JP2000265729A - 開閉装置 - Google Patents

開閉装置

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JP2000265729A
JP2000265729A JP11074063A JP7406399A JP2000265729A JP 2000265729 A JP2000265729 A JP 2000265729A JP 11074063 A JP11074063 A JP 11074063A JP 7406399 A JP7406399 A JP 7406399A JP 2000265729 A JP2000265729 A JP 2000265729A
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hatch
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JP11074063A
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English (en)
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Masahiro Nakayama
昌宏 中山
Kazue Tazaki
和重 田▲崎▼
Noriaki Endo
徳明 遠藤
Yusuke Harayama
雄介 原山
Tomoya Hirano
智也 平野
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Caterpillar Japan Ltd
Press Kogyo Co Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Press Kogyo Co Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉装置における開閉操作性を向上させる。 【解決手段】 天窓フレーム12に天窓ハッチ14を開閉自
在に設け、天窓フレーム12の開口縁に固定側係合体26を
設け、天窓ハッチ14には合成樹脂により成形したロック
用成形品31を取付ける。このロック用成形品31は、把持
体34および可動側係合体35を一体成形したものである。
把持体34は、天窓ハッチ14を開閉操作する際に把持する
もので、可動側係合体35は、固定側係合体26に対し係合
可能であるとともに、把持体34を把持する手の指で係合
を解除できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枠体に開閉体を開
閉自在に設けた開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5および図6に示されるように、例え
ば、従来の建設機械のキャブ1における天井部に設けら
れた天窓開閉装置2は、天窓フレーム3に対し、透明な
材料で形成された天窓ハッチ4がヒンジ5により開閉自
在に設けられ、この天窓ハッチ4にハンドル6とロック
用のストライカ7とがそれぞれ分離して取付けられてい
る。一方、天井部の天窓フレーム3側にはロック用のク
レセント8が取付けられている。
【0003】ロック用のストライカ7およびクレセント
8は共に金属製品であり、クレセント8は、取付板部8a
に対し軸部材8bにより円弧状の係合板部8cが、この係合
板部8cと一体の操作板部8dにより回動可能に取付けられ
ている。
【0004】そして、クレセント8の操作板部8dにより
係合板部8cを図6の時計方向に回動操作して、係合板部
8cに形成された切欠部8eより、その係合板部8cとストラ
イカ7の係合板部7aとを係合させることにより、天窓ハ
ッチ4を閉じ状態でロックするようにしている。
【0005】一方、天窓ハッチ4を開けるときは、操作
板部8dにより係合板部8cを図6の反時計方向に回動操作
して、クレセント8の係合板部8cをストライカ7の係合
板部7aから外し、ロック状態を解除する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】天窓ハッチ4は、天窓
フレーム3との間に設けられたガスシリンダ(図示せ
ず)などにより常に開き方向の力を受けているため、オ
ペレータMが天窓ハッチ4を閉じるときは、一方の手で
天窓ハッチ4のハンドル6を握って天窓ハッチ4を閉め
た状態のまま、他方の手でクレセント8を回動操作し
て、天窓ハッチ4の閉じ状態をロックする必要があり、
両手作業になるとともに操作性が悪い問題がある。
【0007】また、透明な材料で形成された天窓ハッチ
4により上方視界を確保しようとしているが、天窓ハッ
チ4の閉じ時に使用するハンドル6は、図6に示される
ようにロック用のストライカ7から分離して別個に取付
けられた比較的大形の部品であるから、図5に示される
ようにキャブ1内の運転席9で建設機械を操作するオペ
レータMの上方視界に入りやすく、その分、視界性が悪
くなる問題がある。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、開閉装置における開閉操作性を向上させることを
目的とし、また、開閉装置の開口部における視界性を向
上させることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、枠体と、この枠体の開口縁に設けられた固定側係
合体と、この枠体に開閉自在に設けられた開閉体と、こ
の開閉体に設けられ開閉体を開閉操作する際に把持され
る把持体と、この把持体に一体成形され前記固定側係合
体に対し係合可能であるとともに把持体を把持する手の
指で係合を解除可能の可動側係合体とを具備した開閉装
置である。
【0010】そして、開閉体を閉めるときは、開閉体の
把持体に片方の手を掛けて全閉位置まで引き操作する
と、開閉体の可動側係合体が枠体の固定側係合体と係合
して、全閉状態を固定でき、また、開閉体を開けるとき
は、把持体に掛けた片方の手の指で開閉体の可動側係合
体を操作して可動側係合体と固定側係合体との係合を解
除し、そのまま把持体を押して開閉体を開き操作でき
る。さらに、一体成形された把持体および可動側係合体
により、部品点数を削減できるとともに、これらを一つ
の部品として開閉体に取付けることができる。
【0011】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の開閉装置における枠体が、建設機械のキャブにおけ
る天井部に設けられた天窓フレームであり、開閉体は、
天窓フレームの開口部に開閉自在に設けられ透明な材料
で形成された天窓ハッチであり、把持体および可動側係
合体は、天窓ハッチの前端部に一体に取付けられたもの
である。
【0012】そして、建設機械のキャブ内におけるオペ
レータにとって、透明な天窓ハッチの前端部に可動側係
合体と一体に取付けられた把持体は、上方視界をさほど
妨げない。
【0013】請求項3に記載された発明は、請求項1ま
たは2記載の開閉装置における把持体および可動側係合
体が、合成樹脂により成形されたものである。
【0014】そして、合成樹脂により把持体および可動
側係合体を容易に成形し、合成樹脂が有する変形時の弾
性復元力により可動側係合体を固定側係合体に係合す
る。
【0015】請求項4に記載された発明は、請求項1乃
至3のいずれかに記載の開閉装置における把持体が、開
閉体に固定されたボックス構造の取付部と、この取付部
に開口された指先挿入穴と、この指先挿入穴に指先を挿
入した手により把持される把持部とを具備したものであ
る。
【0016】そして、指先挿入穴に手の指先を挿入し
て、把持部をしっかり握ることにより、小さな把持体で
あっても、これを確実に操作できる。さらに、ボックス
構造の取付部は、強度的に優れており、把持部にかかる
力を確実に開閉体に伝達できる。
【0017】請求項5に記載された発明は、請求項4記
載の開閉装置における可動側係合体が、開閉体に固定さ
れた可動支点となる支点板部と、この支点板部から把持
体とは反対側へ突出されて固定側係合体に係合可能の可
動爪部と、この可動爪部に対し支点板部より把持体側に
突設され指先による押圧操作で可動爪部を固定側係合体
から係合解除させる解除操作部とを具備したものであ
る。
【0018】そして、可動側係合体を係合解除操作する
ときは、把持部を握った手の指先で解除操作部を押圧操
作することにより、可動爪部を固定側係合体から係合解
除し、そのまま把持部を押圧操作することにより、開閉
体を開けることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図1乃至図4に
示された実施の一形態を参照しながら説明する。
【0020】図1に示されるように、例えば油圧ショベ
ルなどの建設機械にて運転室を形成するキャブ11の天井
部には、上方の視界性を確保する必要があるので、枠体
としての天窓フレーム12により開口部13が設けられてい
る。
【0021】この天窓フレーム12の開口部13には、ポリ
カーボネイト板などの耐衝撃性などに優れた透明な材料
で形成された開閉体としての天窓ハッチ14が、この天窓
ハッチ14の図1右端部(後端部)に取付けられた図示さ
れないヒンジにより開閉自在に設けられている。
【0022】この天窓ハッチ14は、ガスダンパーまたは
ガススプリングなどと呼ばれるシリンダ形スプリング15
により、図示されないヒンジを支点に上方へ付勢され
て、ハッチ開時の保持および操作力の低減が図られてい
る。このシリンダ形スプリング15は、シリンダ本体16内
に封入されたガス圧を片ロッド形ピストン(図示せず)
の受圧面積の異なる両面で受けて、そのピストンロッド
17を突出する方向に付勢するもので、シリンダ本体16の
基端は、ブラケット18により天窓ハッチ14の下面に取付
けられ、ピストンロッド17の先端は、ブラケット19によ
り天窓フレーム12の内側面に取付けられている。
【0023】さらに、このシリンダ形スプリング15より
下側には、天窓フレーム12の開口縁に沿って日避け用の
サンシェード21が設けられている。
【0024】また、天窓フレーム12の開口縁には、全周
にわたってシール取付板部22が突出され、このシール取
付板部22にシール部材としてのウェザーストリップ23
が、その嵌着部24にて天窓フレーム12の全周にわたって
嵌着されている。
【0025】天窓フレーム12の前端部にて、その開口縁
のウェザーストリップ23より室内側に位置するフロント
ヘッダ部材25には、合成樹脂または金属板などにより成
形された固定側係合体26が、スクリューなどにより一体
に取付けられている。この固定側係合体26はストライカ
として機能する。
【0026】この固定側係合体26は、ほぼS字形断面に
形成され、フロントヘッダ部材25に固定された取付基部
27と、この取付基部27から上方に突出された立上部28
と、この立上部28の上端から室内側に突出された固定爪
部29とを具備している。
【0027】一方、天窓ハッチ14の前端部には、合成樹
脂により一体に成形されたロック用成形品31が、スクリ
ュー32およびこのスクリュー32と螺合するナット33によ
り取付けられている。
【0028】このロック用成形品31は、天窓ハッチ14を
開閉操作する際にハンドルとして把持される把持体34
と、前記天窓フレーム12に取付けられた固定側係合体26
の固定爪部29に対し係合可能であるとともに把持体34を
把持する手の指で係合を解除可能の可動側係合体35とを
具備している。
【0029】すなわち、把持体34および可動側係合体35
は、合成樹脂により一体に成形されたもので、天窓ハッ
チ14の前端部に一体的に取付けられている。
【0030】図2に示されるように、前記把持体34は、
前記スクリュー32およびナット33により天窓ハッチ14に
逆L形の取付部36が固定され、この取付部36により片方
の手Hにより把持可能の把持部37が天窓ハッチ14から間
隔を介して配置され、取付部36には指先を挿入可能の指
先挿入穴38が開口されている。
【0031】前記把持部37の周囲には、上方へ反返った
形状の凸部39が形成され、相対的に上面側の中央部に凹
部40が形成されている。このような凸部39および凹部40
に人差指などの上側に位置する指Fu が引掛かり易く、
操作し易い。
【0032】また、前記可動側係合体35は、天窓ハッチ
14に固定された前記取付部36に、可撓性を有して可動支
点となる支点板部41が一体に成形され、この支点板部41
から把持体34とは反対側へ突出された板部42の先端部
に、固定側係合体26の固定爪部29に係合可能の可動爪部
43が成形され、この可動爪部43に対し、前記支点板部41
より把持体34側へ解除操作部44が突設されている。
【0033】前記可動側係合体35の可動爪部43には、前
記固定側係合体26の固定爪部29の先端と一定の角度で係
合する斜面43a が形成されている。
【0034】この解除操作部44を親指などの下側に位置
する指Fd の指先で押圧操作することにより、可動爪部
43を固定側係合体26の固定爪部29から後退させて係合解
除させる。
【0035】図3および図4に示されるように、前記把
持体34の取付部36は、強度的に優れたボックス構造に形
成されており、把持部37にかかる力を確実に天窓ハッチ
14に伝達できる。
【0036】すなわち、取付部36のボックス構造は、図
4(C),(D)に示されるように、天板部36a と、前
後の側板部36b ,36c と、左右の側板部36d とにより、
下面を開口した箱状体が形成されている。さらに、側板
部36b には上方に開口された空間部36e を介して、前記
支点板部41と面一の側板部36f が形成されている。
【0037】さらに、前記把持体34の両側部には前記ス
クリュー32を下方から挿入するためのスクリュー挿入溝
45が形成され、これらのスクリュー挿入溝45の上端部に
スクリュー挿入孔46が穿設され、また、前記指先挿入穴
38は前記把持部37の中央部に一部食込むように形成され
ている。
【0038】また、前記可動側係合体35の支点板部41
は、一対の切込溝47により把持体34の取付部36から区画
形成され、さらに、前記解除操作部44は、指先挿入穴38
内に嵌入できる形状に形成され、この解除操作部44の先
端下部には凸部48が形成され、この凸部48に至る凹曲面
部には滑止め用の複数の線条溝49が形成されているか
ら、解除操作部44に指Fd が引掛かり易く、操作し易
い。
【0039】次に、図示された実施形態の作用を、図2
などを参照しながら説明する。
【0040】建設機械のキャブ11内のオペレータが天窓
ハッチ14を閉めるときは、この天窓ハッチ14と一体に取
付けられたロック用成形品31の把持体34に片方の手を掛
けて全閉位置まで引き操作するのみで、ロック用成形品
31の可動側係合体35を固定側係合体26に係合させて、天
窓ハッチ14を全閉状態でロックできる。
【0041】すなわち、天窓ハッチ14と一体の可動側係
合体35は、可動爪部43の斜面43a にて固定側係合体26の
固定爪部29の先端と係合すると、いったん固定爪部29か
ら逃げるように変形した後、合成樹脂材料自身の弾性復
元力により原形に復帰して、この可動側係合体35の可動
爪部43の先端が固定側係合体26の固定爪部29の下面で係
止されるから、特別なロック操作をしなくても、天窓ハ
ッチ14の全閉状態を固定でき、天窓ハッチ14を片手だけ
で閉じることができる。
【0042】このように、可動側係合体35は、合成樹脂
が有する可撓生により固定側係合体26から逃げるように
変形するとともに、合成樹脂が有する変形時の弾性復元
力により元の形状に復帰して固定側係合体26に係合する
から、別個のばね部品を必要としない。
【0043】一方、天窓ハッチ14を開けるときは、把持
体34に掛けた片方の手Hの指Fd で、天窓ハッチ14の可
動側係合体35に設けられた解除操作部44を押圧操作する
ことにより、可動側係合体35を固定側係合体26から係合
解除し、そのままシリンダ形スプリング15の復元力を利
用して把持体34を軽く押上げ操作することにより、天窓
ハッチ14を開くことができる。
【0044】特に、可動側係合体35を係合解除する際
は、把持部37を握った手Hの指Fd の指先で解除操作部
44の凸部48を押圧操作するのみで、支点板部41の下部が
図2右方へ変形しながら、可動爪部43が固定側係合体26
の固定爪部29から図2右方へ後退し、可動爪部43と固定
爪部29との係合が解除されるから、そのまま把持部37を
押上げ操作することにより、天窓ハッチ14を片手で開け
ることができる。
【0045】天窓ハッチ14を閉めるときも開けるとき
も、指先挿入穴38に手Hの指先を挿入して、把持部37を
しっかり握ることにより、コンパクトに成形された小さ
な把持体34であっても、これを確実に操作できる。
【0046】また、建設機械のキャブ11内におけるオペ
レータにとって、透明な天窓ハッチ14の前端部に可動側
係合体35と一体的にコンパクトに取付けられた把持体34
は、オペレータの上方視界をほとんど妨げないから、オ
ペレータが天窓ハッチ14ごしに外部を見ながら作業する
際の作業性を向上できる。
【0047】さらに、合成樹脂により一体に成形された
把持体34および可動側係合体35は、成形が容易であると
ともに、部品点数を図6に示された従来の3部品から図
2に示された2部品に削減でき、さらに、これらを一つ
の部品として2組のスクリュー32およびナット33のみに
より天窓ハッチ14に簡単に取付けることができる。
【0048】なお、本開閉装置は、天窓だけでなく、壁
面の窓、さらには出入用のドアなどにも適用できる。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、枠体の固
定側係合体に対し係合可能である開閉体の可動側係合体
が、開閉体の把持体を把持する手の指で係合を解除可能
となっているから、開閉体の把持体を把持する片方の手
により、開閉体の開閉操作と、固定側係合体に対する可
動側係合体のロックおよびロック解除操作とを共にで
き、操作性を向上できる。さらに、把持体および可動側
係合体が一体成形されたから、部品点数を削減できると
ともに、これらを一つの部品として開閉体に取付けるこ
とができ、コストダウンを図れるとともに、取付けなど
に要する作業性を向上できる。
【0050】請求項2記載の発明によれば、建設機械の
キャブ内におけるオペレータにとって、透明な天窓ハッ
チの前端部に可動側係合体と一体に取付けられた把持体
は上方視界をさほど妨げないので、視界性を向上でき
る。
【0051】請求項3記載の発明によれば、合成樹脂に
より把持体および可動側係合体を容易に成形できるとと
もに、合成樹脂が有する変形時の弾性復元力により可動
側係合体を固定側係合体に係合でき、ばね部品を必要と
せず、コストダウンを図れる。
【0052】請求項4記載の発明によれば、把持体の指
先挿入穴に手の指先を挿入して、把持部をしっかり握る
ことにより、視界を妨げない小さな把持体であっても、
これを確実に操作でき、一定の操作性を確保できる。さ
らに、ボックス構造の取付部は、強度的に優れており、
把持部にかかる力を確実に開閉体に伝達できる。
【0053】請求項5記載の発明によれば、可動側係合
体を係合解除操作するときは、把持部を握った手の指先
で解除操作部を押圧操作することにより、可動爪部を固
定側係合体から係合解除し、そのまま把持部を握って押
圧操作することにより、開閉体を開けることができるの
で、一連の操作を円滑にかつ容易にでき、操作性を一層
向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る開閉装置の実施の一形態を示す断
面図である。
【図2】同上開閉装置の固定側係合体とロック用成形品
との係合状態を示す断面図である。
【図3】同上開閉装置のロック用成形品を斜め下側から
見た斜視図である。
【図4】(A)は同上開閉装置のロック用成形品の平面
図、(B)は(A)のB−B線断面図、(C)は(A)
のC−C線断面図、(D)は(A)のD−D線断面図で
ある。
【図5】従来の天窓開閉装置が設けられた建設機械のキ
ャブを示す断面図である。
【図6】従来の天窓開閉装置に設けられたハンドル、ロ
ック用のストライカおよびクレセントを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
11 キャブ 12 枠体としての天窓フレーム 14 開閉体としての天窓ハッチ 26 固定側係合体 34 把持体 35 可動側係合体 36 取付部 37 把持部 38 指先挿入穴 41 支点板部 43 可動爪部 44 解除操作部 H 手 Fu ,Fd 指
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田▲崎▼ 和重 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 遠藤 徳明 神奈川県川崎市川崎区塩浜一丁目1番1号 プレス工業株式会社内 (72)発明者 原山 雄介 神奈川県川崎市川崎区塩浜一丁目1番1号 プレス工業株式会社内 (72)発明者 平野 智也 神奈川県川崎市川崎区塩浜一丁目1番1号 プレス工業株式会社内 Fターム(参考) 2D015 EA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体と、 この枠体の開口縁に設けられた固定側係合体と、 枠体に開閉自在に設けられた開閉体と、 この開閉体に設けられ開閉体を開閉操作する際に把持さ
    れる把持体と、 この把持体に一体成形され前記固定側係合体に対し係合
    可能であるとともに把持体を把持する手の指で係合を解
    除可能の可動側係合体とを具備したことを特徴とする開
    閉装置。
  2. 【請求項2】 枠体は、建設機械のキャブにおける天井
    部に設けられた天窓フレームであり、 開閉体は、天窓フレームの開口部に開閉自在に設けられ
    透明な材料で形成された天窓ハッチであり、 把持体および可動側係合体は、天窓ハッチの前端部に一
    体に取付けられたことを特徴とする請求項1記載の開閉
    装置。
  3. 【請求項3】 把持体および可動側係合体は、合成樹脂
    により成形されたことを特徴とする請求項1または2記
    載の開閉装置。
  4. 【請求項4】 把持体は、 開閉体に固定されたボックス構造の取付部と、 この取付部に開口された指先挿入穴と、 この指先挿入穴に指先を挿入した手により把持される把
    持部とを具備したことを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の開閉装置。
  5. 【請求項5】 可動側係合体は、 開閉体に固定された可動支点となる支点板部と、 この支点板部から把持体とは反対側へ突出されて固定側
    係合体に係合可能の可動爪部と、 この可動爪部に対し支点板部より把持体側に突設され指
    先による押圧操作で可動爪部を固定側係合体から係合解
    除させる解除操作部とを具備したことを特徴とする請求
    項4記載の開閉装置。
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