JP2000266057A - 軸受及びその製造方法 - Google Patents
軸受及びその製造方法Info
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- JP2000266057A JP2000266057A JP11065965A JP6596599A JP2000266057A JP 2000266057 A JP2000266057 A JP 2000266057A JP 11065965 A JP11065965 A JP 11065965A JP 6596599 A JP6596599 A JP 6596599A JP 2000266057 A JP2000266057 A JP 2000266057A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 筒状エラストマ12と摺動材13との接着強
度に優れた軸受を提供する。 【解決手段】 外筒11の内周面に筒状エラストマ12
が加硫接着され、この筒状エラストマ12の内周面に一
定の位相間隔で、複数の摺動材13が半埋設状態で加硫
接着されている。摺動材13はPTFE等のような顕著
な自己潤滑性を有する高分子材料で棒状又は短冊状に成
形されている。各摺動材13の背面13bには、この摺
動材13の一部からなりL字形等の抜け止め形状を呈す
る複数の結合突起13cが、長手方向等間隔で形成され
ており、この結合突起13cが、筒状エラストマ12の
肉厚内へ埋設・接着状態となっている。
度に優れた軸受を提供する。 【解決手段】 外筒11の内周面に筒状エラストマ12
が加硫接着され、この筒状エラストマ12の内周面に一
定の位相間隔で、複数の摺動材13が半埋設状態で加硫
接着されている。摺動材13はPTFE等のような顕著
な自己潤滑性を有する高分子材料で棒状又は短冊状に成
形されている。各摺動材13の背面13bには、この摺
動材13の一部からなりL字形等の抜け止め形状を呈す
る複数の結合突起13cが、長手方向等間隔で形成され
ており、この結合突起13cが、筒状エラストマ12の
肉厚内へ埋設・接着状態となっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば船舶におけ
る水潤滑式の船尾管軸受や、竪形ポンプの軸支手段等と
して用いられる軸受と、その製造技術に関するものであ
る。
る水潤滑式の船尾管軸受や、竪形ポンプの軸支手段等と
して用いられる軸受と、その製造技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の軸受の典型的な従来技術として
は、図9に示されるように、水や海水等に対する耐蝕性
を有する合金製又はプラスチック製の外筒101と、そ
の内周面全域に接着された筒状エラストマ102と、こ
の筒状エラストマ102の内周面に円周方向等間隔で設
けられた棒状の多数の摺動材103からなる水中軸受1
00が知られている。前記摺動材103は、PTFE等
のような自己潤滑性を有する高分子材料で成形されたも
のであって、筒状エラストマ102の軸方向全長に亘っ
て半埋設状態に接着されており、各摺動材103,10
3間の部分104が潤滑のための水を導入する潤滑溝と
して機能する。
は、図9に示されるように、水や海水等に対する耐蝕性
を有する合金製又はプラスチック製の外筒101と、そ
の内周面全域に接着された筒状エラストマ102と、こ
の筒状エラストマ102の内周面に円周方向等間隔で設
けられた棒状の多数の摺動材103からなる水中軸受1
00が知られている。前記摺動材103は、PTFE等
のような自己潤滑性を有する高分子材料で成形されたも
のであって、筒状エラストマ102の軸方向全長に亘っ
て半埋設状態に接着されており、各摺動材103,10
3間の部分104が潤滑のための水を導入する潤滑溝と
して機能する。
【0003】この軸受100の製造において、摺動材1
03は、筒状エラストマ102との接着面をナトリウム
系表面処理剤等によって活性化させ、前記筒状エラスト
マ102の内周面に形成された装着溝に接着剤を用いて
一本一本接着するか、あるいは筒状エラストマ102を
加硫成形するための金型の中子に複数の摺動材103を
治具等で位置決め固定し、その外周に配置した外筒10
1との間にエラストマ材料を充填して加硫成形すること
により、前記筒状エラストマ102と一体化されたもの
である。
03は、筒状エラストマ102との接着面をナトリウム
系表面処理剤等によって活性化させ、前記筒状エラスト
マ102の内周面に形成された装着溝に接着剤を用いて
一本一本接着するか、あるいは筒状エラストマ102を
加硫成形するための金型の中子に複数の摺動材103を
治具等で位置決め固定し、その外周に配置した外筒10
1との間にエラストマ材料を充填して加硫成形すること
により、前記筒状エラストマ102と一体化されたもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来構造
によれば、摺動材103を接着する際に、その接着面が
表面処理剤によって十分に活性化されなかったり、接着
剤の塗布が不十分だったりすると、使用中に摺動トルク
によって筒状エラストマ102との剥離を生じる恐れが
ある。
によれば、摺動材103を接着する際に、その接着面が
表面処理剤によって十分に活性化されなかったり、接着
剤の塗布が不十分だったりすると、使用中に摺動トルク
によって筒状エラストマ102との剥離を生じる恐れが
ある。
【0005】本発明は、上記のような問題に鑑みてなさ
れたもので、その主な技術的課題とするところは、筒状
エラストマと摺動材との接着強度に優れた軸受を提供す
ることにある。
れたもので、その主な技術的課題とするところは、筒状
エラストマと摺動材との接着強度に優れた軸受を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題は、
本発明によって有効に解決することができる。すなわち
本発明に係る軸受は、外筒と、この外筒の内周に接着さ
れた筒状エラストマと、この筒状エラストマの内周に接
着された自己潤滑性を有する高分子材料からなる摺動材
とを備え、前記筒状エラストマ及び摺動材のうちいずれ
か一方に他方の肉厚内へ延びる所要数の結合突起が形成
されたものである。このため、前記筒状エラストマと摺
動材は前記結合突起のアンカー機能により結合されると
共に接着面積が増大し、互いの接着強度が高められる。
本発明によって有効に解決することができる。すなわち
本発明に係る軸受は、外筒と、この外筒の内周に接着さ
れた筒状エラストマと、この筒状エラストマの内周に接
着された自己潤滑性を有する高分子材料からなる摺動材
とを備え、前記筒状エラストマ及び摺動材のうちいずれ
か一方に他方の肉厚内へ延びる所要数の結合突起が形成
されたものである。このため、前記筒状エラストマと摺
動材は前記結合突起のアンカー機能により結合されると
共に接着面積が増大し、互いの接着強度が高められる。
【0007】また上記構成の軸受を製造するため、本発
明に係る軸受の製造方法は、摺動材の筒状エラストマと
の接着面に所要数の結合突起を形成するか、前記接着面
へ開口した所要数の結合穴を形成して、この摺動材を外
筒の内周側に配置し、前記外筒と摺動材との間に形成さ
れた円周方向に連続した成形空間に、エラストマ成形材
料を充填して加硫成形するものである。すなわちこの方
法によれば、摺動材の接着面から突出した結合突起が、
前記成形空間に充填されて架橋硬化するエラストマ内に
埋設状態になるか、あるいは前記成形空間に充填された
エラストマ材料の一部が、摺動材に形成された結合穴に
流入して架橋硬化することによって結合突起となり、筒
状エラストマと摺動材との間でアンカー機能を発揮す
る。
明に係る軸受の製造方法は、摺動材の筒状エラストマと
の接着面に所要数の結合突起を形成するか、前記接着面
へ開口した所要数の結合穴を形成して、この摺動材を外
筒の内周側に配置し、前記外筒と摺動材との間に形成さ
れた円周方向に連続した成形空間に、エラストマ成形材
料を充填して加硫成形するものである。すなわちこの方
法によれば、摺動材の接着面から突出した結合突起が、
前記成形空間に充填されて架橋硬化するエラストマ内に
埋設状態になるか、あるいは前記成形空間に充填された
エラストマ材料の一部が、摺動材に形成された結合穴に
流入して架橋硬化することによって結合突起となり、筒
状エラストマと摺動材との間でアンカー機能を発揮す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第一の実施形態
を示すものである。すなわちこの第一の実施形態による
軸受10Aは、図1(A)に示されるように、外筒11
と、この外筒11の内周面全面に加硫接着された筒状エ
ラストマ12と、この筒状エラストマ12の内周面にそ
の円周方向45°の位相間隔で加硫接着された複数(八
本)の摺動材13とを備える。
を示すものである。すなわちこの第一の実施形態による
軸受10Aは、図1(A)に示されるように、外筒11
と、この外筒11の内周面全面に加硫接着された筒状エ
ラストマ12と、この筒状エラストマ12の内周面にそ
の円周方向45°の位相間隔で加硫接着された複数(八
本)の摺動材13とを備える。
【0009】外筒11は水や海水等に対する優れた耐蝕
性及び所要の機械的強度を有する合金あるいは強化プラ
スチック等で製作されたものである。また、筒状エラス
トマ12のエラストマ材質は、海水等に対する耐老化
性、耐熱性、耐オゾン性、弾性等を考慮して選択され
る。
性及び所要の機械的強度を有する合金あるいは強化プラ
スチック等で製作されたものである。また、筒状エラス
トマ12のエラストマ材質は、海水等に対する耐老化
性、耐熱性、耐オゾン性、弾性等を考慮して選択され
る。
【0010】摺動材13はPTFE等のような顕著な自
己潤滑性を有する高分子材料で棒状又は短冊状に成形さ
れたものであって、筒状エラストマ12の内周面12a
に軸方向全長に亘って半埋設状態に接着されており、内
周側を向いた摺動面13aが図示されていない回転軸の
外周面と対応する曲率の凹面をなしている。また、各摺
動材13の背面(摺動面13aと反対側の面)13bに
は、図1(B)に示されるように、この摺動材13の一
部からなりL字形に屈曲した形状を呈する複数の結合突
起13cが、長手方向等間隔で形成されており、この結
合突起13cが、筒状エラストマ12の肉厚内へ埋設・
接着状態となっている。
己潤滑性を有する高分子材料で棒状又は短冊状に成形さ
れたものであって、筒状エラストマ12の内周面12a
に軸方向全長に亘って半埋設状態に接着されており、内
周側を向いた摺動面13aが図示されていない回転軸の
外周面と対応する曲率の凹面をなしている。また、各摺
動材13の背面(摺動面13aと反対側の面)13bに
は、図1(B)に示されるように、この摺動材13の一
部からなりL字形に屈曲した形状を呈する複数の結合突
起13cが、長手方向等間隔で形成されており、この結
合突起13cが、筒状エラストマ12の肉厚内へ埋設・
接着状態となっている。
【0011】上記構成を備える軸受10Aは、例えば船
舶における水潤滑式の船尾管軸受あるいは竪形ポンプ用
軸受等として水中で用いられるもので、外筒11が機体
に固定され、摺動材13の内周に、支持対象の回転軸が
その軸心の周りを回転可能な状態で挿通される。この回
転軸の外周面と前記摺動材13の摺動面13aとの間
は、各摺動材13,13間の、筒状エラストマ12の内
周面12aが露出した溝状部分を通じて外部から流入し
た水によって、潤滑・冷却される。
舶における水潤滑式の船尾管軸受あるいは竪形ポンプ用
軸受等として水中で用いられるもので、外筒11が機体
に固定され、摺動材13の内周に、支持対象の回転軸が
その軸心の周りを回転可能な状態で挿通される。この回
転軸の外周面と前記摺動材13の摺動面13aとの間
は、各摺動材13,13間の、筒状エラストマ12の内
周面12aが露出した溝状部分を通じて外部から流入し
た水によって、潤滑・冷却される。
【0012】回転軸と摺接する摺動材13は、PTFE
等の自己潤滑性を有する高分子材料からなるため、この
実施形態による軸受10Aは、起動時に無潤滑状態とな
るような条件でも使用可能である。また、前記各摺動材
13は、筒状エラストマ12に半埋設状態に加硫接着さ
れているばかりでなく、その背面13bから突出した複
数の結合突起13cが筒状エラストマ12の肉厚内にア
ンカー状に結合しているので、この筒状エラストマ12
との接着強度が高く、摺動トルク等による剥離が生じに
くい構造となっている。
等の自己潤滑性を有する高分子材料からなるため、この
実施形態による軸受10Aは、起動時に無潤滑状態とな
るような条件でも使用可能である。また、前記各摺動材
13は、筒状エラストマ12に半埋設状態に加硫接着さ
れているばかりでなく、その背面13bから突出した複
数の結合突起13cが筒状エラストマ12の肉厚内にア
ンカー状に結合しているので、この筒状エラストマ12
との接着強度が高く、摺動トルク等による剥離が生じに
くい構造となっている。
【0013】この実施形態による軸受10Aの製造にお
いては、外筒11は合金あるいは強化プラスチックによ
り円筒状に製作し、摺動材13はPTFE等の自己潤滑
性を有する高分子材料によって、図1(B)に示される
ように、回転軸の外周面と対応する曲率の凹面状をなす
摺動面13aと、その背面の結合突起13cを有する棒
状又は短冊状に成形する。
いては、外筒11は合金あるいは強化プラスチックによ
り円筒状に製作し、摺動材13はPTFE等の自己潤滑
性を有する高分子材料によって、図1(B)に示される
ように、回転軸の外周面と対応する曲率の凹面状をなす
摺動面13aと、その背面の結合突起13cを有する棒
状又は短冊状に成形する。
【0014】図2は、筒状エラストマ12を外筒11及
び摺動材13と一体的に加硫成形する工程を示すもので
ある。すなわちこの工程においては、外筒11をインジ
ェクション方式の加硫成形装置20における円筒状成形
空間21の外周部にセットすると共に、前記成形空間2
1の内周の中子22に円周方向45°の位相間隔で形成
された装着溝22aに、各摺動材13をセットする。な
お、前記中子22の外径は筒状エラストマ12の内径に
相当するものであり、前記装着溝22aの深さDは摺動
材13の径方向肉厚Tよりも小さく、摺動材13は、結
合突起13cが外周側となるようにセットする。
び摺動材13と一体的に加硫成形する工程を示すもので
ある。すなわちこの工程においては、外筒11をインジ
ェクション方式の加硫成形装置20における円筒状成形
空間21の外周部にセットすると共に、前記成形空間2
1の内周の中子22に円周方向45°の位相間隔で形成
された装着溝22aに、各摺動材13をセットする。な
お、前記中子22の外径は筒状エラストマ12の内径に
相当するものであり、前記装着溝22aの深さDは摺動
材13の径方向肉厚Tよりも小さく、摺動材13は、結
合突起13cが外周側となるようにセットする。
【0015】各摺動材13の表面のうち、筒状エラスト
マ12と接着される面、言い換えれば中子22の装着溝
22aから露出した面は、結合突起13cの表面も含
め、例えばナトリウム系表面処理材の塗布によって活性
化させる。そして外筒11と、中子22と、各摺動材1
3とで囲まれた円筒状の成形空間21内に、溶融状態の
未加硫エラストマ材料(図示省略)を充填し、加硫成形
を行う。
マ12と接着される面、言い換えれば中子22の装着溝
22aから露出した面は、結合突起13cの表面も含
め、例えばナトリウム系表面処理材の塗布によって活性
化させる。そして外筒11と、中子22と、各摺動材1
3とで囲まれた円筒状の成形空間21内に、溶融状態の
未加硫エラストマ材料(図示省略)を充填し、加硫成形
を行う。
【0016】成形空間21に充填されたエラストマ材料
は、架橋硬化して筒状エラストマ12となる過程で、外
周が外筒11の内周面と加硫接着されると共に、内周が
筒状の摺動材13の活性化された表面と加硫接着され
る。また、摺動材13の背面13bから突出した各結合
突起13cは、前記エラストマ材料内に埋設された状態
でこのエラストマと加硫接着状態となる。そしてこれに
よって、図1(A)に示された構造の軸受10Aが得ら
れる。
は、架橋硬化して筒状エラストマ12となる過程で、外
周が外筒11の内周面と加硫接着されると共に、内周が
筒状の摺動材13の活性化された表面と加硫接着され
る。また、摺動材13の背面13bから突出した各結合
突起13cは、前記エラストマ材料内に埋設された状態
でこのエラストマと加硫接着状態となる。そしてこれに
よって、図1(A)に示された構造の軸受10Aが得ら
れる。
【0017】なお、摺動材13の大きさ及び数は、使用
条件に応じて適切に決定されるものである。また、結合
突起13cの大きさや数は、要求される結合強度に応じ
て適切に決定され、その形状も、L字形のほか、例えば
図3(A)〜(C)に示されるようなJ字形、O形、キ
ノコ形等が考えられ、抜け止め可能な形状であれば特に
限定されるものではない。
条件に応じて適切に決定されるものである。また、結合
突起13cの大きさや数は、要求される結合強度に応じ
て適切に決定され、その形状も、L字形のほか、例えば
図3(A)〜(C)に示されるようなJ字形、O形、キ
ノコ形等が考えられ、抜け止め可能な形状であれば特に
限定されるものではない。
【0018】次に図4は、本発明の第二の実施形態を示
すものである。すなわち同図(A)に示されるように、
この実施形態による軸受10Bも、基本的には上述の第
一の実施形態と同様、外筒11と、この外筒11の内周
面全面に加硫接着された筒状エラストマ12と、この筒
状エラストマ12の内周面にその円周方向45°の位相
間隔で半埋設状態に加硫接着された複数(八本)の摺動
材13とを備える。
すものである。すなわち同図(A)に示されるように、
この実施形態による軸受10Bも、基本的には上述の第
一の実施形態と同様、外筒11と、この外筒11の内周
面全面に加硫接着された筒状エラストマ12と、この筒
状エラストマ12の内周面にその円周方向45°の位相
間隔で半埋設状態に加硫接着された複数(八本)の摺動
材13とを備える。
【0019】この軸受10Bにおいて第一の実施形態と
異なる点は、L字形に屈曲した形状を呈する複数の結合
突起12bが、筒状エラストマ12における各摺動材1
3の半埋設部に形成されており、この結合突起12b
が、前記摺動材13の肉厚内に加硫接着されて結合され
た状態となっていることにある。また前記結合突起12
bは、図4(B)に示されるように、摺動材13にその
背面13bから肉厚内へ向けて形成された複数の結合穴
13d内に、筒状エラストマ12の加硫成形時にそのエ
ラストマ材料の一部が侵入することによって形成された
ものである。したがって、先の第一の実施形態によるも
のと同様の効果が得られる。
異なる点は、L字形に屈曲した形状を呈する複数の結合
突起12bが、筒状エラストマ12における各摺動材1
3の半埋設部に形成されており、この結合突起12b
が、前記摺動材13の肉厚内に加硫接着されて結合され
た状態となっていることにある。また前記結合突起12
bは、図4(B)に示されるように、摺動材13にその
背面13bから肉厚内へ向けて形成された複数の結合穴
13d内に、筒状エラストマ12の加硫成形時にそのエ
ラストマ材料の一部が侵入することによって形成された
ものである。したがって、先の第一の実施形態によるも
のと同様の効果が得られる。
【0020】この実施形態による軸受10Bの製造にお
いては、摺動材13はPTFE等の自己潤滑性を有する
高分子材料によって、図4(B)に示されるように、回
転軸の外周面と対応する曲率の凹面状をなす摺動面13
aと、その背面13bから肉厚内へ向けて複数の結合穴
13dを有する棒状又は短冊状に成形する。
いては、摺動材13はPTFE等の自己潤滑性を有する
高分子材料によって、図4(B)に示されるように、回
転軸の外周面と対応する曲率の凹面状をなす摺動面13
aと、その背面13bから肉厚内へ向けて複数の結合穴
13dを有する棒状又は短冊状に成形する。
【0021】そして図5に筒状エラストマ12の加硫成
形工程を示すように、先の第一の実施形態における製造
方法と同様、外筒11を加硫成形装置20における円筒
状成形空間21の外周部にセットすると共に、その内周
の中子22に45°の位相間隔で形成された装着溝22
aに各摺動材13をセットし、前記装着溝22aから露
出した各摺動材13の表面にナトリウム系表面処理材等
を塗布し、外筒11と、中子22と、各摺動材13とで
囲まれた円筒状の成形空間21内に、溶融状態の未加硫
エラストマ材料(図示省略)を充填し、加硫成形を行
う。
形工程を示すように、先の第一の実施形態における製造
方法と同様、外筒11を加硫成形装置20における円筒
状成形空間21の外周部にセットすると共に、その内周
の中子22に45°の位相間隔で形成された装着溝22
aに各摺動材13をセットし、前記装着溝22aから露
出した各摺動材13の表面にナトリウム系表面処理材等
を塗布し、外筒11と、中子22と、各摺動材13とで
囲まれた円筒状の成形空間21内に、溶融状態の未加硫
エラストマ材料(図示省略)を充填し、加硫成形を行
う。
【0022】成形空間21に充填されたエラストマ材料
は、架橋硬化して筒状エラストマ12となる過程で、外
周が外筒11の内周面と加硫接着されると共に、内周が
筒状の摺動材13の活性化された表面と加硫接着され
る。また、前記エラストマ材料の一部は摺動材13の背
面13bに開口した各結合穴13d内に賦形されて架橋
硬化することによって、先に説明した結合突起12bと
なる。そしてこれによって、図4(A)に示された構造
の軸受10Bが得られる。
は、架橋硬化して筒状エラストマ12となる過程で、外
周が外筒11の内周面と加硫接着されると共に、内周が
筒状の摺動材13の活性化された表面と加硫接着され
る。また、前記エラストマ材料の一部は摺動材13の背
面13bに開口した各結合穴13d内に賦形されて架橋
硬化することによって、先に説明した結合突起12bと
なる。そしてこれによって、図4(A)に示された構造
の軸受10Bが得られる。
【0023】なお、この実施形態においても、摺動材1
3の大きさ及び数は使用条件に応じて適切に決定される
ものであり、結合突起12bの大きさや数は、要求され
る結合強度に応じて適切に決定され、その形状も上述の
L字形のほか、先の図2に示されるような例えばJ字
形、O字形、キノコ形等が考えられ、抜け止め可能な形
状であれば良い。
3の大きさ及び数は使用条件に応じて適切に決定される
ものであり、結合突起12bの大きさや数は、要求され
る結合強度に応じて適切に決定され、その形状も上述の
L字形のほか、先の図2に示されるような例えばJ字
形、O字形、キノコ形等が考えられ、抜け止め可能な形
状であれば良い。
【0024】次に図6は、本発明の第三の実施形態を示
すものである。すなわちこの実施形態による軸受10C
は、外筒11と、この外筒11の内周面全面に加硫接着
により接着された筒状エラストマ12と、この筒状エラ
ストマ12の内周面全面に加硫接着により接着された筒
状の摺動材14とを備える。この摺動材14の内周面に
は軸方向に連続した複数の潤滑溝10aが形成されてい
る。
すものである。すなわちこの実施形態による軸受10C
は、外筒11と、この外筒11の内周面全面に加硫接着
により接着された筒状エラストマ12と、この筒状エラ
ストマ12の内周面全面に加硫接着により接着された筒
状の摺動材14とを備える。この摺動材14の内周面に
は軸方向に連続した複数の潤滑溝10aが形成されてい
る。
【0025】摺動材14は、PTFE等のような顕著な
自己潤滑性を有する高分子材料で薄肉に成形されたもの
である。この摺動材14には、外周側へ断面略V字形あ
るいは略U字形の突出形状で屈曲すると共に軸方向へ直
線的に連続した屈曲部14aが、円周方向45°の位相
間隔で形成されており、各屈曲部14a,14aの間の
部分の内周面14bは、図示されていない回転軸の外周
面と対応する曲率で湾曲しており、前記屈曲部14aの
内面が、当該軸受10Cの潤滑溝10aをなすものであ
る。
自己潤滑性を有する高分子材料で薄肉に成形されたもの
である。この摺動材14には、外周側へ断面略V字形あ
るいは略U字形の突出形状で屈曲すると共に軸方向へ直
線的に連続した屈曲部14aが、円周方向45°の位相
間隔で形成されており、各屈曲部14a,14aの間の
部分の内周面14bは、図示されていない回転軸の外周
面と対応する曲率で湾曲しており、前記屈曲部14aの
内面が、当該軸受10Cの潤滑溝10aをなすものであ
る。
【0026】摺動材14における筒状エラストマ12と
の接着面のうち、屈曲部14a,14aの間の部分の外
周面には、この摺動材14の一部からなりL字形に屈曲
した形状を呈する複数の結合突起14cが、前記屈曲部
14aの延長方向等間隔で形成されており、この結合突
起14cは、筒状エラストマ12の肉厚内へ埋設・接着
状態となっている。
の接着面のうち、屈曲部14a,14aの間の部分の外
周面には、この摺動材14の一部からなりL字形に屈曲
した形状を呈する複数の結合突起14cが、前記屈曲部
14aの延長方向等間隔で形成されており、この結合突
起14cは、筒状エラストマ12の肉厚内へ埋設・接着
状態となっている。
【0027】上記構成を備える軸受10Cも、先の実施
形態と同様、例えば船舶における水潤滑式の船尾管軸受
あるいは竪形ポンプ用軸受等として水中で用いられるも
のである。摺動材14の内周面14bとその内周に挿通
された回転軸との間は、潤滑溝10aを通じて当該軸受
10Cの外部から流入した水によって潤滑・冷却され
る。
形態と同様、例えば船舶における水潤滑式の船尾管軸受
あるいは竪形ポンプ用軸受等として水中で用いられるも
のである。摺動材14の内周面14bとその内周に挿通
された回転軸との間は、潤滑溝10aを通じて当該軸受
10Cの外部から流入した水によって潤滑・冷却され
る。
【0028】摺動材14は、PTFE等の自己潤滑性を
有する高分子材料からなるため、起動時に無潤滑状態と
なるような条件でも使用可能であり、前記摺動材14
は、潤滑溝10aを除く内周面14bで回転軸と摺接す
るため、摺動面積を大きくして面圧を小さくすることが
できる。また、この摺動材14は、その外周面全面が筒
状エラストマ12の内周面に加硫接着されているばかり
でなく、その外周面から突出した多数の結合突起14c
が筒状エラストマ12の肉厚内にアンカー状に結合して
いるので、筒状エラストマ12との接着強度が高く、摺
動トルク等による剥離が生じにくい構造となっている。
有する高分子材料からなるため、起動時に無潤滑状態と
なるような条件でも使用可能であり、前記摺動材14
は、潤滑溝10aを除く内周面14bで回転軸と摺接す
るため、摺動面積を大きくして面圧を小さくすることが
できる。また、この摺動材14は、その外周面全面が筒
状エラストマ12の内周面に加硫接着されているばかり
でなく、その外周面から突出した多数の結合突起14c
が筒状エラストマ12の肉厚内にアンカー状に結合して
いるので、筒状エラストマ12との接着強度が高く、摺
動トルク等による剥離が生じにくい構造となっている。
【0029】この実施形態による軸受10Cの製造にお
いては、PTFE等の自己潤滑性を有する高分子材料に
よって、図7に示されるように、厚さが均一な薄板状の
摺動材14を成形する、この摺動材14には、その肉厚
方向へ断面略V字形あるいは略U字形の突出形状に屈曲
した互いに平行な屈曲部14aを等間隔に形成され、前
記各屈曲部14a,14a間の各平面部に、それぞれ前
記屈曲部14aの延長方向等間隔で複数の結合突起14
cが形成される。
いては、PTFE等の自己潤滑性を有する高分子材料に
よって、図7に示されるように、厚さが均一な薄板状の
摺動材14を成形する、この摺動材14には、その肉厚
方向へ断面略V字形あるいは略U字形の突出形状に屈曲
した互いに平行な屈曲部14aを等間隔に形成され、前
記各屈曲部14a,14a間の各平面部に、それぞれ前
記屈曲部14aの延長方向等間隔で複数の結合突起14
cが形成される。
【0030】一方、外筒11は合金あるいは強化プラス
チックにより円筒状に製作される。そしてこの外筒11
を、図8に示されるように、インジェクション方式の加
硫成形装置20における円筒状成形空間21の外周部に
セットすると共に、上述の工程によって成形した薄板状
の摺動材14を、前記成形空間21の内周に設けられ外
径が軸受10の内径と同一の中子22に、屈曲部14a
の突出側が外周側となるように筒状に巻き付けることに
よって、前記外筒11の内周に同心的にセットする。ま
た、これによって互いに衝合した摺動材14の両端縁1
4d,14e同士を例えばナトリウム系表面処理材の塗
布によって互いに接着し、外周側を向いた前記摺動材1
4の表面及び結合突起14cも、前記表面処理材の塗布
によって活性化させる。
チックにより円筒状に製作される。そしてこの外筒11
を、図8に示されるように、インジェクション方式の加
硫成形装置20における円筒状成形空間21の外周部に
セットすると共に、上述の工程によって成形した薄板状
の摺動材14を、前記成形空間21の内周に設けられ外
径が軸受10の内径と同一の中子22に、屈曲部14a
の突出側が外周側となるように筒状に巻き付けることに
よって、前記外筒11の内周に同心的にセットする。ま
た、これによって互いに衝合した摺動材14の両端縁1
4d,14e同士を例えばナトリウム系表面処理材の塗
布によって互いに接着し、外周側を向いた前記摺動材1
4の表面及び結合突起14cも、前記表面処理材の塗布
によって活性化させる。
【0031】次に、上記加硫成形装置20にセットされ
た外筒11と摺動材14との間の円筒状成形空間21に
溶融状態の未加硫エラストマ材料(図示省略)を射出充
填して、筒状エラストマ12を加硫成形する。前記エラ
ストマ材料は、架橋硬化して筒状エラストマ12となる
過程で、外周が外筒11の内周面と加硫接着され、内周
が筒状の摺動材14の活性化された外周面と加硫接着さ
れ、また、摺動材14の外周面から突出した各結合突起
14cを埋設した状態でこの結合突起14cと加硫接着
される。これによって、先の図6に示された軸受10C
が得られる。
た外筒11と摺動材14との間の円筒状成形空間21に
溶融状態の未加硫エラストマ材料(図示省略)を射出充
填して、筒状エラストマ12を加硫成形する。前記エラ
ストマ材料は、架橋硬化して筒状エラストマ12となる
過程で、外周が外筒11の内周面と加硫接着され、内周
が筒状の摺動材14の活性化された外周面と加硫接着さ
れ、また、摺動材14の外周面から突出した各結合突起
14cを埋設した状態でこの結合突起14cと加硫接着
される。これによって、先の図6に示された軸受10C
が得られる。
【0032】また、上述の工程において、図7に示され
る形状に成形した摺動材14は、予め筒状に曲げて、そ
の両端縁14d,14e同士をナトリウム系表面処理材
等の塗布によって互いに接着してから、加硫成形装置2
0の中子22に嵌め込んでセットしても良い。
る形状に成形した摺動材14は、予め筒状に曲げて、そ
の両端縁14d,14e同士をナトリウム系表面処理材
等の塗布によって互いに接着してから、加硫成形装置2
0の中子22に嵌め込んでセットしても良い。
【0033】なお、この実施形態においても、摺動材1
4の肉厚や、屈曲部14a(潤滑溝10a)の大きさ及
び数は使用条件に応じて適切に決定され、結合突起14
cの大きさや数は、要求される結合強度に応じて適切に
決定され、その形状も上述のL字形のほか、先の図2に
示されるような例えばJ字形、O字形、キノコ形等が考
えられ、抜け止め可能な形状であれば良い。また、図示
の例では単一の摺動材14を筒状に巻いて円周方向一箇
所で衝合・接着しているが、複数の摺動材14を円周方
向に衝合・接着した構造としても良い。
4の肉厚や、屈曲部14a(潤滑溝10a)の大きさ及
び数は使用条件に応じて適切に決定され、結合突起14
cの大きさや数は、要求される結合強度に応じて適切に
決定され、その形状も上述のL字形のほか、先の図2に
示されるような例えばJ字形、O字形、キノコ形等が考
えられ、抜け止め可能な形状であれば良い。また、図示
の例では単一の摺動材14を筒状に巻いて円周方向一箇
所で衝合・接着しているが、複数の摺動材14を円周方
向に衝合・接着した構造としても良い。
【0034】また、結合突起は筒状エラストマ12側に
設けても良い。そしてこの場合は、先の第二の実施形態
のように、予め摺動材14に、筒状エラストマ12との
接着面に開口した所要数の結合穴を形成し、筒状エラス
トマ12の加硫成形工程においてエラストマ材料の一部
が前記結合穴に流入することにより前記結合突起が形成
されるようにすることができる。
設けても良い。そしてこの場合は、先の第二の実施形態
のように、予め摺動材14に、筒状エラストマ12との
接着面に開口した所要数の結合穴を形成し、筒状エラス
トマ12の加硫成形工程においてエラストマ材料の一部
が前記結合穴に流入することにより前記結合突起が形成
されるようにすることができる。
【0035】なお、上述した各実施形態による軸受10
A〜10Cは、船舶における水潤滑式の船尾管軸受等に
用いられるものとして説明したが、用途がこれに限定さ
れるものではなく、例えばポンプ用の軸受等にも適用可
能である。
A〜10Cは、船舶における水潤滑式の船尾管軸受等に
用いられるものとして説明したが、用途がこれに限定さ
れるものではなく、例えばポンプ用の軸受等にも適用可
能である。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、筒状エラストマとその
内周に加硫接着された摺動材が、そのいずれか一方に形
成され他方の肉厚内へ延びる所要数の結合突起のアンカ
ー機能によって、互いの接着強度が増大するので、摺動
材の剥離等の生じにくい信頼性の高い軸受を提供するこ
とができる。
内周に加硫接着された摺動材が、そのいずれか一方に形
成され他方の肉厚内へ延びる所要数の結合突起のアンカ
ー機能によって、互いの接着強度が増大するので、摺動
材の剥離等の生じにくい信頼性の高い軸受を提供するこ
とができる。
【図1】本発明に係る第一の実施形態を示すもので、
(A)はこの実施形態の軸受を一部切断した斜視図、
(B)は前記軸受の摺動材の斜視図である。
(A)はこの実施形態の軸受を一部切断した斜視図、
(B)は前記軸受の摺動材の斜視図である。
【図2】上記第一の実施形態における筒状エラストマの
成形工程を示す説明図である。
成形工程を示す説明図である。
【図3】結合突起の形状例を示す説明図である。
【図4】本発明に係る第二の実施形態の軸受を一部切断
して示す斜視図である。
して示す斜視図である。
【図5】上記第二の実施形態における筒状エラストマの
成形工程を示す説明図である。
成形工程を示す説明図である。
【図6】本発明に係る第三の実施形態の軸受を一部切断
して示す斜視図である。
して示す斜視図である。
【図7】上記第三の実施形態の軸受を製造する過程で成
形された薄板状摺動材を示す斜視図である。
形された薄板状摺動材を示す斜視図である。
【図8】上記第三の実施形態における筒状エラストマの
成形工程を示す説明図である。
成形工程を示す説明図である。
【図9】従来技術に係る軸受を示す一部切断した分解斜
視図である。
視図である。
10A,10B,10C 軸受 10a 潤滑溝 11 外筒 12 筒状エラストマ 12b,13c,14c 結合突起 13,14 摺動材 13d 結合穴 20 加硫成形装置 21 成形空間
Claims (3)
- 【請求項1】 外筒と、 この外筒の内周に接着された筒状エラストマと、 この筒状エラストマの内周に接着された自己潤滑性を有
する高分子材料からなる摺動材とを備え、 前記筒状エラストマ及び摺動材のうちいずれか一方に他
方の肉厚内へ延びる所要数の結合突起が形成されたこと
を特徴とする軸受。 - 【請求項2】 摺動材の筒状エラストマとの接着面に所
要数の結合突起を形成してこの摺動材を外筒の内周側に
配置し、 前記外筒と摺動材との間に形成された円周方向に連続し
た成形空間に、エラストマ成形材料を充填して加硫成形
することを特徴とする請求項1に記載された軸受の製造
方法。 - 【請求項3】 摺動材に筒状エラストマとの接着面へ開
口した所要数の結合穴を形成してこの摺動材を外筒の内
周側に配置し、 前記外筒と摺動材との間に形成された円周方向に連続し
た成形空間に、エラストマ成形材料を充填して加硫成形
することを特徴とする請求項1に記載された軸受の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11065965A JP2000266057A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 軸受及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11065965A JP2000266057A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 軸受及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000266057A true JP2000266057A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13302227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11065965A Pending JP2000266057A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 軸受及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000266057A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007270931A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Kubota Corp | すべり軸受装置およびポンプ装置 |
CN102865300A (zh) * | 2012-10-10 | 2013-01-09 | 铁岭市机械橡胶密封件有限公司 | 一种潜艇艉轴的轴承橡胶板条 |
JP2014187801A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Mitsuba Corp | 電動モータ装置、ワイパ駆動用電動モータ装置 |
JP2016156298A (ja) * | 2015-02-24 | 2016-09-01 | 株式会社リケン | ローラー式ロッカーアーム |
-
1999
- 1999-03-12 JP JP11065965A patent/JP2000266057A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007270931A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Kubota Corp | すべり軸受装置およびポンプ装置 |
CN102865300A (zh) * | 2012-10-10 | 2013-01-09 | 铁岭市机械橡胶密封件有限公司 | 一种潜艇艉轴的轴承橡胶板条 |
JP2014187801A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Mitsuba Corp | 電動モータ装置、ワイパ駆動用電動モータ装置 |
JP2016156298A (ja) * | 2015-02-24 | 2016-09-01 | 株式会社リケン | ローラー式ロッカーアーム |
WO2016136696A1 (ja) * | 2015-02-24 | 2016-09-01 | 株式会社リケン | ローラー式ロッカーアーム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031008 |