
合に比べて、透過率低下の抑制効果を得るためには、液
晶材料の平均屈折率と突起物材料の屈折率との差が、平
均屈折率の4%以下であることが好ましい。
で形成した場合の光線の屈折の様子を示す。突起物17
の屈折率と液晶材料29の屈折率との差が小さい場合に
は、入射角θ1と屈折角θ2とがほぼ等しくなる。このた
め、突起物17に斜入射した光線の進行方向がより斜め
になることを回避できる。これにより、コントラストの
低下や透過率の低下を抑制することが可能になる。
過率との関係について説明する。画素内のうちスペーサ
が存在する領域は複屈折性を示さない。偏光板をクロス
ニコル配置している場合には、スペーサの存在する領域
を光が透過しない。また、スペーサ周辺の液晶分子の配
向が乱れるため、この領域の透過率が低下する。これら
の理由により、平均透過率が低下してしまう。以下に示
す実施例は、スペーサに起因する平均透過率の低下を軽
減しようとするものである。
示す。2本のCF側突起物18の間にTFT側突起物1
7が配置されている。TFT側突起物17の配置された
領域内に、CF側スペーサ突起物18aが離散的に配置
されている。CF側突起物18の配置された領域内に、
TFT側スペーサ突起物17aが離散的に配置されてい
る。
B10−B10における断面図を示す。CF側スペーサ
突起物18aは、CF側突起物18と同一工程で形成さ
れる。すなわち、CF側スペーサ突起物18aの材料及
び高さは、CF側突起物18の材料及び高さとほぼ同一
である。TFT側スペーサ突起物17aも同様に、TF
T側突起物17と同一工程で形成される。
において、対向するTFT側突起物17に、配向膜を挟
んで接触している。なお、図面では、配向膜を明示して
いない。TFT側スペーサ突起物17aは、その頂上に
おいて、対向するCF側突起物18に、配向膜を挟んで
接触している。このように、スペーサ突起物が、対向す
る突起物に接触することにより、基板間の間隙が一定に
保たれる。突起物17及び18の配置されていない領域
にスペーサを配置する必要がないため、スペーサに起因
する透過率の低下を防止することができる。
さらに図10のスペーサ突起物17a及び18aを設け
た液晶表示装置を作製した。この液晶表示装置の透過率
は、突起物際において27.11%、突起物の間におい
て28.11%であった。この値は、いずれも実施例3
のそれよりも高い。このように、スペーサ突起物を設
け、スペーサを画素内に分散させない構成とすることに
より、透過率を高めることができる。また、スペーサ突
起物17a及び18aを、それぞれ突起物17及び18
と同一工程で形成するため、工程増を伴うこともない。
て説明してきた。次に、応答速度について説明する。
に位置する液晶分子の傾斜方向は、液晶層内の電位分布
により直接的に決定されるのではなく、突起物17もし
くは18の両脇近傍に位置する液晶分子の傾斜方向の影
響を受けることにより、間接的に決定される。このた
め、突起物17及び18の両脇近傍の液晶分子が所定方
向に傾斜してから、両者の中間に位置する液晶分子の傾
斜方向が所定の方向を向くまでに、ある程度の遅延が発
生する。この遅延が、応答速度の低下につながる。
より、応答速度を高めることができると期待される。表
1に示す実施例1〜4では、突起物17及び18の幅を
10μmとし、その間隔を30μmとした。上記仮説を
検証するために、突起物17及び18の幅を2μmと
し、間隔を6μmとした実施例5の液晶表示装置を作製
した。実施例5の突起物17及び18の構成は、実施例
4のものと同様である。
用いて応答速度を測定した。応答速度は、電圧を印加し
てから透過率がその飽和値の90%に達するまでの時間
と定義した。印加電圧を0Vから3V、0Vから4V、
及び0Vから5Vへ変化させたときの、実施例4の液晶
表示装置の応答速度は、それぞれ60.87ms、3
2.39ms、及び21.55msであった。これに対
し、実施例5の液晶表示装置の応答速度は、それぞれ3
3.97ms、14.76ms、及び9.48msであ
った。突起物の間隔を狭めることにより、応答速度の向
上が図られていることがわかる。
材料を使用する場合には、図5(A)に示すように、突
起物17及び18の両脇近傍の透過率が低下し、最大透
過率を示す領域が狭くなる。透過率のフラットな領域を
確保するためには、突起物17と18との間隔を20μ
m以上確保することが好ましい。これに対し、図5
(B)の場合には、突起物17と18との間隔を15μ
m以下にしても、透過率のフラットな領域を確保するこ
とができる。突起物17と18との間隔を15μm以下
とすることにより、従来の構成では実現困難であった速
い応答速度を実現することが可能になる。
18の幅を2μm以上とすることが好ましい。突起物1
7及び18の幅を2μmとした場合に、突起物17及び
18の幅を10μm、両者の間隔を30μmとした液晶
表示装置と同等の透過率を確保するために、両者の間隔
を6μm以上とすることが好ましい。
5の概略平面図を示す。TFT基板35の対向面上に、
図1に示すMVA型液晶表示装置と同様のTFT側突起
物17が形成されている。さらに、TFT基板35の対
向面の内奥部を取り囲む閉じた線に沿って、周辺突起物
17bが形成されている。周辺突起物17bは、例えば
TFT基板35の縁に沿って配置される。また、周辺突
起物17bは、TFT側突起物17の形成工程と同一の
工程で形成される。周辺突起物17bよりも外側に、シ
ール部材65が配置されている。
合に、周辺突起物17bが液晶材料の流れを堰き止め
る。このため、液晶材料がシール部材65に接すること
を防止でき、シール部材65による液晶材料の汚染を防
止することができる。
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
自明であろう。
突起物の断面形状を好適化することにより、透過率を高
めることができる。
ある。
である。
めの液晶セルの断面図である。
過率のシミュレーション結果を示す図である。
の断面図である。
めの画素の部分平面図である。
グラフである。
の影響を説明するための液晶セルの断面図である。
び断面図である。
板の概略平面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 ある間隔を隔てて相互に平行になるよう
に対向配置された第1及び第2の基板と、 前記第1及び第2の基板の間に充填され、負の誘電率異
方性を有する液晶材料と、 前記第1の基板及び第2の基板の対向面上にそれぞれ形
成され、画素を画定する第1の電極及び第2の電極と、 前記第1の電極の表面上に形成された土手状の第1の突
起物であって、該第1の突起物の側面の、前記第1の電
極の表面に対する接触角が30°以上である第1の突起
物と、 前記第2の基板の対向面上に形成され、前記第1の突起
物とともに、液晶分子の傾斜方向の揃ったドメインの境
界の位置を規制するドメイン境界規制手段と、 前記第1の基板の対向面上に、前記第1の電極及び第1
の突起物を覆うように形成され、前記液晶材料中の液晶
分子を垂直配向させる第1の配向膜と、 前記第2の基板の対向面上に、前記第2の電極及び前記
ドメイン境界規制手段を覆うように形成され、前記液晶
材料中の液晶分子を垂直配向させる第2の配向膜とを有
する液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記液晶材料の常光線屈折率と異常光線
屈折率との平均屈折率と、前記第1の突起物の屈折率と
の差が、該平均屈折率の4%以下である請求項1に記載
の液晶表示装置。 - 【請求項3】 さらに、前記第1の基板の対向面上に形
成され、該第1の基板の対向面の内奥部を取り囲む閉じ
た線に沿って配置され、前記第1の突起物と同一の材料
で形成された土手状の第2の突起物を有する請求項1ま
たは2に記載の液晶表示装置。 - 【請求項4】 ある間隔を隔てて相互に平行になるよう
に対向配置された第1及び第2の基板と、 前記第1及び第2の基板の間に充填され、負の誘電率異
方性を有する液晶材料と、 前記第1の基板及び第2の基板の対向面上にそれぞれ形
成され、画素を画定する第1の電極及び第2の電極と、 前記第1の電極の表面上に形成された土手状の第1の突
起物であって、該第1の突起物の底面の幅に対する高さ
の比が、0.5以上である第1の突起物と、 前記第2の基板の対向面上に形成され、前記第1の突起
物とともに、液晶分子の傾斜方向の揃ったドメインの境
界の位置を規制するドメイン境界規制手段と、 前記第1の基板の対向面上に、前記第1の電極及び第1
の突起物を覆うように形成され、前記液晶材料中の液晶
分子を垂直配向させる第1の配向膜と、 前記第2の基板の対向面上に、前記第2の電極及び前記
ドメイン境界規制手段を覆うように形成され、前記液晶
材料中の液晶分子を垂直配向させる第2の配向膜とを有
する液晶表示装置。 - 【請求項5】 前記液晶材料の常光線屈折率と異常光線
屈折率との平均屈折率と、前記第1の突起物の屈折率と
の差が、該平均屈折率の4%以下である請求項4に記載
の液晶表示装置。 - 【請求項6】 ある間隔を隔てて相互に平行になるよう
に対向配置された第1及び第2の基板と、 前記第1及び第2の基板の間に充填され、負の誘電率異
方性を有する液晶材料と、 前記第1の基板及び第2の基板の対向面上にそれぞれ形
成され、画素を画定する第1の電極及び第2の電極と、 前記第1の電極の表面上に、アクリル系高分子材料で形
成された土手状の第1の突起物と、 前記第2の基板の対向面上に形成され、前記第1の突起
物とともに、液晶分子の傾斜方向の揃ったドメインの境
界の位置を規制するドメイン境界規制手段と、 前記第1の基板の対向面上に、前記第1の電極及び第1
の突起物を覆うように形成され、前記液晶材料中の液晶
分子を垂直配向させる第1の配向膜と、 前記第2の基板の対向面上に、前記第2の電極及び前記
ドメイン境界規制手段を覆うように形成され、前記液晶
材料中の液晶分子を垂直配向させる第2の配向膜とを有
する液晶表示装置。 - 【請求項7】 前記ドメイン境界規制手段が、土手状の
第2の突起物であり、さらに、前記第2の基板の対向面
上に形成された第3の突起物であって、基板法線方向か
ら見て前記第1の突起物に重なる領域内に離散的に配置
され、前記第2の突起物と同一の材料で形成され、該第
3の突起物の頂上において、前記第1の配向膜と第2の
配向膜とが接触する第3の突起物を有する請求項6に記
載の液晶表示装置。
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