JP2000265721A - キーレスエントリーシステム - Google Patents

キーレスエントリーシステム

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JP2000265721A
JP2000265721A JP7206799A JP7206799A JP2000265721A JP 2000265721 A JP2000265721 A JP 2000265721A JP 7206799 A JP7206799 A JP 7206799A JP 7206799 A JP7206799 A JP 7206799A JP 2000265721 A JP2000265721 A JP 2000265721A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 間欠受信方式における平均消費電流の低減が
図れるキーレスエントリーシステムを提供する。 【解決手段】 使用者の操作により少なくともスタート
ビット及び固有の識別コードを含む2値化パルス信号D
を送信する送信機20と、この送信機20からの信号D
を受信する受信機10と、この受信機10で受信した前
記識別コードと記憶部14に記憶される登録コードとを
判定して両コードが一致したときに前記使用者が意図す
る所望動作を行わせるための出力信号を出力する制御部
11とを有する。所定時間毎に信号Dを受信可能な電源
供給状態となり、この電源供給状態において前記スター
トビットを構成する複数のビットの内の一部のビットを
続けて受信したことを制御部11が判断した場合には少
なくとも前記識別コードを受信可能な電源供給状態とな
り、前記スタートビットを構成する複数のビットの一部
のビットを続けて受信しなかったことを制御部11が判
断した場合には電源遮断状態となる受信部12を受信機
10に有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば四輪車両
(以下、車両)に搭載されるキーレスエントリーシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平8−289372号公報に
は、車両に使用される微弱電波を用いたワイヤレス式の
キーレスエントリーシステムが開示されている。
【0003】これは、運転者等の使用者の操作により携
帯式の電子キーとして構成された送信機が出力する識別
コードを含む信号を車両に設けた受信機で受信し、正常
と判断した場合には、車両のドアロックの開閉操作等の
被制御部で前記使用者が意図した所望動作を制御するも
のである。
【0004】斯かる構成において、受信機の電源は、車
両に搭載されているバッテリーであることから、車両停
車中におけるバッテリーの消耗を抑えるために、受信機
の消費電流を少なくすることが望まれている。
【0005】例えば、車両停車中における受信機の消費
電流を少なくするために、受信機の電源を所定の短時間
t1だけオン状態にして送信機からの信号の有無を確認
し、前者の場合には該信号を受信するに必要な時間t2
(>t1)だけ電源をオン状態として受信モードとし、
後者の場合には時間t1経過後に電源をオフ状態として
所定の時間t3(>t1)は電源を供給しない待機モー
ドとし、その時間t3経過後に再び電源を時間t1だけ
オン状態として送信機からの信号の有無を確認するとい
う「間欠受信方式」がある。
【0006】この間欠受信方式を採用したキーレスエン
トリーシステムでは、受信機の電源オン時間t1とオフ
時間t3との繰り返しにより受信機へ電源が供給される
ため、受信機の平均消費電流が抑えられるという利点が
あるが、平均消費電流を一層低減させる場合には、時間
t1を短縮または時間t3を伸長させなければならず、
前者の場合には送信機からの信号に含まれている信号の
開始部分を表す所謂スタートビットを確実に受信するた
めの時間が必要であって短縮には限度があり、余りに短
い時間で判断しようとすると、周囲のノイズを拾ってこ
れをスタートビットと判断して受信機の電源オン時間が
t1+t2まで延びてしまい、結局のところ平均消費電
流が多くなることがある。後者の場合には余りに長くす
ると信号を検出するまでの時間が延びてしまい、応答性
を損なうこととなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような問題に着目
して、短い時間でスタートビットの有無を判断しなが
ら、ノイズによるスタートビットとの誤判断による電源
オン時間の伸長を抑えることを意図したものとして、例
えば特開平10−155187号公報には、受信機が所
定の時間毎にスタートビットを受信する受信状態とな
り、この受信状態においたスタートビットを受信したと
判断したら信号全体の受信可能な時間まで受信状態を延
長する構成が開示されており、これによれば、短い時間
でスタートビットの有無を判断しながら、ノイズによる
受信時間の延長をできるだけ少なくして、受信機の平均
消費電流を少なくすることができる旨示されている。
【0008】しかしながら、斯かる構成にあっても、最
低限スタートビットを受信する時間(前記実施例ではス
タートビットとして4ビットを受信するために10ミリ
秒を設定している)が必要とされおり、本発明は、この
点に着目してなされたものであって、一層の時間短縮を
実現することにより平均消費電流の低減を可能とする受
信機を有するキーレスエントリーシステムの提供を目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のキーレスエントリーシステムは、請求項1
に記載のように、使用者の操作により少なくともスター
トビット及び固有の識別コードを含む2値化パルス信号
を送信する送信機と、この送信機からの前記信号を受信
する受信機と、この受信機で受信した前記識別コードと
記憶部に記憶される登録コードとを判定し、前記両コー
ドが一致したときに前記使用者が意図する所望動作を行
わせるための出力信号を出力する制御部とを有し、所定
時間毎に前記信号を受信可能な電源供給状態となり、こ
の電源供給状態において前記スタートビットを構成する
複数のビットの内の一部のビットを続けて受信したこと
を前記制御部が判断した場合には少なくとも前記識別コ
ードを受信可能な電源供給状態となり、前記スタートビ
ットを構成する複数のビットの一部のビットを続けて受
信しなかったことを前記制御部が判断した場合には電源
遮断状態となる受信部を前記受信機に有することを特徴
とする。
【0010】これにより、スタートビットの一部のみの
検出で済むため、電源供給状態の時間を短くすることが
でき、平均消費電流を抑えて、バッテリー上がりを防止
することができる。
【0011】また、請求項2に記載のように、使用者の
操作により少なくともスタートビット及び固有の識別コ
ードを含む2値化パルス信号を送信する送信機と、この
送信機からの前記信号を受信する受信機と、この受信機
で受信した前記識別コードと記憶部に記憶される登録コ
ードとを判定し、前記両コードが一致したときに前記使
用者が意図する所望動作を行わせるための出力信号を出
力する制御部とを有し、所定時間毎に前記信号を受信可
能な電源供給状態となり、この電源供給状態において前
記スタートビットを構成する複数のビットの内の2ビッ
トを続けて受信したことを前記制御部が判断した場合に
は少なくとも前記識別コードを受信可能な電源供給状態
となり、前記2ビットを続けて受信しなかったことを前
記制御部が判断した場合には電源遮断状態となる受信部
を前記受信機に有することを特徴とする。
【0012】これにより、スタートビットの2ビットの
みの検出で済むため、電源供給状態の時間を短くするこ
とができ、平均消費電流を抑えて、バッテリー上がりを
防止することができる。
【0013】また、請求項3に記載のように、使用者の
操作により少なくともスタートビット及び固有の識別コ
ードを含む2値化パルス信号を送信する送信機と、この
送信機からの前記信号を受信する受信機と、この受信機
で受信した前記識別コードと記憶部に記憶される登録コ
ードとを判定し、前記両コードが一致したときに前記使
用者が意図する所望動作を行わせるための出力信号を出
力する制御部とを有し、所定時間毎に前記信号を受信可
能な電源供給状態となり、この電源供給状態において前
記スタートビットを構成する複数のビットの内の一部の
ビットを続けて受信したことを前記制御部が判断した場
合には再度前記スタートビットを構成する複数のビット
の内の一部のビットを続けて受信可能な電源供給状態と
なり、この電源供給状態において前記スタートビットを
構成する複数のビットの内の一部のビットを続けて受信
したことを前記制御部が判断した場合には少なくとも前
記識別コードを受信可能なように前記電源供給状態を延
長し、前記スタートビットを構成する複数のビットの内
の一部のビットを続けて受信しなかったことを前記制御
部が判断した場合には電源遮断状態となる受信部を前記
受信機に有することを特徴とする。
【0014】これにより、スタートビットの一部のみの
検出で済むため、電源供給状態の時間を短くすることが
でき、平均消費電流を抑えて、バッテリー上がりを防止
することができる。しかも、スタートビットの一部を合
計2回検出すると識別コードを受信する受信モードへ移
行するため、識別コードの受信時間が短縮することがで
きる。
【0015】また、請求項4に記載のように、使用者の
操作により少なくともスタートビット及び固有の識別コ
ードを含む2値化パルス信号を送信する送信機と、この
送信機からの前記信号を受信する受信機と、この受信機
で受信した前記識別コードと記憶部に記憶される登録コ
ードとを判定し、前記両コードが一致したときに前記使
用者が意図する所望動作を行わせるための出力信号を出
力する制御部とを有し、所定時間毎に前記信号を受信可
能な電源供給状態となり、この電源供給状態において前
記スタートビットを構成する複数のビットの内の一部の
ビットを続けて受信したことを前記制御部が判断した場
合には再度前記スタートビットを構成する複数のビット
の内の一部のビットを続けて受信可能な電源供給状態と
なり、この電源供給状態において前記スタートビットを
構成する複数のビットの内の一部のビットを続けて受信
したことを前記制御部が判断した場合には少なくとも前
記識別コードを受信可能なように前記電源供給状態を延
長し、この電源供給状態において最初に前記スタートビ
ットを構成する複数のビットの内の一部のビットを受信
しなかったことを前記制御部が判断した場合には前記ス
タートビットの全部を受信可能なように前記電源供給状
態を延長し、ここで前記スタートビットの全部を複数回
に渡り受信することを試みたものの結局受信しなかった
ことを前記制御部が判断した場合には電源遮断状態とな
り、受信したことを前記制御部が判断した場合には少な
くとも前記識別コードを受信可能なように前記電源供給
状態を延長する受信部を前記受信機に有することを特徴
とする。
【0016】これにより、スタートビットの一部のみの
検出で済むため、電源供給状態の時間を短くすることが
でき、平均消費電流を抑えて、バッテリー上がりを防止
することができる。しかも、スタートビットの一部を合
計2回検出すると識別コードを受信する受信モードへ移
行するため、識別コードの受信時間が短縮される。更
に、スタートビットの一部の検出に失敗しても複数回検
出するため、確実にスタートビットを検出することがで
き、精度を向上することができる。
【0017】また、請求項5に記載のように、使用者の
操作により少なくともスタートビット及び固有の識別コ
ードを含む2値化パルス信号を送信する送信機と、この
送信機からの前記信号を受信する受信機と、この受信機
で受信した前記識別コードと記憶部に記憶される登録コ
ードとを判定し、前記両コードが一致したときに前記使
用者が意図する所望動作を行わせるための出力信号を出
力する制御部とを有し、所定時間毎に前記信号を受信可
能な電源供給状態となり、この電源供給状態において前
記スタートビットを構成する複数のビットの内の一部の
ビットを続けて受信したことを前記制御部が判断した場
合には再度前記スタートビットを構成する複数のビット
の内の一部のビットを続けて受信可能な電源供給状態と
なり、この電源供給状態において前記スタートビットを
構成する複数のビットの内の一部のビットを続けて受信
したことを前記制御部が判断した場合には少なくとも前
記識別コードを受信可能なように前記電源供給状態を延
長し、この電源供給状態において最初に前記スタートビ
ットを構成する複数のビットの内の一部のビットを受信
しなかったことを前記制御部が判断した場合には前記ス
タートビットの全部を受信可能なように前記電源供給状
態を延長し、ここで前記スタートビットの全部を2回に
渡り受信することを試みたものの結局受信しなかったこ
とを前記制御部が判断した場合には電源遮断状態とな
り、受信したことを前記制御部が判断した場合には少な
くとも前記識別コードを受信可能なように前記電源供給
状態を延長する受信部を前記受信機に有することを特徴
とする。
【0018】これにより、スタートビットの一部のみの
検出で済むため、電源供給状態の時間を短くすることが
でき、平均消費電流を抑えて、バッテリー上がりを防止
することができる。しかも、スタートビットの一部を合
計2回検出すると識別コードを受信する受信モードへ移
行するため、識別コードの受信時間が短縮される。更
に、スタートビットの一部の検出に失敗しても合計2回
検出するため、短時間で確実にスタートビットを検出す
ることができ、精度を向上することができる。
【0019】また、請求項6に記載のように、使用者の
操作により少なくともスタートビット及び固有の識別コ
ードを含む2値化パルス信号を送信する送信機と、この
送信機からの前記信号を受信する受信機と、この受信機
で受信した前記識別コードと記憶部に記憶される登録コ
ードとを判定し、前記両コードが一致したときに前記使
用者が意図する所望動作を行わせるための出力信号を出
力する制御部とを有し、所定時間毎に前記信号を受信可
能な電源供給状態となり、この電源供給状態において前
記スタートビットを構成する複数のビットの内の2ビッ
トを続けて受信したことを前記制御部が判断した場合に
は再度前記スタートビットを構成する複数のビットの内
の2ビットを続けて受信可能な電源供給状態となり、こ
の電源供給状態において前記2ビットを続けて受信した
ことを前記制御部が判断した場合には少なくとも前記識
別コードを受信可能なように前記電源供給状態を延長
し、この電源供給状態において最初に前記2ビットを受
信しなかったことを前記制御部が判断した場合には前記
スタートビットの全部を受信可能なように前記電源供給
状態を延長し、ここで前記スタートビットの全部を複数
回に渡り受信することを試みたものの結局受信しなかっ
たことを前記制御部が判断した場合には電源遮断状態と
なり、受信したことを前記制御部が判断した場合には少
なくとも前記識別コードを受信可能なように前記電源供
給状態を延長する受信部を前記受信機に有することを特
徴とする。
【0020】これにより、スタートビットの2ビットの
みの検出で済むため、電源供給状態の時間を短くするこ
とができ、平均消費電流を抑えて、バッテリー上がりを
防止することができる。しかも、スタートビットの一部
を合計2回検出すると識別コードを受信する受信モード
へ移行するため、識別コードの受信時間が短縮される。
更に、スタートビットの一部の検出に失敗しても複数回
検出するため、確実にスタートビットを検出することが
でき、精度を向上することができる。
【0021】また、請求項7に記載のように、使用者の
操作により少なくともスタートビット及び固有の識別コ
ードを含む2値化パルス信号を送信する送信機と、この
送信機からの前記信号を受信する受信機と、この受信機
で受信した前記識別コードと記憶部に記憶される登録コ
ードとを判定し、前記両コードが一致したときに前記使
用者が意図する所望動作を行わせるための出力信号を出
力する制御部とを有し、所定時間毎に前記信号を受信可
能な電源供給状態となり、この電源供給状態において前
記スタートビットを構成する複数のビットの内の2ビッ
トを続けて受信したことを前記制御部が判断した場合に
は再度前記スタートビットを構成する複数のビットの内
の2ビットを続けて受信可能な電源供給状態となり、こ
の電源供給状態において前記2ビットを続けて受信した
ことを前記制御部が判断した場合には少なくとも前記識
別コードを受信可能なように前記電源供給状態を延長
し、この電源供給状態において最初に前記2ビットを受
信しなかったことを前記制御部が判断した場合には前記
スタートビットの全部を受信可能なように前記電源供給
状態を延長し、ここで前記スタートビットの全部を2回
に渡り受信することを試みたものの結局受信しなかった
ことを前記制御部が判断した場合には電源遮断状態とな
り、受信したことを前記制御部が判断した場合には少な
くとも前記識別コードを受信可能なように前記電源供給
状態を延長する受信部を前記受信機に有することを特徴
とする。
【0022】これにより、スタートビットの2ビットの
みの検出で済むため、電源供給状態の時間を短くするこ
とができ、平均消費電流を抑えて、バッテリー上がりを
防止することができる。しかも、スタートビットの一部
を合計2回検出すると識別コードを受信する受信モード
へ移行するため、識別コードの受信時間が短縮される。
更に、スタートビットの一部の検出に失敗しても合計2
回検出するため、短時間で確実にスタートビットを検出
することができ、精度を向上することができる。
【0023】特に、前記何れの構成においても、前記ス
タートビットを構成する複数のビットの内の一部のビッ
トは、2進数で表したときの「1」と「0」の組み合わ
せからなることを特徴とし(請求項8)、また、前記受
信機は、各種表示を行う電装ユニットを内蔵するメータ
ユニットであることを特徴とし(請求項9)、また、前
記受信部と前記制御部とが、夫々受信ユニットとメータ
ユニットとに機能分離されて多重通信線を介して接続さ
れていることを特徴とする(請求項10)ことができ
る。
【0024】これにより、異なるパルス信号を受けるこ
とになり、ノイズか否かの判断に好適である。また、受
信部がメータユニットに内蔵された構成や、多重通信線
を介してネットワーク上に位置する構成であっても本発
明を適用することができるものである。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例に係り、
10は各種の電装ニットを内蔵すると共に後述する送信
機からの識別コードを含む信号を受信する受信機を兼ね
るメータユニット、11はメータ処理とキーレス処理と
を兼用するマイコン等からなる制御部、12は携帯用の
送信機20からの信号Dをアンテナ13を介して受信す
る受信部、14は前記識別コードを記憶するROM等の
記憶素子からなる記憶部、15は制御部11からの命
令、例えば所定の動作を行わせる出力信号に基づいてド
アロックモータ等の駆動ユニット30を駆動する駆動
部、16は走行速度やエンジン回転数等の走行情報をア
ナログ計器の指針指示にて表示する第1の計器類(電装
ユニット)、17は複数桁のデジタル数字もしくはこれ
に類する意匠にて表示する第2の計器類(電装ユニッ
ト)であって、本実施例では、6桁のデジタル数字に類
する日の字状セグメントから成る走行距離計(オドメー
タ)又は区間距離計(トリップメータ)を用いている。
【0026】また、メータユニット10には、車載バッ
テリ40からの電圧を所定のレベルに変換して制御部1
1や受信部12へ供給する電源部18が内蔵または外付
けにて付設され(図1では内蔵タイプを示している)、
この電源部18からの電源供給を後述する所定の方法に
てオン状態(電源供給状態)とオフ状態(電源遮断状
態)との切替制御を行うオンオフ切替部19が設けられ
ており、このオンオフ切替部19の前記切替制御は、制
御部11に予め設定されているプログラムにより行われ
るもので、このオンオフ切替部19により受信部12へ
の電源供給が制御されて、前記オン状態の場合には電源
部18から電源が供給されることにより受信部12を前
記信号が受信可能な受信モードとし、前記オフ状態の場
合には電源部18から電源が遮断されることにより受信
部12を前記信号が受信不可能な待機モードとし、これ
により受信部12における「間欠受信方式」を実現す
る。
【0027】送信機10から送られるコード情報である
信号Dを構成する各ビットは、通常2値化パルス信号に
て構成されており、例えば前述した従来技術である特開
平10−155187号公報の図4(同公報の段落番号
0023参照)で示されているようなパルス信号が用い
られている。また、信号Dのデータ構成は、同公報の図
5(同公報の段落番号0024参照)で示されているよ
うなスタートビットを複数個含む同期フレームと、受信
機10で記憶している識別コードと同じ内容の識別コー
ドを照合コードとして持ち、その他車種コードやメーカ
コード等の各種コードを含むデータフレームとから構成
されている。本実施例では、従来技術との比較を容易と
するため、以下の説明における信号Dとして前記公報と
同じ2値化パルス信号及びデータ構成を用いる。
【0028】次に、図2を用いて具体的な動作説明を行
う。
【0029】期間T1は、オンオフ切替部19が受信部
12へ電源部18からの電源を供給した後に受信部12
が安定するために必要なウエークアップ時間である。
【0030】期間T2は、ウエークアップ時間T1経過
後に受信部12での信号Dの受付を開始してスタートビ
ットの有無を判定する時間であり、期間T1と合わせて
受信モードの時間を構成する。但し、本発明では、スタ
ートビットの全部(前記従来技術では4ビット)を受信
するのではなく、スタートビットの一部、例えば2ビッ
トを確実に受信するに必要な時間である。実際には、送
信機10からの信号Dは非同期信号であるため、2ビッ
トを受信するためには3〜4ビット分を受信する時間が
必要とされる。前記従来技術においてもこの事は同じで
あって、例えば4ビットを受信するためには5〜6ビッ
ト分を受信する時間を用意しなければならず、この余裕
をみて前記従来技術では10ミリ秒の期間を設定してい
る。従って、本実施例のように2ビットを受信するため
に3ビット分程度の時間を用意するにしても、この期間
T2の長さは前記従来技術のおよそ半分で済むことにな
る。
【0031】期間T3は、オンオフ切替部19により電
源部18からの受信部12への電源供給が遮断される時
間であって、待機モードの時間である。
【0032】このように受信部12への電源供給は、期
間T1+期間T2からなるオン状態と、期間T3からな
るオフ状態を交互に繰り返しており(図2(a)参
照)、この期間T1〜期間T3の合計時間よりも長い時
間となるように信号Dのスタートビットを含む同期フレ
ームは設定されている。図2(a)では、期間T2にお
いて、スタートビットの一部である「11」「10」
「01」「00」のような2ビット信号(この実施例で
は「10」又は「01」)ではなく、一部に「1」又は
「0」の信号ではない不正信号(図2では「x」で示し
ている。以下同じ)を受信したので、期間T3へ移行し
て待機モードとなっている。
【0033】期間T2に、スタートビットの一部である
2ビット信号を検出した場合には、オンオフ切替部19
は受信部12への電源供給を期間T40だけ継続する。
そして、この期間T40において再びスタートビットの
一部である2ビット信号を検出した場合には、続けて識
別コードを含むデータフレームを受信可能とするために
オンオフ受信部19は受信部12へ電源供給を期間T5
まで延長する。すなわち、期間T2と期間T40とでス
タートビットを検出した場合に、続く期間T5にてデー
タフレームを受信することになる(図2(b)参照)。
【0034】期間T2に、スタートビットの一部である
2ビット信号を検出して信号の受信を継続した場合に、
「1」又は「0」の信号を受信できなかった場合には、
オンオフ切替部19で受信部12への電源供給をすぐに
遮断するのではなく再度信号の受信を行う(1回目のリ
トライ)。しかし、この場合にはスタートビットの一部
を検出するのではなくスタートビットの全部を検出した
場合に期間T5まで電源供給を延長するが、スタートビ
ットの全部を検出できなかった場合には、再度スタート
ビットの全部の検出を行い(2回目のリトライ)、スタ
ートビットの全部を検出した場合に期間T5まで電源供
給を延長する。すなわち、スタートビットの全部の検出
を最大2回行う期間T41を用意し、この期間T41で
スタートビットの全部が検出された場合に期間T5が続
くことになり、この期間T41は可変時間である(図2
(c)参照)。図2(c)では、期間T41における1
回目のリトライにおいてスタートビットの最後(4ビッ
ト目)に不正な情報xが検出されたため2回目のリトラ
イを行い、そこでスタートビットの全部が検出されたの
で期間T5まで電源供給が延長されている。
【0035】一方、期間T2で2ビット信号を検出した
後に「1」又は「0」の信号を受信できなかった場合、
前述のように、まず再度信号の受信を行う(1回目のリ
トライ)が、ここでも「1」又は「0」の信号を受信で
きなかった場合、もう一度「1」又は「0」の信号を待
つ(2回目のリトライ)が、それでも受信できなかった
場合(誤判定時)には、その期間T42経過後にオンオ
フ切替部19により電源部18からの受信部12への電
源供給が遮断されて期間T3へ移り待機モードとなる
(図2(d)参照)。図2(d)では、1回目又は2回
目のリトライにおいてスタートビットが検出されるとそ
れ以降は期間T5へ移行する。
【0036】斯かる構成により、本実施例と従来技術と
を比較すると、ウエークアップ時間(本実施例の期間T
1と従来技術の期間T11)及びデータフレームを受信
する時間(本実施例の期間T5と従来技術の期間T1
4)は同じだとしても、同期フレームを受信する最初の
時間(本実施例の期間T2と従来技術の期間T12)及
び確認する時間(本実施例の期間T40,T42と従来
技術の期間T13)とでは、前者が後者に比べて50%
程度の著しい時間短縮を可能としていることが分かる。
しかし、図2(c)で示した場合の確認する時間(本実
施例の期間T41と従来技術の期間T13)では、前者
が後者に比べて長くなっていることが分かる。
【0037】しかしながら、送信機20から信号Dが送
信されるのは僅かな時間であって、例えば1日に10〜
100回送信するとしても時間としては数十秒程度であ
って、1日の殆どの時間に渡って受信部12は、図2
(a)又は図2(d)で示す間欠受信方式における待機
モード状態である。従って、図2(a)及び図2(d)
で従来技術に対して大きな改善が見られることにより、
図2で示した全体として平均消費電流の低減が大幅に実
現するものである。
【0038】本発明では、スタートビットの全部を検出
するのではなく、「1」又は「0」の信号が続けて検出
された場合には、それが少なくともノイズによるもので
はなくて正規の信号(正規受信データ)と判断し、すな
わちスタートビットらしいと推定して、少ないビット
(短い時間)での判断を可能とすることにより、オン状
態を短くして平均消費電流の低減を可能としている。つ
まり、正規受信データの場合、ノイズによる不正信号が
2個続く確率が極めて低いと考え、「1」又は「0」の
信号が続けて検出された場合には、正規受信データと判
断することに基礎を置いている。
【0039】このように、スタートビットの有無ではな
く、正規受信データか否かの判定としたため、間欠受信
方式における電源オン時間の短縮が可能となり、平均消
費電流の低減が図れる。
【0040】また、一度正規受信データを検出した場合
には、リトライ方式により受信を行うため、確実にスタ
ートビットの検出ができると共に、ノイズを誤判断して
電源オン状態が延長される危険性を抑えているので、平
均消費電流の低減が図れる。
【0041】図3は、本発明の他の実施例を説明する構
成図であり、メータユニット10や駆動ユニット30は
多重通信線50を介して接続されており、送信機20か
らの信号Dを受信する受信部12,アンテナ13及びオ
ンオフ切替部19は、独立した受信ユニット60として
多重通信線50に接続されている。
【0042】このように、受信ユニット60がメータユ
ニット10から機能分離された構成であっても前記実施
例と同様に受信ユニット60で受信した信号Dをメータ
ユニット10の制御部11ですることができる。
【0043】なお、前記スタートビットを構成する複数
のビットの内の一部のビットは、2進数で表したときの
「1」と「0」の組み合わとすると、異なるパルス信号
を受けることになり、ノイズか否かの判断に好適であ
る。
【0044】また、前記各実施例では、電波式のキーレ
スエントリーシステムを例に説明したが、赤外線式であ
っても同様に適用することができることは、もちろんで
ある。
【0045】更に、この発明は、四輪車両に限定され
ず、例えばスノーモービルや船舶等においても適用する
ことができることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の構成を説明するブロック
図。
【図2】 同上実施例の間欠受信方式における受信状態
を説明する時系列図。
【図3】 本発明の他の実施例の構成を説明するブロッ
ク図。
【符号の説明】
10 メータユニット(受信機) 11 制御部 12 受信部 13 アンテナ 14 記憶部 15 駆動部 16 第1の計器類(電装ユニット) 17 第2の計器類(電装ユニット) 18 電源部 19 オンオフ切替部 20 送信機 30 駆動ユニット 40 バッテリ 50 多重通信線 60 受信ユニット D 信号

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の操作により少なくともスタート
    ビット及び固有の識別コードを含む2値化パルス信号を
    送信する送信機と、この送信機からの前記信号を受信す
    る受信機と、この受信機で受信した前記識別コードと記
    憶部に記憶される登録コードとを判定し、前記両コード
    が一致したときに前記使用者が意図する所望動作を行わ
    せるための出力信号を出力する制御部とを有し、所定時
    間毎に前記信号を受信可能な電源供給状態となり、この
    電源供給状態において前記スタートビットを構成する複
    数のビットの内の一部のビットを続けて受信したことを
    前記制御部が判断した場合には少なくとも前記識別コー
    ドを受信可能な電源供給状態となり、前記スタートビッ
    トを構成する複数のビットの一部のビットを続けて受信
    しなかったことを前記制御部が判断した場合には電源遮
    断状態となる受信部を前記受信機に有することを特徴と
    するキーレスエントリーシステム。
  2. 【請求項2】 使用者の操作により少なくともスタート
    ビット及び固有の識別コードを含む2値化パルス信号を
    送信する送信機と、この送信機からの前記信号を受信す
    る受信機と、この受信機で受信した前記識別コードと記
    憶部に記憶される登録コードとを判定し、前記両コード
    が一致したときに前記使用者が意図する所望動作を行わ
    せるための出力信号を出力する制御部とを有し、所定時
    間毎に前記信号を受信可能な電源供給状態となり、この
    電源供給状態において前記スタートビットを構成する複
    数のビットの内の2ビットを続けて受信したことを前記
    制御部が判断した場合には少なくとも前記識別コードを
    受信可能な電源供給状態となり、前記2ビットを続けて
    受信しなかったことを前記制御部が判断した場合には電
    源遮断状態となる受信部を前記受信機に有することを特
    徴とするキーレスエントリーシステム。
  3. 【請求項3】 使用者の操作により少なくともスタート
    ビット及び固有の識別コードを含む2値化パルス信号を
    送信する送信機と、この送信機からの前記信号を受信す
    る受信機と、この受信機で受信した前記識別コードと記
    憶部に記憶される登録コードとを判定し、前記両コード
    が一致したときに前記使用者が意図する所望動作を行わ
    せるための出力信号を出力する制御部とを有し、所定時
    間毎に前記信号を受信可能な電源供給状態となり、この
    電源供給状態において前記スタートビットを構成する複
    数のビットの内の一部のビットを続けて受信したことを
    前記制御部が判断した場合には再度前記スタートビット
    を構成する複数のビットの内の一部のビットを続けて受
    信可能な電源供給状態となり、この電源供給状態におい
    て前記スタートビットを構成する複数のビットの内の一
    部のビットを続けて受信したことを前記制御部が判断し
    た場合には少なくとも前記識別コードを受信可能なよう
    に前記電源供給状態を延長し、前記スタートビットを構
    成する複数のビットの内の一部のビットを続けて受信し
    なかったことを前記制御部が判断した場合には電源遮断
    状態となる受信部を前記受信機に有することを特徴とす
    るキーレスエントリーシステム。
  4. 【請求項4】 使用者の操作により少なくともスタート
    ビット及び固有の識別コードを含む2値化パルス信号を
    送信する送信機と、この送信機からの前記信号を受信す
    る受信機と、この受信機で受信した前記識別コードと記
    憶部に記憶される登録コードとを判定し、前記両コード
    が一致したときに前記使用者が意図する所望動作を行わ
    せるための出力信号を出力する制御部とを有し、所定時
    間毎に前記信号を受信可能な電源供給状態となり、この
    電源供給状態において前記スタートビットを構成する複
    数のビットの内の一部のビットを続けて受信したことを
    前記制御部が判断した場合には再度前記スタートビット
    を構成する複数のビットの内の一部のビットを続けて受
    信可能な電源供給状態となり、この電源供給状態におい
    て前記スタートビットを構成する複数のビットの内の一
    部のビットを続けて受信したことを前記制御部が判断し
    た場合には少なくとも前記識別コードを受信可能なよう
    に前記電源供給状態を延長し、この電源供給状態におい
    て最初に前記スタートビットを構成する複数のビットの
    内の一部のビットを受信しなかったことを前記制御部が
    判断した場合には前記スタートビットの全部を受信可能
    なように前記電源供給状態を延長し、ここで前記スター
    トビットの全部を複数回に渡り受信することを試みたも
    のの結局受信しなかったことを前記制御部が判断した場
    合には電源遮断状態となり、受信したことを前記制御部
    が判断した場合には少なくとも前記識別コードを受信可
    能なように前記電源供給状態を延長する受信部を前記受
    信機に有することを特徴とするキーレスエントリーシス
    テム。
  5. 【請求項5】 使用者の操作により少なくともスタート
    ビット及び固有の識別コードを含む2値化パルス信号を
    送信する送信機と、この送信機からの前記信号を受信す
    る受信機と、この受信機で受信した前記識別コードと記
    憶部に記憶される登録コードとを判定し、前記両コード
    が一致したときに前記使用者が意図する所望動作を行わ
    せるための出力信号を出力する制御部とを有し、所定時
    間毎に前記信号を受信可能な電源供給状態となり、この
    電源供給状態において前記スタートビットを構成する複
    数のビットの内の一部のビットを続けて受信したことを
    前記制御部が判断した場合には再度前記スタートビット
    を構成する複数のビットの内の一部のビットを続けて受
    信可能な電源供給状態となり、この電源供給状態におい
    て前記スタートビットを構成する複数のビットの内の一
    部のビットを続けて受信したことを前記制御部が判断し
    た場合には少なくとも前記識別コードを受信可能なよう
    に前記電源供給状態を延長し、この電源供給状態におい
    て最初に前記スタートビットを構成する複数のビットの
    内の一部のビットを受信しなかったことを前記制御部が
    判断した場合には前記スタートビットの全部を受信可能
    なように前記電源供給状態を延長し、ここで前記スター
    トビットの全部を2回に渡り受信することを試みたもの
    の結局受信しなかったことを前記制御部が判断した場合
    には電源遮断状態となり、受信したことを前記制御部が
    判断した場合には少なくとも前記識別コードを受信可能
    なように前記電源供給状態を延長する受信部を前記受信
    機に有することを特徴とするキーレスエントリーシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 使用者の操作により少なくともスタート
    ビット及び固有の識別コードを含む2値化パルス信号を
    送信する送信機と、この送信機からの前記信号を受信す
    る受信機と、この受信機で受信した前記識別コードと記
    憶部に記憶される登録コードとを判定し、前記両コード
    が一致したときに前記使用者が意図する所望動作を行わ
    せるための出力信号を出力する制御部とを有し、所定時
    間毎に前記信号を受信可能な電源供給状態となり、この
    電源供給状態において前記スタートビットを構成する複
    数のビットの内の2ビットを続けて受信したことを前記
    制御部が判断した場合には再度前記スタートビットを構
    成する複数のビットの内の2ビットを続けて受信可能な
    電源供給状態となり、この電源供給状態において前記2
    ビットを続けて受信したことを前記制御部が判断した場
    合には少なくとも前記識別コードを受信可能なように前
    記電源供給状態を延長し、この電源供給状態において最
    初に前記2ビットを受信しなかったことを前記制御部が
    判断した場合には前記スタートビットの全部を受信可能
    なように前記電源供給状態を延長し、ここで前記スター
    トビットの全部を複数回に渡り受信することを試みたも
    のの結局受信しなかったことを前記制御部が判断した場
    合には電源遮断状態となり、受信したことを前記制御部
    が判断した場合には少なくとも前記識別コードを受信可
    能なように前記電源供給状態を延長する受信部を前記受
    信機に有することを特徴とするキーレスエントリーシス
    テム。
  7. 【請求項7】 使用者の操作により少なくともスタート
    ビット及び固有の識別コードを含む2値化パルス信号を
    送信する送信機と、この送信機からの前記信号を受信す
    る受信機と、この受信機で受信した前記識別コードと記
    憶部に記憶される登録コードとを判定し、前記両コード
    が一致したときに前記使用者が意図する所望動作を行わ
    せるための出力信号を出力する制御部とを有し、所定時
    間毎に前記信号を受信可能な電源供給状態となり、この
    電源供給状態において前記スタートビットを構成する複
    数のビットの内の2ビットを続けて受信したことを前記
    制御部が判断した場合には再度前記スタートビットを構
    成する複数のビットの内の2ビットを続けて受信可能な
    電源供給状態となり、この電源供給状態において前記2
    ビットを続けて受信したことを前記制御部が判断した場
    合には少なくとも前記識別コードを受信可能なように前
    記電源供給状態を延長し、この電源供給状態において最
    初に前記2ビットを受信しなかったことを前記制御部が
    判断した場合には前記スタートビットの全部を受信可能
    なように前記電源供給状態を延長し、ここで前記スター
    トビットの全部を2回に渡り受信することを試みたもの
    の結局受信しなかったことを前記制御部が判断した場合
    には電源遮断状態となり、受信したことを前記制御部が
    判断した場合には少なくとも前記識別コードを受信可能
    なように前記電源供給状態を延長する受信部を前記受信
    機に有することを特徴とするキーレスエントリーシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記スタートビットを構成する複数のビ
    ットの内の一部のビットは、2進数で表したときの
    「1」と「0」の組み合わせからなることを特徴とする
    請求項1から請求項7の何れかに記載のキーレスエント
    リーシステム。
  9. 【請求項9】 前記受信機は、各種表示を行う電装ユニ
    ットを内蔵するメータユニットであることを特徴とする
    請求項1から請求項7の何れかに記載のキーレスエント
    リーシステム。
  10. 【請求項10】 前記受信部と前記制御部とが、夫々受
    信ユニットとメータユニットとに機能分離されて多重通
    信線を介して接続されていることを特徴とする請求項1
    から請求項7の何れかに記載のキーレスエントリーシス
    テム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004042176A1 (ja) * 2002-11-08 2004-05-21 Konami Sports Life Corporation ロッカーシステム、ロッカー、携帯キー装置、ロッカー施錠及び開錠方法、及びコンピュータプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004042176A1 (ja) * 2002-11-08 2004-05-21 Konami Sports Life Corporation ロッカーシステム、ロッカー、携帯キー装置、ロッカー施錠及び開錠方法、及びコンピュータプログラム

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