JP2000264647A - 多孔質ガラス母材 - Google Patents

多孔質ガラス母材

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Yuuji Tobisaka
優二 飛坂
Hiroyuki Koide
弘行 小出
Kazuhisa Hatayama
和久 畑山
Tadakatsu Shimada
忠克 島田
Hideo Hirasawa
秀夫 平沢
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    • C03B37/0142Reactant deposition burners
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    • C03B2207/00Glass deposition burners
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    • C03B2207/52Linear array of like burners
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    • C03B2207/00Glass deposition burners
    • C03B2207/60Relationship between burner and deposit, e.g. position
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガラス母材の不均一性を生じさせることのない
多孔質ガラス母材、およびその製造方法を提供する。 【解決手段】基材ガラス棒1の長手方向に往復動を繰り
返し、ガラス成分の原料ガスの供給を受け燃焼作用によ
りガラス微粒子3を生成するバーナー2から、回転して
いる基材ガラス棒1の側面に、ガラス微粒子3を噴きつ
けて順次堆積させ、多孔質ガラス母材4を製造する方法
において、バーナー2の片道移動あたりに堆積するガラ
ス微粒子3の密度を、往復移動の初期よりも中期で小さ
くし、かつ往復移動の中期以降で均一に制御する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバーの原
材料として使用されるガラス母材を製造するための多孔
質ガラス母材、およびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光ファイバーは、大径なガラス母材から
成形した小径なガラスロッド、いわゆる光ファイバープ
リフォームを線曳きして製造される。この大径なガラス
母材は、従来、軸付け法や外付け法と呼ばれる方法で多
孔質なガラス母材が製造され、それを熱処理により透明
ガラス化して得られていた。
【0003】図1に示す装置は、多孔質ガラス母材4を
製造するためのものである。出発基材である基材ガラス
棒1の長手方向に往復動を繰り返すバーナー2からガラ
ス微粒子(スート)3を生成させながら基材ガラス棒1
の側面に噴きつけて堆積させ径方向に成長させる。その
際、堆積効率の維持や、バーナー2と成長しつつある多
孔質ガラス母材4との接触防止のため、成長に合わせて
バーナー2を後退させる必要がある。さらにバーナー2
が後退することと多孔質ガラス母材4が成長して表面積
が増加することに合わせてバーナー2に供給するガス量
も調整していた。
【0004】多孔質ガラス母材4は、図2に示す装置で
透明ガラス化される。この透明ガラス化装置では、多孔
質ガラス母材4が円筒ヒータ5内の中央部を貫通する炉
心管6内に鉛直方向に保持され、上方から下方に移動し
つつ加熱され、下端から順に半溶融してガラス化され
る。尚、炉心管6内は脱水用ガスおよび不活性ガスが供
給、排気されている。
【0005】多孔質ガラス母材4は、このように吊下げ
保持されるため、多孔質ガラス体3が剥げ落ちない程度
の強度で堆積付着している必要がある。剥げ落ちは基材
ガラス棒1と堆積された多孔質ガラス体3との境界近傍
で最も発生しやすいため、堆積初期に多孔質ガラス体3
の密度を高めることが好ましい。そのため特開平2−2
04340号公報には、バーナーが往復動を繰り返す初
期の片道移動10回程度は密度を高め、その後所定の密
度へ徐々に下げていくことが記載されている。同公報に
は、それ以降に、バーナーの移動毎に堆積する多孔質ガ
ラス体の密度分布については記載されていない。しか
し、この多孔質ガラス体について、全体的に密度を上げ
ることは、透明ガラス化工程における脱水作用ガスの拡
散が阻害され、所望の透明ガラス化が行えず、伝送特性
に悪影響を与えることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に記載された
多孔質ガラス体の堆積層は、各堆積層の相互の密度は必
ずしも一定となっていない。この堆積層の密度の差は、
透明ガラス化工程における母材半径方向のガラス化速度
に微妙な差となって現れる。ガラス化速度に差がある
と、透明ガラス化したガラス母材の多孔質体の熔け残り
や、泡、脈理などが残留して、最終製品である光ファイ
バーの伝送特性や、強度の欠陥となってしまう。
【0007】本発明は、このようなガラス母材の不均一
性を生じさせることのない多孔質ガラス母材、およびそ
の製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めになされた本発明の製造方法は、実施例に対応する図
1を参照すると、基材ガラス棒1の長手方向に往復動を
繰り返し、ガラス成分の原料ガスの供給を受け燃焼作用
によりガラス微粒子3を生成するバーナー2から、回転
している基材ガラス棒1の側面に、ガラス微粒子3を噴
きつけて順次堆積させ、多孔質ガラス母材4を製造する
方法において、バーナー2の片道移動あたりに堆積する
ガラス微粒子3の密度を、初期よりも中期で小さくし、
かつ中期以降で均一に制御することを特徴としている。
【0009】上記本発明の製造方法は、ガラス微粒子3
の密度の制御がバーナー2へ供給される該原料ガスの量
を制御により実施できる。
【0010】ガラス微粒子3の密度の均一な制御が最大
でもガラス微粒子の堆積密度に対して10%に抑制され
ていることが好ましい。
【0011】同じく本発明の多孔質ガラス母材4は、基
材ガラス棒1の長手方向に往復動を繰り返し、ガラス成
分の原料ガスの供給を受け燃焼作用によりガラス微粒子
3を生成するバーナーから、回転している基材ガラス棒
1の側面に、ガラス微粒子3を噴きつけて順次堆積させ
たものであって、バーナー2の片道移動あたりに堆積す
るガラス微粒子3の密度が、堆積工程の初期よりも中期
で大きく、かつ堆積工程の中期以降で均一になってい
る。
【0012】上記本発明の多孔質ガラス母材4は、堆積
工程の中期以降に堆積させたバーナー2の片道移動あた
りのガラス微粒子3の密度差が、最大でも10%である
ことが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を適用する多孔質ガラス母
材の製造方法の好ましい実施形態を、図面により以下に
説明する。図1は本発明の多孔質ガラス母材の製造方法
を実施するための装置の概略構成図である。装置は、火
炎7を基材ガラス棒1に噴付けるバーナー2、バーナー
2を基材ガラス棒1の軸方向と平行方向に往復移動させ
る機構12、基材ガラス棒1を回転させるモータ11を
有している。
【0014】バーナー2は、原料ガス源のボンベ22・
23・24に流量制御器(マスフローコントローラ)2
0を介して繋がり、流量制御器20とバーナー2の間に
は駆動源付のバルブ25が連結されている。流量制御器
20と駆動源付のバルブ25には、制御回路14からの
作動指令信号が入力するように連結されている。
【0015】さらにバーナー2は、基材ガラス棒1の軸
方向と鉛直方向に移動させるための螺合式の直進駆動機
構15に取り付けられている。直進駆動機構15は直進
駆動機構12の上に設置されている。直進駆動機構12
は、基材ガラス棒1の軸方向と平行方向に往復移動させ
るための螺合形式になっており、駆動モータ13の回転
により駆動されるものである。直進駆動機構15は駆動
モータ16の回転により駆動されるものである。駆動モ
ータ13および駆動モータ16は前記の制御回路14を
介して駆動電源に繋がっている。制御回路14はモータ
の回転/停止および回転方向の作動指令信号を出力する
機能を有している。
【0016】モータ11は基材ガラス棒1の一方を銜え
るチャック付の軸受け10aに連結し、さらに基材ガラ
ス棒1の他方はチャック付の軸受け10bに銜えられる
ようになっている。またバーナー2の上方には、バーナ
ー2の往復移動に連動する排気装置17を備えている。
制御回路14のプログラムメモリ領域には図3にフロー
チャートで示す制御手順が記憶されている。
【0017】図1の装置で本発明の多孔質ガラス母材4
の製造方法を実施するには、例えば化学気相成長法(C
VD)により製造した基材ガラス棒1の両端部を軸受け
10aおよび10bのチャックで銜え、モータ11を回
転させる。一方、ガス源から流量を制御されて供給され
る原料ガスがバーナーで火炎燃焼反応し、炎7として生
成するガラス微粒子3が基材ガラス棒1乃至は多孔質ガ
ラス母材4に噴きつけられ堆積して行く。このとき駆動
モータ13が回転し進退駆動機構12によりバーナー2
が基材ガラス棒1の軸方向と平行方向に往復移動し、こ
の往復移動の片道毎に駆動モータ16が回転し進退駆動
機構15によりバーナー2が基材ガラス棒1乃至は多孔
質ガラス母材4の軸方向と鉛直に後退してゆく。
【0018】バーナー2により基材ガラス棒1に噴きつ
けられ堆積して行くガラス微粒子3の密度は、単位面積
あたりに堆積するガラス微粒子3の量に逆比例、すなわ
ち供給される原料ガスの量に逆比例するから、流量制御
器(マスフローコントローラ)20を通過する原料ガス
の量により制御される。したがって、流量制御器20を
通過する原料ガスの量を多くすればガラス微粒子3の密
度が小さくなるという関係になる。
【0019】流量制御器20を通過する原料ガスの流
量、および駆動モータ13、16の回転が制御回路14
により制御される手順を図3のフローチャートにより説
明する。
【0020】装置の動作開始時には、ステップ101で
流量制御器20の流量をVn=V0に設定する。尚、V
0は、バーナーの往復移動の初期である第1層として基材
ガラス棒1に堆積するガラス微粒子3を適正な密度にす
るため、バーナー2が必要とする原料ガスの流量であ
る。流量制御器20の流量を設定したら、ステップ10
2でモータ13を正回転させると、バーナー2が右行し
ながら基材ガラス棒1にガラス微粒子3の第1層を堆積
して行く。第1層の堆積が終了したら、ステップ103
でモータ16を回転させるとバーナー2が第1層をガラ
ス微粒子3の堆積厚みだけ後退する。ステップ104で
流量制御器20の流量をVn=Vn+vに設定する。vは前
回の流量Vnに追加すべき流量である。追加すべき流量v
は、第1層のガラス微粒子3が堆積して基材ガラス棒1
が多孔質ガラス母材4の中間体として太くなった分、単
位表面積あたりに噴きつけられるガラス微粒子3の量が
減るのでそれを補う量である。
【0021】次いでステップ103でモータ13を逆回
転させると、バーナー2が左行しながら多孔質ガラス母
材4の中間体の第1層のガラス微粒子3の上にさらに第
2層のガラス微粒子3を堆積して行く。第2層の堆積が
終了したら、ステップ106でモータ16を回転させる
とバーナー2が第1層をガラス微粒子3の堆積厚みだけ
後退する。
【0022】ステップ107でバーナー2の移動回数n
が2であるから、ステップ101に戻り、流量制御器2
0の流量をVn=Vn+vに設定する。このときのvは前記
と同様の条件で変化する追加流量である。このようにス
テップ101からステップ107までの工程を、バーナ
ー2の往復移動の初期に相当する片道移動回数nが20
まで繰り返す。すなわち往復移動の初期の最終に相当す
る第20層のガラス微粒子3が形成される。
【0023】nが20になったらステップ07からステ
ップ108、すなわちバーナー2の往復移動の中期に進
み、流量制御器20の流量をUN=U0+uに設定する。U
0は、バーナー2の往復移動中期の初めの層である第N
層(=第n+1層)として多孔質ガラス母材4の中間体
に堆積するガラス微粒子3を適正な密度にするため、バ
ーナー2が必要とする原料ガスの流量である。尚、バー
ナー2の往復移動中期に堆積するガラス微粒子の密度は
往復移動の初期よりも中期で小さくするため、原料ガス
の流量U0は、往復移動の初期の最終に相当する第20
層を形成するときの流量V20よりも多くなる。
【0024】ステップ108からステップ114まで
は、前記ステップ101からステップ107までと同様
な工程を繰り返す。ただステップ107およびステップ
111で設定される流量Un=Un+uの前回の流量Unに追加
すべき流量uは、第N層のガラス微粒子3が堆積して基
材ガラス棒1が多孔質ガラス母材4の中間体として太く
なった分、単位表面積あたりに噴きつけられるガラス微
粒子3の量が減るのでそれを補う量である。したがっ
て、この追加流量uが層毎に関数的に変化することによ
って、バーナー2の往復移動中期に堆積するガラス微粒
子の密度は各層で同一になる。ステップ114でバーナ
ー2の往復移動中期の片道移動回数Nが規定の回数、す
なわち移動中期に堆積するガラス微粒子の堆積層数Nが
規定の層数なったことを確認したら、工程を終了する。
その結果、堆積層数Nのガラス微粒子3は、各層で同一
の密度となる。
【0025】また堆積初期の片道移動回数n=20まで
をバーナー2の移動速度を均一にしてあるが、この間の
初めの片道移動5回程度、バーナー2の移動速度を遅く
することで密度を高め、その後、バーナー2の移動速度
を片道移動回数n=20に達するまで徐々に上げて、所
定の密度へ徐々に下げてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明を適
用した製造方法により造られたガラス母材は、透明ガラ
ス化工程を経ることにより焼け残りや泡の無い良好な光
ファイバ用ガラス母材が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多孔質ガラス母材の製造方法を実施す
るための装置の概略構成図である。
【図2】透明ガラス化装置の概略図である。
【図3】多孔質ガラスの堆積層の密度を制御する手順の
フローチャートである。
【符号の説明】
1は基材ガラス棒、2はバーナー、3はガラス微粒子、
4は多孔質ガラス母材、5は円筒ヒータ、6は炉心管、
7は炎、10a・10bは軸受け、11は駆動モータ、
12は進退駆動機構、13は駆動モータ、14は制御回
路、15は進退駆動機構、16は駆動モータ、17は排
気装置、20は流量制御器、22・23・24は原料ガ
スボンベ、25は駆動源付のバルブである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畑山 和久 群馬県安中市磯部2丁目13番1号 信越化 学工業株式会社精密機能材料研究所内 (72)発明者 島田 忠克 群馬県安中市磯部2丁目13番1号 信越化 学工業株式会社精密機能材料研究所内 (72)発明者 平沢 秀夫 群馬県安中市磯部2丁目13番1号 信越化 学工業株式会社精密機能材料研究所内 Fターム(参考) 4G014 AH15 4G021 EA03 EB13 EB26

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材ガラス棒の長手方向に往復動を繰
    り返し、ガラス成分の原料ガスの供給を受け燃焼作用に
    よりガラス微粒子を生成するバーナーから、回転してい
    る基材ガラス棒の側面に、該ガラス微粒子を噴きつけて
    順次堆積させる堆積工程を有する多孔質ガラス母材の製
    造方法において、該バーナーの片道移動あたりに堆積す
    るガラス微粒子の密度を、堆積工程の初期よりも中期で
    小さくし、かつ堆積工程の中期以降で均一に制御するこ
    とを特徴とする多孔質ガラス母材の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記したガラス微粒子の密度の制御が
    該バーナーへ供給される該原料ガスの量を制御すること
    によりなされること特徴とする請求項1に記載の多孔質
    ガラス母材の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ガラス微粒子の密度の均一な制御
    が最大でも10%に抑制されていること特徴とする請求
    項1に記載の多孔質ガラス母材の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記堆積工程の初期が全往復移動回数
    のうち初めの5〜15%に相当する回数の移動であり、
    中期がそれ以降の移動であること特徴とする請求項1、
    2または3に記載の多孔質ガラス母材の製造方法。
  5. 【請求項5】 基材ガラス棒の長手方向に往復動を
    繰り返し、ガラス成分の原料ガスの供給を受け燃焼作用
    によりガラス微粒子を生成するバーナーから、回転して
    いる基材ガラス棒の側面に、ガラス微粒子を噴きつけて
    順次堆積させた多孔質ガラス母材であって、該バーナー
    の片道移動あたりに堆積するガラス微粒子の密度が、堆
    積工程の初期よりも中期で大きく、かつ堆積工程の中期
    以降で均一であることを特徴とする多孔質ガラス母材。
  6. 【請求項6】 前記により堆積工程の中期以降に堆積
    させた該バーナーの片道移動あたりの該ガラス微粒子の
    密度差が、ガラス微粒子の堆積密度に対して最大でも1
    0%であることを特徴とする請求項5に記載の多孔質ガ
    ラス母材。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001098219A2 (de) * 2000-06-19 2001-12-27 Heraeus Tenevo Ag Verfahren für die herstellung eines sio2-rohlings sowie nach dem verfahren hergestellter rohling
WO2003037808A1 (de) * 2001-10-26 2003-05-08 Heraeus Tenevo Ag Verfahren zur herstellung eines rohres aus quarzglas, rohrförmiges halbzeug aus porösem quarzglas und verwendung desselben
JP2014527012A (ja) * 2011-06-30 2014-10-09 コーニング インコーポレイテッド 低屈折率のトレンチを有する光ファイバープリフォームの製造方法
JP2016044087A (ja) * 2014-08-21 2016-04-04 住友電気工業株式会社 ガラス微粒子堆積体の製造方法

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